JP2000236576A - データ配信システム及び情報配信センタ - Google Patents

データ配信システム及び情報配信センタ

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JP2000236576A
JP2000236576A JP11034356A JP3435699A JP2000236576A JP 2000236576 A JP2000236576 A JP 2000236576A JP 11034356 A JP11034356 A JP 11034356A JP 3435699 A JP3435699 A JP 3435699A JP 2000236576 A JP2000236576 A JP 2000236576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動通信端末が情報配信センタからデータをダ
ウンロードする際、移動通信端末の利用者が、実際のダ
ウンロード前に通信費用を知り得るようにする。 【解決手段】移動通信端末1からのダウンロード要求に
応じて情報配信センタ4は、要求されたデータのデータ
容量Pn、通信回線の通信速度V、及びダウンロードを
実行する日時情報に基づく日時別課金条件Kを認識し
(S550,S560,S580)、これらを通信費用
計算式[Ln=Pn/V×K]に代入して、通信費用L
nを計算する。なお、通信速度及び日時別課金条件K
は、ユーザ情報として登録されている、ユーザ個別の電
話会社との契約条件に基づく。そして、その計算結果を
移動通信端末1へ通知する(S610)。移動通信端末
1では、その計算結果の通知を受信し(S340)、ダ
ウンロード要求をしたデータ毎に通信費用を表示する
(S350)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信型ナビ
ゲーション装置などのような移動通信端末へ、情報配信
センタからデータを配信するシステムと、そのデータ配
信システムに用いて有効な情報配信センタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば通信型カーナビゲーション
装置においては、例えば携帯電話や自動車電話などを介
してインターネットなどの情報通信網と接続し、情報配
信センタに配信要求したデータを取得(ダウンロード)
できるようになっている。なお、携帯電話などを接続す
ることによって情報配信センタと接続できる点を考えれ
ば、例えばノートパソコンやPDAなどの携帯性のある
情報ツールも、携帯電話などと合体することでこの「移
動通信端末」として構成される。逆に電話機として考え
られるものでも、データをダウンロードできる機能を持
たせればよい。つまり、通信機能とダウンロード機能が
あれば、ここで話題にしている移動通信端末に含まれ
る。
【0003】このような移動通信端末が情報配信センタ
から配信されたデータをダウンロードする場合、通常
は、配信対象のデータ自体の供給価格に対する支払いに
加え、ダウンロードに際して要した通信費用についても
支払いをしなくてはならない。上述した供給価格につい
てはダウンロード前に知ることができるので、ユーザと
してはその価格を参考にして購入するかどうかを判断で
き、購入する場合にはダウンロードを指示すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信費
用については、実際にダウンロードされた後でなければ
ユーザ自身がその費用を把握することができない。その
ため、ダウンロードした後で通信費用を知らされ、予想
外に高額の費用となっていることにとまどってしまうこ
とも考えられる。つまり、従量制課金がなされる通信回
線の場合には、情報配信センタから配信するデータ量が
多くなればなるほど通信費用も高額となるからである。
ユーザがデータ購入を検討する際の費用面で実質的に問
題となるのは、データの供給価格だけでなく、そのデー
タをダウンロードするのに要する分も含めた全費用であ
る。その全費用がどの程度になるのかが前もって判って
いればダウンロードをしないという選択もできるが、デ
ータの供給価格だけが判る状況では、通信費用を自分で
予想するしかない。
【0005】このように通信費用については自己判断が
要求される現状において、特に、無線通信回線を利用す
る移動通信端末の場合には、一般の有線通信回線を利用
する場合に比べて通信費用が高額であることが問題とな
る。例えば通信費用がデータ量に比例すると想定した場
合、配信データのデータ量が2倍になれば当然ながら通
信費用も2倍となるが、ここで通信費用の単価(例えば
1秒あたりの費用)が相対的に高い無線通信回線の場合
に問題が顕著となる。具体的に言えば、例えば有線電話
回線を用いている場合には1月での通信費用の総額が3
千円程度のものが2倍になって6千円程度になったの
と、仮にその10倍の費用がかかると想定した無線通信
回線を用いた場合に3万円が6万円になったのでは大き
な違いがある。
【0006】もちろん上述した10倍は仮定の話であ
り、また金額に対する感覚も個人差があるため一概には
言えないが、現状の一般的なユーザの感覚としては無線
通信回線を利用した場合の通信費用が相対的に高額であ
るとの印象を抱いている。したがって、データ購入時の
ユーザの意志決定における通信費用については、相対的
に安価な有線通信回線を用いた場合に比べ、相対的に高
