JP5988392B2 - ツール駆動装置 - Google Patents

ツール駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5988392B2
JP5988392B2 JP2014036233A JP2014036233A JP5988392B2 JP 5988392 B2 JP5988392 B2 JP 5988392B2 JP 2014036233 A JP2014036233 A JP 2014036233A JP 2014036233 A JP2014036233 A JP 2014036233A JP 5988392 B2 JP5988392 B2 JP 5988392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
tool
rotation
advancing
retreating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014036233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015160220A (ja
Inventor
大林 栄次
栄次 大林
高志 野島
高志 野島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2014036233A priority Critical patent/JP5988392B2/ja
Publication of JP2015160220A publication Critical patent/JP2015160220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5988392B2 publication Critical patent/JP5988392B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、成形領域に供給される線材を成形するフォーミングマシンに組み付けられ、成形領域を間に挟んで対峙した1対の切断ツールの協働により線材を切断するツール駆動装置に関する。
この種の従来のツール駆動装置は、フォーミングマシンに対して直動可能に取り付けられた1対のスライダを備え、それらスライダにそれぞれ切断ツールが固定されていた(例えば、特許文献1参照)。
特許第3324079号公報(段落[0036]、第19図)
ところが、上述した従来のツール駆動装置では、線材の切断位置や切断面が1つに限定されるため、成形可能な形状が限られていた。また、複数の異なる切断位置や切断面での切断を可能にするには、同様なツール駆動装置を複数組み付ける必要があり、フォーミングマシンの大型化を招く虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、フォーミングマシンの大型化を回避しつつ成形可能な製品形状の自由度を高めることが可能なツール駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るツール駆動装置は、成形領域に供給される線材を成形するフォーミングマシンに組み付けられ、成形領域を間に挟んで対向配置される1対のツール駆動機構と、1対のツール駆動機構に保持されて成形領域を間に挟んで対峙する1対の切断ツールとを有し、それら1対の切断ツールの協働により線材を切断するツール駆動装置であって、各ツール駆動機構には、切断ツールを成形領域に対して接近及び離間する進退方向に直動させる進退駆動部と、切断ツールを進退方向と直交する首振方向に直動させる首振駆動部と、切断ツールを進退方向と平行なツール回転軸を中心に回転させるツール回転駆動部とが備えられたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のツール駆動機構において、フォーミングマシンには、平坦な前面を有しその前面の一部の前方が成形領域となった支持プレートが備えられ、各ツール駆動機構には、支持プレートに固定される固定ベースと、固定ベースに直動可能に支持され、進退方向に往復駆動される進退ベースと、進退ベースに直動可能に支持され、支持プレートの前面と平行な首振方向に往復駆動される首振ベースと、切断ツールを保持すると共に首振ベースに回転可能に支持され、ツール回転軸を中心に回転駆動される回転ベースと、進退ベースから支持プレートと反対側に突出した進退ベース突壁と、進退ベース突壁に回転可能に支持された首振用中継部材と、首振用中継部材の回転を首振ベースの直動に変換する回転直動変換機構と、固定ベースに設けられ、進退ベース及び首振ベース及び回転ベースを挟んで成形領域と反対側に配置されて、支持プレートと反対側に突出した支持突壁とが備えられ、支持突壁の後面に、首振ベースの駆動源としての首振用モータと回転ベースの駆動源としてのツール回転用モータとを互いに横並びに配置して、ツール回転用モータと回転ベースとの間、及び首振用モータと首振用中継部材との間を、両端部にユニバーサルジョイントを有しかつ伸縮を許容して回転を伝達する1対の回転伝達シャフトでそれぞれ連結したところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のツール駆動装置において、固定ベースには進退ベースの駆動源としての進退用モータが取り付けられると共に、その進退用モータが支持プレートに形成された貫通孔又は切り欠きを通して支持プレートの裏側に突出し、固定ベースを挟んで進退用モータとは反対側に、互いにヒンジ連結された1対のリンクバーの一方が進退用モータによって回転駆動され