JP2000241893A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000241893A
JP2000241893A JP11044316A JP4431699A JP2000241893A JP 2000241893 A JP2000241893 A JP 2000241893A JP 11044316 A JP11044316 A JP 11044316A JP 4431699 A JP4431699 A JP 4431699A JP 2000241893 A JP2000241893 A JP 2000241893A
Authority
JP
Japan
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calibration
test pattern
recording
photosensitive material
temperature
Prior art date
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Application number
JP11044316A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Furuya
宏行 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000241893A publication Critical patent/JP2000241893A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に適切な基準パッチを用いて、適正な較正
を実施する。 【解決手段】 パッチシート120作成時に、較正用テ
ストパターンとともに、出力媒体情報124(印画紙
種、マガジンID等)、及び出力条件情報128(較正
用テストパターン出力時の日時、温度)を露光記録す
る。また、較正用テストパターンの出力履歴情報を更新
する。濃度測定部によるパッチシート120の濃度測定
時に、較正用テストパターンの各パッチ122の濃度と
ともに、出力媒体情報124、及び出力条件情報128
を読み取る。この出力媒体情報124と較正対象のマガ
ジンID、印画紙種とを照合する。また、出力条件情報
128の較正用テストパターン出力時の日時と出力履歴
情報とを照合する。読み取った出力条件情報128の較
正用テストパターン出力時と現在(濃度測定時)の温度
を比較する。照合が一致しなかった場合と温度差が所定
範囲以上の場合は報知して較正を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に係
り、特に 所定の較正用テストパターンを感光材料に記
録し、記録された前記較正用テストパターンに基づいて
較正を実施するキャリブレーション機能を備えた画像記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真フィルムの画像を感光材料にプリン
トする写真焼付装置等の画像記録装置において、感光材
料の種類や、プリント時の温度、湿度等の環境条件の変
化や現像液の劣化等により、露光量−発色濃度特性(感
光材料への露光量の変化に対する感光材料の発色濃度の
変化を表す特性)が変化し適正なプリント画像が得られ
ない場合がある。この場合、プリンタ較正用のテストパ
ターンをプリントし、このテストパターン(以下、「基
準パッチ」という)をキャリブレータに挿入して濃度測
定し、この結果から、仕上がり状態で適正な画像となる
ように、画像入出力特性(目標濃度値に対する露光量を
表す特性)を補正するプリンタ較正を行ってからプリン
トを開始する。
【0003】上記のような画像記録装置では、露光量−
発色濃度特性が感光材料の種類によって異なることか
ら、感光材料の種類ごと、あるいは感光材料を装填する
マガジンごとに画像入出力特性を記憶し、較正時には較
正対象の画像入出力特性が補正されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、キャリブレータに挿入された基準パッチと較正
対象のマガジンとを照合せずにプリンタ較正を行なって
いたため、較正対象とは異なる種類の感光材料に出力さ
れた基準パッチを誤って選択して較正を行なってしまう
ことがあった。また、基準パッチが出力された感光材料
が装填されているマガジンとは異なるマガジンを誤って
設定してしまい、較正対象とは異なるマガジンの画像入
出力特性を更新してしまうこともあった。
【0005】また、従来技術では、基準パッチが出力さ
れた時間を確認せずに、基準パッチを出力した時間と濃
度測定を行なう時間との時間差が大きくても較正が実施
されていた。このため、最新の基準パッチではなく、古
い基準パッチを誤ってキャリブレーションに使用してし
まうこともあった。また、基準パッチを出力してから濃
度測定を行なうまでに温度等の環境条件が変動し、露光
量−発色濃度特性が大きく変化した場合、適正な較正結
果を得ることができなかった。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、常に適切な基準パッチを用いて、適正な較
正が実施される画像記録装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、所定の較正用テストパ
ターンを感光材料に記録し、記録された前記較正用テス
トパターンに基づいて較正を実施するキャリブレーショ
ン機能を備えた画像記録装置であって、前記較正用テス
トパターンを記録する感光材料の種類、及び、該感光材
料が装填されているマガジンを識別するための識別情報
のうちの少なくとも1つを含む出力媒体情報を、前記較
正用テストパターンとともに前記感光材料に記録する出
力媒体情報記録手段と、前記出力媒体情報記録手段によ
り前記感光材料に記録された前記出力媒体情報を読み取
る出力媒体情報読取手段と、前記出力媒体情報読取手段
により読み取られた出力媒体情報に基づいて、前記較正
の実施を制御する較正制御手段と、を有することを特徴
としている。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、出力媒体
情報記録手段により、較正用テストパターンを記録する
感光材料の種類、及び、該感光材料が装填されているマ
ガジンを識別するための識別情報のうちの少なくとも1
つが含まれている出力媒体情報が較正用テストパターン
とともに感光材料に記録される。
【0009】感光材料に記録されたこの出力媒体情報
は、出力媒体情報読取手段により読み取られる。出力媒
体情報を読み取ることにより、感光材料(テストパター
ンが記録されている感光材料)の種類あるいは該感光材
料が装填されているマガジンを判別することができる。
【0010】較正制御手段では、読み取った出力媒体情
報に基づいて較正の実施を制御する。これにより、感光
材料(テストパターンが記録されている感光材料)の種
類あるいは該感光材料が装填されているマガジンに対応
する画像入出力特性(例えば、目標濃度と露光量の対応
を示すルックアップテーブル)、すなわち補正対象の画
像入出力特性を、該感光材料に記録されている較正用テ
