JP2000246973A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

Info

Publication number
JP2000246973A
JP2000246973A JP11052859A JP5285999A JP2000246973A JP 2000246973 A JP2000246973 A JP 2000246973A JP 11052859 A JP11052859 A JP 11052859A JP 5285999 A JP5285999 A JP 5285999A JP 2000246973 A JP2000246973 A JP 2000246973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
price
label
amount
display
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11052859A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Furuya
一寿 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP11052859A priority Critical patent/JP2000246973A/ja
Publication of JP2000246973A publication Critical patent/JP2000246973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル用紙に商品の価格を表示するかしない
かの切り替えを容易にする。 【解決手段】 ラベル発行処理の際には、ホストに問い
合わせて得た商品データがディスプレイ9に表示され
る。商品の価格としては、定価表示欄a又は売価表示欄
bのうち枠線eで囲まれている方に表示されている価格
が設定されている。このラベルプリンタでは、ラベル金
額表示欄cに0を表示させると、ラベル用紙の商品価格
表示スペース内の全域又は金額部分だけを空白にするよ
うにした。これにより、ラベル用紙の商品価格表示スペ
ースが空白で金額が印字されていないラベル用紙を発行
する際の設定が容易になり、また、ラベル用紙に金額が
印字される状態であるかないかは、ラベル発行処理の際
に商品データとともにディスプレイ9に表示されるラベ
ル金額表示欄cで確認できるので、発行するラベル用紙
の金額の印字・非印字を間違えにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル用紙に、商
品の価格などの商品データを印字するラベルプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられているラベルプリンタは、
ラベル用紙に、商品の価格などの商品データを印字し
て、ラベル用紙を発行する。商品の価格としては、標準
の価格として定価が設定されているが、例えば賞味期間
が残り少なくなってきたときなど、定価から値引きして
設定された売価を現在の価格として、安く販売すること
がある。
【0003】定価及び売価は、いずれもホストで設定さ
れている場合や、定価のみホストで設定されていて売価
は各販売店で任意に設定可能である場合などある。そし
て、従来は、定価か売価かの選択を変更する度に、或い
は売価を変更する度に、ラベルプリンタにおいて、キー
ボードの置数キーで数値を入力することにより、ラベル
用紙に印字する金額を書き替えている。
【0004】また、日によって価格が変動する野菜など
の商品に貼り付けられるラベル用紙には、価格を印字せ
ずに、商品名や価格データが含まれていないバーコード
だけを印字しておくことがある。こうすることにより、
価格が未確定の商品でも、ラベル用紙を発行して貼り付
けておくことができ、価格が確定した時点でPLUファ
イルにその商品の価格を書き込むという対応ができる。
【0005】このような商品に関しては、価格が変わっ
たらPLUファイルに書き込まれている価格を書き替
え、商品陳列棚にその日の価格を表示した札を付けてお
く。そして、決済時に、POSが備えるバーコードスキ
ャナでラベル用紙のバーコードを読み取ることによって
PLUファイルに書き込まれた価格が呼び出される。
【0006】また、ホストで売価が設定されている場合
には、ホストで設定した売価の各販売店での変更を認め
ている商品と認めていない商品とに分けられている場合
がある。
【0007】そして、従来、ラベル用紙に印字される商
品名の文字サイズは、商品名が長くても短くても同じサ
イズである。さらに、ラベル用紙に印字される金額に
