JP2000244971A - 携帯情報端末を用いた速報伝送システム - Google Patents

携帯情報端末を用いた速報伝送システム

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JP2000244971A
JP2000244971A JP11039850A JP3985099A JP2000244971A JP 2000244971 A JP2000244971 A JP 2000244971A JP 11039850 A JP11039850 A JP 11039850A JP 3985099 A JP3985099 A JP 3985099A JP 2000244971 A JP2000244971 A JP 2000244971A
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成隆 友添
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速報性の高い情報をインターネットなどの広
域ネットワークを通じて、クライアントによって指定し
た任意の時刻に、素早く、簡便に且つ低コストで携帯情
報端末に伝送できる速報伝送システムを提供する。 【解決手段】 本発明の速報伝送システム1は、広域ネ
ットワーク3におけるクライアント機5からの要求に応
答して、クライアント機5に登録用入力フォームを提供
する速報登録手段10と、前記速報登録手段10による
登録データを記憶し管理するデータベース管理手段11
と、前記速報内容を電子メールに含めて携帯情報端末7
の宛先アドレスに向けて送信する電子メール管理手段1
2と、前記電子メール管理手段12に指示して速報を伝
送させる速報伝送制御手段13と、を備えて構成される
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急性の高い情報
を、インターネットなどのコンピュータネットワークを
通じて携帯電話やPHSなどの携帯情報端末に送信する
速報伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯情報端末とインターネットに
属するコンピュータとの間で、電子メールなどの送受信
を可能とする情報伝送システムが開発・運営されてい
る。このようなシステムでは、インターネットに接続し
たコンピュータから電子メールを発信すると、インター
ネットを経由して移動体通信網の電子メールサーバに到
達し、ここで電子メールは移動体通信網に転送され、基
地局を通して携帯情報端末に無線伝送される。この種の
システムは、コンピュータと比べて携帯性が高く、個人
普及率が高い携帯情報端末に向けて情報発信できるた
め、情報が確実に個人に届きやすく、また、インターネ
ットを利用しているため、簡便に情報発信できるという
利点がある。
【0003】このような従来の情報伝送システムとして
は、特開平10−1919409号公報に記載のものが
ある。本公報には、通信ネットワークに接続されたユー
ザ端末から無線端末(ページャーやPHSなど)に対し
てメッセージを転送するシステムにおいて、ユーザ端末
が、送信サーバにメッセージをコード変換表を用いてサ
ービス業者及び無線端末に適するコードに変換した後、
指定された時刻にメッセージを当該無線端末に送信する
という、無線端末へのメッセージの予約転送を可能にす
る情報伝送システムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報伝送システムでは、(1)企業などのクライアント
が、送信内容や送信日時などを簡便に且つ柔軟に登録・
変更できるものではないため、緊急度が高く速報性が要
求される情報を素早く送信できない場合があり、(2)
特に、地震などの天災や火災などの非常時には、多数の
人に一刻も早く情報を伝える必要が生ずるが、従来のシ
ステムでは、クライアントが宛先アドレスや送信地域を
簡便に且つ柔軟に選択・変更できないため、情報伝達に
時間を要した。(3)また、工場の生産ラインの一部停
止などの緊急時に、遠隔地にいる責任者は、その緊急事
態を誰かが発見するまでは通知されないため、緊急事態
を通知されるまで大きなタイムラグが生じ、これが多大
な損害を生じさせるということがあった。
【0005】以上の問題点に鑑み、本発明が解決しよう
とするところは、速報性の高い情報をインターネットな
どの広域ネットワークを通じて、クライアントによって
指定した任意の時刻に、素早く、簡便に且つ低コストで
携帯情報端末に伝送できる速報伝送システムを提供する
点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の速報伝送システムは、複数の基地局を備え
た移動体通信網において当該基地局と無線接続される携
