JP4376717B2 - 電波修正時計 - Google Patents
電波修正時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4376717B2 JP4376717B2 JP2004217555A JP2004217555A JP4376717B2 JP 4376717 B2 JP4376717 B2 JP 4376717B2 JP 2004217555 A JP2004217555 A JP 2004217555A JP 2004217555 A JP2004217555 A JP 2004217555A JP 4376717 B2 JP4376717 B2 JP 4376717B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- radio wave
- frequency
- time
- broadcast radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 title claims description 28
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 29
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 10
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 85
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 21
- 230000008569 process Effects 0.000 description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 17
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 6
- 102100031699 Choline transporter-like protein 1 Human genes 0.000 description 5
- 101000940912 Homo sapiens Choline transporter-like protein 1 Proteins 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 102100035954 Choline transporter-like protein 2 Human genes 0.000 description 4
- 101000948115 Homo sapiens Choline transporter-like protein 2 Proteins 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 102100032533 ADP/ATP translocase 1 Human genes 0.000 description 3
- 101000768061 Escherichia phage P1 Antirepressor protein 1 Proteins 0.000 description 3
- 101000796932 Homo sapiens ADP/ATP translocase 1 Proteins 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 102100026396 ADP/ATP translocase 2 Human genes 0.000 description 2
- 101000718417 Homo sapiens ADP/ATP translocase 2 Proteins 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 206010044048 Tooth missing Diseases 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
一般的な電波修正時計では、例えばユーザが時計購入後に、時報信号を受信可能な放送局を手動で設定するという煩雑な操作が必要であった。
また、時刻修正時に受信可能な放送電波は数局程度であり、予め放送局に対応する全ての放送電波の周波数を記憶可能な記憶容量のメモリを設けるのは無駄が多い。
本実施形態では放送電波として、時報信号を含むAMラジオ放送電波を用いる。AMラジオ放送に含まれる時報信号を採用する利点は、何点かある。
1.全国に複数の送信局が設置されている。
2.AMラジオ放送電波の送信出力は、標準電波送信局の送信出力よりも大きい。
例えば札幌、東京、大阪、福岡等の都市部近郊には、表1に示すようにAMラジオ放送局が設置されている。札幌市、東京都、大阪府、福岡市等の都市部から50km以内にラジオ放送局が設けられている。
例えば埼玉県南埼玉群菖蒲町から東京NHK第1放送、周波数594kHz、送信出力300kWでAMラジオ放送電波が出力されている。大阪府南河内群美原町丹上から大阪NHK第1放送、周波数666kHz、送信出力100kWでAMラジオ放送電波が出力されている。
多くの家庭電化製品等の電子装置は、この規格を満たすように設計されているために、それらの電子装置から出力されるノイズ強度が小さい。このためにAMラジオ放送の受信環境がよい。
制御回路14は本発明に係る制御手段の一例に相当する。
