JP2000237923A - 工作機械 - Google Patents
工作機械Info
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- JP2000237923A JP2000237923A JP11045180A JP4518099A JP2000237923A JP 2000237923 A JP2000237923 A JP 2000237923A JP 11045180 A JP11045180 A JP 11045180A JP 4518099 A JP4518099 A JP 4518099A JP 2000237923 A JP2000237923 A JP 2000237923A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リニアモータにより主軸をその軸線と直交す
る2方向に移動させて加工を行う工作機械において、サ
ーボゲインを高めて応答性を向上させる。 【解決手段】 ベース10上に水平なX軸方向に開口す
る開口部20aを有する中空のコラム20を設けて、テ
ーブル15に対しX軸方向と直交するZ軸方向に相対的
に移動させる。コラムの内部にX軸方向に開口する開口
部30aを有する中空のY軸移動体30を上下方向であ
るY軸方向に移動可能に案内支持して、それを挟むよう
にコラム内に設けた1対のY軸リニアモータ35により
移動する。Y軸移動体の内部にX軸移動体40をX軸方
向に移動可能に案内支持して、Y軸移動体内に設けたX
軸リニアモータ45により移動する。各開口部から突出
するX軸移動体の一端部に、工具Tを装着すると共にZ
軸方向回転軸線回りに回転駆動され主軸49を支持す
る。
る2方向に移動させて加工を行う工作機械において、サ
ーボゲインを高めて応答性を向上させる。 【解決手段】 ベース10上に水平なX軸方向に開口す
る開口部20aを有する中空のコラム20を設けて、テ
ーブル15に対しX軸方向と直交するZ軸方向に相対的
に移動させる。コラムの内部にX軸方向に開口する開口
部30aを有する中空のY軸移動体30を上下方向であ
るY軸方向に移動可能に案内支持して、それを挟むよう
にコラム内に設けた1対のY軸リニアモータ35により
移動する。Y軸移動体の内部にX軸移動体40をX軸方
向に移動可能に案内支持して、Y軸移動体内に設けたX
軸リニアモータ45により移動する。各開口部から突出
するX軸移動体の一端部に、工具Tを装着すると共にZ
軸方向回転軸線回りに回転駆動され主軸49を支持す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーポンプ
の内径カムリングや、スクロール溝などのコンタリング
加工に適した工作機械に関する。
の内径カムリングや、スクロール溝などのコンタリング
加工に適した工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の工作機械には、主軸を軸承する
主軸ヘッドを、その軸線方向(Z軸方向)に対し直交す
る水平なX軸方向と、鉛直なY軸方向の2方向に移動し
て、主軸に装着された工具によりコンタリング加工を行
うものがある。これに使用するXY軸方向の駆動装置と
して従来はボールねじ機構を使用していたが、最近は高
速化、高精度化のためにリニアモータを採用するように
したものがある。この種の工作機械としては、例えば特
開平6−297286号、特開平8−318445号、
特開平9−262727号に開示されたものがある。こ
れらは何れも、Y軸方向に沿った上下長が大きいX軸移
動体が固定フレームに支持されて上下1対のX軸リニア
モータによりX軸方向に移動され、主軸ヘッドを保持す
るY軸移動体はこのX軸移動体に支持されてY軸リニア
モータによりY軸方向に移動するようになっている。
主軸ヘッドを、その軸線方向(Z軸方向)に対し直交す
る水平なX軸方向と、鉛直なY軸方向の2方向に移動し
て、主軸に装着された工具によりコンタリング加工を行
うものがある。これに使用するXY軸方向の駆動装置と
して従来はボールねじ機構を使用していたが、最近は高
速化、高精度化のためにリニアモータを採用するように
したものがある。この種の工作機械としては、例えば特
開平6−297286号、特開平8−318445号、
特開平9−262727号に開示されたものがある。こ
れらは何れも、Y軸方向に沿った上下長が大きいX軸移
動体が固定フレームに支持されて上下1対のX軸リニア
