JP2000246278A - 厨芥含有排水処理装置 - Google Patents

厨芥含有排水処理装置

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JP2000246278A
JP2000246278A JP5787799A JP5787799A JP2000246278A JP 2000246278 A JP2000246278 A JP 2000246278A JP 5787799 A JP5787799 A JP 5787799A JP 5787799 A JP5787799 A JP 5787799A JP 2000246278 A JP2000246278 A JP 2000246278A
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solid
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aerobic treatment
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吉八 越野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厨芥を粉砕した粉砕機より排出される厨芥含
有排水を余剰汚泥を発生することなく処理する。 【解決手段】 バクテリアを活性化して厨芥物質を酸化
処理する好気処理槽1と、一側端に放流管28を設けて
気泡の表面張力を利用して浮遊固形物を吸着する固液分
離槽13とからなる。固液分離槽内の浮遊固形物を好気
処理槽へ返送する引抜管16の下端を前記固液分離槽の
内底部中央に配し、引抜管の下端に設けた吸引口17内
に散気管25を配設すると共に、好気処理槽に一端を連
結した移送管の他端に設けた開口部12を隣接させ、引
抜管の固液分離槽内の液面付近に設けたスリット18の
上方位置に上端を連結し、該固液分離槽の中間部より下
方の深さまで該引抜管の外側にカバー20を取付け、ス
リットを介して引抜管と連通する流路21をカバー内に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や業務用調理
場などの厨房より排出される厨芥を粉砕機で粉砕させた
後、該粉砕機より排出される厨芥含有排水から余剰汚泥
が発生しないように処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、厨芥の処理が簡単で厨房内を衛生
的に保つことができるという理由により、各種厨芥を処
理するのに粉砕機(ディスポーザ)が利用されている。
しかし、粉砕機で魚肉や野菜などを処理した厨房含有排
水をそのまま下水道に排出すると、下水管の目詰まりを
生じたり終末処理場の処理能力不足による放流水の汚染
等が発生するという欠点があった。
【0003】そこで、粉砕機より排出される厨芥含有排
水中の有機物を、バクテリアによって好気的に酸化分解
処理を行うことにより有機物を軽減させた後、該排水を
下水道に放流する排水処理装置が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、粉砕機
から排出される厨芥含有排水は多量の有機物を含むた
め、好気処理槽内の汚泥濃度が高くなりすぎてしまい、
固液分離槽での処理水の分離が困難となることがある。
そのため、好気処理槽内で酸化処理することにより生じ
る汚泥濃度を低く保つには、好気処理槽内からの余剰汚
泥の引き抜きを頻繁に行うか、又は、好気処理槽の容積
を大きくする必要がある。
【0005】ここで、野菜の葉などの軽い固形物が、好
気処理槽内において酸化分解される前に固液分離槽に流
入すると、固液分離槽の液面に浮上した不純物の皮膜
(スカム)を形成することになって排水を悪化させてし
まうため、スカム除去装置が必要となる。
【0006】また、魚肉の骨などの難分解物質は酸化分
解するのに時間がかかって効率が悪いので、好気処理槽
から取り出して除去する必要がある。
【0007】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的は、余剰汚泥を発生す
ることなく装置がコンパクトで、清掃保守管理の必要性