帯情報端末に向けて、コンピュータネットワークを通じ
て速報を伝送する速報伝送システムであって、前記コン
ピュータネットワークにおけるクライアント機からの要
求に応じて、当該クライアント機に、少なくとも速報内
容、前記携帯情報端末の宛先アドレスおよび伝送条件の
登録用入力フォームを提供する速報登録手段と、前記速
報登録手段による登録データを記憶し管理するデータベ
ース管理手段と、前記速報内容を電子メールに含めて携
帯情報端末の宛先アドレスに向けて送信する電子メール
管理手段と、前記データベース管理手段を参照し、前記
伝送条件に合致するタイミングで前記電子メール管理手
段に指示して速報を伝送させる速報伝送制御手段と、を
備えて構成されるものである。
【0007】ここで、前記速報登録手段としてWWWサ
ーバを用い、前記クライアント機にWWWブラウザを備
えることが好ましい。更に、移動体通信網の基地局とし
て通信衛星を用いると、地域に限定されずに情報発信で
きる。
【0008】このような速報伝送システムは、警戒シス
テムと接続したクライアント機から緊急情報を伝送され
ると、前記電子メール管理手段に指示して携帯情報端末
の宛先アドレスに向けて、前記緊急情報を含めた電子メ
ールを送出させる緊急情報管理手段を備えるとより好ま
しくなる。
【0009】また、前記携帯情報端末の回線接続番号に
基づいて速報伝送地域を選択したり、若しくは、移動体
通信網における基地局若しくは携帯情報端末の位置登録
情報を利用して速報伝送地域を選択する手段を備えるこ
とが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る速報伝送シ
ステムの実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は、本発明に係る速報伝送システムの
第1実施例を示す概略説明図である。本実施例の速報伝
送システム1は、インターネット、イクストラネット
(インターネットをバックボーンにしてイントラネット
同士を相互接続したネットワーク)などの広域ネットワ
ーク2,3に接続されており、広域ネットワーク2は移
動体通信網4に接続され、他方の広域ネットワーク3は
複数のクライアント機5,…,5に接続されている。移
動体通信網4は複数の基地局6,6,…を備えており、
各基地局は、携帯情報端末の位置登録領域8,8,…毎
に配置されると共に、移動体通信網4の交換中継局(図
示せず)と接続されている。情報携帯端末7が移動して
位置登録領域を越えると、情報携帯端末7は制御チャン
ネルを通じて交換中継局に位置登録要求を上げ、移動体
通信網4は当該情報携帯端末7の位置登録を更新し、新
たな基地局へ通信リンクを切り替える。このような移動
体通信網としては、ISDN(Integrated Services Di
gital Network)を用いるPHS(Personal Handyphone
System)などのデジタル移動通信網、アナログ移動通
信網、衛星携帯電話通信網などが挙げられる。尚、本実
施例では、1つの位置登録領域に1つの基地局が配置さ
れているが、実際には、1つの位置登録領域が複数の基
地局によってカバーされることが多い。
【0012】このような環境において、本実施例の速報
伝送システム1の基本構成は、クライアント機から送信
された速報内容などの登録処理を行う速報登録手段10
と、この速報登録手段10から転送された登録データを
記憶し、管理するデータベース管理手段11と、速報内
容を電子メールに含めて携帯情報端末7に送出する電子
メール管理手段12と、速報内容を送出するタイミング
を制御する速報伝送制御手段13とからなる。これら各
手段は、コンピュータなどの計算機端末に組み込まれて
おり、一つの計算機端末内に配置されても良いし、複数
の計算機端末内に分散配置されても構わない。
【0013】前記速報登録手段10は、広域ネットワー
ク3を通じてクライアント機5,…,5からの要求に応
答して、速報登録用入力フォームをクライアント機5に
送出し、この速報登録用入力フォームに従って入力され
た登録データをデータベース管理手段11に転送し記憶
させる。この速報登録手段10には、速報内容や携帯情
報端末の宛先アドレス、伝送時刻などの伝送条件の入力
項目を含む種々の速報登録用入力フォームが用意されて
いる。図2に、このような速報登録用入力フォームの一
実施例を示す。本実施例の速報登録用入力フォーム20
は、「送信地域」,「送信日時」,「送信グループ選
択」,「追加する宛先アドレス」および「送信内容」か
ら構成されている。
【0014】「送信地域」においては、郵便番号を入力
する入力ボックス21,22,23が設けられ、その右
隣に当該郵便番号の対応地域を送信地域に指定するチェ
ックボックス24,25,26が設けられている。ここ
で、図示した郵便番号「651−21XX」の「X」は
