JP3399260B2 - フリップチップの実装装置およびフリップチップの実装方法 - Google Patents

フリップチップの実装装置およびフリップチップの実装方法

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JP3399260B2 JP31735096A JP31735096A JP3399260B2 JP 3399260 B2 JP3399260 B2 JP 3399260B2 JP 31735096 A JP31735096 A JP 31735096A JP 31735096 A JP31735096 A JP 31735096A JP 3399260 B2 JP3399260 B2 JP 3399260B2
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    • H01L2224/758Means for moving parts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップを
高速度・高位置精度で基板に実装するフリップチップの
実装装置およびフリップチップの実装方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】バンプを有するフリップチップは、基板
の高集積化に有利なことから、近年、各種の基板に実装
される素子として次第に広く用いられるようになってき
ている。このため、フリップチップの実装装置も様々な
ものが提案されている(例えば特開平2−36597号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フリップチップのバン
プは、近年、益々小形化しており、フリップチップはそ
の微小なバンプを基板の電極に正確に位置合わせして高
位置精度で実装することが要求される。また生産性をあ
げるために、作業性よく高速度で実装することが併せて
要求される。しかしながら、フリップチップを高速度・
高位置精度で基板に実装する技術は未だ確立されていな
い実情にある。
【0004】したがって本発明は、フリップチップを高
速度でしかも高い位置精度で基板に実装できるフリップ
チップの実装装置およびフリップチップの実装方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフリップチップ
の実装装置は、フリップチップの供給部と、このフリッ
プチップの供給部にバンプを上向きにして備えられたフ
リップチップの位置を認識する第1の認識ユニットと、
このフリップチップをピックアップする第1のピックア
ップヘッドと、この第1のピックアップヘッドを第1の
受渡し位置へ移動させる第1の移送手段と、この第1の
ピックアップヘッドをこの第1の受渡し位置へ移動させ
る間に第1のピックアップヘッドを上下反転させてフリ
ップチップのバンプを下向きにする上下反転手段と、第
1の受渡し位置において第1のピックアップヘッドから
フリップチップを受け取る第2のピックアップヘッド
と、基板を所定の位置に移動させる可動テーブルと、第
1の受渡し位置において前記第のピックアップヘッド
に保持されたフリップチップを受け取り、このフリップ
チップを可動テーブルの上方の第2の受渡し位置へ移送
する第2の移送手段と、第2の受渡し位置にあって第2
のピックアップヘッドから第2の移送手段上に受渡され
て第2の移送手段により第2の受渡し位置まで搬送され
てきたフリップチップをピックアップして可動テーブル
上の基板に搭載する第3のピックアップヘッドと、第3
のピックアップヘッドにピックアップされたフリップチ
ップの位置及び前記可動テーブル上の基板の位置の認識
を行う第2の認識ユニットとを備えた。また、本発明の
フリップチップの実装方法は、フリップチップの供給部
にバンプを上向きにして備えられたフリップチップを第
1のピックアップヘッドでピックアップする工程と、こ
の第1のピックアップヘッドを第1の受渡し位置へ移動
させると共に第1のピックアップヘッドを上下反転させ
てフリップチップのバンプを下向きにする工程と、第1
の受渡し位置において第1のピックアップヘッドで上下
反転されたフリップチップを第2のピックアップヘッド
でピックアップする工程と、前記第2のピックアップヘ
