JP2000238089A - 成形金型構造およびその成形品構造 - Google Patents

成形金型構造およびその成形品構造

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JP2000238089A
JP2000238089A JP4545099A JP4545099A JP2000238089A JP 2000238089 A JP2000238089 A JP 2000238089A JP 4545099 A JP4545099 A JP 4545099A JP 4545099 A JP4545099 A JP 4545099A JP 2000238089 A JP2000238089 A JP 2000238089A
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molded
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molding die
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高生 森本
Yoshibumi Oi
義文 大井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数個取り金型でありながら材料ロスが少な
くて済むようにする。 【解決手段】 多数個取りの成形金型構造において、成
形品A1,2 複数個を一つの成形体と見做して、ゲート
としてピンポイントゲートPとサイドゲートSとを併用
するようにした。また、成形品複数個を一つの成形体と
見做して、ゲートとしてピンポイントゲートとサイドゲ
ートとを併用するようにした、多数個取りの成形金型構
造にて製造される成形品構造であって、サイドゲートが
設置できるように端部にフラット面を設けるとともに、
ゲートカット後のゲート残りが外形に出ないように外形
とフラット面との間に段差を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料ロスの少ない
多数個取りの、成形金型構造およびその成形品構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】インサート成形金型は、インサートされ
るもの(例えば金属コネクタ端子のピッチなど)によっ
て、その金型配列が決まる。そして、金型配列が決まる
と、ゲート方式とゲート位置が決まり、それによって材
料ロスがほぼ決まる。
【0003】さて、図4はピンポイントゲート金型構造
をランナ形状をもって説明する斜視図、図5はピンポイ
ントゲート金型構造をランナ形状をもって説明する平面
図である。図4および図5に示すように、16個取りな
ど、多数個取り金型の場合、ゲート方式がピンポイント
ゲートであると、商品である成形品A1,…A16の各々
に、比較的大きなランナB1,…B16を必要とする。従っ
て、ゲート方式がピンポイントゲートであると、成形品
1,…A16自体に較べて、ランナB1,…B16での材料ロ
スが非常に多く発生することになる。なお、図4および
図5において、P 1,…P16はピンポイントゲートを示
し、Qは主要スプルーを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コネクタ商
品に使用される成形材料は、その商品機能である耐熱性
を必要とするため、非常に高価な液晶ポリマーを使用す
る。従って、材料ロスが多いということは、商品コスト
を高めてしまう要因になるという問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、多数個取り金
型でありながら材料ロスが少なくて済む、優れる、成形
金型構造およびその成形品構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、多数個
取りの成形金型構造において、成形品複数個を一つの成
形体と見做して、ゲートとしてピンポイントゲートとサ
イドゲートとを併用するようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明にあっては、成形品複
数個を一つの成形体と見做して、ゲートとしてピンポイ
ントゲートとサイドゲートとを併用するようにした、多
数個取りの成形金型構造にて製造される成形品構造であ
って、サイドゲートが設置できるように端部にフラット
面を設けるとともに、ゲートカット後のゲート残りが外
形に出ないように外形とフラット面との間に段差を設け
るようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る成形金型構造
およびその成形品構造を、図1乃至図3に基づいて詳細
に説明する。図1は成形金型構造をランナ形状をもって
説明する斜視図、図2は成形金型構造をランナ形状をも
って説明する平面図、図3は最終商品の外観を示す平面
図である。
【0009】この成形金型は、図1および図2に示すよ
うに、導電金属フープ材Fに加工された狭ピッチコネク
タ用の14ピンの金属コネクタ端子をインサート成形す
るためのものであり、16個取り金型とされ、一回のシ
ョットで16個の商品である成形品A1,…A16が成形さ
れるようにされている。このインサート成形金型構造に
あっては、2個の成形品A1,2 を成形体α1 、2個の
成形品A3,4 を成形体α2 、…、2個の成形品A15
