JPH07153784A - ベアチップのプリント基板への実装方法及びフリップチップボンダー - Google Patents

ベアチップのプリント基板への実装方法及びフリップチップボンダー

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JPH07153784A
JPH07153784A JP32321993A JP32321993A JPH07153784A JP H07153784 A JPH07153784 A JP H07153784A JP 32321993 A JP32321993 A JP 32321993A JP 32321993 A JP32321993 A JP 32321993A JP H07153784 A JPH07153784 A JP H07153784A
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JP
Japan
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bare chip
circuit board
printed circuit
chip
bare
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JP32321993A
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English (en)
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Yoshiaki Matsunaga
義昭 松永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板に対するベアチップの位置精度
を狂いにくくし、且つ、ベアチップのサイズ変更に伴う
ベアチップの保持部の交換作業を自動化し実装作業の効
率化を図る。 【構成】 プリント基板5の実装箇所とベアチップ7と
の位置合わせを済ませた後に、前記ベアチップ7を吸着
保持するボンディングコレット29を、昇降及び旋回動
作させるに留める構成とし、しかも、前記ボンディング
コレット29に挿脱される吸引ノズル35を、ボンディ
ングコレット交換部23に設けられた複数のノズル収容
孔2301に複数種類収容し、プリント基板5の実装箇
所やベアチップ7の大きさ及び形状に応じた吸引ノズル
35を自動的にボンディングコレット29に挿着して用
いるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路のベアチップ
を直接プリント基板に実装する方法とその際に用いられ
るフリップチップボンダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路のベアチップは、リードフレー
ムを介してプリント基板に実装されるのが一般的であっ
たが、近年では、プリント基板上での集積回路の実装ス
ペースを小さくして装置の小型化を図るために、ベアチ
ップをプリント基板に直接半田付けして実装する方式が
採用され始めている。
【0003】そして、ベアチップのプリント基板への実
装に用いられる従来のフリップチップボンダーでは、フ
リップコレットにより、電極形成面を上に向けたベアチ
ップが多数収容されたトレーからベアチップを1つずつ
取り出してその上下を反転させ、反転後のベアチップを
フリップコレットからピックアップコレットに持ち替
え、ピックアップコレットでベアチップを横方向に搬送
した後に、前記プリント基板の手前の中間ステージに降
ろし、該中間ステージでプリント基板との位置合わせを
行った後、ボンディングコレットによりベアチップを横
及び縦方向に移送して、プリント基板のベアチップ実装
箇所に実装している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のフリップチップボンダーでは、プリント基板との位置
合わせのため中間ステージに載置されたベアチップが、
前記ボンディングコレットに持ち替えられた後に横及び
縦方向に移動してプリント基板のベアチップ実装箇所に
実装されるため、この横及び縦方向の2方向への移動に
よりベアチップのプリント基板に対する位置精度が狂い
易いという不具合があった。また、従来のフリップチッ
プボンダーでは、ベアチップのサイズが変わる度に実装
動作を中断して、各コレットを変更後のベアチップのサ
イズに合ったものに手作業で交換しなければならず、実
装作業の効率化を図ることができない不具合があった。
【0005】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、トレーからプリント基板への移送
中におけるプリント基板に対するベアチップの位置精度
が狂いにくく、しかも、ベアチップのサイズ変更に伴う
ベアチップの保持部の交換作業を自動化し実装作業の効
率化を図ることができるベアチップのプリント基板への
実装方法及びフリップチップボンダーを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電極形成面を上方に向けてトレーに収容した
