JP2000241696A - 光学センサーパッケージの保持・取付け方法 - Google Patents
光学センサーパッケージの保持・取付け方法Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 abstract description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/54—Mounting of pick-up tubes, electronic image sensors, deviation or focusing coils
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学センサーパッケージを精度よく被取付け
部材に保持・取付けすることである。 【構成】 光学センサーが形成されたチップの一部が立
体的に露出しているような光学センサーパッケージの保
持・取付け方法において、光学センサーパッケージのチ
ップ露出部を被取付け部材に取付ける。
部材に保持・取付けすることである。 【構成】 光学センサーが形成されたチップの一部が立
体的に露出しているような光学センサーパッケージの保
持・取付け方法において、光学センサーパッケージのチ
ップ露出部を被取付け部材に取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合型素子(CC
D)等の光学センサーパッケージの保持・取付け方法に
関するものであり、より詳しく言えば、光学センサーが
形成されたチップの一部が立体的に露出しているような
光学センサーパッケージの保持・取付け方法に関するも
のである。
D)等の光学センサーパッケージの保持・取付け方法に
関するものであり、より詳しく言えば、光学センサーが
形成されたチップの一部が立体的に露出しているような
光学センサーパッケージの保持・取付け方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在の光学センサーは様々な機器にて使
用されており、例えばカメラのオートフォーカス機構で
も光学センサーにより被写体距離を測定することが行わ
れている。そこで用いられる光学センサーは、チップ状
に形成された後、樹脂等で封止されてパッケージ化され
ていることが一般的である。
用されており、例えばカメラのオートフォーカス機構で
も光学センサーにより被写体距離を測定することが行わ
れている。そこで用いられる光学センサーは、チップ状
に形成された後、樹脂等で封止されてパッケージ化され
ていることが一般的である。
【0003】図6にはこのような光学センサーパッケー
ジ55の構造を示したもので、光学センサー51が形成
されたチップ52がリードフレーム53にワイヤーボン
ディングされ、全体が樹脂54で封止されている。ま
た、その取付け方法に関しても様々な提案がなされてい
る。
ジ55の構造を示したもので、光学センサー51が形成
されたチップ52がリードフレーム53にワイヤーボン
ディングされ、全体が樹脂54で封止されている。ま
た、その取付け方法に関しても様々な提案がなされてい
る。
【0004】図5は特開平8−62491に開示されて
いるもので、フレキシブルプリント基板(以下FPCと
表記する)49に半田付け実装された、上述の図6に示
した光学センサーパッケージ45が保持部材48に保持
され、すなわちチップ42以外の部分(図5では樹脂4
4)が保持部材48に保持され、その保持部48が地板
46に取付けられている。光学センサー41の位置調整
は、保持部材48に図示しない工具を取付け、この工具
を動かして行う。
いるもので、フレキシブルプリント基板(以下FPCと
表記する)49に半田付け実装された、上述の図6に示
した光学センサーパッケージ45が保持部材48に保持
され、すなわちチップ42以外の部分(図5では樹脂4
4)が保持部材48に保持され、その保持部48が地板
46に取付けられている。光学センサー41の位置調整
は、保持部材48に図示しない工具を取付け、この工具
を動かして行う。
【0005】一方、最近では図7のような、光学センサ
ー61が形成されたチップの62の一部が立体的に露出
しているような光学センサーパッケージ65も提案され
ている。62は光学センサー61が形成されたチップで
あり、センサー面が直接FPC63にボンディング接続
され、FPC63の他方の面には保護ガラス64が接着
されて光学センサーパッケージ65が構成されている。
ー61が形成されたチップの62の一部が立体的に露出
しているような光学センサーパッケージ65も提案され
