JP2003337881A - 入退場管理システム及び端末 - Google Patents
入退場管理システム及び端末Info
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Abstract
なく、簡易且つ簡便に作業員の入退場を管理し、工程進
渉状況も参照することのできる管理システムを提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る入退場管理システムの代表的な構成は、少なくとも現
場情報と、作業員情報とをあらかじめ登録した第一デー
タベースと、少なくとも現場IDと、作業員IDと、入
場及び退場の時刻情報とを含む入退場記録を格納可能な
第二データベースと、端末と接続可能な通信手段と、端
末に表示させる操作画面のための所定の情報を送信し、
かつ端末からの所定の情報を受信する送受信サーバと、
を有することを特徴とする。ここで前記登録された作業
員情報とは、少なくとも作業員の氏名、所属、及び作業
内容を含む。
Description
作業員の入退場、工程進渉状況を簡易に管理、閲覧する
ことのできる入退場管理システムに関するものである。
使用するために、作業員全員の入出場記録を取る必要が
ある。現在は出勤簿を用いたり、建築現場にタイムレコ
ーダを設置してこの記録を取るのが一般である。また近
年は情報技術の進歩により、例えばICカードとカード
リーダを使って出勤管理を行う管理システムも提案され
ている。
8-329298号公報に開示された技術がある。本構成におい
ては、入退場場所に設置された中継装置と、各人が持つ
端末装置が同期信号をやりとりし、位置データと個人デ
ータを表示装置に表示するものである。これにより各人
の位置の現在位置の管理や呼出を容易にできるとしてい
る。
公報に開示された技術がある。本構成においては、会議
室などのスペースに個人が進入したことをセンサーにて
検出し、スペースに設置した送信機、受信機と個人が携
帯する送受信機とでIDのやりとりを行い、所定の情報
を所在監視装置に転送、表示するものである。これによ
り個人が所在するスペースを確実に認識あるいは監視す
ることができるとしている。
ダを設置する方式にあっては、タイムレコーダを所定の
場所に設置しておかなければならない。このため、例え
ば小規模ビル等の建築現場、個人住宅の施工現場等のよ
うなところで、作業員の入退場管理に用いることは、当
初は敷地のみであるため設置場所を安定的に確保するこ
とが困難である、安全に管理できるかどうかがわからな
い等の点で適切ではなく、出勤簿も同様に適切ではな
い。
の入退場管理においても、上記と同様の問題があるほ
か、装置にコストがかかる、ICカードを常に携帯しな
ければならない等の問題がある。同様に特開平8-329298
号、特開平6-231146号公報に開示された技術のいずれに
おいても、監視すべき場所に装置の設置が必要であるた
め設備にコストを要し、また入退場管理のためだけに各
人が専用の通信端末を携帯する必要がある。
宅の施工現場のようなところでは、どの作業員がどの日
に現場に入るかを事前に特定することは難しい。これら
のことから、小規模ビル等の建築現場、個人住宅の施工
現場等のようなところでは、入退場管理を行うことは難
しいというのが現状である。同様に、このような所で
は、工程進渉状況の管理も難しいというのが現状であ
る。
記録はある程度の期間、例えば1ヶ月単位で事業者に報
告されるものであり、日々リアルタイムに作業員の入退
場状況を把握することはできなかった。さらに従来の方
式においては、第三者が他人の入退場記録を参照するこ
とは想定していなかった。
することなく、簡易且つ簡便に作業員の入退場を管理
し、工程進渉状況も参照することのできる管理システム
を提供することを目的としている。
に、本発明に係る入退場管理システムの代表的な構成
は、少なくとも現場情報と、作業員情報とをあらかじめ
登録した第一データベースと、少なくとも現場IDと、
作業員IDと、入場及び退場の時刻情報とを含む入退場
記録を格納可能な第二データベースと、端末と接続可能
な通信手段と、端末に表示させる操作画面のための所定
の情報を送信し、かつ端末からの所定の情報を受信する
送受信サーバと、を有することを特徴とする。ここで前
記登録された作業員情報とは、少なくとも作業員の氏
名、所属、及び作業内容を含む。