ベアチップを、前記電極形成面を下方に向けてプリント
基板に実装するに当たり、前記トレーから前記ベアチッ
プを取り出し、横方向に移動しつつ該ベアチップの上下
を反転させて前記プリント基板の上方箇所に前記ベアチ
ップを移送し、前記プリント基板の上方箇所に配設され
た移送手段に、前記電極形成面を下方に向けて前記ベア
チップを受け渡し、前記プリント基板を水平面内で直交
する2方向に移動させつつ前記ベアチップに対する前記
プリント基板の位置合わせを行い、前記電極形成面が下
方に向けられた前記ベアチップを下降させて前記プリン
ト基板に実装するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記電極形成面が下方に
向けられた前記ベアチップを下降させる際に、該ベアチ
ップが水平面内で旋回されるものとした。
【0008】さらに、本発明は、電極形成面が上方に向
けてトレーに収容されたベアチップを取り出して、前記
電極形成面を下方に向けてプリント基板に実装するフリ
ップチップボンダーであって、前記トレーから前記ベア
チップを取り出し、該ベアチップの上下を反転させつつ
前記プリント基板の上方箇所に移送する第1のベアチッ
プ移送手段と、前記プリント基板の上方箇所で、前記電
極形成面が下方に向けられた状態の前記ベアチップを前
記第1のベアチップ移送手段から受け取り、該ベアチッ
プを上下動させる第2のベアチップ移送手段と、前記プ
リント基板を水平面内で直交する2方向に移動可能に支
持する基板移送手段と、前記プリント基板と前記第2の
ベアチップ移送手段に受け渡された前記ベアチップとの
相対位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段
の検出結果に基づいて前記基板移送手段を駆動する駆動
手段とを備え、前記第2のベアチップ移送手段には、前
記ベアチップを保持するベアチップ保持部が着脱可能に
設けられ、さらに、形状及び大きさが異なる複数のベア
チップ保持部が収容された収容部が、前記第2のベアチ
ップ移送手段の下方箇所に向けて移動可能に配設されて
いることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記収容部が前記基板移
送手段により支持されているものとした。さらに、本発
明は、前記ベアチップ保持部が水平面内で旋回可能に構
成されているものとした。また、本発明は、前記ベアチ
ップ保持部が、前記第2のベアチップ移送手段に対して
垂直度を出すための円盤状の当て付け面を備えているも
のとした。
【0010】
【作用】本発明によれば、ベアチップが上下反転されて
プリント基板の上方箇所に移送されると、そのベアチッ
プに対するプリント基板の位置合わせが、該プリント基
板を水平面内で直交する2方向に移動させることで行わ
れ、その後、前記プリント基板に前記ベアチップが実装
されるまでの間、該ベアチップは、下降されるに留ま
る。従って、従来のように、プリント基板に対する位置
決めを行った後にベアチップを横及び縦の2方向に移動
させる必要がなくなり、縦方向への移動だけでプリント
基板に実装できるため、プリント基板に対するベアチッ
プの位置精度が狂いにくくなる。
【0011】また、本発明によれば、収容部に収容され
た複数のベアチップ保持部のうち、ベアチップや該ベア
チップを実装する前記プリント基板箇所の形状及び大き
さに応じたベアチップ保持部を選択し、そのベアチップ
保持部を第2のベアチップ移送手段の下方箇所に移動さ
せ、該第2のベアチップ移送手段を昇降させることで、
所望のベアチップ保持部を自動的に第2のベアチップ移
送手段に装着して用いることができ、従来のように、ベ
アチップ保持部を手作業で交換する必要がなくなり、実
装作業の効率化を図ることができる。尚、前記収容部が
前記基板移送手段により支持させることで、収容部専用
の移送手段を別個設ける必要がなくなる。
【0012】さらに、本発明によれば、ベアチップ保持
部が水平面内で旋回されることで、プリント基板に対す
るベアチップの水平面内での姿勢が矯正され、しかも、
その際にベアチップは横及び縦のいずれの方向にも移動
されないため、プリント基板に対するベアチップの位置
精度を向上させることができる。また、本発明によれ
は、ベアチップ保持部の当て付け面が前記第2のベアチ
ップ移送手段の部分に当て付けられることで、前記第2
のベアチップ移送手段に対するベアチップ保持部の垂直
度が精度良く出るため、プリント基板に対するベアチッ
プの位置精度がより狂いにくくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例によるフリップチップボ
ンダーの概略構成を示す模式図である。図に示す本実施
例のフリップチップボンダー1は、図中想像線で示す搬
送経路3上から実装対象のプリント基板5を移載し該プ
リント基板5上にベアチップ7を実装するもので、基台
9と、基台9の中央で前記搬送経路3に沿って設けられ
た支持フレーム11と、基台9上で支持フレーム11の