が少ない厨芥含有排水処理装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エアレーションによりバクテリアを活性化して厨芥
物質を酸化処理する好気処理槽と、一側端に放流管を設
けてエアレーションにより生じる気泡の表面張力を利用
して浮遊固形物を吸着する固液分離槽とからなり、前記
固液分離槽内の浮遊固形物を好気処理槽へ返送する引抜
管の下端を、該固液分離槽の内底部中央に配して樹立さ
せ、該引抜管の下端に設けた吸引口内にエアレーション
する散気管を配設すると共に、前記好気処理槽に一端を
連結した移送管の他端に設けた開口部を隣接させ、前記
引抜管の固液分離槽内の液面付近に設けたスリットの上
方位置に上端を連結して該固液分離槽の中間部より下方
の深さまで該引抜管の外側にカバーを取付け、前記スリ
ットを介して引抜管と連通する流路を該カバー内に設け
たことを特徴とする。
【0009】すなわち、引抜管内の散気管から発生する
気泡に固液分離槽中に含まれる浮遊固形物が吸着される
と、該固形物濃度の高い返送汚泥となり、返送管を介し
て好気処理槽に返送される。そのため、固液分離槽内の
浮遊固形物の濃度は低くなって汚泥の沈降性が良くなる
と同時に、酸素を多量に含む液体がスリットからカバー
内の流路を通って固液分離槽の内底部に再び循環する。
この循環流はカバーにより槽内全体には広がらず、汚泥
が槽内液面に浮上するのを防いで放流水質を改善するこ
とができる。さらに、好気処理槽内の浮遊固形物の濃度
を高く保てるので固液分離槽での余剰汚泥の発生を低く
抑えることができる。
【0010】請求項2記載の発明である前記固液分離槽
は、上方を開口させた固液分離槽内に生じる沈殿物が内
底部の中央に集中するように下部を漏斗状底部に形成し
たことを特徴とする。この固液分離槽の下部を漏斗状底
部に形成したため、該固液分離槽に収容した液体中を沈
澱する沈澱物は周囲に広がらず、中央部分に集中する効
果的にエアレーションできる。また、固液分離槽の底部
を漏斗状底部に形成したため、該槽の形状をコンパクト
にして地上の占有面積を少なく出来る利点がある。
【0011】請求項3記載の発明である前記好気処理槽
は、上方を開口させた好気処理槽内の排水中に、浮遊す
る繊維質を捕捉するための捕捉部材を設置させたことを
特徴とする。好気処理槽内を曝気旋回流に乗って旋回し
ている繊維質を捕捉部材で捕捉するため、散気盤や移送
管に該繊維質が付着するのを防止できる。
【0012】請求項4記載の発明である前記好気処理槽
は、該槽内の排水中に含まれる未分解固形物の前記固液
分離槽への流出防止用に前記移送管の一端を斜めに切断
してフイルター作用するスクリーンを取付けた斜開口部
を設け、前記スクリーンの下側にエアレーションにより
該スクリーンの目詰まりを除去させる散気盤を設置した
ことを特徴とする。この固液分離槽内に好気処理槽から
流入する未分解固形物が少ないので、槽内の上澄液面上
に未分解固形物が浮上せず、スカムを除去する装置を必
要としない。
【0013】請求項5記載の発明である前記好気処理槽
は、該槽の内部に上方を開放した容器を取出可能に設置
してエアレーションによる曝気旋回流に乗って回流する
難分解物質を前記容器内に堆積させ、該曝気旋回流の影
響を受けない嫌気状態に保って前記容器内に堆積した難
分解物質の拡散を防止することを特徴とする。即ち、好
気処理槽内の難分解物質はエアレーションによる槽内旋
回流により取出可能な容器内に運ばれて堆積して一部可
溶化し、減量されて最終的に残った魚肉の骨などの難分
解物質は容器ごと外部に取り出すことにより好気処理槽
内から難分解物質を除去することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施の形態を図1
に基づいて説明すると、1は上方を開放して形成した好
気処理槽で、該好気処理槽1の上方に生ごみ等を粉砕す
るディスポーザ2を設置し、該ディスポーザ2と好気処
理槽1とを搬送管3で連通してある。
【0015】好気処理槽1の内底面1aの一側には、ブ
ロワ(図示せず)に接続してエアレーションによる多数
の気泡を発生する散気盤5を、また、他側には上方を開
口して難分解物質を収容堆積させる容器6をそれぞれ取
出可能に設置してある。さらに、好気処理槽1の上方の
液体中には、野菜の葉などの繊維質を捕捉する網目状の
