JP2000150546A - 電子部品の実装装置及び実装方法 - Google Patents

電子部品の実装装置及び実装方法

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JP2000150546A
JP2000150546A JP10325205A JP32520598A JP2000150546A JP 2000150546 A JP2000150546 A JP 2000150546A JP 10325205 A JP10325205 A JP 10325205A JP 32520598 A JP32520598 A JP 32520598A JP 2000150546 A JP2000150546 A JP 2000150546A
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substrate
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Yukihiro Iketani
之宏 池谷
Motojiro Shibata
元二郎 芝田
Daisuke Kobayashi
大介 小林
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は基板に実装する電子部品に品種の
変更を容易に行うことができるようにした実装装置を提
供することにある。 【解決手段】 本体1の幅方向一端側に前後方向に沿っ
て配置され内部にそれぞれ電子部品Pが収容された複数
のマガジン9と、上記マガジンの側方に前後方向に沿っ
て駆動可能に設けられ上記各マガジンから取り出された
電子部品がそれぞれ供給載置される載置部12と、上記
本体の前面側に幅方向に沿って設けられ上記ボンディン
グステージに上記基板を搬入搬出する搬入コンベア2
4、搬出コンベア25と、ボンディングステージ21の
上方に対向して配設されこのボンディングステージ上に
供給された基板20に電子部品を実装するボンディング
ヘッド37と、上記載置部から取り出した電子部品を上
記ボンディングヘッドに受け渡す受け渡し機構51とを
具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はたとえば半導体チ
ップなどの電子部品を基板(回路基板)に実装する実装
装置及び実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、基板に半導体チップなどの電子
部品を実装する実装装置は本体を有し、この本体にはボ
ンディングステージが設けられている。このボンディン
グステージの上方にはボンディングツールが対向して配
設されている。
【0003】上記ボンディングツールには受け渡し機構
によって電子部品が受け渡される。それによって、上記
ボンディングツールは上記電子部品を上記基板に加熱し
ながら押圧して実装するようになっている。
【0004】上記電子部品は上記ボンディングステージ
の側方に設置されるマガジンに収容されている。そし
て、電子部品はこのマガジンから取り出されて所定の位
置に配置された載置部に載置されており、上記受け渡し
機構は上記載置部から電子部品を取り出して上記ボンデ
ィングツールに受け渡すようになっている。
【0005】従来、上記ボンディングステージの側方に
はマガジンを1つだけ配置するようにしていた。そのた
め、基板に実装する電子部品の品種を変更する場合には
その品種が収容されたマガジンに置き換えなければなら
ないから、そのための段取り作業に手間が掛かり、生産
性の低下を招くということがあった。
【0006】上記マガジンは上記ボンディングステージ
の側方に固定的に設置され、しかもボンディングステー
ジやマガジンの前方である、本体の前面側には上記ボン
ディングステージに電子部品を実装するための基板を供
給したり、電子部品が実装された基板を搬出するための
搬入搬出機構が設けられている。
【0007】そのため、上記マガジンを交換する場合、
作業者は本体の前面側から搬入搬出機構の奥側にマガジ
ンを出し入れしなければならないから、その交換作業が
しにくいばかりか、作業者に掛かる負担も大きくなると
いうことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の実
装装置は基板に実装される電子部品の品種を変える場
合、その品種に応じてマガジンを交換しなければならな
かったので、生産性の低下を招いたり、作業者に掛かる
負担が大きくなるなどのことがあった。
【0009】この発明は、基板に実装する電子部品の品
種が変更になっても、その都度、マガジンを交換せずに
電子部品の実装を行えるようにした実装装置及び実装方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ボン
ディングステージに載置された基板に電子部品を実装す
る実装装置において、本体と、この本体の幅方向一端側
に前後方向に沿って配置され内部にそれぞれ電子部品が
