JPH10190845A - 移動通信機能を備えた携帯端末、移動通信システム、移動通信制御方法、及び記録媒体 - Google Patents

移動通信機能を備えた携帯端末、移動通信システム、移動通信制御方法、及び記録媒体

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JPH10190845A
JPH10190845A JP9278983A JP27898397A JPH10190845A JP H10190845 A JPH10190845 A JP H10190845A JP 9278983 A JP9278983 A JP 9278983A JP 27898397 A JP27898397 A JP 27898397A JP H10190845 A JPH10190845 A JP H10190845A
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communication
mobile communication
mobile
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radio wave
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JP9278983A
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Kazunori Shimakawa
和典 島川
Kenichiro Yanagi
建一郎 柳
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、移動通信機能を備えた携帯端末が複
数種の移動通信網を介して接続された通信システムにお
いて、通信対象データに対して各種のフィルタリング指
定ができ、指定フィルタリングを適用した場合のデータ
量を基に移動通信網毎に通信料金を計算し、最も安価な
移動通信網を自動選択できる携帯端末を提供することを
課題とする。 【解決手段】携帯端末10は、複数種の移動通信網11
の電波状態から通信可能なものを選別する電波検出装置
と、各移動通信網11に関する種別、理論的通信性能、
各種条件により設定が変化する単位時間当たりの通信料
等の情報を管理するテーブル及び処理手段とを備えて、
電波検出装置により選別された移動通信網11の種別と
最小通信時間あるいは最小通信料を見積ることにより最
適条件で通信可能な移動通信網11を決定する機能をも
つことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信機能を備
えた携帯端末、携帯端末を用いた移動通信システム、携
帯端末を用いた移動通信制御方法、及び移動通信機能を
備えた携帯端末に適用される移動通信制御プログラムを
記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数種類の移動通信システムの機
能を搭載した携帯端末を用いて移動環境で通信を行なう
場合、以下のような問題があった。 (1)使用者は経済性を考慮して移動通信システムを選
ぶ際、通信したい文書等のデータ量をもとに、移動通信
システム毎に通信料金を事前に計算し、通信料金が一番
安い移動通信システムを選んでいた。このため従来では
多くの時間と労力を要し、使用者にかかる操作負担が大
きいという問題があった。
【0003】(2)また、通信性能の低い移動通信シス
テムを利用して、所謂、画像や音声などのマルチメディ
アデータを通信するには時間が掛かり過ぎる上に、高額
の通信料金が掛かっていた。このため、使用者はマルチ
メディアデータを自らフィルタリング処理して、例えば
テキストのようなコンパクトなデータに一旦変換した上
で通信を行なうという処理操作を行なっており、このた
め従来では多くの時間と労力を要し、使用者にかかる操
作負担が大きいという問題があった。
【0004】(3)携帯端末を用いての通信は一般に移
動しながら行なわれることが多く、この際は移動しなが
ら処理を行なっている最中に異なる移動通信システムの
環境になってしまい、それまでに行なっていた通信料金
の計算やデータのフィルタリングをやり直さなければな
らないという不具合が生じる。
【0005】このように従来では操作性及び利便性の面
で種々の問題があった。上記した問題は、近年の携帯端
末の急速な普及に伴い、移動中や外出先からオフィスに
設置されているサーバコンピュータに、例えば携帯電話
網や簡易型携帯電話(PHS)網を経由してアクセスす
る業務形態がブームとなりつつある現在、増加の一途を
辿ることは容易に予想される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術においては、利用者の操作によるマル
チメディアデータのフィルタリングが通信したいデータ
毎に必要となること、通信料金の事前の計算が必要とな
ること、異なる移動通信網のセルに移動した場合、再計
算と再度のフィルタリングが必要になる等、操作性及び
利便性の面で種々の問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
通信対象データに対して各種のフィルタリングを利用者
が指定できる機能、及び指定のフィルタリングを適用し
た場合のデータ量をもとに移動通信網毎に通信料金を計
算して最も安価な移動通信網を自動的に選択する機能を
携帯端末に搭載して、移動環境での操作性及び利便性の
向上を図った移動通信機能を備えた携帯端末、携帯端末
を用いた移動通信システム、携帯端末を用いた移動通信
制御方法、及び移動通信機能を備えた携帯端末に適用さ
れる移動通信制御プログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、移動通信機能を備えた携帯端末が複数種の
移動通信網を介して接続された通信システムに於いて、
上記携帯端末は、通信を行なう環境に於いて上記複数種
の移動通信網の電波状態を検出し当該電波強度から通信
可能なものだけを選別する電波検出手段と、上記複数種
の移動通信網の単位データ量当たりの通信時間及び通信
料をデータ通信に当たって見積るために使用される移動
通信網に関する種別、理論的通信性能、各種条件により
設定が変化する単位時間当たりの通信料等の情報を管理
する管理手段と、上記電波検出手段により選別された移
動通信網の種別と上記管理手段を用いて最小通信時間あ
るいは最小通信料を見積ることにより最適条件での通信
が可能な移動通信網を決定し、その移動通信網を使用し
て通信を実行する、または上記携帯端末の操作者が自ら