任意の数字を表すものである。また、同じ「送信地域」
には、「地域1」,「地域2」,「地域3」を選択する
チェックボックス27,28,29と、「and」(論
理積),「or」(論理和)の何れか一方を選択するラ
ジオボタン30a,30b,31a,31bとが設けら
れ、これらチェックボックスにマークを付し、ラジオボ
タンを選択することで、送信地域を選択することができ
る。例えば、「地域1」「and」「地域2」とマーク
を付して選択すると、両者の地域の共通領域(論理積の
領域)を送信地域として指定したことになり、「地域
1」「or」「地域2」とマークを付して選択すると、
両地域(論理和の領域)を送信地域として指定したこと
になる。
【0015】また、「送信日時」においては、クライア
ント所望の送信日時を指定できる入力ボックス32a,
32b,32c,32d,32eが設けられ、即時の速
報伝送を望む場合は、「即時送信」のチェックボックス
33にマークを付せばよい。
【0016】また、「送信グループ選択」においては、
「送信グループ1」,…,「送信グループ4」を選択す
るチェックボックス34a,34b,34c,34dが
用意され、これにより、年齢別、男女別などのグループ
選択を行って速報を伝送できる。尚、例示していない
が、送信人数を指定する入力ボックスを設けても良い。
【0017】また、「追加する宛先アドレス」は、デー
タベース管理手段11に登録されていない宛先アドレス
を追加する項目である。図示した例では、携帯情報端末
の回線接続番号「090−1651−0133」に対応した宛先ア
ドレス「090−1651−0133@sansui.co.jp」などが入力
されている。
【0018】また、「送信内容」は、データベース管理
手段11に登録されていない速報内容を追加する項目で
ある。この項目に入力した内容は速報として伝送され
る。
【0019】そして、クライアントは以上の項目におい
て登録データを入力した後、「送信」ボタンをクリック
する(押す)ことで、登録データを速報登録手段10に
送信できる。尚、「リセット」ボタンを押すと、全項目
における内容が初期化される。
【0020】次に、図3のフローチャートを参照して速
報登録処理の手順を以下に説明する。先ず、速報登録手
段10は、クライアント機から速報登録用入力フォーム
の送信要求を受付けると(ST1)、速報登録用入力フ
ォームを送信する前に、クライアント側にユーザIDと
パスワードを要求する(ST2)。次に、クライアント
側が応答して送信したユーザIDとパスワードを受信す
ると、データベース管理手段11を参照して当該ユーザ
IDとパスワードの照合を行い(ST3)、登録済みの
ユーザIDおよびパスワードと不一致の場合、この不一
致をクライアント機5に通知し(ST5)、速報登録処
理は終了する。尚、前記ユーザIDおよびパスワード
に、秘密鍵または公開鍵による電子署名と暗号化を施
し、セキュリティを高めても良い。
【0021】前記ユーザIDおよびパスワードが一致し
た場合は、図2に示したような速報登録用入力フォーム
をクライアント機に送出し(ST4)、クライアント側
からの登録データの受信を待つ。ここで、フローチャー
トには示していないが、登録データの待ち時間が設定時
間を越えると、自動的に速報登録処理は終了する。そし
て、登録データを受付けると(ST6)、データベース
管理手段に転送して記憶させ(ST7)、次いで、登録
終了通知をクライアント機5に送出し(ST8)、速報
登録処理は終了する。
【0022】ここで、上記速報登録手段10はWWWサ
ーバ機能を備え、クライアント機5,…,5はWWWク
ライアント(WWWブラウザ)を備えている。このた
め、クライアント機5…,5は、速報登録手段10を組
み込んだ計算機端末のネットワークアドレスやURL
(Uniform Resource Locator)を指定すると、速報登録
手段10にアクセスして登録用フォームを得られる。ま
た、速報登録手段10は、HTML(Hyper Text Marku
p Language)、SGML(Standard Generalized Marku
p Language)、XML(eXtensible Markup Language)
などのマークアップ言語、若しくは、Java(サン・
マイクロシステムズ社),ビジュアル・ベーシック・ス
クリプト(マイクロソフト社)、Javaスクリプト
(ネットスケープ社)などのWWW拡張言語(World Wi
de Web言語)で記述した速報登録用入力フォームを転送
すると、クライアント機5側は、この速報登録用入力フ
ォームを解釈して実行し表示できる。従って、デファク
ト・スタンダード(業界標準)の通信プロトコル、例え
ば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などを
利用して速報登録用入力フォームを送信でき、クライア