ストパターンを用いて補正することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、所定の較
正用テストパターンを感光材料に記録し、記録された前
記較正用テストパターンに基づいて較正を実施するキャ
リブレーション機能を備えた画像記録装置であって、前
記較正用テストパターンを記録する感光材料の種類、及
び、該感光材料が装填されているマガジンを識別するた
めの識別情報のうちの少なくとも1つを含む出力媒体情
報を、前記較正用テストパターンとともに前記感光材料
に記録する出力媒体情報記録手段と、前記出力媒体情報
記録手段により前記感光材料に記録された前記出力媒体
情報を読み取る出力媒体情報読取手段と、前記出力媒体
情報読取手段により読み取られた出力媒体情報と、較正
対象であるマガジンあるいはマガジンにセットされてい
る感光材料の出力媒体情報とを照合する照合手段と、前
記照合手段による照合結果に基づいて、前記較正の実施
を制御する較正制御手段と、を有することを特徴として
いる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、出力媒体
情報記録手段により、較正用テストパターンを記録する
感光材料の種類、及び、該感光材料が装填されているマ
ガジンを識別するための識別情報のうちの少なくとも1
つが含まれている出力媒体情報が較正用テストパターン
とともに感光材料に記録される。
【0013】感光材料に記録されたこの出力媒体情報
は、出力媒体情報読取手段により読み取られる。読み取
られた出力媒体情報は、照合手段において、較正対象で
あるマガジンあるいは該マガジンにセットされている感
光材料の出力媒体情報と照合される。この照合により、
較正用テストパターンが記録された感光材料が較正対象
のマガジンにセットされている感光材料と一致するか、
較正用テストパターンが記録された感光材料がセットさ
れていたマガジンと較正対象のマガジンが一致するかを
判別することができる。
【0014】較正制御手段では、この照合結果に基づい
て較正の実施を制御する。すなわち、読み取られた出力
媒体情報と較正対象の出力媒体情報とが一致した場合
と、一致しなかった場合とで、感光材料に記録されてい
る較正用テストパターンを用いて画像入出力特性(例え
ば、目標濃度と露光量の対応を示すルックアップテーブ
ル)を補正することによって較正を行なうか否かを制御
することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記較正制御手段が、前記出力媒体情
報読取手段により読み取られた出力媒体情報と、前記較
正対象の出力媒体情報とが一致しなかった場合に、前記
較正を抑止する、ことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明では、読み取られた
出力媒体情報と較正対象の出力媒体情報とが一致しなか
った場合は較正が抑止される。例えば、較正用テストパ
ターンが記録された感光材料が較正対象のマガジンにセ
ットされている感光材料と異なる場合、較正用テストパ
ターンが記録された感光材料がセットされていたマガジ
ンと較正対象のマガジンと異なる場合等は、較正が実施
されない。
【0017】これにより、較正対象とは異なるパッチシ
ートを用いた誤った較正の実施や、誤って較正対象とは
異なるマガジンの画像入出力特性を更新してしまうこと
を防ぐことができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項2又は請
求項3に記載の発明において、前記出力媒体情報読取手
段により読み取られた出力媒体情報と、前記較正対象の
出力媒体情報とが一致しなかった場合にこれを報知する
報知手段をさらに有する、ことを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、報知手段
により、読み取られた出力媒体情報と較正対象の出力媒
体情報とが一致しない場合には、その旨が報知される。
これにより、例えば、較正用テストパターンが記録され
た感光材料が較正対象のマガジンにセットされている感
光材料と異なっていたり、較正用テストパターンが記録
された感光材料がセットされていたマガジンと較正対象
のマガジンと異なっていることをユーザに知らせること
ができる。
【0020】次に、請求項5に記載の発明は、所定の較
正用テストパターンを感光材料に記録し、記録された前
記較正用テストパターンに基づいて較正を実施するキャ
リブレーション機能を備えた画像記録装置であって、前
記較正用テストパターン記録時の温度を、前記較正用テ
ストパターンとともに前記感光材料に記録する温度記録
手段と、前記温度記録手段により記録された較正用テス
トパターン記録時の温度を読み取る温度読取手段と、前
記温度読取手段により読み取られた較正用テストパター
ン記録時の温度に基づいて、前記較正の実施を制御する
較正制御手段と、を有することを特徴としている。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、温度記録
手段により、較正用テストパターン記録時の温度が較正
用テストパターンとともに感光材料に記録される。
【0022】感光材料に記録されたこの較正用テストパ
ターン記録時の温度は、温度読取手段により読み取られ
る。較正制御手段では、この読み取られた較正用テスト
パターン記録時の温度に基づいて較正の実施を制御す
る。これにより、例えば、較正用テストパターン記録時
の温度が通常の温度よりも極端に高い(または低い)場
合は、装置異常時に記録された較正用パターンであると
して、該較正用パターンに基づいた較正の実施を抑止す
ることができる。
【0023】また、請求項6に記載の発明は、所定の較
正用テストパターンを感光材料に記録し、記録された前
記較正用テストパターンに基づいて較正を実施するキャ
リブレーション機能を備えた画像記録装置であって、前
記較正用テストパターン記録時の温度を、前記較正用テ
ストパターンとともに前記感光材料に記録する温度記録
手段と、前記温度記録手段により記録された較正用テス
トパターン記録時の温度を読み取る温度読取手段と、前
記温度読取手段により読み取られた較正用テストパター
ン記録時の温度と現在の温度とに基づいて、前記較正の
実施を制御する較正制御手段と、を有することを特徴と
している。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、温度記録
手段により、較正用テストパターン記録時の温度が較正
用テストパターンとともに感光材料に記録される。
【0025】感光材料に記録されたこの較正用テストパ
ターン記録時の温度は、温度読取手段により読み取られ
る。較正制御手段では、この読み取られた較正用テスト
パターン記録時の温度と現在の温度とに基づいて較正の
実施を制御する。これによって、例えば、較正用テスト
パターン記録時と現在の温度との温度差によって、画像
入出力特性(例えば、目標濃度と露光量の対応を示すル
ックアップテーブル)を補正することによって較正を行
なうか否かを制御することができる。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記較正制御手段が、較正用テストパ
ターン記録時の温度と現在の温度との温度差が予め定め
られた所定値よりも大きい場合に、前記感光材料に記録
