JP2000244073A - 多波長集積化半導体レーザ装置 - Google Patents

多波長集積化半導体レーザ装置

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JP2000244073A
JP2000244073A JP11043669A JP4366999A JP2000244073A JP 2000244073 A JP2000244073 A JP 2000244073A JP 11043669 A JP11043669 A JP 11043669A JP 4366999 A JP4366999 A JP 4366999A JP 2000244073 A JP2000244073 A JP 2000244073A
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Akira Tanaka
中 明 田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶成長の回数を可及的に少なくして異なる
波長の半導体レーザを近接して形成することを可能にす
る。 【解決手段】 結晶基板上の分離された第1および第2
の領域の各領域上に、各々が第1導電型のクラッド層に
挟まるように積層された第1乃至第n(n≧2)の活性
層41、42と、第1の領域上で最上層となる第nの活
性層42上のクラッド層23に形成されたストライプ状
の第1導電型と異なる第2導電型の第2のクラッド層2
3aと、第2領域上で第1乃至第n−1の活性層のうち
の1つの活性層41の直上のクラッド層22がストライ
プ状に露出するように形成された溝部と、溝部の底部で
露出しているクラッド層22に形成された第2導電型の
第3のクラッド層22aと、を備え、第i(1≦i≦n
−1)の活性層の禁制帯幅は第i+1の活性層の禁制帯
幅よりも広いことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同一基板上に発振波
長の異なる半導体レーザを集積した多波長集積化半導体
レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、波長650nmのDVD(Digita
l Versatile Disk)用半導体レーザやCD−ROM用の
波長780nm帯の半導体レーザと組み合わせによる集
積光学ユニットの開発が盛んに行われている。そして、
波長650nmの半導体レーザと波長780nmの半導
体レーザを同一基板上に集積化したレーザの開発も行わ
れている。二波長集積化レーザ装置の従来の構成を図4
に示す。
【0003】この従来のレーザ装置は、次のようにして
形成される。まず例えばn型のGaAs基板1上にn型
のクラッド層2、ガイド層31、MQW(Multiple Qua
ntumWell :多重量子井戸)活性層41、ガイド層5
1、p型のクラッド層61、p型のエッチングストップ
層7、n型のブロック層8を全面に順次結晶成長により
形成する。ここで例えばクラッド層2はIn0.5 (Ga
0.3 Al0.7 0.5 Pから構成され、ガイド層31はI
0.5 (Ga0.4 Al0.6 0.5 Pから構成され、MQ
W活性層41はIn0.5 Ga0.5 P/In0.5 (Ga
0.5 Al0.5 0.5Pから構成され、ガイド層51はI
0.5 (Ga0.4 Al0.6 0.5 Pから構成され、クラ
ッド層61はIn0.5 (Ga0.3 Al0.7 )Pから構成
され、エッチングストップ層7はIn0.5 Ga0.5 Pか
ら構成され、ブロック層8はIn0.5Al0.5 Pから構
成される。
【0004】次に酸化膜(図示せず)を全面に形成した
後、図4に示す右半分の酸化膜を除去する。続いて図4
に示す右半分をn−GaAs基板1に達するまでエッチ
ングする。そしてエッチングした部分に2回目の結晶成
長により、n型のクラッド層2、ガイド層32、MQW
活性層42、ガイド層52、p型のクラッド層61、p
型のエッチングストップ層7、n型のブロック層8を順
次形成する。すなわち、図4に示す残っている左半分と
新しく形成した右半分とでは、ガイド層31、MQW活
性層41、およびガイド層51を、ガイド層32、MQ
W活性層42、およびガイド層52で置換した構成とな
っている。ここでガイド層32はGa0. 5 Al0.5 As
から構成され、MQW活性層42はGa0.9 Al0.1
s/Ga0.7 Al0.3 Asから構成され、ガイド層52
はGa0.5 Al0.5 Asから構成される。
【0005】次に再び全面に酸化膜(図示せず)を形成
した後、1回目に結晶成長させた領域(図4の左半
分)、2回目に結晶させた領域(図4の右半分)の各々