ことなく、簡易且つリアルタイムに作業員の入退場を管
理することができる。
備えられたバーコードリーダから読み取られて送信され
たバーコードの情報から取得することでもよい。また前
記現場IDは、端末に備えられたGPS装置により得ら
れた位置情報に基づき、当該位置からもっとも近くの現
場情報から取得することでもよい。これらのことにより
作業員による入力を簡略化することができる。
には、作業員に作業員IDを含んだURLアドレスを個別
に付与することにより、作業員IDを自動的に取得する
ことができ、作業員による入力を簡略化することができ
る。作業員は付与されたURLアドレスを端末に登録する
ことにより、簡便に送受信サーバに個人を特定して接続
することが可能である。さらに、一つの端末に複数のUR
Lアドレスを登録し、複数人で端末を共有することも可
能である。また作業員IDを端末に保存するように構成
することにより、作業員IDを最初に一度入力すれば、
以後は入力を省略することができる。
から取得することができる。ただし明示的に入力可能と
することにより、情報を修正したり、後日入力すること
が可能になるなど柔軟性を持たせることができる。
定の情報には、前記作業員IDに対応して登録されてい
る作業員の氏名、前記送受信サーバが前記端末からの情
報の受信を完了した旨のメッセージを含むことにより、
作業員が確信を持って操作することが可能となる。
受信サーバを有し、作業員が入力予定時刻を過ぎても入
力していない場合に、作業員情報として登録された当該
作業員の端末に対して、メッセージを送信することによ
り、作業員に入力を促進し、システムの円滑な運用を図
ることができる。
を取得可能とし、作業員から所定の情報を受信する場合
に、接続された端末の識別情報が、当該作業員の作業員
情報として登録された端末の識別情報と一致した場合に
のみ、受信を受け付けることでもよい。これにより第三
者による誤った入力やデータの改竄を防止することがで
きる。
じて、特定された現場IDまたは作業員IDについての
入退場記録を送信することを特徴とする。これにより第
三者も工程進渉状況を見ることができ、作業員が自分の
作業が可能となったか確認したり、施主が状況を把握し
たりすることができる。ここで端末が携帯型通信端末で
あった場合には、入退場記録を略記にて送信することに
より、携帯型通信端末においても容易に閲覧することが
可能となる。
テムに接続可能な通信手段と、少なくとも英数字を入力
可能な入力手段と、所定の操作画面を表示可能な表示手
段とを有することを特徴とする。端末としては主として
インターネット接続可能な携帯電話が考えられるが、通
信手段を備え、あるいは通信手段と接続可能な携帯型情
報機器、ノート型パソコン、専用端末等も用いることが
できる。
り、前記現場IDまたは作業員IDをバーコードにより
読み取り、入力を簡略化することができ、また誤入力を
防止することができる。同様にGPS装置を備え、入退
場管理システムに位置情報を送信可能とすることによ
り、現場IDの入力を簡略化することができる。
及び端末の実施形態について、図を用いて説明する。図
1は本実施形態に係る入退場管理システムの構成図、図
2は作業員情報を登録する手順を説明するフローチャー
ト、図3は入場記録を格納する手順を説明するフローチ
ャート、図4は退場記録を格納する手順を説明するフロ
ーチャート、図5は端末の操作画面を説明する図、図6
は入退場記録を催促するメールの一例を説明する図、図
7は付加機能を説明する図、図8は入退場記録のレポー
トの抽出条件入力画面例を示す図、図9は入退場記録の
レポート出力例を示す図、図10は端末の他の構成の例を
示す図である。
実施形態に係る入退場管理システムは、第一データベー
ス1、第二データベース2、HTTPサーバ3、メールサー
バ4を有し、通信手段であるインターネット回線5に接
続されている。本システムは、インターネット回線5を
介して携帯型端末6若しくはコンピュータ端末7からア
クセスされる。
住所、現場の施主情報などを含む現場情報と、作業員I
D、作業員の氏名、所属、作業内容などを含む作業員情
報などがあらかじめ登録される。
業員IDと、入場及び退場の時刻情報を含む入退場記録
が格納される。入退場記録は作業員が端末から操作する
ことにより随時入力され、また後述する如く必要に応じ
て参照することができる。
トを受信し、これに応じてHTTPデータを送出する送受信