ッドに保持されたフリップチップを受け取って基板を保
持した可動テーブルの上方の第2の受渡し位置へ移送す
る工程と、第2の受渡し位置へ移送されたフリップチッ
プを第3のピックアップヘッドでピックアップする工程
と、認識ユニットの鏡筒を第3のピックアップヘッドに
保持されたフリップチップと可動テーブルに保持された
基板の間に移動させてこのフリップチップと基板を観察
し、フリップチップと基板を位置認識を行う工程と、前
記位置認識結果に基づいて可動テーブルを駆動して基板
の搭載位置を第3のピックアップヘッドに保持されてい
るフリップチップの直下へ移動させる工程と、第3のピ
ックアップヘッドを下降させてフリップチップのバンプ
を基板の電極に押し付けてボンディングする工程と、
備えた。
【0006】
【発明の実施の形態】上記構成の本発明によれば、第1
のピックアップヘッド、第2のピックアップヘッド、第
3のピックアップヘッド、第1の移送手段、第2の移送
手段などの作業部がそれぞれ役割分担をして互いに連係
しながら、フリップチップの供給部に備えられたフリッ
プチップを可動テーブル上の基板に作業性よく且つ高い
位置精度で実装することができる。
【0007】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態のフ
リップチップの実装装置の側面図、図2は同フリップチ
ップの実装装置の平面図、図3は同フリップチップの実
装装置の第3のピックアップヘッドの部分断面図、図4
は同フリップチップの実装装置におけるフリップチップ
の移送工程の説明図である。
【0008】まず、図1および図2を参照して、フリッ
プチップの実装装置の全体構造を説明する。フリップチ
ップ1は、バンプ2を上向きにしてトレイ3に収納され
ている。トレイ3は保持テーブル4上に載せられてお
り、保持テーブル4は第1の可動テーブル5上に載せら
れている。以上の要素はフリップチップの供給部6を構
成している。第1の可動テーブル5が駆動することによ
り、トレイ3内のフリップチップ1はピックアップ位置
Pへ移動する。トレイ3の上方には、フリップチップ1
を認識するためのカメラから成る第1の認識ユニット7
が設けられている。
【0009】図2において、10は第1の移送手段とし
ての第1のターンテーブルであり、放射状に延出する3
本のアーム11を有している。各アーム11の内部には
水平な回転軸16(図1)が設けられており、その先端
部には第1のピックアップヘッド12が装着されてい
る。第1のピックアップヘッド12は、フリップチップ
1を真空吸着するノズル13を有している。
【0010】図1において、各回転軸16の基端部には
各々かさ歯車14が設けられている。15aは垂直な固
定軸15の下端部に回転不能に結合された固定かさ歯車
である。各々のかさ歯車14は固定かさ歯車15aに
1:1のギヤ比で歯合している。アーム11の上部には
アーム11と一体のプーリ17が固定軸15にベアリン
グを介して固定軸15を中心に回転自在に設けられてい
る。18はモータであり、その回転軸にはプーリ19が
装着されている。プーリ17とプーリ19にはタイミン
グベルト20が調帯されている。21は、適所に設けら
れたベアリングである。
【0011】したがってモータ18が駆動すると、アー
ム11は固定軸15を中心に矢印A方向(図2)に水平
回転する。アーム11が回転すると、回転軸16に装着
されているかさ歯車14も固定かさ歯車15aに歯合し
ながら回転し、回転軸16はその軸心を中心に回転する
(矢印B)。したがって、アーム11が固定軸15を中
心に180°回転するとトレイ3のフリップチップ1を
真空吸着したノズル13は回転軸16を中心に180°
回転し、これによりフリップチップ1は上下反転されて
バンプ2を下向きにする。これと同時に第1のピックア
ップヘッド12は、フリップチップを第1の受け渡し位
置へ移送する。すなわちアーム11、かさ歯車14、固
定軸15、固定かさ歯車15a、回転軸16、プーリ1
7、モータ18、プーリ19、タイミングベルト20等
より構成される第1のターンテーブル10は、第1のピ
ックアップヘッド12を上下反転させてノズル13に真
空吸着されたフリップチップ1を上下反転させる上下反
転手段と、第1のピックアップヘッド12に保持したフ
リップッチップ1を第1の受け渡し位置S1へ移送する
第1の移送手段とを兼ねている。
