JP2000246347A - 曲げ加工装置 - Google Patents
曲げ加工装置Info
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Abstract
工できる曲げ加工装置を得る。 【解決手段】素材1の両側に配置され素材1を挟持する
一対の曲げ型4,6を旋回台19に設ける。旋回台19
を一対の曲げ型4,6の中心と平行な軸の廻りに旋回さ
せる駆動源35を設けると共に、駆動源35を一対の曲
げ型4,6の両中心間で移動させる移動機構46を設
け、曲げ方向に応じて移動機構46により駆動源35を
移動する。
Description
げ加工する曲げ加工装置に関する。
材を曲げ加工する際、素材を曲げ形状に応じた曲げ型
と、締め型とにより素材を挟持し、締め型を曲げ型の廻
りに公転させる曲げ装置が知られている。また、素材の
後端をキャリッジに搭載したチャック機構により把持
し、キャリッジを素材長手方向に移動させると共に、チ
ャック機構を素材の長手方向の廻りに180度回転させ
て、素材をひねり、素材を左右両方に曲げ加工できるよ
うにしている。
た従来のものでは、長尺状の素材の直径が細い場合、チ
ャック機構を回転させると、長尺状の素材が振れてしま
い、振れが収まるまで曲げ加工ができず、タクトタイム
が長くなるという問題があった。
ても、短時間で曲げ加工できる曲げ加工装置を提供する
ことにある。
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、長尺状の素材を曲げ加工する曲げ加工装置におい
て、前記素材の両側に配置され該素材を挟持する一対の
曲げ型を設けた旋回台と、該旋回台を前記一対の曲げ型
の中心と平行な軸の廻りに旋回させる駆動源と、該駆動
源を前記一対の曲げ型の両中心間で移動させる移動機構
とを備えたことを特徴とする曲げ加工装置がそれであ
る。
材を挟持させる挟持機構を設けた構成としてもよい。更
に、前記旋回台の旋回を規制する規制機構を設けた構成
としてもよい。
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1はパイ
プや丸棒等の長尺状の素材であり、素材1はノズル部材
2により案内されて、その長手方向に供給されるように
構成されている。ノズル部材2から供給される素材1の
両側に、素材1を間に挟んで一対の曲げ型4,6が配置
されている。一対の曲げ型4,6は、素材1の曲げ形状
に応じて形成されており、本実施形態では、一対の曲げ
型4,6の外周には、素材1の直径に応じた溝8,10
が形成されている。
一対の支持軸12,14にそれぞれ回転可能に支持され
ており、一対の支持軸12,14はシリンダ部材16,
18にそれぞれ取り付けられている。一対のシリンダ部
材16,18は旋回台19にアリ溝機構等を用いて支持
軸12,14と直交する方向に摺動可能に支持されてい
る。
れピストン20,22がシリンダ部材16,18の摺動
方向と同方向に移動可能に挿入されて、一対の挟持シリ
ンダ23a、23bが形成されている。一対のピストン
20,22と一体のロッド24,26がシリンダ部材1
6,18から外部に突出されており、ロッド24,26
の先端は、それぞれ旋回台19に取り付けられている。
尚、本実施形態では、シリンダ部材16,18、旋回台
19,ピストン20,22により挟持機構27を構成し
ている。
を用いて連結部材28が摺動可能に支持されている。こ
の摺動方向は一対の曲げ型4,6の中心を結ぶ線方向と
平行に構成されている。連結部材28には、減速機30
の出力軸32が固定されており、減速機30には電動モ
ータ34が取り付けられ、電動モータ34の回転により
出力軸32が回転するように構成されている。尚、本実
施形態では、減速機30、電動モータ34により駆動源
35を構成している。
ており、移動台36は支持部材38に敷設された一対の
レール40,42に案内されて、素材1と直交する方向
に移動可能に支持されている。移動台36は、支持部材
38上に配置された移動シリンダ44によりレール4
0,42に沿って移動駆動されると共に、出力軸32の
中心を一対の曲げ型4,6の中心間で移動できるように
構成されている。尚、本実施形態では、移動台36、支
持部材38、移動シリンダ44、レール40,42によ
り移動機構46を構成している。
が取り付けられており、規制シリンダ48のロッド先端
には、規制部材50が取り付けられている。規制シリン
ダ48に対向して、支持部材38には、挿入孔52が穿
設されており、規制シリンダ48を駆動して、規制部材
50を挿入孔52に挿入できるように構成されている。
尚、本実施形態では、規制シリンダ48、規制部材5
0、挿入孔52により規制機構55を構成している。
台19の摺動方向と平行に取り付けられている。連結部
材28には係止シリンダ56が取り付けられており、係
止シリンダ56のロッド先端には、ラック54に対向し
て係止歯58が取り付けられている。係止シリンダ56
を駆動して係止歯58をラック54に係止させることに
より、旋回台19と連結部材28との相対的な摺動を規
制させることができるように構成されている。尚、本実
施形態では、係止シリンダ56、ラック54、係止歯5
8により係止機構60を構成している。
の作動について説明する。まず、挟持機構27の両挟持
シリンダ23a,23bを駆動して、シリンダ部材1
6,18を、一対の曲げ型4,6が離間する方向に摺動
させる。これにより、一対の曲げ型4,6が離間し、両
曲げ型4,6の溝8,10の間に素材1を供給できる。
a,23bを駆動して、シリンダ部材16,18を摺動
させる。これにより、素材1は一対の曲げ型4,6の溝
8,10により挟持される。また、係止シリンダ56を
駆動して係止歯58をラック54に係止させ、旋回台1
9と連結部材28との相対的な摺動を規制する。
方の曲げ型6の中心とが一致した状態で、電動モータ3
4を駆動すると、減速機30、出力軸32、連結部材2
8を介して、旋回台19が、図3に示す矢印Aの方向
に、支持軸14を中心として旋回される。これにより、
一方の曲げ型4が図3に二点鎖線で示すように、他方の
曲げ型6の廻りに公転され、素材1がその公転角度に応
じて曲げ加工される。
素材1を軸方向に所定量供給する。係止シリンダ56を
駆動して、係止歯58とラック54との係止を解除する
と共に、規制シリンダ48を駆動して、挿入孔52に規
制部材50を挿入する。そして、移動シリンダ44を駆
動して、移動台36をレール40,42に沿って移動
し、連結部材28を旋回台19に対して摺動させ、出力
軸32の中心と、一方の曲げ型4の中心とを一致させ
る。移動台36を移動する際に、挿入孔52に規制部材
50が挿入されるので、旋回台19は規制機構55によ
り、支持部材38との間の相対的な移動が規制される。
入孔52から規制部材50を引き抜くと共に、係止シリ