また、電波受信系11は、例えば放送局から送信される、例えばAMラジオ放送電波、FMラジオ放送電波、テレビジョン放送電波等の放送電波を受信して復調処理を行い信号S1109として制御回路14に出力する。本実施形態では放送電波はAMラジオ放送電波である。
中間周波数フィルタ1105は、本発明に係るフィルタの一例に相当する。中心周波数切換回路1106は、本発明に係る切換手段の一例に相当する。
長波受信回路1110は、本発明に係る初期時刻情報入力手段の一例に相当する。
周波数制御回路1104は、例えば図5に示すように、基準周波数発生回路401、第1分周回路402、第2分周回路403、位相比較器404、および制御電圧発生回路405を有する。
局部発振回路1103は、周波数制御回路1104から出力された信号S1104に応じた周波数で発振して、所定の周波数の信号S1103a,S1103bを出力する。
一方、上述したように本実施形態に係るPLLループが形成された構成では、温度変化や電池の消耗による電圧変動等があった場合でも、局部発振回路1103が発振する信号S1103aの周波数の変動を低減することができる。
中間周波数フィルタ1105は、周波数変換回路1102から出力された中間周波信号S1102から、制御回路14の制御により、搬送波に対応する第1の周波数成分、または時報信号に対応する第2の周波数成分を抽出する。
例えば、ラジオ放送局から送信されるAMラジオ放送電波には、毎正時(00分00秒)付近に図6に示すような時報信号が含まれている。詳細には例えば57秒,58,59秒に周波数440Hzのパルス信号pがAM変調され、毎正時(00分00秒)には予め設定された周波数、例えば880Hzの正時信号(減衰信号)dがAM変調されている。例えばパルス信号pおよび減衰信号dの立ち上がり時間T57,T58,T59,T00それぞれが、秒同期している。
詳細には、例えば図7に示すように、周波数特性ft1の中間周波数フィルタは、例えば中心周波数f0 に極大値を有し、周波数が中心周波数f0 からの差が大きくなるほど急激にフィルタ係数が減少する。
中間周波数フィルタ1105は、例えば図7に示すように、セラミックフィルタY、キャパシタCa、キャパシタCb、およびスイッチSWにより構成されている。
キャパシタCaの他端は、ノードnd2を介して中心周波数切換回路1106に接続されている。
本実施形態では、中心周波数切換回路1106は、例えばスイッチSWおよびキャパシタCbに相当する。
中間周波数フィルタ1105は、直列接続されたセラミックフィルタYとキャパシタCaにより、例えば図7に示すような周波数特性ft1となる。
中間周波数フィルタ1105は、直列接続されたセラミックフィルタYとキャパシタCaのノードnd1,nd2間にキャパシタCbが接続されて、例えば図7に示すような周波数特性ft2となる。
例えば信号Sagcは、中間周波増幅回路1107が、信号S1105を設定された大きさとなるように増幅する際のAGC制御電圧に基づいて搬送波レベル検出信号Sagcを生成する。つまり信号Sagcは自動利得制御回路による増幅の度合いを示す。
検波回路1108は、例えば信号S1107をAM検波やFM検波を行い信号S1109として時報検出回路1109に出力する。例えば検波回路1108のAM検波は一般的に用いられる検波方式、例えば2乗検波、包絡線検波等により検波を行う。
時報検出回路1109は、例えば、時報信号の立ち上がりエッジを検出して、検出結果を信号S1109として制御回路14に出力する。
標準時刻電波信号は、例えば、少なくとも標準時刻の秒毎にパルスのレベルが切り換わるように変調されている。また、標準時刻電波信号は、標準時刻のうち分情報、時情報、日情報、うるう秒情報、またはサマータイム情報のいずれかに応じて規定された信号を基に変調されている。
図9は、標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。図9(a)は毎時15,45分以外のフォーマット、図9(b)は、毎時15分,45分のフォーマットを示す。
送信情報は、分・時・1月1日からの積算日となっている。
時刻データの送信は、1bit/秒で1分間を1フレームとしており、このフレーム内に前述した分・時・1月1日からの積算日の情報がBCDコードで提供されている。また送信されるデータは、0・1の他にPコードというマーカーが含まれており、このPコードは、1フレームに数カ所あり、正分(0秒)、9秒、19秒、29秒、39秒、49秒、59秒に現れる。このPコードが続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、0秒の時だけで、この続けて現れる位置が正分位置となる。つまり分・時データ等の時刻データはこの正分位置を基準としてフレーム中の位置が決まっているためこの正分位置の検出を行わないと時刻データを取り出すことはできない。
内部時計1401は、例えば年情報カウンタ、月情報カウンタ、日情報カウンタ、曜情報カウンタ、時情報を計時する時カウンタ、分情報を計時する分カウンタ、および秒情報を計時する秒カウンタ等を含む。
また、制御回路14は、時刻修正時には、内部時計1401による時刻情報を基に表示部20の表示時刻を修正する。
こうすることで、時報信号を含む放送電波を、より高速に特定することができる。
詳細には、制御回路14は、受信タイミング制御として、例えば内部時計1401が計時する時刻情報を基に毎正時を含む所定時間、例えば毎正時の数10秒前からAMラジオ放送電波を受信させる。
一般的に、水晶発振子による発振信号による内部時計1401の精度は、月差数10秒の精度なので、上述したようにラジオ放送電波の受信を開始すれば確実に時報信号を受信することができる。
