JP2000241572A - 時刻信号中継装置および時刻修正システム - Google Patents

時刻信号中継装置および時刻修正システム

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JP2000241572A JP4900199A JP4900199A JP2000241572A JP 2000241572 A JP2000241572 A JP 2000241572A JP 4900199 A JP4900199 A JP 4900199A JP 4900199 A JP4900199 A JP 4900199A JP 2000241572 A JP2000241572 A JP 2000241572A
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radio signal
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顕斉 高田
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憲二 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変調周波数の異なる標準時刻電波を選択的に中
継可能な時刻信号中継装置を提供する。 【解決手段】設定された共振周波数をもって標準時刻電
波信号を受信可能なアンテナ部201と、受信電波信号
に同期して当該電波信号の周波数を有する信号S207
を出力するPLL回路207と、PLL回路207の出
力信号の周波数を変換する周波数変換回路208と、受
信電波信号が含む時刻コードに応じた時刻に内部時計を
修正する受信系回路202〜206と、内部時計に基づ
いた時刻コードを含む時刻電波信号をPLL回路207
の出力信号または周波数変換回路208で周波数変換さ
れた信号に基づいて生成し送信する送信系回路206、
210〜212と、選択信号SLCに応じて送信系回路
にPLL回路207の出力信号または周波数変換された
信号を入力させる選択回路209とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波信号を受けて
時刻修正を行う電波修正時計用に、時刻コードを含む電
波信号を中継する時刻信号中継装置および時刻修正シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電波修正時計は、たとえば日本標準時を
高精度で伝える長波(40kHz)の標準時刻電波(J
G2AS)を受信し、受信電波に基づいて時刻修正を行
って正確な時刻を表示する。
【0003】この種の電波修正時計は、標準時刻電波信
号を受信する受信系回路と、受信信号に基づいて指針駆
動系を駆動して時刻修正を行う制御回路とを内蔵してお
り、時刻修正モードにおいて、指針位置が受信した電波
信号の時刻コードに応じた位置に修正される。
【0004】ところで、電波修正時計は、標準時刻電波
の受信専用であり、電波の届きにくい設置場所、たとえ
ば鉄骨住宅内や地下室などの屋内では、受信不能となる
ことが多い。そこで、電波修正時計の設置場所の制限を
解消するために、標準時刻電波信号を受信し、この受信
した時刻信号を所定の搬送波で変調して送信する時刻信
号中継装置を設け、中継装置から送信した信号を電波修
正時計で受信させて時刻修正を行うようしたものが提案
されている(たとえば、特開平5−333170号公報
参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、標準時刻電
波の変調周波数は、各国で異なる。たとえば日本の場合
は、上述したように40kHzであり、アメリカ合衆国
(USA)の場合は60kHzであり、ドイツの場合は
77.5kHzである。これに対して、現在提案されて
いる時刻信号中継装置では、受信アンテナ部の共振周波
数は固定であることから、1カ国でしか使用することが
できない。また、時刻信号中継装置の周波数に、電波修
正時計の受信周波数を変更することも考えられるが、ハ
ードウェア、ソフトウェア共に、その変更が複雑であ
り、コスト等の面からも実用的ではない。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、変調周波数の異なる標準時刻電
波を選択的に中継可能で、電波修正時計側の変更を伴う
ことなく、複数の標準時刻電波に基づいて時刻修正を行
うことができる時刻信号中継装置および時刻修正システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、標準時刻電波信号を受けて時刻修正を行
う電波修正時計用に、時刻コードを含む電波信号を中継
する時刻信号中継装置であって、複数の共振周波数を設
定可能で、設定された共振周波数をもって上記標準時刻
電波信号を受信するアンテナ部と、上記アンテナ部で受
信された標準時刻電波信号に同期して、受信した標準時
刻電波信号の周波数を有する信号を出力する発振回路
と、上記発振回路の出力信号の周波数を変換する少なく
とも一つの周波数変換回路と、上記アンテナ部で受信さ
れた標準時刻電波信号を入力して、受信電波信号が含む
時刻コードに応じた時刻に内部時計を修正する受信系回
路と、送信時に、上記内部時計に基づいた時刻コードを
含む時刻電波信号を、上記発振回路の出力信号または上
記周波数変換回路で周波数変換された信号に基づいて生
成して送信する送信系回路と、選択信号に応じて、上記
送信系回路に上記発振回路の出力信号または上記周波数
変換回路で周波数変換された信号を入力させる選択回路
とを有する。
【0008】また、本発明の時刻修正システムは、受信
周波数が固定されており、標準時刻電波信号または標準
時刻電波信号を中継して得られた電波信号を受信して、
受信信号が含む時刻コードに応じた時刻に修正する電波
修正時計と、複数の共振周波数を設定可能で、設定され
た共振周波数をもって上記標準時刻電波信号を受信する
アンテナ部と、上記アンテナ部で受信された標準時刻電
波信号に同期して、受信した標準時刻電波信号の周波数
を有する信号を出力する発振回路と、上記発振回路の出
力信号の周波数を変換する少なくとも一つの周波数変換
回路と、上記アンテナ部で受信された標準時刻電波信号
を入力して、受信電波信号が含む時刻コードに応じた時
刻に内部時計を修正する受信系回路と、送信時に、上記
内部時計に基づいた時刻コードを含む時刻電波信号を、
上記発振回路の出力信号または上記周波数変換回路で周
波数変換された信号に基づいて生成して送信する送信系