収容された複数のマガジンと、上記マガジンの側方に前
後方向に沿って駆動可能に設けられ上記各マガジンから
取り出された電子部品がそれぞれ供給載置される載置部
と、上記本体の前面側に幅方向に沿って設けられ上記ボ
ンディングステージに上記基板を搬入搬出する搬入搬出
手段と、上記ボンディングステージの上方に対向して配
設されこのボンディングステージ上に供給された基板に
電子部品を実装するボンディングヘッドと、上記載置部
から取り出した電子部品を上記ボンディングヘッドに受
け渡す受け渡し手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記マガジンは、上記本体の前後方向に沿って移動
自在なキャリアに着脱自在に設けられていることを特徴
とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記受け渡し手段は、上記載置部から取り出した電
子部品を反転させて上記ボンディングヘッドに受け渡す
構成であることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記受け渡し手段は、ピックアップ吸着ノズルと、
この吸着ノズルに吸着保持されるとともに上記載置部に
供給された電子部品を取り出す先端コレットと、上記載
置部の側方に設けられこの載置部に供給載置される電子
部品の形状に応じた複数の先端コレットが設置されたコ
レット交換部とを具備し、上記ピックアップ吸着ノズル
は、上記載置部から電子部品を取出すときに電子部品の
形状に応じた先端コレットを上記コレット交換部から選
択することを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記基板を撮像して上記ボンディングヘッドに保持
された電子部品の実装位置を認識する撮像手段を備え、
この撮像手段は上記基板を低倍率で撮像する低倍率撮像
カメラと、上記基板を高倍率で撮像する高倍率撮像カメ
ラとを有することを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ボンディングヘッドの近傍には、ボンディング
時の加熱によって発生するガスを吸引する吸引手段が設
けられていることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、電子部品をボンディン
グステージ上に載置された基板にボンディングヘッドに
よって実装する実装方法において、本体の幅方向一端側
に前後方向に沿って配置された複数のマガジンに収容さ
れた電子部品を取り出して上記マガジンの側方に前後方
向に沿って駆動可能に設けられた載置部にそれぞれ供給
する部品供給工程と、上記載置部に供給された電子部品
を上記ボンディングヘッドに受け渡す部品受け渡し工程
と、上記ボンディングステージに上記基板を供給する基
板供給工程と、上記ボンディングステージに供給された
基板に対して上記ボンディングツールに保持された電子
部品を位置決めする位置決め工程と、位置決めされた電
子部品を上記ボンディングステージに供給された基板に
実装する実装工程と、電子部品が実装された基板を上記
ボンディングステージから搬出する基板搬出工程とを具
備したことを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記位置決め工程は、上記基板を撮像カメラで撮像
して上記基板の基準位置を登録する登録工程と、上記基
板を撮像カメラで撮像して上記基準位置に対するずれ量
を補正する補正工程とを備えていることを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は請求項8の発明におい
て、上記登録工程と上記補正工程とは、上記基板を低倍
率の撮像カメラで撮像する第1の撮像工程と、上記基板
を高倍率の撮像カメラで撮像する第2の撮像工程とを有
することを特徴とする。
【0019】請求項1と請求項7の発明によれば、本体
の幅方向一端側に複数のマガジンを配置するようにした
ことで、それぞれのマガジンに異なる品種の電子部品を
収納しておけば、基板に実装する電子部品の種類を変更
する場合に、マガジンの交換作業を行わずに対応するこ
とができる。
【0020】請求項2の発明によれば、マガジンを本体
の前後方向に沿って移動自在なキャリアに着脱自在に設
けるようにしたことで、マガジンの交換を本体の前面側
で容易に行うことが可能となる。
【0021】請求項3の発明によれば、受け渡し手段に
よって電子部品を反転させてボンディングヘッドに受け
渡すため、電子部品の電極を下向きにして基板に実装す
ることができる。
【0022】請求項4の発明によれば、受け渡し手段を
ピックアップ吸着ノズル及びこの吸着ノズルに吸着保持
される先端コレットから形成し、電子部品の形状に応じ
て先端コレットを交換できるようにしたから、形状が異
なる電子部品であっても、載置部から取り出してボンデ
ィングツールに受け渡すことが可能となる。
【0023】請求項5と請求項9の発明によれば、基板