額な無線通信回線を用いた場合の方がはるかにウェイト
が高いと考えられる。
【0007】また、利用する無線通信回線の違い、利用
時間帯で通信費用を変更している場合には利用時間帯の
違い、そしてユーザ毎の加入条件の違いなどによって、
同じデータをダウンロードする際の通信費用も異なる。
そのため、他人が同じデータをダウンロードした場合の
通信費用を知り得たとしても、その通信費用を自分の場
合にそのままあてはめることができない状況が多い。
【0008】したがって、データのダウンロード前に概
略的でもよいので、必要となる通信費用についてユーザ
が知ることのできるシステムの構築が期待される。本発
明は、上述した問題点を解決するためになされたもので
あり、情報配信センタから配信されるデータを移動通信
端末にてダウンロードできるデータ配信システムにおい
て、移動通信端末の利用者が、実際のダウンロード前に
通信費用を知り得るようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1記載のデータ配信シ
ステムは、情報配信センタと移動通信端末とが、無線方
式での双方向通信可能且つ従量制課金のなされる通信回
線を介して接続されて構成され、しかも、移動通信端末
からの配信要求に応じた配信用データを情報配信センタ
から配信するよう構成されている。
【0010】そして、情報配信センタにおいては、通信
回線の従量制度に基づき、配信要求に応じた配信用デー
タを配信要求元の移動通信端末へ配信する際に必要な通
信費用を計算する。その計算した通信費用は、配信用デ
ータの配信に先だって配信要求元の移動通信端末へ通知
される。一方、移動通信端末の報知手段は、情報配信セ
ンタから通知された通信費用を利用者に報知する。した
がって、移動通信端末の利用者は、配信要求した配信用
データを実際にダウンロードする前にその通信費用を知
ることができる。
【0011】このように通信費用がダウンロード前に判
れば、その通信費用を勘案して、実際にデータをダウン
ロードするかどうかを判断できる。つまり、例えば通知
された通信費用が自分の考えていた額とかけはなれて高
額であった場合には、データのダウンロード自体を取り
やめるという選択もできる。
【0012】なお、通信費用の通知から実際のダウンロ
ードに至る手順としては、例えば移動通信端末の利用者
が所定のダウンロード指示操作をすることによって、移
動通信端末から情報配信センタへその旨がアップロード
され、情報配信センタはそれに応じて実際に配信用デー
タを配信することが考えられる。また、ダウンロードし
ない場合のユーザの意志表示の仕方としては、所定のダ
ウンロード不実行指示操作すればよい。あるいは、所定
時間何も操作しないと自動的にダウンロードを実行しな
いと判断するような構成を採用しても良い。
【0013】なお、配信データ自体に供給価格が設定さ
れている場合には、情報配信センタから、その供給価格
を通信費用と共に移動通信端末へ通知するとよい。ユー
ザがデータ購入を検討する際には、通信費用とデータの
供給価格を含めた全費用を考慮する。したがって、移動
通信端末の利用者が、実際のダウンロード前に、通信費
用に加えてデータ供給価格も把握できれば、より適切な
判断ができる。つまり、例えばデータの供給価格はやや
高いと感じているが、通信費用が考えていたよりも安価
であれば、総合的な費用検討の結果、データ購入に踏み
切ることもできる。逆に、データの供給価格は安価だ
が、通信費用が考えていたよりも高額であれば、総合的
な費用検討の結果、データ購入をしないという判断もで
きる。
【0014】ところで、通信回線が従量制課金を採用し
ているといっても、その従量制課金システムも一律では
なく多数の種類があるのが一般的である。例えば携帯電
話システムを考えてみると、利用者の加入する電話会社
の違いによっても通信費用体系が異なるし、さらには同
じ電話会社であっても加入条件の違いによって通信費用
体系が異なる。例えば割引率の高くなる曜日や時間を指
定したり、通信方式や通信速度を指定する、といったよ
うなことである。したがって、より正確な通信費用の通
知の観点からすれば、請求項3に示すように、情報配信
センタは、移動通信端末から、通信回線を利用する際に
従量制課金に関して適用される個別の条件をアップロー
ドしてもらい、その条件に基づいて通信費用の計算を行
うことが好ましい。これはデータ配信の要求と共にアッ
プロードすれば足りる。
【0015】なお、以上説明したデータ配信システムに
おける移動通信端末としては、例えば通信型カーナビゲ
ーション装置として知られているように、移動体である
車両に搭載されるものであってもよい。この場合は、例
えば既存の携帯電話や自動車電話などを介して情報配信
センタと接続することとなるが、この通信機能を内蔵し
たナビゲーション装置であってもよい。また、人間が携
帯するような端末であってもよい。通信機能を内蔵した
ノートパソコンやPDAなどの携帯性のある情報ツール
も移動通信端末として採用可能である。
【0016】また、配信用データとしては種々考えられ
るが、請求項5に示すように、移動通信端末が少なくと
も地図表示可能なナビゲーション装置である場合には、
その移動通信端末が地図表示に用いるための地図データ
であることが考えられる。ナビゲーション装置の場合、
例えば予め全国地図を準備しておくのではなく、使用頻
度の高い地域の地図だけを準備しておき、それ以外の地