モータによりX軸方向に移動され、主軸ヘッドを保持す
るY軸移動体はこのX軸移動体に支持されてY軸リニア
モータによりY軸方向に移動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した工作機械で
は、Y軸リニアモータはY軸移動体を移動するだけであ
るが、X軸リニアモータはX軸移動体とY軸移動体の集
合体を移動させており、この集合体の重心位置はY軸移
動体の上下方向位置に応じて上下に変化する。従って上
下1対のX軸リニアモータのそれぞれに同じ入力を与え
たのでは、X軸移動体にはX軸方向の加速度によりZ軸
回りのモーメントが生じ、このモーメントはY軸移動体
の上下方向位置に応じて変化し、X軸移動体を案内支持
するX軸リニアガイドにはこのモーメントの変化に応じ
て変動する偏荷重が生じる。このためX軸移動体及びY
軸移動体の姿勢が不安定になり、また振動が生じやすく
なる。特に高速でコンタリング加工を行うにはX軸方向
及びY軸方向の加速度を大きくすると、上記変動する偏
荷重が大きくなって上記姿勢の不安定及び振動も大きく
なるので、サーボゲインを高めて応答性従って位置決め
精度を高めることができないという問題がある。これを
解決する手段として上下の各X軸リニアモータへの入力
をY軸移動体の上下方向位置に応じて変化させてZ軸回
りのモーメントが生じないようにする手段も考えられる
が、入力の制御が複雑になるという問題がある。
は、Y軸リニアモータはY軸移動体を移動するだけであ
るが、X軸リニアモータはX軸移動体とY軸移動体の集
合体を移動させており、この集合体の重心位置はY軸移
動体の上下方向位置に応じて上下に変化する。従って上
下1対のX軸リニアモータのそれぞれに同じ入力を与え
たのでは、X軸移動体にはX軸方向の加速度によりZ軸
回りのモーメントが生じ、このモーメントはY軸移動体
の上下方向位置に応じて変化し、X軸移動体を案内支持
するX軸リニアガイドにはこのモーメントの変化に応じ
て変動する偏荷重が生じる。このためX軸移動体及びY
軸移動体の姿勢が不安定になり、また振動が生じやすく
なる。特に高速でコンタリング加工を行うにはX軸方向
及びY軸方向の加速度を大きくすると、上記変動する偏
荷重が大きくなって上記姿勢の不安定及び振動も大きく
なるので、サーボゲインを高めて応答性従って位置決め
精度を高めることができないという問題がある。これを
解決する手段として上下の各X軸リニアモータへの入力
をY軸移動体の上下方向位置に応じて変化させてZ軸回
りのモーメントが生じないようにする手段も考えられる
が、入力の制御が複雑になるという問題がある。
【0004】本発明は、X軸移動体とY軸移動体の構成
に工夫を加えて、このような各問題を解決することを目
的とする。
に工夫を加えて、このような各問題を解決することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
る工作機械は、ベースと、このベース上に設けられ水平
なX軸方向に開口する開口部を有する中空のコラムと、
ベース上に設けられたテーブルと、コラムとテーブルを
X軸方向と直交する水平なZ軸方向に相対的に移動させ
るZ軸移動手段と、コラムの内部に上下方向であるY軸
方向に移動可能に案内支持されてX軸方向に開口する開
口部を有する中空のY軸移動体と、このY軸移動体の重
心を含むXY平面に対して対称的に配置され同Y軸移動
体を挟むようにコラムの内部に設けられてY軸移動体を
移動させる1対のY軸リニアモータと、Y軸移動体の内
部にX軸方向に移動可能に案内支持されると共に重心が
常に前記XY平面上に位置するように配置されたX軸移
動体と、Y軸移動体の内部に設けられてX軸移動体を移
動させるX軸リニアモータと、コラム及びY軸移動体の
各開口部から突出するX軸移動体の一端部にZ軸方向と
平行な軸線回りに回転可能に支持されて回転駆動されテ
ーブル上に載置された工作物を加工する工具を装着可能
な主軸とを備えたことを特徴とするものである。
る工作機械は、ベースと、このベース上に設けられ水平
なX軸方向に開口する開口部を有する中空のコラムと、
ベース上に設けられたテーブルと、コラムとテーブルを
X軸方向と直交する水平なZ軸方向に相対的に移動させ
るZ軸移動手段と、コラムの内部に上下方向であるY軸
方向に移動可能に案内支持されてX軸方向に開口する開
口部を有する中空のY軸移動体と、このY軸移動体の重
心を含むXY平面に対して対称的に配置され同Y軸移動