回路と、選択信号に応じて、上記送信系回路に上記発振
回路の出力信号または上記周波数変換回路で周波数変換
された信号のうち、上記電波修正時計の受信周波数に対
応する信号を入力させる選択回路とを備えた時刻信号中
継装置とを有する。
【0009】また、本発明では、上記送信系回路は、上
記標準時刻電波信号の振幅変調形態と異なる形態で変調
して上記時刻電波信号を送信する。
【0010】本発明によれば、時刻信号中継装置におい
て、電波発信基地から発信される標準電波の変調周波数
に対応する共振周波数に設定される。この状態で、電波
発信基地から、所定のフォーマットを有する標準時刻電
波が発信されると、時刻信号中継装置の受信アンテナ部
で受信され、発振回路および受信系回路に入力される。
発振回路では、アンテナ部で受信された標準時刻電波信
号に同期して、受信した標準時刻電波信号の周波数を有
する信号が出力される。また、受信系回路では、アンテ
ナ部で受信された標準時刻電波信号が含む時刻コードに
応じた時刻に内部時計が修正される。そして、送信時
に、発振回路の出力信号の周波数が電波修正時計の受信
周波数と同じ場合には、この発振回路の出力信号が選択
回路で選択されて送信系回路に入力される。一方、発振
回路の出力信号の周波数が電波修正時計の受信周波数と
異なる場合には、発振回路の出力信号の周波数を当該電
波修正時計の受信周波数と同じ周波数に変換する周波数
変換回路の出力信号が選択回路で選択されて送信系回路
に入力される。送信系回路では、送信時に、発振回路の
出力信号または周波数変換回路で周波数変換された信号
に基づいて、内部時計に基づいた時刻コードを含む時刻
電波信号が生成されて、電波修正時計に送信される。そ
して、電波修正時計では、標準時刻電波信号または時刻
信号中継装置から送信された電波信号が含む時刻コード
に従って時刻修正が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る時刻信号中
継装置を適用した時刻修正システムの一実施形態を示す
ブロック図である。
【0012】本時刻修正システムは、図1に示すよう
に、長波(40kHz)の標準時刻電波(JG2AS)
を発信する電波発信基地(以下、キー局という)1、時
刻信号中継装置2、および電波修正時計3により構成さ
れている。
【0013】キー局1は、たとえば図2(a)に示すよ
うなフォーマットを有する長波(40kHz)の標準時
刻電波(JG2AS)S1をAM変調して発信する。キ
ー局1から発信される日本標準時を高精度で伝える長波
(40kHz)の標準時刻電波(JG2AS)S1のフ
ォーマットは、具体的には、「1」信号の場合には1秒
(s)の間に500ms(0.5s)だけ40kHzの
信号が送られ、「0」信号の場合には1秒(s)の間に
800ms(0.8s)だけ40kHzの信号が送ら
れ、「P」信号(同期信号)の場合には1秒(s)の間
に200ms(0.2s)だけ40kHzの信号が送ら
れる。図2(a)は、データが(1,0,1)の場合の
波形例を示している。
【0014】図3は、標準時刻電波(JG2AS)S1
の時刻コードの一例を示している。この例は、1月1日
からの通算日114日目、17時25分を示している
が、JG2ASでは同期用として50秒目からコード
「0」が常に9個連続している。
【0015】時刻信号中継装置2は、キー局1からAM
変調されて発信された所定周波数(たとえば40kHz
あるいは60kHz)の時刻コードを含む標準時刻電波
信号S1を受信し、受信した標準時刻電波信号が含む時
刻コードに応じた時刻に内部時計を修正し、あらかじめ
決められた送信時間帯においては、標準時刻電波信号と
同じ周波数帯域に含まれる周波数40kHzを有し、か
つJG2ASベースバンド信号と同一フォーマットを持
つ、修正後の内部時計に基づいて時刻コードを含む時刻
電波信号S2を生成し、たとえば屋内に設置される電波
修正時計3に送信する。
【0016】時刻信号中継装置2は、具体的には、図1
に示すように、受信アンテナ部201、受信用RFアン
プ202、検波回路203、整流回路204、積分回路
205、マイクロコンピュータ206、発振回路として
のPLL(Phase Locked Loop) 回路207、周波数変換
回路208、選択回路209、アナログスイッチ21
0、送信用RFアンプ211、および送信アンテナ21
2により構成されている。そして、受信アンテナ部20
1、受信用RFアンプ202、検波回路203、整流回
路204、積分回路205、およびマイクロコンピュー
タ206により受信系回路が構成され、マイクロコンピ
ュータ206、PLL回路207、周波数変換回路20
8、選択回路209、アナログスイッチ210、送信用
RFアンプ211、および送信アンテナ212により送
信系回路が構成される。
【0017】受信アンテナ部201は、異なる標準時刻
電波の周波数に対応可能なように、複数の共振周波数、
たとえば40kHz、60kHzを設定可能で、共振コ
イルL201、キャパシタC201,C202、および
スイッチSW201により構成されている。共振コイル
L201の一端がキャパシタC201の第1の電極およ
びスイッチSW201の第1接点aに接続され、他端が
キャパシタC201,C202の第2の電極、および接
地ラインに接続されている。また、スイッチSW201
の第2接点bがキャパシタC202の第1の電極に接続
されている。
【0018】なお、共振周波数は{1/(2π(LC)
1/2 )}で与えられる。そして、共振コイルL201の
Lは1.583mH、キャパシタC201の容量Caは
4.44nF、キャパシタC202の容量Cbは5.5
6nF(Ca+Cb=10nF)にそれぞれ設定されて
いる。
【0019】スイッチSW201は、制御信号CTLに
よりオン・オフされる。本構成の場合、共振周波数を4
0kHzに設定するときは、制御信号CTLがハイレベ
ルに設定されて、スイッチSW201はオン状態となる
ように制御される。一方、共振周波数を60kHzに設
定するときは、、制御信号CTLがローレベルに設定さ
れて、スイッチSW201はオフ状態となるように制御
される。なお、制御信号CTLのレベル設定は、たとえ
ば図示しない切替スイッチの操作に応じて行われる。
【0020】時刻信号中継装置2においては、受信アン
テナ部201で受信された標準時刻電波信号S1は、受
信用RFアンプ202、検波回路203、整流回路20
4、積分回路205を通して、図2(b)に示すような
標準時刻電波信号S1のベースバンド信号に変換してマ
イクロコンピュータ206に入力させるとともに、PL
L回路207に入力させる。
【0021】マイクロコンピュータ206は、図4のフ