決定した移動通信網を使用して通信を実行する通信手段
とを具備することを特徴とする。
【0009】また、本発明は上記目的を達成するため、
移動通信機能を備えた携帯端末が複数種の移動通信網を
介して接続された通信システムに於いて、上記携帯端末
は、通信を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網
の電波状態を検出し当該電波強度から通信可能なものだ
けを選別する電波検出手段と、上記複数種の移動通信網
の単位データ量当たりの通信時間及び通信料をデータ通
信に当たって見積るために使用される移動通信網に関す
る種別、各種条件により設定が変化する単位時間当たり
の通信料等の情報を管理する管理手段と、上記複数種の
移動通信網毎の過去の統計的な実行通信性能等を記録す
る記録手段と、上記記録手段に記録されている過去の実
効通信性能と、最新の通信データ量と実通信時間から算
出した最新実効通信性能とをもとに所定の統計的処理に
より新たな実効通信性能を算出し上記記録手段に記録す
る統計処理手段と、上記電波検出手段により選別された
移動通信網毎に上記管理手段及び上記記録手段を用いて
最小通信時間あるいは最小通信料を見積ることにより最
適条件での通信が可能な移動通信網を決定し、その移動
通信網を使用して通信を実行する、または上記携帯端末
の操作者自らが決定した移動通信網を使用して通信を実
行する通信手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また本発明は、移動通信機能を備えた携帯
端末が複数種の移動通信網を介して接続された通信シス
テムに適用される携帯端末を用いた移動通信制御方法に
於いて、上記携帯端末は、通信を行なう環境に於いて上
記複数種の移動通信網の電波状態を検出して当該電波強
度から通信可能なものだけを選別し、上記複数種の移動
通信網の単位データ量当たりの通信時間及び通信料をデ
ータ通信に当たって見積るために使用される移動通信網
に関する種別、理論的通信性能、各種条件により設定が
変化する単位時間当たりの通信料等の情報を管理し、上
記電波検出により選別された移動通信網の種別と上記管
理を用いて最小通信時間あるいは最小通信料を見積るこ
とにより最適条件での通信が可能な移動通信網を決定
し、その移動通信網を使用して通信を実行する、または
上記携帯端末の操作者が自ら決定した移動通信網を使用
して通信を実行するようにしたことを特徴とする。
【0011】また本発明は、移動通信機能を備えた携帯
端末が複数種の移動通信網を介して接続された通信シス
テムに適用される携帯端末を用いた移動通信制御方法に
於いて、上記携帯端末は、通信を行なう環境に於いて上
記複数種の移動通信網の電波状態を検出し当該電波強度
から通信可能なものだけを選別し、上記複数種の移動通
信網の単位データ量当たりの通信時間及び通信料をデー
タ通信に当たって見積るために使用される移動通信網に
関する種別、各種条件により設定が変化する単位時間当
たりの通信料等の情報を管理し、上記複数種の移動通信
網毎の過去の統計的な実行通信性能等を記録し、上記記
録されている過去の実効通信性能と、最新の通信データ
量と実通信時間から算出した最新実効通信性能とをもと
に所定の統計的処理により新たな実効通信性能を算出し
て記録し、上記電波検出により選別された移動通信網毎
に上記管理及び上記記録を参照して最小通信時間あるい
は最小通信料を見積ることにより最適条件での通信が可
能な移動通信網を決定し、その移動通信網を使用して通
信を実行する、または上記携帯端末の操作者自らが決定
した移動通信網を使用して通信を実行するようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】また本発明は、複数種の移動通信網が利用
可能な移動通信機能を備えた携帯端末に適用される移動
通信制御プログラムを記録した記録媒体であって、上記
複数種の移動通信網の電波状態から通信可能な移動通信
網の電波を検出する電波検出機能と、上記移動通信網に
関する利用条件を含む通信網利用情報を管理する利用情
報管理機能と、上記電波検出機能により選別された移動
通信網の種別と上記利用情報管理機能で管理された通信
網利用情報とを用いて最適条件での通信が可能な移動通
信網を決定する移動通信網選定機能とを実現させるため
の移動通信制御プログラムを記録してなることを特徴と
する。
【0013】また本発明は、複数種の移動通信網が利用
可能な移動通信機能を備えた携帯端末に適用される移動
通信制御プログラムを記録した記録媒体であって、通信
を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網の電波状
態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを選別
する電波検出機能と、上記複数種の移動通信網の単位デ
ータ量当たりの通信時間及び通信料をデータ通信に当た
って見積るために使用される、移動通信網に関する種
別、理論的通信性能、及び各種条件により設定が変化す
る単位時間当たりの通信料を含む情報を管理する管理機
能と、上記電波検出機能により選別された移動通信網の
種別と上記管理機能を用いて最小通信時間あるいは最小
通信料を見積ることにより最適条件での通信が可能な移
動通信網を決定しその移動通信網を使用して通信を実行
する、または上記携帯端末の操作者が自ら決定した移動
通信網を使用して通信を実行する通信機能とを実現させ
るための移動通信制御プログラムを記録してなることを
特徴とする。
【0014】また本発明は、複数種の移動通信網が利用
可能な移動通信機能を備えた携帯端末に適用される移動
通信制御プログラムを記録した記録媒体であって、通信
を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網の電波状
態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを選別
する電波検出機能と、上記複数種の移動通信網の単位デ
ータ量当たりの通信時間及び通信料をデータ通信に当た
って見積るために使用される、移動通信網に関する種
別、及び各種条件により設定が変化する単位時間当たり
の通信料を含む情報を管理する管理機能と、上記複数種
の移動通信網毎の過去の統計的な実行通信性能を記録し
管理する記録管理機能と、上記記録管理機能により管理
されている過去の実効通信性能と、最新の通信データ量
と、実通信時間から算出した最新実効通信性能とをもと
に所定の統計的処理により、新たな実効通信性能を算出
し当該算出した情報を上記記録管理機能に記録する統計
処理機能と、上記電波検出機能により選別された移動通