、他方が進退ベースにヒンジ連結されたクランク機構を備えたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のツール駆動装置において、回転直動変換機構は、首振用中継部材と共に回転するレバーと、レバーに取り付けられたカムフォロアと、首振ベースに形成されてカムフォロアが係合したカム溝とからなるところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、ツール駆動装置に備えられた1対のツール駆動機構がそれぞれ、切断ツールを成形領域に対して接近及び離間する進退方向に直動させかつ、進退方向と直交する首振方向に直動させかつ、進退方向と平行なツール回転軸を中心に回転させることができるから、複数の異なる切断位置や切断面で線材を切断することが可能になる。これにより、フォーミングマシンの大型化を回避しつつ、成形可能な製品形状の自由度を向上させることが可能になる。ここで、切断ツールは、線材の切断だけではなく成形に使用してもよい。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、固定ベースに対して進退ベースが直動することで、切断ツールを成形領域に対して進退方向に直動させることができ、首振ベースが進退ベースに対して直動することで、切断ツールを進退方向と直交する首振方向に直動させることができる。そして、首振ベースに対して回転ベースが回転することで、切断ツールを進退方向と平行なツール回転軸を中心に回転させることができる。
また、進退方向及び首振方向の任意の位置に位置する回転ベースに対してツール回転用モータの回転動力を伝えることができると共に、進退方向の任意の位置に位置する首振用中継部材に対して首振用モータの回転動力を伝えることができる。
さらに、首振モータとツール回転用モータとが、首振ベース及び回転ベースを挟んで成形領域とは反対側に配置された支持突壁の後面に横並びにして取り付けられているから、ツール駆動機構における成形領域側の先端部をコンパクトにすることができかつ、その反対側もモータの並び方向でコンパクトにすることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、進退用モータの回転出力は、クランク機構によって進退方向の推進力に変換されて進退ベースに付与され、この推進力を受けて切断ツールが成形領域に対して接近又は離間する。
ここで、固定ベースには進退ベースの駆動源としての進退用モータが取り付けられると共に、その進退用モータは、支持プレートに形成された貫通孔又は切り欠きを通して支持プレートの裏側に突出しているから、1対の回転伝達シャフトと進退用モータとの干渉を回避することができる。また、固定ベースを挟んで進退用モータとは反対側にクランク機構を配置するこことで、1対の回転伝達シャフトと固定ベースとの間のスペースを有効活用することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、レバーの回転によってカムフォロアの位置が首振方向で変位すると、その変位に伴って首振ベースが首振り方向に移動する。
本発明の一実施形態に係るフォーミングマシンの正面図 フォーミングマシンの側面図 ツール駆動装置の側面図 ツール駆動装置の平面図 ツール駆動装置の断面図 ツール駆動装置の背面図 ツール駆動装置の正面図 首振ベースを取り外した状態のツール駆動装置の正面図 進退ベースの斜視図 進退ベースの平面図 進退ベースの側面図 進退ベースの正面図 図4のW−W切断面における断面図 回転直動変換機構の動作を示す概念図 コイルばねの斜視図 コイルばねの成形過程を示す図
以下、本発明に係るツール駆動装置の一実施形態を、図1〜16に基づいて説明する。図1及び図2には、ツール駆動装置が組み付けられたフォーミングマシン10の全体が示されている。
図2に示すようにフォーミングマシン10のベースフレーム11には、成形ツール直動駆動機構20と線材送給装置12とが前後方向に対峙して固定されており、成形ツール直動駆動機構20と線材送給装置12との間に、ベースフレーム11の支持プレート11Aが配置されている。
図2に示すように、支持プレート11Aには、その前面から成形ツール直動駆動機構20側に突出したクイル14が備えられている。クイル14は、支持プレート11Aを前後方向に貫通した図示しないクイル支持孔にベアリングを介して回転自在に支持されている。また、クイル14には、線材90の断面形状に対応した、例えば、断面円形の線材送給孔(図示せず)が貫通形成されている。そして、線材送給装置12により送給された線材90は、線材送給孔を通ってクイル14の前方の成形領域R1に送給される。線材90は水平方向に送給されかつクイル14により側方への移動が規制されている。以下、線材送給孔の中心軸を「線材送給軸J1」という。なお、線材送給装置12の構成は公知(例えば、特開2014−4627号公報参照)であるから、詳細な説明は省略する。
成形ツール直動駆動機構20について説明する。成形ツール直動駆動機構20は、複数の成形ツールT1〜T3が取り付け可能なツールテーブル30を、線材送給軸J1と平行なX軸(図2参照)と、水平面内で線材送給軸J1に直交するY軸(図1参照)とに沿って直動可能に構成されている。