ている。62は光学センサー61が形成されたチップで
あり、センサー面が直接FPC63にボンディング接続
され、FPC63の他方の面には保護ガラス64が接着
されて光学センサーパッケージ65が構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した光学センサーパッケージの保持・取付け方法で
は、光学センサーパッケージ45のチップ42以外の部
分を保持部材48で保持しているために以下のような欠
点がある。
示した光学センサーパッケージの保持・取付け方法で
は、光学センサーパッケージ45のチップ42以外の部
分を保持部材48で保持しているために以下のような欠
点がある。
【0007】一般的にパッケージ45は外形誤差が大き
いため、保持部材48はその誤差を吸収しうるように例
えば凹部48aを大きめに設計する必要があり、保持部
材48の大型化を招く。
いため、保持部材48はその誤差を吸収しうるように例
えば凹部48aを大きめに設計する必要があり、保持部
材48の大型化を招く。
【0008】さらにチップ42を直接保持していないた
め、パッケージ45の大きな外形誤差により保持部材4
8が地板46に取付けられた際の結像レンズ47に対す
る光学センサー41の位置ずれも生じてしまい、これら
のずれの補正のための調整量が大きく必要となり、光学
センサーパッケージ45の取付け部周囲に大きな空間を
設けておく必要がある。従って、取付け部全体が大型化
してしまう。
め、パッケージ45の大きな外形誤差により保持部材4
8が地板46に取付けられた際の結像レンズ47に対す
る光学センサー41の位置ずれも生じてしまい、これら
のずれの補正のための調整量が大きく必要となり、光学
センサーパッケージ45の取付け部周囲に大きな空間を
設けておく必要がある。従って、取付け部全体が大型化
してしまう。
【0009】また、この調整は光学センサーパッケージ
45を保持している保持部材48を動かして行うことに
なり、工具の力が有害なストレスとして光学センサーパ
ッケージ45にまで及び、調整精度を悪化させる可能性
もある。
45を保持している保持部材48を動かして行うことに
なり、工具の力が有害なストレスとして光学センサーパ
ッケージ45にまで及び、調整精度を悪化させる可能性
もある。
【0010】本発明は上記の欠点を解消しうる方法を提
案するもので、その目的は、光学センサーパッケージを
精度よく被取付け部材に保持・取付けすること、最小限
のスペースでさらに光学センサー位置の調整を可能にす
ること、光学センサーの調整精度をさらに向上させるこ
と、上記提案をカメラなどの距離測定用センサーに適用
することで、オートフォーカス用光学センサーパッケー
ジを精度よく、最小限のスペースで、かつ高い調整精度
をもってカメラに収容すること、である。
案するもので、その目的は、光学センサーパッケージを
精度よく被取付け部材に保持・取付けすること、最小限
のスペースでさらに光学センサー位置の調整を可能にす
ること、光学センサーの調整精度をさらに向上させるこ
と、上記提案をカメラなどの距離測定用センサーに適用
することで、オートフォーカス用光学センサーパッケー
ジを精度よく、最小限のスペースで、かつ高い調整精度
をもってカメラに収容すること、である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、光学センサーが形成されたチップの一部が立体的に
露出しているような光学センサーパッケージの保持・取
付け方法において、光学センサーパッケージのチップ露
出部が、被取付け部材に取付けられることを特徴とす
る。従って、チップ自身を被取付け部材に取付けるた
め、精度よく保持・取付けすることができる。
に、光学センサーが形成されたチップの一部が立体的に
露出しているような光学センサーパッケージの保持・取
付け方法において、光学センサーパッケージのチップ露
出部が、被取付け部材に取付けられることを特徴とす
る。従って、チップ自身を被取付け部材に取付けるた
め、精度よく保持・取付けすることができる。
【0012】また、保持部材が光学センサーパッケージ
のチップ露出部を保持し、該保持部材が被取付け部材に
取付けられることを特徴とする。従って、チップ自身を
保持部材に保持し、被取付け部材に取付けるため、精度
よく保持・取付けすることができる。
のチップ露出部を保持し、該保持部材が被取付け部材に
取付けられることを特徴とする。従って、チップ自身を
保持部材に保持し、被取付け部材に取付けるため、精度
よく保持・取付けすることができる。
【0013】さらに、前述の構成に加えて、保持部材に
は工具による取付け位置調整用の形状が形成されている