を低倍率の撮像カメラと高倍率の撮像カメラとで撮像す
るようにしたことで、上記基板に対する電子部品の実装
位置の認識を短時間で確実に行うことが可能となる。
【0024】請求項6の発明によれば、ボンディング時
に発生するガスを吸引するようにしたことで、そのガス
による基板の汚染や撮像手段の誤認識を防止することが
できる。
【0025】請求項8の発明によれば、基板の基準位置
を登録し、ついでその基準位置に対するずれ量を補正し
て電子部品を実装するようにしたことで、電子部品の実
装精度を向上させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示す実装装置は本
体1を備えている。この本体1の上面の幅方向一端側に
はマガジン載置部2が設けられている。このマガジン載
置部2は図2に示すようにエレベータ機構3を有する。
このエレベータ機構3は断面形状がほぼL字状の基部4
を有し、この基部4にはZ駆動源5によって上下方向に
駆動される上下可動体6が設けられている。この上下可
動体6上にはキャリア7が本体1の前後方向に沿って移
動自在に設けられている。このキャリア7は所定の位置
で上記基部4に設けられたクランパ8によって上記上下
可動体6に固定されるようになっている。したがって、
クランパ8によるクランプ状態を解除することで、上記
キャリア7を本体1の前面側にスライドさせることがで
きるようになっている。
【0027】上記キャリア7の上面には複数のマガジ
ン、この実施の形態では4つのマガジン9が本体1の前
後方向に沿って並設載置されている。各マガジン9には
半導体チップ、コンデンサ、抵抗などの異なる電子部品
P(図1に示す)が載置された複数のトレイ11が上下
方向に所定間隔で積層収容されている。
【0028】上記マガジン載置部2の側方には、本体1
の前後方向に沿って載置部としてのトレイ載置部12が
設けられている。このトレイ載置部12は図2に示すよ
うに本体1の前後方向(この方向をY方向とする)に沿
って駆動されるYテーブル13を有し、このYテーブル
13上にはY方向と交差するX方向に沿って駆動される
Xテーブル14が設けられている。
【0029】上記Xテーブル14には図3に示すように
4つの取り出し機構15が並設されている。この取り出
し機構15は回動駆動されるアーム16の先端にハンド
17が設けられてなる。
【0030】上記取り出し機構15の動作を図10
(a)〜(e)を参照して説明する。図10(a)に示
すように、上記アーム16を起立方向に駆動してハンド
17を所定の高さにしたならば、図10(b)に示すよ
うに上記Xテーブル14をマガジン9に接近する前進方
向へ駆動し、そのハンド17を上記マガジン9内へ挿入
する。その状態でエレベータ機構3によってマガジン9
をわずかに下降させることで、上記マガジン9内に保持
されたトレイ11を上記ハンド17に受け渡す。
【0031】ついで、図10(c)に示すように上記X
テーブル14を後退方向へ駆動してトレイ11をマガジ
ン9から取り出したのち、上記アーム16を倒伏方向へ
駆動することで、上記トレイ11をXテーブル14上で
所定の高さ位置で待機させることができる。
【0032】なお、トレイ11をマガジン9に収納する
場合には、図10(d)に示すようにトレイ11を保持
したハンド17をマガジン9内へ挿入したのち、エレベ
ータ機構3によってマガジン9をわずかに上昇させれ
ば、図10(e)に示すように上記マガジン9の内側面
に形成された係止部9aに上記トレイ11の両側を係合
させることができる。
【0033】上記トレイ載置部12の側方には図1と図
2に示すようにボンディングステージ21が設けられて
いる。このボンディングステージ21には電子部品Pが
実装される基板20が載置される。ボンディングステー
ジ21は本体1の前後方向である、Y方向に沿って設け
られたYスライドテーブル22に設けられ、図3に示す
駆動源23aによって回転駆動される駆動ねじ23によ
ってY方向に駆動されるようになっている。
【0034】図1と図3に示すように、上記本体1の上
面の前端側で、上記Yスライドテーブル22の一側には
基板20を供給する搬入コンベア24が設けられ、他側
には搬出コンベア25が設けられている。
【0035】上記ボンディングステージ21が本体1の
前端側に駆動されて待機した状態で、上記搬入コンベア
24によって基板20が搬送されてくると、その基板2
0は図示しない吸着機構によって吸着されて上記ボンデ
ィングステージ21に供給されるようになっている。
【0036】上記基板20に後述するように電子部品P
が実装された後、上記ボンディングステージ21が本体
1の前端側に駆動されてくると、上記基板20は同じく
図示しない吸着機構によって吸着されて上記搬出コンベ
ア25へ供給されるようになっている。つまり、ボンデ
ィングステージ21が本体1の前端側に位置した状態
で、このボンディングステージ21から電子部品Pが実
装された基板20が搬出され、電子部品Pが実装されて
いない基板20が供給されるようになっている。
【0037】上記ボンディングステージ21の上方には