されている較正用テストパターンに基づく較正を抑止す
る、ことを特徴としている。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、較正用テ
ストパターン記録時の温度と現在の温度との温度差が予
め定められた所定値よりも大きい場合には、較正が抑止
される。すなわち、温度変化により感光材料の露光量−
発色濃度特性が大きく変化し、適正な較正結果を得られ
ない場合には、較正が抑止される。
【0028】これにより、温度変化による露光量−発色
濃度特性のずれを含んだまま画像入出力特性を補正し、
不適正な較正が行なわれることを防ぐことができる。
【0029】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記較正制御手段が、較正用テストパ
ターンによる補正量と、較正用テストパターン記録時の
温度と現在の温度との温度差に基づく補正量とを、併せ
て較正制御する、ことを特徴としている。
【0030】請求項8に記載の発明によれば、較正用テ
ストパターンによる補正量と、較正用テストパターン記
録時の温度と現在の温度との温度差に基づく補正量と
が、併せて較正制御される。すなわち、画像入出力特性
(例えば、目標濃度と露光量の対応を示すルックアップ
テーブル)を、較正用テストパターンにより補正すると
ともに、温度により補正(温度変化による感光材料の露
光量−発色濃度特性の変化を補正する)することによっ
て較正が行なわれる。
【0031】請求項9に記載の発明は、請求項6乃至請
求項8の何れか1項に記載の発明において、較正用テス
トパターン記録時の温度と現在の温度との温度差が予め
定められた所定値よりも大きい場合にこれを報知する報
知手段をさらに有する、ことを特徴としている。
【0032】請求項9に記載の発明によれば、報知手段
により、較正用テストパターン記録時の温度と現在の温
度との温度差が予め定められた所定値よりも大きい場合
には、その旨が報知される。すなわち、温度変化により
感光材料の露光量−発色濃度特性が大きく変化し適正な
較正が実施できないことを、ユーザに知らせることがで
きる。
【0033】次に、請求項10に記載の発明は、所定の
較正用テストパターンを感光材料に記録し、記録された
前記較正用テストパターンに基づいて較正を実施するキ
ャリブレーション機能を備えた画像記録装置であって、
前記較正用テストパターン記録時の日付、及び時刻の少
なくとも一方を含む記録時間情報を、前記較正用テスト
パターンとともに前記感光材料に記録する記録時間情報
記録手段と、前記記録時間情報記録手段により前記感光
材料に記録された記録時間情報を読み取る時間読取手段
と、前記時間読取手段により読み取られた記録時間情報
に基づいて、前記較正の実施を制御する較正制御手段
と、を有することを特徴としている。
【0034】請求項10に記載の発明によれば、記録時
間情報記録手段により、較正用テストパターン記録時の
日付、及び時刻の少なくとも一方を含む記録時間情報の
少なくとも一方を含む記録時間情報が、較正用テストパ
ターンとともに感光材料に記録される。
【0035】感光材料に記録されたこの記録時間情報
は、時間読取手段により読み取られる。この読み取られ
た記録時間情報に基づいて、較正制御手段では較正の実
施を制御する。すなわち、較正用テストパターンを記録
した時間によって、画像入出力特性の補正する通常の較
正を行なうか否かを制御することができる。
【0036】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の発明において、前記較正制御手段が、較正用テス
トパターンを記録してから所定時間以上経過している場
合に、前記感光材料に記録されている較正用テストパタ
ーンに基づく較正を抑止する、ことを特徴としている。
【0037】請求項11に記載の発明によれば、時間読
取手段により読み取った記録時間情報から、該感光材料
に較正用テストパターンを記録してから所定時間以上経
過していると判断した場合には、較正が抑止される。
【0038】これにより、例えば、較正用テストパター
ンを記録してから長時間経過し、その間の現像液の劣化
等により露光量−発色濃度特性が変化し、適正な較正結
果を得られない場合には較正を抑止することができる。
また、較正用テストパターンを朝の始業時に記録し、較
正を昼間に行なう場合のように、時間から記録時と現在
の温度変化が大きいことが予想される場合にも、較正を
抑止することができる。
【0039】請求項12に記載の発明は、請求項10に
記載の発明において、前記較正制御手段が、前記較正用
テストパターンが記録された感光材料が、較正用テスト
パターンが記録された最新の感光材料ではない場合に、
前記感光材料に記録されている較正用テストパターンに
基づく較正を抑止する、ことを特徴としている。
【0040】請求項12に記載の発明によれば、時間読
取手段により読み取った記録時間情報を較正用テストパ
ターンの記録履歴と照合する等により、該感光材料が較
正用テストパターンが記録された最新の感光材料ではな
い場合には、較正が抑止される。これにより、誤って古
いテストパターンの記録結果を用いて較正が行なわれる
ことを防ぐことができる。
【0041】請求項13に記載の発明は、請求項11又
は請求項12に記載の発明において、前記感光材料に記
録されている較正用テストパターンに基づく較正を抑止
することを報知する報知手段をさらに有する、ことを特
徴としている。
【0042】請求項13に記載の発明によれば、報知手
段により、前記感光材料に記録されている較正用テスト
パターンに基づく較正を抑止する場合には、その旨が報
知される。すなわち、較正用テストパターンが記録され
た感光材料が適切な感光材料ではないことを、ユーザに
知らせることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本実施形態に
係るディジタルラボシステム10の概略構成図が示され
ている。
【0044】図1に示すように、このディジタルラボシ
ステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部
16、レーザプリンタ部18、プロセッサ部20、及び
濃度測定部22を含んで構成されている。ラインCCD
スキャナ14と画像処理部16は、図2に示す入力部2
6として一体化されており、レーザプリンタ部18、プ
ロセッサ部20、濃度測定部22は、図2に示す出力部
28として一体化されている。
【0045】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルム24に記録さ
れているコマ画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(2
40サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、1
20サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真
フィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ラ
インCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像