体を挟むようにコラムの内部に設けられてY軸移動体を
移動させる1対のY軸リニアモータと、Y軸移動体の内
部にX軸方向に移動可能に案内支持されると共に重心が
常に前記XY平面上に位置するように配置されたX軸移
動体と、Y軸移動体の内部に設けられてX軸移動体を移
動させるX軸リニアモータと、コラム及びY軸移動体の
各開口部から突出するX軸移動体の一端部にZ軸方向と
平行な軸線回りに回転可能に支持されて回転駆動されテ
ーブル上に載置された工作物を加工する工具を装着可能
な主軸とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】本発明の工作機械では、Y軸リニアモータ
によりY軸移動体とX軸移動体の集合体を移動している
が、X軸移動体がX軸方向に移動してもX軸移動体の重
心は常にY軸移動体の重心を含むXY平面上にあるので
X軸移動体とY軸移動体の集合体の重心もこのXY平面
上となり、一方1対のY軸リニアモータはこのXY平面
に対して対称に配置されているので、集合体のの重心か
ら各Y軸リニアモータを含む平面までの各距離は、X軸
移動体の位置に係わらず常に同一かつ一定となり、従っ
てY軸移動体を案内支持するY軸リニアガイドにX軸移
動体の位置の影響を受けて変動する偏荷重が作用するこ
とはない。またX軸移動体の重心からX軸リニアモータ
を含む平面までの距離は、Y軸移動体の位置により影響
を受けることはなく一定であるので、X軸移動体を案内
支持するX軸リニアガイドにもY軸移動体の位置の影響
を受けて変動する偏荷重が作用することはない。更にベ
ース上のテーブルに載置された工作物を、コラムから突
出するX軸移動体の一端部に支持されて回転駆動される
主軸に装着した工具により加工しているので、工作物の
加工側となるベースの上面は広く開放されている。
によりY軸移動体とX軸移動体の集合体を移動している
が、X軸移動体がX軸方向に移動してもX軸移動体の重
心は常にY軸移動体の重心を含むXY平面上にあるので
X軸移動体とY軸移動体の集合体の重心もこのXY平面
上となり、一方1対のY軸リニアモータはこのXY平面
に対して対称に配置されているので、集合体のの重心か
ら各Y軸リニアモータを含む平面までの各距離は、X軸
移動体の位置に係わらず常に同一かつ一定となり、従っ
てY軸移動体を案内支持するY軸リニアガイドにX軸移
動体の位置の影響を受けて変動する偏荷重が作用するこ
とはない。またX軸移動体の重心からX軸リニアモータ
を含む平面までの距離は、Y軸移動体の位置により影響
を受けることはなく一定であるので、X軸移動体を案内
支持するX軸リニアガイドにもY軸移動体の位置の影響
を受けて変動する偏荷重が作用することはない。更にベ
ース上のテーブルに載置された工作物を、コラムから突
出するX軸移動体の一端部に支持されて回転駆動される
主軸に装着した工具により加工しているので、工作物の
加工側となるベースの上面は広く開放されている。
【0007】前項の発明のZ軸移動手段はリニアモータ
よりなるものとしてもよい。
よりなるものとしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による工作機械の
実施の形態を、図1〜図4により説明する。この工作機
械は、ベース10と、このベース10上に設けられて水
平なZ軸方向に往復移動されるコラム20と、このコラ
ム20に支持されて鉛直なY軸方向に往復移動されるY
軸移動体30と、このY軸移動体30に支持されてZ軸
方向と直交する水平なX軸方向に往復移動されるX軸移
動体40と、このX軸移動体40の先端部に支持された
主軸ヘッド48により構成されている。
実施の形態を、図1〜図4により説明する。この工作機
械は、ベース10と、このベース10上に設けられて水
平なZ軸方向に往復移動されるコラム20と、このコラ
ム20に支持されて鉛直なY軸方向に往復移動されるY
軸移動体30と、このY軸移動体30に支持されてZ軸
方向と直交する水平なX軸方向に往復移動されるX軸移
動体40と、このX軸移動体40の先端部に支持された
主軸ヘッド48により構成されている。
【0009】コラム20は、その上下方向(Y軸方向)
のほゞ全長にわたりX軸方向両側が開口された開口部2
0aを有する四角い中空の箱状である。コラム20の下
面の四隅に固定されたガイドブロック21bは、ベース
10上に固定された1対のガイドレール21aと摺動可
能に係合して、この両部材21a,21bがコラム20