ネットや櫛状などをした捕捉部材7を、容器6と散気盤
5との間を遮断するように位置させて設置してある。こ
の場合、好気処理槽1内をエアレーションの曝気旋回流
が効果的に通過するように該捕捉物質7を上下方向に配
設して旋回流に設して旋回流に対して直交させるように
配するのが好ましい。
【0016】散気盤5の上方液面下には、下方端面に広
い表面積が得られるよう斜めに切断してスクリーンを介
在させると共に、該散気盤からのエアレーションによる
多数の気泡を含む噴出流によって該スクリーン11の表
面に付着した付着物を取り除いて清掃できるように該散
気盤の上方に位置させて斜開口部10を設けてある。こ
のスクリーン11は、透水性を有してフィルター機能を
具えている。前記移送管9の斜開口部10を散気盤5の
上方に配し、該移送管9により前記好記処理槽1と固液
分離槽13とを連結してある。
【0017】固液分離槽13は、前記好気処理槽1に隣
設して設けてあり、且つ、上方が開放している。この固
液分離槽13は排水中の浮遊固形物が広い範囲に散らば
らないように狭い範囲に集まって沈殿するよう下方をす
ぼめて漏斗状底部14に形成してある。また好気処理槽
1に連通した前記移送管9の他端に設けた開口部12
は、固液分離槽13の内底部14aに設置してある。
【0018】固液分離槽13の下部をすぼめて形成した
漏斗状底部14の内底部14aの中央に、垂直方向に樹
立して設けた引抜管16の下端には、前記移送管9の端
部に有した開口部12を隣接して設けると共に、内底部
に堆積した固形物を含む排水を吸い込む吸込口17を形
成してある。引抜管16の上部に連結した返送管23の
先端は、前記好気処理槽1の開口部の上方に位置させ、
好気処理槽1と固液分離槽13との間を排水が連通でき
るようにしてある。
【0019】引抜管16の上方に位置する固液分離槽1
3の該槽内液体の液面付近に位置する該引抜管の周面に
は、複数のスリット18を設けてある。引抜管16の外
側には該スリットの上方位置の該引抜管から固液分離槽
内に収容された槽内液体の略中間部より下方の深さまで
下端を位置させ、且つ、上部には傘状の斜面を有したカ
バー20を連結して設けてある。また、該引抜管16と
カバー20との間には前記スリット18を介して下り流
路21を形成し、該カバー20の下端には流出口22を
設けてある。
【0020】25は前記引抜管16の下端に位置する吸
引口17内に挿入して設置した散気管で、槽外に位置し
たブロア(図示せず)に接続して引抜管内にエアレーシ
ョンによる多数の気泡を生じさせる。28は固液分離槽
15の上方一側に設けた放流管で、放流管28の位置ま
で固液分離槽13内に液体が収容され、該槽内の液面が
さらに上昇すると、該固液分離槽内の上澄液が前記放流
管28から外部に放流するものである。
【0021】以上のように構成された排水含有厨芥処理
装置の作用について説明すると、ディスポーザ2で粉砕
された厨芥を含む排水は、搬送管3を通って好気処理槽
1に送られる。
【0022】好気処理槽1内は、散気盤5により常時エ
アレーションされており、槽内の液体中に酸素を供給し
つつ曝気旋回流により流動している。このため、好気処
理槽1内に搬送された厨芥含有排水中の有機物は、好気
バクテリアによって好気的に酸化分解処理されるもの
で、水や炭酸ガスに分解されたり、バクテリアに吸収さ
れる。
【0023】この好気処理槽1内の排水温度は、バクテ
リアが好気的条件下で効率的に酸化分解できる温度、例
えば15−60℃、好ましくは20−40℃にするた
め、必要に応じて保温手段を取付けることができるのは
勿論である。
【0024】厨芥含有排水中に含まれる野菜等の繊維質
は、前記好気処理槽1内の旋回流内に乗って旋回しなが
らネットなどの捕捉部材7に絡ませ、散気盤5や移送管
9内に付着するのを防止している。捕捉部材7に付着し
た繊維質は、槽内のバクテリアによって徐々に分解され
るため一定量以上には増えない。
【0025】なお、本実施の形態では、繊維質を捕捉す
るための捕捉部材7として網目状のネットを使用した
が、櫛状の形状をしたものでもよく、繊維質を捕捉でき
るものであれば何でもよい。
【0026】好気処理槽1内に収容した容器6は上部が
開口した構造のため、内部は嫌気状態になっていてエア
レーションによる槽内旋回流の影響は受けない。該旋回