信網毎に上記管理機能及び上記記録管理機能を用いて最
小通信時間あるいは最小通信料を見積ることにより最適
条件での通信が可能な移動通信網を決定しその移動通信
網を使用して通信を実行する、または上記携帯端末の操
作者自らが決定した移動通信網を使用して通信を実行す
る通信機能とを実現させるための移動通信制御プログラ
ムを記録してなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の概要は次の通りである。 (1)移動通信機能を備えた携帯端末が複数種の移動通
信網を介して接続された通信システムに於いて、上記携
帯端末は、通信を行なう環境に於いて上記複数種の移動
通信網の電波状態を検出し当該電波強度から通信可能な
ものだけを選別する電波検出手段と、上記複数種の移動
通信網の単位データ量当たりの通信時間及び通信料をデ
ータ通信に当たって見積るために使用される移動通信網
に関する種別、理論的通信性能、各種条件により設定が
変化する単位時間当たりの通信料等の情報を管理する管
理手段と、上記電波検出手段により選別された移動通信
網の種別と上記管理手段を用いて最小通信時間あるいは
最小通信料を見積ることにより最適条件での通信が可能
な移動通信網を決定し、その移動通信網を使用して通信
を実行する、または上記携帯端末の操作者が自ら決定し
た移動通信網を使用して通信を実行する通信手段とを具
備することを特徴とする携帯端末を用いた移動通信シス
テムにある。
【0016】この構成によれば、複数種の移動通信網の
中から最小の通信時間あるいは最小の通信料のいずれか
で通信可能な移動通信網を使用して通信が可能となるた
め、携帯端末を用いた移動通信における利便性の向上が
図られる。また携帯端末の操作者が移動通信網を選択で
きるため、例えば最小の通信時間あるいは最小の通信料
で通信できる移動通信網であっても信頼性という観点か
ら問題のある移動通信網を意識的に利用せずにより信頼
性の高い移動通信網を使用でき、結果として同様に利便
性向上が図られる。
【0017】(2)移動通信機能を備えた携帯端末が複
数種の移動通信網を介して接続された通信システムに於
いて、上記携帯端末は、通信を行なう環境に於いて上記
複数種の移動通信網の電波状態を検出し当該電波強度か
ら通信可能なものだけを選別する電波検出手段と、上記
複数種の移動通信網の単位データ量当たりの通信時間及
び通信料をデータ通信に当たって見積るために使用され
る移動通信網に関する種別、各種条件により設定が変化
する単位時間当たりの通信料等の情報を管理する管理手
段と、上記複数種の移動通信網ごとの過去の統計的な実
行通信性能等を記録する記録手段と、上記記録手段に記
録されている過去の実効通信性能と、最新の通信データ
量と実通信時間から算出した最新実効通信性能とをもと
に所定の統計的処理により新たな実効通信性能を算出し
上記記録手段に記録する統計処理手段と、上記電波検出
手段により選別された移動通信網毎に上記管理手段及び
上記記録手段を用いて最小通信時間あるいは最小通信料
を見積ることにより最適条件での通信が可能な移動通信
網を決定し、その移動通信網を使用して通信を実行す
る、または上記携帯端末の操作者自らが決定した移動通
信網を使用して通信を実行する通信手段とを具備するこ
とを特徴とする通信システムにある。
【0018】この構成によれば、複数種の移動通信網の
中から実効的最小通信時間あるいは実効的最小通信料の
いずれかで通信可能な移動通信網を使用して通信が可能
となるため、携帯端末を用いた移動通信における利便性
の向上が図られる。また携帯端末の操作者が移動通信網
を選択できるため、例えば実効的最小通信時間あるいは
実効的最小通信料で通信できる移動通信網であっても信
頼性という観点から問題のある移動通信網を意識的に利
用せずにより信頼性の高い移動通信網を使用でき、結果
として同様に利便性の向上が図れる。
【0019】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の実施形態によるシス
テム全体の構成を示すブロック図である。
【0020】図1に示すように、複数の携帯端末10−
1,10−2,…,10−iが、移動通信網11−1,
11−2,…,11−j、及びそれらを交換制御する交
換機12−1,12−2,…,12−k、さらにはLA
N14を介してサーバコンピュータ13と接続されてい
る。
【0021】携帯端末10−1,10−2,…,10−
iは、携帯電話機あるいは同等の機能を有する個人単位
で与えられたPCカードが接続されることにより固有の
電話番号が付与される。
【0022】この固有の電話番号が付与された携帯端末
10−1,10−2,…,10−iと、サーバコンピュ
ータ13は、交換機12−1,12−2,…,12−k
の制御下で相互に接続されており、交換機12−1,1
2−2,…,12−kを除いてそのいずれが送信側にな
っても着信側になってもよいが、以下の説明では、送信
側を携帯端末10−1、着信側をサーバコンピュータ1
3とする。
【0023】携帯端末10−1上には、サーバコンピュ
ータ13との間で最適な通信処理を実行する通信プログ
ラム(CP)が搭載されている。ここで言う最適な通信
処理とは、携帯端末10−1が存在する移動環境で通信
可能な複数の移動通信網のうち、最小の時間または最小
の通信料で通信可能な移動通信網を通信プログラム(C
P)が自動的に選択し、あるいは操作者が指定した移動
通信網を選択し、それを利用してデータを通信する処理
をいう。
【0024】尚、上記通信プログラム(CP)は当該携
帯端末10−1が内蔵するハードディスク装置(HD
D)等の大容量回転記憶媒体、又はフロッピーディスク
ドライブ(FDD)等の外部記憶装置を介して内部記憶
(メモリ)に格納されることにより搭載される。
【0025】先ず、上記各携帯端末10−1,10−
2,…,10−iの構成について図2を用いて説明す
る。図2に示すように、携帯端末10−1,10−2,
…,10−iは、それぞれCPU21、メモリ22、L
CD等の画面表示装置23、キーボードやマウスなどの
入力装置24、移動通信網11−1,11−2,…,1
1−jとの通信を行なう通信制御装置25、複数種の移
動通信網の電波を検出する電波検出装置26、通信対象
ファイル27aが格納されている2次記憶装置27、内
蔵タイマー28等から構成される。
【0026】メモリ22上には、上記図1に示す通信プ
ログラム(CP)を実現するための、画面表示を制御す
る画面制御プログラム22a、複数種の移動通信網の電
波検出を電波検出装置26に指示する電波検出プログラ
ム22b、通信時間と通信料を計算し通信に使用する移