をZ軸方向に移動可能に案内支持するZ軸リニアガイド
21を構成している。このコラム20は、ベース10上
に回転のみ自在に軸承されてZ軸送りモータ25により
回転駆動されるボールねじ26と、これにねじ係合する
と共にコラム20の底面に固定された送りナット27よ
りなる送り装置によりZ軸方向に往復移動される。コラ
ム20に対しX軸方向一側となるベース10上には、加
工される工作物を載置するテーブル15が設けられてい
る。またコラム20のテーブル15側となる側面の一縁
には、コラム20が移動しても弛まないような巻取りカ
バー19が設けられている。
のほゞ全長にわたりX軸方向両側が開口された開口部2
0aを有する四角い中空の箱状である。コラム20の下
面の四隅に固定されたガイドブロック21bは、ベース
10上に固定された1対のガイドレール21aと摺動可
能に係合して、この両部材21a,21bがコラム20
をZ軸方向に移動可能に案内支持するZ軸リニアガイド
21を構成している。このコラム20は、ベース10上
に回転のみ自在に軸承されてZ軸送りモータ25により
回転駆動されるボールねじ26と、これにねじ係合する
と共にコラム20の底面に固定された送りナット27よ
りなる送り装置によりZ軸方向に往復移動される。コラ
ム20に対しX軸方向一側となるベース10上には、加
工される工作物を載置するテーブル15が設けられてい
る。またコラム20のテーブル15側となる側面の一縁
には、コラム20が移動しても弛まないような巻取りカ
バー19が設けられている。
【0010】Y軸移動体30もX軸方向両側が開口され
た開口部30aを有する四角い中空の箱状で、その上下
長はコラム20よりも短くなっている。Y軸移動体30
のZ軸方向両側面の四隅に固定されたガイドブロック3
1bは、コラム20の開口部20aのZ軸方向両内側面
の上下方向全長に固定された2対のガイドレール31a
と摺動可能に係合して、この両部材31a,31bがY
軸移動体30を鉛直なY軸方向に移動可能に案内支持す
る1対のY軸リニアガイド31を構成している。このY
軸移動体30は、各1対のガイドレール31aの間のほ
ゞ全長に沿ってコラム20の内面に固定された1対の磁
石36と、これと対向するようにY軸移動体30の外側
面に固定された1対のコイル37よりなる1対のY軸リ
ニアモータ35によりY軸方向に往復移動される。この
1対のY軸リニアモータ35は、Y軸移動体30を間に
挟むように配置され、Y軸移動体30(それに固定され
た各部材を含む)の重心GY を含むXY平面(X軸方向
とY軸方向の何れとも平行な平面)Pに対して対称の位
置に配置されている。また、コラム20の上面に固定さ
れたエアシリンダよりなる1対のカウンタバランス32
は、下方に延びるピストンロッド32aの先端がY軸移
動体30の上面に固定されて、Y軸移動体30及びその
中に支持されるX軸移動体40及び主軸ヘッド48など
の重量をバランスさせて、Y軸リニアモータ35に加わ
る負荷を減少させている。
た開口部30aを有する四角い中空の箱状で、その上下
長はコラム20よりも短くなっている。Y軸移動体30
のZ軸方向両側面の四隅に固定されたガイドブロック3
1bは、コラム20の開口部20aのZ軸方向両内側面
の上下方向全長に固定された2対のガイドレール31a
と摺動可能に係合して、この両部材31a,31bがY
軸移動体30を鉛直なY軸方向に移動可能に案内支持す
る1対のY軸リニアガイド31を構成している。このY
軸移動体30は、各1対のガイドレール31aの間のほ
ゞ全長に沿ってコラム20の内面に固定された1対の磁
石36と、これと対向するようにY軸移動体30の外側
面に固定された1対のコイル37よりなる1対のY軸リ
ニアモータ35によりY軸方向に往復移動される。この
1対のY軸リニアモータ35は、Y軸移動体30を間に
挟むように配置され、Y軸移動体30(それに固定され
た各部材を含む)の重心GY を含むXY平面(X軸方向
とY軸方向の何れとも平行な平面)Pに対して対称の位
置に配置されている。また、コラム20の上面に固定さ
れたエアシリンダよりなる1対のカウンタバランス32
は、下方に延びるピストンロッド32aの先端がY軸移
動体30の上面に固定されて、Y軸移動体30及びその
中に支持されるX軸移動体40及び主軸ヘッド48など
の重量をバランスさせて、Y軸リニアモータ35に加わ
る負荷を減少させている。
【0011】X軸方向に細長いX軸移動体40は、その
下面の全長にわたり固定された1対のガイドレール41