においてストライプ状に酸化膜を除去する。そして酸化
膜が除去された部分領域をp型エッチングストッパ層7
が露出するまでエッチングする。
【0006】次に残存している酸化膜を除去し、3回目
の結晶成長により、p型のクラッド層62、p型のコン
タクト層9を順次形成する。ここで例えばクラッド層6
2はIn0.5 (Ga0.3 Al0.7 0.5 Pから構成され
コンタクト層9はGaAsから構成される。
【0007】続いてp型の電極10を上面にn型の電極
11を下面に形成した後、例えばRIE(Reactive Ion
Etching)等を用いて分離溝12を形成し、所望の二波
長集積化半導体レーザ装置を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成の従来のレーザ装置においては、結晶成長を3回行う
必要がある。また、2回目の結晶成長時に成長する領域
と、酸化膜が残存している領域の境界部に異常成長が起
こりやすく、異なる波長の半導体レーザを近接して形成
することが困難になるという問題がある。
【0009】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、結晶成長の回数を可及的に少なくして、異な
る波長の半導体レーザを近接して形成することが可能な
半導体レーザ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による多波長集積
化半導体レーザ装置の第1の態様は、結晶基板上の分離
された第1および第2の領域の各領域上に、各々が第1
導電型のクラッド層に挟まるように積層された第1乃至
第n(n≧2)の活性層と、前記第1の領域上で最上層
となる第nの活性層上のクラッド層に形成されたストラ
イプ状の前記第1導電型と異なる第2導電型の第2のク
ラッド層と、前記第2領域上で前記第1乃至第n−1の
活性層のうちの1つの活性層の直上のクラッド層がスト
ライプ状に露出するように形成された溝部と、前記溝部
の底部で露出している前記クラッド層に形成された第2
導電型の第3のクラッド層と、を備え、第i(1≦i≦
n−1)の活性層の禁制帯幅は第i+1の活性層の禁制
帯幅よりも広いことを特徴とする。
【0011】なお、隣接する活性層の禁制帯幅の差は
0.2eV以上であることが好ましい。
【0012】なお、前記第nの活性層上の第1導電型の
クラッド層上に形成された、前記クラッド層よりも屈折
率の低い第2導電型の第1の電流阻止層と、この第1の
電流阻止層上に形成された第1導電型の第2の電流阻止
層と、を更に備えることが好ましい。
【0013】なお、n=2であり、第2の活性層はGa
AlAs系の活性層であり、第1の活性層はInGaA
lP系の活性層であることが好ましい。
【0014】なお、前記InGaAlP系の活性層はI
nGaP層を井戸とする多重量子井戸層であり、前記G
aAlAs系の活性層はGaAlAs層を井戸とする多
重量子井戸であることが好ましい。
【0015】なお、前記InGaAlP系の活性層は障
壁層としてInGaAlP層を用い、前記GaAlAs
系の活性層は障壁層としてInGaAlP層またはIn
GaP層を用いることが好ましい。
【0016】また本発明による多波長集積化半導体レー
ザ装置の第2の態様は、結晶基板上の分離された第1お
よび第2の領域の各々の領域上に第1導電型の第1のク
ラッド層を介して形成された第1の活性層と、前記第1
の領域上の前記第1の活性層上に形成された前記第1導
電型と異なる第2導電型の第2のクラッド層と、この第
2のクラッド層上に形成されたストライプ状のリッジ形
状をなす第2導電型の第3のクラッド層と、前記第3の
クラッド層の脇の、前記第2のクラッド層上の領域に形
成された第1導電型の第1の電流阻止層と、前記第2の
領域上の前記第1の活性層上に形成された第1導電型の
第4のクラッド層と、この第4のクラッド層上に形成さ
れた第2の活性層と、この第2の活性層上に形成された
第2導電型の第5のクラッド層と、この第5のクラッド
層上に形成されたストライプ状のリッジ形状をなす第2
導電型の第6のクラッド層と、前記第6のクラッド層の
脇の、前記第2のクラッド層上の領域に形成された第1
導電型の第2の電流阻止層と、を備えたことを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による多波長集積化半導体
レーザ装置の第1の実施の形態の構成を図1に示す。こ
の第1の実施の形態の半導体レーザ装置は以下のように
形成される。
【0018】まず不純物濃度が3×1018cm-3のn型
のGaAs基板1上に、不純物濃度が3×1017cm-3
のn型のクラッド層21、ガイド層31、MQW活性層
