JP2000243764A - コレット及びそれを用いたマウント装置 - Google Patents
コレット及びそれを用いたマウント装置Info
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Abstract
置かれたペレットをピックアンドプレースできるコレッ
ト、及びそれを用いて単純な構造で高速化が可能なマウ
ント装置を提供する。 【解決手段】 上下動軸22に対して一定角度傾いた回
転軸21を中心に回転させ、先端部分の吸着面24が前
記回転軸と直交する面23に対して一定角度傾けたコレ
ットを有し、その回転角度を設定することにより、ピッ
クアップ時とプレース時に異なる角度で置かれたペレッ
ト9をピックアンドプレースする。
Description
を用いたマウント装置に関し、特に電子部品の製造で使
用される微小ワーク片のピックアンドプレースに使用さ
れるコレット及びそれを用いたマウント装置に関する。
ト工程では、半導体ウェーハから分割された多数のペレ
ットをリードフレーム上にマウントしている。この際、
ワーク片であるペレット9が置かれるピックアップ面7
と、リードフレーム上のプレース面8両者が必ずしも0
°(水平;マウント装置の基準面に対して)ではなく、
一定角度傾斜している場合がある。例えば、ピックアッ
プ面7は0°であるが、リードフレーム上のプレース面
8は15°の傾斜角度を有する場合があり、この場合は
コレット1先端の吸着面の角度を変える必要があり、そ
の手段として次の方法が採られていた。
動軸17が直交する。通常、図4乃至図6に示すよう
に、コレット1を含む移送ユニット先端部15は、軸4
を中心に回転自在として、その回転角度をマウント装置
全体の一部分に組み込まれたモーター5に取り付けられ
たカム2により決定する。なお、回転自在となる移送ユ
ニット先端部15は、その振動の発生を防止するため
に、一方向にばね3で引っ張られている。
傾斜角度を持つだけではなく、リードフレームが多少ね
じれている場合は、リードフレーム上にペレットをプレ
ースする際に、ペレットを回転させたい場合があり、そ
のためには、前述した構造に加えて、コレットの吸着面
の鉛直軸6を中心に吸着面を回転させるためのモータ
ー、及びベルト等を付加するものとなる。
ックアップ面と、リードフレーム上にプレースする面と
が同一角度ではない場合、コレットを含む移送ユニット
先端部は、ある軸を中心に回転自在であって、その回転
角度はマウント装置全体の一部分に組み込まれたモータ
ーに取り付けられたカムの回転により、上下動軸に対し
て吸着面の鉛直軸を傾斜させる必要が生じる。なお、回
転自在となる移送ユニット先端部は、その振動の発生を
防止するために、一方向にばねで引っ張られる構造を有
することで複雑になる。この場合、ばねによる調整には
限界があり、振動を迅速に抑制することは困難であっ
た。振動が止まらないままピックアップ及びプレースを
行なうと、ペレットの中心を把持できない、またリード
フレーム上のランド部に正確にプレースできないという
問題があるため、振動が収まるまで搬送動作を停止しな
ければならず、このため装置の高速化が図れなかった。
同時に、傾斜角度を決めるカムの微調整作業も時間を要
した。
傾斜角度を持つだけではなく、リードフレームが多少ね
じれている等の理由で、リードフレーム上にペレットを
プレースする際に、ペレットを回転させなければならな
い場合は、コレットの吸着面の鉛直軸を中心に吸着面を
回転させる構造となり、新たにモーター、及びベルト等
を具備せざるを得なかった。そのために移送ユニット先
端部は一層大型かつ複雑化し、装置が高価になるだけで
はなく、前述した移送時の振動抑制が一層困難となって
いた。
も、ピックアップ時とプレース時にそれら角度が異なる
ペレットの移送ができるため、安価で高速化が可能とな
るコレット及びそれを用いたマウント装置を提供するこ
とにある。
して一定角度傾いた軸を中心に回転し、先端部分の吸着
面が前記回転軸と直交する面に対して一定角度傾いたコ
レットであることを特徴とする。
面でペレットを移送する場合、ピックアップ面とプレー
ス面を異なる角度で移送ができることを特徴とするコレ
ットである。
置は、外部情報手段を具備し、その情報手段に基づき回
転角度を設定することができ、ピックアップ時とプレー
ス時に異なる所定の角度でペレットを移送できる。
置は、外部に設定されたカメラから取り込まれた画像情
報に基づいて、ペレットのピックアップ時もしくはプレ
ース時の回転角度を設定し、ワークの移送を行なうこと
ができる。
の形態を説明する。なお、従来と同じ構成部品ならびに
構成部分については、従来の説明図と同一符号を用い
る。図1は、本発明の係るコレット20を表わし、図2
は、当コレット20を有するマウント装置の移送ユニッ
ト部を表わす。回転可能なコレット20の回転軸21
が、移送ユニット部の上下動軸22に対して7.5°傾
いて取り付けられ、かつコレット20の吸着面24は回
転軸21と直交する面23に対して7.5°傾いてい
る。なおコレット20の内部には、吸着面24からその
他端面にかけてバキューム用の貫通孔25が設けられて
おり、コレット20は支持回転部26に取り付けられ、
その支持回転部26も内部にバキューム用の貫通孔を有
し、コレット取付け他端側にバキューム用のエアーチュ
ーブ16が取り付けられることにより、エアーチューブ
16からコレット20の吸着面24までのバキューム回
路が形成される。
際、ピックアップ面7は0°であるが、プレース面8が
15°の傾斜角度を有する場合、ピックアップ時にコレ
ット20の吸着面24を0°に合わせて、移送ユニット
部が下降後、ペレット9をコレット20の吸着面24で
吸着し上昇する。リードフレーム10の上に移動後、プ
レース時にはコレット20を180°回転し下降すれ
ば、吸着面24が15°傾斜し、プレース面8に合わせ
てプレースすることができる。
ー28とベルト29を介して、行なわれるが、その回転
角度は外部情報に基づいて設定することができる。
面7は0°であって、リードフレーム10上のプレース
面8が15°の傾斜角度を有する場合であったが、ボー
ルフィーダーがピックアップ面となる場合は、一般的に
ピックアップ面が傾斜面となることが多く、この場合で
も上下動軸22に対する、回転軸21の取付け角度、も
しくは回転軸21と直交する面23に対するコレット2
0の吸着面24の角度を変更することにより対応ができ
る。
を用い、外部に設定されたカメラ30の情報に基づいて
その回転角度を設定するマウント装置の具体例を示す。