ローチャートに示すように、まず、積分回路205によ
るベースバンド信号を受けて、JG2ASの時刻コード
をデコードし、時・分・00秒などの時刻データを得、
内部時計を修正する(ST1)。次に、あらかじめ決め
られた送信時刻(たとえば午前2時38分)帯には、内
部時計が計時している時刻に基づいて、送信すべき時刻
データを作成する(ST2)。そして、この時刻データ
をJG2ASベースバンド信号と同一フォーマットでア
ナログスイッチ210の制御端子に、ゲートパルスS2
06として出力して(ST3)、時刻電波信号S2を生
成させて、電波修正時計3に送信させる。
【0022】PLL回路207は、位相比較器207
1、ローパスフィルタ(LPF)2072、および電圧
制御発振器(VCO)2073により構成されている。
位相比較器2071は、たとえば乗算器により構成さ
れ、RFアンプ202により出力された標準時刻信号S
202の位相とVCO2073の出力信号である発振信
号S207の位相とを比較し、その位相差を信号S2071
としてLPF2072に出力する。そして、PLL回路
207は、VCO2073から位相が受信した標準時刻
電波S1に同期し、かつ標準時刻電波S1の周波数の発
振信号S207を出力する。
【0023】周波数変換回路208は、たとえば2/3
分周回路により構成され、選択回路209を介して入力
されるPLL回路207による周波数60kHzの発振
信号S207の周波数を2/3分周して周波数40kH
zに変換し、選択回路209を介してアナログスイッチ
210に出力する。
【0024】選択回路209は、選択信号SLCの設定
レベルに応じて、PLL回路207の発振信号S207
をアナログスイッチ210に、直接入力、または周波数
変換回路208を介して入力させる。
【0025】選択回路209は、スイッチ回路SW2091
およびSW2092により構成されている。スイッチ回路S
W2091の固定接点aがPLL回路207の発振信号S2
07の出力ラインに接続され、切替接点bがアナログス
イッチ210の接点aに接続され、切替接点cが周波数
変換回路208の入力ラインに接続されている。スイッ
チ回路SW2092の固定接点aが周波数変換回路208の
出力ラインに接続され、切替接点bはオープン状態に保
持され、切替接点cがアナログスイッチ210の接点a
に接続されている。そして、受信する標準時刻電波の周
波数が40kHzの場合には、たとえば選択信号SLC
がハイレベルに設定されて、スイッチ回路SW2091,S
W2092の固定接点aは切替接点bと接続される。一方、
受信する標準時刻電波の周波数が60kHzの場合に
は、たとえば選択信号SLCがローレベルに設定され
て、スイッチ回路SW2091,SW2092の固定接点aは切
替接点cと接続される。なお、選択信号SLCのレベル
設定は、たとえば図示しない切替スイッチの操作に応じ
て行われる。
【0026】アナログスイッチ210は、PLL回路2
07から出力される発振信号S207または周波数変換
回路208の出力信号S208をマイクロコンピュータ
206によるゲートパルスS206でオン・オフし、A
M変調RF信号を得る。このAM変調RF信号は、送信
用RFアンプ211で増幅され、送信アンテナ212か
ら、図2(a)に示すようなJG2ASと同一フォーマ
ットの電波信号S2として送信される。
【0027】なお、この時刻信号中継装置2では、送信
アンテナ212からの40kHzの電波が受信アンテナ
部201に回り込んでくることから、PLL回路207
において位相同期ループがロックしにくくなるおそれが
あるが、以下に示すようにこの課題は解消可能である。
1999年6月より送信される40kHzの標準時刻電
波は、図5(a)に示すような、100%−10%のA
M変調波となる。これに対して、本時刻信号中継装置2
の送信する時刻電波信号S2は、図5(b)および図2
(a)に示すように、100%−0%のAM変調波とし
て送信することから、送信周波数・受信周波数共に40
kHzであっても、送信電波0%のときにPLL回路2
07において位相同期ループがロックする。
【0028】なお、時刻信号中継装置2は、電波信号S
2を常時送信するように構成することも可能であるが、
本実施形態では、極めて特殊な時刻、たとえば午前2時
38分に限って1日1回送信するように構成される。
【0029】電波修正時計3は、原則的には、キー局1
からAM変調されて発信された所定周波数(40kH
z)の時刻コードを含む標準時刻電波信号S1、または
時刻信号中継装置2から送信された周波数40kHzの
時刻電波信号S2を受けて、標準時刻電波信号S1また
は電波信号S2の受信状態が良好な場合には、時刻コー
ドが示す時刻に指針位置を修正し、受信状態が不良な場
合には、ユーザーに電波受信が良好でない旨を報知す
る。
【0030】図6は、本発明に係る電波修正時計の信号
処理系回路の一実施形態を示すブロック構成図、図7は
本発明に係る電波修正時計の指針位置検出装置の一実施
形態の全体構成を示す断面図、図8は本発明に係る電波
修正時計の指針位置検出装置の要部の平面図である。
【0031】図において、30は信号処理系回路、31
は時刻電波信号受信系、32はリセットスイッチ、33
は発振回路、34は制御回路、35はドライブ回路、3
6は報知手段としての発光素子、37はバッファ回路、
38はドライブ回路、VCCは電源電圧、C1 〜C3 はキ
ャパシタ、R1 〜R8 は抵抗素子、100は時計本体、
200は秒針駆動系、300は第1の反射型光センサ、
400は分針駆動系、500は時針車、600は中間車
としての日の裏車、700は手動修正軸、800は回転
検出板、900は第2の反射型光センサをそれぞれ示し
ている。
【0032】時刻電波信号受信系31は、受信アンテナ
31aと、たとえばキー局から送信された時刻コード信
号を含む長波(たとえば40kHz)を受信し所定の信
号処理を行い、パルス信号S31として制御回路34に
出力する長波受信回路31bとから構成されている。長
波受信回路31bは、図示しないが時刻信号中継装置2
の受信系同様に、RFアンプ、検波回路、整流回路、お
よび積分回路により構成される。
【0033】リセットスイッチ32は、制御回路34の
各種状態を初期状態に戻すときにオンされる。このリセ
ットスイッチ32がオンされたとき、または図示しない
電池をセットしたときに電波修正時計は初期修正モード
になる。
【0034】発振回路33は、水晶発振器CRYおよび
キャパシタC2 ,C3 により構成され、所定周波数の基
本クロックを制御回路34に供給する。
【0035】制御回路34は、図示しない分針カウン
