JP2875947B2 - Ncコイリングマシンのばね成形前の端曲げ方法及び装置 - Google Patents

Ncコイリングマシンのばね成形前の端曲げ方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNCコイリングマシンに
おいて、コイルばね成形に入る前に線材初端部を所定曲
率のコイル巻き始め部に成形する端曲げ方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】線材供給装置から供給される線材の初端
部は、NCコイリングマシンの線ガイド先端より突出さ
せた状態で、所定曲率のコイル巻き始め部に成形する端
曲げを行って成形ツールによるコイルばねの成形ができ
るようにする必要がある。従来、この端曲げは図10に
示すような専用の端曲げレンチ101を用いて手作業で
曲げるか、図11に示すようなカーリング成形駆動を行
う専用治具102を用いて端曲げを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた端
曲げレンチ101を用いる方法は、例えば線材の線径が
5mmを超えるような太線になると強大な力を必要とす
る力仕事になる。また専用治具102を用いる方法も、
治具そのものが重くなり,手持ち操作になると曲げによ
る反力を支えねばならず、線材の線径が太線になるとこ
れも多大な労力が必要になるという問題を有している。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、コイルば
ねの成形加工に必要な要素ユニットだけで殆ど自動で端
曲げ加工ができるNCコイリングマシンのばね成形前の
端曲げ方法及び装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるNCコイリングマシンのばね成形前の
端曲げ方法は、第1の間欠送りで線ガイド先端より線材
の初端部の先端を所定量送り出し、送りカムの正方向の
回転で1番に成形する成形ツールを前進させて第1の曲
げを行い、第2の間欠送りで前記1番に成形する成形ツ
ールにより第1次の曲率部の成形を行い、前記1番に成
形する成形ツールの後退をストッパにより阻止したのち
前記送りカムの逆方向の回転で2番に成形する成形ツー
ルを前進させて第2の曲げを行い、第3の間欠送りで前
記1番に成形する成形ツール及び2番に成形する成形ツ
ールにより第2の曲率部の成形を行い、前記2番に成形
する成形ツール側の切断ツールと芯金とにより先端部の
切断を行うものとすることもできる。
【0005】また、NCコイリングマシンのばね成形前
の端曲げ装置は、コイルばねの成形加工に入る前に線材
初端部を所定曲率の巻き初め部に成形するNCコイリン
グマシンのばね成形前の端曲げ装置であって、線ガイド
によって形成されるワイヤラインに沿って線材を送り出
すNC駆動の線材送り出し部材と、前記ワイヤラインの
上又は下に設けられ端曲げ可能な方向に移動可能、か
つ、コイルばね成形可能な方向を向く第1成形ツールを
有する第1成形ツールユニットと、前記第1成形ツール
の後退を必要に応じて阻止する第1ストッパ部材と、前
記ワイヤラインに対し前記第1成形ツールユニットとほ
ぼ対称に配設された端曲げ可能な方向に移動可能、か
つ、コイルばね成形可能な方向を向く第2成形ツールを
有する第2成形ツールユニットと、前記第1成形ツール
及び第2成形ツールを独立して移動可能なNC駆動の第
1カム送り部材と、前記第2成形ツールユニットの近傍
に設けられ前記ワイヤラインに対しほぼ直角に移動可能
な第1切断ツールを有する第1切断ツールユニットと、
前記第1切断ツールを移動させるNC駆動の第2カム送
り部材からなるものである。
【0006】また、ワイヤラインに対しほぼ直角に移動
可能な第2切断ツールを有する第2切断ツールユニット
を第1成形ツールユニットの近傍に設け、前記第2切断
ツールを移動させるNC駆動の第3カム送り部材を設
け、第2成形ツールの後退を必要に応じて阻止する第2
ストッパ部材を設けて右巻き・左巻きコイルばねの成形
加工に対応可能にしたものとすることもできる。
【0007】また、上記第1カム送り部材は正回転で第
1成形ツールを前進させ逆回転で第2成形ツールを前進
させる左右対称形状の第1駆動カムを有するものであ
る。
【0008】
【作用】右巻きコイルばね成形前の端曲げの場合は、第
1の間欠送りで線材の初端部を線ガイドより所定量送り
出し、1番に成形する例えば第1成形ツールを第1カム
送り部材の第1駆動カムの正回転で前進させて第1の曲
げを行い、第1駆動カムの作動を停止して第1成形ツー
ルを前進位置に停止させた状態で第2の間欠送りで第1
次の曲率成形を行う。
【0009】次いで第1成形ツールを第1ストッパ部材
又は第1駆動カムのカム形状により前進位置に固定し
て、第1駆動カムの逆回転で2番に成形する例えば第2