動通信網を決定し通信データの送受信を通信制御装置2
5に対して指令する通信制御プログラム22c等が格納
されるとともに、通信データを格納するための通信デー
タバッファ22d、画面表示装置23上に表示される各
種アイコン等のデータを格納しておく画面操作データ2
2e、通信時間と通信料を計算するときに通信プログラ
ム制御22cが使用する移動通信網管理テーブル22
f、及び地域コード管理テーブル22g、内蔵カレンダ
ー22h等が格納されている。
【0027】また、図3に示すように、携帯端末10−
1の通信条件指定画面3内には、通信対象ファイル3
1、通信先電話番号32、通信データ種別選択画面3
3、通信網選択基準画面34、計算実行アイコン35等
が設けられている。
【0028】通信データ種別選択画面33上には、通信
対象ファイル31に指定されたファイルに含まれるデー
タ種別に対応するチェックボックス33aにチェックサ
インを付加したチェックボックスリスト33bが表示さ
れる(図3の例では、テキスト、表、静止画像を通信の
対象としていることを表している)。非該当データ種別
にはチェックサインはついていない。
【0029】このようなデータ種別スキャン処理は、通
信制御プログラム22cが実行し、該当データ種別のチ
ェックボックス33aにチェックサインを付加した上で
表示する。
【0030】操作者は表示されたチェックサインを見直
して、通信しないデータ種別があれば、それを再度チェ
ックすることでチェックから外し、通信データ種別を決
定する。
【0031】通信データ種別を決定すると、通信制御プ
ログラム22cは通信対象ファイル31の中から該当す
る種別のデータだけを取り出し、圧縮したデータ量を圧
縮データ量33cに表示する。この圧縮データ量33c
は後の通信料と通信時間の見積もりに使用される。
【0032】通信網選択基準画面34上には、通信時間
優先、通信料優先、手動選択の3つがチェックボックス
34aと選択基準34bの対で表示される(図3の例で
は通信時間優先が選択されていることを表している)。
【0033】通信時間優先とは、通信を実行しようとし
ている日付(平日であるか否かによって通信料が変わる
ので携帯端末10−1のメモリ22上の内蔵カレンダー
22hから日付を取り出し判断する)、時刻(時間帯に
より通信料が変わるので、その時刻を携帯端末10−1
の内蔵タイマー28から取り出す)及び環境(その環境
でしか通信できない移動通信網の環境)で電波検出プロ
グラム22bの検出した通信可能な複数種の移動通信網
のうち、最小の通信時間の網を優先的に選択することで
あり、通信料優先とは、同様に最小の通信料で通信がで
きる移動通信網を優先的に選択することである。
【0034】これら2つの優先のいずれか1つが指定さ
れた後、その基準に基づいて、その時点で通信可能な複
数種の移動通信網の中から最適な移動通信網を通信料と
通信時間の計算結果によって選択するのは通信制御プロ
グラム22cの役目である。
【0035】一方、操作者の意志によって選択する手動
選択という基準も指定できるが、この場合には通信プロ
グラムはいずれが最適という特別な選択処理は行なわ
ず、その時点で通信可能な複数種の移動通信網の通信料
と通信時間の見込みを各々計算するだけである。
【0036】携帯端末10−1の通信条件指定画面3上
で、計算実行アイコン35をクリックすると、通信制御
プログラム22cは計算を行ない、その結果を以下に説
明する図4の通信実行画面4上に表示する。
【0037】次に、携帯端末10−1の通信実行画面4
を図4を用いて説明する。通信条件が通信条件指定画面
3で指定され、計算実行アイコン35がクリックされる
と、まず電波検出プログラム22bが通信を実行しよう
としている携帯端末10−1の存在する環境で複数種の
移動通信網の電波を検出し通信可能な移動通信網を決定
する。
【0038】通信プログラムは、これらの決定された通
信可能な移動通信網すべてについて上述の計算処理を実
行し、その結果を図4に示す通信実行画面4上に表示す
る。その表示内容は、通信条件指定画面3の通信網選択
基準34で通信時間優先が指定された場合、通信時間が
小さい順番で現時点で通信可能な複数種の移動通信網す
べてに対して、そのチェックボックス41a、移動通信
網の種別41b、通信時間41c、通信料41dを表示
し、最小通信時間のチェックボックスにチェックサイン
を付加して表示し、また通信料優先が指定された場合に
は通信料が小さい順番に同様な内容を表示する。
【0039】さらに手動選択が指定されると、単純に同
様な内容を順不同で表示する。自動選択の場合、操作者
は通信実行アイコン42をクリックするしかないが、手
動選択では、いずれか任意の種別の移動通信網を選択
し、通信実行アイコン42をクリックすることができ
る。
【0040】手動選択の利点は、移動通信網の電波状態
の安定性が自動選択されたものでは欠けているケースに
対処できることにある。携帯端末10−1のメモリ22
上の移動通信網管理テーブル22fを図5に示す。
【0041】移動通信網管理テーブル22fは、図5に
示すように、移動通信網種別51毎に通信性能(通信レ
ート単位Kbps)52、通信先区分53、単位時間当
たりの通信料54から構成される。
【0042】通信先区分53は、携帯端末の存在する地
域と比較して通信先の地域はどの程度離れているかを表
している。この区分は携帯端末の電話番号と通信先の電
話番号の双方の局番を比較することで判断できる。
【0043】このための対照表が後述する図6の地域コ
ード管理テーブル22gである。単位時間当たりの通信
料54は、さらに細分化されており、営業時間帯ごとに
通信料は異なっているのが通常であるため、その情報を
登録したものである。
【0044】例えば移動通信網11−1は、同一地域内
では平日の午前7時から午後8時まではP1−1(円)
であり、午後8時から午後11時まではP1−2
(円)、午後11時から翌朝7時まではP1−3(円)
である。
【0045】一般には、深夜の通信料が安いため、この
ようなテーブルで管理することが必要となる。又、通信
先区分に、他移動通信網という項目があるが、これはい
くつかの通信網会社(キャリア会社)間を跨いで通信す
るケースに対応するためのものである。このような場合
では一般に通信料は高くなる。
【0046】図5を用いて具体的に説明すると、電波検
出プログラム22bが検出した通信可能な移動通信網
は、移動通信網11−2と移動通信網11−iの2つで
あり、携帯端末10−1と通信先のサーバコンピュータ
13とが同一地域外の場合で且つ平日の午後9時である
とすると、単位時間当たりの通信料はそれぞれP2−7
とP2−iの2つが決定される。通信時間及び通信料の