をラインCCD30で読み取り、A/D変換部32にお
いてA/D変換した後、画像データを画像処理部16へ
出力する。
【0046】なお、本実施の形態では、135サイズの
写真フィルム24を適用した場合のディジタルラボシス
テム10として説明する。
【0047】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラットベット型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記録された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等(以下、これらをファ
イル画像データと総称する)を外部から入力することも
可能なように構成されている。
【0048】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0049】本実施の形態のレーザプリンタ18には、
複数種類の印画紙が装填できるようになっている(本実
施の形態では2種類の印画紙62、63が装填されてい
る)。印画紙62、63は、それぞれのマガジン64、
65にロール状に収容されている。マガジン64には、
印画紙種を特定する図示しない記号等が付されており、
レーザプリンタ部18のマガジン64装填部に、この記
号等を読み取る識別センサ67が設けられている。ま
た、マガジン65にも同様に印画紙種を特定する図示し
ない記号等が付され、レーザプリンタ部18のマガジン
65装填部には、この記号等を読み取る識別センサ68
が設けられている。
【0050】レーザプリンタ部18は、R、G、Bのレ
ーザ光源(以下、「LD」という)52を備えておりレ
ーザドライバ54を制御して、画像処理部16から入力
された記録用画像データ(一旦、画像メモリ56に記憶
される)に応じて変調したレーザ光を印画紙62(又は
63)に照射して、走査露光(本実施の形態では、主と
してポリゴンミラー58、fθレンズ60を用いた光学
系)によって印画紙62(又は63)に画像を記録す
る。画像が記憶された印画紙62(又は63)は、次に
プロセッサ部20へと搬送され、プロセッサ部20は、
レーザプリンタ部18で走査露光によって画像が記録さ
れた印画紙62(又は63)に対し、発色現像、漂白定
着、水洗、乾燥の各処理を施す。これにより、印画紙6
2(又は63)に画像が形成される。
【0051】画像形成された印画紙62(又は63)
は、濃度測定部22に搬送される。濃度測定部22で
は、較正実施が指示されている場合に、較正用テストパ
ターンが記録された印画紙(後述するパッチシート12
0)の濃度を測定する。較正実施が指示されていない場
合は、プロセッサ部から搬送されてきた印画紙62(又
は63)は濃度測定されずに排出される。また、この濃
度測定部22は、既にプロセッサ部20による各処理が
施されて装置外に排出された後のパッチシート120も
挿入することができるようになっている。
【0052】また、レーザ光が照射される印画紙の近傍
には、温度センサ82が配設され、温度センサ82は、
露光量−発色濃度特性に大きく影響を及ぼす温度等の環
境情報を検知する。
【0053】ここで、温度センサ82が検知する温度
は、印画紙の温度でも雰囲気温度でもよく、特に限定さ
れるものではない。また、図示はしないが、温度以外の
環境情報、例えば湿度を検知する場合は湿度計を温度セ
ンサ82の付近に配設すると同様、所望の環境情報検知
のため、温度センサ以外の計器を配設してもよい。
【0054】例えば、請求項5における発明において、
温度を含む環境情報を記録し、読み取る手段を設け、上
記環境情報に基づき較正制御する手段を設けてもよく、
請求項6における発明において、温度を含む環境情報を
記録し、読み取る手段を設け、較正用テストパターン記
録時の環境情報と現在の環境情報とに基づいて較正制御
する手段を設けてもよい。
【0055】また、レーザプリンタ部18には、レーザ
プリンタ部18をコントロールするメインコントローラ
70を備えている。図3には、このメインコントローラ
70の概略構成が示されている。
【0056】図3に示すように、メインコントローラ7
0は、CPU100、ROM102、RAM104、記
憶内容を書換え可能な不揮発性の記憶手段(例えばEE
PROM、バックアップ電源に接続されたRAM等)1
06、及び入出力ポート108を備えている。これらC
PU100、ROM102、RAM104、記憶手段1
06、及び入出力ポート108は、バス110を介して
互いに接続されている。
【0057】入出力ポート108の入力側には、前述の
画像メモリ56、識別センサ67、68、及び温度セン
サ82が接続されている。すなわち、メインコントロー
ラ70には、記録用画像データ、マガジンに付与されて
いる印画紙種を識別する記号等の読み取り結果、及び温
度測定結果が入力されるようになっている。
【0058】また、入出力ポート108の出力側には、
レーザドライバ54及び画像処理部16が接続されてい
る。すなわち、メインコントローラ70では、レーザド
ライバ54を介してLD52を駆動したり、必要に応じ
て画像処理部16に備えられているディスプレイ16M
にメッセージ等を表示することができるようになってい
る。
【0059】記憶手段106には、マガジン64、65
それぞれについて、マガジンIDと、セットされている
印画紙の種類(ペーパ種、面種等)、画像データを露光
信号に変換するために用いられ、目標濃度値に対する露
光量を示すルックアップテーブル(画像入出力特性に対
応)、及び較正用テストパターンの出力履歴が記憶され
る。すなわち、記憶手段106から、各マガジン64、
65にセットされているそれぞれの印画紙62、63に
対応するルックアップテーブルを選択できるようになっ
ている。また、最新の較正用テストパターンを出力した
日時を照合できるようになっている。なお、本実施の形
態では、マガジン64のマガジンIDは「1」、マガジ
ン65のマガジンIDは「2」と設定されている。
【0060】メインコントローラ70では、マガジン6
4(又は65)にセットされている印画紙62(又は6
3)に対する画像の記録が指示されると、識別センサ6
7(又は68)により該マガジンに付与された記号等を
読み取って、マガジン64(又は65)にセットされて
いる印画紙種を識別する。識別した印画紙種に対応する
ルックアップテーブルを記憶手段106に記憶されてい
るルックアップテーブルの中から選択する。この選択し
たルックアップテーブルを用いて、CPU100によ
り、記録用画像データを露光信号に変換し、レーザドラ
イバ54を介してLD52を露光信号に従って駆動さ
せ、印画紙62(又は63)にレーザ光を照射させる。
【0061】また、メインコントローラ70では、識別
センサ67、68の検知結果により、レーザプリンタ部
18にセットされているマガジンの交換が検知される
と、ディスプレイ16Mに較正を実施するか否かの判断
を促すメッセージを表示させる。
【0062】次に、ROM102には、較正用テストパ
ターンデータ(画像データ)が予め記憶されている。較
正の実施が指示されると、この較正用テストパターンデ
ータを、較正対象のマガジンに対応するルックアップテ
ーブルを用いて露光信号に変換し、印画紙に較正用テス
トパターンを記録する(以下、較正用テストパターンが