制御回路14は、指針の位置検出処理は、時分針車および秒針車の位相合わせ処理、秒針の原点検索処理、時分針の原点検索処理を行い、各指針車の位置を検出した後、所定時刻に指針を設定する。
秒針の原点検索処理は、発光素子142から出力された光が、秒針車に設けられた遮光部および透光部により、受光素子144に受光される、光のオンオフパターンに基づいて原点が検索される。
時分針の原点検索処理は、後述するように、発光素子142から出力された光が、時分針車に設けられた遮光部および透光部により、受光素子144に受光される、光のオンオフパターンに基づいて位置が検索される。
時計本体100は、図3,4に示すように、互いに対向して接続されて輪郭を形成する下ケース111、上ケース112、ならびに、下ケース111および上ケース112で形成される空間内において下ケース111と連結した状態で配置される中板113を有する。
ここで、秒針用ステッピングモータ121は、ステータ121aが中板113に載置して固定され、ロータ121cが中板113と上ケース112とに軸支されており、制御回路14の出力制御信号CTL1に基づいて、その回転方向、回転角度、および回転速度が制御される。
また、これらの透孔123cの内側には、周方向に長尺で回転軸方向に突出する円弧状の付勢ばね123eが、切り欠き孔123fにより画定されている。この円弧状付勢ばね123eは、秒針車123をその回転軸方向に付勢するものである。
ここで、時分針用ステッピングモータ131は、ステータ131aが中板113に載置して固定され、ロータ131cが中板113と上ケース112とに軸支されており、制御回路14の出力制御信号に基づいて、その回転方向、回転角度、および回転速度が制御される。
そして、発光素子142のアノードは一端がpnpトランジスタQ2のコレクタに接続されたドライブ回路18における抵抗素子R4の他端に接続され、カソードは、接地されると共に、受光素子144のエミッタに接続されている。
受光素子144のコレクタは、制御回路14に接続されている。この制御回路14との接続ラインは、検出信号DT1の制御回路14への出力ラインとなっている。
ドライブ回路18のトランジスタQ2のエミッタは電源電圧Vccの供給ラインに接続され、ベースは抵抗素子R3を介してドライブ信号DR2の出力ラインに接続されている。
すなわち、発光素子142は、制御回路14からロウレベルのドライブ信号DR2が出力されたとき発光するようにドライブ回路18に接続されている。
同様に、受光素子144は、下ケース111の外側に開口するように形成された第2配置部としての取付け凹部111c内に配置されており、この取付け凹部111cの底面には、所定径の円形貫通孔111dが開けられている。この円形貫通孔111dは、発光素子142から発せられ、上記透孔を通過してきた光のみをできるだけ通過させて誤検出を防止できるようにするものである。
制御回路14は、指針駆動系を駆動して基準位置検出手段の検出処理に基づいて指針車の基準位置を検出した後、電波受信系11のアンテナANT2および長波受信回路1110で受信した標準時刻電波信号に基づいて内部時計1401の計時時刻を修正し、内部時計1401の計時時刻に基づいて指針車の指針位置を設定する。
図19を参照しながら指針位置検出処理を説明する。
そして、パルス数が9に達してもフォトトランジスタからの検出信号DT1出力がハイレベル(電源電圧Vccレベル)からロウレベルに切り換わらない場合には、時分針用ステッピングモータ131が1ステップ(パルス)駆動され(ST107)、その後再び秒針用ステッピングモータ121がステップ駆動され(ST102)て、秒針車123が回転駆動される。
比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合しない場合は、ステップST108に戻り、再び秒針車123が早送りされる。
比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合しない場合は、ステップST111の処理に戻り、再び分針車134が早送りされる。
すなわち、分針車134によるフォトトランジスタの出力パターンは、図20(a)に示すように、遮光部が作用するオフの幅として、2つの幅狭のB部と1つの幅広のA部とが交互に現れるようなパターンとなり、また、時針車136によるフォトトランジスタの出力パターンは、図20(b)に示すように、遮光部が作用するオフの幅が3種類のD部、E部、C部が所定間隔をおいて交互に現れるようなパターンとなり、両者を合成した出力パターンは、図20(c)に示すように、D部,B部およびA部が組み合わされたパターンと、E部,B部およびA部が組み合わされたパターンと、C部,B部およびA部が組み合わされたパターンの3種類が所定の間隔をおいて現れるパターンとなる。
なお、図20に示すパターンのうちオンとなるパターンの部分は、実際には3番車133の遮光部によりオフとなる部分があるので、歯抜け状のパターンとなっている。
これにより、ドライブ回路18のトランジスタQ2がオフし、発光ダイオードの発光が停止され(ST114)、時刻修正動作を終了する。
例えばユーザが外部電源201を投入すると、制御回路14は、位相合わせ処理、秒針原点検索処理、分針原点検索処理、および時刻合わせ処理を行う。出荷位置TSとして10時30分に設定した場合、図20に示したように、出荷位置TSから秒針車および時分針車を駆動させて検出光を貫通させた後、時分針を止めて秒針原点検索を行う。その後時分針車を回転させて、光センサ部140でC部を検出することで、略12時の位置であることを検出し、B部およびA部を検出した時点で停止させることにより、時分針が所定の基準位置12時00分に設定される。