見積もり計算にはこれら2つが用いられる。
【0047】携帯端末10−1のメモリ22上に設けら
れた地域コード管理テーブル22gの構成を図6に示
す。地域コード管理テーブル22gは、電話番号の局番
から通信先の電話番号の属する地域コードを引くための
テーブルである。
【0048】通信制御プログラム22cが携帯端末10
−1の存在する地域からサーバコンピュータ13の存在
する地域に通信するに当たり通信料と通信時間の見込み
を計算するが、このときの単位時間当たりの通信料とし
て移動通信網管理テーブル22fからどれを選択するか
の基準の1つが通信先区分である。その細目である同一
地域内、同一地域外、他移動通信網の3つのどれかを決
定するために使用するのが地域コード管理テーブル22
gである。
【0049】すなわち、携帯端末10−1に付与されて
いる電話番号の局番をもとに地域コード管理テーブルか
ら該当する地域コードを引き、次に通信先のサーバコン
ピュータ13の電話番号の局番を同様にして地域コードを
引き、両者が同一であれば、同一地域内であり、異なっ
ていて他移動通信網でなければ同一地域外となり、どれ
でもなければ他移動通信網であるといった地域の区分が
できる。図6の例では、移動通信網11−2の地域コー
ドAmが管理する局番はQ2i,…,Q2kの複数個存
在するが、携帯端末10−1の局番がQ2iで、サーバ
コンピュータ13のがQ2kだとするとこれらは同一地
域内に存在することがわかる。地域コード管理テーブル
6には移動通信網の種類分だけ地域と局番対応関係が登
録されている。
【0050】以上の移動通信網管理テーブル22f及び
地域コード管理テーブル22gは、いずれも各移動通信
網の交換機から任意の時点で入手可能である。あるいは
電話広告に記載されている通信料一覧から作成すること
も可能である。
【0051】以下、携帯端末10−1の通信処理を前述
の図7に示す通信制御プログラム22cのフローチャー
トを用いて説明する。通信条件指定画面3を表示し、通
信対象ファイル31と通信先電話番号32の入力を促す
(図7ステップS71)。操作者は通信対象ファイル3
1と通信先電話番号32を入力する(図7ステップS7
2)。
【0052】入力された通信対象ファイル31の内容を
スキャンして、それに含まれるデータの種別にチェック
を入れたチェックボックスリスト33a,33bを通信
データ種別画面33上に表示し、通信対象ファイル31
を実際に圧縮し通信データバッファ22d上に格納して
おき、その際の圧縮データ量33cを通信データ種別画
面33上に表示するとともに、通信網選択基準画面34
を表示する(図7ステップS73)。
【0053】操作者が、予め通信制御プログラム22c
によりチェックしたデータ種別から通信したいものだけ
を改めて選択すると、通信制御プログラム22cは新た
に圧縮を行ない、その結果を通信データバッファ22d
上に格納するとともに、圧縮データ量33cを計算し、
それを通信条件指定画面33上に表示する(図7ステッ
プS74)。
【0054】操作者は通信網選択基準画面34で通信料
優先、通信時間優先、あるいは手動優先のいずれかをチ
ェックボックス34aと選択基準34bにより選択し、
計算実行アイコン35をクリックする(図7ステップS
75)。
【0055】この計算実行アイコン35のクリック入力
により、通信可能な電波強度を持つ移動通信網をすべて
検出する(図7ステップS76)。そして携帯端末10
−1に予め付与された電話番号と通信先電話番号32の
局番を比較し、同一地域内、同一地域外、または他移動
通信網のうちのどの地域への通信かを判別する(図7ス
テップS77)。
【0056】更に内蔵カレンダー22hから今日が平日
かそれ以外かを識別するとともに、内蔵タイマー28か
ら現在の時刻を読み出す(図7ステップS78)。移動
通信網管理テーブル22fから前段で検出したすべての
通信可能な移動通信網に対して、通信先の地域、平日/
非平日の区別、現在の時刻をつきあわせて、それぞれの
単位時間当たりの通信料を取り出す(図8ステップS7
9)。
【0057】通信可能なすべての移動通信網に対して、
圧縮データ量V、通信レートRi、単位時間当たりの通
信料Kiの3つのパラメータを用いて、通信時間Tiと
通信料Ciを計算する(図8ステップS80)。
【0058】計算式は次の通りである。 通信時間見積もり式: Ti=V/Ri 通信料見積もり式: Ci=Ki*Ti 通信条件指定画面3上の通信網選択基準34で指定され
た基準により以降の処理が違ってくる(図8ステップS
81)。
【0059】まず,通信時間優先であれば、計算した通
信時間Tiをもとに昇順(小さい順)に並べた結果とし
て移動通信網11−i、通信時間Ti、通信料Ciを通
信実行画面4上に表示する。このとき通信時間Tiが一
番小さい最上位のチェックボックスにチェックサインを
入れて表示する(図8ステップS82)。
【0060】通信料優先であれば、計算した通信料Ci
をもとに昇順(小さい順)に並べた結果として移動通信
網11−i、通信時間Ti、通信料Ciを通信実行画面
4上に表示する。このとき通信料Ciが一番小さい最上
位のチェックボックスにチェックサインを入れて表示す
る(図8ステップS83)。
【0061】操作者による手動選択の場合は、チェック
ボックス、移動通信網11−i、通信時間Ti、通信料
Ciを図4に示す通信実行画面4上に表示し(図8ステ
ップS84)、操作者がチェックボックスにチェックす
ることで使用する移動通信網11−iを選択する(図8
ステップS85)。
【0062】以上の通信網選択基準毎の処理を終え、操
作者が図4に示す通信実行画面4上の通信実行アイコン
42をクリックすると、通信制御プロラム22cの処理
で、通信データバッファ22d上に格納されている圧縮
データを通信先電話番号32の付与されているサーバコ
ンピュータ13に送信する(図8ステップS86)。
【0063】以上のように本実施の形態によれば、例え
ば複数の異なる移動通信網及び交換機を介して接続され
た複数の情報処理装置間の通信を行うに当たり、最小の
通信時間あるいは最小の通信料の移動通信網のいずれか
一方、または操作者の指定による移動通信網を選択する
ことができる。
【0064】次に、本発明の第2の実施形態について図
面を参照して説明する。上記した第1の実施形態に於い
ては、移動環境で携帯端末を用いて効率的な移動通信が
可能なシステム及び方法を示したが、この実施形態で
は、一般に不安定な移動通信網に着眼したものである。
【0065】すなわち、上述した第1の実施の形態での
最小通信時間や最小通信料は、理論的な通信レートをも
とに計算したものであるが、実際には環境条件によって