ことを特徴とする。従って、チップが精度よく保持され
た保持部材を調整することになり、最小限のスペースで
光学センサー位置の調整をすることができる。
は工具による取付け位置調整用の形状が形成されている
ことを特徴とする。従って、チップが精度よく保持され
た保持部材を調整することになり、最小限のスペースで
光学センサー位置の調整をすることができる。
【0014】さらにまた、保持部材が光学センサーパッ
ケージのチップ露出部を保持し、該保持部材が受け部材
を介して被取付け部材に取付けられるとともに、該受け
部材には工具による取付け位置調整用の形状が形成され
ていることを特徴とする。従って、チップが精度よく保
持された保持部材には調整時のストレスが加わりにく
く、最小限のスペースで光学センサー位置の高精度な調
整をすることができる。
ケージのチップ露出部を保持し、該保持部材が受け部材
を介して被取付け部材に取付けられるとともに、該受け
部材には工具による取付け位置調整用の形状が形成され
ていることを特徴とする。従って、チップが精度よく保
持された保持部材には調整時のストレスが加わりにく
く、最小限のスペースで光学センサー位置の高精度な調
整をすることができる。
【0015】さらにまた、光学センサーは自動合焦装置
における距離測定用のセンサーであることを特徴とす
る。従ってオートフォーカス用光学センサーパッケージ
を精度よく、最小限のスペースでカメラに収容すること
ができる。
における距離測定用のセンサーであることを特徴とす
る。従ってオートフォーカス用光学センサーパッケージ
を精度よく、最小限のスペースでカメラに収容すること
ができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)図1には本発明の実施例1を示
す。図中1は光学センサーであり、チップ2上に形成さ
れている。このチップ2は光学センサー1が形成された
面に図示しないバンプが形成されており、FPC3上の
開口周囲の図示しないパッドに対して直接ボンディング
接続されている。4は保護ガラスで、光学センサー1を
保護するためにFPC3のチップ1とは反対面に接着さ
れている。以上をもって光学センサーパッケージ5が形
成されており、結果的にはチップ2は立体的に露出して
いることになる。
す。図中1は光学センサーであり、チップ2上に形成さ
れている。このチップ2は光学センサー1が形成された
面に図示しないバンプが形成されており、FPC3上の
開口周囲の図示しないパッドに対して直接ボンディング
接続されている。4は保護ガラスで、光学センサー1を
保護するためにFPC3のチップ1とは反対面に接着さ
れている。以上をもって光学センサーパッケージ5が形
成されており、結果的にはチップ2は立体的に露出して
いることになる。
【0017】6は被取付け部材であり、例えばカメラに
おいてはAF地板などに相当するものである。被取付け
部材6にはチップ2の外形に相当する大きさの凹部6a
が形成されるとともに、検出する光を光学センサー1上
に結像させるための結像レンズ7が固定されている。光
学センサーパッケージ5の被取付け部材への取付けは、
チップ2の背面を凹部6aに落とし込み、接着などの適
当な方法で固定して行う。一般的にはチップ2の外形は
高精度に加工することが可能であるため、凹部6aの寸
法はチップ2の外形よりわずかに大きく設定しておけ
ば、チップ2は被取付け部材6に対して高精度に保持さ
れる。またチップ2上の光学センサー1の位置も一般的
に高精度に形成可能であるため、光学センサー1は結像
レンズ7に対して高精度に保持・取付けられることにな
る。
おいてはAF地板などに相当するものである。被取付け
部材6にはチップ2の外形に相当する大きさの凹部6a
が形成されるとともに、検出する光を光学センサー1上
に結像させるための結像レンズ7が固定されている。光
学センサーパッケージ5の被取付け部材への取付けは、
チップ2の背面を凹部6aに落とし込み、接着などの適
当な方法で固定して行う。一般的にはチップ2の外形は
高精度に加工することが可能であるため、凹部6aの寸
法はチップ2の外形よりわずかに大きく設定しておけ
ば、チップ2は被取付け部材6に対して高精度に保持さ
れる。またチップ2上の光学センサー1の位置も一般的
に高精度に形成可能であるため、光学センサー1は結像
レンズ7に対して高精度に保持・取付けられることにな
る。
【0018】(実施例2)図2に本発明の実施例2を示
す。これは遮光や形状要件などの理由で、第1の実施例
のように被取付け部材6に凹部6aが設けられない場合
を想定している。図中、15は第1の実施例にて説明し
