JP2000235974A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2000235974A
JP2000235974A JP3496599A JP3496599A JP2000235974A JP 2000235974 A JP2000235974 A JP 2000235974A JP 3496599 A JP3496599 A JP 3496599A JP 3496599 A JP3496599 A JP 3496599A JP 2000235974 A JP2000235974 A JP 2000235974A
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semiconductor wafer
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ring
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Sakae Funo
栄 布野
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Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上させつつ、基板上に成膜される
膜の面内膜厚均一性を向上させることができる半導体製
造装置を提供する。 【解決手段】 半導体製造装置は、被処理基板を支持す
るボート6が2つに分割された固定側ボート60と可動
側ボート61とで構成される。固定側ボート60は被処
理基板の下面周辺の一部を支える基板載置リング部を縦
方向に複数配設して構成され、可動側ボート61は被処
理基板の下面周辺の他部を支える基板載置リング部を固
定側ボート60の基板載置リング部の配列ピッチに対応
させて縦方向に複数配設して構成される。可動側ボート
61には被処理基板の搬送の際に昇降を行う昇降装置6
2が連接される。ボート6は縦型減圧CVD装置11内部
に移送され、被処理基板上には薄膜が成膜される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、特に薄膜を堆積する縦型CVD(Chemical Vapour D
eposition:化学的気相析出)装置、縦型拡散炉のいずれ
かを含む半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいて、半導体ウ
エーハ上に薄膜を形成する方法の1つにCVD法があり、
このCVD法は、高温度環境下で化学反応を生じさせ、シ
リコン膜、酸化膜、窒化膜等の薄膜を半導体ウエーハ上
に成膜する方法である。特に半導体ウエーハ上に多結晶
シリコン膜、シリコン窒化膜、又はテトラエトキシシラ
ン(TEOS)膜、ボロンフォスフォシリケートグラス(BP
SG)膜若しくは高温シリコン酸化(HTO)膜に代表され
るようなCVD酸化膜等の化合物半導体薄膜の製造には減
圧CVD法が多く用いられている。
【0003】図10はHTO膜を成膜する縦型減圧CVD装置
の概略構成図である。同図10に示す縦型減圧CVD装置
においては、外管(プロセスチューブ)101及び外管
101の内部に配設された内管(プロセスチューブ)1
02で処理室が形成されている。内管102の中央部分
にはボートベース165上に載置されたラダーボート1
60が配設されている。外管101にはガス供給管10
3が取り付けられており、このガス供給管103は、図
示しないガス供給源に連接され、ガス供給源から外管1
01内部にプロセスガスを供給するようになっている。
さらに、外管101には排気口104が取り付けられて
おり、この排気口104には図示しない真空排気装置が
連接されている。外管101の上側周囲には加熱ヒータ
105が配設されており、加熱ヒータ105は成膜温度
を調節することができる。
【0004】図11は前述のラダーボート160の構成
図である。ラダーボート160は、縦方向に所定間隔で
複数の基板支持用切欠部164が配列された支柱163
を、底板161と天板162との間にそれぞれの周縁の
一部(半導体ウエーハ107の搬送経路を除く一部)に
沿って複数本配設したことにより形成されている。複数
本の支柱163のそれぞれの同一水平位置に配設された
複数個の基板支持用切欠部164によって1枚の半導体
ウエーハ107を支持することができる。ラダーボート
160は半導体ウエーハ107を縦方向(上下方向)に
複数枚収納することができる。
【0005】図12(A)、図12(B)、図13
(A)及び図13(B)はラダーボート160への半導
体ウエーハ107の搬送収納作業手順を工程毎に示す工
程断面図である。まず、図12(A)に示す半導体ウエ
ーハ107の未収納状態のラダーボート160に、図1
2(B)に示すように複数枚の半導体ウエーハ107を
水平の矢印Xf方向に搬送する。このラダーボート16
0への半導体ウエーハ107の搬送作業は縦型減圧CVD
装置の周囲に配設されたローダにおいて行われる。半導
体ウエーハ107は搬送用の移載ホーク108上に搭載
された状態で搬送され、この移載ホーク108は所定間
隔で縦方向に複数本配設されている。つまり、複数本の