ント側も本発明に係る速報伝送システムを低コストで且
つ簡便に利用できるのである。
【0023】前記速報登録手段10で受付けた登録デー
タは、データベース管理手段11に転送され、ここでク
ライアントのユーザIDと対応付けされて格納される。
よって、企業などのクライアントは、速報登録手段10
を用いて、速報内容などの携帯情報端末への伝送情報を
簡便且つ柔軟にデータベース管理手段に登録または変更
することができる。そして、前記速報伝送制御手段13
は、前記データベース管理手段11を参照することによ
り、登録した伝送条件に合致するタイミングで、電子メ
ール管理手段12に指示し、速報内容を含めた電子メー
ルを携帯情報端末の宛先アドレスに向けて送出させる。
また、図2に示したような送信地域情報を付加した電子
メールを送出させると、移動体通信網のネットワークシ
ステムは、基地局若しくは携帯情報端末の位置登録情報
を基に伝送地域を選別し、電子メールを当該地域におけ
る携帯情報端末に送信することも可能となり、これによ
り、クライアントは、情報送信地域も簡便且つ柔軟に選
択し指定することができる。
【0024】次に、図4は、本発明に係る速報伝送シス
テムの第2実施例を示す概略説明図である。本実施例の
速報伝送システム40は、上記第1実施例と同じく、広
域ネットワーク2,3に接続されており、広域ネットワ
ーク2は移動体通信網4に接続され、他方の広域ネット
ワーク3は複数のクライアント機5,…,5に接続され
ている。また、本実施例のクライアント機5は、地震観
測システムや防犯システムなどの警戒システム41に接
続されており、常時、クライアント機5からの緊急情報
の受信を待つ待機状態にある。
【0025】このような環境において、本実施例の速報
伝送システム40の基本構成は、クライアント機から送
信された速報内容などの登録処理を行う速報登録手段1
0と、この速報登録手段10から転送された登録データ
を記憶し、管理するデータベース管理手段11と、速報
内容を電子メールに含めて携帯情報端末に向けて送出す
る電子メール管理手段12と、速報内容を送出するタイ
ミングを制御する速報伝送制御手段13と、クライアン
ト機5から受信した緊急情報に基づき、前記電子メール
管理手段12に指示して携帯情報端末に向けて電子メー
ルを送出させる緊急情報管理手段42とからなる。緊急
情報管理手段42は、計算機端末に単体でまたは他の構
成手段と共に組み込まれている。
【0026】前記速報登録手段10には、緊急情報を携
帯情報端末に伝送し提供するための種々の速報登録用フ
ォームが用意されている。このような速報登録用フォー
ムの一例を図5に示して説明すると、この速報登録用フ
ォーム47の「送信地域」には、地震の大きさ(M;マ
グニチュード)に対応した緊急情報の送信地域を指定す
る入力ボックス43,43,…,43が設けられ、各入
力ボックスの右隣りに、送信するか否かを選択するチェ
ックボックス44,44,…,44が設けられている。
図示した例では、送信地域を震源地から所定半径以内の
地域を指定しているが、他の条件設定も可能である。
【0027】また、「地震情報転送先」は、地震情報の
送付先を追加指定する入力項目であり、入力ボックス4
5には、「earthquake@xxx-u.edu」のようにインターネ
ットなどの広域ネットワークの宛先アドレスや、「090
−1651−0133@sansui.co.jp」のような携帯情報端末の
回線接続番号に対応した宛先アドレスを入力することが
できる。
【0028】また、「添付送信内容」は、震度情報に添
付して送信されるメッセージの入力項目である。
【0029】そして、クライアントは以上の項目に登録
データを入力した後、「送信」ボタンをクリックするこ
とで、登録データを速報登録手段10に送信できる。
尚、「リセット」ボタンを押すと、全項目における内容
が初期化される。速報登録手段10において登録データ
を受付ける処理手順は、上記第1実施例と略同様であ
る。
【0030】次に、図6を参照しつつ、前記緊急情報管
理手段42における処理手順について説明する。緊急情
報管理手段42は、警戒システム41と接続したクライ
アント機から緊急情報を受付けると(ST10)、デー
タベース管理手段11を参照し、この緊急情報に付加さ
れたユーザIDとパスワードと登録済みデータとを照合
する(ST11)。前記ユーザIDとパスワードがデー
タベース管理手段11における登録済みデータと不一致
であった場合、この不一致をクライアント機に通知し
(ST12)、一連の処理内容をログファイルに記録し
た後に、緊急情報処理は終了し、緊急情報管理手段42
は待機状態に入る。一方、前記ユーザIDとパスワード
が前記登録済みデータと一致した場合、緊急情報の真偽
を確認すべく、クライアント機5に対して緊急情報の正
否を問い合わせる(ST13)。この問い合わせにクラ