記録された印画紙のことを「パッチシート120」とい
う)。
【0063】このとき、メインコントローラ70では、
較正用テストパターンとともに、出力媒体情報(較正対
象のマガジンのマガジンID及び該マガジンにセットさ
れている印画紙種等)、出力条件情報(較正用テストパ
ターン出力時の日時、及び温度センサ82により測定さ
れた温度等)もパッチシート120に記録させる。な
お、較正用テストパターン出力時の日時は、記憶手段1
06の出力履歴情報に更新記憶される。また、較正用テ
ストパターン出力時が本発明の較正用テストパターン記
録時に対応する。
【0064】ここで、図4に、パッチシート120の一
例を示す。
【0065】図4に示されるように、パッチシート12
0には、C(シアン)、M(マジェンダ)、Y(イエロ
ー)各色毎に6個の濃度領域(以下、「パッチ」とい
う)122が各々形成されている。各色の6個のパッチ
122は、それぞれ、該色の最低濃度から最高濃度に至
る濃度範囲を6段階に分割したときの6種類の濃度値の
何れかに一致するように定められている。
【0066】なお、図4において、各パッチ122に付
した符号は、英文字(C又はM又はY)が各パッチの色
を、数字(1〜6の何れか)が各パッチの濃度レベルを
表している。各パッチ122は、前記符号の数字の値が
増加するに従って濃度が単調増加又は単調減少するよう
に配置されている。
【0067】パッチ122の近傍(図4の右上部)に
は、出力媒体情報124を記録する媒体情報記録領域1
26A、126Bが上下に並んで設けられている。
【0068】媒体情報記録領域126Aには、マガジン
IDが「1」のマガジン(すなわちマガジン64)の較
正を行なう場合に、該マガジンのマガジンID以外の出
力媒体情報(該マガジンにセットされている印画紙種類
等)が記録される。
【0069】媒体情報記録領域126Bには、マガジン
IDが「2」のマガジン(すなわちマガジン65)の較
正を行なう場合に、該マガジンのマガジンID以外の出
力媒体情報(該マガジンにセットされている印画紙種類
等)が記録される。
【0070】すなわち、出力媒体情報のうちマガジンI
Dは、マガジンID以外の出力媒体情報(該マガジンに
セットされている印画紙種類等)の記録位置によってパ
ッチシート120に記録される。例えば、図4に示され
ているパッチシート120は、マガジンIDが1のマガ
ジン(マガジン64)にセットされている印画紙(印画
紙62)に較正用テストパターンを出力して得られたも
のであることが分かる。また、予めマガジンIDと印画
紙種の関係を登録しておき、出力媒体情報にはマガジン
IDを出力し、これを読み取ることで、印画紙種を判断
する方法でもよい。
【0071】なお、この出力媒体情報の記録方法は一例
として示したものであり、本発明は特にこれに限定され
るものではない。マガジンIDを他の印画紙種等の情報
の記録位置により記憶させたが、他の印画紙種等の情報
と同様に、マガジンIDの情報自体を露光して記録させ
てもよい。また、マガジンID、印画紙種等の出力媒体
情報は、濃度測定部22により読み取ることができれ
ば、印字、バーコード、色、記録位置等如何なる方法で
記録してもよい。
【0072】媒体情報記録領域126Bの下方には、条
件記録領域130が設けられている。この条件記録領域
130には、較正用テストパターン出力時の日時、及び
温度センサ82により測定された温度等の出力条件情報
128が記録されている。この出力条件情報の記録方法
についても、出力媒体情報と同様に、濃度測定部22に
より読み取ることができれば如何なる方法で記録しても
よい。
【0073】なお、媒体情報記録領域126A、126
B、及び条件記録領域130は領域が確保されているだ
けで、実際にはパッチシート120上に領域線は形成さ
れない。
【0074】また、メインコントローラ70の入出力ポ
ート108(図3参照)には、濃度測定部22も接続さ
れている。この濃度測定部22には、較正用テストパタ
ーンが印刷されたパッチシート120がセットされ、較
正用テストパターンの各パッチ122の濃度を各々自動
的に測定する。また、濃度測定部22は、パッチシート
120に記録されたマガジンID、印画紙種、温度、出
力日時を読み取る。濃度測定部22による濃度測定結
果、マガジンID、印画紙種、温度、出力日時読み取り
結果はRAM104に記憶される。
【0075】CPU100では、記憶手段106に記憶
されているルックアップテーブルの中から、読み取った
マガジンID及び印画紙種に対応するルックアップテー
ブルを選択する。また、濃度測定部22による濃度測定
結果とROM102に記憶されている較正用テストパタ
ーンデータとに基づいて、選択したルックアップテーブ
ルを修正し更新する。
【0076】また、CPU100では、パッチシート1
20に記録されている温度と温度センサ82により測定
される現在の温度とを比較し、所定値以上の温度差があ
る場合には、画像処理部16のディスプレイ16Mにエ
ラーメッセージを表示させる。
【0077】また、CPU100では、パッチシート1
20に記録されている出力日時と記憶手段106に記憶
されている出力履歴情報とから、該パッチシート120
が対応するマガジンの最新のものであるかをチェック
し、最新のものではない場合は、画像処理部16のディ
スプレイ16Mにエラーメッセージを表示させる。
【0078】次に、本実施の形態の作用として、レーザ
プリンタの較正時に行なわれる制御について説明する。
なお、レーザプリンタの較正は、例えば、レーザプリン
タ部18にセットされているマガジンを交換した時、ユ
ーザから較正の実行が指示された時等に実行されるか、
或いは1日の始業時等のように定期的に実行される。
【0079】図5には、レーザプリンタの較正時に行な
われる処理の概要が示されている。
【0080】図5に示されるように、レーザプリンタの
較正では、まず、記憶されているルックアップテーブル
に基づいてパッチシートを作成するパッチシート作成処
理が行なわれる(ステップ200)。
【0081】パッチシート作成処理では、図6に示され
るように、まず、較正対象のマガジンが設定される(ス
テップ202)。具体的には、レーザプリンタ部18に
セットされているマガジンの交換が識別センサ67、6
8により検知され、ユーザにより交換したマガジンの較
正実施が指示されたり、ユーザによりプリント仕上がり
状態から較正が必要と判断され較正実施が指示されるこ
とにより設定される。また、予め定期的な較正実施(1
日の始業時等)が設定されている場合には、設定された
較正実施タイミングとなったマガジンが自動的に設定さ
れる。
【0082】なお、この設定はマガジンIDを指定する
ことにより行なわれる。以下では、マガジンIDが1の
マガジン(すなわち、マガジン64)に対して較正が指
示された場合について説明する。
【0083】ステップ204では、較正対象であるマガ
ジンにセットされている印画紙種を識別する。例えば、
較正対象にマガジンIDが「1」のマガジン(すなわ
ち、マガジン64)が設定された場合は、識別センサ6
7によりマガジン64にセットされている印画紙62の
印画紙種が識別される。
【0084】ステップ206では、ステップ202で設
定されたマガジンIDとステップ204で識別された印
画紙種とに対応するルックアップテーブルが、記憶手段
106から選択される。すなわち、マガジン64にセッ