図1と図2に示すように本体1の幅方向であるX方向に
沿ってXスライドテーブル31が設けられている。この
Xスライドテーブル31には第1の可動体32がスライ
ド自在に設けられている。この第1の可動体32は駆動
源33により回転駆動される駆動ねじ34によってX方
向に沿って駆動されるようになっている。
【0038】上記第1の可動体32には図1と図4に示
すようにボンディングヘッド37が設けられている。こ
のボンディングヘッド37はZ駆動源35によってZ方
向に駆動されるZ可動体36を有する。このZ可動体3
6にはθ駆動部38aおよびこのθ駆動部38aによっ
てθ方向に駆動されるヒータ38bとが順次設けられて
いる。このヒータ38bにはボンディングツール39が
着脱自在に吸着保持される。そして、このボンディング
ツール39には電子部品Pが吸着保持され、上記ヒータ
38bによって上記電子部品Pを加熱できるようになっ
ている。
【0039】上記第1の可動体32には電子部品Pを基
板20へ実装するときに、電子部品Pを後述するごとく
位置決めするために撮像する低倍率カメラ41と高倍率
カメラ42が上記ボンディングヘッド37と一体的に設
けられ、また上記ボンディングステージ21の側方には
図1と図4に示すように上記ボンディングヘッド37に
吸着保持された電子部品Pを認識する部品認識カメラ4
3が設けられている。
【0040】さらに、上記第1の可動体32には、図5
に示すように電子部品Pを加熱して実装する際、その熱
で発生するガス、たとえば半田付け用のフラックスが気
化することで発生するガスなどを吸引する吸引手段とし
ての吸引パイプ44及び基板20に実装された電子部品
Pを樹脂封止するためのディスペンサ45(図1図4に
示す)が設けられている。
【0041】上記吸引パイプ44は、図5(a),
(b)に示すように上記ボンディングヘッド37の両側
に配置され、フィルタ46aを介して真空源46bに接
続されている。したがって、実装時に発生するガスが上
記吸引パイプ44によって吸引排出されることで、上記
ガスに含まれる種々の成分がボンディングステージ21
上に載置された基板20に付着してその基板20を汚染
するのを防止することができるとともに、上記各カメラ
41〜43の視野がガスによって妨げられるのが防止さ
れる。
【0042】上記ボンディングヘッド37への電子部品
Pの供給は、上記トレイ載置部12のYテーブル13上
に配設された受け渡し機構51によって行われる。この
受け渡し機構51は図2に示すようにXガイド52に沿
ってX方向に駆動される第2の可動体53を有し、この
第2の可動体53にはZガイド54が設けられている。
このZガイド54には図示せぬ駆動源によってZ方向に
駆動されるZスライダ55が設けられている。
【0043】上記Zスライダ55には、本体1の前後方
向に沿うY方向の軸線を中心にしてX方向に移動しなが
ら回転駆動される回転体56が設けられている。すなわ
ち、上記Zスライダ55には図6に示すように反転モー
タ71が設けられ、この反転モータ71の回転軸71a
に上記回転体56が取り付けられている。したがって、
Zスライダ55がY方向に移動しながら上記反転モータ
71が作動することで、上記回転体56は同図に実線で
示す状態から鎖線で示す状態へ180度回転することに
なる。
【0044】上記回転体56の一端部にはピックアップ
吸着ノズル57が設けられている。この吸着ノズル57
には先端コレット58が吸着保持され、この先端コレッ
ト58によって上記トレイ11から電子部品Pが取り出
される。
【0045】上記吸着ノズル57は軸受72に回転自在
に支持された軸体73の一端部に取着され、この軸体7
3の他端部には従動プーリ74が設けられている。上記
回転体56の他端部には回転モータ75が設けられ、そ
の回転軸75aの一端には駆動プーリ76が設けられて
いる。この駆動プーリ76と上記従動プーリ74とには
ベルト77が張設されている。上記回転軸75aの他端
にはスリット板78が設けられ、このスリット板78の
回転角度をセンサ79によって検出することで上記吸着
ノズル57の回転角度を制御できるようになっている。
【0046】上記トレイ載置部12のXテーブル13の
各取り出し機構15の側方には、図3と図11(a)に
示すように各トレイ11に載置されたそれぞれの電子部
品Pの形状に応じた先端コレット58がそれぞれ着脱自
在に設置される載置部81が設けられている。これら載
置部81は先端コレット58の交換部を構成している。
【0047】各トレイ11の電子部品Pを取り出すに
は、その部品形状に応じた先端コレット58が用いられ
る。つまり、図11(a)に示すように上記トレイ載置
部12のYテーブル13とXテーブル14とを駆動して
所望するトレイ11を受け渡し機構51の下方に位置決
めしたならば、上記ピックアップ吸着ノズル57をその
トレイ11を保持した取出し機構15の側方に位置する
先端コレット58の上方に移動させる。
【0048】ついで、このピックアップ吸着ノズル57