も、金額の桁数が多くても少なくても同じサイズの文字
が用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のラベルプリンタ
では、ラベル用紙の印字・発行の際の価格設定は、定価
及び売価が予めホストで設定されていてもそれらのいず
れかを選択すればよいというのでなく、印字する金額を
変更する都度キーボードが備える置数キーなどによって
金額を書き替えなければならず、煩雑であるという第一
の課題がある。
【0009】本発明は、ラベル用紙に定価又は売価のど
ちらを印字するのかの切り替えを容易にすることを第一
の目的とする。
【0010】また、従来のラベルプリンタでは、ラベル
用紙に商品の価格を表示するかしないかの切り替えは、
ラベルプリンタが備えるキーボード等に設けられた専用
スイッチで行っている。したがって、商品の価格を表示
しないラベル用紙を発行する場合だけでなく、商品の価
格が表示されたラベル用紙を貼り付けるべき商品のラベ
ル用紙を発行する場合にも、専用スイッチの切り替え状
態の確認をしないと、誤って商品の価格が表示されてい
ないラベル用紙を発行してしまう可能性があるという第
二の課題がある。
【0011】本発明は、ラベル用紙に商品の価格を表示
するかしないかの切り替えを容易にすることを第二の目
的とする。
【0012】また、ホストで設定された売価の各販売店
での変更を認めていない商品であっても、従来のラベル
プリンタでは、そういった商品に関して売価の変更を禁
止する手段を備えていないので、誤って売価を変更して
しまうことがあるという不都合があるという第三の課題
がある。
【0013】本発明は、ホストで売価の変更を認めてい
ない場合の売価の誤変更を防止することを第三の目的と
する。
【0014】そして、従来のラベルプリンタでは、ラベ
ル用紙に印字する文字数が多かろうと少なかろうと同じ
サイズの文字を用いているので、文字数が少ない場合に
は、ラベル用紙に空白が多く残って見栄えの悪いラベル
用紙となっているという第四の課題がある。また、文字
数が多い場合にはやむをえないとしても、文字数が少な
い場合だけでも大きめの文字を用いてラベル用紙の表示
内容を読み易くしたいという要望もある。
【0015】本発明は、ラベル用紙の見栄えを良くし、
表示内容を読み易くすることを第四の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のラ
ベルプリンタは、商品データを所定の印字用フォーマッ
トに従ってラベル用紙に印字して発行するラベル発行処
理に際して、ホストに問い合わせることにより得た商品
データを所定の表示用フォーマットに従ってディスプレ
イに表示するラベルプリンタにおいて、前記表示用フォ
ーマットは前記ラベル用紙に印字する金額を表示するラ
ベル金額表示欄を有し、前記印字用フォーマットは前記
ラベル金額表示欄に表示された金額及びその単位を印字
するための商品価格表示スペースを有し、前記ラベル金
額表示欄に表示される金額を変更する金額変更手段と、
前記ディスプレイで前記ラベル金額表示欄に表示された
金額が0であるとき前記ラベル用紙上の前記商品価格表
示スペース内の前記金額部分を空白にする金額非印字手
段とを備える。
【0017】したがって、金額が印字されていないラベ
ル用紙を選択的に発行できる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載のラ
ベルプリンタであって、前記金額非印字手段は、前記商
品価格表示スペース内の前記金額の単位の部分を空白に
する。
【0019】したがって、ラベル用紙の商品価格表示ス
ペースの全域を空白にしたラベル用紙を選択的に発行で
きる。
【0020】請求項3記載の発明のラベルプリンタは、
商品データを所定の印字用フォーマットに従ってラベル
用紙に印字して発行するラベル発行処理に際して、ホス
トに問い合わせることにより得た商品データを所定の表
示用フォーマットに従ってディスプレイに表示するラベ
ルプリンタにおいて、前記表示用フォーマットは前記ラ
ベル用紙に印字する金額を表示するラベル金額表示欄を
有し、前記印字用フォーマットとして前記ラベル金額表
示欄に表示された金額を印字する商品価格表示スペース
を有する金額印字フォーマットと前記価格表示スペース
を有しない金額非印字フォーマットとを備え、前記ラベ
ル金額表示欄に表示される金額を変更する金額変更手段
と、前記ディスプレイで前記ラベル金額表示欄に表示さ
れた金額が0であるとき金額非印字フォーマットを選択
して前記ラベル用紙を発行する印字制御手段とを備え
る。
【0021】したがって、商品価格表示スペースがない
ラベル用紙を選択的に発行できる。
【0022】請求項4記載の発明のラベルプリンタは、