トされている印画紙62に対応するルックアップテーブ
ルが選択される。
【0085】なお、対応するルックアップテーブルが記
憶手段106に記憶されていない場合は、予め初期値ル
ックアップテーブルを記憶手段106に記憶させてお
き、この初期値ルックアップテーブルを選択するように
してもよい。また、マガジンIDと印画紙種とに優先度
を設け、対応するルックアップテーブルが記憶手段10
6に記憶されていない場合は、優先度の高い方に一致す
るルックアップテーブルを選択するようにしてもよい。
【0086】ステップ208では、選択されたルックア
ップテーブルに基づいて、ROM102に記憶されてい
る較正用テストパターンデータ(画像データ)を露光信
号に変換する。
【0087】ステップ210では、この露光信号に従っ
てLD52を駆動させ、印画紙62にレーザ光を照射
し、較正用テストパターンを露光記憶させる。このと
き、ステップ204で識別した印画紙種を示す出力媒体
情報124に基づくレーザ光を媒体情報記録領域126
Aに照射し、出力条件情報128(温度センサ82によ
り測定された現在(較正用テストパターン出力時)の温
度、及び現在の日時)に基づくレーザ光を条件記録領域
130に照射して、出力媒体情報124、出力条件情報
128も印画紙62に露光記憶させる。
【0088】次いでステップ212では、記憶手段10
6の出力履歴情報をステップ210の較正用パターン出
力時の日時に更新記録する。これにより、出力履歴情報
が最新の較正用パターン出力時の情報に更新される。
【0089】ステップ214では、ステップ210で露
光記録された印画紙62に対して、プロセッサ部20で
発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理が施されて、
パッチシート120(図4参照)が作成される。
【0090】パッチシート120が作成されると、図5
のステップ300に示されるルックアップテーブル更新
処理が行なわれる。
【0091】このルックアップテーブル更新処理は、図
7に示されるように、パッチシート120が濃度測定部
22に挿入されると開始される(ステップ302)。
【0092】ステップ304では、濃度測定部22で挿
入されたパッチシート120の濃度を測定することによ
り、該パッチシート120に記録されている較正用テス
トパターンの各パッチ122の濃度、出力媒体情報12
4(マガジンID、印画紙種)、出力条件情報128
(較正用テストパターン出力時の温度、日時)が読み取
られる。この読み取り結果はRAM104に記憶され
る。
【0093】ステップ306では、ステップ304で読
み取られたマガジンID、印画紙種に対応するルックア
ップテーブルを記憶手段106に記憶されているルック
アップテーブルの中から選択する。
【0094】ステップ308では、ステップ304で読
み取られた較正用テストパターン出力時の日時が、記憶
手段106に記憶されている較正対象のマガジンIDに
対応する出力履歴情報と一致するかをチェックする。こ
こで、一致した場合(肯定判定)は、ステップ302で
濃度測定部22に挿入されたパッチシート120は正し
いパッチシートであると判断され、ステップ310に進
む。
【0095】ステップ310では、温度センサ82によ
り現在(濃度測定時)の温度を測定する。次いで、ステ
ップ312では、測定した現在(濃度測定時)の温度
と、ステップ304で読み取られた較正用テストパター
ン出力時の温度とを比較し、その温度差が所定範囲内で
あるかをチェックする。温度差が所定範囲内である場合
(肯定判定)は、温度変化による露光量−発色濃度特性
の変化は無視できる範囲内であると判断され、ステップ
314に進む。
【0096】ステップ314では、ステップ304で読
み取られた較正用テストパターンの各パッチ122の濃
度と、ROM102に記憶されている較正用テストパタ
ーンデータとに基づいて、記憶手段106に記憶されて
いる較正対象のマガジンIDのルックアップテーブルを
修正する。また、この修正したルックアップテーブルを
較正対象のマガジンIDのルックアップテーブルとして
更新記憶する。
【0097】なお、このとき、記憶手段106に、印画
紙種ごとに印画紙特性データ(温度、湿度等の環境条件
による感度変化特性、現像液の劣化度合いによる感度変
化特性等)を予め記憶しておき、読み取った出力媒体情
報から対応する印画紙特性データを選択し、ルックアッ
プテーブル修正のための演算に用いるようにしてもよ
い。
【0098】一方、ステップ308において否定判定さ
れた場合は、ステップ316に進み、画像処理部16に
備えられているディスプレイ16Mにエラーメッセージ
を表示し、較正を中止する。これにより、較正対象以外
のマガジンにセットされている印画紙に作成されたパッ
チシート120や、最新ではないパッチシート120が
誤って選択されて濃度測定部22に挿入されたことをユ
ーザに知らせることができ、不適正な較正が実施される
のを防ぐことができる。
【0099】また、ステップ312において否定判定さ
れた場合もステップ316に進み、画像処理部16に備
えられているディスプレイ16Mにエラーメッセージを
表示し、較正を中止する。これにより、パッチシート1
20の作成時との温度差が大きいことをユーザに知らせ
ることができ、温度変化による露光量−発色濃度特性の
ずれが含まれた不正確な較正が行なわれるのを防ぐこと
ができる。
【0100】上記のように、本実施の形態では、マガジ
ンを識別するマガジンIDや印画紙種を較正用テストパ
ターンとともにパッチシートに記録し、濃度測定部22
による濃度測定時に、このマガジンIDや印画紙種をパ
ッチシートから読み取り、対応するルックアップテーブ
ルを選択して較正を行なっている。これにより、誤って
較正対象とは異なるマガジンや印画紙種のルックアップ
テーブルを更新してしまうことを防ぐことができる。
【0101】また、較正用テストパターン出力時(すな
わちパッチシート120の作成時)の日時を較正用テス
トパターンとともにパッチシートに記録し、濃度測定部
22による濃度測定時にこの記録時の日時をパッチシー
ト120から読み取り、装置に記憶されているパッチシ
ートの出力履歴情報と照合している。これにより、古い
パッチシートを用いて較正が行なわれることを防ぐこと
ができる。
【0102】また、較正用テストパターン出力時(すな
わちパッチシート120の作成時)の温度を較正用テス
トパターンとともにパッチシートに記録し、濃度測定部
22による濃度測定時に、この記録時の温度をパッチシ
ート120から読み取って、現在(すなわち濃度測定
時)の温度と比較している。これにより、パッチシート
120の作成時との温度差が大きい場合に、温度変化に
よる露光量−発色濃度特性のずれが含まれた較正が行な
われることを防ぐことができる。
【0103】なお、本実施の形態では、パッチシート1
20に記録されている出力媒体情報に基づいて、ルック
アップテーブルを選択して較正を行なったが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、パッチシート
120に記録されている出力媒体情報と較正対象の出力
媒体情報と照合することにより、該パッチシート120
が適正なパッチシート120であるか否かを判断するよ
うにしてもよい。この場合のルックアップテーブル更新