を図11(a)にZで示す方向に下降させてその先端コ
レット58に接合させ、ピックアップ吸着ノズル57に
吸引力を発生させて先端コレット58を吸着し、上記吸
着ノズル57をZ方向に上昇させることで、同図に鎖線
で示すように上記吸着ノズル57を吸着保持するように
なっている。
【0049】先端コレット58を吸着保持したならば、
この先端コレット58をトレイ11上に移動して下降さ
せ、電子部品Pを吸着保持する。所定の先端コレット5
8によってこの先端コレット58に対応する大きさの電
子部品Pをトレイ11から取り出すと、図6に示すよう
に回転体56がY方向に移動しながら180度回転して
上記先端コレット58を下方から上方に向け、この先端
コレット58に保持された電子部品Pを反転させる。電
子部品Pが半導体チップの場合、電極を有する回路パタ
ーンが形成された面を上にして上記トレイ11に載置さ
れているから、回転体56が180度回転されること
で、先端コレット58に保持された半導体チップは電極
が形成された面を下にした状態となる。
【0050】電子部品Pが上記回転体56によって反転
されると、上記ボンディングヘッド37がその電子部品
Pに対向する状態に位置決めされる。その状態で電子部
品Pを先端コレット58からボンディングヘッド37の
下端に設けられたボンディングツール39へ受け渡す。
この状態を図6に示す。
【0051】このようにして電子部品Pを受け渡し機構
51から受け取ったボンディングヘッド37は、その電
子部品Pをボンディングステージ21上の基板20に位
置決めして実装する。
【0052】上記ボンディングステージ21の側方には
図1に示すようにツールステージ82が配設されてい
る。このツールステージ82上には図11(b)に示す
ように吸着する電子部品Pの大きさに応じた複数種のボ
ンディングツール39が配設されている。そして、上記
ボンディングヘッド37をX方向に駆動し、ボンディン
グステージ21をY方向に駆動することで、ボンディン
グヘッド37を所望のボンディングツール39上に位置
決めしたのち、このボンディングヘッド37を下降させ
ることで、そのボンディングツール39を吸着保持でき
るようになっている。つまり、ボンディングヘッド37
に吸着保持されるボンディングツール39を自動交換で
きるようになっている。
【0053】なお、詳細は図示しないが、上記ボンディ
ングツール39はそれぞれツールステージ82の所定の
部位に吸着保持されている。したがって、ボンディング
ツール39を吸着保持していない部位は吸着している部
位に比べて圧力が高くなる(大気圧に近くなる)から、
各部位の圧力を検出することで、ボンディングツール3
9の有無を判断できるようになっている。
【0054】上記電子部品Pを基板20に実装する際の
位置決めは、上記部品認識カメラ34、低倍率カメラ4
1及び高倍率カメラ42からの撮像信号を、図1と図2
に示すように本体1の前面下部に設けられた図示しない
画像処理装置を内蔵する制御装置61によって次のよう
に処理することで行われる。
【0055】まず、ボンディングステージ21に供給さ
れる基板20の基準位置の認識登録が図7に示すフロー
チャートに基づいて行われる。すなわち、ステップS1
では、撮像条件を低倍率カメラ41に切り替え、ステッ
プS2ではボンディングステージ21をX,Y方向に駆
動して図9(a)に示すように上記基板20の第1、第
2の基準マークM1,M2を撮像する。ステップS3で
は、この撮像信号を制御装置61に内蔵された画像処理
装置で上記一対の基準マークM1,M2の位置認識を行
い、これらの基準マークM1,M2の座標(X1、Y
1)、(X2、Y2)を基準位置として登録する。
【0056】ステップS4では撮像条件を高倍率カメラ
42に切り替え、ステップ5では上記ボンディングステ
ージ21をX,Y方向に駆動して基板20に形成された
位置合せマークm1、m2を撮像する。そして、ステッ
プS6では一対の位置合せマークの座標m1,m2の座
標(X3、Y3),(X4、Y4)を認識して登録す
る。それによって、基準位置の登録が完了する。
【0057】なお、部品が複数で、位置合せマークも複
数ある場合には、ステップS6の作業を繰り返すこと
で、複数の位置合せマークの座標を登録する。
【0058】このようにして基準位置の登録が完了した
ならば、実装時の位置認識が図7に示すフローチャート
に基づいて行われる。まず、ボンディングステージ21
に電子部品Pを実装する基板20が供給されたならば、
ステップS7では撮像条件を低倍率カメラ41に切り換
える。ついで、ステップS8では登録時に求めた第1の
基準マークM1の座標(X1,Y1)に基板20移動さ
せ、ステップS9ではその状態で位置認識を行い、図9
(b)に示すようにその基板20の第1の基準マークM
11の座標(X11、Y11)を求める。
【0059】ステップS10では低倍率カメラ41の視
野中心に登録時に求めた第2の基準マークM2の座標
(X2,Y2)に基板20を移動させ、ステップS11で
はその基板20の第2の基準マークM22の座標(X2
2、Y22)を求める。