サーバである。HTTPサーバ3は第一データベース1を参
照して端末6、7に所定の情報を送信し、また端末から
の所定の情報を受信して第二データベース2へと入退場
記録の登録を行う。さらに、端末6、7からのリクエス
トに応じて第二データベース2を参照し、一覧出力を送
信可能である。
ての端末に対してメッセージを送信するメッセージ送受
信サーバである。HTTPサーバ3は端末からのリクエスト
に応じてデータを送受信するものであるが、メールサー
バ4によるメッセージは端末の操作を待たずに送信し、
その到着が通知される。
公共の回線を用いている。すなわちHTTPサーバ3、メー
ルサーバ4は常時インターネット回線5に接続されてお
り、端末6、7も別個独立にインターネット回線5に接
続し、公共回線を通じてサーバに接続する。既存のネッ
トワーク通信手段を利用することにより、設備の簡略化
を図るためである。
受信するために随時操作する端末である。本実施形態で
は建築現場に何らかの装置を設置することなく、作業員
が個々に携帯する端末を用いて入退場記録を操作するこ
とを目的とし、次に詳述するシステムを構築するもので
ある。なお携帯型端末6としては昨今発達の著しい携帯
電話を用いることを想定しているが、いわゆるPDA(P
ersonal Data Assistant)などの小型情報端末や、小型
のノートパソコンなどを用いることができる。
を意味している。このコンピュータ端末7は、随時の入
退場記録を操作するためでなく、一括して入退場記録の
レポートを抽出、出力するために用いることを想定して
いる。ただし場合によっては、建築現場にノート型など
の可搬性のあるコンピュータ端末7を一時的にまたは常
時設置し、作業員の共通の設備として入退場記録を随時
操作することも可能である。
た如く、第一データベースには、現場情報及び作業員情
報があらかじめ登録される。現場情報は、顧客である施
主との契約が成立するごとに、現場ID、現場住所、現
場の施主情報などがシステムの管理者によって入力され
る。
作業員からの登録手続きによって登録される。まず作業
員は、自己の使用する端末のメールアドレス、氏名、作
業内容などの作業員情報を、システムの管理者に対して
申請する(S1)。この登録は郵送や電話によっても良
いし、またシステム上の特定のwebページから情報送信
を行うことでも良い。
に、一意の作業員IDを付与し、あわせて第一データベ
ース1に登録する(S2)。そして登録された作業員の
メールアドレスに対し、作業員IDを含んだURLアドレ
スをメールにて送信する(S3、図5(a))。メールを受
け取った作業員は、メール文中のURLアドレスを携帯型
端末6に登録し、以後そのURLアドレスを用いて入退場
記録の操作を行う。
ドレスを登録することができるため、複数の作業員につ
いて付与された作業員IDを一つの携帯型端末6に登録
し、携帯型端末6を共有して使用することも可能であ
る。
のwebページを特定するための経路をいう。作業員ID
を含んだURLアドレスとは、単純に作業員毎のページを
準備することも考えられるが、本実施形態ではCGI等の
スクリプトに対するパラメータとして含ませている。こ
れにより単一のスクリプトによって多人数の作業員が操
作を行うことができ、また作業員の増減に対してもシス
テム管理者に負担をかけることなく柔軟に対応すること
ができる。
ける、作業員の入退場記録の第二データベースへの格納
について説明する。
及び図5を用いて説明する。作業員が携帯型端末6を用
いてインターネット回線5に接続し(S10)、割り当
てられたURLアドレスを開く(S11)。するとシステ
ムのHTTPサーバ3は、URLアドレスから作業員IDを取
得し(S12)、第一データベース1を参照してこの作
業員IDに対応する氏名を取得して(S13)、この作
業員の氏名を含むHTMLデータを生成し、端末に対して操
作画面を送信する(S14)。
に現場IDの入力画面である。作業員は図5(c)に示すよ
うに端末を操作して現場IDを入力し(S15)、シス
テムに対して送信する(S16)。現場IDを取得した
HTTPサーバ3は(S17)、そのときの時刻情報をシス
テムの時計から取得し(S18)、作業員ID、現場I
D、時刻情報をあわせて入場記録として第二データベー
ス2に格納する(S19)。
を送信し(S20)、作業員が図5(d)に示すようにメッ
セージを受信すると(S21)、携帯型端末6をインタ