処理の一例を図8に示す。なお、図8では、図8と同じ
処理については同一の符号を付与しており、ここでは説
明を省略する。
【0104】図8では、前述のステップ306(図7参
照)のルックアップテーブル選択処理に代えてステップ
350、352の処理を行うようになっている。
【0105】すなわち、ステップ304において、パッ
チシート120に記録されている較正用テストパターン
の各パッチ122の濃度、出力媒体情報(マガジンI
D、印画紙種)、出力条件情報(較正用テストパターン
出力時の温度、日時)を読み取ると、ステップ350に
進む。
【0106】ステップ350では、ステップ304で読
み取られたマガジンIDが較正対象のマガジンIDと一
致するかをチェックする。ここで、マガジンIDが一致
した場合(肯定判定)は、ステップ352に進む。
【0107】ステップ352では、ステップ304で読
み取られた印画紙種が、記憶手段106に記憶されてい
る較正対象のマガジンIDに対応する印画紙種と一致す
るかをチェックする。ここで、印画紙種が一致した場合
(肯定判定)は、ステップ308に進み、該パッチシー
ト120が最新のパッチシートであるかをチェックする
ようになっている。
【0108】一方、ステップ350、或いはステップ3
52において否定判定された場合は、ステップ316に
進み、画像処理部16に備えられているディスプレイ1
6Mにエラーメッセージを表示し、較正を中止する。
【0109】このように、パッチシート120に記録さ
れている出力媒体情報と較正対象の出力媒体情報と照合
することにより、較正対象以外のマガジンにセットされ
ている印画紙に作成されたパッチシート120を誤って
用いてしまって、不適正な較正が実施されるのを防ぐこ
とができる。また、パッチシート120の作成後に、較
正対象のマガジンにセットされている印画紙が交換され
た場合等による不適正な較正の実施も防ぐことができ
る。
【0110】また、本実施の形態では、出力媒体情報と
してマガジンID及び印画紙種、出力条件情報として出
力時の日時及び温度をパッチシート120に記録した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの
うちの少なくとも1つを記録すればよい。
【0111】また、出力媒体情報と出力条件情報とを、
較正用テストパターンとともに露光形成することでパッ
チシート120に記録したが、本発明はこれに限定され
るものではない。例えば、パッチシート120の裏面
(露光面に対して裏側の面)に記録してもよい。この場
合、例えば、乾燥処理後にインクリボン等を用いて印字
することにより記録できる。また、パッチシート120
に切り込みを入れたり、パンチングして、その位置や形
状により情報を読み取るようにしてもよい。
【0112】また、これに関連して、出力媒体情報や出
力条件情報の記録手段を、較正用テストパターンの記録
手段と共通化したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、出力媒体情報や出力条件情報の記録手段を、較
正用テストパターンの記録手段とは別に設けてもよい。
この場合の出力媒体情報や出力条件情報の記録手段は、
露光以外の方法で記録させるものでもよい。
【0113】同様に、出力媒体情報や出力条件情報の読
取手段についても、較正用テストパターンの読取手段と
共通化せず、別に設けてもよい。この場合の出力媒体情
報や出力条件情報の読取手段は、濃度測定以外の方法で
読み取るものでもよく、記録された出力媒体情報や出力
条件情報を読み取ることができればよい。
【0114】また、識別センサ67(または68)によ
りマガジンにセットされている印画紙種を判別し、マガ
ジンIDと印画紙種を対応付けたが、本発明はこれに限
定されるものではない。例えば、各マガジンにセットさ
れている印画紙種を、マガジンIDと対応付けて設定す
る(所謂マガジン登録)ことができる設定手段を設けて
もよい。
【0115】また、適正な較正が実施できないと判断し
た場合に、エラーメッセージを表示することにより(図
7のステップ316参照)、その旨をユーザに報知した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、警告音を
発したり警告灯を点灯するようにしてもよい。
【0116】また、較正用テストパターン出力時(すな
わちパッチシート120の作成時)の温度と濃度測定時
との温度差が大きい場合は、ユーザに報知し較正を中止
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、印画紙種毎に温度による露光量−発色濃度特性の変
化を予め記憶しておき、較正用テストパターン出力時と
の温度差に基づいて露光量−発色濃度特性を補正して較
正を実施するようにしてもよい。
【0117】また、較正用テストパターン出力時(すな
わちパッチシート120の作成時)と濃度測定時との温
度差が大きいか否かの判断を、装置内に設けられた温度
センサによる温度測定結果に基づいて行なったが、本発
明はこれに限定されるものではない。パッチシート12
0の作成時と濃度測定時との時間差に基づいてパッチシ
ート120の作成時と濃度測定時との温度差が大きいか
否かを判断してもよい。
【0118】
【発明の効果】上記に示したように、本発明により、常
に適切な基準パッチを用いて、適正な較正が実施される
画像記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタルラボシス
テムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】メインコントローラの概略構成を示すブロック
図である。
【図4】較正用テストパターンが記録されたパッチシー
トの一例を示す平面図である。
【図5】レーザプリンタの較正制御の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図6】パッチシート作成処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図7】ルックアップテーブルの更新処理の流れを示す
フローチャートである。
【図8】その他の実施の形態におけるルックアップテー
ブルの更新処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 16 画像処理部 18 レーザプリンタ部 20 プロセッサ部 22 濃度測定部 54 レーザドライバ 62、63 印画紙 64、65 マガジン 70 メインコントローラ 80 プリンタ較正制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AS11 KK24 KK26 KK28 KK32 KK35 2H106 AA72 AB04 BA05 BA47 BA55 BA64 BA91 BH00 5C077 LL11 LL13 MM27 MP08 PP05 PP15 PP32 PP33 PP37 PP43 PP47 PP74 PP77 PP78 PQ08 PQ20 PQ23 SS02 SS06 TT03 TT09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の較正用テストパターンを感光材料