【0012】第1のターンテーブル10の側方には、第
2の移送手段である第2のターンテーブル30が設けら
れている。第2のターンテーブル30のセンターの垂直
な回転軸31からは、1本のフリップチップ搬送用のア
ーム32と、多数本の吸着子搬送用のアーム33が放射
状に延出している。回転軸31は、モータ34に駆動さ
れて回転し、これによりアーム32,33は水平回転す
る。アーム32の先端部には、フリップチップ1を保持
するための保持部32aが形成されている。
【0013】図1において、第1のターンテーブル10
と第2のターンテーブル30の境界部の上方には、第2
のピックアップヘッド40が設けられている。第2のピ
ックアップヘッド40はノズル41を有している。第2
のピックアップヘッド40はブロック42の前面に設け
られた垂直なガイドレール43に上下動自在に装着され
ており、モータ44が駆動してブロック42に内蔵され
た上下動機構(図示せず)が作動するとガイドレール4
3に沿って上下動する。
【0014】また第2のピックアップヘッド40には、
ノズル41をその軸心を中心に回転させるモータ45が
備えられており、ノズル41をその軸心を中心に回転さ
せることにより、ノズル41の下端部に真空吸着された
フリップチップ1を水平回転させ、フリップチップ1の
回転方向の向きを補正する。ブロック42は移動テーブ
ル46に保持されており、モータ47が駆動すると、ブ
ロック42や第2のピックアップヘッド40はY方向に
水平移動する。
【0015】図1において、第2のターンテーブル30
の回転軸31の下部にはブロック50が装着されてい
る。ブロック50の下面にはガイドレール51が設けら
れている。52はカメラを内蔵した第2の認識ユニット
であり、鏡筒53が前方へ延出している。第2の認識ユ
ニット52はスライダ54を介してガイドレール51に
装着されており、ブロック50に内蔵された駆動部(図
示せず)が駆動すると、第2の認識ユニット52および
鏡筒53はガイドレール51に沿ってY方向へ水平移動
する。
【0016】図1において、第1のターンテーブル10
と反対側の第2のターンテーブル30の下方には、第2
の可動テーブル60が配設されている。第2の可動テー
ブル60は、これに載せられた基板61をX方向やY方
向へ水平移動させ、基板61の位置調整を行う。すなわ
ち第2の可動テーブル60は基板の位置決め部となって
いる。
【0017】図1において、第2の可動テーブル60の
上方には、第3のピックアップヘッド69が設けられて
いる。第3のピックアップヘッド69から下方へ突出す
るノズル部70にはヒータ71が装着されており、また
ノズル部70の下端部には吸着子72が着脱自在に装着
されている。図3において、ノズル部70の内部の中央
には第1の吸引路73が形成されている。この第1の吸
引路73は吸着子72に形成された吸着孔74に連通し
ている。したがってこの吸着孔74の吸引力により、フ
リップチップ1は吸着子72の下面に真空吸着される。
【0018】またノズル部70の内部には第2の吸引路
75が形成されており、第2の吸引路75の吸引力によ
り、吸着子72はノズル部70の下面に着脱自在に真空
吸着される。第1の吸引路73と第2の吸引路75は、
空気圧装置(図外)に接続されている。
【0019】図1において、第3のピックアップヘッド
69の側面にはスライダ75が装着されている。スライ
ダ75はブロック77の前面に設けられた垂直なガイド
レール76に嵌合している。ブロック77に備えられた
上下動手段(図示せず)が駆動すると、第3のピックア
ップヘッド69はガイドレール76に沿って上下動す
る。第3のピックアップヘッド69は、このように上下
動作のみを行い、水平方向の動作は行わない。その理由
は次のとおりである。
【0020】すなわち、第3のピックアップヘッド69
は、下降動作を行って吸着子72の下面に真空吸着され
たフリップチップ1のバンプ2を基板61の電極に押し
付けてボンディングするが、この場合、フリップチップ
1のすべてのバンプ2を均等な押圧力で基板61に押し
付けねばならないので、吸着子72の下面には完全な水
平面性が要求される。したがって第3のピックアップヘ
ッド69は厳密な剛性と直立性が要求されるので、第3
のピックアップヘッド69の支持手段(本実施の形態で
はブロック77)は強固なものでなければならない。そ