図データについては必要となった時点でダウンロードす
ることが考えられる。また、地図データ自体が更新され
る可能性があるため、更新後の地図データをダウンロー
ドするという利用方法もある。また、これ以外にも請求
項6に示すように、移動通信端末にて実行する処理のた
めの種々のアプリケーションプログラムをダウンロード
することも考えられる。例えばユーザ同士の対戦型ゲー
ムやスタンドアローン型ゲームのプログラムなどが挙げ
られる。
【0017】一方、この様なシステムに用いられる情報
配信センタは、次の様に構成することができる。例え
ば、請求項7に示す情報配信センタは、無線方式での双
方向通信可能且つ従量制課金のなされる通信回線を介し
て移動通信端末と接続されており、移動通信端末からの
配信要求に応じた配信用データを配信する情報配信セン
タにおいて、通信回線の従量制度に基づき、配信要求に
応じた配信用データを配信要求元の移動通信端末へ配信
する際に必要な通信費用を計算し、当該計算した通信費
用を、配信用データの配信に先だって配信要求元の移動
通信端末へ通知することを特徴とするものである。
【0018】この場合、請求項8に示すように、配信デ
ータ自体に供給価格が設定されている場合、その供給価
格を通信費用と共に移動通信端末へ通知するようにして
もよい。また、請求項9に示すように、移動通信端末か
ら、通信回線を利用する際に従量制課金に関して適用さ
れる個別の条件をアップロードしてもらい、その条件に
基づいて通信費用の計算を行ってもよい。さらに、請求
項10に示すように、移動体に搭載され、少なくとも地
図表示が可能なナビゲーション装置として構成された移
動通信端末に対して、当該移動通信端末が地図表示に用
いるための地図データを配信用データとして配信するよ
うにしてもよいし、請求項11に示すように、移動通信
端末にて実行する処理のための種々のアプリケーション
プログラムを配信用データとして配信するようにしても
よい。
【0019】これらの情報配信センタの作用・効果につ
いては、上述したデータ配信システムとしての説明中で
述べているので、ここでは繰り返さない。もちろん、本
発明のデータ配信システムを実現するに際しては、この
情報配信センタにだけ限られるものではなく、その目的
・作用・効果を共通とするものであれば上述の装置とは
異なる装置を用いたものも含むことはいうまでもない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
【0021】図1を参照して、実施例のデータ配信シス
テム及び利用する電話事業者側設備の構成を説明する。
図1において、移動通信端末1と情報配信センタ4が本
実施例のデータ配信システムであり、基地局2と公衆回
線網3が電話事業者側設備である。基地局2と公衆回線
網3、情報配信センタ4と公衆回線網3とは有線で接続
されており、一方、移動通信端末1は、基地局2との間
で無線通信を行うことにより公衆回線網3に接続され
る。したがって、このような電話事業者側設備を介し
て、移動通信端末1と情報配信センタ4とは双方向通信
が可能となっている。また、この電話事業者側設備を使
用することによって、いわゆる従量制の課金がなされる
システム(従量制課金システム)が構築されている。
【0022】まず、情報配信センタ4について説明す
る。図1に示すように、情報配信センタ4は、通信装置
41、ユーザ認証確認手段42、通信費用計算手段4
3、データダウンロード手段44、データ再送手段45
及びデータベースDBを備える。なお、図1における情
報配信センタ4の構成の内、通信装置41以外は、情報
配信センタ4の機能を表すものであり、ハード的には、
コンピュータや記憶装置等からなる周知のコンピュータ
システムにて実現される。また、データベースDBに
は、配信用データとして種々のデータが蓄積されてい
る。例えば、移動通信端末1であるナビゲーション装置
が地図表示に用いるための地図データである。ナビゲー
ション装置の場合、例えば予め全国地図を準備しておく
のではなく、使用頻度の高い地域の地図だけを準備して
おき、それ以外の地図データについては必要となった時
点でダウンロードするという利用方法が想定される。ま
た、地図データ自体が更新される可能性があるため、更
新後の地図データをダウンロードする必要性もある。も
ちろん、これ以外にも種々のアプリケーションプログラ
ムであってもよい。
【0023】本システムにおいては、情報配信センタ4
に対して事前にユーザ情報登録のされている移動通信端
末1に対してデータをダウンロードする場合に限って、
通信費用の通知を行う。そのため、ユーザ認証確認手段
42は、移動通信端末1からダウンロード要求があった
場合に、ユーザ情報を送信してもらい、その送信された
ユーザ情報がデータベースDBに登録されている内容と
合致するかどうかを確認する。
【0024】通信費用計算手段43は、ユーザ認証確認
手段42にて認証確認ができた場合に、ダウンロード要
求のあったデータを要求元の移動通信端末1へダウンロ
ードした際に要する通信費用を計算する。この計算に際
しては、データ容量、通信速度あるいは利用時期(利用
時間帯)などを参照する。そして、計算された通信費用
は通信装置41を介して要求元の移動通信端末1へ通知
される。
【0025】データダウンロード手段44は、通信費用
計算手段43にて計算され、移動通信端末1へ通信費用
が通知された後、移動通信端末1からデータを実際にダ