たものと全く同一の光学センサーパッケージであるため
説明は省略する。
す。これは遮光や形状要件などの理由で、第1の実施例
のように被取付け部材6に凹部6aが設けられない場合
を想定している。図中、15は第1の実施例にて説明し
たものと全く同一の光学センサーパッケージであるため
説明は省略する。
【0019】16は被取付け部材であり、例えばカメラ
においてはAF地板などに相当するものである。被取付
け部材16には、検出する光を光学センサー11上に結
像させるための結像レンズ17が固定されている。18
は保持部材であり、光学センサーパッケージ15の保持
部材18への取付けは、チップ12の背面を凹部18a
に落とし込み、接着などの適当な方法で固定して行う。
一般的にはチップ12の外形は高精度に加工することが
可能であるため、凹部18aの寸法はチップ12の外形
よりわずかに大きく設定しておけば、チップ12は保持
部材18に対して高精度に保持される。またチップ12
上の光学センサー11の位置も一般的に高精度に形成可
能である。従って、保持部材18を精度よく形成してお
けば、光学センサー11は結像レンズ17に対して高精
度に保持・取付けられることになる。
においてはAF地板などに相当するものである。被取付
け部材16には、検出する光を光学センサー11上に結
像させるための結像レンズ17が固定されている。18
は保持部材であり、光学センサーパッケージ15の保持
部材18への取付けは、チップ12の背面を凹部18a
に落とし込み、接着などの適当な方法で固定して行う。
一般的にはチップ12の外形は高精度に加工することが
可能であるため、凹部18aの寸法はチップ12の外形
よりわずかに大きく設定しておけば、チップ12は保持
部材18に対して高精度に保持される。またチップ12
上の光学センサー11の位置も一般的に高精度に形成可
能である。従って、保持部材18を精度よく形成してお
けば、光学センサー11は結像レンズ17に対して高精
度に保持・取付けられることになる。
【0020】(実施例3)図3に本発明の実施例3を示
す。これは測定精度が高くてセンサー位置の調整が避け
られない場合を想定している。図中、25は実施例1に
て説明したものと全く同一の光学センサーパッケージで
あるため説明は省略する。26は被取付け部材であり、
例えばカメラにおいてはAF地板などに相当するもので
ある。被取付け部材26には、検出する光を光学センサ
ー21上に結像させるための結像レンズ27が固定され
ている。28は保持部材であり、図示しない調整工具と
の係合部28bが形成されている。
す。これは測定精度が高くてセンサー位置の調整が避け
られない場合を想定している。図中、25は実施例1に
て説明したものと全く同一の光学センサーパッケージで
あるため説明は省略する。26は被取付け部材であり、
例えばカメラにおいてはAF地板などに相当するもので
ある。被取付け部材26には、検出する光を光学センサ
ー21上に結像させるための結像レンズ27が固定され
ている。28は保持部材であり、図示しない調整工具と
の係合部28bが形成されている。
【0021】光学センサーパッケージ25の保持部材2
8への取付けは、チップ22の背面を凹部28aに落と
し込み、接着などの適当な方法で固定して行う。一般的
にはチップ22の外形は高精度に加工することが可能で
あるため、凹部28aの寸法はチップ22の外形よりわ
ずかに大きく設定しておけば、チップ22は保持部材2
8に対して高精度に保持される。またチップ22上の光
学センサー21の位置も一般的に高精度に形成可能であ
る。従って、調整工具によるいわゆる調整しろは、上記
のような高精度な中での誤差、すなわちチップ22上の
光学センサー21の位置ずれ、チップ22と保持部材2
8の凹部28aとのガタつき、凹部28aに対する保持
部材28の外形誤差を吸収するだけを確保しておけばよ
く、必要最小限のスペースで光学センサー21の位置を
高精度に調整可能として保持・取付けることができる。
8への取付けは、チップ22の背面を凹部28aに落と
し込み、接着などの適当な方法で固定して行う。一般的
にはチップ22の外形は高精度に加工することが可能で
あるため、凹部28aの寸法はチップ22の外形よりわ
ずかに大きく設定しておけば、チップ22は保持部材2
8に対して高精度に保持される。またチップ22上の光
学センサー21の位置も一般的に高精度に形成可能であ
る。従って、調整工具によるいわゆる調整しろは、上記
のような高精度な中での誤差、すなわちチップ22上の
光学センサー21の位置ずれ、チップ22と保持部材2
8の凹部28aとのガタつき、凹部28aに対する保持
部材28の外形誤差を吸収するだけを確保しておけばよ