流によって運ばれた難分解物質は順次容器6内に収容さ
れて堆積する。
【0027】容器6内に堆積された難分解物質は、嫌気
性バクテリアにより一部可溶化して減量するが、最終的
に残った骨等は、容器6とともに槽外に取り出して廃棄
するものである。
【0028】容器6は前記搬送管3のほぼ真下に位置さ
せる。難分解物質は他の粉砕くずと比べて比重が重いた
め、そのまま落下して容器6内に堆積するものである。
しかし、一部は槽内旋回流によって容器内に運ばれるた
め、容器内の難分解物質を取り出すだけで槽内の難分解
物質をほとんど除去することができる。そのため、槽内
のバクテリアをエアレーションによって活性化させて浮
遊固形物の酸化分解を促進させることができる。
【0029】スクリーン12は、好気処理槽1内の繊維
質や難分解物質などの未分解固形物が固液分離槽13内
に流出するのを防止するためのものである。槽内旋回流
によってスクリーン12の表面に付着した未分解固形物
は、移送管9の一端に設けた斜開口部10により、スク
リーン12の表面に当る散気盤5からのエアレーション
による噴流抵抗を減少させる。また、斜めに形成したこ
とで広い表面積でフィルター作用を行うことができる。
さらに、スクリーン12表面に付付着した未分解固形物
は、エアレーションによる気泡の噴流圧で十分に清掃除
去され、表面の目詰まりを防止することができる。
【0030】好気処理槽1内でバクテリアにより好気的
に酸化分解された排水、即ち、1次処理水は、移送管9
により固液分離槽13に送られる。固液分解槽13内で
は、散気管25から発生するエアレーションによる気泡
に槽内の浮遊固形物が吸着され、浮遊固形物の濃度が高
く、且つ、泡状の汚泥となって引抜管16内を上昇し、
返送管23を通って好気処理槽1に返送される。そのた
め、固液分分離槽13内において余剰汚泥の発生を減少
させることができる。
【0031】散気管25からのエアレーションにより固
液分離槽13内の浮遊固形物濃度を低くできるため、汚
泥の沈降性が良くなると同時にエアレーションによる酸
素を多量に含んだ排水が、引抜管16の槽内液面に位置
して設けたスリット18からカバー20内の流路21を
通って降下して引抜管16内に循環する。そのため、固
液分離槽内全体に循環流が広がることはなく、槽内汚泥
の浮上を防止して分離浄化された上澄液を、放流管28
から外部に放出するものである。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、散気管からのエ
アレーションによる気泡に槽液中の浮遊固形物を吸着さ
せ、浮遊固形物の濃度を高くした汚泥を好気処理槽内に
返送して槽内の余剰汚泥の発生を防止できる。また、固
液分離槽内の浮遊固形物は濃度が低くなって汚泥の沈降
性が良くなり、酸素を多量に含んだ液がスリットからカ
バー内の流路を通って内底部に循環させて槽内全体に広
がらないようにし、槽内汚泥の浮上を防止して分離浄化
させて水質改善した上澄液を放流管から放出することが
できる。請求項2記載の発明は、固液分離槽の下部をす
ぼまり状に形成したので、槽液中の浮遊固形物が沈澱す
る場合、漏斗状底部の内底部に集中しながら堆積するの
で効果的に堆積汚泥を吸引することが出来る。請求項3
記載の発明は、好気処理槽内に設けた捕捉部材によって
繊維質を捕捉し、繊維質が散気盤や移送管等に付着する
のを防止して該散気盤や移送管の清掃の必要がなくな
リ、装置の保守管理が不要になる効果がある。請求項4
載の発明は、好気処理槽側の移送管の斜開口部にスクリ
ーンを取付けたことにより、好気処理槽内の未分解固形
物が固液分離槽内に流出しないので、固液分離槽内の上
澄液面上に未分解固形物がスカムとして発生せず、スカ
ム除去装置を必要としない利点がある。請求項5記載の
発明は、好気処理槽内の難分解物質はエアレーションに
よる槽内旋回流によって容器内に運ばれて堆積して嫌気
バクテリアにより一部可溶して減量し、最終的に残った
骨等は容器を槽外に取り出すことによって、槽内の離分
解物質を除去することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における厨芥含有排水
処理装置の要部を示す断面図である。
【図2】 引抜管のスリットとカバーとの関係を示した
