JP2000239633A - アクリル系感圧接着剤組成物およびそれを用いてなる粘着テープ、シートおよびそのマスカー - Google Patents

アクリル系感圧接着剤組成物およびそれを用いてなる粘着テープ、シートおよびそのマスカー

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JP2000239633A
JP2000239633A JP11076267A JP7626799A JP2000239633A JP 2000239633 A JP2000239633 A JP 2000239633A JP 11076267 A JP11076267 A JP 11076267A JP 7626799 A JP7626799 A JP 7626799A JP 2000239633 A JP2000239633 A JP 2000239633A
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meth
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JP11076267A
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English (en)
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Toshiro Shimada
寿郎 島田
Kazuaki Ohira
和明 大平
Kazuyuki Hirai
和之 平井
Katsuji Oimizu
勝次 生水
Akira Yukimoto
昌 行本
Mitsuru Sato
充 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Kamoi Kakoshi Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Kamoi Kakoshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温での粘着性に優れ、結露面や、ポリオレ
フィンに対しても優れた粘着性を有する感圧接着剤及び
それを用いた粘着テープ、シート、マスカーを提供す
る。 【課題を解決する手段】 アルキル基の炭素の炭素数が
4〜12の(メタ)アクリレートを必須の構成単位とす
る重合体(A)と、アルキル基の炭素数が4〜12の
(メタ)アクリレート(b1)50〜99.9重量%、
N−アルキロール基および/またはN−アルコキシアル
キル基を有する重合性単量体(b2)0.1〜50重量
%を必須の構成単位としてなる共重合体(B)とからな
り、重合体(A)と共重合体(B)の重量比(A):
(B)が、(20〜99.9):(80〜0.1)であ
ることを特徴とするアクリル系感圧接着剤組成物を、粘
着テープ、シートならびにマスカーに適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクリル系感圧接
着剤組成物よび該感圧接着剤組成物の層を有する粘着テ
ープ、シートおよび該粘着テープを使用したマスカーに
関するものである。さらに詳しくは、シーリングマスキ
ング用、塗装マスキング用、養生用粘着テープまたはシ
ート、マスカー及びこれらに用いられるアクリル系感圧
接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場では、内外装とシーリング材と
を強固に接着させるために使用するプライマー剤の塗布
やシーリング材の充填の際に、目地周辺へのはみ出しや
汚染の防止を目的としたシーリングマスキング用、被塗
装部分の部分的な遮断(マスキング)を目的とした塗装
マスキング用、床、階段、柱などの部材の傷、汚染の防
止を目的とした養生用などで粘着テープまたはシートが
使用されている。上記粘着テープとしては、従来から安
価でありかつ粘接着バランスに富んでいることから天然
ゴム系感圧接着剤が使用されている。一方、アクリル系
感圧接着剤としては、95〜160℃の軟化点を有する
粘着付与樹脂を配合したものが知られている(例えば特
開平10−60400号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天然ゴ
ム系感圧接着剤は、耐候性が悪く、特に養生用のような
長時間の貼り置きを必要とする場合では、剥離時被着体
に感圧接着剤の一部が残留するいわゆる糊残りを発生し
易いという問題点がある。一方、アクリル系感圧接着剤
は一般に耐候性は良好であるものの、ポリオレフィンへ
の接着性に乏しく、更に95〜160℃の軟化点を有す
る粘着付与樹脂を配合したものは、タックに乏しく、例
えば5℃以下のような低温での接着性が乏しい上に、結
露面への接着性に乏しいため特に結露し易いガラス、
石、タイルなどへの貼付けが困難で作業性が極端に悪い
などの問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため鋭意検討した結果、特定組成の二成分
系感圧接着剤の一方または双方を反応させることによ
り、低温での粘着性に優れ、結露面や、ポリオレフィン
に対しても優れた粘着性を有する感圧接着剤を見い出
し、本発明に到達した。すなわち本発明は、アルキル基
の炭素数が4〜12の(メタ)アクリレート(a1)5
0〜100重量%、および必要によりN−アルキロール
基および/またはN−アルコキシアルキル基と反応する
基を有する重合性単量体(a2)0〜20重量%、その
他の重合性単量体(a3)0〜40重量%を構成単位と
してなる重合体(A)と、アルキル基の炭素数が4〜1
2の(メタ)アクリレート(b1)50〜99.9重量
%、N−アルキロール基および/またはN−アルコキシ
アルキル基を有する重合性単量体(b2)0.1〜50
重量%および必要によりその他の重合性単量体(b3)
0〜40重量%を構成単位としてなる共重合体(B)と
からなり、重合体(A)と共重合体(B)の重量比
(A):(B)が、(20〜99.9):(80〜0.