商品データを所定の印字用フォーマットに従ってラベル
用紙に印字して発行するラベル発行処理に際して、ホス
トに問い合わせることにより得た商品データを所定の表
示用フォーマットに従ってディスプレイに表示するラベ
ルプリンタにおいて、前記表示用フォーマットは標準の
価格を表示する定価表示欄と売価として現在設定されて
いる価格を表示する売価表示欄と前記ラベル用紙に印字
する金額を表示するラベル金額表示欄とを有し、前記ラ
ベル発行処理に際して前記定価表示欄に表示された価格
又は前記売価表示欄に表示された価格のいずれかを選択
して前記ラベル金額表示欄に表示させる価格選択手段
と、前記売価表示欄に表示される価格を変更する売価変
更手段と、前記ホストに問い合わせることにより得た商
品データに従って前記売価表示欄に表示された価格の変
更を前記ホストにより禁止されている場合、前記売価変
更手段による価格変更を不可能にする売価変更禁止手段
を備える。
【0023】したがって、ホストにより設定された売価
の変更が禁止されている場合、誤ってラベルプリンタで
売価を変更することを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明のラベルプリンタの第一の
実施の形態について、図1〜図7に基づいて説明する。
まず、図1は、本実施の形態のラベルプリンタが備える
各部の電気的接続を示すブロック図である。
【0025】本発明のラベルプリンタは、各種の演算処
理を実行し各部を集中的に制御するCPU1を備え、C
PU1は、ROM2及びRAM3がシステムバス4を介
してバス接続されている。
【0026】ROM2は、プリンタの動作プログラムを
格納した媒体であり、この動作プログラムに従って、C
PU1が各部を制御する。
【0027】RAM3は、各種の可変情報を一時的に格
納する。また、RAM3の一部領域は印字バッファとし
て利用されたり、各種のカウンタ領域として利用された
りする。
【0028】CPU1にはまた、ホストと通信するため
の通信ドライバ5や、ラベル用紙L(図7参照)に印字
するサーマルヘッド6、ラベル用紙Lを搬送するパルス
モータ7、ラベル用紙Lの位置を検出する透過型又は反
射型のラベルセンサ8、ホストへの問い合わせで得た商
品データなどを表示するディスプレイ9、置数キーを有
し操作者による手入力に用いられるキーボード10等
が、接続されている。
【0029】図2は、ラベル発行処理に際しての表示用
フォーマットに従って商品データが表示された状態のデ
ィスプレイ9の表示例である。ディスプレイ9の表面に
は、タッチパネル11が備えられている。ラベル発行用
のフォーマットは、標準の価格として設定された定価を
表示する定価表示欄aと、定価から値引きされた売価と
して現在設定されている価格を表示する売価表示欄b
と、ラベル用紙Lに印字される金額を表示するラベル金
額表示欄cと、発行枚数設定欄dとを有している。
【0030】図2に示す状態では、売価表示欄bが枠線
eで囲まれており、この状態は、ラベル用紙Lに印字す
る価格として、売価が選択されていることを示してい
る。ここで、定価表示欄aが枠線eで囲まれていれば、
ラベル用紙Lに印字する価格として、定価が選択されて
いることになる。また、二重枠線fは、キーボード10
による入力が可能な欄を示しており、図2の状態で言え
ば、価格を480円としたラベルを何枚印字するかの設
定に際して、キーボード10の置数キーにより、5枚と
入力したところである。
【0031】二重枠線fは、操作者がタッチパネル11
の入力しようとする欄にあたる位置にタッチすることに
よりその欄へ移動する。
【0032】ここで、本実施の形態のラベルプリンタで
は、定価表示欄aに表示される定価は、ホストで設定さ
れた価格に固定されており、操作者による定価変更の入
力が認められていないので、二重枠線fが定価表示欄a
に位置することはない。操作者が定価表示欄aにタッチ
した場合には、定価表示欄aは枠線eで囲まれ、二重枠
線fは元の位置から移動しない。
【0033】また、本実施の形態のラベルプリンタで
は、売価表示欄bに表示される売価を各販売店で変更す
るための売価変更手段を設けている。したがって、操作
者が売価表示欄bにタッチした場合には、売価表示欄b
が枠線eで囲まれた状態になると同時に、売価変更手段
により二重枠線fが売価表示欄bに移動する。
【0034】但し、実施にあたっては、売価変更手段を
設けず、売価表示欄bに表示される売価も、ホストでの
み設定されるものとし、操作者による売価変更の入力を
認めないようにしてもよい。この場合には、操作者が売
価表示欄bにタッチすると、売価表示欄bが枠線eで囲
まれるだけで、二重枠線fは元の位置から移動しない。