成形ツールを前進させて第2の曲げを行い、第1駆動カ
ムの作動を停止して第2成形ツールを前進位置に停止さ
せた状態で第3の間欠送りで第1・第2両成形ツールに
よる線材初端部の曲率成形を完成させ、第2成形ツール
側の第1切断ツールと芯金とで先端部を切断する。
【0010】左巻きコイルばね成形前の端曲げの場合
は、第1の間欠送りで所定量線材を送り出し、1番に成
形する例えば第2成形ツールを前進させて第1の曲げを
行い、第2の間欠送りで第2成形ツールによる第1次の
曲率成形を行い、第2成形ツールを前進位置に固定し
て、2番に成形する例えば第1成形ツールを前進させて
第2の曲げを行い、第3の間欠送りで第1・第2両成形
ツールによる線材初端部の曲率成形を完成させ、第1成
形ツール側の第2切断ツールと芯金で先端部を切断す
る。
【0011】
【実施例】以下実施例について図面にもとづいて説明す
る。図1のNCコイリングマシンにおいて、フレーム1
に線ガイド2が水平に取付けられており、線ガイド2の
線材送り穴の軸心線がワイヤラインa−aを形成してい
る。このワイヤラインa−aを挟んで上下で一組の送り
ローラ3A,3Bが複数組設けられており、上側の送り
ローラ3Bは図示しない加圧手段により下方に押圧され
て線材4を挟持するようになっている。送りローラ3
A,3Bは図示しないNC駆動のサーボモータにより図
示しない歯車列を介して互いに反対方向に回転され、線
材4を図で左から右へ送り出すようになっている。
【0012】第1成形ツールユニット10と第2成形ツ
ールユニット30は、ワイヤラインa−aに対して上下
対称形に配設されており、第1成形ツールユニット10
の案内台11はワイヤラインa−aの下側に、また第2
成形ツールユニット30の案内台31はワイヤラインa
−aの上側にそれぞれ端曲げに都合のよい例えば、ワイ
ヤラインa−aに対してほぼ67.5°の角度を有して
フレーム1の垂直面上に固着され、案内台11,31に
移動台12,32が移動可能に載置されている。
【0013】移動台12,32上前側にL字形断面形状
のツール台13,33がワイヤラインa−aに対してそ
れぞれコイルばねの成形に都合のよい例えば、ワイヤラ
インa−aに対してほぼ45°の角度を有して固着さ
れ、ツール台13,33の側面にピン7,7のまわりで
旋回調整可能にツールホルダ14,34が固着され、ツ
ールホルダ14に第1成形ツール15が、またツールホ
ルダ34に第2成形ツール35が固着脱可能に取り付け
られている。
【0014】フレーム1の垂直面上にはワイヤラインa
−aの延長線上に、左右対称形状の第1駆動カム5が、
送りローラ3A,3Bの軸心と平行なカム軸5aのまわ
りで回転可能に設けられており、第1駆動カム5は図示
しないNC制御のサーボモータにより回動される。
【0015】移動台12,32の後端に当て板16,3
6がそれぞれ固着され、当て板16,26と第1送りカ
ム5の間に送りレバー17,37が枢支されている。そ
して送りレバー17の両端にカムフオロア18と当たり
ローラ19が、また送りレバー37の両端にカムフオロ
ア38と当たりローラ39がそれぞれ回動可能に設けら
れ、送りレバー17,37はばね17a,37aにより
常時カムフオロア18,38が第1駆動カム5に当接す
るように付勢されている。更に移動台12,32はばね
6,6により常時後方に付勢されて、送りレバー17,
37の当たりローラ19,39が当て板16,36後端
面に当接するようになっている。
【0016】更に案内台11,31の後端に固着のブラ
ケット21,41にウオームホイール8,8のめねじに
螺合する第1ストッパボルト22と第2ストッパボルト
42が回転可能に支持され、ウオームホイール8,8は
端部につまみ23及び又は43を有する図示しないウオ
ームと噛合されており、つまみ23及び又は43を手動
回転することにより第1ストッパボルト22及び又は第
2ストッパボルト42が軸方向移動して移動台12又は
32の後退を阻止してばね成形位置を保つようになって
いる。
【0017】一方、第1切断ツールユニット50と第2
切断ツールユニット60は、ワイヤラインa−aに対し
て直角かつ上下対称に配設されており、第1切断ツール
ユニット50の案内台51はワイヤラインa−aの上側
に、また第2切断ツールユニット60の案内台61はワ
イヤラインa−aの下側にそれぞれ直角にフレーム1の
垂直面上に固着されている。
【0018】案内台51,61に移動台52,62が移
動可能に載置され、移動台52,62の後端部に連結悍
53,63がピン53a,63aにより揺動可能に支持
されている。そして第1切断ツールユニット50と第2
切断ツールユニット60の図1に示す左側に第2駆動カ
ム9A及び第3駆動カム9Bが送りローラ3A,3Bの
軸心と平行なカム軸9a,9bのまわりでそれぞれ回転
可能に設けられている。
【0019】第2駆動カム9A及び第3駆動カム9Bは