タ、秒針カウンタ、標準分・秒カウンタ等を有しおり、
初期修正モード時には、時刻電波信号受信系31による
パルス信号S31を受けて、たとえば、受信した標準時
刻電波信号の受信状態をあらかじめ決められた基準範囲
と比較し、受信状態が基準範囲内にある場合には、制御
信号CTL1,CTL2 をバッファ37を介して秒針用の
ステッピングモータ210および時分針用のステッピン
グモータ410に出力して指針位置の初期設定、すなわ
ち帰零動作を行わせ、受信状態が基準範囲内にない場合
には、制御信号CTL1,CTL2 を出力せずに、ドライ
ブ信号DR1 をドライブ回路35に出力して、報知手段
としての発光素子36を発光させてユーザーに電波受信
がほとんどできない旨を報知させる。また、受信状態が
基準範囲内にある場合に帰零動作を行わせた後、受信し
た電波信号をデコードし、デコードの結果、時刻化が可
能である(時刻データとして再生可能である)場合に
は、発振回路33による基本クロックに基づいて各種カ
ウンタのカウント制御並びに第1および第2の反射型光
センサ300,900による検出信号DT1 ,DT2
入力レベルに応じて、制御信号CTL1,CTL2をバッ
ファ37を介して秒針用のステッピングモータ210お
よび時分針用のステッピングモータ410に出力して回
転制御を行うことにより時刻修正制御を行う。一方、デ
コードの結果、時刻化が不可能である場合には、制御信
号CTL1,CTL2 を出力せずに、ドライブ信号DR1
をドライブ回路35に出力して、報知手段としての発光
素子36を発光させてユーザーに電波受信が良好でない
旨を報知させる。これにより、初期修正モードの動作を
完了させる。
【0036】また、制御回路34は、初期修正モードの
動作を完了させた後、通常修正モードの制御を行う。通
常修正モードにおいては、キー局1からの標準時刻電波
信号S1を毎正時に受信可能なように毎正時を含む前後
1分の間、時刻電波信号受信系31に図示しない電源に
よる駆動電力を供給させるとともに、時刻信号中継装置
2からの電波信号S2を受信可能なように午前2時38
分を含む前後1分の間、時刻電波信号受信系31に図示
しない電源による駆動電力を供給させる。このように、
標準時刻電波信号S1を受信するときに、たとえば時刻
信号中継装置2からの電波信号S2が妨害電波とならな
いように、キー局1からの標準時刻電波信号S1の受信
可能時間帯と時刻信号中継装置2からの電波信号S2の
受信可能時間帯が異なるように制御する。
【0037】そして、制御回路34は、通常修正モード
時には、原則としてキー局1からの標準時刻電波信号S
1を受信して電波信号をデコードし、デコードの結果、
時刻化が可能である場合には、発振回路33による基本
クロックに基づいて各種カウンタのカウント制御並びに
第1および第2の反射型光センサ300,900による
検出信号DT1 ,DT2 の入力レベルに応じて、制御信
号CTL1,CTL2 をバッファ37を介して秒針用のス
テッピングモータ210および時分針用のステッピング
モータ410に出力して回転制御を行うことにより時刻
修正制御を行うとともに、標準時刻電波を正常の受信し
たことを示す標準電波正常受信フラグをセットする。標
準電波正常受信フラグをセットした場合には、時刻信号
中継装置2からの電波信号S2の受信を行わず、すなわ
ち、午前2時38分を含む前後1分の間に、標準電波受
信系31への図示しない電源による駆動電力の供給は行
わせず、標準電波正常受信フラグをリセットして、毎正
時のキー局1からの標準時刻電波信号S1を受信して時
刻修正を行う。
【0038】一方、デコードの結果、時刻化が不可能で
ある場合には、制御信号CTL1,CTL2 を出力せず
に、たとえばドライブ信号DR1 をドライブ回路35に
出力して、報知手段としての発光素子36を発光させて
ユーザーに電波受信が良好でない旨を報知させる。この
場合、時刻信号中継装置2からの電波信号S2の受信を
行い、正常に受信した場合には、デコードの結果得られ
た電波信号S2の時刻コードに応じて時刻修正を行う。
正常に受信できない場合には、時刻信号中継装置2の設
置位置が不適当であるとして、制御信号CTL1,CTL
2 を出力せずに、たとえばドライブ信号DR1をドライ
ブ回路35に出力して、報知手段としての発光素子36
を発光させてユーザーに報知させる。時刻修正終了後、
または時刻信号中継装置2からの電波信号S2の受信が
正常ではなく、発光素子36を発光させてユーザーに報
知させた場合等には、標準電波正常受信フラグをリセッ
トして、毎正時のキー局1からの標準時刻電波信号S1
を受信して時刻修正モードに戻る。
【0039】ドライブ回路35はnpn型トランジスタ
Q1および抵抗素子R1 ,R2 により構成されている。
トランジスタQ1のコレクタが発光ダイオードからなる
発光素子36のカソードに接続され、エミッタが接地さ
れ、ベースが抵抗素子R2 を介して制御回路34のドラ
イブ信号DR1 の出力ラインに接続されている。また、
抵抗素子R1 が電源電圧VCCの供給ラインと発光素子3
6のアノードに接続されている。すなわち、発光素子3
6は、制御回路34からハイレベルのドライブ信号DR
1 が出力されたときに発光するようにドライブ回路35
に接続されている。
【0040】また、ドライブ回路38は、npn型トラ
ンジスタQ2,Q3、および抵抗素子R5 〜R8 により
構成されている。
【0041】時計本体100は、図7に示すように、下
板110と上板130とで形成される空間内のほぼ中央
部に下板110と連結した状態で中板120が配設さ
れ、空間内の下板110、中板120、上板130の所
定の位置に対して、秒針駆動系200、第1の反射型光
センサ300、第2の駆動系400、時針車500、日
の裏車600、手動修正軸700および第2の反射型光
センサ900が固定あるいは軸支されている。
【0042】秒針駆動系200は、第1のステッピング
モータ210、第1の5番車220および秒針車230
により構成されている。第1のステッピングモータ21
0は、ステータ210aが下板110に載置され、ロー
タ210bが下板110と上板130とに軸支されてお
り、バッファ回路37を介して入力される制御回路34
の出力制御信号CTL1 に基づいて回転方向、回転角度
および回転速度が制御される。
【0043】第1の5番車220は、下板110および
上板130に軸支され、輪歯部分が第1のステッピング
モータ210のロータ210bと噛合されて、ロータ2
10bの回転速度を所定速度に減速させる。この第1の
5番車220は、たとえば15秒に1回転するように構