【0035】図3に示すフローチャートに従い、ROM
2に格納されたプログラムに従って実行されるラベル金
額の設定の流れについて説明する。
【0036】まず、タッチパネル11に操作者がタッチ
したことを検出すると(ステップS1のY)、タッチさ
れた位置を確認する(ステップS2)。操作者によりタ
ッチされた位置が価格を表示する欄であった場合(ステ
ップS3のY)、売価表示欄bであるか定価表示欄aで
あるかを判別し(ステップS4)、売価表示欄bであっ
た場合には、売価表示欄bに表示された金額をラベル金
額表示欄cに表示する(ステップS5)。また、定価表
示欄aであった場合には、定価表示欄aに表示された金
額をラベル金額表示欄cに表示する(ステップS6)。
【0037】ここで、ステップS3〜ステップS6を実
行する手段は、価格設定手段にあたる。これにより、ラ
ベル用紙に定価又は売価のどちらを印字するのかの切り
替えを容易にするという第一の目的を達成できる。
【0038】このラベル金額の設定を済ませた後、キー
ボード10が備えるラベル発行キーが押下されることに
よって、サーマルヘッド6によりラベル用紙Lに価格な
どの商品データが印字されて、発行枚数設定欄dに表示
された枚数だけラベル用紙Lが発行される。
【0039】また、ステップS3で、操作者によりタッ
チされた位置が価格を表示する欄ではないと判別した場
合には(ステップS3のN)、他の処理へ移行する(ス
テップS7)。
【0040】次に、図4〜図7により、金額を印字しな
いラベル用紙Lの発行について説明する。まず、図4に
示す状態では、枠線eが売価表示欄bを囲んでいるの
で、売価表示欄bに表示された売価として現在設定され
ている価格がこの商品の価格として選択されており、ま
た、ラベル金額表示欄cには売価が表示されているが、
二重枠線fがラベル金額表示欄cを囲んでいるので、キ
ーボード10が備える置数キーでラベル金額表示欄cの
表示金額を変更可能である。
【0041】このように、本実施の形態では、二重枠線
fをラベル金額表示欄cに位置させることによって、金
額変更手段が実現されている。
【0042】但し、ラベル金額表示欄cに表示できる数
値は、定価表示欄aに表示されている定価か、売価表示
欄bに表示されている売価か、「0」である。本実施の
形態では、ラベル金額表示欄cに「0」が表示されてい
る場合に、ラベル用紙Lに、商品の価格を印字しない金
額非印字手段を設けている。
【0043】図4に示す状態で、置数キーにより「0」
を入力し、発行枚数設定欄dにタッチすると、図5に示
す状態となり、二重枠線fが発行枚数設定欄dへ移動す
る。この状態で、ラベル用紙Lの発行枚数を設定し、キ
ーボード10が備える発行キーを押下すると、図6に示
すようにディスプレイ9に「ラベル発行中」と表示され
る。
【0044】このような構成において、ラベル金額表示
欄cに定価又は売価を表示させた状態でラベル発行処理
を行うと、従来どおり、ラベル用紙の価格表示スペース
には金額及びその単位が印字される。
【0045】ラベル金額表示欄cに「0」を表示させた
状態でラベル発行処理を行うと、図7(a)に示すよう
に、ラベル用紙Lには、価格以外の所定の商品データが
印字用フォーマットに従って印字され、印字フォーマッ
トが備える商品価格表示スペースgの金額部分を空白に
して発行される。
【0046】なお、実施にあたっては、ラベル金額表示
欄cに「0」を表示させた状態でラベル発行処理を行っ
たとき、図7(b)に示すように、商品価格表示スペー
スgの金額部分だけでなく単位部分も空白にして発行さ
れるようにしてもよい。
【0047】また、実施にあたっては、印字用フォーマ
ットとして、商品価格表示スペースgを有する金額印字
フォーマットと、価格表示スペースを有しない金額非印
字フォーマットとの二種類のフォーマットを備えて、ラ
ベル金額表示欄cに「0」を表示させた状態でラベル発
行処理を行ったときには、印字用フォーマットとして金
額非印字フォーマットを選択する印字制御手段を設けて
もよい。この場合には、金額非印字フォーマットでは、
商品価格表示スペースが無い分だけ、商品の価格以外の
商品データを大きく表示することが可能となる。
【0048】商品の価格が印字されていないラベル用紙
は、「従来の技術」で説明したように、価格が未確定の
状態でラベル用紙を発行して価格確定時点でPLUファ
イルに価格を書き込むといった対応を要する商品、例え
ば、日によって価格が変動する野菜などの商品に貼り付
けられるラベル用紙として用いられる。
【0049】本実施の形態によれば、前述のように第一
の目的を達成でき、さらに、ラベル用紙に商品の価格を
表示するかしないかの切り替えを容易するという第二の
目的を達成できる。
【0050】次に、本発明のラベルプリンタの第二の実