図示しない別個のNC制御のサーボモータによりそれぞ
れ回動され、第2駆動カム9Aと連結悍53の間に送り
レバー54が、また第3駆動カム9Bと連結悍63の間
に送りレバー64がそれぞれ旋回可能に設けられてい
る。そして送りレバー54,64には一端にカムフオロ
ア55,65が回動可能に設けられ、他端は連結悍5
3,63にそれぞれピン54a,64aにより旋回可能
に連結されている。
【0020】移動台52,62はばね70,70により
常時後方に付勢されてカムフオロア55,65が第2駆
動カム9A、第3駆動カム9Bのカム面にそれぞれ当接
し、図1に示す右巻きコイルばねの成形加工に際して
は、移動台52に切断ツール71が、また、移動台62
にはピッチツール72がそれぞれ着脱可能に取り付ける
ようになっており、線ガイド2先端近くに切断ツール7
1の相手刃となる半月状の芯金73が設けられている。
【0021】続いて本実施例の作用について図3〜図9
の動作図に従って説明する。図3において、送りローラ
3A,3Bの第1の間欠送りにより線材4の初端部の先
端が線ガイド2の先端より所定量送り出される。図4に
おいて第1送りカム5が反時計方向に回動して送りレバ
ー17を介して1番に成形する第1成形ツールユニット
10の移動台12が前進する。このとき2番に成形する
第2成形ツールユニット30の移動台32は後端位置に
停止したままである。
【0022】図5において、移動台12の前進で第1成
形ツール15の先端が線材4に当接して、第1の曲げで
先端がほぼ45°に曲げられる。図6において、送りロ
ーラ3A,3Bにより線材4が第2の間欠送りされ、前
進位置にある第1成形ツール15により第1次の曲率部
の成形が行われる。
【0023】図7において、つまみ23を回して第1ス
トッパボルト22を前進させ、移動台12の後退を阻止
して第1成形ツール15をコイルばね成形位置に固定
し、第1駆動カム5を時計方向に回動して送りレバー3
7を介して2番に成形する第2成形ツールユニット30
の移動台32が前進する。このとき第1成形ツール15
はコイルばね成形位置に固定されているので送りレバー
17のローラ19が移動台12の当て板16から離れ
る。
【0024】図8において、移動台32の前進で第2成
形ツール35が線材4に当接して第2次の曲げが行わ
れ、続いて送りローラ3A,3Bにより第3の間欠送り
され、第1成形ツール15と第2成形ツール35により
所定曲率のコイルばね成形前の端曲げ部の成形が終了す
る。
【0025】図9において、第1切断ツールユニット5
0の移動台52が前進して切断ツール71で第1の間欠
送りで送り出された非曲率部分が切断される。そして切
断ツール71が後退してコイルばね成形の準備が終わ
る。
【0026】以上は右巻きコイルばねの場合の端曲げ動
作であり、左巻きコイルばねの場合は、1番に成形する
成形ツールが第2成形ツールユニット30となり、2番
に成形する成形ツールが第1成形ユニット10となる。
従って、第2成形ツールユニット30の第2成形ツール
35で第1の曲げ及び第1次の曲率成形を行い、第2成
形ツール35の後退を第2ストッパボルト42により阻
止して、第1成形ツールユニット10の第1成形ツール
15で第2の曲げ及び第2次の曲率成形を行い、切断ツ
ール71を第2切断ツールユニット60に取り付けて先
端部の切断を行う。このとき第1切断ツールユニット5
0には左巻きコイルばね成形に備えてピッチツール72
が取り付けられる。
【0027】尚、第1駆動カム5は左右対称形状の1個
のカムと限定されるものではなく、カム軸5aを共通に
する非対称形状の2個のカムとして一方のカムで第1形
成ツール15を、他方のカムで第2成形ツール35をそ
れぞれ移動するようにすることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1,2はコイル
ばね成形時に必要な線材との接触角を有する第1成形ツ
ール及び第2成形ツールを、ワイヤライン上の線材に対
し端曲げに必要な角度方向に移動可能とし、この第1成
形ツール,第2成形ツールの駆動と、線送り出し部材の
駆動をNC制御で各々独立して行うようにしたので、従
来、専用工具又は専用治具を用いて手作業で行っていた
線材初端部の端曲げ作業がNCコイリングマシンの成形
ツールユニットを用いて容易にできるようになり、端曲
げに引き続きコイルばねの成形加工に入ることが可能と
なり能率が大幅に向上する。
【0029】また、請求項3,4は第1成形ツールと第
2成形ツールを、1番に成形する成形ツールと2番に成
形する成形ツールの何れにも対応可能にし、切断ツール
を対称位置に二個設けたので、右巻き・左巻きコイルば
ねの両方に対応できるようになり利用範囲が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のNCコイリングマシンの端曲
げ装置の正面図である。