具体的には、成形ツール直動駆動機構20は、図1に示すように支持プレート11Aの前面に取り付けられて水平な上面を有する架台22に直動ガイド24を介して第1可動ベース40が搭載されると共に、第1可動ベース40に直動ガイド25を介して第2可動ベース41が搭載され、架台22と第1可動ベース40との間に設けられた第1直動機構と、第1可動ベース40と第2可動ベース41との間に設けられた第2直動機構とによって、第2可動ベース41をY軸及びX軸に沿って直動させる構成になっている。第2可動ベース41にはツールテーブル30が支持されて、そのツールテーブル30が第2可動ベース41と一体に直動可能になっている。なお、直動ガイド24,25は、例えばガイドレールとスライダで構成されており、これにより、第1可動ベース40及び第2可動ベース41をスムーズに直動させることができるようになっている。
第1直動機構は、以下のような構成になっている。即ち、架台22の上面には、図示しないボールねじ機構が備えられており、そのボールねじ機構のボールねじに、第1可動ベース40の下面から垂下したボールナットが螺合している。ボールねじ機構の駆動源であるサーボモータ21(図1参照)がボールねじを回転させると、第1可動ベース40がY軸方向に直動する。
第2直動機構は、上記した第1直動機構と同様な構造をなしている。即ち、第1可動ベース40の上面には図示しないボールねじ機構が備えられ、そのボールねじ機構のボールねじに、第2可動ベース41の下面から垂下したボールナットが螺合している。ボールねじ機構の駆動源であるサーボモータ23がボールねじを回転させると、第2可動ベース41がX軸方向に直動する(図2参照)。
図2に示すように、第2可動ベース41に支持されたツールテーブル30は、Y軸方向と直交する円板状をなしており、その外周部に複数の成形ツールT1〜T3(例えば、コイリングツールや折り曲げツール等)が交換可能に取り付けられている。
第2可動ベース41には、ツールテーブル30をY軸方向に延びた加工ツール旋回軸J2(図1参照)回りに回転させることで、成形ツールT1〜T3を線材90に対して加工ツール旋回軸J2回りの任意の回転位置に位置制御する成形ツール回転駆動機構が搭載されている。
図1に示すように、成形ツール回転駆動機構は、回転中心軸が加工ツール旋回軸J2に一致する成形ツール旋回用のサーボモータ32と、サーボモータ32の出力回転を減速してツールテーブル30に伝達する減速機33とで構成されている。サーボモータ32と減速機33とツールテーブル30とは、加工ツール旋回軸J2に沿って配置されている。詳細には、減速機33の入力軸と出力軸は同軸上に配置されており、ツールテーブル30の回転中心軸は加工ツール旋回軸J2に一致している。これにより、ツールテーブル30の成形ツールT1〜T3が、加工ツール旋回軸J2を中心にして回転可能となっている。
図15には、本実施形態のフォーミングマシン10によって成形されるコイルばねSの一例が示されている。このコイルばねSは、「ねじりコイルばね」であって、所定巻数のコイル部Saと、コイル部Saの両端部からコイル部Saの接線方向に延びた所定長のアーム部Sb,Sbと、それら1対のアーム部Sb,Sbの先端をコイル部Saとは反対側に折り曲げてなる所定長の引掛部Sc,Scとを備えている。
さて、図1に示すように、ベースフレーム11の支持プレート11Aの前面には、本発明に係る「ツール駆動装置」が取り付けられている。ツール駆動装置は、成形領域R1を間に挟んで対向配置された1対のツール駆動機構100,100と、それらツール駆動機構100,100の先端部に取り付けられて成形領域R1を間に挟んで対峙した1対の切断ツール170,170とから構成されている。なお、1対のツール駆動機構100,100は同一構造である。
1対の各ツール駆動機構100は、成形ツールT1〜T3によってコイルばねSが成形されている間は、それぞれ切断ツール170をクイル14から離れた待機位置(図1に示す位置)に退避させ、成形が完了すると、第2可動ベース41を後退させて成形領域R1より退避させて、成形ツールT1〜T3の代わりに1対の切断ツール170を成形領域R1に進入させる。このとき1対の切断ツール170,170が協働してコイルばねSを後続の線材90から切り離す。
ツール駆動機構100は、切断ツール170を、成形領域R1に対して接近及び離間する進退方向Z1に直動させる「進退駆動部」と、切断ツール170を、支持プレート11Aの前面と平行かつ進退方向Z1と直交する首振方向Z2に直動させる「首振駆動部」と、切断ツール170を、進退方向Z1と平行なツール回転軸J3(図3参照)を中心に回転させる「ツール回転駆動部」とを備えている。
図1に示すように、1対のツール駆動機構100は、線材送給軸J1(図2参照)に対して点対称な位置に配置されており、各ツール駆動機構100同士の間における切断ツール170の進退方向Z1、首振方向Z2及びツール回転軸J3(図3参照)は互いに平行となっている。なお、以下の説明では、適宜、進退方向Z1における成形領域R1側を「進退方向Z1の前方」といい、進退方向Z1における成形領域R1とは反対側を「進退方向Z1の後方」という。
次に、図3〜図14に基づいてツール駆動機構100の構成を説明する。図4に示すように、ツール駆動機構100は、進退方向Z1で並んで配置された前方固定プレート101と後方固定プレート102とを備え、それらが固定ボルトによって支持プレート11Aの前面に固定されている。なお、前方固定プレート101と後方固定プレート102とによって本発明の「固定ベース」が構成されている。
前方固定プレート101には、進退駆動部における進退ベース111が直動可能に搭載されている。また、進退ベース111には、首振駆動部における首振ベース131が直動可能に搭載されている。さらに、首振ベース131には、ツール回転駆動部における回転ベース151(図5参照)が回転可能に搭載されている。