理論的通信レートが確保できないことが多々ある。この
ため、見積もり値と実際の値とが異なることがある。こ
の第2の実施形態は、見積もりをより実際の値に近づけ
るための方法を示したものである。これは経験に基づく
通信レートの統計処理を行ないより実際の通信レートを
算出し、それをもとに最小通信時間と最小通信料を計算
する方法であり、携帯端末上に統計処理プログラムを搭
載し統計データを蓄積しそれを統計処理して実効通信レ
ートを計算する方法である。
【0066】図9は本発明の第2実施形態に係る携帯端
末の構成を示したものである。尚、図中、図2と同一部
分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。図
9に示すように、携帯端末10−1は、CPU21、メ
モリ22、LCD等の画面表示装置23、キーボードや
マウス等の入力装置24、移動通信網11−1,11−
2,…,11−jとの通信を行なう通信制御装置25、
複数種の移動通信網の電波を検出する電波検出装置2
6、通信対象ファイル27aが格納されている2次記憶
装置27、内蔵タイマー28等から構成される。
【0067】メモリ22上には、画面表示を制御する画
面制御プログラム22a、複数種の移動通信網の電波検
出を電波検出装置26に指示する電波検出プログラム2
2b、通信時間と通信料を計算し通信に使用する移動通
信網を決定し通信データの送受信を通信制御装置25に
対して指令する通信制御プログラム22c、通信データ
を格納するための通信データバッファ22d、画面表示
装置23上に表示される各種アイコンなどのデータを格
納しておく画面操作データ22e、通信時間と通信料を
計算するときに通信制御プログラム22cが使用する移
動通信網管理テーブル22fと地域コード管理テーブル
22g、内蔵カレンダー22h等が置かれるとともに、
移動通信網毎に実効通信レートに関する統計データを採
取し過去の統計データの平均をとることにより実効通信
レートを計算する統計処理プログラム22i、その実効
通信レートを移動通信網毎に格納しておく統計テーブル
22j等が置かれる。
【0068】図10は前記統計テーブル22jの構成を
示したものである。この統計テーブル22j上には、移
動通信網種別(移動通信網i)91、実効通信レート
(current Ei)92、それまでの累積通信回
数(Ni)93等が格納される。ある移動通信処理での
実効通信レート(spot Ei)は以下のように算出
される。
【0069】 spot Ei=データ量V/実通信時間Te 通信の都度、最新の実効通信レート(new Ei)を
算出するための式は以下の通りである。
【0070】new Ei=(current Ei×Ni+s
pot Ei)/(Ni+1) こうして算出した[new Ei]は、統計テーブル2
2jの実効通信レート92に「current Ei」
として更新される。統計テーブルに過去のすべての実効
通信レートを格納せずに、常にその時点での平均値と実
通信回数を格納しておけば、統計テーブルサイズは一定
でよいというメリットがある。
【0071】携帯端末10−1のメモリ上の通信制御プ
ログラム22cは第1の実施形態で述べたような最小通
信時間あるいは最小通信料の計算において移動通信網管
理テーブル22fの通信性能52を使用する代わりに統計
テーブル22jの実効通信レート92を参照する。こう
することで実際により近い最小通信時間あるいは最小通
信料を見積もることができるので、移動通信時の携帯端
末10−1の利便性がさらに向上する。
【0072】以下、携帯端末10−1の統計処理及び通
信処理を前述の図と図11に示す統計処理プログラム2
2iのフローチャート、及び図12に示す通信プログラ
ム22kのフローチャートを用いて説明する。
【0073】通信プログラム22kでは、図12に示す
ように、最小通信時間あるいは最小通信料を計算する際
に、移動通信網管理テーブル22fの該当する通信性能
の代わりに統計テーブル22jの該当する実行通信レー
トを使用する(ステップS10)。
【0074】統計処理プログラム22iは、携帯端末1
0−1が最初に起動されたときにのみ(図11ステップ
S91)、移動通信網管理テーブル22fからすべての
種別の移動通信網を取り出して統計テーブル22jの移
動通信網種別91に登録し対応する実効通信レート92
と累積通信回数93をゼロクリアする(図11ステップ
S92)。
【0075】以降は通信プログラムから通信の都度その
ときの移動通信網種別、通信データ量、実通信時間を受
け取り(図11ステップS93)、移動通信網種別に対
応する統計テーブルのエントリをサーチし(図11ステ
ップS94)、実効通信レート92と累積通信回数93
を用いて上述した計算式により算出した最新の実効通信
レートでこのエントリの実効通信レート92を更新し、
累積実効回数93に1を加える(図11ステップS9
5)。
【0076】通信処理プログラム22kは、上述したよ
うに最小通信時間あるいは最小通信料を計算するとき
に、移動通信網管理テーブル22fの該当する通信性能
52の代わりに統計テーブルの該当する実効通信レート
92を使用する(図12ステップS10)。
【0077】このような機能をもつことにより、複数種
の移動通信網の中から実効的最小通信時間あるいは実効
的最小通信料のいずれかで通信可能な移動通信網を使用
して通信が可能となるため、携帯端末を用いた移動通信
における利便性の向上が図られる。
【0078】なお、上述した実施形態に於いて記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各装置に適用したり、通信媒体により伝送して各装置に
適用することも可能である。本装置を実現するコンピュ
ータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、
このプログラムによって動作が制御されることにより、
上述した処理を実行する。
【0079】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数種の移動通信網の中から最小の通信時間あるいは最小
の通信料のいずれかで通信可能な移動通信網を使用して
通信が可能となるため、携帯端末を用いた移動通信にお
ける利便性の向上が図られる。また携帯端末の操作者が
移動通信網を選択できるため、例えば最小の通信時間あ
るいは最小の通信料で通信できる移動通信網であっても
信頼性という観点から問題のある移動通信網を意識的に
利用せずにより信頼性の高い移動通信網を使用でき結果
として同様に利便性向上が図られる。
【0080】さらに、本発明によれば、複数種の移動通