施の形態について、図8を用いて説明する。なお、前実
施の形態と同じ部分については詳細な説明を省略し、同
じ符号を用いる。
【0051】本実施の形態は、ホストにおいて商品毎に
売価の変更を認めるか禁止するかが設定されている場合
に対応し、ホストが売価変更を禁止しているいわゆるP
LU商品に関しては、各販売店での任意の売価変更を不
可能にする売価変更禁止手段を設けている。
【0052】図8に示すフローチャートに従い、ROM
2に格納されたプログラムに従って実行されるPLU商
品チェックの流れについて説明する。
【0053】ある商品について、ラベルプリンタがホス
トへ問い合わせを行うと(ステップS11)、ホストか
ら応答があれば(ステップS12のY)、問い合わせ結
果をディスプレイに表示する(ステップS13)。この
状態で、操作者の操作待ちとなる。
【0054】タッチパネル11に操作者がタッチしたこ
とを検出すると(ステップS14のY)、タッチされた
位置を確認する(ステップS15)。操作者によりタッ
チされた位置が価格を表示する欄であった場合(ステッ
プS16のY)、売価表示欄bであるか定価表示欄aで
あるかを判別し(ステップS17)、売価表示欄bであ
った場合には、売価表示欄bに表示された金額をラベル
金額表示欄cに表示する(ステップS18)。
【0055】続いて、この商品がPLU商品でなければ
(ステップS19のN)、ラベルプリンタで売価を変更
できるので、二重枠線fを売価表示欄bへ移動する(ス
テップS20)。そして、操作者がキーボード10の置
数キーで数値を入力したら(ステップS21)、入力さ
れた数値を売価表示欄b及びラベル金額表示欄cに書き
込む(ステップS22)。
【0056】また、ステップS19で、この商品がPL
U商品であったら(ステップS19のY)、ラベルプリ
ンタで売価を変更できないので、二重枠線fはもとの位
置から移動させない。
【0057】また、ステップS17で、操作者によりタ
ッチされた位置が定価表示欄aであった場合には、定価
表示欄aに表示された金額をラベル金額表示欄cに表示
する(ステップS23)。
【0058】また、ステップS16で、操作者によりタ
ッチされた位置が価格を表示する欄ではないと判別した
場合には(ステップS16のN)、他の処理へ移行する
(ステップS24)。
【0059】また、ステップS12で、ホストからの応
答が得られず(ステップS12のN)、且つ、タイムア
ウトになった場合には(ステップS25のN)、タイム
アウトエラーとして処理する(ステップS26)。
【0060】ここで、ステップS19〜S22を実行す
る手段は、売価変更禁止手段にあたる。
【0061】本実施の形態によれば、ホストで売価の変
更を認めていない場合の売価の誤変更を防止するという
第三の目的を達成できる。
【0062】次に、本発明のラベルプリンタの実施の第
三の形態について、図9及び図10を用いて説明する。
本実施の形態では、印字用フォーマットに従ってラベル
用紙Lに商品データを印字する際に、商品名及び金額の
印字に用いるフォントのサイズを大小二種類から選択す
るようにした。
【0063】図9に示すフローチャートに従い、ROM
2に格納されたプログラムに従って実行されるフォント
サイズ選択の流れについて説明する。
【0064】まず、商品名が10文字以内かどうかを判
断し(ステップS31)、10文字以内であれば(ステ
ップS31のY)、商品名を大きいフォントを使用して
印字することを決定し(ステップS32)、次に、金額
が4桁以内であるかどうかを判断し(ステップS3
3)、4桁以内であれば(ステップS33のY)、金額
を大きいフォントを使用して印字することを決定する
(ステップS34)。
【0065】また、ステップS31において、商品名が
11文字以上であった場合には(ステップS31の
N)、商品名は小さいフォントで印字することとし(ス
テップS35)、さらに、ステップS33において、金
額が5桁以上であった場合には(ステップS33の
N)、金額を小さいフォントで印字することとする(ス
テップS36)。
【0066】図10(a)は商品名及び金額がともに大
きいフォントで印字されたラベル用紙Lの一例であり、
図10(b)は商品名及び金額がともに小さいフォント
で印字されたラベル用紙Lの一例である。
【0067】本実施の形態によれば、商品名や金額の字
数の多少によって、文字や数字の大きさを選択できる。
このため、字数の多い商品はやむをえないとしても、字
数の少ない商品のラベル用紙Lの表示内容を読み易くす
ることができる。
【0068】また、従来のように、字数の多い商品に合
わせた印字用フォーマットを用いて字数の少ない商品の
ラベル用紙Lを印字すると、字数の少ない商品のラベル