図3及び図4に示すように、後方固定プレート102には、進退ベース111の駆動源であるモータユニット112と、首振ベース131の駆動源であるモータユニット132と、回転ベース151の駆動源であるモータユニット152とが取り付けられている。これらモータユニット112,132,152は、それぞれサーボモータ112M,132M,152Mと減速機112R,132R,152Rとから構成されている。また、ツール駆動装置には、1対の各ツール駆動機構100に備えた上記各サーボモータ112M,132M,152MをNC制御するNC制御部(図示せず)が備えられている。なお、サーボモータ112Mは、本発明の「進退用モータ」に相当し、サーボモータ132Mは、本発明の「首振用モータ」に相当し、サーボモータ152Mは、本発明の「ツール回転用モータ」に相当する。
まずは、進退駆動部の構成について説明する。図3に示すように、前方固定プレート101と進退ベース111との間には進退直動ガイド113が設けられている。進退直動ガイド113は、前方固定プレート101の前面に固定されて進退方向Z1に延びたガイドレール114と、進退ベース111の裏面に固定されたスライダ115(図9参照)とから構成され、それらがスライド可能に凹凸係合している。
進退駆動用のモータユニット112は、後方固定プレート102の裏面から線材送給装置12側に突出した状態で取り付けられており、支持プレート11Aに形成された切り欠き部11Bを通って支持プレート11Aの裏面側に突出している(図2参照)。詳細には、図5に示すように、後方固定プレート102に貫通形成された取付孔102Aに、後方固定プレート102の裏面側からモータユニット112のヘッド部が嵌合固定されており、モータユニット112の出力回転軸112Jが後方固定プレート102の前面側に突出している。
図3に示すように、後方固定プレート102の前面側にはクランク機構116が設けられており、そのクランク機構116によって、進退駆動用のモータユニット112と進退ベース111とが連結されている。即ち、クランク機構116は、図5に示すように、1対のリンクバー116A,116Bの一端部同士がヒンジ116Hによって連結され、一方のリンクバー116Aの他端部がモータユニット112の出力回転軸112Jと一体回転するように連結され、他方のリンクバー116Bの他端部が進退ベース111にヒンジ連結された構成となっている。そして、クランク機構116と進退直動ガイド113とによって「往復クランクスライダ機構」が構成され、リンクバー116Aがモータユニット112によって回転駆動されると、その回転力が進退方向Z1への推進力に変換されて進退ベース111に付与されるように連結されている。
次に、回転駆動部の構成について説明する。図5に示すように、回転駆動部の回転ベース151は、進退方向Z1と平行に延びた円柱状をなしており、回転ベース151のうち成形領域R1側の先端部に切断ツール170が取り付けられている。ツール回転用のモータユニット152は後方固定プレート102から支持プレート11Aとは反対側に突出した第1支持突壁103に取り付けられている。
第1支持突壁103は、後方固定プレート102のうち進退ベース111との間に1対のリンクバー116A,116Bを挟んだ位置から、後方固定プレート102に対して直角に突出した平板状をなしている。第1支持突壁103のうち後方固定プレート102から離れた位置には取付孔103Aが貫通形成されている。その取付孔103Aにツール回転用のモータユニット152のヘッド部が嵌合固定され、第1支持突壁103から進退方向Z1の後方に突出した状態に取り付けられている。
モータユニット152の出力回転軸152Jは取付孔103Aを貫通して進退方向Z1の前方に突出しており、その出力回転軸152Jにツール回転用中継部材153が一体回転するように連結されている。ツール回転用中継部材153は、大径筒部153Aの先端面から小径軸部153Bが突出した構造をなしており、出力回転軸152Jの外側に大径筒部153Aが嵌合している。
ツール回転用のモータユニット152の回転動力は、ツール回転用中継部材153と回転伝達シャフト154とを介して回転ベース151に伝達されるように連結されている。回転伝達シャフト154は、スプライン嵌合したスプライン軸154Aと外筒154Bとから構成されており、それらの軸方向へのスライドによって、回転伝達シャフト154の軸長が伸縮可能となっている。
回転伝達シャフト154のうち、外筒154Bから突出したスプライン軸154Aの基端部とツール回転用中継部材153の小径軸部153Bとの間、及び、外筒154Bの先端部と回転ベース151の基端部との間は、それぞれユニバーサルジョイント155,155によって連結されている。これにより、進退方向Z1及び首振方向Z2の任意の位置に位置する回転ベース151を、第1支持突壁103を介して固定されたツール回転用のモータユニット152によって回転駆動することが可能となっている。
回転ベース151の先端部に取り付けられた切断ツール170は、円筒形をなしており、回転ベース151の先端部に外嵌した状態で、その中心孔170Aに挿通された固定ボルト(図示せず)によって回転ベース151と一体回転するように固定されている。
また、1対の各切断ツール170の先端面には作用突部171が突出形成されている。作用突部171は、ツール回転軸J3を中心とした円弧状をなしており(図7参照)、その作用突部171の先端に形成された直線状のエッジ部が切刃171Aとなっている。そして、成形領域R1に配置された線材90に一方の作用突部171の先端面を当接させた状態で、他方の作用突部171を進退方向Z1の前方に直動させ、それら作用突部171同士が成形領域R1ですれ違うときに、作用突部171の切刃171A同士の間で線材90が切断(剪断)されるように構成されている。