信網の中から実効的最小通信時間あるいは実効的最小通
信料のいずれかで通信可能な移動通信網を使用して通信
が可能となるため、携帯端末を用いた移動通信における
利便性の向上が図られる。また携帯端末の操作者が移動
通信網を選択できるため、例えば実効的最小通信時間あ
るいは実効的最小通信料で通信できる移動通信網であっ
ても信頼性という観点から問題のある移動通信網を意識
的に利用せずにより信頼性の高い移動通信網を使用でき
結果として同様に利便性向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステム全体の構成を
示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る携帯端末装置10
の構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態に係る携帯端末装置10の通信条件
指定画面を示す図。
【図4】同実施形態に係る携帯端末装置10の通信実行
画面を示す図。
【図5】同実施形態に係る移動通信網管理テーブルの構
成を示す図。
【図6】同実施形態に係る地域コード管理テーブルの構
成を示す図。
【図7】同実施形態に係る通信処理手順を示すフローチ
ャート。
【図8】同実施形態に係る通信処理手順を示すフローチ
ャート。
【図9】本発明の第2実施形態に係る携帯端末の構成を
示すブロック図。
【図10】同実施形態に係る統計テーブルの構成を示す
図。
【図11】同実施形態に係る統計処理プログラムを示す
フローチャート。
【図12】同実施形態に係る通信プログラムを示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
10…携帯端末、 11…移動通信網、 12…交換機、 13…サーバコンピュータ、 14…LAN、 21…CPU、 22…メモリ、 22a…画面制御プログラム、 22b…電波検出プログラム、 22c…通信制御プログラム、 22d…通信データバッファ、 22e…画面操作データ、 22f…移動通信網管理テーブル、 22g…地域コード管理テーブル、 22h…内蔵カレンダー、 22i…統計処理プログラム、 22j…統計テーブル、 23…画面表示装置、 24…入力装置、 25…通信制御装置、 26…電波検出装置、 27…2次記憶装置、 28…内蔵タイマー、 CP…通信制御プログラム。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の移動通信網が利用可能な移動通
    信機能を備えた携帯端末であって、上記複数種の移動通
    信網の電波状態から通信可能な移動通信網の電波を検出
    する電波検出手段と、上記移動通信網に関する利用条件
    を含む通信網利用情報を管理する利用情報管理手段と、
    上記電波検出手段により選別された移動通信網の種別と
    上記利用情報管理手段で管理された通信網利用情報とを
    用いて最適条件での通信が可能な移動通信網を決定する
    移動通信網選定手段とを具備してなることを特徴とする
    移動通信機能を備えた携帯端末。
  2. 【請求項2】 移動通信機能を備えた携帯端末が複数種
    の移動通信網を介して接続される通信システムに於い
    て、 上記携帯端末は、 通信を行なう環境において上記複数種の移動通信網の電
    波状態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを
    選別する電波検出手段と、 上記複数種の移動通信網の単位データ量当たりの通信時
    間及び通信料をデータ通信に当たって見積るために使用
    される移動通信網に関する種別、理論的通信性能、及び
    各種条件により設定が変化する単位時間当たりの通信料
    を含む情報を管理する管理手段と、 上記電波検出手段により選別された移動通信網の種別と
    上記管理手段を用いて最小通信時間あるいは最小通信料
    を見積ることにより最適条件での通信が可能な移動通信
    網を決定しその移動通信網を使用して通信を実行する、
    または上記携帯端末の操作者が自ら決定した移動通信網
    を使用して通信を実行する通信手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする携帯端末を用いた移動通信システム。
  3. 【請求項3】 移動通信機能を備えた携帯端末が複数種
    の移動通信網を介して接続される通信システムに於い
    て、 上記携帯端末は、 通信を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網の電
    波状態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを
    選別する電波検出手段と、 上記複数種の移動通信網の単位データ量当たりの通信時
    間及び通信料をデータ通信に当たって見積るために使用
    される、移動通信網に関する種別、及び各種条件により
    設定が変化する単位時間当たりの通信料を含む情報を管
    理する管理手段と、 上記複数種の移動通信網毎の過去の統計的な実行通信性
    能を記録する記録手段と、 上記記録手段に記録されている過去の実効通信性能と、
    最新の通信データ量と実通信時間から算出した最新実効
    通信性能とをもとに所定の統計的処理により新たな実効
    通信性能を算出し上記記録手段に記録する統計処理手段
    と、 上記電波検出手段により選別された移動通信網毎に上記
    管理手段及び上記記録手段を用いて最小通信時間あるい
    は最小通信料を見積ることにより最適条件での通信が可
    能な移動通信網を決定し、その移動通信網を使用して通
    信を実行する、または上記携帯端末の操作者自らが決定
    した移動通信網を使用して通信を実行する通信手段とを
    具備してなることを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 複数種の移動通信網が利用可能な移動通
    信機能を備えた携帯端末の移動通信制御方法であって、
    上記各移動通信網に関する利用条件を含む通信網利用情
    報を管理し、上記移動通信網の利用環境下に於いて上記
    複数種の移動通信網の電波状態から通信可能な移動通信
    網の電波を検出し、当該検出により選別された移動通信
    網の種別と上記管理された通信網利用情報とを用いて最
    適条件での通信が可能な移動通信網を決定することを特
    徴とする携帯端末の移動通信制御方法。