1)であることを特徴とするアクリル系感圧接着剤組成
物を開発し、該感圧接着剤組成物からなる層が、きわめ
て好適に、粘着テープまたはシートならびに該粘着テー
プを使用したマスカーに適用できることを見出した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における重合体(A)を構
成するアルキル基の炭素数4〜12の(メタ)アクリレ
ート(a1)としては、例えば、炭素数4〜12の脂肪
族アルコールからの(メタ)アクリレート[n−ブチル
(メタ)アクリレート、2−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メ
タ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メ
タ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウ
リル(メタ)アクリレートなど]、脂環式アルコールか
らの(メタ)アクリレート[シクロヘキシル(メタ)ア
クリレートなど]、芳香族アルコールからの(メタ)ア
クリレート[ベンジル(メタ)アクリレートなど]およ
びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのう
ち、特に好ましいものはn−ブチルアクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレートおよびこれらの混合物であ
る。
【0006】N−アルキロール基および/またはN−ア
ルコキシアルキル基と反応する基を有する重合性単量体
(a2)としては、ヒドロキシル基を有する重合性単量
体[2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレートなど]、カルボキシル
基を有する重合性単量体[(メタ)アクリル酸、クロト
ン酸などの1塩基酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル
酸などの二塩基酸もしくはその酸無水物、これらの二塩
基酸のモノアルキルエステルなど]、エポキシ基を有す
る重合性単量体[グリシジル(メタ)アクリレートな
ど]、スルホン酸基を有する重合性単量体[スルホプロ
ピルアクリレート、スチレンスルホン酸など]、リン酸
基を有する重合性単量体[2−ヒドロキシエチルアクリ
レートのリン酸エステルなど]などおよびこれらのうち
2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましい
ものはヒドロキシル基を有する重合性単量体およびカル
ボキシル基を有する重合性単量体であり、特に好ましい
ものは2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートおよ
びアクリル酸である。
【0007】(a1)および(a2)と共に必要により
用いられるその他の重合性単量体(a3)としては、反
応性の官能基を有する重合性単量体(a3−1)および
反応性の官能基を有しない重合性単量体(a3−2)が
挙げられる。該(a3−1)としては、アミド基を有す
る重合性単量体[(メタ)アクリルアミドなど]、アミ
ノ基を有する重合性単量体[N,N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレートなど]などが挙げられる。
【0008】また、上記(a3−2)としては、例えば
アルキル基の炭素数が1〜3のアルコールの(メタ)ア
クリル酸エステル[メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリ
レートなど]、アルキル基の炭素数が13〜18のアル
コールの(メタ)アクリル酸エステル[トリデシル(メ
タ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレート、
セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アク
リレートなど]、芳香族系重合性単量体[スチレン、ビ
ニルトルエンなど]、アリル基を有する重合性単量体
[酢酸アリルなど]、ニトリル基を有する重合性単量体
[(メタ)アクリロニトリル、(メタ)α−クロロアク
リロニトリルなど]、ハロゲン含有のビニルまたはビニ
リデン系重合性単量体[塩化ビニル、塩化ビニリデンな
ど]、ビニルエステル系重合性単量体[酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、バーサテイク酸ビニル
など]、ビニルエーテル系重合性単量体[ビニルエチル
エーテル、ビニルプロピルエーテル、ビニルイソブチル
エーテルなど]などが挙げられる。
【0009】上記のその他の重合性単量体(a3)とし
て例示したもののうち好ましいものは、アミド基を有す
る重合性単量体、アミノ基を有する重合性単量体、アル
キル基の炭素数が1〜3のアルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステル、芳香族系重合性単量体およびビニルエス
テル系重合性単量体であり、とくに好ましいものは(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、エチルアクリレート、ブチルメ
タクリレート、スチレンおよび酢酸ビニルである。上記
(a3)は、2種以上を混合して使用することができ
る。
【0010】重合体(A)を構成する(a1)の量は通
常50〜100重量%、好ましくは60〜99.5重量
%、特に好ましくは70〜99重量%である。(a1)
の量が50重量%未満では、タックおよび粘着力が低下
する。
【0011】(a2)の量は通常0〜20重量%、好ま
しくは1〜10重量%、特に好ましくは2〜6重量%で
ある。(a2)の量が20重量%を越えると常温でのタ
ックおよび粘着力が低下する。
【0012】(a3)の量は、(a3−1)の場合は通
常0〜5重量%以下、好ましくは0〜2重量%以下であ
り、(a3−2)の場合は通常0〜40重量%以下、好
ましくは0〜30重量%以下である。(a3)の量が上
記範囲を超えると常温でのタックおよび粘着力が低下す
る。
【0013】本発明における共重合体(B)を構成する
アルキル基の炭素数4〜12の(メタ)アクリレート
(b1)としては、重合体(A)における(a1)と同
様のものが挙げられる。これらのうち、特に好ましいも
のはn−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレートおよびこれらの混合物である。
【0014】N−アルキロール基および/またはN−ア
ルコキシアルキル基を有する重合性単量体(b2)とし
ては、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−エ
チロール(メタ)アクリルアミド、これらの単量体のア
ルキロール基が炭素数1〜6のアルコールと脱水縮合し
たエーテル化物などが挙げられる。これらのうち好まし
いものはN−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−
メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシ
エチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロポキシメ
チル(メタ)アクリルアミドおよびN−ブトキシエチル
(メタ)アクリルアミドであり、特に好ましいものはN
−メチロールアクリルアミドおよびN−メトキシメチル
アクリルアミドである。
【0015】(b1)および(b2)と共に必要により
用いられるその他の重合性単量体(b3)としては、反
応性の官能基を有する重合性単量体(b3−1)および
反応性の官能基を有しない重合性単量体(b3−2)が
挙げられる。該(b3−1)としては、例えばカルボン
酸(塩)基を有する重合性単量体[(メタ)アクリル
酸、イタコン酸、無水マレイン酸など]、および重合体
(A)における(a3−1)と同様のものが挙げられ
る。
【0016】また、上記(b3−2)としては、重合体
(A)における(a3−2)と同様のものが挙げられ
る。
【0017】上記のその他の重合性単量体(b3)とし
て例示したもののうち好ましいものは、(b3−1)の
うちではヒドロキシル基を有する重合性単量体であり、
特に好ましいものは2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートである。また、(b3−2)のうちではアルキ
ル基の炭素数が1〜3のアルコールの(メタ)アクリル
酸エステル、芳香族系重合性単量体およびビニルエステ
ル系重合性単量体であり、とくに好ましいものはエチル
アクリレート、ブチルメタクリレート、スチレンおよび
酢酸ビニルである。上記(b3)は、2種以上を混合し
て使用することができる。
【0018】共重合体(B)を構成する(b1)の量は
通常50〜99.9重量%、好ましくは60〜99.5
重量%、特に好ましくは70〜99重量%である。(b
1)の量が50重量%未満では、タックおよび粘着力が
低下し、99.9重量%を越えると凝集力が低下して感
圧接着剤としての機能を果たさなくなる。
【0019】(b2)の量は通常0.1〜50重量%、
好ましくは0.5〜40重量%、特に好ましくは1〜2
0重量%である。(b2)の量が0.1重量%未満では
凝集力が低下し、20重量%を越えると常温でのタック
および粘着力が低下する。
【0020】(b3)の量は、(b3−1)の場合は通
常20重量%以下、好ましくは10重量%以下であり、
(b3−2)の場合は通常40重量%以下、好ましくは
30重量%以下である。(b3)の量が上記範囲を超え
ると常温でのタックおよび粘着力が低下する。
【0021】本発明における重合体(A)と共重合体
(B)の重量比(A):(B)は、通常(20〜99.