ンダ56を駆動して係止歯58とラック54とを係止さ
せ、旋回台19と連結部材28との相対的な摺動を規制
する。続いて、電動モータ34を駆動して、減速機3
0、出力軸32、連結部材28を介して、旋回台19を
一方の曲げ型4を中心として、図3の矢印B方向に旋回
する。よって、他方の曲げ型6は、図3に二点鎖線で示
すように、一方の曲げ型4の廻りに公転して、素材1が
公転角度に応じて曲げ加工される。
0、電動モータ34を移動シリンダ44により、一対の
曲げ型4,6の中心間で移動して、素材1を180度ひ
ねることなく、左右逆方向に曲げ加工することができ
る。従って、曲げ方向を変えても、素材1の直径が細い
場合でも素材1が振れることがなく、出力軸32を移動
して直ちに曲げ加工することができるので、タクトタイ
ムを短縮できる。
32を連結部材28に取り付けたが、これに限らず、減
速機30と電動モータ34とを支持部材38に固定し、
減速機30の出力軸の回転を、移動台36に回転可能に
支持した回転軸にベルト等を介して伝達するようにして
もよい。
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々なる態様で実施し得る。
置は、駆動源を移動して、一対の曲げ型を曲げ方向に応
じて旋回台の回転方向に変えて素材を曲げ加工するの
で、素材の直径が細い場合でも、素材が振れることがな
く、タクトタイムを短縮することができるという効果を
奏する。
の曲げ型による素材の挟持と開放とを行うことができ、
素材の供給が容易になる。更に、規制機構を設けること
により、駆動源を移動する際に、旋回台の移動を規制す
ることができる。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺状の素材を曲げ加工する曲げ加工装
置において、 前記素材の両側に配置され該素材を挟持する一対の曲げ
型を設けた旋回台と、 該旋回台を前記一対の曲げ型の中心と平行な軸の廻りに
旋回させる駆動源と、 該駆動源を前記一対の曲げ型の両中心間で移動させる移
動機構とを備えたことを特徴とする曲げ加工装置。 - 【請求項2】 前記一対の曲げ型を移動して前記素材を
挟持させる挟持機構を設けたことを特徴とする請求項1
記載の曲げ加工装置。 - 【請求項3】 前記旋回台の旋回を規制する規制機構を
設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の曲
げ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05400499A JP4418551B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 曲げ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05400499A JP4418551B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 曲げ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000246347A true JP2000246347A (ja) | 2000-09-12 |
JP4418551B2 JP4418551B2 (ja) | 2010-02-17 |
Family
ID=12958455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05400499A Expired - Fee Related JP4418551B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 曲げ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4418551B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030266A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Sanoh Industrial Co Ltd | パイプの曲げ加工装置 |
WO2014073246A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | 三桜工業 株式会社 | パイプの曲げ加工装置 |
WO2016026472A1 (en) | 2014-08-20 | 2016-02-25 | Msv Systems Cz S.R.O. | Bending head, especially for an automatic bending machine |
CN109834780A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-06-04 | 钛马迪家居江苏有限公司 | 一种可实现无级调节的家具零件弯曲成型机 |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP05400499A patent/JP4418551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030266A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Sanoh Industrial Co Ltd | パイプの曲げ加工装置 |
WO2014073246A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | 三桜工業 株式会社 | パイプの曲げ加工装置 |
JP2014094393A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Sanoh Industrial Co Ltd | パイプの曲げ加工装置 |
WO2016026472A1 (en) | 2014-08-20 | 2016-02-25 | Msv Systems Cz S.R.O. | Bending head, especially for an automatic bending machine |
CN109834780A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-06-04 | 钛马迪家居江苏有限公司 | 一种可实现无级调节的家具零件弯曲成型机 |
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---|---|
JP4418551B2 (ja) | 2010-02-17 |
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