JPH06169002A - ボンダにおけるウエハからのチップ供給装置 - Google Patents

ボンダにおけるウエハからのチップ供給装置

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JPH06169002A
JPH06169002A JP34350592A JP34350592A JPH06169002A JP H06169002 A JPH06169002 A JP H06169002A JP 34350592 A JP34350592 A JP 34350592A JP 34350592 A JP34350592 A JP 34350592A JP H06169002 A JPH06169002 A JP H06169002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
pin
stage
angle
pick
Prior art date
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Pending
Application number
JP34350592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Terada
透 寺田
Tatsuharu Kobayashi
樹治 小林
Yasuhisa Matsumoto
康久 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP34350592A priority Critical patent/JPH06169002A/ja
Publication of JPH06169002A publication Critical patent/JPH06169002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は次の構成を特徴とするボンダにおける
ウエハからのチップ供給装置である。 エキスパンド部のステージがX方向及びY方向駆動機
構を有する。 突き上げピンがΘ駆動機構を有する。 ピックアンドプレースユニットの吸着ヘッドがチップ
回転角度補正のためのΘ駆動機構を有する。 【効果】チップのずれ角の補正をステージ10により行
なうのではなく、突き上げピン14のΘ角補正と吸着ヘ
ッド26のΘ駆動により行なうので、チップの回転中心
と、突き上げピン14及び吸着ヘッド26の回転中心を
一致させることができ、ウエハからボンディングステー
ジ32へのチップ供給の制御が容易となり、画像処理ソ
フト等も簡単になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップのボンダ(ボン
ディング装置)において、ウエハからボンディングステ
ージへチップを剥離、供給する装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のウエハシートにてチップが供給さ
れるチップのボンダにおいては、ウエハフレームカセッ
トからウエハフレームをローディングし、エキスパンド
部のステージ上にて、画像処理カメラによりチップの傾
き、位置を認識し、チップの位置に応じて、エキスパン
ド部をX方向、Y方向及びΘ角に移動、回転させて、チ
ップの位置を補正し、その後、チップの下方からの突き
上げピンと、チップの上方からのピックアンドプレース
ユニットの吸着ヘッドとにより、チップをウエハから剥
離させている。すなわち、従来のチップボンダにおける
ウエハからのチップ供給機構にあっては、突き上げピン
及びピックアンドプレースユニットの吸着ヘッドにΘ角
駆動機構を有しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エキスパンド部のステ
ージにΘ角駆動を行なわせる場合には、画像処理カメラ
により認識して、チップのΘ角のずれを演算し、補正す
ることになるが、チップの回転中心と、エキスパンド部
のステージの回転中心が大きくずれているため、エキス
パンド部のステージの制御が難しく、最悪の場合にはチ
ップの認識不能を起こし、マシーンが停止してしまうお
それさえあった。
【0004】そこで、本発明はエキスパンド部にΘ駆動
機構を付加せず、突き上げピン及びピックアンドプレー
スユニットの吸着ヘッドにΘ駆動機構を有させて、上記
難点を解消せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、エキスパンド部のステージがX方向及びY
方向駆動機構を有し、チップに対してウエハ下方より作
用する突き上げピンが該ピンの回転角度補正のためのΘ
駆動機構を有し、ピックアンドプレースユニットの吸着
ヘッドがチップ回転角度補正のためのΘ駆動機構を有す
ることを特徴とするボンダにおけるウエハからのチップ
供給装置を提供するものである。
【0006】
【実施例】以下図示の実施例に従い作用と共に説明す
る。図1は、チップのボンダの概要を示す平面図で、図
中1がフレームローダ部、2がエキスパンド部、3がピ
ックアンドプレースユニット、4がボンディング部であ
る。
【0007】図2は、フレームローダ部1とエキスパン
ド部2の関係を示す側面図であり、フレームローダ部1
には、ウエハが接着されているウエハフレーム5が積載
されているストッカ6とウエハフレーム5を掴むグリッ
パ7、グリッパ7によりウエハフレーム5をエキスパン
ド部2へ移動させるためのコンベア8、グリッパ7の昇
降のための昇降シリンダ9が存在する。
【0008】図1及び図2に示されるエキスパンド部2
には、位置決めピン13が立設されているステージ1
0、該ステージ10をX方向及びY方向に駆動する駆動
モータ11、12及びその他エキスパンド作業に必要な
構成が備えられている。エキスパンド部2には、同一平
面での回転を行なうΘ駆動機構は付加されていない。
尚、ステージ10上に示されたD位置は取出し位置を示
すものであるが、取出し位置Dはステージ10に存在し
てステージ10と共に移動する位置ではなく、ピックア
ンドプレースユニット3がチップを取出しに行く固定的
な位置である。
【0009】次に、グリッパ7の動きにつき説明する
と、ウエハフレーム5を掴んだグリッパ7は、コンベア
8によりA位置まで移動する。そこで、グリッパ7を開