9):(80〜0.1)、好ましくは(25〜99):
(75〜99)、更に好ましくは(30〜95):(7
0〜5)である。重合体(A)の比率が99.9を超え
ると凝集力が低下して、再剥離時に糊残りが発生するな
どの問題が生じ、20未満では常温、低温(0℃)での
タックおよび粘着力が低下する。
【0022】本発明における重合体(A)および共重合
体(B)の分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(GPC)法による重量平均分子量(ポリスチ
レン換算)で通常10,000〜1,000,000、
好ましくは50,000〜1,000,000、特に好
ましくは200,000〜1,000,000である。
【0023】本発明においては、重合体(A)と共重合
体(B)からなる組成物を必要に応じて酸性触媒(C)
を用いて架橋反応させても良い。該酸性触媒(C)とし
ては、酸性リン酸基を有する化合物、スルホン酸基を有
する化合物が挙げられる。酸性リン酸基を有する化合物
としてはアルキル基の炭素数が1〜12のアルコールの
リン酸モノ(ジ)エステル、リン酸とエチレングリコー
ルとのモノ(ジ)エステル化物などが挙げられる。スル
ホン酸基を有する化合物としては、p−トルエンスルホ
ン酸、4−スルホイソフタル酸などが挙げられる。これ
らのうち、好ましいものは、アルキル基の炭素数が1〜
6のアルコールのリン酸モノ(ジ)エステル、リン酸と
エチレングリコールとのモノ(ジ)エステル化物、p−
トルエンスルホン酸、4−スルホイソフタル酸であり、
特に好ましいのはアルキル基の炭素数が2〜4のアルコ
ールのリン酸モノ(ジ)エステル、リン酸およびエチレ
ングリコールとのモノ(ジ)エステル化物である。
【0024】上記酸性触媒(C)の添加量は、共重合体
(A)と共重合体(B)との合計に対し、通常0.00
1〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%である。
(C)の量が0.001%未満では架橋反応の促進効果
がなく、5重量%を超えると触媒の浸みだしなどにより
被着体が汚染するなどの問題が起こる。
【0025】(a1)および必要により(a2)(a
3)からなる重合体(A)の製造、および(b1)、
(b2)および必要により(b3)からなる共重合体
(B)の製造は、公知の重合方法(塊重合、溶液重合、
乳化重合、懸濁重合など)により、公知の重合開始剤
(アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニ
トリルなどのアゾ系重合開始剤;ベンゾイルパーオキサ
イド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ラウリルパーオ
キサイドなどのパーオキサイド系重合開始剤など)を使
用して行なうことができる。また、重合反応における系
内温度は通常−5〜150℃、好ましくは30〜120
℃、反応時間は通常0.1〜50時間、好ましくは2〜
24時間であり、未反応単量体の量が使用した単量体全
量の通常5重量%以下、好ましくは1重量%以下となる
まで重合する。
【0026】本発明のアクリル系感圧接着剤組成物に
は、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、粘
着性付与樹脂、可塑剤、充填剤、顔料、老化防止剤、紫
外線防止剤など、公知の各種添加剤を含有させることが
できる。
【0027】粘着性付与樹脂としては、例えば、テルペ
ン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、フェノール系樹
脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂、ロジン系樹脂、
変性ロジン系樹脂、脂肪族合成石油系樹脂、芳香族合成
石油系樹脂、脂環族合成石油系樹脂、クマロン−インデ
ン樹脂、キシレン樹脂、スチレン系樹脂、ジシクロペン
タジエン樹脂、およびこれらの中で、水素添加可能な不
飽和の二重結合を有するものは、その水素添加品などが
挙げられる。これら粘着性付与樹脂は1種用いてもよい
し、また2種以上組み合わせて用いてもよい。粘着性付
与樹脂を配合する場合、その配合量は、本発明の感圧接
着剤(ベースポリマー)100重量部に対して、通常5
〜100重量部の範囲で選択される。
【0028】可塑剤としては、例えばプロセスオイル、
液状ポリブタジエン、液状ポリイソブチレン、液状ポリ
イソプレン、液状テルペン系樹脂、液状テルペンフェノ
ール系樹脂、液状ロジン系樹脂、液状石油系樹脂、液状
クマロン−インデン樹脂、液状キシレン樹脂、液状スチ
レン樹脂、流動パラフィン、塩化パラフィン、パラフィ
ンワックス、エチレンとα−オレフィンのコオリゴマ
ー、フタル酸エステル誘導体、イソフタル酸誘導体、テ
トラヒドロフタル酸誘導体、アジピン酸誘導体、アゼラ
イン酸誘導体、セバシン酸誘導体、ドデカン−2−酸誘
導体、マレイン酸誘導体、フマル酸誘導体、トリメリッ
ト酸誘導体、クエン酸誘導体、イタコン酸誘導体、オレ
イン酸誘導体、リシノール酸誘導体、ステアリン酸誘導
体、その他脂肪酸誘導体、スルホン酸誘導体、リン酸誘
導体、グルタール酸誘導体、その他のモノエステル系可
塑剤、グリコール誘導体、グリセリン誘導体、パラフィ
ン誘導体、エポキシ誘導体、重合形可塑剤、動植物油脂
系可塑剤、およびこれらの中で、水素添加可能な不飽和
の二重結合を有するものについては、その水素添加品な
どが挙げられる。これら可塑剤は1種用いてもよいし、
また2種以上組み合わせて用いてもよい。可塑剤を配合
する場合、その配合量は、本発明の感圧接着剤100重
量部に対して、通常5〜100重量部の範囲で選択され
る。
【0029】充填剤、顔料としては、例えば炭酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム、亜硫酸カルシウム、二硫化モリ
ブデン、けい酸アルミニウム、けい酸カルシウム、珪藻
土、珪石粉、タルク、シリカ、ゼオライト、アルミナホ
ワイト、グラファイト、酸化チタン、超微粒子酸化チタ
ン、亜鉛華、黒色酸化鉄、雲母状酸化鉄、鉛白、ホワイ
トカーボン、モリブデンホワイト、カーボンブラック、
リサージ、リトポン、バライト、カドミウム赤、カドミ
ウム水銀赤、ベンガラ、モリブデン赤、鉛丹、黄鉛、カ
ドミウム黄、バリウム黄、ストロンチウム黄、チタン
黄、チタンブラック、酸化クロム緑、酸化コバルト、コ
バルト緑、コバルト・クロム緑、群青、紺青、コバルト
青、セルリアン青、マンガン紫、コバルト紫などの無機
系のものや、シェラック、不溶性アゾ顔料、溶性アゾ顔
料、縮合アゾ顔料、フタロシアニンブルー、染色レーキ
などの有機系のものなどが挙げられる。なお、これら充
填剤や顔料は、通常、0.01〜5μm程度の微粒子で
あるのが望ましい。これらは1種用いてもよいし、また
2種以上組み合わせて用いてもよい。充填剤や顔料を配
合する場合、その配合量は、本発明の感圧接着剤100
重量部に対して、通常5〜250重量部の範囲で選択さ
れる。
【0030】老化防止剤としては、特に限定されない