ウンロードしてよいとの確認が取れた場合に、ダウンロ
ードを実行する。その際、所定の誤り検出情報を付加す
る。
【0026】データ再送手段45は、移動通信端末1か
らデータ再送要求があった場合に、データの再送を行
う。次に、移動通信端末1について説明する。図2に示
すように、本実施例の移動通信端末1は、車両に搭載さ
れた通信型ナビゲーション装置として構成されており、
車両の現在位置を検出する位置検出器12と、各種道路
交通情報を収集するため、ラジオアンテナ16aを介し
てFM放送信号を受信したり、道路近傍に配置されたV
ICS(Vehicle Informationand Communication Syste
m:道路交通情報システム)サービス用の固定局から、
電波ビーコン信号及び光ビーコン信号を受信するVIC
S受信機16と、無線電話回線を介して情報配信センタ
4との間でデータ通信を行う通信装置18と、利用者が
各種指令を入力するための操作スイッチ群が設けられた
リモコン(図示せず)からの信号を入力するリモコンセ
ンサ20と、地図データ入力器22と、外部メモリ24
と、計器板(インパネ)に表示画面が埋め込まれ、スピ
ードメータやタコメータ等の表示の他、地図表示画面や
TV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、リ
モコンセンサ20を介して入力される各種指令に従い、
位置検出器12,VICS受信機16,通信装置18,
リモコンセンサ20,外部メモリ24,表示装置26の
制御を行うことにより各種処理を実行するナビ制御回路
30とを備えている。
【0027】ここで、位置検出器12は、GPS(Glob
al Positioning System) 用の人工衛星からの送信電波
をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,
速度等を検出するGPS受信機12aと、車両に加えら
れる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ12
bと、車速センサや車輪センサ等からなり車両の走行距
離を検出するための車速センサ12cと、地磁気に基づ
いて絶対方位を検出するための地磁気センサ12dとを
備えている。そして、これら各センサ等12a〜12d
は、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに
補完しながら使用するように構成されている。なお、精
度によっては、上述したセンサ等12a〜12dの中の
一部のみを用いて構成してもよく、また、左右操舵輪の
回転差などから得られる車両のステアリング角を累積し
て方向を求めるセンサ等を用いてもよい。
【0028】また、地図データ入力器22は、位置検出
の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用デー
タ、地図データ及び後述する施設データを含む各種デー
タを入力するための装置である。記憶媒体としては、そ
のデータ量からCD−ROMを用いるのが一般的である
が、例えばDVDやメモリカード等の他の媒体を用いて
も良い。地図データは、交差点等の複数のノード間をリ
ンクにより接続して地図を構成したものであって、それ
ぞれのリンクに対し、リンクを特定する固有番号(リン
クID)、リンクの長さを示すリンク長、リンクの始端
と終端とのx,y座標、リンクの道路幅、および道路種
別(有料道路等の道路情報を示すもの)のデータからな
るリンク情報を記憶している。
【0029】表示装置26はカラー表示装置であり、そ
の画面には、位置検出器12にて検出した車両の現在地
を示すマークと、地図データ入力器22より入力された
地図データと、更に地図上に表示する案内経路、名称、
目印等の付加データとを重ねて表示することができる。
また、この表示装置26は本発明の「報知手段」にも相
当し、詳しくは後述するが、情報配信センタ4から送信
されてきた通信費用などの情報を表示することもでき
る。
【0030】なお、本実施例の移動通信端末1は、リモ
ートコントロール端末(以下「リモコン」と称す)を介
してリモコンセンサ20から目的地の位置および、必要
に応じて高速道路等の特定の経路の指定(すなわち通過
点の指定)を入力すると、現在地からその目的地までの
最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成し表示す
る、いわゆる経路案内機能も備えている。このような自
動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等
の手法が知られている。なお、この案内経路の設定・表
示については本発明の主要な特徴部分ではないので、詳
しい説明は省略する。
【0031】一方、外部メモリ24は、ナビゲーション
関連処理を実行する際のメモリ部分として機能し、VR
AMなどを備えている。VRAMとしては、高速アクセ
スが可能なものを採用することが好ましい。また、制御
回路30は、CPU,ROM,RAMからなる周知のマ
イクロコンピュータを中心に構成されており、位置検出
器12からの各検出信号に基づいた車両の現在位置、地
図データ入力器22を介してCD−ROMなどから読み
出した現在位置付近の地図、VICS受信機16や通信
装置18を介して獲得した各種交通情報等を表示画面上
に表示したり、各種状況や環境の変化に応じて、表示画