41、ガイド層51、不純物濃度が3×1017cm-3
n型のクラッド層22、ガイド層32、MQW活性層4
2、ガイド層52、不純物濃度が3×1017cm-3のn
型のクラッド層23、不純物濃度が1×1018cm-3
p型エッチングストップ層7、不純物濃度が1×1018
cm-3のp型のブロック層81、および不純物濃度が1
×1018cm-3のn型のブロック層82を順次、結晶成
長により形成する。ここで例えば、クラッド層21,2
2,23はIn0.5 (Ga0.3 Al0.70.5 Pから構
成され、ガイド層31はIn0.5 (Ga0.4 Al0.6
0.5 Pから構成され、MQW活性層41はIn0.5 Ga
0.5 P/In0.5 (Ga0.5 Al0.5 0.5 Pから構成
され、ガイド層51はIn0.5 (Ga0.4 Al0.6
0.5Pから構成され、ガイド層32,52はIn
0.5 (Ga0.7 Al0.3 0.5 Pから構成され、MQW
活性層42はGa0.9 Al0.1 As/In0.5 Ga0.5
Pから構成され、エッチングストップ層7はIn0.5
0.5 Pから構成され、ブロック層81,82はIn
0.5 Al0.5 Pから構成される。
【0019】次に全面に酸化膜(図示せず)を形成し、
図1に示す左側の領域で上記酸化膜をストライプ状に抜
いた後、この抜いた領域部分をエッチングストップ層7
が露出するまでエッチングする。同様に図1に示す右側
の領域でも上記酸化膜をストライプ状に抜き、この抜い
た領域部分をクラッド層22が露出するまでエッチング
する。
【0020】次に2回目の結晶成長により、In
0.5 (Ga0.3 Al0.7 0.5 Pからなるp型のクラッ
ド層6、GaAsからなるp型のコンタクト層9を順次
形成する。この2回目の結晶成長において、結晶成長を
行う前に雰囲気中にp型の不純物となるZn等を入れて
おくことにより、この不純物を結晶表面に拡散させ、溝
の底部で露出している、エッチングストップ層7下のn
型のクラッド層22の部分領域およびn型のクラッド層
23の部分領域を各々p型に反転させたp型のクラッド
層22aおよび23aを形成する。
【0021】続いて上方にp型の電極10、下方にn型
の電極11を形成した後、異方性エッチング、例えばR
IE等により分離溝12を形成し、所望の二波長集積化
半導体レーザ装置を得ることができる。
【0022】このように構成された半導体レーザ装置の
図1に示す左側の半導体レーザの活性層41,42の近
傍のバンド構造を図2に示す。図2から分かるようにク
ラッド層21からガイド層52まではn型の半導体であ
るため、この範囲ではキャリアとなる電子に対する障壁
は低く、かつMQW活性層41の禁制帯幅がMQW活性
層42の禁制帯幅よりも広いため、MQW活性層41で
はほとんどキャリアが再結合しない。またキャリアであ
る電子は、p型のクラッド層23aの障壁に遮られるた
め、結果としてほとんどのキャリアがMQW活性層42
で再結合することによりこの禁制帯幅にあった波長で発
振する。図1の右側の半導体レーザはMQW活性層42
を除去し、その下のn型のクラッド層22の部分領域を
p型に反転したクラッド層22aがあるため、キャリア
はMQW活性層41で再結合し、やはりこの禁制帯幅に
あった波長で発振する。それぞれの波長はMQW活性層
41は650nm、MQW活性層42は780nmであ
り、禁制帯幅の差にして0.3eV程度であるが、この
差が少なくなると禁制帯幅の広い活性層でもキャリアが
再結合してしまうようになる。
【0023】禁制帯幅の広い活性層でキャリアが再結合
しないようにするためには禁制帯幅の差が0.2eV以
上であることが望ましい。
【0024】この第1の実施の形態の半導体レーザ装置
においては、第1の半導体レーザ部(図1の右半分に相
当)と第2の半導体レーザ部(図1の左半分に相当)を
有している。第1の半導体レーザ部はMQW活性層41
の下側にn型のガイド層31を介してn型のクラッド層
21が設けられており、MQW活性層41の上側にn型
のガイド層51を介してストライプ形状のp型のクラッ
ド層22aが設けられた構成となっている。また第2の
半導体レーザ部は、2つのMQW活性層41,42を有
し、MQW活性層41の下側にn型のガイド層31を介
してn型のクラッド層21が設けられ、MQW活性層4
1の上側にn型のガイド層51を介してn型のクラッド
層22が設けられ、このクラッド層22上にn型のガイ
ド層32を介してMQW活性層42が設けられ、このM
QW活性層42の上側にはn型のガイド層52を介して
ストライプ形状のp型のクラッド層23aが設けられた
構成となっている。
【0025】また上記実施の形態においては、n型のク
ラッド層23上には電流を阻止するためのp型およびn