次に、首振駆動部の構成について説明する。図4に示すように、首振駆動部の首振ベース131は進退ベース111に直動可能に搭載されており、それら進退ベース111と首振ベース131との間には、首振直動ガイドが設けられている。具体的には、図9に示すように、進退ベース111における首振方向Z2の両側部からは、支持プレート11Aとは反対側に1対のシャフト支持壁134が突出している。これらシャフト支持壁134は首振方向Z2で対向した平板状をなしており、それらシャフト支持壁134の間にガイドシャフト135が架け渡されている。ガイドシャフト135は首振方向Z2に延びかつ、首振方向Z2と進退方向Z1との両方に直交する首振直交方向Z3で対をなして設けられている。そして、これら1対のガイドシャフト135,135が、首振ベース131を貫通した1対のスライド孔131A,131A(図5参照)にスライド可能に挿通されている。
図4及び図5に示すように、首振ベース131はメインブロック136とサブブロック 137とから構成されている。メインブロック136は進退方向Z1から見て矩形状をなしており(図7参照)、上記したスライド孔131A,131Aが貫通形成されている。一方、サブブロック137は進退方向Z1から見て略円柱状をなしており、その中心を回転ベース組付孔137Aが貫通している。
図7に示すように、メインブロック136のうち成形領域R1側を向いた面136Aにはガイド溝136Mが形成されている。ガイド溝136Mは、首振直交方向Z3に延びており、そのガイド溝136Mにサブブロック137の基端部がスライド係合している。即ち、サブブロック137は、メインブロック136に対して首振直交方向Z3への移動が許容され、その首振直交方向Z3の任意の位置で位置決めされている。
首振直交方向Z3におけるサブブロック137の位置は、位置調整ねじ138によって手動調整することが可能である。図5に示すように、位置調整ねじ138は、首振直交方向Z3に延びており、その多角形頭部138Aがメインブロック136のうちサブブロック137側に張り出した張出壁136Bに回転可能に支持され、先端螺子部138Bがサブブロック137に形成された螺子孔137Nに螺合している。螺子孔137Nとの螺合を深めるように位置調整ねじ138を回転操作すると、サブブロック137が進退ベース111から離れるように(図7における上方に)移動し、螺子孔137Nとの螺合を緩めるように位置調整ねじ138を回転操作すると、サブブロック137が進退ベース111に接近するように(図7における下方に)移動する。
図5に示すように、サブブロック137の回転ベース組付孔137Aには回転ベース151が挿入されている。回転ベース151はサブブロック137の両端部から突出した状態で、回転ベース組付孔137Aに嵌合したベアリングにより回転可能に支持されている。
メインブロック136の中央には、そのメインブロック136を進退方向Z1に貫通した中央貫通孔136Cが形成されている。中央貫通孔136Cの内側には、回転ベース151の基端部が配置されると共に、その基端部と回転伝達シャフト154の先端部との間を連結したユニバーサルジョイント155が移動可能に受容されている。
首振駆動用のモータユニット132の回転動力は、首振用第1中継部材140と、回転伝達シャフト141と、首振用第2中継部材142と、回転直動変換機構144(図13及び図14参照)とを介して首振ベース131に伝達される。
図3及び図4に示すように、首振駆動用のモータユニット132は、ツール回転用のモータユニット152に対して首振方向Z2にずれかつ、進退方向Z1の後方にずれた位置でモータユニット152と横並びになるように配置されている。また、後方固定プレート102には、モータユニット132を支持するための第2支持突壁104が一体に設けられている。
図4に示すように、第2支持突壁104は、後方固定プレート102のうち、第1支持突壁103に対して首振方向Z2にずれかつ、進退方向Z1の後方にずれた位置に配置されており、第1支持突壁103と平行な平板状をなしている。また、第2支持突壁104はブラケット105を一体に備えており、そのブラケット105が第1支持突壁103に固定されている。ブラケット105は、第2支持突壁104から第1支持突壁103に向かって張り出した1対の平行連絡壁105A,105Aと、それら平行連絡壁105A,105Aを挟んで第2支持突壁104と対向した取付板105Bとから構成されている(図3参照)。取付板105Bは首振方向Z2に長い長方形をなしており、その長手方向の一端寄り部分を第1支持突壁103に宛がった状態で固定されている。
一方、第2支持突壁104は首振直交方向Z3に長い長方形をなしており、その長手方向のうち支持プレート11Aから離れた位置に首振駆動用のモータユニット132が取り付けられている。具体的には、第2支持突壁104に貫通形成された取付孔104A(図7参照)にモータユニット132のヘッド部が嵌合固定されており、図4に示すように、第2支持突壁104から進退方向Z1の後方に突出した状態に取り付けられている。また、モータユニット132の出力回転軸(図示せず)は取付孔104Aを貫通して進退方向Z1の前方に突出しており、その出力回転軸に首振用第1中継部材140が一体回転するように連結されている。首振用第1中継部材140は、上記したツール回転用中継部材153と同一構造である。
図10及び図11に示すように、首振用第2中継部材142は、進退ベース111の一角に設けられた進退ベース突壁120に回転可能に支持されている。進退ベース突壁120は、進退ベース111のうち回転ベース151に対して首振方向Z2の一方側にずれた位置でかつ、首振ベース131より進退方向Z1の後方にずれた位置から支持プレート11Aと反対側に突出している(図9参照)。また、図13に示すように、進退ベース突壁120を進退方向Z1と平行に貫通した中継部材支持孔120Aが形成され、その中継部材支持孔120Aの内側に嵌合した1対のベアリング142Aにより首振用第2中継部材142が回転可能に支持されている。