面に表示すべき情報を適宜切り換える表示制御処理等を
実行する。
【0032】以上説明した本データ配信システムにおい
て実行される処理内容について、図3〜図6を参照して
説明する。まずユーザ情報を登録するための処理につい
て説明する。上述したように、本システムにおいては、
情報配信センタ4に対して事前にユーザ情報登録のされ
ている移動通信端末1に対してデータをダウンロードす
る場合に限り、通信費用の通知を行う。そのため、その
機能を利用するためには、予めユーザ情報を情報配信セ
ンタ4側に登録しておく必要がある。
【0033】その登録内容は、図3に示すように、以下
の〜である。 ユーザの氏名 機種固有の番号…移動通信端末1を構成するナビゲー
ション装置自体に通信機能が内蔵されている場合(つま
り図2の通信装置18が内蔵タイプの場合)には、ナビ
ゲーション装置自体の機種固有の番号となる。一方、ナ
ビゲーション装置は別体の携帯電話や自動車電話をこの
通信装置18として援用する場合には、その携帯電話や
自動車電話の機種固有の番号となる。
【0034】パスワード…これはユーザが個別に設定
できる。 電話番号 電話会社加入条件…ユーザ自身が加入している電話会
社との加入条件であり、基本的には従量制の課金システ
ムであるため、単位時間(例えば1秒)あたりの料金が
例えば曜日や時間帯によって異っている。例えば土曜
日、日曜日の方が月曜日から金曜日までよりも料金が安
いとか、深夜料金がさらに安いといったような条件であ
る。また、通信時間は通信速度によっても異なるため、
通信方式及び通信方式についても登録内容とする。
【0035】続いて、ユーザ情報の登録手順について図
4を参照して説明する。図4は、移動通信端末1にて実
行されるユーザ情報登録処理を示すフローチャートであ
る。本処理が開始されると、S110(Sはステップを
表す)〜S150に示すように、ユーザ情報である氏
名、機種番号、パスワード、電話番号、電話会社加入条
件について、ユーザの入力に応じた登録を行う。ユーザ
は、リモコンを操作することでこれらのユーザ情報の入
力を行うことができる。
【0036】そして、これら入力されたユーザ情報は、
内容確認のため表示装置26に表示されるので、ユーザ
はリモコンを操作して内容の正誤を入力する。移動通信
端末1としては、その入力に基づいて登録内容が正しい
か否かを判断し(S160)、誤っていれば(S16
0:NO)、S110へ戻って氏名登録処理からやり直
す。一方、内容が正しければ(S160:YES)、次
回から同様のユーザ情報を入力する手間を省くため、ユ
ーザ情報を外部メモリ24へ記録しておく。
【0037】次に、情報配信センタ4と接続する(S1
80)。この接続処理については、S170での処理が
終了した後、移動通信端末1が自動的に行うようにして
もよいし、あるいはユーザがリモコンによって情報配信
センタ4との接続を指示した場合に、その指示入力をト
リガとして行ってもよい。
【0038】情報配信センタ4と接続ができたら、S1
70にて外部メモリ24へ記録したユーザ情報を情報配
信センタ4へ送信する(S190)。情報配信センタ4
は、移動通信端末1から送信されたユーザ情報を受信す
ると、事前にユーザが例えば書面などを用いて情報配信
センタ4へ登録しておいた機種番号及びパスワードとの
照合を行う。そして、その照合の結果、送信されたユー
ザ内容が正しければユーザ情報をデータベースDB(図
1参照)に登録し、移動通信端末1へ登録許可した旨を
送信する。一方、送信されたユーザ内容が正しくなけれ
ば、移動通信端末1へ登録を許可しない旨を送信する。
【0039】したがって、図4のフローチャートに戻
り、情報配信センタ4から登録許可した旨を受信した場
合には(S200:YES)、正常に終了し、登録許可
しない旨を受信した場合には(S200:NO)、異常
終了する。なお、登録許可されて正常終了した場合、登
録許可されないで異常終了した状態のいずれも、その状
態がユーザに判るように表示装置26に表示したり、図
示しないLEDなどを点灯・点滅させたりすることが好
ましい。
【0040】なお、例えば電話会社への加入条件などが
変更した場合には、図4の処理に従って修正すればよ
い。次に、移動通信端末1から情報配信センタ4へダウ
ンロードを要求し、その要求に応じたデータが情報配信
センタ4から移動通信端末1へダウンロードされるまで
の処理について、図5,6を参照して説明する。
【0041】まず、ユーザのリモコン操作により入力さ
れるダウンロード要求指示に基づいて開始されるダウン
ロード要求処理においては、S310にて情報配信セン
タ4と接続してダウンロード要求する。なお、この要求
は、所定のデータを特定して行う。もちろん、複数のデ
ータを特定することもできる。したがって、例えば移動
通信端末1の表示装置26にダウンロード可能なデータ
を一覧表示するなどし、その中からユーザによって指定
されたデータについてのダウンロード要求を行うことと
なる。なお、さらに、ダウンロードを実行しようとする
日時を指定することもできるようになっている。つま
り、日時指定をしなければ即座にダウンロードを実行
し、指定すればその指定日時にダウンロードを実行する
のである。
【0042】一方、このように移動通信端末1からのダ
ウンロード要求があると、情報配信センタ4側では、そ
の要求信号を受信することにより、ダウンロード受付処
理が起動され、ダウンロード要求を送信してきた移動通