aと、Y軸移動体30の開口部30aの底面の四隅に固
定されてガイドレール41aと摺動可能に係合されるガ
イドブロック41bよりなるX軸リニアガイド41によ
りX軸方向に移動可能に案内支持され、その両端はコラ
ム20及びY軸移動体30の各開口部20a,30aか
ら突出している。このX軸移動体40は、1対のガイド
レール41aの間のほゞ全長に沿ってX軸移動体40の
下面に固定された磁石47と、これと対向するようにY
軸移動体30の開口部30aの底面に固定されたコイル
46よりなるX軸リニアモータ45によりX軸方向に往
復移動される。このX軸移動体40は、X軸方向に移動
しても、それに固定された主軸ヘッド48などの各部材
を含む重心GX が、Y軸移動体30に関して上述したX
Y平面P上に常に位置するように配置されている。コラ
ム20からテーブル15を設けた側に突出するX軸移動
体40の先端部には、工具Tを装着する主軸49をZ軸
方向と平行な軸線回りに回転可能に軸承してこれを回転
駆動する主軸ヘッド48が取り付けられている。
下面の全長にわたり固定された1対のガイドレール41
aと、Y軸移動体30の開口部30aの底面の四隅に固
定されてガイドレール41aと摺動可能に係合されるガ
イドブロック41bよりなるX軸リニアガイド41によ
りX軸方向に移動可能に案内支持され、その両端はコラ
ム20及びY軸移動体30の各開口部20a,30aか
ら突出している。このX軸移動体40は、1対のガイド
レール41aの間のほゞ全長に沿ってX軸移動体40の
下面に固定された磁石47と、これと対向するようにY
軸移動体30の開口部30aの底面に固定されたコイル
46よりなるX軸リニアモータ45によりX軸方向に往
復移動される。このX軸移動体40は、X軸方向に移動
しても、それに固定された主軸ヘッド48などの各部材
を含む重心GX が、Y軸移動体30に関して上述したX
Y平面P上に常に位置するように配置されている。コラ
ム20からテーブル15を設けた側に突出するX軸移動
体40の先端部には、工具Tを装着する主軸49をZ軸
方向と平行な軸線回りに回転可能に軸承してこれを回転
駆動する主軸ヘッド48が取り付けられている。
【0012】次に上述した工作機械の作用の説明をす
る。テーブル15上に工作物(図示省略)を載置し、先
ずX軸リニアモータ45及びY軸リニアモータ35を作
動させてX軸移動体40先端に設けた主軸ヘッド48の
主軸49に装着された工具TのX軸方向及びY軸方向の
位置を加工開始位置とし、主軸ヘッド48を回転駆動し
てから、Z軸送りモータ25により工具Tを所定のZ軸
方向切込み位置まで送り込む。次いで数値制御装置によ
りX軸リニアモータ45及びY軸リニアモータ35を作
動させて、X軸移動体40及びY軸移動体30をX軸方
向及びY軸方向に移動させ、工具Tによりコンタリング
加工を行う。
る。テーブル15上に工作物(図示省略)を載置し、先
ずX軸リニアモータ45及びY軸リニアモータ35を作
動させてX軸移動体40先端に設けた主軸ヘッド48の
主軸49に装着された工具TのX軸方向及びY軸方向の
位置を加工開始位置とし、主軸ヘッド48を回転駆動し
てから、Z軸送りモータ25により工具Tを所定のZ軸
方向切込み位置まで送り込む。次いで数値制御装置によ
りX軸リニアモータ45及びY軸リニアモータ35を作
動させて、X軸移動体40及びY軸移動体30をX軸方
向及びY軸方向に移動させ、工具Tによりコンタリング
加工を行う。
【0013】Y軸移動体30により案内支持されてX軸
リニアモータ45により移動されるX軸移動体40は一
体の部品であるので、X軸移動体40の重心GX からX
軸リニアモータ45を含む平面までの距離は、Y軸移動
体30の位置により影響を受けることはなく常に一定で
ある。従ってX軸リニアモータ45により駆動された場
合に、X軸移動体40を案内支持するX軸リニアガイド
41に、Y軸移動体30の位置の影響を受けて変動する
偏荷重が作用することはないので、X軸方向の加速度に
よりX軸移動体40の姿勢が不安定になったり振動が生
じたりすることはない。
リニアモータ45により移動されるX軸移動体40は一
体の部品であるので、X軸移動体40の重心GX からX
軸リニアモータ45を含む平面までの距離は、Y軸移動
体30の位置により影響を受けることはなく常に一定で
ある。従ってX軸リニアモータ45により駆動された場
合に、X軸移動体40を案内支持するX軸リニアガイド
41に、Y軸移動体30の位置の影響を受けて変動する