成されており、秒針車230との重合領域の一部にはス
リット状の透孔220aが形成されている。
【0044】秒針車230は、その軸部の一端が上板1
30に軸支され、他端側は中板120を下板110側に
貫通し、その他端側には秒針軸230aが圧入されてい
る。秒針軸230aは、後記する下板110を貫通し時
計の文字板などが形成される表面側に突出した分針パイ
プ440aの貫通口440bに貫挿されており、その先
端には図示しない秒針が取り付けられる。秒針車230
は、60秒に1回転するように、秒針カナが第1の5番
車220のカナと噛合されている。また、秒針車230
の第1の5番車220との重合領域の一部には、第1の
5番車220に形成された透孔220aと対向するよう
に光反射面230bが形成されている。このような秒針
駆動系200は、光反射面230bが透孔220aと互
いに重ね合わされた状態、すなわち正対した状態のとき
に、秒針が正時を指すように構成されている。
【0045】第1の反射型光センサ300は、発光ダイ
オードからなる発光素子310とnpn形トランジスタ
からなる受光素子320とが並設され、これら発光素子
310の発光部および受光素子320の受光面が、上板
13に形成された透孔130aを介し、さらに第1の5
番車220の透孔220aを介して秒針車230の光反
射面230bが形成された面を臨むように上板130上
に配設されている。
【0046】第1の反射型光センサ300の発光素子3
10のアノードは一端が電源電圧V CCに接続されたドラ
イブ回路38における抵抗素子R5 の他端に接続され、
カソードは同じくドライブ回路38に配設されたドライ
バトランジスタQ2のコレクタに接続されている。この
ドライバトランジスタQ2のエミッタは接地され、ベー
スは抵抗素子R6を介して制御回路34のドライブ信号
DR2 の出力ラインに接続されている。すなわち、発光
素子310は、制御回路34からハイレベルのドライブ
信号DR2 が出力されたときに発光するようにドライブ
回路38に接続されている。
【0047】第1の反射型光センサ300の受光素子3
20のコレクタは抵抗素子R3 を介して電源電圧VCC
接続されているとともに、制御回路34に接続され、エ
ミッタは接地されている。すなわち、受光素子320
は、発光素子310から発せられた光が、透孔130
a,220aを介して秒針車230に到達し、かつ、光
反射面230bで反射された光を透孔130a,220
aを介して受光素子320で受光したときにのみ、検出
信号DT2 をローレベルで制御回路14に入力させる。
【0048】分針駆動系400は、第2のステッピング
モータ410、第2の5番車420、3番車430およ
び分針車440により構成されている。第2のステッピ
ングモータ410は、ステータ410aが下板110に
載置され、ロータ410bが下板110と上板130と
に軸支されており、バッファ回路37を介して入力され
る制御回路34の出力制御信号CTL2 に基づいて回転
方向、回転角度および回転速度が制御される。
【0049】第2の5番車420は、下板110および
上板130に軸支され、輪歯部分が第2のステッピング
モータ410のロータ410bと噛合されて、ロータ4
10bの回転速度を所定速度に減速させる。
【0050】3番車430は、軸部の一端が上板130
に軸支され、他端側が中板120を貫通した状態で配設
されており、輪歯部分が第2の5番車420のカナ部と
噛合されている。
【0051】分針車440は、中央部に貫通口440b
が形成された略T字形状をなし、分針パイプ440aの
一端が中板120に軸支され、他端側の軸部は下板11
0を貫通し時計の文字板などが形成される表面側に突出
した時針車500の時針パイプ500aの貫通口500
bに貫挿されており、その先端には図示しない分針が取
り付けられる。分針車440は、60分に1回転するよ
うに構成されており、また、上述したように貫通口44
0bには秒針軸230aが貫挿されており、その輪歯部
分は、3番車430のカナ部と噛合されている。このよ
うな分針車440は、いわゆるスリップ機構を備えてい
ることになる。
【0052】時針車500は、中央部に貫通口500b
が形成された略T字形状をなし、輪歯部分が時計本体1
00内に配設され、時針パイプ500aは下板110を
貫通して時計の文字板側に突出しており、その先端には
図示しない時針が取り付けられる。時針車500は、1
時間で30°回転し、12時間で1回転するように構成
されており、また、上述したように貫通口500bには
分針パイプ440aが貫挿されている。時針車500の
分針車440との対向面500cには、第1の光伝達部
としての透孔500dが形成されている。この時針車5
00の透孔500dは、図9に示すように、時針車50
0の周方向に30°ずつ12等分にした位置のうちの1
箇所を除く11箇所に形成される。すなわち、12時間
のうちの1時間だけ分の位置検出が行われないように構
成されている。
【0053】日の裏車600は、下板110に形成され
た突部110aに対して軸支されており、輪歯部分が分
針車440の分針パイプ440aと噛合され、カナ部が
時針車500の輪歯部分と噛合されており、分針車44
0の回転速度を所定速度に減速して時針車500に伝達
する。また、日の裏車600は、N(Nは正の整数)時
間に1回転するように構成されており、その輪歯部分
は、手動修正軸700の修正カナ700aと噛合し、か
つ一部が回転検出板800の一部と対向するように配設
されている。
【0054】手動修正軸700は、略T字形状をなし、
その先端の修正カナ700aは上板130に形成された
開口130bを貫挿した状態で下板110に形成された
突部110bに対して軸支されており、頭部700bは
上板130から時計本体100外に突出した状態で配置
されている。手動修正軸700は、分針車440と同位
相で、60分に1回転するように構成されており、上述
したように修正カナ700aに日の裏車600の輪歯部
分が噛合され、分針駆動系400により分針車440が
駆動されているときには日の裏車600を介して分針車
440と同相で回転するとともに、分針駆動系400の
非作動時には、頭部700bを回転させることにより指
針位置を手動修正可能に構成されている。
【0055】回転検出板800は、円板状をなし、その
中央部は分針車440の回転に応じて回転するように、
分針車440と時針車500との間の分針車440の軸
部に対し軸を略一致させて固定されている。また、回転
検出板800の時針車500の面500cと対向する領
域の一部には図10に示すように透孔500dと対向す
るように、第2の光伝達部としての光反射面800aが