後方に配設されたトレーステージ13と、基台9上で支
持フレーム11の前方に配設されたXYテーブル15
と、該XYテーブル15に設けられた基板ステージ1
7、ベアチップ用カメラ19、フラックス容器21、ボ
ンディングコレット交換部23等と、前記トレーステー
ジ13から前記基板ステージ17にベアチップ7を移送
するベアチップ供給部25と、プリント基板用カメラ2
7と、ボンディングコレット29と、制御用コンピュー
タ31を備える。
【0014】前記トレーステージ13は円盤状で前記基
台9上に回転可能に配設され、該トレーステージ13に
は、その周方向に間隔を置いて円形の延伸リング33
(トレーに相当)が載置され、各延伸リング33には前
記ベアチップ7がその電極形成面701(図2)を上に
向けて多数収容され、各ベアチップ7の電極形成面70
1には、半田を盛ったバンプ703(図2)が設けられ
ている。前記XYテーブル15(基板移送手段に相当)
は、2つのモータ1501の駆動により、水平面内で直
交する2方向に移動可能で、前記搬送経路3の真下に配
設されている。前記基板ステージ17は、前記基台9の
前方寄りのXYテーブル15箇所に設けられ、この基板
ステージ17には、不図示の移載手段により、前記搬送
経路3上からプリント基板5が1枚ずつ移載され、移載
されたプリント基板5は基板ステージ17上で、反りや
歪みが矯正され、不図示のヒータで予加熱される。
【0015】前記ベアチップ用カメラ19は、例えばC
CDカメラ等の小型のテレビカメラからなり、図2に要
部の斜視図で示したように、前記トレーステージ13寄
りのXYテーブル15箇所に上方に向けて配設されてい
る。前記フラックス容器21は、前記基板ステージ17
と前記ベアチップ用カメラ19との間のXYテーブル1
5箇所に配設され、該フラックス容器21内にはフラッ
クス2101が収容されている。
【0016】前記ボンディングコレット交換部23(収
容部に相当)は、前記基板ステージ17の側方のXYテ
ーブル15箇所に設けられ、該ボンディングコレット交
換部23には3つのノズル収容孔2301が形成され、
各ノズル収容孔2301には、前記ボンディングコレッ
ト29に挿脱される吸引ノズル35(ベアチップ保持部
に相当)がそれぞれ挿し込んで収容されている。前記各
吸引ノズル35は、図3に拡大斜視図で示したように円
筒状を呈し、前記ボンディングコレット29に挿脱され
る吸引ノズル35の基端寄りの周面箇所には環状の凹溝
3501が形成され、吸引ノズル35の先端には前記ベ
アチップ7の形状に応じた矩形の吸着部3503が形成
され、前記凹溝3501よりも先端寄りの吸引ノズル3
5の周面箇所にはフランジ3505(当て付け面に相
当)が形成されている。
【0017】尚、各吸引ノズル35の前記吸着部350
3は、前記ベアチップ7の形状及び大きさや、前記プリ
ント基板5上のベアチップ7の実装スペース等に応じ
て、互いに異なる形状及び大きさで形成され、それら3
つの吸引ノズル35のうち1つが前記ボンディングコレ
ット29に挿着されて、前記ベアチップ7の前記プリン
ト基板5への実装に用いられる。
【0018】前記ベアチップ供給部25は、図4に斜視
図で示すように、前記延伸リング33から1つずつベア
チップ7を取り出してその上下を反転させるフリップコ
レット37(第1のベアチップ移送手段に相当)と、該
フリップコレット37を上下及び前後方向に移動させる
移動機構39とを備え、該移動機構39は、縦フレーム
41と、横フレーム43と、横移動体45と、横移動機
構47と、縦移動体49と、縦移動機構51を備える。
前記縦フレーム41は、前記トレーステージ13の近傍
の基台9箇所から立設され、前記横フレーム43は、前
記縦フレーム41の所定高さ箇所で水平に支持され、前
記トレーステージ13の上方箇所から前記XYテーブル
15の上方箇所に亘って延在している。
【0019】前記横移動体45は、前記横フレーム43
に水平方向に移動可能に支持され、該横フレーム43の
ガイド4301により前記横移動体45の水平移動が案
内される。前記横移動機構47は、前記横フレーム43
の両端の不図示のプーリ間に掛け渡された環状のベルト
4701と、一方のプーリを回転させる不図示のモータ
とで構成され、前記ベルト4701の部分は前記横移動
体45の上部で固定され、前記モータの駆動により前記
ベルト4701が移動されることで、前記横移動体45
が水平方向に移動される。
【0020】前記縦移動体49は、前記横移動体45に
鉛直方向に移動可能に支持され、横移動体45のガイド
4501により前記縦移動体49の鉛直移動が案内さ
れ、縦移動体49は、該縦移動体49と横移動体45の
間に掛け渡された不図示のコイルスプリングにより上方
に付勢され、横移動体45の上端から突設されたストッ
パ4503に当接することで、前記縦移動体49の上限
位置が規制されている。
【0021】前記縦移動機構51は、前記縦フレーム4
1を介して前記横フレーム43の端部上方に上下に延設
されたスクリューシャフト5101と、該スクリューシ
ャフト5101の両側に配設された昇降ガイド5103