例えば、制御回路14は、電波受信系11の受信周波数を制御して、設定時刻に電波受信系11で受信可能な時報信号を含む放送電波を特定し、設定時刻になると、特定した放送電波を受信可能に電波受信系11の受信周波数を制御して、電波受信系11で受信した放送電波に含まれる時報信号に応じて内部時計1401による時刻情報を修正する。
以下、図22を参照しながら、ステップST204による、時報信号を含む放送電波を特定する処理の動作の一具体例を説明する。
詳細には、制御回路14は、まず、受信可能な放送電波を特定する場合には、中間周波数フィルタ1105に、周波数変換後の搬送波の中間周波数に対応する周波数成分を抽出させる制御信号CTL142を出力する。
この際、中間周波数フィルタ1105は、例えば図7に示すように、中間周波数f0 に極大値を有する周波数特性ft1となる。
周波数制御回路1104は、その制御信号CTL141を受けて、局部発振回路1103の発振周波数を制御する電圧を設定し、それに相当する信号S1104を局部発振回路1103に出力する。
局部発振回路1103は、その信号S1104に応じた周波数の信号S1103aを周波数変換回路1102に出力する。制御回路14は、上述したように電波受信系11の受信周波数を制御する。
周波数変換回路1102は、信号S1101を、局部発振回路1103からの信号S1103aに基づいて周波数変換を行い、中間周波信号S1102として中間周波数フィルタ1105に出力する。
中間周波増幅回路1107は、中間周波数フィルタ1105からの信号S1105のレベルを設定された大きさとなるように増幅する。
詳細には、制御回路14は、放送電波帯内の全周波数をスキャンして、AGC制御電圧と、周波数制御回路1104による制御電圧を示す信号S1104とを対応付けてメモリ1402に記憶する。
また、制御回路14は、そのスキャン結果に基づいて、例えば放送電波の受信強度が設定レベル以上の放送電波を特定する。詳細には、制御回路14は、搬送波レベル検出信号Sagcが設定レベル以上の放送電波を特定する。
この際、中間周波数フィルタ1105は、時報信号に対応する周波数成分を抽出するように、例えば図7に示すような周波数特性ft2となる。
周波数制御回路1104は、その制御信号CTL141を受けて、局部発振回路1103の発振周波数を制御する電圧を設定し、それに相当する信号S1104を局部発振回路1103に出力する。
局部発振回路1103は、その信号S1104に応じた周波数の信号S1103aを周波数変換回路1102に出力する。制御回路14は、上述したように電波受信系11の受信周波数を制御する。
周波数変換回路1102は、信号S1101を、局部発振回路1103からの信号S1103aに基づいて周波数変換を行い、中間周波信号S1102として中間周波数フィルタ1105に出力する。
中間周波増幅回路1107は、中間周波数フィルタ1105からの信号S1105のレベルを設定された大きさとなるように増幅し、信号S1107として検波回路1108に出力する。
詳細には、上述したように、同調回路1101、周波数変換回路1102、中間周波数フィルタ1105、中間周波増幅回路1107を介して出力された信号S1107は、検波回路1108により検波処理が施されて信号S1108として時報検出回路1109に出力される。
制御回路14は、その信号S1109に基づいて、内部時計による時刻情報を修正し(ST407,408)、図21に示すステップST205の処理に進む。
一方、制御回路14は、時報信号を検出できないと判別した場合には、例えば、上述した周波数スキャンの結果をリセットして、ステップST401の処理に戻る。
制御回路14は、例えば設定時刻でないと判別した場合には、表示部20による表示時刻を進める。例えば制御回路14は秒針駆動系120および時分針駆動系130を駆動させて指針による表示時刻を進め、ステップST205の処理に戻る。
制御回路14は、受信タイミング制御として、例えば内部時計1401が計時する時刻情報を基に毎正時を含む所定時間、例えば毎正時の数10秒前から放送電波を受信させる制御信号を電波受信系11に出力する。
通常、水晶時計は月差数10秒の精度なので、上述したようにラジオ放送電波の受信を開始すれば確実に時報信号を受信することができる。
本実施系形態では、表示部20として指針によるアナログ式の時刻表示を行ったがこの形態に限られるものではない。例えば液晶表示装置等のデジタル式の時刻表示を行う表示部を設けてもよい。
また、電波受信系11が受信する放送局は、上述した形態に限られるものではない。
Claims (3)
- 内部時計と、
初期時に標準時刻電波信号を受信して内部時計による時刻情報を修正する初期時刻情報入力手段と、
設定された受信周波数で放送電波を受信し、前記放送電波を中間周波信号に変換する周波数変換手段から出力された前記中間周波信号から、前記放送電波の搬送波に対応する第1の周波数成分、または時報信号に対応する第2の周波数成分を抽出するフィルタとを含む放送電波受信手段と、
前記放送電波受信手段の受信周波数を制御して、前記放送電波受信手段で受信可能な放送電波を特定する場合には、前記フィルタに前記第1の周波数成分を抽出させて当該第1の周波数成分に基づいて前記放送電波を特定し、前記放送電波受信手段で受信可能な時報信号を含む放送電波を特定する場合には、前記フィルタに前記第2の周波数成分を抽出させて当該第2の周波数成分に基づいて、前記時報信号を含む放送電波を特定し、設定時刻になると、前記放送電波受信手段で受信した前記放送電波に含まれる前記時報信号に応じて前記内部時計による時刻情報を修正する制御手段と