リードフレーム10は定ピッチ送りされ、停止後ペレッ
ト9がプレースされるが、そのプレースされるランド部
11は事前に上方に設置されたカメラ30で観測され、
図示はしないが、画像処理装置で処理されたランド部1
1の画像情報が取得される。ランド部11がランド面の
上方から見て回転ずれがあれば、前記画像情報をもと
に、モーター28の回転角度を設定すれば、コレット2
0のずれの角度が補正され、ペレット9をランド部11
上にずれの角度分補正してプレースすることができる。
プレースをバキューム吸着にて行なう方法を示したが、
これに限らず電磁吸着による把持機構をもってしても、
当コレットの機能は発揮できる。その場合、コレット先
端部分の吸着面の内部に電磁石を配し、電磁石からコレ
ット他端面に向かって電磁石駆動用ケーブルが配線され
る形態が一般的であり、エアーチューブは必要なくな
る。
されたペレットをもとに説明したが、コンデンサチップ
や磁気ヘッドチップ等、他の微小ワーク片の移送におい
ても、もちろん機能を発揮する。
は以下に記載されるような効果を発揮する。マウント装
置の移送ユニット部上下動軸に対して、回転機構を有す
るコレットが一定角度傾けて取り付けられ、その傾いた
軸を中心にコレットが回転し、その先端部分の吸着面は
回転軸に直交する面に対して一定角度傾いたコレットで
あり、つまり構造が簡単かつ小型であっても、ペレット
が置かれた面つまりピックアップ面と、リードフレーム
上にプレースする面とが同一角度ではない場合もコレッ
トを回転することでこれに対応できる。
め、安価なばかりでなく、ペレット移送時に発生する振
動が抑制できるために、装置の高速化が可能になる。
ランド面の上方から見て回転ずれがあっても、コレット
先端の回転角度を、モーターで設定することにより、ペ
レットをその角度分容易に補正してプレースすることが
できる。
アップ・プレースする前に、外部に設定されたカメラか
ら取り込まれた画像情報に基づいて、ペレットをその角
度分容易に補正してプレースすることができる。
ユニット部 (a)傾斜面にペレットをプレースする時の側面図 (b)ペレットをピックアップする時の側面図
ランド部に合わせてプレースされたペレットの平面図
図
ースする際の側面図
Claims (6)
- 【請求項1】上下動軸に対して一定角度傾いた回転軸を
中心に回転させ、先端部分の吸着面が前記回転軸と直交
する面に対して一定角度傾けたコレット。 - 【請求項2】請求項1に記載したコレットにおいて、先
端部分の吸着面でワークを移送するに際し、ピックアッ
プ面とプレース面を異なる角度で移送できるコレット。 - 【請求項3】請求項1に記載したコレットにおいて、吸
着面が電磁的吸着であることを特徴とするコレット。 - 【請求項4】上下動軸に対して一定角度傾いた回転軸を
中心に回転し、先端部分の吸着面が前記回転軸と直交す
る面に対して一定角度傾いたコレットであって、この回
転角度を設定する外部情報手段、及び上記コレットの上
下動と回転動を付与する駆動手段に基づき回転角度を設
定するコレットを具備するマウント装置。 - 【請求項5】請求項4に記載したコレットにおいて、外
部情報手段がカメラを含み、このカメラから取り込まれ
た画像情報に基づいて、ワークのピックアップ時もしく
はプレース時の回転角度を設定し、ワークの移送を行な
うことを特徴とするマウント装置。 - 【請求項6】請求項4に記載したコレットを有し、それ
によりワークを異なる角度のピックアップ面とプレース
面間で移送できることを特徴とするマウント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04459399A JP3421968B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | コレット及びそれを用いたマウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP04459399A JP3421968B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | コレット及びそれを用いたマウント装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000243764A true JP2000243764A (ja) | 2000-09-08 |
JP3421968B2 JP3421968B2 (ja) | 2003-06-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3421968B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9364953B2 (en) | 2012-07-24 | 2016-06-14 | Besi Switzerland Ag | Kinematic holding system for a placement head of a placement apparatus |
WO2022045376A1 (ko) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | 엘지전자 주식회사 | 마이크로 엘이디 디스플레이의 리페어 공정을 위한 칩 제거장치 |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP04459399A patent/JP3421968B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9956692B2 (en) | 2012-07-24 | 2018-05-01 | Besi Switzerland Ag | Kinematic holding system for a placement head of a placement apparatus |
WO2022045376A1 (ko) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | 엘지전자 주식회사 | 마이크로 엘이디 디스플레이의 리페어 공정을 위한 칩 제거장치 |
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JP3421968B2 (ja) | 2003-06-30 |
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