き、掴みしろ分進行方向に逃げて(C位置まで)、昇降
シリンダ9により下降する。その後、グリッパ7は後退
し、該ウエハフレーム5に干渉しないB位置にて上昇す
る。
【0010】更に、グリッパ7はウエハフレーム5を後
方より押して、フレームローダ部1進行方向所定の位置
に移動待機しているエキスパンド部2のステージ10に
ウエハフレーム5を乗せ、ウエハフレーム5が位置決め
ピン13に当接することにより停止する。グリッパ7は
再度次のウエハフレーム5を掴みに移動する。他方、エ
キスパンド部2ではエキスパンド作業が行われた後、ス
テージ10が、チップを取出し位置Dに位置させるよう
X方向およびY方向に移動する。
【0011】取出し位置D下方には突き上げピン14を
有する突上装置15が配置されている。突上装置15は
図3の断面図及び図4の側面図に示される様に、突き上
げピン14の昇降機構16と突き上げピン14の回転
(Θ駆動)機構21を有するものである。尚図示の実施
例によれば突き上げピン14の先端の突上針33はチッ
プを水平状態で突上可能なるよう中心とその円周上の等
間隔の4ヶ所の計5本存在する。
【0012】突き上げピン14の昇降機構16は、カム
フォロア19がある取付体20に突き上げピン14を取
付け、昇降モータ17にてカム18を回転させることに
より該取付体20を上下動させるよう構成されている。
突き上げピン14のΘ駆動機構21は、回転自在の外筒
22の内部に突き上げピン14を上下動自在で、且つ回
転に関しては外筒22の回転に従うよう装着され、該外
筒22の外周に取付けられたプーリー23にΘ駆動モー
タ24からのベルト25を掛けΘ駆動するよう構成され
ている。
【0013】取出し位置D上方には画像処理カメラ(図
示されていない)が配置され、画像認識によりチップ位
置に応じてステージ10のX方向及びY方向を合わせ
る。また画像処理カメラはチップの回転角度を検出し、
Θ駆動モータ24を制御して突き上げピン14の角度を
調整する。例えば突き上げピン14における突上針33
の位置及びチップ34のずれ角が図6のごとき位置関係
にあるとき、この状態で突き上げピン14を上昇させ、
チップ34を突き上げたとしても、突上針33の内1本
のみが有効に作用し、残りの4本はチップ34を突き上
げる役割を果していない。そこで図7のごとき状態にΘ
駆動により突き上げピン14の角度補正を行なうのであ
る。
【0014】続いてピックアンドプレースユニット3が
取出し位置Dに移動する。ピックアンドプレースユニッ
ト3の構成は吸着ヘッド26がΘ駆動機構27を有する
他は、通常の装置であってよい。吸着ヘッド26のΘ駆
動機構27は、ピックアンドプレースユニット3のアー
ム28に吸着ヘッド26を回転自在に装着し、Θ駆動モ
ータ29、ベルト30及びプーリー31により、吸着ヘ
ッド26に回転を伝達する。
【0015】ピックアンドプレースユニット3が取出し
位置Dに到達すると、吸着ヘッド26が下降し、同時に
突き上げピン14が上昇する。突き上げピン14に持ち
上げられたチップを吸着した吸着ヘッド26は上昇し
て、ボンディング部4のステージ32へと移動する。こ
の時、吸着ヘッド26の回転角とチップ34のずれ角を
修正した後、吸着ヘッド26が下降し、吸着が停止さ
れ、チップがボンディングステージ32へと受渡される
のである。
【0016】
【発明の効果】本発明は如上のように構成され、作用す
るため次のような効果を発揮する。第1に、チップのず
れ角の補正をエキスパンド部2のステージ10により行
なうのではなく、チップのずれ角に合わせて突き上げピ
ン14のΘ角補正を行い、且つ、ピックアンドプレース
ユニット3の吸着ヘッド26のΘ駆動により、チップの
ずれ角を補正して、ボンディングステージ32へと受渡
すものであるため、チップの回転中心と、Θ角度補正を
行なう突き上げピン14及び吸着ヘッド26の回転中心
を一致させることができ、ウエハからボンディングステ
ージ32へのチップ供給の制御が容易となり、画像処理
ソフト等も簡単になった。
【0017】第2に、ピックアンドプレースユニット3
の吸着ヘッド26にΘ駆動機構を設けたため、移送中に
チップの位置の補正ができ、チップのボンディング方向
を容易に変更できるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 チップボンダの概要を示す平面図
【図2】 フレームローダ部とエキスパンド部の関係を
示す側面図
【図3】 突上装置の部分断面図
【図4】 同側面図
【図5】 ピックアンドプレースユニットの側面図
【図6】 チップと補正前の突上針との関係を示す平面
説明図
【図7】 チップと角度補正をされた突上針との関係を
示す平面説明図
【符号の説明】
1.....フレームローダ部 2.....エキスパンド部 3.....ピックアンドプレースユニット 4.....ボンディング部 5.....ウエハフレーム 6.....ストッカ 7.....グリッパ 8.....コンベア 9.....昇降シリンダ 10....ステージ 11,12.駆動モータ 13....位置決めピン 14....突き上げピン 15....突上装置 16....昇降機構 17....昇降モータ 18....カム 19....カムフォロア 20....取付体 21,27.Θ駆動機構 22....外筒 23,31.プーリー 24,29.Θ駆動モータ 25,30.ベルト 26....吸着ヘッド 28....アーム 32....ボンディングステージ 33....突上針

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エキスパンド部のステージがX方向及びY
    方向駆動機構を有し、チップに対してウエハ下方より作
    用する突き上げピンが該ピンの回転角度補正のためのΘ
    駆動機構を有し、ピックアンドプレースユニットの吸着
    ヘッドがチップ回転角度補正のためのΘ駆動機構を有す
    ることを特徴とするボンダにおけるウエハからのチップ
    供給装置。
JP34350592A 1992-11-30 1992-11-30 ボンダにおけるウエハからのチップ供給装置 Pending JPH06169002A (ja)

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