要部拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 好気処理槽 1a 内底面 2 デスポーザ 3 搬送管 5 散気盤 6 容器 7 捕捉部材 9 移送管 10 斜開口部 11 スクリーン 12 開口部 13 固液分離槽 14 漏斗状底部 14a 内底部 16 引抜管 17 吸引口 18 スリット 20 カバー 21 流路 22 流出口 23 返送管 25 散気管 28 放流管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E03F 5/14 B01D 29/04 520Z 530A 29/38 580A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアレーションによりバクテリアを活性
    化して厨芥物質を酸化処理する好気処理槽と、一側端に
    放流管を設けてエアレーションによる気泡の表面張力を
    利用して浮遊固形物を吸着する固液分離槽とからなり、 前記固液分離槽内の浮遊固形物を好気処理槽へ返送する
    引抜管の下端を、該固液分離槽の内底部中央に配して樹
    立させ、該引抜管の下端に設けた吸引口内に、エアレー
    ションする散気管を配設すると共に、前記好気処理槽に
    一端を連結した移送管の他端に設けた開口部を隣接さ
    せ、前記引抜管の固液分離槽内の液面付近に設けたスリ
    ットの上方位置に上端を連結して該固液分離槽の中間部
    より下方の深さまで該引抜管の外側にカバーを取付け、
    前記スリットを介して引抜管と連通する流路を該カバー
    内に設けたことを特徴とする厨芥含有排水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記固液分離槽は、上方を開口させた固
    液分離槽内に生じる沈殿物が内底部の中央に集中するよ
    うに下部を漏斗状底部に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の厨芥含有排水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記好気処理槽は、上方を開口させた好
    気処理槽内の排水中に、浮遊する繊維質を捕捉するため
    の捕捉部材を設置させたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の厨芥含有排水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記好気処理槽は、該槽内の排水中に含
    まれる未分解固形物の前記固液分離槽への流出防止用に
    前記移送管の一端を斜めに切断してフィルター作用する
    スクリーンを取付けた斜開口部を設け、前記スクリーン
    の下側にエアレーションにより該スクリーンの目詰まり
    を除去させる散気盤を設置したことを特徴とする請求項
    1ないし3いずれか1記載の厨芥含有排水処理装置。
  5. 【請求項5】 前記好気処理槽は、該槽の内部に上方を
    開放した容器を取出可能に設置してエアレーションによ
    る曝気旋回流に乗って回流する難分解物質を前記容器内
    に堆積させ、該曝気旋回流の影響を受けない嫌気状態に
    保って前記容器内に堆積した難分解物質の拡散を防止す
    ることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1記載の
    厨芥含有排水処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101143457B1 (ko) 2011-08-29 2012-05-23 윤팔석 유기물 침전이 방지되는 하폐수 처리용 침사조
KR20220111645A (ko) * 2021-02-02 2022-08-09 이상철 와류 및 여과형 비점오염원 처리장치
CN117843068A (zh) * 2024-03-08 2024-04-09 湖南中拓环境工程有限公司 一种溶气效率高的气浮机

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