信端末1に対して、ユーザ情報の送信を指示する(S5
10)。このため、移動通信端末1側では、ダウンロー
ド要求後、情報配信センタ4から送信されてくるユーザ
情報の送信指示を受信すると(S320)、S330に
移行して、図4のS170にて外部メモリ24へ記録し
たユーザ情報を情報配信センタ4に送信する(S33
0)。
【0043】また、このように移動通信端末1から情報
配信センタ4にユーザ情報が送信されると、情報配信セ
ンタ4側では、このユーザ情報を受信し(S520)、
その受信したユーザ情報がデータベースDBに登録され
ている内容と一致するかどうかを判断する、図1におけ
るユーザ認証確認手段42としての処理を実行する(S
530)。
【0044】移動通信端末1から受け付けたユーザ情報
が登録内容と合致している場合には(S540:YE
S)、S550〜S600に示す通信費用の概略計算処
理を実行し、S610にてその計算結果を移動通信端末
1へ通知してからダウンロード受付処理を終了する。一
方、ユーザ情報が登録内容と合致していない場合には
(S540:NO)、S620へ移行して通信費用の計
算を実行しない旨の通知を移動通信端末1へするだけで
本処理を終了する。
【0045】それでは、S550〜S600の通信費用
の計算処理について説明する。S550では要求された
データのデータ容量Pnを認識し、続くS560では通
信速度Vを認識する。この通信速度VはデータベースD
Bに登録されているユーザ情報中から取得する。続い
て、ダウンロードを実行する日時情報を取得する(S5
70)。これは、移動通信端末1から送信されてきたダ
ウンロード要求中にダウンロードの指定日時があればそ
れも取得し、なければ情報配信センタ4が備える時計機
能から得た現在時刻に基づき、以下説明する移動通信端
末1との間の所定のやりとりが終了して即座にダウンロ
ードを実行した場合の予想時刻を取得する。
【0046】S580では、S570で取得した日時情
報に基づき、該当する日時別課金条件Kを認識する。こ
の日時別課金条件KもデータベースDBに登録されてい
るユーザ情報中から取得する。そして、続くS590で
は、S550,S560,S580にてそれぞれ認識し
たデータ容量Pn、通信速度V、日時別課金条件Kを、
通信費用Lnを計算するための式[Ln=Pn/V×
K]に代入して、通信費用Lnを計算する。
【0047】ダウンロード要求されたデータが1〜zま
であるとすると、このS550〜S590の処理を、n
=1→zまで同様に実行して、各データについての通信
費用を計算する(S600)。S600での各データに
ついての通信費用の計算が終了すると、S610へ移行
して、その計算結果を移動通信端末1へ通知する。
【0048】一方、移動通信端末1では、上述したS6
10での計算結果の通知あるいはS620での計算しな
い旨の通知を受信する(S340)。そして、その通知
内容を表示装置26へ表示する(S350)。この表示
を見たユーザはその内容に応じて次のような操作を行
う。
【0049】つまり、S610にて計算結果が通知され
た場合、表示装置26には、ダウンロード要求をしたデ
ータ毎に通信費用が表示される。なお、これまでの説明
では特に言及しなかったが、データ自体の供給価格があ
る場合には、その供給価格についても情報配信センタ4
から移動通信端末1へ送信し、表示装置26に合わせて
表示する。したがって、ユーザは、供給価格及び通信価
格を参考にして実際にダウンロードさせたいデータを選
択する。この選択処理はリモコンを操作して行う。
【0050】一方、S620にて計算しない旨が通知さ
れた場合、表示装置26には、ダウンロード要求をした
データ毎に供給価格のみが表示される。したがって、通
信費用については判らない。もちろん、通信費用は判ら
なくても実際にダウンロードさせたいデータを選択して
もよいし、あるいはダウンロード自体を実行しないよう
にする操作をしてもよい。
【0051】S360では、このようなユーザからの指
示入力を受け付け、ダウンロードの実行指示である場合
には(S370:YES)、選択されたデータについて
のダウンロード実行指示を情報配信センタ4へ送信する
(S380)。そして、その後に情報配信センタ4から
送信されてくるデータを受信して外部メモリ24へ蓄積
する(S390)。一方、ダウンロードを実行しない旨
の指示である場合には(S370:NO)、その旨を情
報配信センタ4へ送信する(S400)。
【0052】移動通信端末1からダウンロードを実行し
ない旨の指示が送信された場合、情報配信センタ4では
そこでダウンロードに係る処理を終了するが、ダウンロ
ード実行指示が送信された場合には、図6に示すダウン
ロード実行処理に移行する。図6のダウンロード実行処
理では、まずダウンロード実行日時かどうかを判断す
る。上述したように、ユーザからのダウンロードの実行
日時の指定がある場合には、その指定日時になるまで待
機する。一方、ダウンロードの実行日時の指定がない場
合には、即座にダウンロードを実行しても良いので、こ
のS710にて肯定判断され、S720にてダウンロー
ドを開始する。なお、図1を参照して情報配信センタ4
の機能について説明した際にも述べたが、データダウン
ロード手段44は、このダウンロードの際に誤り検出情
報を付加する。つまり、情報配信センタ4から送信すべ
き全てのデータが正常に移動通信端末1側へダウンロー
ドされたかどうかを確認するために、ダウンロード用デ