イアント機5が応答した結果、緊急情報が偽であると判
明した場合、一連の処理内容をログファイルに記録した
後に、緊急情報処理は終了する。一方、前記緊急情報が
真であった場合、緊急情報に宛先アドレス等の付加情報
や伝送条件が添付しているか否かを確認し(ST1
5)、前記付加情報や伝送条件の添付が無い場合、デー
タベース管理手段11を参照して登録済みデータから送
信内容や宛先アドレスを取得し(ST16)、若しくは
前記付加情報や伝送条件の添付が有る場合はこれらに基
づいて、電子メール管理手段12に指示して電子メール
を送出させる(ST17)。そして、電子メールの送出
を確認し(ST18)、一連の処理内容をログファイル
に記録した後、緊急情報処理は終了する。
【0031】尚、緊急情報管理手段42とクライアント
機5との間の送受信データの機密保護を高めるため、こ
の送受信データに秘密鍵または公開鍵による電子署名と
暗号化を施すことが好ましい。
【0032】以上の本発明に係る速報伝送システムの構
成により、クライアントによる送信内容および伝送条件
の登録・変更が容易となり、緊急度の高い情報を、広域
ネットワークを利用し携帯情報端末を通じて、多数の人
に若しくは特定グループの人に素早く且つ確実に伝送す
ることができる。例えば、地震観測システムにおいて
は、全国規模で得られた地震波形データなどの各種デー
タを収集、解析したものを携帯情報端末を通じて伝送す
ることができ、また、警備システムにおいては、熱感知
器,ガラス破壊センサ,防犯カメラなどの各種センサー
の測定結果を伝送することができ、更に、FAシステム
(ファクトリー・オートメーションシステム)において
は、工場ラインにおける工作機械のトラブルがセンサー
で感知されると、本発明に係る速報伝送システムを用い
て担当者に素早く且つ確実にそのトラブルとトラブル内
容を通報できる。
【0033】ところで、上記携帯情報端末7としては、
ページャー、PHSなどのデジタル携帯電話、アナログ
携帯電話、自動車無線電話、PDA(Personal Digital
Assistant;持ち運び可能な個人向けの情報端末)など
を挙げることができる。例えば、ISDNを利用したP
HSの場合、ISDNのDチャンネルを利用することに
より、非常に低コストな速報伝送が可能である。尚、基
地局として10〜数十の通信衛星を用いた衛星携帯電話
システムと組み合わせると、本発明に係る速報伝送シス
テムは、全世界を伝送エリアに含むことが可能となるの
で好ましく、特に国を越えた情報伝達をする場合に伝送
の遅延を避けられるので好ましい。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の速報伝送シ
ステムによれば、クライアント機からの要求に応答して
登録用入力フォームを提供する速報登録手段と、登録デ
ータを記憶し管理するデータベース管理手段と、速報内
容を電子メールに含めて携帯情報端末の宛先アドレスに
向けて送信する電子メール管理手段と、前記データベー
ス管理手段を参照し、伝送条件に合致するタイミングで
前記電子メール管理手段に指示して速報を伝送させる速
報伝送制御手段とを備えるので、クライアントは、速報
登録手段を通じて速報内容や伝送条件などの登録データ
を柔軟に且つ簡便に登録・変更することができ、携帯情
報端末使用者に向けて、任意の日時に素早く且つ確実に
速報を伝送することが可能となる。
【0035】また、請求項2記載の速報伝送システムに
よれば、警戒システムと接続したクライアント機から緊
急情報を伝送されると、電子メール管理手段に指示して
携帯情報端末の宛先アドレスに向けて前記緊急情報を含
めた電子メールを送出させる緊急情報管理手段を備える
ので、早期に知る必要がある緊急度の高い情報を、素早
く且つ簡便に携帯情報端末使用者に通知することができ
る。
【0036】また、請求項3または4記載の速報伝送シ
ステムによれば、携帯情報端末の回線接続番号に基づい
て速報伝送地域を選択し、若しくは、移動体通信網にお
ける基地局若しくは携帯情報端末の位置登録情報を利用
して速報伝送地域を選択する手段を備えるので、速報内
容に応じた伝送地域の選択が可能となる。
【0037】また、請求項5記載の速報伝送システムに
よれば、前記速報登録手段としてWWWサーバを用い、
前記クライアント機にWWWブラウザを備える構成によ
り、インターネットなどで利用されている業界標準技術
を利用した、低コストで且つ簡便なシステム構築が可能
となる。
【0038】そして、請求項6記載の速報伝送システム
によれば、基地局として通信衛星を用いるので、全世界
を通信エリアに含むことが可能となり、地域に限定され
ない速報伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る速報伝送システムの第1実施例を
示す概略ブロック図である。