偏荷重が作用することはないので、X軸方向の加速度に
よりX軸移動体40の姿勢が不安定になったり振動が生
じたりすることはない。
【0014】またY軸リニアガイド31は、X軸方向に
相対移動するY軸移動体30とX軸移動体40の集合体
を移動させているが、X軸移動体40がX軸方向に移動
してもX軸移動体40の重心GX は常にY軸移動体30
の重心GY を含むXY平面P上にあり、従ってX軸移動
体40とY軸移動体30の集合体の重心GXYもこのXY
平面P上にある。一方1対のY軸リニアモータ35はこ
のXY平面Pに対して対称に配置されているので、上述
した重心GXYから各Y軸リニアモータ35を含む平面ま
での各距離は、X軸移動体40がY軸移動体30に対し
移動しても常に同一かつ一定である。従ってY軸リニア
モータ35により駆動された場合にY軸移動体を案内支
持するY軸リニアガイドにX軸移動体の位置の影響を受
けて変動する偏荷重が作用することはないので、Y軸方
向加速度によりY軸移動体30及びX軸移動体40の姿
勢が不安定になったり振動が生じたりすることはない。
相対移動するY軸移動体30とX軸移動体40の集合体
を移動させているが、X軸移動体40がX軸方向に移動
してもX軸移動体40の重心GX は常にY軸移動体30
の重心GY を含むXY平面P上にあり、従ってX軸移動
体40とY軸移動体30の集合体の重心GXYもこのXY
平面P上にある。一方1対のY軸リニアモータ35はこ
のXY平面Pに対して対称に配置されているので、上述
した重心GXYから各Y軸リニアモータ35を含む平面ま
での各距離は、X軸移動体40がY軸移動体30に対し
移動しても常に同一かつ一定である。従ってY軸リニア
モータ35により駆動された場合にY軸移動体を案内支
持するY軸リニアガイドにX軸移動体の位置の影響を受
けて変動する偏荷重が作用することはないので、Y軸方
向加速度によりY軸移動体30及びX軸移動体40の姿
勢が不安定になったり振動が生じたりすることはない。
【0015】上述のようにこの実施の形態によれば、X
軸方向加速度によってもY軸方向加速度によっても、X
軸移動体及びY軸移動体の姿勢が不安定になったり振動
が生じたりすることはないので、コンタリング加工にて
加工速度を高めてX軸方向及びY軸方向の加速度を大き
くする場合でも、サーボゲインを高めて応答性従って位
置決め精度を高めることができる。
軸方向加速度によってもY軸方向加速度によっても、X
軸移動体及びY軸移動体の姿勢が不安定になったり振動
が生じたりすることはないので、コンタリング加工にて
加工速度を高めてX軸方向及びY軸方向の加速度を大き
くする場合でも、サーボゲインを高めて応答性従って位
置決め精度を高めることができる。
【0016】また上述した実施の形態では、ベース10
上のテーブル15に載置した工作物を、コラム20から
ベース10上に突出してX軸方向及びY軸方向に移動す
るX軸移動体40の先端部に設けた主軸ヘッド48の主
軸49に装着した工具Tにより加工しているので、工作
物の加工側となるベース10の上面は広く開放されてい
る。従って、加工により生じた切粉の回収などの処理が
容易となる。上述した実施の形態では、ベース10上に
コラム20をZ軸方向に移動可能としテーブル15は移
動しないように設けたが、これと逆にベース10上にコ
ラム20を固定しテーブル15をベース10に対しZ軸
方向に移動可能としてもよい。また、テーブル15とコ
ラム20をX軸方向に相対移動させる送り装置として、
上述した実施の形態ではZ軸送りモータ25とボールね
じ26と送りナット27よりなるものを使用したが、こ
の送り装置はリニアモータよりなるものとしてもよい。
このようにすれば、Z軸方向の送り移動速度も高速化さ
れるので、Z軸方向の加工が必要な場合にも加工時間を
短縮することができる。
上のテーブル15に載置した工作物を、コラム20から
ベース10上に突出してX軸方向及びY軸方向に移動す
るX軸移動体40の先端部に設けた主軸ヘッド48の主
軸49に装着した工具Tにより加工しているので、工作
物の加工側となるベース10の上面は広く開放されてい
る。従って、加工により生じた切粉の回収などの処理が
容易となる。上述した実施の形態では、ベース10上に
コラム20をZ軸方向に移動可能としテーブル15は移
動しないように設けたが、これと逆にベース10上にコ
ラム20を固定しテーブル15をベース10に対しZ軸
方向に移動可能としてもよい。また、テーブル15とコ
ラム20をX軸方向に相対移動させる送り装置として、