こで第3のピックアップヘッド69は、固設された(す
なわち可動テーブルではない)強固なブロック77にし
っかり固設したものである。
【0021】このフリップチップの実装装置は上記のよ
うな構成より成り、次に全体の動作を説明する。図1に
おいて、第1の認識ユニット7でトレイ3内の所定のフ
リップチップ1の位置認識を行い、この認識結果にした
がって、可動テーブル5を駆動して所定のフリップチッ
プ1を第1のピックアップヘッド12によるピックアッ
プ位置Pに移動させる。なお第1の認識ユニット7は、
フリップチップ1の外形からそのセンターを検出する。
そして可動テーブル5は、このフリップチップ1のセン
ターMが第1のピックアップヘッド12のノズル13の
直下に位置するようにフリップチップ1をX方向やY方
向へ移動させる(図4(a))。図4(a)においてΔ
θは、フリップチップ1の回転方向のずれ量である。
【0022】次に第1のターンテーブル10が回転する
ことにより、第1のピックアップヘッド12をフリップ
チップ1の上方へ移動させ、そこでノズル13が上下動
作を行うことにより、ノズル13の下端部にフリップチ
ップ1を真空吸着してピックアップする。この場合、上
述のように可動テーブル5を駆動してフリップチップ1
の位置を調整したので、ノズル13はフリップチップ1
のセンターを正しく真空吸着する。なおノズル13の上
下動手段は第1のピックアップヘッド12に内蔵されて
いる。
【0023】次にモータ18が駆動することによりター
ンテーブル10は矢印A方向(図2)へピッチ回転し、
ピックアップしたフリップチップ1を第2のピックアッ
プヘッド40の下方へ搬送するが、このとき回転軸16
はかさ歯車14と固定かさ歯車15aの作用によりその
軸心を中心に矢印B方向へ回転し、ノズル13を上向き
にしてフリップチップ1を上下反転させ、バンプ2を下
向きにする。図4(b)はこのときのフリップチップ1
の平面図であるが、Δθはこの時点では残っている。
【0024】次に図1において、第2のピックアップヘ
ッド40のノズル41は上下動作を行い、ノズル13の
上端部のフリップチップ1をピックアップする。次に、
第2のピックアップヘッド40がフリップチップ1をピ
ックアップしたならば、第1の認識ユニット7の認識結
果にしたがって、モータ45を駆動してノズル41を回
転させることにより、フリップチップ1の回転方向のず
れ量Δθの位置補正を行う。また第2のターンテーブル
30が回転し、アーム32の先端部が第2のピックアッ
プヘッド40の直下へ移動してくる(図4(c))。そ
こで第2のピックアップヘッド40は上下動作を行い、
フリップチップ1をアーム32上に受け渡す。すなわち
第2のピックアップヘッド40のノズル41の配設位置
は、フリップチップ1を第1のピックアップヘッド12
から第2のピックアップヘッド40へ受け渡し、また第
2のピックアップヘッド40からアーム32へ受け渡す
第1の受渡し位置S1になっている。
【0025】次に第2のターンテーブル30は180°
水平回転し、フリップチップ1を第3のピックアップヘ
ッド69の直下まで搬送する。図1において鎖線で示す
アーム32はこのときの状態を示している(図4(c)
も参照)。次に第3のピックアップヘッド69は上下動
作を行い、このフリップチップ1を吸着子72の下面に
真空吸着してピックアップする。すなわち、第3のピッ
クアップヘッド69の直下は、アーム32から吸着子7
2にフリップチップ1を受け渡す第2の受渡し位置S2
となっている。
【0026】次にアーム32は第3のピックアップヘッ
ド69の直下から退去し、第2の認識ユニット52は吸
着子72に真空吸着されたフリップチップ1側へ前進し
て鏡筒53の先端部をフリップチップ1の直下へ移動さ
せ、フリップチップ1の位置認識を行う。この位置認識
は、バンプ2などのフリップチップ1の特徴部を観察す
ることにより行う。また第2の認識ユニット52は、基
板61の特徴部を観察することにより、基板61の位置
認識も行う。
【0027】次にこの位置認識の結果にしたがって、第
2の可動テーブル60を駆動して基板61をX方向やY
方向へ水平移動させ、フリップチップ1の搭載位置を吸
着子72に真空吸着されたフリップチップ1の直下へ移
動させる。次に第1のピックアップヘッド69を下降さ
せてフリップチップ1のバンプ2を基板61の電極上に