型のブロック層(電流阻止層)81,82が形成されて
おり、このブロック層81,82はクラッド層23より
も屈折率が低くなるように構成されている。
【0026】なお、第1の実施の形態においては、活性
層41,42として多重量子井戸活性層を用いているた
め、しきい値電流の低減や温度特性を改善することがで
きる。
【0027】また、MQW活性層41はInGaP層を
井戸とし、InGaAlP層を障壁としており、MQW
活性層42はAlGaAs層を井戸とし、InGaP層
を障壁としているため、MQW活性層41,42を構成
する材料の一部が同一となり、半導体レーザ装置を簡素
化することができる。なお、MQW活性層42の障壁と
してInGaAlP層を用いることも可能である。
【0028】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、導波路構造として内部ストライプ構造を用いたこと
により、2回の結晶成長のみで良く、更に結晶成長はほ
ぼ基板全面で行われるため、境界部で異常成長が生じる
のを可及的に抑制することが可能となり、各々の波長の
半導体レーザを近接して形成することができる。
【0029】また、本実施の形態では、In0.5 Ga
0.5 P/In0.5 (Ga0.5 Al0.50.5 Pからなる
MQW活性層41の井戸層と、Ga0.9 Al0.1 As/
In0. 5 Ga0.5 PからなるMQW活性層42の障壁層
として共にIn0.5 Ga0.5 Pを用い、またクラッド層
21,22,23として共にIn0.5 (Ga0.3 Al0.
7 0.5 Pを用いているため、例えばMO−CVD(Me
tal Organic Chemical Vapor Deposition )装置で結晶
成長する時には成長用のガスを流すラインの数を減らす
ことができる。
【0030】次に本発明による多波長集積化半導体レー
ザ装置の第2の実施の形態の構成を図3に示す。この実
施の形態の半導体レーザ装置は、リッジストライプ構造
の第1および第2の半導体レーザ部を有しており、以下
のようにして形成される。
【0031】まず第1の実施の形態の場合と同様にして
1回目の結晶成長でn型のクラッド層23まで形成す
る。続いて、第1の半導体レーザ部が形成される領域
(図3の右側の領域)をn型のクラッド層22が露出す
るまでエッチングにより除去する。
【0032】その後2回目の結晶成長で、全面にIn
0.5 Ga0.5 Pからなるp型のエッチングストップ層7
およびIn0.5 (Ga0.3 Al0.7 0.5 Pからなるp
型のクラッド層62を形成する。この2回目の結晶成長
において、成長を始める前に雰囲気中にp型の不純物と
なるZn等を入れておくことで、結晶表面に拡散させ、
露出しているn型のクラッド層22,23をp型に反転
させる。
【0033】その後、第1および第2の半導体レーザ部
の形成領域に、クラッド層62をエッチングによりスト
ライプ状のリッジを形成する。続いて3回目の結晶成長
でGaAsからなるn型のブロック層8を形成し、その
後、4回目の結晶成長で、GaAsからなるp型のコン
タクト層9を形成する。次いで上方にp型の電極10、
下方にn型の電極11を形成した後、異方性エッチン
グ、例えばRIE等により分離溝12を形成し、所望の
二波長集積化半導体レーザ装置を得ることができる。
【0034】この実施の形態の半導体レーザ装置は結晶
成長の回数は4回と多くなるが、境界部での異常成長等
は無く、近接して形成された多波長集積化半導体レーザ
を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、結
晶成長の回数を可及的に少なくして、異なる波長の半導
体レーザを近接して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多波長集積化半導体レーザ装置の
第1の実施の形態の構成を示す断面図。
【図2】第1の実施の形態の作用効果を説明するバンド
構造図。
【図3】本発明による多波長集積化半導体レーザ装置の
第2の実施の形態の構成を示す断面図。
【図4】従来の多波長半導体レーザ装置の構成を示す断
面図。
【符号の説明】
1 n型のGaAs基板 6 p型のクラッド層 7 エッチングストップ層 8 p型のブロック層(電流阻止層) 9 コンタクト層(p型) 10 p型の電極 11 n型の電極 21 n型のクラッド層 22 n型のクラッド層 22a p型のクラッド層(拡散層) 23 n型のクラッド層 23a p型のクラッド層(拡散層) 31 ガイド層 32 ガイド層 41 MQW活性層 42 MQW活性層 51 ガイド層 52 ガイド層 61 p型のクラッド層 62 p型のクラッド層 81 p型のブロック層(電流阻止層) 82 n型のブロック層(電流阻止層)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結晶基板上の分離された第1および第2の