ーネット回線5から切断して(S22)入場記録を終了
する。
び図5を用いて説明する。図4において図3と説明の重
複する部分には同一の符号を付して説明する。作業員が
作業を終了した後に、携帯型端末6を用いてインターネ
ット回線5に接続し(S10)、URLアドレスを開くと
(S11)、HTTPサーバ3は作業者IDを取得する(S
12)。このときHTTPサーバ3は、第二データベース2
を参照することにより、当該作業者が既に入場記録を行
っていることを認識し、作業者の氏名とあわせて入場し
た建築現場の現場IDも取得する(S30)。そして作
業員の氏名および現場IDを含むHTMLデータを生成し、
端末に対して操作画面を送信する(S31)。
に退場記録の確認画面である。そして作業員は表示され
た確認ボタンを押して情報を送信し(S32)する。確
認の受信をしたHTTPサーバ3は(S33)、そのときの
時刻情報を取得し(S18)、作業員ID、現場ID、
時刻情報をあわせて退場記録として第二データベース2
に格納する(S34)。
を送信し(S20)、作業員が図5(f)に示すようにメッ
セージを受信すると(S21)、携帯型端末6をインタ
ーネット回線5から切断して(S22)退場記録を終了
する。
入力すべき情報が少ないことも本発明の特徴の一つであ
る。すなわち入退場記録においては、現場と、作業員
と、入退場時刻を特定して記録する必要がある。これに
対し作業員情報をあらかじめ登録し、作業員IDを含む
URLアドレスを用いてHTTPサーバ3にアクセスさせるこ
とにより、作業員IDの入力を不要としている。また、
時刻情報を端末から接続された時刻を用いて自動的に取
得することにより、時刻情報の入力も不要としている。
従って、入力すべき情報は現場IDのみとなり、端末の
操作を極力簡略化している。
正確性を要しないとはいえ、ある程度の確からしさを確
保する必要があるため、作業員に対し入退場記録を促進
することが望ましい。
(例えば午前9時)までに入場記録が行われていない場
合には、図6(a)に示す如く、メールサーバ4より該当作
業員に対し入場記録を行うよう催促のメールを送信す
る。同様に、作業が終了していると思われる所定の時刻
(例えば午後7時)までに退場記録が行われていない場
合には、図6(b)に示す如く、メールサーバ4より該当作
業員に対し退場記録を行うよう催促のメールを送信す
る。
れることを促進し、本発明に係る入退場管理システムの
円滑な運用を図ることができる。
は、作業員の簡便のために、付加的な機能を追加してい
る。例えば図5(b)、図5(e)に示した入退場記録の操作画
面において、図7に示すように、操作画面10から入力方
法についての説明11、業務に関連する情報12の提示、シ
ステム管理者へのメール送信13、及び次に説明する作業
実績の検索14機能を提供している。
照可能とすることにより、より円滑なシステムの運用、
および業務の遂行を支援することが可能となる。
データベース2に格納された入退場記録は、まず第一義
として、作業員の労災保険の届け出に用いられる。事業
者は、システムの管理者によってコンピュータ端末7を
操作してHTTPサーバ3にアクセスし、図8に示す如き条
件設定画面から、所定期間の特定の作業員についての入
退場記録を抽出し、図9に示す如きレポートとして出力
する。
2に格納されているものであるから、タイムレコーダの
ようにデータの移行を行うことなく、任意の時にその日
までの記録を抽出することができ、極めて作業が簡便で
ある。従って、事業者にとって労災保険の届け出につい
ての作業の負担を大幅に軽減することができる。
インターネット回線5に接続されており、入退出記録に
ついても情報を公開している。従って上記付加機能とし
て説明した如く、各作業員も携帯型端末6を用いて、第
三者の作業実績の検索14を行うことができる。このよう
に特定の現場について入退場した作業員を知ることによ
り、現在どの程度まで工程が進んでいるかを知ることが
でき、明日自分が現場に行くべきか否かを判断すること
ができる。すなわち、第二データベース2を工程管理と
しても用いることができるものである。
て第二データベース2の入退場記録を参照できることか
ら、自分の建物の建築がどの程度まで進んでいるか容易
に知ることができ、簡便である。
定できない場合も多いため、入退場記録とあわせて作業
内容を登録するよう構成することにより、より詳細な工
程管理とすることができる。さらには、退場記録と合わ