着地させ、その状態でヒータ71の伝熱によりバンプ2
を加熱しながら電極に押し付けて電極にボンディングす
る。この場合、上述したように第3のピックアップヘッ
ド69は強固なブロック77にしっかり装着されている
ので、吸着子72の下面の水平面性を維持し、すべての
バンプ2を均等な押圧力で基板61の電極に押し付けて
ボンディングできる。次いで第3のピックアップヘッド
69は上昇し、一連の動作は終了する。
【0028】なお、アーム32上のフリップチップ1を
第3のピックアップヘッド69でピックアップする場
合、フリップチップ1は吸着子72の直下に正しく位置
させる必要がある。何故ならば、フリップチップ1のセ
ンターが吸着子72のセンターから位置ずれしてフリッ
プチップ1が吸着子72にピックアップされると、フリ
ップチップ1のすべてのバンプ2を基板61の電極に均
等な押圧力で押し付けてボンディングできないからであ
る。そこで次に、フリップチップ1を吸着子72に位置
ずれなく正しくピックアップさせる方法について説明す
る。
【0029】吸着子72に真空吸着されて第2の認識ユ
ニット52で認識されたフリップチップ1の位置よりフ
リップチップ1の中心Mと吸着子72の中心(予め検出
されている)の位置ずれを求める。この位置ずれには一
定の傾向があるので現在吸着子72に吸着されているフ
リップチップ1の位置ずれを、次のフリップチップ1が
第2のピックアップヘッド40でアーム32へ受け渡さ
れるときのフィードバックデータとして使用することが
できる。すなわち上述した位置ずれは、モータ34とモ
ータ47の制御部(図示せず)にフィードバックされ
る。そしてX方向の位置ずれは、モータ34の駆動によ
るターンテーブル30の回転角度を調整することにより
補正し、またY方向の位置ずれはモータ47を駆動して
第2のピックアップヘッド40をY方向へ移動させるこ
とにより補正する。この補正によってアーム32の保持
部32aに対するフリップチップ1の保持位置を、この
アーム32が第3のピックアップヘッド69の下方へ移
動したときにこのアーム32に保持されているフリップ
チップ1の中心が吸着子72の中心に合致するように変
更する。勿論、Y方向の移動テーブル46にX方向の移
動テーブルを結合するなどして、このX方向の移動テー
ブルでX方向の位置ずれを補正するようにしてもよい。
【0030】以上のようにして第2の認識ユニット52
に入手されたデータにしたがってモータ34,47を制
御すれば、第3のピックアップヘッド69に受け渡され
るフリップチップ1の位置補正を行って、フリップチッ
プ1を吸着孔72に正しくピックアップさせて、すべて
のバンプ2を均等な押圧力で基板61にボンディングす
ることができる。
【0031】ところで、基板に実装されるフリップチッ
プの寸法は大小様々であり、吸着子72はフリップチッ
プの品種(寸法)によって交換することが望ましい。そ
こで次に、吸着子72の交換方法について説明する。
【0032】図2において、多数個のアーム33の先端
部には様々な品種の吸着子72が載せられており、アー
ム33が水平回転することにより、所望のアーム33の
先端部を第3のピックアップヘッド69の直下に移動さ
せることができる。そこで吸着子72の交換を行う場合
には、まず空のアーム33を第3のピックアップヘッド
69の直下へ移動させ、そこで第3のピックアップヘッ
ド69に上下動作を行わせることにより、ノズル部70
の下面に真空吸着されていた吸着子72をこのアーム3
3上に載せて回収する。次に所望の吸着子72が載せら
れたアーム33を第3のピックアップヘッド69の直下
に移動させ、そこで再度第3のピックアップヘッド69
に上下動作を行わせて、この吸着子72をノズル部70
の下面に真空吸着する。以上のようにして吸着子72の
交換を手際よく行うことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、第1のピックアップヘ
ッド、第2のピックアップヘッド、第3のピックアップ
ヘッド、第1のターンテーブル、第2のターンテーブル
などの作業部がそれぞれ役割分担をして互いに連係しな
がら、フリップチップの供給部に備えられたフリップチ
ップを可動テーブル上の基板に作業性よく且つ高い位置
精度で実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のフリップチップの実装