    領域の各領域上に、各々が第1導電型のクラッド層に挟
    まるように積層された第1乃至第n(n≧2)の活性層
    と、 前記第1の領域上で最上層となる第nの活性層上のクラ
    ッド層に形成されたストライプ状の前記第1導電型と異
    なる第2導電型の第2のクラッド層と、 前記第2領域上で前記第1乃至第n−1の活性層のうち
    の1つの活性層の直上のクラッド層がストライプ状に露
    出するように形成された溝部と、 前記溝部の底部で露出している前記クラッド層に形成さ
    れた第2導電型の第3のクラッド層と、 を備え、第i(1≦i≦n−1)の活性層の禁制帯幅は
    第i+1の活性層の禁制帯幅よりも広いことを特徴とす
    る多波長集積化半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】隣接する活性層の禁制帯幅の差は0.2e
    V以上であることを特徴とする請求項1記載の多波長集
    積化半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】前記第nの活性層上の第1導電型のクラッ
    ド層上に形成された、前記クラッド層よりも屈折率の低
    い第2導電型の第1の電流阻止層と、この第1の電流阻
    止層上に形成された第1導電型の第2の電流阻止層と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
    多波長集積化半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】n=2であり、第2の活性層はGaAlA
    s系の活性層であり、第1の活性層はInGaAlP系
    の活性層であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の多波長集積化半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】前記InGaAlP系の活性層はInGa
    P層を井戸とする多重量子井戸層であり、前記GaAl
    As系の活性層はGaAlAs層を井戸とする多重量子
    井戸であることを特徴とする請求項4記載の多波長集積
    化半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】前記InGaAlP系の活性層は障壁層と
    してInGaAlP層を用い、前記GaAlAs系の活
    性層は障壁層としてInGaAlP層またはInGaP
    層を用いることを特徴とする請求項5記載の多波長集積
    化半導体レーザ装置。
  7. 【請求項7】結晶基板上の分離された第1および第2の
    領域の各々の領域上に第1導電型の第1のクラッド層を
    介して形成された第1の活性層と、 前記第1の領域上の前記第1の活性層上に形成された前
    記第1導電型と異なる第2導電型の第2のクラッド層
    と、 この第2のクラッド層上に形成されたストライプ状のリ
    ッジ形状をなす第2導電型の第3のクラッド層と、 前記第3のクラッド層の脇の、前記第2のクラッド層上
    の領域に形成された第1導電型の第1の電流阻止層と、 前記第2の領域上の前記第1の活性層上に形成された第
    1導電型の第4のクラッド層と、 この第4のクラッド層上に形成された第2の活性層と、 この第2の活性層上に形成された第2導電型の第5のク
    ラッド層と、 この第5のクラッド層上に形成されたストライプ状のリ
    ッジ形状をなす第2導電型の第6のクラッド層と、 前記第6のクラッド層の脇の、前記第2のクラッド層上
    の領域に形成された第1導電型の第2の電流阻止層と、 を備えたことを特徴とする多波長集積化半導体レーザ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7678596B2 (en) 2007-10-09 2010-03-16 Mitsubishi Electric Corporation Method for manufacturing monolithic semiconductor laser
JP2011222950A (ja) * 2010-03-24 2011-11-04 Showa Denko Kk 発光ダイオード

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