用紙Lに空白が多く残って見栄えの悪いラベル用紙Lと
なっていたが、そのような不都合もなくすことができ
る。
【0069】従って、本実施の形態によれば、ラベル用
紙の見栄えを良くし、表示内容を読み易くするという第
四の目的を達成できる。
【0070】なお、本実施の形態においてはフォントサ
イズを二種類としたが、実施にあたっては二種類に限ら
ない。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ラベル金額表
示欄に表示された金額が0であるときラベル用紙の商品
価格表示スペース内の金額部分を空白にするようにした
ので、金額が印字されていないラベル用紙を発行する際
の設定を容易にでき、ラベル用紙に商品の価格を表示す
るかしないかの切り替えを容易にするという第二の目的
を達成できる。また、ラベル用紙に金額が印字される状
態であるかないかは、ラベル発行処理の際に商品データ
とともにディスプレイに表示されるラベル金額表示欄で
確認できるので、発行するラベル用紙の金額の印字・非
印字を間違えにくくできる。
【0072】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、ラベル金額表示欄に表示された金額が0
であるときラベル用紙の商品価格表示スペース内の金額
部分及びその単位部分を空白にするようにしたので、ラ
ベル用紙の商品価格表示スペースの全域を空白にしたラ
ベル用紙を選択的に発行できる。
【0073】請求項3記載の発明では、ラベル金額表示
欄に表示された金額が0であるとき金額非印字フォーマ
ットを選択してラベル用紙を発行するようにしたので、
商品価格表示スペースがないラベル用紙を発行する際の
設定を容易にでき、ラベル用紙に商品の価格を表示する
かしないかの切り替えを容易にするという第二の目的を
達成できる。また、発行されるラベル用紙における商品
価格表示スペースの有無は、ラベル発行処理の際に商品
データとともにディスプレイに表示されるラベル金額表
示欄で確認できるので、誤発行しにくくできる。
【0074】請求項4記載の発明では、ホストで設定さ
れた売価の変更が禁止されている場合にラベルプリンタ
での売価変更を不可能にしたので、ホストで売価の変更
を認めていない場合にラベルプリンタで売価を誤って変
更することを防止するという第三の目的を達成できる。
したがって、売価変更が禁止されている商品が各販売店
でばらばらな価格で販売される不都合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベルプリンタの第一の実施の形態が
備える各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図2】ラベル発行用のフォーマットに従って商品デー
タが表示された状態のディスプレイの一例を示す平面図
である。
【図3】ラベル金額の設定の流れを示すフローチャート
である。
【図4】販売価格として売価を選択し、ラベル用紙に印
字する金額を変更しようとしている状態を示すディスプ
レイの平面図である。
【図5】ラベル用紙に金額を印字しないように設定し、
発行枚数を設定しようとしている状態を示すディスプレ
イの平面図である。
【図6】ラベル発行中のディスプレイの表示例を示す平
面図である。
【図7】金額が印字されていないラベル用紙の例を示す
平面図である。
【図8】本発明のラベルプリンタの第二の実施の形態の
ラベル金額の設定の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明のラベルプリンタの第三の実施の形態の
フォントサイズ選択の流れを示すフローチャートであ
る。
【図10】(a)は、商品名及び金額の字数が少なく大
きいフォントが用いられた場合のラベル用紙の一例を示
す平面図であり、(b)は、字数が多く小さいフォント
が用いられた場合のラベル用紙の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
9 ディスプレイ a 定価表示欄 b 売価表示欄 c ラベル金額表示欄 g 商品価格表示スペース L ラベル用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品データを所定の印字用フォーマット
    に従ってラベル用紙に印字して発行するラベル発行処理
    に際して、ホストに問い合わせることにより得た商品デ
    ータを所定の表示用フォーマットに従ってディスプレイ
    に表示するラベルプリンタにおいて、 前記表示用フォーマットは前記ラベル用紙に印字する金
    額を表示するラベル金額表示欄を有し、前記印字用フォ
    ーマットは前記ラベル金額表示欄に表示された金額及び