装置の側面図
【図2】本発明の一実施の形態のフリップチップの実装
装置の平面図
【図3】本発明の一実施の形態のフリップチップの実装
装置の第3のピックアップヘッドの部分断面図
【図4】本発明の一実施の形態のフリップチップの実装
装置におけるフリップチップの移送工程の説明図
【符号の説明】
1 フリップチップ 2 バンプ 5 第1の可動テーブル 6 フリップチップの供給部 7 第1の認識ユニット 10 第1のターンテーブル 12 第1のピックアップヘッド 13 ノズル 30 第2のターンテーブル 32,33 アーム 40 第2のピックアップヘッド 46 移動テーブル 51 第2の認識ユニット 60 第2の可動テーブル 61 基板 69 第3のピックアップヘッド 72 吸着子 S1 第1の受渡し位置 S2 第2の受渡し位置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 H05K 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フリップチップの供給部と、このフリップ
    チップの供給部にバンプを上向きにして備えられたフリ
    ップチップの位置を認識する第1の認識ユニットと、こ
    のフリップチップをピックアップする第1のピックアッ
    プヘッドと、この第1のピックアップヘッドを第1の受
    渡し位置へ移動させる第1の移送手段と、この第1のピ
    ックアップヘッドをこの第1の受渡し位置へ移動させる
    間に第1のピックアップヘッドを上下反転させてフリッ
    プチップのバンプを下向きにする上下反転手段と、第1
    の受渡し位置において第1のピックアップヘッドからフ
    リップチップを受け取る第2のピックアップヘッドと、
    基板を所定の位置に移動させる可動テーブルと、第1の
    受渡し位置において前記第のピックアップヘッドに保
    持されたフリップチップを受け取り、このフリップチッ
    プを可動テーブルの上方の第2の受渡し位置へ移送する
    第2の移送手段と、第2の受渡し位置にあって第2のピ
    ックアップヘッドから第2の移送手段上に受渡されて第
    2の移送手段により第2の受渡し位置まで搬送されてき
    たフリップチップをピックアップして可動テーブル上の
    基板に搭載する第3のピックアップヘッドと、第3のピ
    ックアップヘッドにピックアップされたフリップチップ
    の位置及び前記可動テーブル上の基板の位置の認識を行
    う第2の認識ユニットとを備えたことを特徴とするフリ
    ップチップの実装装置。
  2. 【請求項2】フリップチップの供給部にバンプを上向き
    にして備えられたフリップチップを第1のピックアップ
    ヘッドでピックアップする工程と、この第1のピックア
    ップヘッドを第1の受渡し位置へ移動させると共に第1
    のピックアップヘッドを上下反転させてフリップチップ
    のバンプを下向きにする工程と、第1の受渡し位置にお
    いて第1のピックアップヘッドで上下反転されたフリッ
    プチップを第2のピックアップヘッドでピックアップす
    る工程と、前記第2のピックアップヘッドに保持された
    フリップチップを受け取って基板を保持した可動テーブ
    ルの上方の第2の受渡し位置へ移送する工程と、第2の
    受渡し位置へ移送されたフリップチップを第3のピック
    アップヘッドでピックアップする工程と、認識ユニット
    の鏡筒を第3のピックアップヘッドに保持されたフリッ
    プチップと可動テーブルに保持された基板の間に移動さ
    せてこのフリップチップと基板を観察し、フリップチッ
    プと基板を位置認識を行う工程と、前記位置認識結果に
    基づいて可動テーブルを駆動して基板の搭載位置を第3
    のピックアップヘッドに保持されているフリップチップ
    の直下へ移動させる工程と、第3のピックアップヘッド
    を下降させてフリップチップのバンプを基板の電極に押
    し付けてボンディングする工程と、を備えたことを特徴
    とするフリップチップの実装方法。
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