【0060】ステップ12では図9(c)に示すように
登録時に求めた第1、第2の基準マークM1,M2を結
ぶ線分L1の傾きθ1と、ステップS9とステップS1
1で求めた第1、第2の基準マークM11,M22を結
ぶ線分L2の傾きθ2との差Δθを求める。
【0061】すなわち、θ1は、 θ1=tan−1{(Y2−Y1)/(X2−X1)} で求めることができ、θ2は、 θ2=tan−1{(Y22−Y11)/(X22−X
11)} で求めることができる。したがって、Δθは、 Δθ=θ1−θ2 で求められる。
【0062】基板20がΔθ回転したときの一方の部品
位置合せマークm11の座標を図9(b)に示すように
(X33、Y33)とすると、この座標(X33、Y3
3)は、
【数1】
【0063】で求めることができる。同様に、基板20
をΔθ回転させたときの他方の部品位置合せマークm2
の座標m22を求めることができ、その座標を(X4
4,Y44)とする。
【0064】ステップS13では基板20の回転角度Δ
θ分を補正した部品位置合せの座標m11の位置に基板
20を移動させ、ステップ13では視野を高倍率カメラ
42に切り換える。ついで、ステップS15では高倍率
カメラ42からの画像信号を処理して上記座標m11,
m22を求めることで、実装位置を正確に認識すること
ができる。
【0065】すなわち、実装位置を高精度に認識するた
めには高倍率カメラ42で撮像することが要求される
が、高倍率カメラ42は視野が狭いから、部品の位置合
せマークの認識を容易に行うことができない。
【0066】しかしながら、上述したように低倍率カメ
ラ41と高倍率カメラ42とを用い、部品位置合せマー
クの座標を予め登録しておき、ついで電子部品Pを実装
する基板20の位置合せマークを低倍率カメラ41で認
識して登録値と比較補正し、その補正値に基づいて基板
20の位置合せマークを高倍率カメラ42で撮像して認
識するようにしたから、高倍率カメラ42による電子部
品Pの実装位置の認識を短時間で能率よく行うことが可
能となる。
【0067】このようにして電子部品Pの実装位置を認
識したならば、その認識結果および部品認識カメラ34
からの画像信号に基づいてボンディングヘッド37をX
方向及びθ方向に駆動するとともに、ボンディングステ
ージ21をY方向に駆動してこのボンディングステージ
21上に載置された基板20に対してボンディングヘッ
ド37に保持された電子部品Pを位置決めする。つい
で、上記ボンディングヘッド37をZ方向に下降させて
電子部品Pを上記基板20に実装する。
【0068】このように構成された実装装置によれば、
本体1の上面の幅方向一端側にマガジン載置部2を設
け、このマガジン載置部2にはそれぞれ異なる電子部品
Pが載置されたトレイ11を収容した複数のマガジン9
を本体1の前後方向に沿って並設するようにした。さら
に、マガジン載置部2の側方にはトレイ載置部12を設
け、各マガジン9から取り出されたトレイ11を保持で
きるようにした。
【0069】そのため、ボンディングステージ21に載
置された基板20に実装する電子部品Pの品種を変更す
る場合には、受け渡し機構51の吸着ノズル57をY方
向に移動させ、所望のトレイ11から電子部品Pを取り
出すようにすればよい。
【0070】そのため、上記基板20に実装する電子部
品Pの品種の変更を迅速に、しかも容易に行うことがで
きる。さらに、基板20に複数種の電子部品Pを実装す
る場合にも、所望するトレイ11から順次電子部品Pを
取り出して基板20に供給するようにすればよいから、
そのような場合にも生産性の向上を図ることができる。
【0071】しかも、トレイ載置部12のXテーブル1
3には、各トレイ11に収容された電子部品Pの形状に
対応する先端コレット58がそれぞれ配置され、トレイ
載置部12から取り出す電子部品Pの大きさに応じて吸
着ノズル57に吸着保持される先端コレット58を交換
することができる。そのため、基板20に供給する電子
部品Pを変更する場合に、その電子部品Pの大きさに応
じて先端コレット58を交換できることで、トレイ11
からの電子部品Pの取出しを確実に行うことができる。
【0072】マガジン載置部2にはキャリア7が本体1
の前後方向に沿って移動自在に設けられ、このキャリア
7の上面に複数のマガジン9が着脱自在に載置されてい
る。そのため、マガジン9に収容された電子部品Pがな
くなり、マガジン9を交換する場合には、図12(a)
に示すキャリア7を基部4に固定したクランパ8を外
し、図12(b)に示すようにこのキャリア7を本体1
の前面側、つまり搬入コンベア24よりも前方へ引き出
す。
【0073】ついで、図12(c)に示すように空にな
ったマガジン9をキャリア7上から取り除き、新たなマ
ガジン9を載置したのち、キャリア7を図12(a)に
示すようにもとの位置に戻してクランパ8で固定すれば
よい。
【0074】すなわち、マガジン9が載置されたキャリ
ア7を本体1の前方へ引き出すことができるから、その
マガジン9の交換作業を作業者に大きな負担を掛けるこ