が、例えば、ナフチルアミン系のもの、P−フェニレン
ジアミン系のもの、アミン混合物、その他アミン系のも
の、キノリン系のもの、ヒドロキノン誘導体、モノフェ
ノール系のもの、ビス,トリス,ポリフェノール系のも
の、チオビスフェノール系のもの、ヒンダードフェノー
ル系のもの、亜リン酸エステル系のものなどが挙げられ
る。これら老化防止剤は1種用いてもよいし、また2種
以上組み合わせて用いてもよい。老化防止剤を配合する
場合、その配合量は、本発明の感圧接着剤100重量部
に対して、通常0.1〜5重量部の範囲で選択される。
【0031】紫外線防止剤としては、サリチル酸誘導
体、ベンゾフェノン系のもの、ベンゾトリアゾール系の
もの、シアノアクリレート系のものなどが挙げられる。
サリチル酸誘導体としては、例えばサリチル酸フェニ
ル、サリチル酸−P−オクチルフェニル、サリチル酸−
P−第三ブチルフェニルなどが挙げられる。ベンゾフェ
ノン系のものとしては、2,4−ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ
ベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−
ジメトキシ−5−スルホベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−2’−カルボキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェ
ノン・トリヒドレート、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデ
シロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラ
ヒドロキシベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−
ヒドロキシ−3−メタクリロキシ)プロポキシベンゾフ
ェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベ
ンゾイルフェニル)メタンなどが挙げられる。ベンゾト
リアゾール系のものとしては、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチル−フェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−第三ブチル−フ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−3’−第三ブチル−5’−メチル−フェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−第三ブチル−フェニル)−5−クロロ
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−
n−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−n−第三ブチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ−第三アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,5”,
6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチ
ルフェニル]ベンゾトリアゾール、2,2−メチレンビ
ス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6
−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノー
ル]などが挙げられる。シアノアクリレート系のものと
しては、例えば、2−エチルヘキシル−2−シアノ−
3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シア
ノ−3,3’−ジフェニルアクリレートなどが挙げられ
る。これら紫外線防止剤は1種用いてもよいし、また2
種以上組み合わせて用いてもよい。紫外線防止剤を配合
する場合、その配合量は、本発明の感圧接着剤100重
量部に対して、通常0.1〜5重量部の範囲で選択され
る。
【0032】本発明の感圧接着剤組成物は通常、ロール
状あるいは円筒状の巻回物である基材を巻戻しながら供
給し、その片面に塗工され、感圧接着剤層を内側に巻き
込むように適当な芯材を中にして巻回することによって
粘着テープを作製するが、ロール状あるいはシート状の
剥離紙を台紙として用い、1辺10cm〜1m程度のシ
ートの形状としても良い。
【0033】本発明の感圧接着剤の支持体への塗工方法
としては通常用いられる方法、例えば、グラビアコータ
法、ロールコータ法、リバースコータ法、ドクターブレ
ード法、バーコータ法、コンマコータ法、ファウンテン
ダイコータ法、リップコータ法、ナイフコータ法などが
挙げられる。これらのうち好ましいものはグラビアコー
タ法、コンマコータ法、リップコータ法である。塗工後
は、熱風または(近)赤外線、高周波などのエネルギー
により加熱して溶媒あるいは分散媒の乾燥を行うととも
に、反応を進行させ、さらに室温で3〜7日間程度また
は45℃での加熱下で12〜24時間程度養生を行う。
感圧接着剤の乾燥塗工厚さは、通常5〜250μm、好
ましくは10〜100μmである。
【0034】本発明の粘着テープに用られる支持体とし
ては、例えば、和紙やクレープ紙などの紙の他、ポリエ
ステル、ポリオレフィン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ビニロン、レーヨン、ポリアミド
などの樹脂フィルム、フラットヤーン、布、スポンジ基
材、これらの複合材などが挙げられる。支持体の厚さ
は、紙では通常20〜200μm、好ましくは30〜1
00μm、樹脂フィルムでは通常10〜200μm、好
ましくは20〜70μm、フラットヤーンでは通常50
〜200μm、好ましくは80〜150μm、布では通
常70〜400μm、好ましくは100〜250μmの
範囲で選択される。また支持体の幅は通常5〜1500
mm、好ましくは10〜300mmの範囲で選択され
る。
【0035】本発明の粘着テープは、感圧接着剤層中に
気泡を含有させてもよい。気泡を含有させる方法として
は特に制限はなく、公知の方法、例えばアゾ系、スルホ
ニルヒドラジド系、ニトロソ系、無機系などの、それ自
身が熱分解や化学反応を起こして気体を発生する発泡剤
を含有させる方法、熱発泡性あるい熱膨張性のマイクロ
カプセルを含有させる方法などの化学的方法や、乾燥の
際、溶媒あるいは分散媒を急激に揮発させることにより
生成する気泡をそのまま含有させる方法、塗工前に感圧
接着剤配合液を急激に攪拌することにより機械的に泡を
形成させる方法などの物理的方法が挙げられる。気泡を
含有させることにより柔軟性が向上するとともに、表層
が粗面となることから、低接着でありながら十分なタッ
クを有する、いわゆる接着性と再剥離性のバランスのと
れた粘着テープとなる。
【0036】本発明の粘着テープには支持体の強度を向