ータ(配信用データ)をユニークな生成多項式に代入し
た結果の値をダウンロード用データに添付して送信す
る。
【0053】このダウンロード用データを受信する移動
通信端末1側では、実際に受信したデータを、情報配信
センタ4にて用いたのと同じ生成多項式に代入した結果
と比較する、CRCチェックなどの所定の誤りチェック
を実施し、その結果を情報配信センタ4へ送信する。
【0054】したがって、情報配信センタ4では、ダウ
ンロード終了後(S730)に、移動通信端末1から送
信された誤り訂正結果を受信して、誤りの有無を判断す
る(S740)。S740での判断にて誤りがなけれ
ば、そのまま本ダウンロード実行処理を終了する。一
方、誤りがあった場合には、データを再送するかどうか
を判断し、(S750)、再送する場合にはS720へ
戻ってダウンロードを再実行する。再送しない場合に
は、処理を中断して(S760)、終了する。
【0055】なお、S750での再送するかしないかの
判断については、情報配信センタ4から移動通信端末1
に対して、ダウンロードしたデータに誤りがあったので
再送するかどうかを問い合わせ、移動通信端末1からの
返答に応じて判断すればよい。つまり、移動通信端末1
の表示装置26において、データ誤りが発生した旨及
び、再送するかしないかを指示して欲しい旨を表示す
る。ユーザからの指示入力に応じて情報配信センタ4へ
返答すればよい。
【0056】以上説明したように、本実施例のデータ配
信システムにおいては、情報配信センタ4においては、
電話事業者側設備である通信回線の従量制度に基づき、
移動通信端末1からのダウンロード要求(配信要求)に
応じたダウンロード用データ(配信用データ)を要求元
の移動通信端末1へ配信する際に必要な通信費用を計算
する。その計算した通信費用は、ダウンロード用データ
の配信に先だって要求元の移動通信端末1へ通知され、
表示装置26に表示される。本実施例ではデータの価格
(供給価格)も共に表示される。
【0057】したがって、移動通信端末1の利用者は、
要求したダウンロード用データを実際にダウンロードす
る前にその通信費用を知ることができるため、その通信
費用を勘案して、実際にデータをダウンロードするかど
うかを判断できる。つまり、例えば通知された通信費用
が自分の考えていた額とかけはなれて高額であった場合
には、データのダウンロード自体を取りやめるという選
択もできる。
【0058】また、データ自体に供給価格が設定されて
いる場合には、その供給価格も共に表示される。ユーザ
がデータ購入を検討する際には、通信費用とデータの供
給価格を含めた全費用を考慮するので、実際のダウンロ
ード前に、通信費用に加えてデータ供給価格も把握でき
れば、ユーザとしてはより適切な判断ができるため好ま
しい。
【0059】また、本実施例のシステムでは、従量制課
金に関して適用される個別の条件を移動通信端末1から
情報配信センタ4へアップロードし、その条件に基づい
て通信費用の計算を行っている。従量制課金を採用する
通信回線であるといっても、その従量制課金システムは
一律ではなく多数の種類があるのが一般的である。した
がって、このような個別条件に基づけば、ユーザ毎の事
情に対応したより正確な通信費用の通知ができる。
【0060】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様をとることができる。例えば、上記実施例で
は、ダウンロードしない場合のユーザの意志表示として
は、所定のリモコン操作を想定したが、所定時間何も操
作しないと自動的にダウンロードを実行しないと判断す
るような構成を採用しても良い。
【0061】また、本発明のデータ配信システムにおけ
る移動通信端末1としては、上述した実施例のような通
信型のナビゲーション装置以外にも、人間が携帯するよ
うな端末であってもよい。例えば通信機能を内蔵したノ
ートパソコンやPDAなどの携帯性のある情報ツールも
移動通信端末として採用可能である。
【0062】また、配信用データとしては、ナビゲーシ
ョン用の地図データだけでなく、移動通信端末1にて実
行する処理のための種々のアプリケーションプログラム
をダウンロードすることも考えられる。例えばユーザ同
士の対戦型ゲームやスタンドアローン型ゲームのプログ
ラムなどが挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のデータ通信システムの概略構成を表
す構成図である。
【図2】 移動通信端末の構成の一例を表すブロック図
である。
【図3】 ユーザ情報の登録内容を示す説明図である。
【図4】 移動通信端末におけるユーザ情報の登録手順
を示すフローチャートである。
【図5】 移動通信端末におけるダウンロード要求処理
及び情報配信センタにおけるダウンロード受付処理を示
すフローチャートである。
【図6】 情報配信センタにおけるダウンロード実行処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…移動通信端末 2…基地局 3…公衆回線網 4…情報配信センタ 12…位置検出器 12a…GPS受信機 12a…センサ等 12b…ジャイロスコー
プ 12c…車速センサ 12d…地磁気センサ 16…VICS受信機 16a…ラジオアンテナ 18…通信装置 20…リモコンセンサ 22…地図データ入力器 24…外部メモリ 26…表示装置 30…ナビ制御回路 41…通信装置 42…ユーザ認証確認手