となく容易に行うことができる。
【0075】とくに、この発明の実装装置では、基板2
0をボンディングステージ21に供給するために、本体
1の前面側に本体1の幅方向に沿って搬入コンベア24
が配置されているため、マガジン載置部2が上記搬入コ
ンベア24の奥側に位置することになるが、キャリア7
が本体1の前後方向に沿って移動自在に設けられている
ことで、搬入コンベア24が邪魔になってマガジン9の
交換がし難くなるということもない。
【0076】上記トレイ載置部12に載置された電子部
品Pは、受け渡し機構51の吸着ノズル57に保持され
た先端コレット58によって取り出された後、この吸着
ノズル57が180度回転することで反転される。その
ため、電子部品Pが半導体チップの場合には、上記先端
コレット58によって電極が形成された面を保持した
後、反転させてボンディングヘッド37に受け渡すこと
で、上記電極が形成された面が下側になるから、半導体
チップは電極を基板20に接合させて実装する、いわゆ
るフェースダウンボンディングを行うことができる。
【0077】電子部品Pを基板20に実装する際、基板
20に対する電子部品Pの位置決めは、低倍率カメラ4
1と高倍率カメラ42とを用いて行うようにしている。
つまり、予め低倍率カメラ41で基板20の基準マーク
や部品位置決めマークを認識して登録しておき、電子部
品Pを実装する基板20の基準マークの座標を低倍率カ
メラ41で認識し、その座標を登録値と比較補正するこ
とで、電子部品Pを実装する基板20の位置決めマーク
の座標を算出し、その座標を高倍率カメラ42で認識す
ることができる。
【0078】そのため、視野範囲の狭い高倍率カメラ4
2を用いて高精度な位置決めを行う場合であっても、実
装位置の認識、つまり位置決めマークの認識を短時間で
行うことができるから、生産性の向上を図ることができ
る。
【0079】上記ボンディングヘッド37の周囲の雰囲
気、つまり実装時に電子部品Pを基板20に溶接するた
めに加熱することで発生するガスが吸引パイプ44によ
って吸引排出される。
【0080】そのため、実装時に発生するガスに含まれ
る種々の成分が基板20に付着して基板20を汚染して
電子部品Pの実装強度を弱めたり、周囲の機構部に付着
してその機構部を早期に劣化させるのを防止できるばか
りか、上記ガスによって各カメラ34,41,42の視
野が妨げられて誤認識するということも防止される。
【0081】ボンディングステージ21の側方にはツー
ルステージ82が設けられ、ボンディングツール39を
基板20に実装される電子部品Pの大きさに応じて交換
できるようにした。
【0082】そのため、電子部品Pを基板20に実装す
る際、ボンディングツール39による電子部品Pの加熱
を最適な条件で行うことが可能となるばかりか、電子部
品Pを吸着したボンディングツール39をその周辺部が
上記電子部品Pから大きくはみ出すことのない大きさに
することができるから、実装時にボンディングツール3
9に電子部品Pを基板20に接着するための接着剤が付
着するのを防止することができる。
【0083】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、基
板に実装する電子部品の品種が変更になっても、その都
度マガジンを交換せずにすむから、実装作業を能率よく
行うことができる。
【0084】上記マガジンは本体の前面側に移動させて
交換することができるから、その交換作業を容易かつ迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す実装装置の
斜視図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じくボンディングヘッド及びボンディングス
テージの概略的構成を示す正面図。
【図5】同じくボンディングヘッドの側方に配置される
吸引パイプの配置状態の説明図。
【図6】同じく先端コレットに吸着された電子部品を反
転させる反転機構の正面図。
【図7】同じく基準に値の登録手順のフローチャート。
【図8】同じくボンディング位置の認識手順のフローチ
ャート。
【図9】同じく基準位置の登録と実装位置の認識を行う
ときの説明図。
【図10】同じくマガジンからトレイを取り出すとき
と、トレイを収納するときの説明図。
【図11】(a)は同じく先端コレットを自動交換する
ときの説明図、(b)は同じくボンディングヘッドの先
端ツールを自動交換する時の説明図。
【図12】同じくキャリア上のマガジンを交換するとき
の説明図。
【符号の説明】
1…本体 9…マガジン 12…トレイ載置部 21…ボンディングステージ 24…搬入コンベア 25…搬出コンベア 37…ボンディングヘッド 41…低倍率カメラ 42…高倍率カメラ 44…吸引パイプ(吸引手段) 51…受け渡し機構(受け渡し手段) 57…ピックアップ吸着ノズル 58…先端コレット P…電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 大介 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内 Fターム(参考) 5F047 FA05 FA08 FA15 FA67 FA73