形成されている。
【0056】第2の反射型光センサ900は、発光ダイ
オードからなる発光素子910とnpn形トランジスタ
からなる受光素子920とが並設され、これら発光素子
910の発光部および受光素子920の受光面が、下板
110に形成された透孔110cを介し、さらに時針車
500に形成された透孔500dを介し、回転検出板8
00の光反射面800aが形成された面800bを臨む
ように下板110上に配設されている。
【0057】第2の反射型光センサ900の発光素子9
10のアノードは一端が電源電圧V CCに接続されたドラ
イブ回路38における抵抗素子R7 の他端に接続され、
カソードは同じくドライブ回路38に配設されたドライ
バトランジスタQ3のコレクタに接続されている。この
ドライバトランジスタQ3のエミッタは接地され、ベー
スは抵抗素子R8を介して制御回路34のドライブ信号
DR3 の出力ラインに接続されている。すなわち、発光
素子910は、制御回路34からハイレベルのドライブ
信号DR3 が出力されたときに発光するようにドライブ
回路38に接続されている。
【0058】第2の反射型光センサ900の受光素子9
20のコレクタは抵抗素子R4 を介して電源電圧VCC
接続されているとともに、制御回路34に接続され、エ
ミッタは接地されている。すなわち、受光素子920
は、発光素子910から発せられた光が、透孔500d
を介して回転検出板800の面800bに到達し、か
つ、光反射面800aで反射された光を透孔500dを
介して受光素子920で受光したときにのみ、検出信号
DT2 をローレベルで制御回路34に入力させる。
【0059】なお、回転検出板800の光反射面800
aと時針車500の透孔500dとの関係は、光反射面
800aが透孔500dと正対した状態のときに、図示
しない分針および時針が正時を指すように設定されてい
る。
【0060】次に、上記構成による時刻修正制御動作を
説明する。なお、ここでは、分針系の通常モード動作を
例に説明する。
【0061】たとえば日本においては、キー局1から、
たとえば図5(a)に示すようなフォーマットを有する
長波(40kHz)の標準時刻電波(JG2AS)S1
がAM変調されて発信される。この場合、時刻信号中継
装置2においては、たとえば切替スイッチが共振周波数
40kHzに設定される。これにより、制御信号CTL
がハイレベルで受信アンテナ部201のスイッチSW2
01に供給されるとともに、選択信号SLCがハイレベ
ルで選択回路209に供給される。
【0062】受信アンテナ部201では、ハイレベルの
制御信号CTLを受けてスイッチSW201がオン状態
に保持され、共振コイルL201に対して、2つのキャ
パシタC201,C202が並列に接続される。これに
より、受信アンテナ部201の共振周波数が40kHz
に設定される。また、選択回路209においては、ハイ
レベルの選択信号SLCを受けてスイッチ回路SW209
1,SW2092の固定接点aが切替接点bと接続され、P
LL回路207の発振信号S207がアナログスイッチ
210に直接入力されるように、接続切り替えが行われ
る。
【0063】このような状態において、キー局1から発
信された周波数40kHzの標準時刻電波信号S1は、
時刻信号中継装置2の受信アンテナ部201および電波
修正時計3の受信アンテナ31aで受信される。
【0064】時刻信号中継装置2においては、受信アン
テナ部201で受信された標準時刻電波S1は、受信用
RFアンプ202、検波回路203、整流回路204、
積分回路205を通して、図2(b)に示すような標準
時刻電波信号S1のベースバンド信号に変換されてマイ
クロコンピュータ206に入力されるとともに、PLL
回路207に入力される。
【0065】PLL回路207では、位相比較器207
1で標準時刻信号とVCO2073の出力信号との位相
が比較され、VCO2073の発振信号S207の位相
が標準時刻信号の位相に追従(ロック)するように制御
され、VCO2073から位相が受信した標準時刻電波
S1に同期し、かつ標準時刻電波S1の周波数の発振信
号S207が出力される。この発振信号S207は、選
択回路209を介してアナログスイッチ210に直接入
力される。
【0066】マイクロコンピュータ206では、積分回
路205によるベースバンド信号を受けて、JG2AS
の時刻コードをデコードし、時・分・00秒などの時刻
データが得られ、内部時計が修正される。そして、あら
かじめ決められた送信時刻(たとえば午前2時38分)
帯には、内部時計が計時している時刻に基づいて、送信
すべき時刻データが作成される。そして、この時刻デー
タがJG2ASベースバンド信号と同一フォーマットで
アナログスイッチ210の制御端子に、ゲートパルスS
206として出力される。これにより、図5(b)に示
すような時刻電波信号S2が生成されて、送信アンテナ
212から電波修正時計3に送信される。
【0067】また、たとえば標準時刻電波の周波数が6
0kHzのUSAにおいて、受信周波数が40kHzの
電波修正時計3を用いる場合には、時刻信号中継装置2
においては、たとえば切替スイッチが共振周波数60k
Hzに設定される。これにより、制御信号CTLがロー
レベルで受信アンテナ部201のスイッチSW201に
供給されるとともに、選択信号SLCがローレベルで選
択回路209に供給される。
【0068】受信アンテナ部201では、ハイレベルの
制御信号CTLを受けてスイッチSW201がオフ状態
に保持され、共振コイルL201に対して、1つのキャ
パシタC201が並列に接続される。これにより、受信
アンテナ部201の共振周波数が60kHzに設定され
る。また、選択回路209においては、ローレベルの選
択信号SLCを受けてスイッチ回路SW2091,SW2092
の固定接点aが切替接点cと接続され、PLL回路20
7の発振信号S207が周波数変換回路208を介して
アナログスイッチ210に入力されるように、接続切り
替えが行われる。
【0069】このような状態において、キー局1から発
信された周波数60kHzの標準時刻電波信号S1は、
時刻信号中継装置2の受信アンテナ部201で受信され
る。
【0070】時刻信号中継装置2においては、受信アン
テナ部201で受信された標準時刻電波S1は、受信用
RFアンプ202、検波回路203、整流回路204、
積分回路205を通して、図2(b)に示すような標準
時刻電波信号S1のベースバンド信号に変換されてマイ
クロコンピュータ206に入力されるとともに、PLL
回路207に入力される。
【0071】PLL回路207では、位相比較器207