    その単位を印字するための商品価格表示スペースを有
    し、前記ラベル金額表示欄に表示される金額を変更する
    金額変更手段と、前記ディスプレイで前記ラベル金額表
    示欄に表示された金額が0であるとき前記ラベル用紙上
    の前記商品価格表示スペース内の前記金額部分を空白に
    する金額非印字手段とを備えることを特徴とするラベル
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記金額非印字手段は、前記商品価格表
    示スペース内の前記金額の単位の部分を空白にすること
    を特徴とする請求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 【請求項3】 商品データを所定の印字用フォーマット
    に従ってラベル用紙に印字して発行するラベル発行処理
    に際して、ホストに問い合わせることにより得た商品デ
    ータを所定の表示用フォーマットに従ってディスプレイ
    に表示するラベルプリンタにおいて、 前記表示用フォーマットは前記ラベル用紙に印字する金
    額を表示するラベル金額表示欄を有し、前記印字用フォ
    ーマットとして前記ラベル金額表示欄に表示された金額
    を印字する商品価格表示スペースを有する金額印字フォ
    ーマットと前記価格表示スペースを有しない金額非印字
    フォーマットとを備え、前記ラベル金額表示欄に表示さ
    れる金額を変更する金額変更手段と、前記ディスプレイ
    で前記ラベル金額表示欄に表示された金額が0であると
    き金額非印字フォーマットを選択して前記ラベル用紙を
    発行する印字制御手段とを備えることを特徴とするラベ
    ルプリンタ。
  4. 【請求項4】 商品データを所定の印字用フォーマット
    に従ってラベル用紙に印字して発行するラベル発行処理
    に際して、ホストに問い合わせることにより得た商品デ
    ータを所定の表示用フォーマットに従ってディスプレイ
    に表示するラベルプリンタにおいて、 前記表示用フォーマットは標準の価格を表示する定価表
    示欄と売価として現在設定されている価格を表示する売
    価表示欄と前記ラベル用紙に印字する金額を表示するラ
    ベル金額表示欄とを有し、前記ラベル発行処理に際して
    前記定価表示欄に表示された価格又は前記売価表示欄に
    表示された価格のいずれかを選択して前記ラベル金額表
    示欄に表示させる価格選択手段と、前記売価表示欄に表
    示される価格を変更する売価変更手段と、前記ホストに
    問い合わせることにより得た商品データに従って前記売
    価表示欄に表示された価格の変更を前記ホストにより禁
    止されている場合、前記売価変更手段による価格変更を
    不可能にする売価変更禁止手段を備えることを特徴とす
    るラベルプリンタ。
JP11052859A 1999-03-01 1999-03-01 ラベルプリンタ Pending JP2000246973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052859A JP2000246973A (ja) 1999-03-01 1999-03-01 ラベルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052859A JP2000246973A (ja) 1999-03-01 1999-03-01 ラベルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000246973A true JP2000246973A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12926603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11052859A Pending JP2000246973A (ja) 1999-03-01 1999-03-01 ラベルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000246973A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154295A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 東芝テック株式会社 プリンタ