回転伝達シャフト141は、回転駆動部に備えられた回転伝達シャフト154と同じ構成であり、首振方向Z2で回転伝達シャフト154と横並びにして配置されている。即ち、回転伝達シャフト141は、スプライン嵌合したスプライン軸141Aと外筒141Bとから構成され、それらの軸方向へのスライドによって、回転伝達シャフト154の軸長が伸縮可能となっている。これにより、進退方向Z1の任意の位置に位置する首振用第2中継部材142に対して、後方固定プレート102に固定された首振駆動用のモータユニット132の回転動力を伝達することが可能となっている。また、回転伝達シャフト141の両端部(スプライン軸141Aの基端部と外筒141Bの先端部)は、ユニバーサルジョイント143,143を介して、首振用第1中継部材140と首振用第2中継部材142とに連結されている。これにより、図4及び図8に示すように、首振駆動用のモータユニット132の出力回転軸と首振用第2中継部材142の回転軸とを、首振方向Z2及び首振直交方向Z3でズレた状態で配置することが可能になる。
図13には、首振用第2中継部材142と首振ベース131との間を連結した回転直動変換機構144が示されている。同図に示すように、回転直動変換機構144は、首振用第2中継部材142と共に一体回転するレバー145を備え、そのレバー145の回転中心からずれた位置にカムフォロア146が取り付けられている(図9参照)。一方、首振ベース131のメインブロック136には、進退方向Z1で進退ベース突壁120と対向した側方張出壁147がブラケット148を介して一体に取り付けられている(図4及び図7参照)。側方張出壁147には、首振直交方向Z3に延びたカム溝147Aが形成され、そのカム溝147Aにカムフォロア146が係合している。図14に示すように、レバー145が回転してカムフォロア146の位置が首振方向Z2で変位すると、そのカムフォロア146に押されて首振ベース131が首振方向Z2に往復動する。即ち、首振駆動用のモータユニット132の回転出力が回転直動変換機構144によって首振方向Z2への推進力に変換されて首振ベース131に付与されるように連結されている。
本実施形態のツール駆動装置の構成は以上である。次に、図15に示すコイルばねSを成形する際のツール駆動装置の動作を説明する。
図16(A)〜同図(D)への変化に示すように、コイルばねSは、線材送給装置12から線材90を間欠的に送給しながら、その線材90に成形ツールT1〜T3を衝合させることで、始端側の引掛部Sc、始端側のアーム部Sb、コイル部Sa、終端側のアーム部Sb及び終端側の引掛部Scの順に成形される。そして、図16(C)から同図(D)への変化に示すように、終端側の引掛部Scを成形してから一定長の線材90を送給した後、成形されたコイルばねSを切断ツール170によって後続の線材90から切り離す。ここで、図15に示すように、コイルばねSの引掛部Scは比較的短いため、特に、始端側の引掛部Scを成形ツールで曲げ成形することは困難である。そこで、本実施形態では、図16(A)に示すように、始端側の引掛部Scを成形する際に設計寸法より長く成形しておき、切断ツール170によって始端側の引掛部Scの余剰部分を切除して、引掛部Scを設計寸法にする。即ち、1つのコイルばねSの成形過程で2回の切断動作が行われる。そして、各回の切断動作は以下のようにして行われる。
即ち、1対のツール駆動機構100は、成形ツールT1〜T3によって成形が行われている間に、切断準備動作として、切断位置が予め定められた位置になるように、各ツール駆動機構100のサーボモータ132MをNC制御して1対の切断ツール170の位置を首振方向Z2で位置決めする。また、予め定められた切断面になるように、各ツール駆動機構100のサーボモータ152MをNC制御して、1対の切断ツール170の位置をツール回転軸J3を中心とした回転方向で位置決めする。
成形ツールT1〜T3が成形領域R1から退避したら、一方のツール駆動機構100に備えたサーボモータ112MをNC制御して切断ツール170を成形領域R1に向かって前進させ、その切断ツール170に備えた作用突部171の先端面を線材90に当接させる。
次に、他方のツール駆動機構100に備えたサーボモータ112MをNC制御して他方の切断ツール170を成形領域R1に向かって前進させる。このとき、1対の切断ツールに備えた作用突部171同士が成形領域R1内ですれ違って、それら作用突部171の切刃171A同士の間で線材90が剪断される。即ち、1回目の切断動作では、始端側の引掛部Scの余剰部分が切除され、2回目の切断動作では成形済みのコイルばねSが後続の線材90から切り離される。また、これら切断動作が完了する毎に、各ツール駆動機構100に備えたサーボモータ112MをNC制御して切断ツール170を成形領域R1から後退させ、待機位置に位置決めする。
ところで、図16(A)及び同図(D)に示すように、1回目の切断動作における切断位置及び切断面と、2回目の切断動作における切断位置及び切断面は互いに異なっている。従来のツール駆動装置は、線材の切断位置及び切断面が1つに限定されるため、このような形状のコイルばねSを成形するには、1回目の切断動作を行うためのツール駆動装置と、2回目の切断動作を行うためのツール駆動装置とを別個に設ける必要があり、フォーミングマシン10の大型化を招く虞がある。