せて明日行く現場を登録することにより、その日した作
業が完了したことを知ることができるため、第三者にと
ってよりわかりやすい工程管理とすることもできる。
て、作業員が端末から入力すべき情報は現場IDのみで
あり、携帯型端末6における操作が簡略であることも本
発明の特徴の一つであると説明した。これは、本システ
ムは作業員全員が端末を取り扱うことを前提とするとこ
ろ、年代も様々な作業員全員に対しシステムの利用を促
進するためには、極力操作を簡易にすることが望ましい
からである。また操作を簡略化すれば、誤入力を防止す
ることができ、さらにシステム上で入力の正当性のチェ
ックをかけやすい。
Dを入場登録画面(図5(b))において入力するよう構成
することもできるが、URLにあらかじめ作業員IDを含
ませることにより、入力の簡略化を図っている。また同
様にHTTPサーバを用いた場合の入力の作業員IDの入力
の簡略化としては、COOKIE技術を用いることにより携帯
型端末6に作業員IDを記憶させるよう構成し、初回の
一度のみ入力させることが考えられる。またHTTPサーバ
を用いた場合においては、携帯型端末6に携帯電話を用
いた場合とノート型パソコン等からアクセスする場合と
ではHTML書式を分ける必要があるが、JAVA(登録商標)
アプリケーションを配布することにより機種間の相違を
解消することができ、統一した操作性を確保することが
できる。さらに携帯型端末6として携帯電話の一部機種
に制限することにより、HTTPサーバ3側で端末の電話番
号を取得することができるため、作業員IDの代わりと
することができる。
入力するよう構成して示したが、図10に示すように携帯
型端末6にバーコードリーダ15を備え、建築現場を特定
するバーコード16を読ませ、読み取った情報をサーバに
送信することにより、現場IDの入力を省略することも
考えられる。バーコード16は現場のいずこかに貼り付け
することも考えられるが、建築現場に常に持ち込まれる
図面17に貼り付けして利用することが好ましい。
型端末6にGPS機能(Global Positioning System)を
備え、HTTPサーバ3に対し位置情報を送信することも考
えられる。これによりHTTPサーバ3は第一データベース
1に登録された現場情報の最も近い現場を認識し、その
現場IDを取得することができる。
いては時刻情報は、端末からシステムに接続した時間を
自動的に取得することとして入力を簡略化している。し
かし場合によっては、実際の時刻に遅れて、または後日
に入力したいという要請もあると考えられる。そこで、
例えば付加機能として、任意の日時を指定して入退場記
録を登録可能にすることが望ましい。
合には、セキュリティの確保を考える必要がある。参照
は任意に許可するとしても、記録されているデータの改
竄が可能であることは問題があり、電子情報は改竄の痕
跡が残らないためなおさらである。そこで第三者によっ
て入退出記録を書き換えられないためにまず考えられる
のは、サーバにアクセスする際にまずパスワードを要求
することであるが、これは入力項目が増加してしまい、
簡略化の志向に反してしまう。
電話の一部機種に制限することにより、HTTPサーバ3側
で端末の電話番号を取得することができるため、入退場
記録を該当作業員の登録した端末からしか登録できない
よう制限することができる。また一般固定電話回線を用
いる場合、登録する際にはサーバに直接ダイヤルアップ
するよう構成し、番号通知を利用して制限をかけ、さら
にはデータの登録のログ(経緯の記録)を取ることが望
ましい。
3、すなわちHTTPプロトコルを用いて通信を行うよう説
明したが、UDPプロトコル、無手順プロトコル、その他
の既知の他のプロトコルを用いた通信手段によって本発
明に係る入退場管理システムを構成することができる。
管理システムにおいては、少なくとも現場情報と、作業
員情報とをあらかじめ登録した第一データベースと、少
なくとも現場IDと、作業員IDと、入場及び退場の時
刻情報とを含む入退場記録を格納可能な第二データベー
スと、端末と接続可能な通信手段と、端末に表示させる
操作画面のための所定の情報を送信し、かつ端末からの
所定の情報を受信する送受信サーバと、を有することに
より、建築現場に装置等を設置することなく、随時且つ
簡便に作業員の入退場を管理し、工程進渉状況も参照す
ることのできる管理システムを提供することができる。