1で標準時刻信号とVCO2073の出力信号との位相
が比較され、VCO2073の発振信号S207の位相
が標準時刻信号の位相に追従(ロック)するように制御
され、VCO2073から位相が受信した標準時刻電波
S1に同期し、かつ標準時刻電波S1の周波数60kH
zの発振信号S207が出力される。この発振信号S2
07は、選択回路209を介して周波数変換回路208
に入力される。周波数変換回路208では、周波数60
kHzの発振信号S207が2/3分周されて、周波数
40kHzに周波数変換されて、アナログスイッチ21
0に出力される。
【0072】マイクロコンピュータ206では、上述し
た40kHzの場合と同様の動作が行われる。すなわ
ち、積分回路205によるベースバンド信号を受けて、
JG2ASの時刻コードをデコードし、時・分・00秒
などの時刻データが得られ、内部時計が修正される。そ
して、あらかじめ決められた送信時刻(たとえば午前2
時38分)帯には、内部時計が計時している時刻に基づ
いて、送信すべき時刻データが作成される。そして、こ
の時刻データがJG2ASベースバンド信号と同一フォ
ーマットでアナログスイッチ210の制御端子に、ゲー
トパルスS206として出力される。これにより、図5
(b)に示すような時刻電波信号S2が生成されて、送
信アンテナ212から電波修正時計3に送信される。
【0073】電波修正時計3では、制御回路34におい
て、キー局1からの標準時刻電波信号S1を毎正時に受
信可能なように毎正時を含む前後1分の間、時刻電波信
号受信系31に図示しない電源による駆動電力を供給さ
せる。これにより、時刻電波信号受信系31の受信アン
テナ31aで受信されたキー局からの時刻コード信号を
含む長波(たとえば40kHz)が長波受信回路31b
で所定の信号処理を受けて、パルス信号S31として制
御回路34に出力される。
【0074】制御回路34では、受信した電波信号がデ
コードされ、デコードの結果、正常受信であると判別し
た場合には、発振回路33による基本クロックに基づい
て各種カウンタのカウント制御並びに第1および第2の
反射型光センサ300,900による検出信号DT1
DT2 の入力レベルに応じて、制御信号CTL1,CTL
2 がバッファ37を介して秒針用のステッピングモータ
210および時分針用のステッピングモータ410に出
力されて回転制御を行うことにより時刻修正制御が行わ
れる。そして、標準時刻電波を正常の受信したことを示
す標準電波正常受信フラグがセットされる。
【0075】標準時刻電波信号S1の受信時刻ではな
く、また、正常受信ではないと判別した場合、または標
準電波正常受信フラグをセットした場合には、時刻信号
中継装置2からの電波信号S2の受信時刻であるか否か
の判別が行われる。ここで、時刻電波信号S2の受信時
刻であると判別した場合であって、標準電波正常受信フ
ラグがセットされていると、午前2時38分を含む前後
1分の間に、標準電波受信系31への図示しない電源に
よる駆動電力の供給は行われず、標準電波正常受信フラ
グがリセットされて通常処理に移行する。
【0076】一方、標準電波正常受信フラグがセットさ
れていない場合には、時刻信号中継装置2からの電波信
号S2を受信可能なように午前2時38分を含む前後1
分の間、標準電波受信系31に図示しない電源による駆
動電力を供給される。この場合、時刻信号中継装置2か
ら送信された時刻電波信号の受信が行われる。このと
き、正常受信である場合には、発振回路33による基本
クロックに基づいて各種カウンタのカウント制御並びに
第1および第2の反射型光センサ300,900による
検出信号DT1 ,DT2 の入力レベルに応じて、制御信
号CTL 1,CTL2 がバッファ37を介して秒針用のス
テッピングモータ210および時分針用のステッピング
モータ410に出力されて回転制御を行うことにより時
刻修正制御が行われる。
【0077】一方、正常受信でない場合には、時刻信号
中継装置2の設置位置が不適当であるとして、制御信号
CTL1,CTL2 を出力せずに、たとえばドライブ信号
DR 1 がドライブ回路35に出力されて、発光素子36
が発光されて、ユーザに報知される。
【0078】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、複数の共振周波数を設定可能で、設定された共振周
波数をもって標準時刻電波信号S1を受信するアンテナ
部201と、アンテナ部201で受信された標準時刻電
波信号に同期して、受信した標準時刻電波信号の周波数
を有する信号S207を出力するPLL回路207と、
PLL回路207の出力信号の周波数を変換する周波数
変換回路208と、アンテナ部201で受信された標準
時刻電波信号を入力して、受信電波信号が含む時刻コー
ドに応じた時刻に内部時計を修正する受信系回路202
〜206と、送信時に、内部時計に基づいた時刻コード
を含む時刻電波信号を、PLL回路207の出力信号ま
たは周波数変換回路208で周波数変換された信号に基
づいて生成して送信する送信系回路206、210〜2
12と、選択信号SLCに応じて、送信系回路のアナロ
グスイッチ210にPLL回路207の出力信号または
周波数変換回路208で周波数変換された信号を入力さ
せる選択回路209とを設けたので、変調周波数の異な
る標準時刻電波を選択的に中継可能となる。その結果、
電波修正時計側の変更を伴うことなく、複数の標準時刻
電波に基づいて時刻修正を行うことができ、ひいてはコ
スト削減でき、実用的な時刻修正システムを実現できる
利点がある。
【0079】なお、本実施形態では、周波数変換回路を
一つ設けた例を説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、たとえばさらに異なる分周比を持つ周波
数変換回路を設けて、仕様に応じて切り替えて使用する
ように構成する等、種々の態様が可能であることはいう
までもない。
【0080】また、制御回路34は、通常修正モード時
においても、時刻化ができるか否かを判別し、できる場
合に指針位置の修正を行い、できない場合にはその旨を
発光素子36を点灯させて報知するので、電波の受信状
態を稼働時ならばいつでも認識できる利点がある。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変調周波数の異なる標準時刻電波を選択的に中継可能と
なる。その結果、電波修正時計側の変更を伴うことな
く、複数の標準時刻電波に基づいて時刻修正を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時刻信号中継装置を適用した時刻