【図2】速報登録用入力フォームの一実施例を示す概略
図である。
【図3】本発明に係る速報登録処理の一実施例を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明に係る速報伝送システムの第2実施例を
示す概略ブロック図である。
【図5】速報登録用入力フォームの一実施例を示す概略
図である。
【図6】本発明に係る緊急情報管理手段における処理手
順の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 速報伝送システム 2,3 広域ネットワーク 4 移動体通信網 5 クライアント機 6 基地局 7 情報携帯端末 8 位置登録領域 10 速報登録手段 11 データベース管理手段 12 電子メール管理手段 13 速報伝送制御手段 20 速報登録用入力フォーム 21,22,23 郵便番号入力ボックス 24,25,26 チェックボックス 27,28,29 チェックボックス 30a,30b,31a,31b ラジオボタン 32a,32b,32c,32d,32e 入力ボック
ス 33 チェックボックス 34a,34b,34c,34d チェックボックス 35 追加宛先アドレス入力ボックス 36 送信内容入力ボックス 40 速報伝送システム 41 警戒システム 42 緊急情報管理手段 43 入力ボックス 44 チェックボックス 45,46 入力ボックス 47 速報登録用フォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04B 7/26 K 5K101 11/00 302 109M H04L 11/00 310B Fターム(参考) 5B075 KK02 KK43 KK54 ND20 ND24 PQ05 UU24 5B089 GA11 GA21 HA01 HA10 HA12 HA13 JA31 JB01 KA03 KB06 LA06 LA09 LA19 LB02 5K024 AA05 AA06 AA71 CC11 EE06 FF03 HH03 5K033 AA06 BA08 BA17 CB01 CB13 CB14 DA06 DA19 DB12 EA07 EC03 5K067 AA21 BB02 BB21 EE02 EE10 EE16 FF02 HH11 HH21 HH22 HH23 HH31 5K101 KK02 KK14 LL12 MM07 NN03 NN18 NN21 PP03 RR16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局を備えた移動体通信網にお
    いて当該基地局と無線接続される携帯情報端末に向け
    て、コンピュータネットワークを通じて速報を伝送する
    速報伝送システムであって、 前記コンピュータネットワークにおけるクライアント機
    からの要求に応答して、当該クライアント機に、少なく
    とも速報内容、前記携帯情報端末の宛先アドレスおよび
    伝送条件の登録用入力フォームを提供する速報登録手段
    と、 前記速報登録手段による登録データを記憶し管理するデ
    ータベース管理手段と、 前記速報内容を電子メールに含めて携帯情報端末の宛先
    アドレスに向けて送信する電子メール管理手段と、 前記データベース管理手段を参照し、前記伝送条件に合
    致するタイミングで前記電子メール管理手段に指示して
    速報を伝送させる速報伝送制御手段と、を備えて構成さ
    れる速報伝送システム。
  2. 【請求項2】 警戒システムと接続したクライアント機
    から緊急情報を伝送されると、前記電子メール管理手段
    に指示して携帯情報端末の宛先アドレスに向けて、前記
    緊急情報を含めた電子メールを送出させる緊急情報管理
    手段を備えた請求項1記載の速報伝送システム。
  3. 【請求項3】 携帯情報端末の回線接続番号に基づいて
    速報伝送地域を選択する手段を備えた請求項1または2
    記載の速報伝送システム。
  4. 【請求項4】 移動体通信網における基地局若しくは携
    帯情報端末の位置登録情報を利用して速報伝送地域を選
    択する手段を備えた請求項1または2記載の速報伝送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記速報登録手段としてWWWサーバを
    用い、前記クライアント機にWWWブラウザを備えて構
    成される請求項1〜4の何れか1項に記載の速報伝送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記基地局として通信衛星を用いた請求
    項1〜5の何れか1項に記載の速報伝送システム。
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