これに対し、本実施形態のツール駆動装置は、1対のツール駆動機構100がそれぞれ、切断ツール170を進退方向Z1及び首振方向Z2に直動させることができかつ、進退方向Z1と平行なツール回転軸J3を中心に回転させることができるから、異なる複数の切断位置及び切断面で線材90を切断することが可能となる。これにより、フォーミングマシン10の大型化を回避しつつ、成形可能な製品形状の自由度を向上することができる。
また、サーボモータ132Mとサーボモータ152Mとが、首振ベース131及び回転ベース151を挟んで成形領域R1とは反対側に配置された第1支持突壁103及び第2支持突壁104の後面に横並びにして取り付けられているから、ツール駆動機構100における成形領域R1側の先端部をコンパクトにすることができかつ、その反対側もサーボモータ132M,152Mの並び方向でコンパクトにすることができる。
さらに、後方固定プレート102には、進退ベース111の駆動源としてのサーボモータ112Mが取り付けられると共に、そのサーボモータ112Mは、支持プレート11Aに形成された切り欠き部11Bを通して支持プレート11Aの裏側に突出しているから、1対の回転伝達シャフト141,154とサーボモータ112Mとの干渉を回避することができる。また、図3に示すように、後方固定プレート102を挟んでサーボモータ112Mとは反対側にクランク機構116を配置することで、1対の回転伝達シャフト141,154と後方固定プレート102との間のスペースを有効活用することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、前方固定プレート101に進退ベース111が直動可能に支持され、進退ベース111に首振ベース131が直動可能に支持され、首振ベース131に回転ベース151が回転可能に支持されていたが、前方固定プレート101に首振ベースを直動可能に支持して首振方向Z2で往復動可能とし、首振ベースに進退ベースを直動可能に支持して進退方向に往復動可能とし、進退ベースに回転ベースを回転可能に支持した構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、切断ツール170によって線材90の切断のみを行っていたが、切断ツール170を線材90の成形に使用してもよい。
(3)上記実施形態では、進退駆動用のサーボモータ112Mの回転出力を進退方向の推進力に変換して進退ベース111に付与するためにクランク機構116を備えていたがクランク機構116の代わりに、ラックアンドピニオン機構やボールねじ機構を備えていてもよい。
10 フォーミングマシン
11A 支持プレート
11B 切り欠き部
90 線材
100 ツール駆動機構
101 前方固定プレート(固定ベース)
102 後方固定プレート(固定ベース)
103 第1支持突壁(支持突壁)
104 第2支持突壁(支持突壁)
111 進退ベース
112M サーボモータ(進退用モータ)
116 クランク機構
116A,116B リンクバー
120 進退ベース突壁
131 首振ベース
132M サーボモータ(首振用モータ)
141 回転伝達シャフト
142 首振用第2中継部材(首振用中継部材)
143 ユニバーサルジョイント
144 回転直動変換機構
145 レバー
146 カムフォロア
147A カム溝
151 回転ベース
152M サーボモータ(ツール回転用モータ)
154 回転伝達シャフト
155 ユニバーサルジョイント
170 切断ツール
J3 ツール回転軸
R1 成形領域
Z1 進退方向
Z2 首振方向

Claims (4)

  1. 成形領域に供給される線材を成形するフォーミングマシンに組み付けられ、前記成形領域を間に挟んで対向配置される1対のツール駆動機構と、前記1対のツール駆動機構に保持されて前記成形領域を間に挟んで対峙する1対の切断ツールとを有し、それら1対の切断ツールの協働により線材を切断するツール駆動装置であって、
    各前記ツール駆動機構には、
    前記切断ツールを前記成形領域に対して接近及び離間する進退方向に直動させる進退駆動部と、
    前記切断ツールを前記進退方向と直交する首振方向に直動させる首振駆動部と、
    前記切断ツールを前記進退方向と平行なツール回転軸を中心に回転させるツール回転駆動部とが備えられたことを特徴とするツール駆動装置。
  2. 前記フォーミングマシンには、平坦な前面を有しその前面の一部の前方が前記成形領域となった支持プレートが備えられ、
    各前記ツール駆動機構には、前記支持プレートに固定される固定ベースと、
    前記固定ベースに直動可能に支持され、前記進退方向に往復駆動される進退ベースと、
    前記進退ベースに直動可能に支持され、前記支持プレートの前面と平行な前記首振方向に往復駆動される首振ベースと、
    前記切断ツールを保持すると共に前記首振ベースに回転可能に支持され、前記ツール回転軸を中心に回転駆動される回転ベースと、
    前記進退ベースから前記支持プレートと反対側に突出した進退ベース突壁と、
    前記進退ベース突壁に回転可能に支持された首振用中継部材と、
    前記首振用中継部材の回転を前記首振ベースの直動に変換する回転直動変換機構と、
    前記固定ベースに設けられ、前記進退ベース及び前記首振ベース及び前記回転ベースを挟んで前記成形領域と反対側に配置されて、前記支持プレートと反対側に突出した支持突壁とが備えられ、
    前記支持突壁の後面に、前記首振ベースの駆動源としての首振用モータと前記回転ベースの駆動源としてのツール回転用モータとを互いに横並びに配置して、
    前記ツール回転用モータと前記回転ベースとの間、及び前記首振用モータと前記首振用中継部材との間を、両端部にユニバーサルジョイントを有しかつ伸縮を許容して回転を伝達する1対の回転伝達シャフトでそれぞれ連結したことを特徴とする請求項1に記載のツール駆動機構。