従って、設置コストの削減を図ると共に、装置を含めた
運用管理コストの削減を図ることができる。
を登録するために端末を操作する際の入力を極めて簡略
化することができ、作業員全員に対しシステムの利用を
促進することができる。また作業員による入力部分が少
ないということは誤入力を防止し、さらに誤入力があっ
たとしても発見しやすく、システム上で正当性のチェッ
クもかけやすいという効果を有している。
る。
ャートである。
ートである。
ートである。
図である。
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも現場情報と、作業員情報とを
あらかじめ登録した第一データベースと、 少なくとも現場IDと、作業員IDと、入場及び退場の
時刻情報とを含む入退場記録を格納可能な第二データベ
ースと、 端末と接続可能な通信手段と、 端末に表示させる操作画面のための所定の情報を送信
し、かつ端末からの所定の情報を受信する送受信サーバ
と、 を有することを特徴とする入退場管理システム。 - 【請求項2】 前記送受信サーバとはHTTPサーバであっ
て、前記作業員IDは、作業員に個別に付与されたURL
アドレスにより取得することを特徴とする請求項1記載
の入退場管理システム。 - 【請求項3】 前記送受信サーバは、端末からの要求に
応じて、特定された現場IDまたは作業員IDについて
の入退場記録を送信することを特徴とする請求項1記載
の入退場管理システム。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の入
退場管理システムに接続可能な通信手段と、 少なくとも英数字を入力可能な入力手段と、 所定の操作画面を表示可能な表示手段とを有することを
特徴とする端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002144170A JP2003337881A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 入退場管理システム及び端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002144170A JP2003337881A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 入退場管理システム及び端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003337881A true JP2003337881A (ja) | 2003-11-28 |
Family
ID=29703918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002144170A Pending JP2003337881A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 入退場管理システム及び端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003337881A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005267198A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 代理人確認方法および代理人確認装置 |
JP2007026212A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業情報管理システムおよび携帯端末装置 |
JP4850973B1 (ja) * | 2010-09-14 | 2012-01-11 | ギアヌーヴ株式会社 | 工事現場の労務管理システム及びサーバ |
-
2002
- 2002-05-20 JP JP2002144170A patent/JP2003337881A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007026212A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業情報管理システムおよび携帯端末装置 |
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