と、前記スクリューシャフト5101の上端に減速器を
介して連結されたモータ5105と、前記スクリューシ
ャフト5101に螺合する雌ねじ部を有する昇降ブロッ
ク5107とを備え、前記モータ5105の駆動により
前記スクリューシャフト5101が回転することで、前
記昇降ガイド5103に案内されて前記昇降ブロック5
107が昇降する。そして、前記昇降ブロック5107
の下動により、該昇降ブロック5107の下端のピン5
109が前記縦移動体49の上端のピン4901に当接
し、さらに昇降ブロック5107が下動することで、前
記縦移動体49が前記コイルスプリングの付勢に抗して
下動され、前記ピン5109が前記ピン4901に当接
した状態で前記昇降ブロック5107が上動すること
で、前記コイルスプリングの付勢により前記縦移動体4
9が昇降ブロック5107に追従して前記上限位置まで
上動し、さらに昇降ブロック5107を上動させると、
該昇降ブロック5107のみが上動することとなる。
【0022】前記フリップコレット37は、前記縦移動
体49に支持され水平方向に延設された円柱状の基部3
701と、該基部3701に垂直面内で回転可能に支持
された円盤状の回転部3703と、前記基部3701内
に収容され前記回転部3703を回転させるモータ(図
示せず)と、前記回転部3703の周面の90°ずつ位
相をずらした箇所にそれぞれ突設された4つの吸引ノズ
ル3705とで構成されている。前記基部3701の周
面には、不図示のバキュームポンプからの吸引チューブ
(図示せず)が4本連結され、前記バキュームポンプに
通じる吸引路が、前記基部3701及び回転部3703
の内部の空気通路(図示せず)を介して、前記各吸引ノ
ズル3705に接続されている。尚、前記各吸引ノズル
3705の大きさ及び形状は、ベアチップ7の種類に応
じて異なっている。
【0023】前記支持フレーム11は、図1に示すよう
に門形を呈し、基台9上の両端箇所間に前記横フレーム
43を跨いで架設され、前記横フレーム43の上方の支
持フレーム11箇所にはヘッド部53が昇降可能に支持
されている。前記プリント基板用カメラ27は、図2に
示すように、前記ヘッド部53の前記搬送経路3側の側
部に支持され、前記フリップコレット37の移動経路に
臨み、前記基台9側に向けられている。
【0024】前記ボンディングコレット29(第2のベ
アチップ移送手段に相当)は、前記フリップコレット3
7から前記ベアチップ7を受け取って、前記基板ステー
ジ17上の基板のベアチップ7実装箇所に移送するもの
で、前記フリップコレット37の移動経路に臨む前記ヘ
ッド部53の下面箇所に設けられている。このボンディ
ングコレット29は、図5及び図6に斜視図及び一部截
断平面図で示すように、前記ボンディングコレット交換
部23のいずれか1つの吸引ノズル35の凹溝3501
側が挿脱される円筒状の内筒55と、該内筒55に上下
動可能に嵌装された円筒状の外筒57と、前記内筒55
の下端内部に前記吸引ノズル35を挿着した状態で該吸
引ノズル35の周囲を覆い加熱するヒータ59を備え、
さらに、図7に一部截断平面図で示すように、吸引ノズ
ル35の挿脱時にヒータ59を吸引ノズル35の周囲か
ら退避させるヒータ駆動機構61を備える。
【0025】前記内筒55の下端には下フランジ550
1が形成され、該下フランジ5501との境界の内筒5
5箇所には、該内筒55の周方向に間隔を置いて複数の
窓5503が貫設されており、各窓5503には前記窓
5503より大きい径で前記吸引ノズル35の凹溝35
01に係脱する鋼球63が配設されている。前記外筒5
7は前記内筒55より短い長さで形成され、該外筒57
の上端には上フランジ5701が形成され、外筒57の
下端にはテーパ部5703が形成され、前記上フランジ
5701と前記ヘッド部53の下端間の外筒57部分に
はコイルスプリング65が巻装されている。前記コイル
スプリング65により前記外筒57は下方に付勢され、
この付勢により前記鋼球63が前記テーパ部5703で
前記内筒55の中心側に押し込まれ、該鋼球63の一部
が前記窓5503から内筒55の内側に突出する。一
方、前記付勢に抗して前記外筒57が上動することで、
前記テーパ部5703が前記鋼球63の上方箇所に退避
し、該鋼球63が前記内筒55の外側に退避できるよう
になる。
【0026】前記ヘッド部53の側面には前記バキュー
ムポンプからの吸引チューブ(図示せず)が連結され、
前記ヘッド部53の下端には、図7に示したように、円
盤状のエンコーダスリット5301が回転可能に保持さ
れ、また、前記下端には、前記エンコーダスリット53
01の回転量を検出するフォトセンサ5303が取着さ
れ、これらエンコーダスリット5301及びフォトセン
サ5303でエンコーダ5305が構成されている。
【0027】そして、前記吸引ノズル35を前記内筒5
5に挿着した状態で、前記フランジ3505は前記内筒
55の下フランジ5501に当接し、前記凹溝3501
は前記窓5503から内筒55の内側に突出する前記鋼
球63に係合し、前記バキュームポンプに通じる吸引路
が、前記ヘッド部53の内部の空気通路(図示せず)及