JP2020121570A (ja) * 2020-04-30 2020-08-13 東芝テック株式会社 プリンタ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080936U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 株式会社石田衡器製作所 ラベルプリンタ
JPS62272123A (ja) * 1986-04-29 1987-11-26 Ishida Scales Mfg Co Ltd 電子秤
JPS63106526A (ja) * 1986-10-23 1988-05-11 Tokyo Electric Co Ltd 計量インラインシステム
JPH02108571A (ja) * 1988-10-19 1990-04-20 Tokyo Electric Co Ltd ラベルプリンタ
JPH10181112A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Tec Corp ラベルプリンタ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080936U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 株式会社石田衡器製作所 ラベルプリンタ
JPS62272123A (ja) * 1986-04-29 1987-11-26 Ishida Scales Mfg Co Ltd 電子秤
JPS63106526A (ja) * 1986-10-23 1988-05-11 Tokyo Electric Co Ltd 計量インラインシステム
JPH02108571A (ja) * 1988-10-19 1990-04-20 Tokyo Electric Co Ltd ラベルプリンタ
JPH10181112A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Tec Corp ラベルプリンタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154295A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 東芝テック株式会社 プリンタ
JP2020121570A (ja) * 2020-04-30 2020-08-13 東芝テック株式会社 プリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102081824A (zh) 商品销售数据处理装置及其控制方法
US20130229352A1 (en) POS System, Control System, and Control Method of a Control System
CN101533340A (zh) 显示控制装置及显示控制程序
US20110055750A1 (en) Small-sized settlement terminal and controlling method for the same
JPH1044522A (ja) ラベルプリンタ
JP2000246973A (ja) ラベルプリンタ
JP2001266259A (ja) 取引処理装置
JP3956254B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2000020829A (ja) ラベル発行機
JPH11240210A (ja) ラベル発行機
JP3362719B2 (ja) ラベルプリンタ
JP2012123704A (ja) 制御装置、制御装置の制御方法、及び、プログラム
US7877292B2 (en) Merchandise sales data processing apparatus
JP6303563B2 (ja) 商品情報処理装置及びプログラム
JP6468325B2 (ja) ラベル編集装置及び印刷装置
JP6977810B2 (ja) 売上データ処理装置、レシート発行方法及びプログラム
JP3379435B2 (ja) ラベルプリンタ
JP3656510B2 (ja) 販売データ登録装置
EP4350595A1 (en) Sales data processing apparatus and method
JP2004206372A (ja) Posレジスタ
JP3438653B2 (ja) ラベルプリンタ
JP3973125B2 (ja) ラベルプリンタ
JPH07271495A (ja) タッチパネル装置及び定期券発行装置
JPH10337913A (ja) ラベルプリンタ
JPH08118742A (ja) ラベルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070227