    に記録し、記録された前記較正用テストパターンに基づ
    いて較正を実施するキャリブレーション機能を備えた画
    像記録装置であって、 前記較正用テストパターンを記録する感光材料の種類、
    及び、該感光材料が装填されているマガジンを識別する
    ための識別情報のうちの少なくとも1つを含む出力媒体
    情報を、前記較正用テストパターンとともに前記感光材
    料に記録する出力媒体情報記録手段と、 前記出力媒体情報記録手段により前記感光材料に記録さ
    れた前記出力媒体情報を読み取る出力媒体情報読取手段
    と、 前記出力媒体情報読取手段により読み取られた出力媒体
    情報に基づいて、前記較正の実施を制御する較正制御手
    段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 所定の較正用テストパターンを感光材料
    に記録し、記録された前記較正用テストパターンに基づ
    いて較正を実施するキャリブレーション機能を備えた画
    像記録装置であって、 前記較正用テストパターンを記録する感光材料の種類、
    及び、該感光材料が装填されているマガジンを識別する
    ための識別情報のうちの少なくとも1つを含む出力媒体
    情報を、前記較正用テストパターンとともに前記感光材
    料に記録する出力媒体情報記録手段と、 前記出力媒体情報記録手段により前記感光材料に記録さ
    れた前記出力媒体情報を読み取る出力媒体情報読取手段
    と、 前記出力媒体情報読取手段により読み取られた出力媒体
    情報と、較正対象であるマガジンあるいはマガジンにセ
    ットされている感光材料の出力媒体情報とを照合する照
    合手段と、 前記照合手段による照合結果に基づいて、前記較正の実
    施を制御する較正制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記較正制御手段が、前記出力媒体情報
    読取手段により読み取られた出力媒体情報と、前記較正
    対象の出力媒体情報とが一致しなかった場合に、前記較
    正を抑止する、 ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記出力媒体情報読取手段により読み取
    られた出力媒体情報と、前記較正対象の出力媒体情報と
    が一致しなかった場合にこれを報知する報知手段をさら
    に有する、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像記
    録装置。
  5. 【請求項5】 所定の較正用テストパターンを感光材料
    に記録し、記録された前記較正用テストパターンに基づ
    いて較正を実施するキャリブレーション機能を備えた画
    像記録装置であって、 前記較正用テストパターン記録時の温度を、前記較正用
    テストパターンとともに前記感光材料に記録する温度記
    録手段と、 前記温度記録手段により記録された較正用テストパター
    ン記録時の温度を読み取る温度読取手段と、 前記温度読取手段により読み取られた較正用テストパタ
    ーン記録時の温度に基づいて、前記較正の実施を制御す
    る較正制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 所定の較正用テストパターンを感光材料
    に記録し、記録された前記較正用テストパターンに基づ
    いて較正を実施するキャリブレーション機能を備えた画
    像記録装置であって、 前記較正用テストパターン記録時の温度を、前記較正用
    テストパターンとともに前記感光材料に記録する温度記
    録手段と、 前記温度記録手段により記録された較正用テストパター
    ン記録時の温度を読み取る温度読取手段と、 前記温度読取手段により読み取られた較正用テストパタ
    ーン記録時の温度と現在の温度とに基づいて、前記較正
    の実施を制御する較正制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記較正制御手段が、較正用テストパタ
    ーン記録時の温度と現在の温度との温度差が予め定めら
    れた所定値よりも大きい場合に、前記感光材料に記録さ
    れている較正用テストパターンに基づく較正を抑止す
    る、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記較正制御手段が、較正用テストパタ
    ーンによる補正量と、較正用テストパターン記録時の温
    度と現在の温度との温度差に基づく補正量とを、併せて
    較正制御する、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 較正用テストパターン記録時の温度と現
    在の温度との温度差が予め定められた所定値よりも大き
    い場合にこれを報知する報知手段をさらに有する、 ことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか1項に
    記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 所定の較正用テストパターンを感光材
    料に記録し、記録された前記較正用テストパターンに基
    づいて較正を実施するキャリブレーション機能を備えた
    画像記録装置であって、 前記較正用テストパターン記録時の日付、及び時刻の少
    なくとも一方を含む記録時間情報を、前記較正用テスト
    パターンとともに前記感光材料に記録する記録時間情報
    記録手段と、 前記記録時間情報記録手段により前記感光材料に記録さ
    れた記録時間情報を読み取る記録時間読取手段と、 前記記録時間読取手段により読み取られた記録時間情報
    に基づいて、前記較正の実施を制御する較正制御手段
    と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記較正制御手段が、較正用テストパ
    ターンを記録してから所定時間以上経過している場合
    に、前記感光材料に記録されている較正用テストパター
    ンに基づく較正を抑止する、 ことを特徴とする請求項10に記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前記較正制御手段が、前記較正用テス
    トパターンが記録された感光材料が、較正用テストパタ
    ーンが記録された最新の感光材料ではない場合に、前記
    感光材料に記録されている較正用テストパターンに基づ
    く較正を抑止する、 ことを特徴とする請求項10に記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記感光材料に記録されている較正用
    テストパターンに基づく較正を抑止することを報知する
    報知手段をさらに有する、 ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画
    像記録装置。
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