び前記内筒55を介して前記吸引ノズル35に接続され
る。また、前記吸引ノズル35を前記内筒55に挿着し
た状態で、少なくとも前記エンコーダスリット530
1、内筒55、及び前記吸引ノズル35は、不図示のモ
ータにより水平面内で一体に回転される。
【0028】前記ヒータ59は左半部と右半部とで構成
され、各半部は、図5に示すように、半円筒状の加熱板
5901と、該加熱板5901の上端に連設された半円
状のフランジ5903とで構成され、前記加熱板590
1には不図示の電源に接続されたヒータ線5905が埋
め込まれている。前記ヒータ駆動機構61は、図7に示
し、且つ、図8に概略図で示すように、前記ヒータ59
を支持する逆門形の左右の開閉板6101と、各開閉板
6101の両側片を前記ヘッド部53の下端に取着され
た門形の支持板5307の両側片に回転可能に支持させ
る2つの軸6103と、各開閉板6101の両側片の内
側に配設され前記各軸6103に支持されたギア610
5と、前記右半部の軸6103に減速器を介して連結さ
れたモータ6107とで構成され、前記左半部のギア6
105は右半部のギア6105と噛合し、前記モータ6
107の動力が前記各ギア6105を介して前記各開閉
板6101に伝達されることで、該開閉板6101が開
閉され、前記ヒータ59の加熱板5901部分が前記吸
引ノズル35の周囲に対して接近離間される。
【0029】また、前記各開閉板6101の両側片間に
はガイドバー6109が架設され、各ガイドバー610
9は図5に示すように、前記内筒55の下フランジ55
01と前記外筒57の上フランジ5701間に配設さ
れ、各開閉板6101が前記モータ6107により開か
れることで、各ガイドバー6109が前記上フランジ5
701に当接し、その状態からさらに前記各開閉板61
01が開かれることで、各ガイドバー6109が前記上
フランジ5701を押し上げ、上フランジ5701が前
記コイルスプリング65の付勢に抗して上動し、前記内
筒55の鋼球63と前記吸引ノズル35の凹溝3501
との係合が解除される。
【0030】前記制御用コンピュータ31は、図1に示
すように、キーボード3101及びCRT3103を備
え、前記CRT3103の表示画面を見ながら前記キー
ボード3101から入力されるベアチップ7の種類や実
装個数等のパラメータと、制御用コンピュータ31の内
部に格納されたプログラムに従って、前記搬送経路3や
フリップチップボンダー1の各部の動作を制御すると共
に、ベアチップ用カメラ19及びプリント基板用カメラ
27の撮影画像を画像処理し、その結果から、前記ボン
ディングコレット29で移送中の前記ベアチップ7と前
記プリント基板5との相対位置を確認する。尚、本実施
例では、ベアチップ用カメラ19、プリント基板用カメ
ラ27、及び制御用コンピュータ31で位置検出手段が
構成されている。
【0031】次に、上述のように構成された本実施例の
フリップチップボンダーの、前記制御用コンピュータ3
1の制御に基づく動作について説明する。まず、前記キ
ーボード3101から前記パラメータが入力されると、
前記2つのモータ1501が駆動されて前記XYテーブ
ル15が移動され、前記パラメータ中で指定されたベア
チップ7に応じた形状及び大きさの吸着部3503を備
える吸引ノズル35を収容したノズル収容孔2301
が、前記ボンディングコレット29の下方に位置され
る。
【0032】そして、前記ヘッド部53と一体に前記ボ
ンディングコレット29が下動されると共に、前記モー
タ6107が駆動されて、前記各ガイドバー6109が
前記上フランジ5701に当接するまで前記開閉板61
01が開かれ、これにより、前記吸引ノズル35の凹溝
3501側が前記内筒55の下端内部に挿入され、凹溝
3501に前記鋼球63が係合して吸引ノズル35が内
筒55に挿着される。このとき、前記吸引ノズル35の
フランジ3505が前記内筒55の下フランジ5501
に当て付けられ、これにより、吸引ノズル35がガタつ
きなく前記内筒55に挿着される。続いて、前記ヘッド
部53と一体に前記ボンディングコレット29が上動さ
れて、前記吸引ノズル35が前記ノズル収容孔2301
から引き出されると共に、前記モータ6107が駆動さ
れて前記開閉板6101が閉じられ、これにより、前記
吸引ノズル35の周囲が前記ヒータ59により覆われ
る。
【0033】一方、前記パラメータが入力されると、前
記トレーステージ13が回転されて、前記パラメータ中
で指定された種類のベアチップ7を収容した延伸リング
33が前記フリップコレット37の下方に位置される。
さらに、前記横移動体45が前記昇降ブロック5107
の下方に位置した状態で、下方に向いた前記フリップコ
レット37の吸着ノズル3705の真下となる位置に、
前記延伸リング33内の所定のベアチップ7が位置する
ように、不図示の位置合わせ用カメラの撮影画像で確認
しつつ前記トレーステージ13が移動される。これと共
に、前記横移動体45が前記昇降ブロック5107の下
方箇所に移動されて、前記フリップコレット37が前記
所定のベアチップ7の上方に位置されると共に、該フリ
ップコレット37の回転部3703が回転されて、前記