上述した実施の形態ではZ軸送りモータ25とボールね
じ26と送りナット27よりなるものを使用したが、こ
の送り装置はリニアモータよりなるものとしてもよい。
このようにすれば、Z軸方向の送り移動速度も高速化さ
れるので、Z軸方向の加工が必要な場合にも加工時間を
短縮することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、Y軸移動体を案内支持
するY軸リニアガイドにX軸移動体の位置の影響を受け
て変動する偏荷重が作用することはなく、またX軸移動
体を案内支持するX軸リニアガイドにY軸移動体の位置
の影響を受けて変動する偏荷重が作用することもないの
で、X軸方向及びY軸方向の加速度によりX軸移動体及
びY軸移動体の姿勢が不安定になったり振動が生じたり
することはない。従ってX軸方向及びY軸方向の加速度
が大きくなる高速コンタリング加工においても、サーボ
ゲインを高めて応答性従って位置決め精度を高めること
ができる。更に、工作物の加工側となるベースの上面は
広く開放されているので、切粉の回収などの処理が容易
となる。
するY軸リニアガイドにX軸移動体の位置の影響を受け
て変動する偏荷重が作用することはなく、またX軸移動
体を案内支持するX軸リニアガイドにY軸移動体の位置
の影響を受けて変動する偏荷重が作用することもないの
で、X軸方向及びY軸方向の加速度によりX軸移動体及
びY軸移動体の姿勢が不安定になったり振動が生じたり
することはない。従ってX軸方向及びY軸方向の加速度
が大きくなる高速コンタリング加工においても、サーボ
ゲインを高めて応答性従って位置決め精度を高めること
ができる。更に、工作物の加工側となるベースの上面は
広く開放されているので、切粉の回収などの処理が容易
となる。
【0018】本発明においてZ軸移動手段をリニアモー
タよりなるものとしたものによれば、Z軸方向の送り移
動速度も高速化されるので、前項の効果に加えて、Z軸
方向の加工が必要な場合にも加工時間を短縮することが
できる。
タよりなるものとしたものによれば、Z軸方向の送り移
動速度も高速化されるので、前項の効果に加えて、Z軸
方向の加工が必要な場合にも加工時間を短縮することが
できる。
【図1】 本発明による工作機械の一実施形態を示す全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】 図1に示す実施の形態の全体正面図である。
【図3】 図1に示す実施の形態の全体側面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿った拡大断面図である。
10…ベース、15…テーブル、20…コラム、20a
…開口部、30…Y軸移動体、30a…開口部、35…
Y軸リニアモータ、40…X軸移動体、45…X軸リニ
アモータ、49…主軸、A…Z軸移動手段、GX …重
心、GY …重心、P…XY平面、T…工具。
…開口部、30…Y軸移動体、30a…開口部、35…
Y軸リニアモータ、40…X軸移動体、45…X軸リニ
アモータ、49…主軸、A…Z軸移動手段、GX …重
心、GY …重心、P…XY平面、T…工具。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースと、 このベース上に設けられ水平なX軸方向に開口する開口
部を有する中空のコラムと、 前記ベース上に設けられたテーブルと、 前記コラムとテーブルをX軸方向と直交する水平なZ軸
方向に相対的に移動させるZ軸移動手段と、 前記コラムの内部に上下方向であるY軸方向に移動可能
に案内支持されてX軸方向に開口する開口部を有する中
空のY軸移動体と、 このY軸移動体の重心を含むXY平面に対して対称的に
配置され同Y軸移動体を挟むように前記コラムの内部に
設けられて前記Y軸移動体を移動させる1対のY軸リニ
アモータと、 前記Y軸移動体の内部にX軸方向に移動可能に案内支持
されると共に重心が常に前記XY平面上に位置するよう
に配置されたX軸移動体と、 前記Y軸移動体の内部に設けられて前記X軸移動体を移
動させるX軸リニアモータと、 前記コラム及びY軸移動体の各開口部から突出する前記
X軸移動体の一端部にZ軸方向と平行な軸線回りに回転
可能に支持されて回転駆動され前記テーブル上に載置さ
れた工作物を加工する工具を装着可能な主軸とを備えた
ことを特徴とする工作機械。 - 【請求項2】 前記Z軸移動手段がリニアモータよりな