  5. 【請求項5】 移動通信機能を備えた携帯端末が複数種
    の移動通信網を介して接続された通信システムに於い
    て、上記携帯端末は、通信を行なう環境に於いて上記複
    数種の移動通信網の電波状態を検出して当該電波強度か
    ら通信可能なものだけを選別し、上記複数種の移動通信
    網の単位データ量当たりの通信時間及び通信料をデータ
    通信に当たって見積るために使用される移動通信網に関
    する種別、理論的通信性能、及び各種条件により設定が
    変化する単位時間当たりの通信料を含む情報を管理し、
    上記電波検出により選別された移動通信網の種別と上記
    管理された情報を用いて最小通信時間あるいは最小通信
    料を見積ることにより最適条件での通信が可能な移動通
    信網を決定し、その移動通信網を使用して通信を実行す
    る、または上記携帯端末の操作者が自ら決定した移動通
    信網を使用して通信を実行するようにしたことを特徴と
    する携帯端末を用いた移動通信システムの移動通信制御
    方法。
  6. 【請求項6】 移動通信機能を備えた携帯端末が複数種
    の移動通信網を介して接続された通信システムに於い
    て、上記携帯端末は、 通信を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網の電
    波状態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを
    選別し、 上記複数種の移動通信網の単位データ量当たりの通信時
    間及び通信料をデータ通信に当たって見積るために使用
    される移動通信網に関する種別、及び各種条件により設
    定が変化する単位時間当たりの通信料を含む情報を管理
    し、 上記複数種の移動通信網毎の過去の統計的な実行通信性
    能を記録して、当該記録による過去の実効通信性能と、
    最新の通信データ量と実通信時間から算出した最新実効
    通信性能とをもとに所定の統計的処理により新たな実効
    通信性能を算出して記録し、 上記電波の検出により選別された移動通信網毎に上記管
    理された情報及び上記記録された情報を参照して最小通
    信時間あるいは最小通信料を見積ることにより最適条件
    での通信が可能な移動通信網を決定し、その移動通信網
    を使用して通信を実行する、または上記携帯端末の操作
    者自らが決定した移動通信網を使用して通信を実行する
    ことを特徴とする携帯端末を用いた通信システムの移動
    通信制御方法。
  7. 【請求項7】 複数種の移動通信網が利用可能な移動通
    信機能を備えた携帯端末に適用される移動通信制御プロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 上記複数種の移動通信網の電波状態から通信可能な移動
    通信網の電波を検出する電波検出機能と、上記移動通信
    網に関する利用条件を含む通信網利用情報を管理する利
    用情報管理機能と、上記電波検出機能により選別された
    移動通信網の種別と上記利用情報管理機能で管理された
    通信網利用情報とを用いて最適条件での通信が可能な移
    動通信網を決定する移動通信網選定機能とを実現させる
    ための移動通信制御プログラムを記録した機械読取り可
    能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 複数種の移動通信網が利用可能な移動通
    信機能を備えた携帯端末に適用される移動通信制御プロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 通信を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網の電
    波状態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを
    選別する電波検出機能と、 上記複数種の移動通信網の単位データ量当たりの通信時
    間及び通信料をデータ通信に当たって見積るために使用
    される、移動通信網に関する種別、理論的通信性能、及
    び各種条件により設定が変化する単位時間当たりの通信
    料を含む情報を管理する管理機能と、 上記電波検出機能により選別された移動通信網の種別と
    上記管理機能を用いて最小通信時間あるいは最小通信料
    を見積ることにより最適条件での通信が可能な移動通信
    網を決定しその移動通信網を使用して通信を実行する、
    または上記携帯端末の操作者が自ら決定した移動通信網
    を使用して通信を実行する通信機能とを実現させるため
    の移動通信制御プログラムを記録した機械読取り可能な
    記録媒体。
  9. 【請求項9】 複数種の移動通信網が利用可能な移動通
    信機能を備えた携帯端末に適用される移動通信制御プロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 通信を行なう環境に於いて上記複数種の移動通信網の電
    波状態を検出し当該電波強度から通信可能なものだけを
    選別する電波検出機能と、 上記複数種の移動通信網の単位データ量当たりの通信時
    間及び通信料をデータ通信に当たって見積るために使用
    される、移動通信網に関する種別、及び各種条件により
    設定が変化する単位時間当たりの通信料を含む情報を管
    理する管理機能と、 上記複数種の移動通信網毎の過去の統計的な実行通信性
    能を記録し管理する記録管理機能と、 上記記録管理機能により管理されている過去の実効通信
    性能と、最新の通信データ量と、実通信時間から算出し
    た最新実効通信性能とをもとに所定の統計的処理によ
    り、新たな実効通信性能を算出し当該算出した情報を上
    記記録管理機能に記録する統計処理機能と、 上記電波検出機能により選別された移動通信網毎に上記
    管理機能及び上記記録管理機能を用いて最小通信時間あ
    るいは最小通信料を見積ることにより最適条件での通信
    が可能な移動通信網を決定しその移動通信網を使用して
    通信を実行する、または上記携帯端末の操作者自らが決
    定した移動通信網を使用して通信を実行する通信機能と
    を実現させるための移動通信制御プログラムを記録した
    機械読取り可能な記録媒体。
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