く、必要最小限のスペースで光学センサー21の位置を
高精度に調整可能として保持・取付けることができる。
【0022】(実施例4)図4に本発明の実施例4を示
す。これも測定精度が非常に高くてセンサー位置の調整
が避けられない場合を想定している。図中、35は第1
の実施例にて説明したものと全く同一の光学センサーパ
ッケージであるため説明は省略する。36は被取付け部
材であり、例えばカメラにおいてはAF地板などに相当
するものである。被取付け部材36には、検出する光を
光学センサー31上に結像させるための結像レンズ37
が固定されている。38は保持部材であり、受け部材3
9と位置決めされ、固定されるものであり、図示しない
調整工具との係合部38bとの係合部が形成されてい
る。
す。これも測定精度が非常に高くてセンサー位置の調整
が避けられない場合を想定している。図中、35は第1
の実施例にて説明したものと全く同一の光学センサーパ
ッケージであるため説明は省略する。36は被取付け部
材であり、例えばカメラにおいてはAF地板などに相当
するものである。被取付け部材36には、検出する光を
光学センサー31上に結像させるための結像レンズ37
が固定されている。38は保持部材であり、受け部材3
9と位置決めされ、固定されるものであり、図示しない
調整工具との係合部38bとの係合部が形成されてい
る。
【0023】光学センサーパッケージ35の保持部材3
8への取付けは、チップ32の背面を凹部38aに落と
し込み、接着などの適当な方法で固定して行う。一般的
にはチップ32の外形は高精度に加工することが可能で
あるため、凹部38aの寸法はチップ32の外形よりわ
ずかに大きく設定しておけば、チップ32は保持部材3
8に対して高精度に保持される。またチップ32上の光
学センサー31の位置も一般的に高精度に形成可能であ
る。従って、調整工具によるいわゆる調整しろは、上記
のような高精度な中での誤差、すなわちチップ32上の
光学センサー31の位置ずれ、チップ32と保持部材3
8の凹部38aとのガタつき、凹部38aに対する保持
部材38の外形誤差と、保持部材38と受け部材39と
の取付け誤差、受け部材39の外形誤差を吸収するだけ
を確保しておけばよく、必要最小限のスペースで光学セ
ンサー31の位置を高精度に調整可能として保持・取付
けることができる。
8への取付けは、チップ32の背面を凹部38aに落と
し込み、接着などの適当な方法で固定して行う。一般的
にはチップ32の外形は高精度に加工することが可能で
あるため、凹部38aの寸法はチップ32の外形よりわ
ずかに大きく設定しておけば、チップ32は保持部材3
8に対して高精度に保持される。またチップ32上の光
学センサー31の位置も一般的に高精度に形成可能であ
る。従って、調整工具によるいわゆる調整しろは、上記
のような高精度な中での誤差、すなわちチップ32上の
光学センサー31の位置ずれ、チップ32と保持部材3
8の凹部38aとのガタつき、凹部38aに対する保持
部材38の外形誤差と、保持部材38と受け部材39と
の取付け誤差、受け部材39の外形誤差を吸収するだけ
を確保しておけばよく、必要最小限のスペースで光学セ
ンサー31の位置を高精度に調整可能として保持・取付
けることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、光学センサーが形
成されたチップの一部が立体的に露出しているような光
学センサーパッケージの保持・取付け方法において、本
発明では、第1に、光学センサーパッケージのチップ露
出部が、被取付け部材に取付けられることを特徴とした
ので、チップ自身を被取付け部材に取付けるため、精度
よく保持・取付けすることができる。
成されたチップの一部が立体的に露出しているような光
学センサーパッケージの保持・取付け方法において、本
発明では、第1に、光学センサーパッケージのチップ露
出部が、被取付け部材に取付けられることを特徴とした
ので、チップ自身を被取付け部材に取付けるため、精度
よく保持・取付けすることができる。
【0025】本発明では、第2に、保持部材が光学セン
サーパッケージのチップ露出部を保持し、該保持部材が
被取付け部材に取付けられることを特徴としたので、チ
ップ自身を保持部材に保持し、被取付け部材に取付ける
ため、精度よく保持・取付けすることができる。
サーパッケージのチップ露出部を保持し、該保持部材が
被取付け部材に取付けられることを特徴としたので、チ
ップ自身を保持部材に保持し、被取付け部材に取付ける
ため、精度よく保持・取付けすることができる。
【0026】本発明では、第3に、前述の効果に加え
て、保持部材には工具による取付け位置調整用の形状が