上させたり、支持体と感圧接着剤あるいは剥離剤との接
着を十分なものにする目的の他、感圧接着剤あるいは剥
離剤の必要以上の支持体への含浸吸収を防ぐ目的で、含
浸剤を含有させたり、感圧接着剤層側の支持体の片面に
アンダーコート剤の層や感圧接着剤層とは反対側の支持
体の背面に背面処理剤の層を設けてもよい。
【0037】含浸剤としては、例えば天然ゴム、ブチル
ゴム、ブタジエンゴム、イソブチレンゴム、スチレン−
ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレ
ン共重合ゴム、スチレン−イソプレン共重合ゴム、スチ
レン−イソプレン−スチレン共重合ゴム、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタ
ジエン−イソプレン共重合ゴム、メタクリル酸メチルグ
ラフト天然ゴム、スチレングラフト天然ゴム、アクリロ
ニトリルグラフト天然ゴム、合成イソプレンゴム、エチ
レン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合ゴム、
エチレン−アクリル酸エステル共重合ゴム、エチレン−
アクリトニトリル共重合ゴム、ブタジエン−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合ゴム、ポリエーテルウレタンゴ
ム、ポリエステルウレタンゴム、液状イソプレンゴム、
液状ブタジエン、液状スチレン−ブタジエン共重合ゴ
ム、液状アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、液
状オキシプロピレンゴムなどのエラストマーや、セラッ
ク、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、(メタ)アクリル酸共
重合体、(メタ)アクリル酸エステル共重合体などの樹
脂、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステ
ル、(メタ)アクリロニトリル、ヒドロキシ(メタ)ア
クリレート、酢酸ビニル、スチレン、N−アルキロール
基、N−アルコキシアルキル基を有する重合性単量体よ
りなる群から選ばれた少なくとも2種以上の共重合樹
脂、官能基を有するエラストマー(クロロブチルゴム、
ブロモブチルゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒド
リンゴム、塩素化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリ
エチレン、カルボキシル化アクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合ゴム、液状クロロプレンゴム、液状カルボキシ
ル化ポリイソプレンゴム、液状カルボキシル化ポリブタ
ジエン、液状ヒドロキシル化ポリイソプレン、液状ヒド
ロキシル化ポリブタジエンゴム、液状アミノ化ポリブタ
ジエンゴム)などが挙げられる。これらの含浸剤は1種
用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
また、成分中に水素添加可能な不飽和の二重結合を有す
るものについては、その水素添加品も使用可能であると
ともに、硫黄を含む加硫剤、無機加硫剤、樹脂加硫剤な
ど種々の加硫剤の他、オキシム類、ニトロソ化合物、ポ
リアミン、ポリエチレンイミン、有機ペルオキシドなど
の架橋剤を併用して架橋させてもよい。成分中に官能基
を有するものについても、該官能基と反応することがで
きる各種架橋剤、例えば、金属化合物、アミノ化合物、
エポキシ化合物、イソシアネート化合物などを併用する
ことにより架橋させてもよい。含浸剤には、必要に応じ
て本発明の感圧接着剤に使用されるような、充填剤、顔
料、老化防止剤、紫外線防止剤など、公知の各種添加剤
を含有させてもよい。含浸剤の含浸量は、基材重量に対
して通常、乾燥重量で10%〜80%、好ましくは20
%〜60%の範囲で選ばれる。
【0038】アンダーコート剤としては、例えば天然ゴ
ム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソブチレンゴム、
スチレン−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエ
ン−スチレン共重合ゴム、スチレン−イソプレン共重合
ゴム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合ゴム、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニト
リル−ブタジエン−イソプレン共重合ゴム、メタクリル
酸メチルグラフト天然ゴム、スチレングラフト天然ゴ
ム、アクリロニトリルグラフト天然ゴム、合成イソプレ
ンゴム、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−
プロピレン−ジエン共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル
共重合ゴム、エチレン−アクリル酸エステル共重合ゴ
ム、エチレン−アクリトニトリル共重合ゴム、ブタジエ
ン−(メタ)アクリル酸エステル共重合ゴム、ポリエー
テルウレタンゴム、ポリエステルウレタンゴム、液状イ
ソプレンゴム、液状ブタジエン、液状スチレン−ブタジ
エン共重合ゴム、液状アクリロニトリル−ブタジエン共
重合ゴム、液状オキシプロピレンゴムなどのエラストマ
ーや、セラック、ポリビニルアルコール、ポリビニルブ
チラール、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、(メタ)
アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル共重
合体などの樹脂、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリ
ル酸エステル、(メタ)アクリロニトリル、ヒドロキシ
(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、スチレン、N−ア
ルキロール基、N−アルコキシアルキル基を有する重合
性単量体よりなる群から選ばれた少なくとも2種以上の
共重合樹脂、官能基を有するエラストマー(クロロブチ
ルゴム、ブロモブチルゴム、クロロプレンゴム、エピク
ロルヒドリンゴム、塩素化ポリエチレン、クロルスルホ
ン化ポリエチレン、カルボキシル化アクリロニトリル−
ブタジエン共重合ゴム、液状クロロプレンゴム、液状カ
ルボキシル化ポリイソプレンゴム、液状カルボキシル化
ポリブタジエン、液状ヒドロキシル化ポリイソプレン、
液状ヒドロキシル化ポリブタジエンゴム、液状アミノ化
ポリブタジエンゴム)などが挙げられる。これらのアン
ダーコート剤は1種用いてもよいし、2種以上組み合わ
せて用いてもよい。また、成分中に水素添加可能な不飽
和の二重結合を有するものについては、その水素添加品
も使用可能であるとともに、硫黄を含む加硫剤、無機加
硫剤、樹脂加硫剤など種々の加硫剤の他、オキシム類、