修正システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る時刻信号中継装置を適用した時刻
修正システムの要部波形を示す図である。
【図3】標準時刻電波信号(JG2AS)S1の時刻コ
ードの一例を示している。
【図4】本発明に係る時刻信号中継装置におけるマイク
ロコンピュータの処理の概要を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】本発明に係る標準時刻電波信号および中継電波
の具体的な形態例を示す図である。
【図6】本発明に係る電波修正時計の信号処理系回路の
一実施形態を示すブロック構成図である。
【図7】本発明に係る電波修正時計の指針位置検出装置
の一実施形態の全体構成を示す断面図である。
【図8】本発明に係る電波修正時計の指針位置検出装置
の要部の平面図である。
【図9】本発明に係る時針車の透孔の形成パターン例を
示す図である。
【図10】本発明に係る回転検出板の光反射面の形成パ
ターン例を示す図である。
【符号の説明】
1…電波発信基地(キー局) 2…時刻信号中継装置 201…受信アンテナ部 202…受信用RFアンプ 203…検波回路 204…整流回路 205…積分回路 206…マイクロコンピュータ 207…PLL回路 208…周波数変換回路 209…選択回路 210…アナログスイッチ 211…送信用RFアンプ 212…送信アンテナ 3…電波修正時計 30…信号処理系回路 31…時刻電波信号受信系 32…リセットスイッチ 33…発振回路 34…制御回路 35…ドライブ回路 36…報知手段としての発光素子 37…バッファ回路 38…ドライブ回路 100…時計本体 110…下板 120…中板 130…上板 200…秒針駆動系 210…第1のステッピングモータ 220…第2の5番車 220a…透孔 230…秒針車 230b…光反射面 300…第1の反射型光センサ 400…分針駆動系 410…第2のステッピングモータ 420…第2の5番車 430…3番車 440…分針車 440a…分針パイプ 500…時針車 500d…透孔 600…日の裏車(中間車) 700…手動修正軸 800…回転検出板 800a…光反射面 900…第2の反射型光センサ VCC…電源電圧 C1 〜C3 …キャパシタ R1 〜R8 …抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田野口 昌弘 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 根本 健一 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 高田 顕斉 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 藤田 憲二 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 佐瀬 正弘 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 Fターム(参考) 2F002 AA00 AB01 AD00 AD07 AF01 AF02 CB02 CB06 EA02 EE00 FA19 GA06 2F082 AA00 CC01 CC02 DD09 EE01 GG02 2F083 AA00 CC01 CC08 JJ01 JJ07 JJ10 JJ12 JJ13 JJ14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準時刻電波信号を受けて時刻修正を行
    う電波修正時計用に、時刻コードを含む電波信号を中継
    する時刻信号中継装置であって、 複数の共振周波数を設定可能で、設定された共振周波数
    をもって上記標準時刻電波信号を受信するアンテナ部
    と、 上記アンテナ部で受信された標準時刻電波信号に同期し
    て、受信した標準時刻電波信号の周波数を有する信号を
    出力する発振回路と、 上記発振回路の出力信号の周波数を変換する少なくとも
    一つの周波数変換回路と、 上記アンテナ部で受信された標準時刻電波信号を入力し
    て、受信電波信号が含む時刻コードに応じた時刻に内部
    時計を修正する受信系回路と、 送信時に、上記内部時計に基づいた時刻コードを含む時
    刻電波信号を、上記発振回路の出力信号または上記周波
    数変換回路で周波数変換された信号に基づいて生成して
    送信する送信系回路と、 選択信号に応じて、上記送信系回路に上記発振回路の出
    力信号または上記周波数変換回路で周波数変換された信
    号を入力させる選択回路とを有する時刻信号中継装置。
  2. 【請求項2】 上記送信系回路は、上記標準時刻電波信
    号の振幅変調形態と異なる形態で変調して上記時刻電波
    信号を送信する請求項1記載の時刻信号中継装置。
  3. 【請求項3】 受信周波数が固定されており、標準時刻
    電波信号または標準時刻電波信号を中継して得られた電
    波信号を受信して、受信信号が含む時刻コードに応じた
    時刻に修正する電波修正時計と、 複数の共振周波数を設定可能で、設定された共振周波数
    をもって上記標準時刻電波信号を受信するアンテナ部
    と、上記アンテナ部で受信された標準時刻電波信号に同
    期して、受信した標準時刻電波信号の周波数を有する信
    号を出力する発振回路と、上記発振回路の出力信号の周
    波数を変換する少なくとも一つの周波数変換回路と、上
    記アンテナ部で受信された標準時刻電波信号を入力し
    て、受信電波信号が含む時刻コードに応じた時刻に内部
    時計を修正する受信系回路と、送信時に、上記内部時計
    に基づいた時刻コードを含む時刻電波信号を、上記発振
    回路の出力信号または上記周波数変換回路で周波数変換
    された信号に基づいて生成して送信する送信系回路と、
    選択信号に応じて、上記送信系回路に上記発振回路の出
    力信号または上記周波数変換回路で周波数変換された信
    号のうち、上記電波修正時計の受信周波数に対応する信
    号を入力させる選択回路とを備えた時刻信号中継装置と
    を有する時刻修正システム。
  4. 【請求項4】 上記送信系回路は、上記標準時刻電波信
    号の振幅変調形態と異なる形態で変調して上記時刻電波
    信号を送信する請求項3記載の時刻修正システム。
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