形成されていることを特徴としたので、チップが精度よ
く保持された保持部材を調整することになり、最小限の
スペースで光学センサー位置の調整を可能にすることが
できる。
て、保持部材には工具による取付け位置調整用の形状が
形成されていることを特徴としたので、チップが精度よ
く保持された保持部材を調整することになり、最小限の
スペースで光学センサー位置の調整を可能にすることが
できる。
【0027】本発明では、第4に、保持部材が光学セン
サーパッケージのチップ露出部を保持し、該保持部材が
受け部材を介して被取付け部材に取付けられるととも
に、該受け部材には工具による取付け位置調整用の形状
が形成されていることを特徴としたので、チップが精度
よく保持された保持部材には調整時のストレスが加わり
にくく、最小限のスペースで光学センサー位置の高精度
な調整を可能にすることができる。
サーパッケージのチップ露出部を保持し、該保持部材が
受け部材を介して被取付け部材に取付けられるととも
に、該受け部材には工具による取付け位置調整用の形状
が形成されていることを特徴としたので、チップが精度
よく保持された保持部材には調整時のストレスが加わり
にくく、最小限のスペースで光学センサー位置の高精度
な調整を可能にすることができる。
【0028】本発明では、第5に、光学センサーは自動
合焦装置における距離測定用のセンサーであることを特
徴としたので、オートフォーカス用光学センサーパッケ
ージを精度よく、最小限のスペースでカメラに収容する
ことができる。
合焦装置における距離測定用のセンサーであることを特
徴としたので、オートフォーカス用光学センサーパッケ
ージを精度よく、最小限のスペースでカメラに収容する
ことができる。
【図1】図1は実施例1としての光学センサーパッケー
ジの保持・取付け方法を説明するめの図である。
ジの保持・取付け方法を説明するめの図である。
【図2】図2は実施例2としての光学センサーパッケー
ジの保持・取付け方法を説明するための図である。
ジの保持・取付け方法を説明するための図である。
【図3】図3は実施例3としての光学センサーパッケー
ジの保持・取付け方法を説明するための図である。
ジの保持・取付け方法を説明するための図である。
【図4】図4は実施例4としての光学センサーパッケー
ジの保持・取付け方法を説明するための図である。
ジの保持・取付け方法を説明するための図である。
【図5】図5は一般的な光学センサーパッケージの図で
ある。
ある。
【図6】図6は従来の光学センサーパッケージの保持・
取付け方法を説明するための図である。
取付け方法を説明するための図である。
【図7】図7はチップの一部が立体的に露出したパッケ
ージの図である。
ージの図である。
1、11、21、31 光学センサー 2、12、22、32 チップ 3、13、23、33 FPC 4、14、24、34 保護ガラス 5、15、25、35 光学センサーパッケージ 6、16、26、36 被取付け部材 7、17、27、37 結像レンズ 18、28、38 保持部材 39 受け部材
Claims (5)
- 【請求項1】光学センサーが形成されたチップの一部が
立体的に露出しているような光学センサーパッケージの
保持・取付け方法において、 光学センサーパッケージのチップ露出部が被取付け部材
に取付けられることを特徴とする光学センサーパッケー
ジの保持・取付け方法。 - 【請求項2】光学センサーが形成されたチップの一部が
立体的に露出しているような光学センサーパッケージの
保持・取付け方法において、 保持部材が光学センサーパッケージのチップ露出部を保
持し、該保持部材が被取付け部材に取付けられることを
特徴とする光学センサーパッケージの保持・取付け方
法。 - 【請求項3】保持部材には工具による取付け位置調整用
の形状が形成されていることを特徴とする請求項2記載
の光学センサーパッケージの保持・取付け方法。 - 【請求項4】光学センサーが形成されたチップの一部が
立体的に露出しているような光学センサーパッケージの
保持・取付け方法において、 保持部材が光学センサーパッケージのチップ露出部を保
持し、該保持部材が受け部材を介して被取付け部材に取
付けられるとともに、該受け部材には工具による取付け
位置調整用の形状が形成されていることを特徴とする光
学センサーパッケージの保持・取付け方法。 - 【請求項5】光学センサーは自動合焦装置における距離
測定用のセンサーであることを特徴とする請求項1から
5に記載の光学センサーパッケージの保持・取付け方
法。
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