ニトロソ化合物、ポリアミン、ポリエチレンイミン、有
機ペルオキシドなどの架橋剤を併用して架橋させてもよ
い。成分中に官能基を有するものについても、該官能基
と反応することができる各種架橋剤、例えば、金属化合
物、アミノ化合物、エポキシ化合物、イソシアネート化
合物などを併用することにより架橋させてもよい。アン
ダーコート剤には、必要に応じて本発明の感圧接着剤に
使用されるような、充填剤、顔料、老化防止剤、紫外線
防止剤など、公知の各種添加剤を含有させてもよい。ア
ンダーコート剤の塗布量は、乾燥重量で通常1〜50g
/m、好ましくは2〜20g/mの範囲で選ばれ
る。
【0039】背面処理剤としては、例えば、ブタジエン
ゴム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸共重合ゴム、ス
チレン−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン
−スチレン共重合ゴム、スチレン−イソプレン共重合ゴ
ム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合ゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合ゴム、エチレン−アクリル酸エ
ステル共重合ゴム、エチレン−アクリロニトリル共重合
ゴムなどのエラストマーや、セラック、ポリビニルアル
コール、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニル、(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体などの樹脂の他、(メタ)ア
クリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アク
リロニトリル、ヒドロキシ(メタ)アクリレート、酢酸
ビニル、スチレン、N−アルキロール基、N−アルコキ
シアルキル基を有する重合性単量体よりなる群から選ば
れた少なくとも2種以上の共重合樹脂などが挙げられ
る。これらの背面処理剤は1種用いてもよいし、2種以
上組み合わせて用いてもよい。また、成分中に水素添加
可能な不飽和の二重結合を有するものについては、その
水素添加品も使用可能であるとともに、硫黄を含む加硫
剤、無機加硫剤、樹脂加硫剤など種々の加硫剤の他、オ
キシム類、ニトロソ化合物、ポリアミン、ポリエチレン
イミン、有機ペルオキシドなどの架橋剤を併用して架橋
させてもよい。成分中に官能基を有するものについて
も、該官能基と反応することができる各種架橋剤、例え
ば、金属化合物、アミノ化合物、エポキシ化合物、イソ
シアネート化合物などを併用することにより架橋させて
もよい。背面処理剤には、必要に応じて本発明の感圧接
着剤に使用されるような、充填剤、顔料、老化防止剤、
紫外線防止剤など、公知の各種添加剤を含有させてもよ
い。背面処理剤の塗布量は、乾燥重量で通常1〜40g
/m、好ましくは2〜20g/mの範囲で選ばれ
る。
【0040】本発明の粘着テープにはロール状に巻回し
た粘着テープの剥離あるいは展開をスムーズにする為
に、支持体背面に直接、または背面処理剤の層を介し
て、剥離剤層を設けてもよい。剥離剤としては例えば、
以下に示すものが挙げられる。
【0041】1)アルキルペンダント系剥離剤 (a)ステアリルアクリレートとアクリル酸、アクリロ
ニトリルまたは酢酸ビニルの共重合物 (b)ステアリルアクリルアミドとアクリル酸またはア
クリロニトリルの共重合物 (c)ステアリルビニルエーテルとアクリル酸、無水マ
レイン酸またはアクリロニトリルの共重合物 (d)セルロースまたはポリビニルアルコールと塩化ス
テアロイルとの反応生成物 (e)ポリビニルアルコール、部分アセタール化ポリビ
ニルアルコール、セルロース誘導体、ポリエステルなど
の活性水素をもつ共重合体をステアリルイソシアネート
などの脂肪族イソシアネートで変性したもの 2)縮合ワックス系剥離剤 (a)ベヘニルアミノプロピルアミンまたはα−モノス
テアレートとジカルボン酸またはポリイソシアネート化
合物との反応性成物であるポリアミド、ポリエステル、
ポリウレタン (b)長鎖アルキルワーナー錯塩 (c)シェラックワックス 3)ポリエチレンイミン誘導体 (a)ポリ(N−ステアロイルエチレンイミン) (b)ポリエチレンイミンと脂肪族イソシアネート、例
えば、C18H37NCOとの反応生成物であるアルキ
ル尿素誘導体 これらの剥離剤は1種用いてもよいし、2種以上組み合
わせて用いてもよい。また、成分中に官能基を有するも
のについては、該官能基と反応することができる各種架
橋剤、例えば、金属化合物、アミノ化合物、エポキシ化
合物、イソシアネート化合物などを併用することにより
架橋させてもよい。剥離剤の塗布量は、通常0.01〜
10g/m、好ましくは0.1〜1g/mの範囲で
選択される。
【0042】本発明の粘着テープは通常、ロール状ある
いは円筒状の巻回物である支持体を巻戻しながら供給
し、その片面に上記感圧接着剤を常法で塗被し、接着剤
層を内側に巻き込むように適当な芯材を中にして巻回す
ることによって得られる巻回物の形状で提供されるが、
ロール状ないしシート状の剥離紙を台紙として用いるこ
とによって、例えば予め1辺を10cm〜100cm程
度の適宜長さに設定したマスキングシート、あるいは文
字や図形を描くためのカッティングシートの形状で提供
してもよい。マスカーに係る塗装用養生材では、粘着テ
ープを用いて、粘着テープの粘着面の長尺方向片側縁を
養生シートの側縁に沿って貼着して、全体をロール状に
巻回したものとする。この塗装用養生材に係るマスカー
の概略を図1に示す。通常、養生用あるいは塗装用粘着
テープは、被塗装面の保護の為、紙、フィルムなどのシ
ート状養生材を組み合わせて使用されるが、塗装現場に
て養生材を粘着テープで貼り付けていく方法では作業効
率が悪くなるので、予め粘着テープ1の粘着面の長尺片
側側縁を養生シート2の側縁に沿って貼着し、全体をロ
ール上に巻回しておけば、被塗装養生面に沿って展開す
るだけで良いので、作業効率が格段に高まる。なお、養
生シート2を折り込んでおき、ロール状に巻回した養生
材の長さを短縮することにしてもよい。例えば、養生シ
ート2としてポリエチレンフィルムを用い、粘着テープ
1と平行に前記養生シート2を2つないし4つに折り畳
んだまま全体をロール状に巻回しておけば、養生材の長
さが格段に短くなり、包装・運搬などの取扱いに便利で
ある。また、粘着テープ1を巻回した部分と養生シート
2を巻回した部分の巻径がほぼ等しくなるので、商品と
して取扱い性が一層向上する利点も得られる。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
以下において、「部」は重量部、「%」は重量%を示
す。
【0044】製造例1[共重合体(A)の製造] 撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロートおよび窒素ガ
ス導入管を付した4つ口コルベンに、メタノール13部
を仕込み60℃に昇温した。ブチルアクリレート28.