【図2】第1成形ツールユニット(第2成形ツールユニ
ット)の側面断面図である。
【図3】第1の間欠送りで線材先端が僅かに送り出され
た状態を示す図である。
【図4】第1成形ツールの前進を示す図である。
【図5】第1成形ツールによる第1の曲げを示す図であ
る。
【図6】第2の間欠送りで第1成形ツールにより最初の
曲率部の成形が行われた状態を示す図である。
【図7】第2成形ツールの前進を示す図である。
【図8】第2成形ツールによる第2の曲げと、第3の間
欠送りで巻き始め部の曲率部成形が終わった状態を示す
図である。
【図9】切断ツールにより先端非曲率部の切断が終わっ
た状態を示す図である。
【図10】従来の技術の端曲げレンチの斜視図である。
【図11】従来の技術の専用治具の斜視図である。
【符号の説明】 1 フレーム 2 線ガイド 3A,3B 送りローラ 4 線材 5 第1駆動カム 9A 第2駆動カム 9B 第3駆動カム 10 第1成形ツー
ルユニット 15 第1成形ツール 30 第2成形ツー
ルユニット 35 第2成形ツール 50 第1切断ツー
ルユニット 60 第2切断ツールユニット 71 切断ツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−84535(JP,A) 特公 平6−7970(JP,B2) 特公 平4−734(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21F 35/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルばねの成形加工に入る前に線材初
    端部を所定曲率の巻き初め部に成形するNCコイリング
    マシンのばね成形前の端曲げ方法であって、第1の間欠
    送りで線ガイド先端より線材の初端部の先端を所定量送
    り出し、送りカムの正方向の回転で1番に成形する成形
    ツールを前進させて第1の曲げを行い、第2の間欠送り
    で前記1番に成形する成形ツールにより第1次の曲率部
    の成形を行い、前記1番に成形する成形ツールの後退を
    ストッパにより阻止したのち前記送りカムの逆方向の回
    転で2番に成形する成形ツールを前進させて第2の曲げ
    を行い、第3の間欠送りで前記1番に成形する成形ツー
    ル及び2番に成形する成形ツールにより第2の曲率部の
    成形を行い、前記2番に成形する成形ツール側の切断ツ
    ールと芯金とにより先端部の切断を行うことを特徴とす
    るNCコイリングマシンのばね成形前の端曲げ方法。
  2. 【請求項2】 コイルばねの成形加工に入る前に線材初
    端部を所定曲率の巻き初め部に成形するNCコイリング
    マシンのばね成形前の端曲げ装置であって、線ガイドに
    よって形成されるワイヤラインに沿って線材を送り出す
    NC駆動の線材送り出し部材と、前記ワイヤラインの上
    又は下に設けられ端曲げ可能な方向に移動可能、かつ、
    コイルばね成形可能な方向を向く第1成形ツールを有す
    る第1成形ツールユニットと、前記第1成形ツールの後
    退を必要に応じて阻止する第1ストッパ部材と、前記ワ
    イヤラインに対し前記第1成形ツールユニットとほぼ対
    称に配設された端曲げ可能な方向に移動可能、かつ、コ
    イルばね成形可能な方向を向く第2成形ツールを有する
    第2成形ツールユニットと、前記第1成形ツール及び第
    2成形ツールを独立して移動可能なNC駆動の第1カム
    送り部材と、前記第2成形ツールユニットの近傍に設け
    られ前記ワイヤラインに対しほぼ直角に移動可能な第1
    切断ツールを有する第1切断ツールユニットと、前記第
    1切断ツールを移動させるNC駆動の第2カム送り部材
    からなるNCコイリングマシンのばね成形前の端曲げ装
    置。
  3. 【請求項3】 ワイヤラインに対しほぼ直角に移動可能
    な第2切断ツールを有する第2切断ツールユニットを第
    1成形ツールユニットの近傍に設け、前記第2切断ツー
    ルを移動させるNC駆動の第3カム送り部材を設け、第
    2成形ツール の後退を必要に応じて阻止する第2ストッ
    パ部材を設けて右巻き・左巻きコイルばねの成形加工に
    対応可能にしたことを特徴とする請求項2に記載のNC
    コイリングマシンのばね成形前の端曲げ装置。
  4. 【請求項4】 上記第1カム送り部材は正回転で第1成
    形ツールを前進させ逆回転で第2成形ツールを前進させ
    る左右対称形状の第1駆動カムを有するものである請求
    項2又は3記載のNCコイリングマシンのばね成形前の
    端曲げ装置。
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