16を成形体α8 というように、2個の成形品を一つの
成形体と見做し、ピンポイントゲートP1,…P4 とサイ
ドゲートS1,…S12とを併用するようにしている。
【0010】従って、ピンポイントゲートP1,…P4
対応するランナはランナB1,…B4となり、従来の技術
で説明したピンポイントゲートのみの場合に比較して、
ピンポイントゲート用のランナ数は四分の一になる。つ
まり、材料ロスの多いピンポイントゲート用のランナ数
が四分の一に減少する。また、サイドゲートS1,…S 12
が生じるものの、サイドゲート用のランナは短く且つ薄
いので、材料ロスは殆ど生じない。従って、多数個取り
金型でありながら材料ロスが少なくて済むのである。
【0011】ところで、成形品Aは狭ピッチ用コネクタ
端子のインサート成形品であり、液晶ポリマー材料の中
に、14ピンの金属コネクタ端子2,…2がインサート
されたもので、このものにあっては、外形は、約、縦5
mm×横17mmにされている。そして、この成形品Aにあ
っては、サイドゲートSを用いるために、次のような構
成上の工夫がなされている。
【0012】すなわち、図3に示すように、成形品Aに
は、サイドゲートSが設置できるように、端部1にフラ
ット面10を設けるとともに、ゲートカット後のゲート
残り11が外形から出ないように、外形とフラット面1
0との間に段差Wを設けている。従って、サイドゲート
Sのゲート残り11が多少あったとしても外形寸法は変
わることがなく、外形寸法を規格内に収めることができ
る。
【0013】なお、本発明は上記の実施の形態のような
インサート成形品にのみ限定されるものではなく、コネ
クタ以外の成形品にも応用可能であり、特許請求の範囲
に記載される範囲内で各種の変形が可能であり、本発明
はそれらを全て含むものである。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、多数個取
りの成形金型構造において、商品複数個を一つの成形体
と見做して、ゲートとしてピンポイントゲートとサイド
ゲートとを併用するようにしたので、多数個取り金型で
ありながら材料ロスが少なくて済む、優れる、成形金型
構造を提供できるという効果を奏する。
【0015】請求項2記載の発明によれば、商品複数個
を一つの成形体と見做して、ゲートとしてピンポイント
ゲートとサイドゲートとを併用するようにした、多数個
取りの成形金型構造にて製造される成形品構造であっ
て、サイドゲートが設置できるように端部にフラット面
を設けるとともに、ゲートカット後のゲート残りが外形
に出ないように外形とフラット面との間に段差を設ける
ようにしたので、サイドゲートのゲート残りが多少あっ
たとしても外形寸法は変わることがなく、外形寸法を規
格内に収めることのできる、優れる、成形品構造を提供
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の成形金型構造をラ
ンナをもって説明する斜視図である。
【図2】上記成形金型構造をランナ形状をもって説明す
る平面図である。
【図3】最終商品の外観を示す平面図である。
【図4】ピンポイントゲート金型構造をランナ形状をも
って説明する斜視図である。
【図5】ピンポイントゲート金型構造をランナ形状をも
って説明する平面図である。
【符号の説明】
10 フラット面 11 ゲート残り A 成形品 S サイドゲート P ピンポイントゲート W 段差 α 一つの成形体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AC07 AD03 AD18 AG21 AH34 AM36 CA11 CB12 CK06 CK89 CQ05 5E063 JB03 JB06 JB09 XA04 XA10 XA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個取りの成形金型構造において、成
    形品複数個を一つの成形体と見做して、ゲートとしてピ
    ンポイントゲートとサイドゲートとを併用するようにし
    たことを特徴とする成形金型構造。
  2. 【請求項2】 成形品複数個を一つの成形体と見做し
    て、ゲートとしてピンポイントゲートとサイドゲートと
    を併用するようにした、多数個取りの成形金型構造にて
    製造される成形品構造であって、サイドゲートが設置で
    きるように端部にフラット面を設けるとともに、ゲート
    カット後のゲート残りが外形に出ないように外形とフラ
    ット面との間に段差を設けるようにしたことを特徴とす
    る成形品構造。
JP4545099A 1999-02-23 1999-02-23 成形金型構造およびその成形品構造 Expired - Lifetime JP3724243B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9360019B2 (en) 2014-01-14 2016-06-07 Nidec Corporation Fan
US10072672B2 (en) 2014-01-14 2018-09-11 Nidec Corporation Fan
US10161405B2 (en) 2013-10-18 2018-12-25 Nidec Corporation Cooling apparatus

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