パラメータ中で指定された種類のベアチップ7に応じた
形状及び大きさの吸引ノズル3705が前記トレーステ
ージ13に向けられる。
【0034】この状態で、前記縦移動体49が前記縦移
動機構51により下動され、前記フリップコレット37
の吸引ノズル3705の先端が、延伸リング33の前記
所定のベアチップ7に接触する高さで前記縦移動体49
の下動が停止され、前記バキュームポンプが駆動されて
前記ベアチップ7が吸引ノズル3705に吸引保持さ
れ、前記縦移動体49が上動される。そして、前記回転
部3703が180°回転されて、前記ベアチップ7の
電極形成面701が下方に向くように反転され、さら
に、前記横移動体45が前記横移動機構47により前記
XYテーブル15側に水平移動されて、前記ベアチップ
7が前記ボンディングコレット29の吸引ノズル35の
下方箇所に位置される。
【0035】ここで、前記ボンディングコレット29と
フリップコレット37の一方が他方に接近する方向に相
対的に昇降され、前記バキュームポンプの駆動により、
前記フリップコレット37の吸引ノズル3705から前
記ボンディングコレット29の吸引ノズル35にベアチ
ップ7が受け渡される。ベアチップ7がボンディングコ
レット29の吸引ノズル35に吸着保持されると、該吸
引ノズル35及び前記加熱板5901を介して、前記ベ
アチップ7のバンプ703が前記ヒータ59により加熱
され始める。その後、ボンディングコレット29とフリ
ップコレット37の一方が他方から離間する方向に相対
的に昇降され、前記横移動体45が前記横移動機構47
により前記トレーステージ13側に水平移動されて、前
記フリップコレット37が前記ボンディングコレット2
9の下方箇所から退避する。
【0036】次に、前記XYテーブル15が移動されて
前記ベアチップ用カメラ19が前記ボンディングコレッ
ト29の下方箇所に位置され、ここで、該ベアチップ用
カメラ19により、前記ボンディングコレット29の吸
引ノズル35に吸着保持されたベアチップ7の画像が撮
影される。ベアチップ用カメラ19による撮影画像は、
前記制御用コンピュータ31によって、例えばエッジ抽
出等の公知の方法で画像処理され、その結果により、水
平面内での回転方向に関する前記ベアチップ7の姿勢が
確認される。
【0037】続いて、前記XYテーブル15が移動され
て前記フラックス容器21が前記ボンディングコレット
29の下方箇所に位置され、ここで、該ボンディングコ
レット29の昇降により、前記ベアチップ7のバンプ7
03に前記フラックス2101が付着され、さらに、前
記XYテーブル15が移動されて前記プリント基板5の
実装箇所が前記プリント基板用カメラ27の下方箇所に
位置され、ここで、該プリント基板用カメラ27により
前記プリント基板5の実装箇所が撮影される。プリント
基板用カメラ27による撮影画像は、前記ベアチップ用
カメラ19の場合と同様に前記制御用コンピュータ31
によって画像処理され、その結果により、水平面内での
回転方向に関する前記プリント基板5の姿勢が確認され
る。そして、プリント基板5の姿勢と、先にベアチップ
用カメラ19によるベアチップ7の実装箇所の撮影画像
から確認したベアチップ7の姿勢とが一致しない場合に
は、前記エンコーダ5305の出力と前記撮影画像を確
認しつつ、前記内筒55及び吸引ノズル35と一体に前
記ベアチップ7が、前記プリント基板5と姿勢が一致す
るまで旋回される。
【0038】プリント基板5の実装箇所とベアチップ7
の姿勢が一致したならば、さらに前記XYテーブル15
が移動されて、前記プリント基板5の実装箇所が前記ボ
ンディングコレット29の下方箇所に位置され、そこ
で、前記ヘッド部53と一体に前記ボンディングコレッ
ト29が下動されて、前記ベアチップ7のバンプが前記
プリント基板5の実装箇所に当て付けられる。そして、
前記ヒータ59による前記バンプ703の加熱が停止さ
れると共に、前記バキュームポンプの駆動が停止されて
前記ボンディングコレット29の吸引ノズル35による
ベアチップ7の吸着保持が停止される。この場合、前記
バンプ703の半田は、それまでの前記ヒータ59によ
る加熱で溶融されているため、前記プリント基板5の実
装箇所の端子部に溶けた半田が流れ、ヒータ59による
加熱が停止されて、例えば前記ヘッド部53からプリン
ト基板5への窒素吹き付け等により半田が冷却され固ま
ると、前記プリント基板5の端子部とベアチップ7の端
子が半田により導電接続され、ベアチップ7がプリント
基板5に実装される。
【0039】実装後は、前記ボンディングコレット29
が前記ヘッド部53と共に上動され、続いて、前記XY
テーブル15が移動されて前記基板ステージ17が前記
搬送経路3の下方箇所に位置され、ベアチップ7を実装
し終えたプリント基板5が前記移載手段により前記搬送
経路3に移載され、次のプリント基板5が搬送経路3か
ら基板ステージ17に移載されて、以後、上述と同様の
動作により、ベアチップ7の実装動作が行われる。そし
て、前記パラメータで指定された数のベアチップ7の実
装動作が終了し、その後、新たなパラメータが前記キー