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンディングステージに載置された基板
    に電子部品を実装する実装装置において、 本体と、 この本体の幅方向一端側に前後方向に沿って配置され内
    部にそれぞれ電子部品が収容された複数のマガジンと、 上記マガジンの側方に前後方向に沿って駆動可能に設け
    られ上記各マガジンから取り出された電子部品がそれぞ
    れ供給載置される載置部と、 上記本体の前面側に幅方向に沿って設けられ上記ボンデ
    ィングステージに上記基板を搬入搬出する搬入搬出手段
    と、 上記ボンディングステージの上方に対向して配設されこ
    のボンディングステージ上に供給された基板に電子部品
    を実装するボンディングヘッドと、 上記載置部から取り出した電子部品を上記ボンディング
    ヘッドに受け渡す受け渡し手段とを具備したことを特徴
    とする電子部品の実装装置。
  2. 【請求項2】 上記マガジンは、上記本体の前後方向に
    沿って移動自在なキャリアに着脱自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
  3. 【請求項3】 上記受け渡し手段は、上記載置部から取
    り出した電子部品を反転させて上記ボンディングヘッド
    に受け渡す構成であることを特徴とする請求項1記載の
    電子部品の実装装置。
  4. 【請求項4】 上記受け渡し手段は、ピックアップ吸着
    ノズルと、この吸着ノズルに吸着保持されるとともに上
    記載置部に供給された電子部品を取り出す先端コレット
    と、上記載置部の側方に設けられこの載置部に供給され
    る電子部品の形状に応じた先端コレットが設置されたコ
    レット交換部とを具備し、 上記ピックアップ吸着ノズルは、上記載置部から電子部
    品を取出すときにその電子部品の形状に応じた先端コレ
    ットを上記コレット交換部から選択することを特徴とす
    る請求項1記載の電子部品の実装装置。
  5. 【請求項5】 上記基板を撮像して上記ボンディングヘ
    ッドに保持された電子部品の実装位置を認識する撮像手
    段を備え、 この撮像手段は上記基板を低倍率で撮像する低倍率撮像
    カメラと、上記基板を高倍率で撮像する高倍率撮像カメ
    ラとを有することを特徴とする請求項1記載の電子部品
    の実装装置。
  6. 【請求項6】 上記ボンディングヘッドの近傍には、ボ
    ンディング時の加熱によって発生するガスを吸引する吸
    引手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の電子部品の実装装置。
  7. 【請求項7】 電子部品をボンディングステージ上に載
    置された基板にボンディングヘッドによって実装する実
    装方法において、 本体の幅方向一端側に前後方向に沿って配置された複数
    のマガジンに収容された電子部品を取り出して上記マガ
    ジンの側方に前後方向に沿って駆動可能に設けられた載
    置部にそれぞれ供給する部品供給工程と、 上記載置部に供給された電子部品を上記ボンディングヘ
    ッドに受け渡す部品受け渡し工程と、 上記ボンディングステージに上記基板を供給する基板供
    給工程と、 上記ボンディングステージに供給された基板に対して上
    記ボンディングツールに保持された電子部品を位置決め
    する位置決め工程と、 位置決めされた電子部品を上記ボンディングステージに
    供給された基板に実装する実装工程と、 電子部品が実装された基板を上記ボンディングステージ
    から搬出する基板搬出工程とを具備したことを特徴とす
    る電子部品の実装方法。
  8. 【請求項8】 上記位置決め工程は、上記基板を撮像カ
    メラで撮像して上記基板の基準位置を登録する登録工程
    と、上記基板を撮像カメラで撮像して上記基準位置に対
    するずれ量を補正する補正工程とを備えていることを特
    徴とする請求項7記載の電子部品の実装方法。
  9. 【請求項9】 上記登録工程と上記補正工程とは、上記
    基板を低倍率の撮像カメラで撮像する第1の撮像工程
    と、上記基板を高倍率の撮像カメラで撮像する第2の撮
    像工程とを有することを特徴とする請求項8記載の電子
    部品の実装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106920762A (zh) * 2015-12-24 2017-07-04 捷进科技有限公司 半导体制造装置、半导体器件的制造方法及芯片贴装机
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