6部、2−エチルヘキシルアクリレート20.8部、ア
クリル酸2.1部、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト0.5部、シクロヘキサン20.8部を混合したモノ
マー配合液と2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)0.042部およびトルエン5.7部を
配合した触媒液をコルベン内に窒素を吹き込みながら、
滴下ロートで4時間かけて連続的に滴下してラジカル重
合を行った。滴下終了後、2,2’−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)0.042部をトルエン
3.2部に溶解した溶液を、滴下ロートを用いて、重合
を開始してから6〜8時間目にかけて連続的に追加し
た。さらに、沸点で重合を4時間継続した後、トルエン
5.4部を加えて均一にした。得られたアクリル共重合
体の溶液(A−1)の粘度は、30℃で1,500c
P、固形分濃度は52.2%、共重合体のGPC法によ
る重量平均分子量(ポリスチレン換算)は約41万であ
った。
【0045】製造例2[共重合体(B)の製造] 撹拌装置の付いたステンレス容器にN−メチロールアク
リルアミド2.2部、メタノール24.7部を仕込み撹
拌溶解後、アクリル酸2−エチルヘキシル27.2部、
アクリル酸エチル14.6部、アクリル酸1.8部、ト
ルエン8.8部を仕込みモノマー配合液を作成した。次
いで、撹拌装置の付いたステンレス容器にトルエン6.
3部と2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)0.063部を仕込み撹拌して触媒液を作成し
た。撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロートおよび窒
素ガス導入管を付した4つ口コルベンに、モノマー配合
液24部を仕込み、コルベン内に窒素を吹き込みながら
60℃に昇温した後、触媒液2.5部を投入しラジカル
重合を開始させた。触媒液を投入してから30分後にモ
ノマー液の残り55.3部と触媒液1.3部をコルベン
内に窒素を吹き込みながら、滴下ロートで4時間かけて
連続的に滴下してラジカル重合を行った。滴下終了後、
触媒液2.6部を滴下ロートを用いて、重合を開始して
から8時間目に追加した。さらに、沸点で重合を4時間
継続した後、トルエン16.6部を加えて均一にした。
得られた架橋剤の溶液(B−1)の粘度は、30℃で
2,500cP、固形分濃度は42.1%、共重合体の
GPC法による重量平均分子量(ポリスチレン換算)は
約36万であった。
【0046】実施例1 製造例1で得た共重合体溶液(A−1)70部、製造例
2で得た共重合体溶液(B−1)30部と、ブチルアシ
ッドホスフェート[城北化学(株)製「JP−50
4」](C−1)0.1部を配合して、感圧接着剤配合
液を調製した。上記配合液をコロナ処理したポリエステ
ルフィルムに乾燥膜厚が25μmになるように塗工し
て、60℃で1分間、100℃1分間乾燥し、更に45
℃で3日間養生し粘着テープの試験片を作成した。これ
を用いて下記の試験方法で性能試験を行った。その結果
を表−1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】実施例2 (A−1)50部、(B−1)50部および(C−1)
0.1部を配合したもので、実施例1と同じ方法で粘着
テープの試験片を作成し、性能試験を行った。その結果
を表1に示す。
【0049】実施例3 (A−1)30部、(B−1)70部および(C−1)
0.1部を配合したもので、実施例1と同じ方法で粘着
テープの試験片を作成し、性能試験を行った。その結果
を表1に示す。
【0050】実施例4 実施例2と同じ感圧接着剤配合液100部に、発泡剤マ
ツモトマイクロスフェアー[松本油脂薬品(株)製「F
−50」]3部を配合して、実施例1と同じ方法で粘着
テープの試験片を作成し、性能試験を行った。その結果
を表1に示す。
【0051】実施例5 実施例2と同じ感圧接着剤配合液を、コロナ処理したポ
リエステルフィルムに乾燥膜厚が25μmになるように
塗工し、100℃以上で2分間乾燥させることにより、
発生する気泡を含有させ、更に45℃で3日間養生し粘
着テープの試験片を作成した。これを用いて実施例1と
同様に性能試験を行った。その結果を表1に示す。
【0052】比較例1 製造例2で得た(B−1)100部に、(C−1)0.