を有する電波修正時計。 - 前記フィルタは、前記制御手段による制御に応じて、前記第1の周波数成分または前記第2の周波数成分にフィルタ係数の極大値を有する周波数特性を切り換える切換手段を含む
請求項1に記載の電波修正時計。 - 前記放送電波受信手段は、前記フィルタから出力された中間周波信号を設定レベルまで増幅し、前記増幅の度合いを示す信号を出力する自動利得制御手段を含み、
前記制御手段は、前記自動利得制御手段による増幅の度合いを示す信号に基づいて、前記放送電波受信手段で受信可能な時報信号を含む放送電波を特定する
請求項1に記載の電波修正時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004217555A JP4376717B2 (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 電波修正時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004217555A JP4376717B2 (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 電波修正時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006038579A JP2006038579A (ja) | 2006-02-09 |
JP4376717B2 true JP4376717B2 (ja) | 2009-12-02 |
Family
ID=35903733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004217555A Expired - Lifetime JP4376717B2 (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 電波修正時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4376717B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4949452B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2012-06-06 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機、演出制御方法、および演出制御プログラム |
-
2004
- 2004-07-26 JP JP2004217555A patent/JP4376717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006038579A (ja) | 2006-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7027363B2 (en) | Time measurement system and method of controlling the same | |
JP2011208948A (ja) | 電波腕時計 | |
JP4376717B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP4326937B2 (ja) | 自動修正時計 | |
JP4832747B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP3779899B2 (ja) | 自動修正時計 | |
JP3913179B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP4726595B2 (ja) | 時刻信号中継装置および時刻修正システム | |
JP2005098996A (ja) | 電波修正時計 | |
JP4185779B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP4278582B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP3721364B2 (ja) | 指針位置検出装置、および電波修正時計 | |
JP2004354305A (ja) | 電波修正時計 | |
JP4278448B2 (ja) | 置掛電波修正時計のアンテナ装置 | |
JP2005315809A (ja) | 電波修正時計 | |
JP4767067B2 (ja) | 自動修正時計 | |
JP2002311167A (ja) | 電波修正時計 | |
JP2001042064A (ja) | 自動修正時計 | |
JP3645802B2 (ja) | 自動修正時計 | |
JP2005030894A (ja) | 電波修正時計 | |
JP2005233659A (ja) | アラーム時計 | |
JP2001013275A (ja) | 自動修正時計 | |
JP3779898B2 (ja) | 自動修正時計 | |
JP2009031157A (ja) | 電波修正時計 | |
JP3988784B2 (ja) | 無線機能付き腕時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090908 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918 Year of fee payment: 3 |