段 43…通信費用計算手段 44…データダウンロー
ド手段 45…データ再送手段 DB…データベース
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA25 GB03 JA33 JB07 JB22 KA15 5K025 AA05 AA08 BB02 CC01 DD06 EE18 JJ02 JJ10 JJ12 JJ18 5K067 AA29 BB03 BB04 BB21 BB36 DD23 EE02 EE10 EE16 FF04 FF23 GG01 GG11 5K101 KK02 LL12 MM07 NN48 PP03 TT06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報配信センタと移動通信端末とが、無線
    方式での双方向通信可能且つ従量制課金のなされる通信
    回線を介して接続されており、前記移動通信端末からの
    配信要求に応じた配信用データを前記情報配信センタか
    ら配信するデータ配信システムにおいて、 前記情報配信センタは、 前記通信回線の従量制度に基づき、前記配信要求に応じ
    た配信用データを配信要求元の前記移動通信端末へ配信
    する際に必要な通信費用を計算し、当該計算した通信費
    用を、前記配信用データの配信に先だって前記配信要求
    元の移動通信端末へ通知可能であり、 一方、前記移動通信端末は、 前記情報配信センタから通知された通信費用を利用者に
    報知する報知手段を備えていること、 を特徴とするデータ配信システム。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載のデータ配信システム
    において、 前記情報配信センタは、 前記配信データ自体に供給価格が設定されている場合、
    その供給価格を前記通信費用と共に前記移動通信端末へ
    通知すること、 を特徴とするデータ配信システム。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は2に記載のデータ配信シ
    ステムにおいて、 前記情報配信センタは、 前記移動通信端末から、前記通信回線を利用する際に前
    記従量制課金に関して適用される個別の条件をアップロ
    ードしてもらい、その条件に基づいて前記通信費用の計
    算を行うこと、 を特徴とするデータ配信システム。
  4. 【請求項4】前記請求項1〜3のいずれかに記載のデー
    タ配信システムにおいて、 前記移動通信端末は移動体に装備されていること、を特
    徴とするデータ配信システム。
  5. 【請求項5】前記請求項4に記載のデータ配信システム
    において、 前記移動通信端末は少なくとも地図表示が可能なナビゲ
    ーション装置であり、前記情報センタから配信する配信
    用データは、当該移動通信端末が地図表示に用いるため
    の地図データであること、 を特徴とするデータ配信システム。
  6. 【請求項6】前記請求項1〜5のいずれかに記載のデー
    タ配信システムにおいて、 前記情報センタから配信する配信用データは、当該移動
    通信端末にて実行する処理のためのアプリケーションプ
    ログラムであること、 を特徴とするデータ配信システム。
  7. 【請求項7】無線方式での双方向通信可能且つ従量制課
    金のなされる通信回線を介して移動通信端末と接続され
    ており、前記移動通信端末からの配信要求に応じた配信
    用データを配信する情報配信センタにおいて、 前記通信回線の従量制度に基づき、前記配信要求に応じ
    た配信用データを配信要求元の前記移動通信端末へ配信
    する際に必要な通信費用を計算し、当該計算した通信費
    用を、前記配信用データの配信に先だって前記配信要求
    元の移動通信端末へ通知すること、 を特徴とする情報配信センタ。
  8. 【請求項8】前記請求項7に記載の情報配信センタにお
    いて、 前記配信データ自体に供給価格が設定されている場合、
    その供給価格を前記通信費用と共に前記移動通信端末へ
    通知すること、 を特徴とする情報配信センタ。
  9. 【請求項9】前記請求項7又は8に記載の情報配信セン
    タにおいて、 前記移動通信端末から、前記通信回線を利用する際に前
    記従量制課金に関して適用される個別の条件をアップロ
    ードしてもらい、その条件に基づいて前記通信費用の計
    算を行うこと、 を特徴とする情報配信センタ。
  10. 【請求項10】前記請求項7〜9のいずれかに記載の情
    報配信センタにおいて、 移動体に搭載され、少なくとも地図表示が可能なナビゲ
    ーション装置として構成された前記移動通信端末に対し
    て、当該移動通信端末が地図表示に用いるための地図デ
    ータを前記配信用データとして配信すること、 を特徴とする情報配信センタ。
  11. 【請求項11】前記請求項7〜10のいずれかに記載の
    情報配信センタにおいて、 前記移動通信端末に対して、当該移動通信端末にて実行
    する処理のためのアプリケーションプログラムを前記配
    信用データとして配信すること、 を特徴とする情報配信センタ。
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