るものである請求項1に記載の工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045180A JP2000237923A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045180A JP2000237923A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000237923A true JP2000237923A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12712084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11045180A Pending JP2000237923A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000237923A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002028592A1 (en) * | 2000-10-03 | 2002-04-11 | Camozzi Holding S.P.A. | Multi-axis linear motor machine tool |
| KR20030057995A (ko) * | 2001-12-29 | 2003-07-07 | 주식회사 져스텍 | 1축 방향 직선이동이 가능한 공작물 거치대와 평면이동 및회전운동이 가능한 공구대를 구비한 가공 장치 |
| KR100920967B1 (ko) | 2008-02-11 | 2009-10-09 | 주식회사 무진기연 | 셀프 자세교정기능을 지닌 로터축 지지용 스탠드 |
| CN102275087A (zh) * | 2011-08-12 | 2011-12-14 | 翁强 | 框架式立柱四导轨运动结构的铣床的侧加工装置 |
| US20150251287A1 (en) * | 2014-03-06 | 2015-09-10 | O.M.V. Officine Meccaniche Venete S.P.A. | Numerical control machine-tool |
| CN116765834A (zh) * | 2023-07-10 | 2023-09-19 | 广东德玛士智能装备有限公司 | 一种用于卧式加工中心的钻铣装置 |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11045180A patent/JP2000237923A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002028592A1 (en) * | 2000-10-03 | 2002-04-11 | Camozzi Holding S.P.A. | Multi-axis linear motor machine tool |
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| WO2013023409A1 (zh) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | Weng Qiang | 框架式立柱四导轨运动结构的机床的侧加工装置 |
| US20150251287A1 (en) * | 2014-03-06 | 2015-09-10 | O.M.V. Officine Meccaniche Venete S.P.A. | Numerical control machine-tool |
| US9545677B2 (en) * | 2014-03-06 | 2017-01-17 | O.M.V. Officine Meccaniche Venete S.P.A. | Numerical control machine-tool |
| CN116765834A (zh) * | 2023-07-10 | 2023-09-19 | 广东德玛士智能装备有限公司 | 一种用于卧式加工中心的钻铣装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050602 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060207 |