  3. 前記固定ベースには前記進退ベースの駆動源としての進退用モータが取り付けられると共に、その進退用モータが前記支持プレートに形成された貫通孔又は切り欠きを通して前記支持プレートの裏側に突出し、
    前記固定ベースを挟んで前記進退用モータとは反対側に、互いにヒンジ連結された1対のリンクバーの一方が前記進退用モータによって回転駆動され、他方が前記進退ベースにヒンジ連結されたクランク機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載のツール駆動装置。
  4. 前記回転直動変換機構は、前記首振用中継部材と共に回転するレバーと、
    前記レバーに取り付けられたカムフォロアと、
    前記首振ベースに形成されて前記カムフォロアが係合したカム溝とからなることを特徴とする請求項2又は3に記載のツール駆動装置。
JP2014036233A 2014-02-27 2014-02-27 ツール駆動装置 Active JP5988392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014036233A JP5988392B2 (ja) 2014-02-27 2014-02-27 ツール駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014036233A JP5988392B2 (ja) 2014-02-27 2014-02-27 ツール駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015160220A JP2015160220A (ja) 2015-09-07
JP5988392B2 true JP5988392B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=54183687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014036233A Active JP5988392B2 (ja) 2014-02-27 2014-02-27 ツール駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5988392B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109818301A (zh) * 2019-03-21 2019-05-28 鹤壁海昌专用设备有限公司 一种线束旋切机构
JP7331287B1 (ja) 2023-05-30 2023-08-22 旭精機工業株式会社 工具移動装置及び線材成形機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2875947B2 (ja) * 1994-02-22 1999-03-31 旭精機工業株式会社 Ncコイリングマシンのばね成形前の端曲げ方法及び装置
JP3368343B2 (ja) * 1998-03-26 2003-01-20 旭精機工業株式会社 ばねの切断方法および切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015160220A (ja) 2015-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SU1160926A3 (ru) Токарно-винторезный станок
JP2008030058A (ja) スプリング製造装置及びその制御方法
EP2766142B1 (en) Horizontal gear shaping machine with dual shaping heads
KR101268571B1 (ko) 터릿 공구대
CN103433755A (zh) 三维软质模型切削成型机及三维软质模型切削成型方法
JP5988392B2 (ja) ツール駆動装置
JP5588802B2 (ja) 線材切断装置
CN105108229A (zh) 一种锯切路径及锯切角度可调的多轴锯切机
JP5147317B2 (ja) レーザ・パンチ複合加工機
JPH1128636A (ja) 産業機械の送り装置およびこれを用いた産業機械
JP6017306B2 (ja) ボーリングヘッド
JP6074604B2 (ja) 削り盤
KR102496102B1 (ko) 관 절단기
CN207026641U (zh) 刮毛刺机构
JP4851744B2 (ja) 線ばね成型装置
JP5682966B2 (ja) 線材成形機
JP7018428B2 (ja) 包装材を生産する機械用の回転ナイフおよびナイフを使用する方法
JPH01264709A (ja) レリーフ付カッタ往復機構並びにレリーフ付カッタ往復機構の同期化駆動方法
JPH0221151Y2 (ja)
CN110732908A (zh) 伺服展刀双导向杆传动主轴头
JP4873629B2 (ja) 成形ツール駆動機構
CN104385031A (zh) 一种新型平旋盘机构
CN204639170U (zh) 一种长度可调的镗刀工装
JP6242205B2 (ja) 工作機械
JP3119623U (ja) クロス加工工具の駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5988392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250