1部を配合したもので、実施例1と同じ方法で粘着テー
プの試験片を作成し、性能試験を行った。その結果を表
1に示す。
【0053】比較例2 製造例1で得た(A−1)を使用し、実施例1と同じ方
法で粘着テープの試験片を作成し、性能試験を行った。
その結果を表1に示す。
【0054】比較例3 製造例1で得た(A−1)100部に、エポキシ系硬化
剤[三菱レーヨン(株)製「テトラッドX」]0.3部
を配合したもので、実施例1と同じ方法で粘着テープの
試験片を作成し、性能試験を行った。その結果を表1に
示す。
【0055】比較例4 製造例1で得た(A−1)100部に、重合ロジン系粘
着付与樹脂[理化ハーキュレス(株)製「ペンタリン−
CJ」]10.4部および、エポキシ系硬化剤[三菱レ
ーヨン(株)製「テトラッドX」]0.3部を配合した
もので、実施例1と同じ方法で粘着テープの試験片を作
成し、性能試験を行った。その結果を表1に示す。
【0056】[性能試験方法]なお、本実施例において
用いた性能試験方法は以下の通りである。 常温接着力:JIS−Z−0237に基づき、ステンレ
ス板(SUS304BA)に、貼り付け面積が幅25m
m×長さ100mmとなるように試験片を貼り付け、1
80°引き剥がし粘着力を測定した。
【0057】低温接着力:0℃で4時間保管した試験片
を、0℃にてステンレス板(SUS304BA)に、貼
り付け面積が幅25mm×長さ100mmとなるように
貼り付け、2kgのローラーにて1往復圧着し、そのま
ま0℃で30分保管した後、0℃の雰囲気でJIS−Z
−0237に記載の180°引き剥がし粘着力を測定し
た。
【0058】被着体表面汚染性:ステンレス板(SUS
304BA)に幅25mm×長さ100mmの面積の試
験片を貼り付け、120℃で6時間、常温で2時間保管
後に試験片を剥がし、ステンレス板の表面の曇り、糊残
りなどの汚染の有無を肉眼で下記の基準で判定した。 ○;ステンレス板表面に曇りまたは糊残り無し。 ×;ステンレス板表面に曇りまたは糊残りが認められ
る。
【0059】結露面接着性:5℃に放置したステンレス
板(SUS304BA)を温度23℃×65%RHの室
内に移動させ、移動直後に貼り付け面積が幅25mm×
長さ100mmとなるように試験片を貼り付けた後、そ
の試験片の一方に重さ約5gのおもりを付け、その条件
下で90度の角度に垂らすことにより、試験片の剥がれ
具合を下記の基準で判定した。 ○;全く剥がれず不動 △;一部剥がれて少し移動 ×;完全に剥がれて落下
【0060】ポリオレフィン接着性:ポリプロピレン板
に、貼り付け面積が幅25mm×長さ100mmとなる
ように試験片を貼り付けた後、その試験片の一方に重さ
約20gのおもりを付け、23℃×65%RHの条件で
48時間、90度の角度に垂らすことにより試験片の剥
がれ具合を下記の基準で判定した。 ○;全く剥がれず不動 △;一部剥がれて少し移動 ×;完全に剥がれて落下
【0061】
【発明の効果】本発明のアクリル系感圧接着剤組成物
は、低温での粘着性に優れ、結露面やポリオレフィンに
対しても優れた粘着性を有する。上記効果を奏すること
から本発明のアクリル系感圧接着剤組成物は、特に床養
生シートの固定用テープ(養生テープ)、ガラスシーリ
ング用マスキングテープなどに好適に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図1は、マスカーの概略図である。
【符号の説明】
1:粘着テープ 2:養生シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 和明 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内 (72)発明者 平井 和之 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内 (72)発明者 生水 勝次 岡山県倉敷市片島町236 カモ井加工紙株 式会社内 (72)発明者 行本 昌 岡山県倉敷市片島町236 カモ井加工紙株 式会社内 (72)発明者 佐藤 充 岡山県倉敷市片島町236 カモ井加工紙株 式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA10 AB01 CA02 CA03 CA04 CA05 CA06 CB01 CB02 CB04 CC02 CC05 DA01 DA02 DB03 EA01 FA04 4J040 DF041 DF051 DF101 GA05 GA07 GA08 GA11 GA25 GA27 HD13 HD24 JA02 JA09 JB02 JB09 KA14 LA01 LA06 LA07 MA04 MA05 MA06 NA12 PA42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基の炭素数が4〜12の(メ
    タ)アクリレート(a1)50〜100重量%、および
    必要によりN−アルキロール基および/またはN−アル
    コキシアルキル基と反応する基を有する重合性単量体
    (a2)0〜20重量%、その他の重合性単量体(a
    3)0〜40重量%を構成単位としてなる重合体(A)
    と、アルキル基の炭素数が4〜12の(メタ)アクリレ
    ート(b1)50〜99.9重量%、N−アルキロール
    基および/またはN−アルコキシアルキル基を有する重
    合性単量体(b2)0.1〜50重量%および必要によ
    りその他の重合性単量体(b3)0〜40重量%を構成
    単位としてなる共重合体(B)とからなり、重合体
    (A)と共重合体(B)の重量比(A):(B)が、
    (20〜99.9):(80〜0.1)であることを特
    徴とするアクリル系感圧接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 アルキル基の炭素数が4〜12の(メ
    タ)アクリレート(a1)50〜99.9重量%、N−
    アルキロール基および/またはN−アルコキシアルキル
    基と反応する基を有する重合性単量体(a2)0.1〜
    20重量%および必要によりその他の重合性単量体(a
    3)0〜40重量%を構成単位としてなる共重合体
    (A)と、アルキル基の炭素数が4〜12の(メタ)ア
    クリレート(b1)50〜99.9重量%、N−アルキ
    ロール基および/またはN−アルコキシアルキル基を有
    する重合性単量体(b2)0.1〜50重量%および必
    要によりその他の重合性単量体(b3)0〜40重量%
    を構成単位としてなる共重合体(B)とからなり、共重
    合体(A)と共重合体(B)の重量比(A):(B)
    が、(20〜99.9):(80〜0.1)であること
    を特徴とする請求項1記載のアクリル系感圧接着剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 酸性リン酸基を有する化合物、スルホン
    酸基を有する化合物からなる群から選ばれる1つ以上の
    酸性触媒(C)を共重合体(A)と共重合体(B)の合
    計100重量部に対して5重量部を超えない範囲で配合
    してなる請求項1または請求項2記載の感圧接着剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 支持体面の少なくとも片面に、請求項1
    〜3いずれか記載の感圧接着剤組成物からなる層を設け
    たアクリル系感圧接着剤の層構造物。
  5. 【請求項5】 支持体と感圧接着剤層からなる粘着テー
    プまたはシートであって、支持体面の少なくとも片面
    に、請求項1〜3記載の感圧接着剤組成物からなる層を
    有し、かつ請求項1〜3記載の感圧接着剤組成物がN−
    アルキロール架橋されている粘着テープまたはシート。
  6. 【請求項6】 感圧接着剤層中に気泡を分散させた請求
    項5記載の粘着テープまたはシート。
  7. 【請求項7】 シーリングマスキング用、塗装マスキン
    グ用、養生用に使用される請求項5または請求項6記載
    の粘着テープまたはシート。
  8. 【請求項8】 養生シートの側縁の一部に、請求項5ま
    たは請求項6記載の粘着テープの感圧接着剤層の一部を
    重ねた構造を有するマスカー。
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