ボード3101から入力された場合には、そのパラメー
タを確認し、必要であれば、前記フリップコレット37
やボンディングコレット29の吸引ノズル3705,3
5の変更、交換を行い、以後のベアチップ7の実装動作
を継続して行う。
【0040】このように本実施例によれば、前記ベアチ
ップ7を吸着保持する前記ボンディングコレット29
を、昇降及び旋回動作させるに留め、前記プリント基板
5が載置されるXYテーブル15を、該プリント基板5
が前記ボンディングコレット29の下方に位置するよう
に移動させるようにしたので、前記プリント基板5に対
する前記ベアチップ7の姿勢を、前記ベアチップ用カメ
ラ19及びプリント基板用カメラ27による撮影画像の
画像処理結果により判別した後に、ベアチップ7を昇降
方向に移動させるだけで済み、よって、プリント基板5
に対するベアチップ7の位置精度を狂いにくくすること
ができる。
【0041】また、本実施例によれば、交換用の吸引ノ
ズル35を収容するノズル収容孔2301をXYテーブ
ル15上に複数設けたので、ベアチップ7のサイズ変更
に伴うボンディングコレット29の吸引ノズル35の交
換作業を自動化し実装作業の効率化を図ることができ
る。さらに、本実施例によれば、前記吸引ノズル35に
フランジ3505を設け、該吸引ノズル35を前記内筒
55の下端内部に挿着した状態で、該内筒55の下フラ
ンジ5501に前記フランジ3505が当て付けられる
ようにしたので、吸引ノズル35が内筒55にガタつき
なく挿着され、従って、ベアチップ7の実装時における
プリント基板5に対するベアチップ7の位置精度をより
向上させることができる。
【0042】尚、本実施例では、前記プリント基板5に
対する前記ベアチップ7の姿勢を、前記ベアチップ用カ
メラ19及びプリント基板用カメラ27による撮影画像
の画像処理結果により判別するものとしたが、例えば、
前記プリント基板5に対する前記ベアチップ7の姿勢
を、前記ベアチップ用カメラ19による撮影画像の画像
処理結果だけで判別すると共に、前記プリント基板5の
実装箇所が前記ボンディングコレット29の下方箇所に
位置された時点で、前記プリント基板用カメラ27によ
り前記プリント基板5の一部分を撮影し、その撮影画像
の画像処理結果から、該プリント基板5の位置の良否を
判別するようにしてもよい。また、前記ボンディングコ
レット29及び前記基板ステージ17に、前記ベアチッ
プ7及びプリント基板5の姿勢を所定の姿勢に矯正する
手段を設け、前記ベアチップ用カメラ19及びプリント
基板用カメラ27と、それらカメラによる撮影画像の画
像処理動作と、その画像処理結果に基づくベアチップ7
の姿勢の補正動作を省略してもよい。
【0043】さらに、本発明方法を実施する装置は本実
施例で示したフリップチップボンダーの構成に限定され
ず、例えば前記フリップコレット37の構成を適宜変更
したり、前記延伸リング33に代えて多数のベアチップ
がマトリクス状に並べて収容されたトレーが載置できる
ように前記トレーステージ13の構成を変更する等任意
である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
極形成面を上方に向けてトレーに収容したベアチップ
を、前記電極形成面を下方に向けてプリント基板に実装
するに当たり、前記トレーから前記ベアチップを取り出
し、横方向に移動しつつ該ベアチップの上下を反転させ
て前記プリント基板の上方箇所に前記ベアチップを移送
し、前記プリント基板の上方箇所に配設された移送手段
に、前記電極形成面を下方に向けて前記ベアチップを受
け渡し、前記プリント基板を水平面内で直交する2方向
に移動させつつ前記ベアチップに対する前記プリント基
板の位置合わせを行い、前記電極形成面が下方に向けら
れた前記ベアチップを下降させて前記プリント基板に実
装するようにした。このため、プリント基板に対する位
置決めを行った後にベアチップを横及び縦の2方向に移
動させる必要がなくなり、縦方向への移動だけでプリン
ト基板に実装できるため、トレーからプリント基板への
移送中におけるプリント基板に対するベアチップの位置
精度を狂いにくくすることができる。しかも、収容部に
収容された複数のベアチップ保持部のうち、ベアチップ
や該ベアチップを実装する前記プリント基板箇所の形状
及び大きさに応じたベアチップ保持部を選択し、そのベ
アチップ保持部を自動的に第2のベアチップ移送手段に
装着して用いることができ、ベアチップ保持部を手作業
で交換する必要がなくなり、実装作業の効率化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフリップチップボンダ
ーの概略構成を示す模式図である。
【図2】図1に示すフリップチップボンダーの要部の斜
視図である。
【図3】図1に示すボンディングコレットに挿脱される
吸引ノズルの拡大斜視図である。
【図4】図1に示すベアチップ供給部の拡大斜視図であ
る。
【図5】図1に示すボンディングコレットの斜視図であ
る。
【図6】図1に示すボンディングコレットの一部截断平
面図である。
【図7】図1に示すヘッド部の一部截断平面図である。
【図8】図5に示すヒータの概略図である。
【符号の説明】
1 フリップチップボンダー 5 プリント基板 7 ベアチップ 701 電極形成面 15 XYテーブル(基板移送手段) 19 ベアチップ用カメラ(位置検出手段) 23 ボンディングコレット交換部(収容部) 25 ベアチップ供給部 27 プリント基板用カメラ(位置検出手段) 29 ボンディングコレット(第2のベアチップ移送手
段) 31 制御用コンピュータ(位置検出手段) 33 延伸リング(トレー) 35 吸引ノズル(ベアチップ保持部) 3505 フランジ(当て付け面) 37 フリップコレット(第1のベアチップ移送手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極形成面を上方に向けてトレーに収容
    したベアチップを、前記電極形成面を下方に向けてプリ
    ント基板に実装するに当たり、 前記トレーから前記ベアチップを取り出し、横方向に移
    動しつつ該ベアチップの上下を反転させて前記プリント
    基板の上方箇所に前記ベアチップを移送し、 前記プリント基板の上方箇所に配設された移送手段に、
    前記電極形成面を下方に向けて前記ベアチップを受け渡
    し、 前記プリント基板を水平面内で直交する2方向に移動さ
    せつつ前記ベアチップに対する前記プリント基板の位置
    合わせを行い、 前記電極形成面が下方に向けられた前記ベアチップを下
    降させて前記プリント基板に実装するようにした、 ことを特徴とするベアチップのプリント基板への実装方
    法。
  2. 【請求項2】 前記電極形成面が下方に向けられた前記
    ベアチップを下降させる際に、該ベアチップは水平面内
    で旋回されることを特徴とする請求項1記載のベアチッ
    プのプリント基板への実装方法。
  3. 【請求項3】 電極形成面が上方に向けてトレーに収容
    されたベアチップを取り出して、前記電極形成面を下方
    に向けてプリント基板に実装するフリップチップボンダ
    ーであって、 前記トレーから前記ベアチップを取り出し、該ベアチッ
    プの上下を反転させつつ前記プリント基板の上方箇所に
    移送する第1のベアチップ移送手段と、 前記プリント基板の上方箇所で、前記電極形成面が下方
    に向けられた状態の前記ベアチップを前記第1のベアチ
    ップ移送手段から受け取り、該ベアチップを上下動させ
    る第2のベアチップ移送手段と、 前記プリント基板を水平面内で直交する2方向に移動可
    能に支持する基板移送手段と、 前記プリント基板と前記第2のベアチップ移送手段に受
    け渡された前記ベアチップとの相対位置を検出する位置
    検出手段と、 前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記基板移送手
    段を駆動する駆動手段とを備え、 前記第2のベアチップ移送手段には、前記ベアチップを
    保持するベアチップ保持部が着脱可能に設けられ、 さらに、形状及び大きさが異なる複数のベアチップ保持
    部が収容された収容部が、前記第2のベアチップ移送手
    段の下方箇所に向けて移動可能に配設されている、 ことを特徴とするフリップチップボンダー。
  4. 【請求項4】 前記収容部は前記基板移送手段により支
    持されている請求項3記載のフリップチップボンダー。
  5. 【請求項5】 前記ベアチップ保持部は水平面内で旋回
    可能に構成されている請求項3又は4記載のフリップチ
    ップボンダー。
  6. 【請求項6】 前記ベアチップ保持部は、前記第2のベ
    アチップ移送手段に対して垂直度を出すための円盤状の
    当て付け面を備えている請求項3、4又は5記載のフリ
    ップチップボンダー。
JP32321993A 1993-11-29 1993-11-29 ベアチップのプリント基板への実装方法及びフリップチップボンダー Pending JPH07153784A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005455A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品の実装装置および実装方法
CN100356540C (zh) * 2002-03-25 2007-12-19 松下电器产业株式会社 电子元件安装设备及其安装方法
US7827677B2 (en) 2000-03-23 2010-11-09 Panasonic Corporation Component mounting apparatus
CN116730005A (zh) * 2023-07-10 2023-09-12 芯朋半导体科技(如东)有限公司 一种矩阵式巨量检测机构
CN117373983A (zh) * 2023-10-13 2024-01-09 广州诺顶智能科技有限公司 一种方便更换吸嘴的结构

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