移載ホーク108で複数枚の半導体ウエーハ107が同
時に搬送される。図13(A)に示すように、移載ホー
ク108を垂直の矢印Yd方向に降下させ、ラダーボー
ト160の基板支持用切欠部164に半導体ウエーハ1
07を支持させる。引き続き、ラダーボート160から
移載ホーク108を退避させることにより、図13
(B)に示すようにラダーボート160に半導体ウエー
ハ107が収納される。
【0006】ラダーボート160への半導体ウエーハ1
07の収納が完了した後、ラダーボート160はローダ
から縦型減圧CVD装置の反応室内(図10に示す内管1
02内)に移送される。そして、反応室内が減圧され、
高温度に維持された状態において、ガス供給源からガス
供給管103を通してプロセスガスが反応室内に供給さ
れ、半導体ウエーハ107上に反応生成物であるHTO膜
が成膜される。プロセスガスには、ジクロロシラン(Si
H2Cl2)ガス及び亜酸化窒素(N20)ガスの混合ガスが使
用される。
【0007】このような縦型減圧CVD装置及びローダを
含む半導体製造装置においては、ラダーボート160の
支柱163以外に障害物がないので、ローダにおいて半
導体ウエーハ107を搭載したまま移載ホーク108を
上下に移動させる(例えば、図13(A)に示す矢印Y
d方向に移動させる)ことができるので、複数枚の半導
体ウエーハ107を一括して同時に搬送することがで
き、生産性を向上させることができる特徴がある。説明
は省略するが、成膜済みの半導体ウエーハ107を収納
したラダーボート160においてこれらの半導体ウエー
ハ107を次段の半導体製造装置に搬送するためのアン
ローダでも同様の特徴が得られる。
【0008】図14(A)はラダーボート160を使用
した場合の成膜状態を示す半導体ウエーハ107の概略
的な断面図である。ラダーボート160を使用した場
合、半導体ウエーハ107上に成膜されたHTO膜170
においては、半導体ウエーハ107の周端部分からのプ
ロセスガス(又は反応生成物)の供給量が多くなるため
に、中央部A2よりも周辺部A1の膜厚が厚くなり、半導
体ウエーハ107の面内膜厚均一性を確保することがで
きなかった。
【0009】この種のラダーボート160に起因する技
術的な課題は、リングボートを採用することにより解決
することができる。図15(A)はリングボートの構成
図、図15(B)はリングボートの要部の斜視図であ
る。図15(A)に示すリングボート190は、底板1
91と天板192との間に、図15(B)に示すリング
部194を縦方向に所定間隔で複数枚配設したことによ
り形成される。リング部194は、中央部分に開口を有
しており、半導体ウエーハ107を周縁部分で支持する
ドーナツ形状で形成されている。複数枚のリング部19
4はそれぞれ底板191と天板192との間の支柱19
3により取り付けられている。支柱193は、ラダーボ
ート160の支柱163と同様に半導体ウエーハ107
の搬送経路を除く底板191、天板192のそれぞれの
周縁の一部に配設されている。
【0010】図16(A)、図16(B)、図17
(A)、図17(B)及び図18はリングボート190
への半導体ウエーハ107の搬送収納作業手順を工程毎
に示す工程断面図である。図16(A)に示すリングボ
ート190においては、上段から5番目までのそれぞれ
のリング部194に既に半導体ウエーハ107が収納さ
れた状態にある。図16(B)に示すように、1枚の半
導体ウエーハ107が水平方向(紙面に対して垂直方
向)に上段から6番目のリング部194上まで搬送され
る。この半導体ウエーハ107の搬送にはラダーボート
160と同様に移載ホーク108が使用される。図17
(A)に示すように、リングボート190の下方から上
方に矢印Zu方向に向かって突き上げ部材200を上昇
させ、この突き上げ部材200により半導体ウエーハ1
07を移載ホーク108よりも若干上昇させる。この半
導体ウエーハ107を上昇させた状態において、図17
(B)に示すように移載ホーク108を退避させる。そ
して、矢印Zd方向に向かって突き上げ部材200を降
下させることにより、図18に示すように6番目のリン
グ部194上に半導体ウエーハ107を載せ、この半導
体ウエーハ107をリングボート190に収納すること
ができる。
【0011】リングボート190への半導体ウエーハ1
07の収納が完了した後には、ラダーボート160の場
合と同様に、リングボート190はローダから縦型減圧
CVD装置の反応室内に移送され、反応室内において半導
体ウエーハ107上にHTO膜が成膜される。図14
(B)はリングボート190を使用した場合の成膜状態
を示す半導体ウエーハ107の概略的な断面図である。
ここで、リングボート190においては、リング部19
4のピッチをH、上側のリング部194に搭載された半
導体ウエーハ107の下面と下側のリング部194に搭
載された半導体ウエーハ107の上面(成膜面)との間
の離間距離をh、上側のリング部194の下面と下側の
リング部194に搭載された半導体ウエーハ107の上
面との間の離間距離をh’とすると、リング部194の
周辺領域では、リング部194の厚みだけリング部19
4の中央部に比べてプロセスガスの流通路が狭くなる
(h−h’)ので、プロセスガスの流速が速くなる。す
なわち、リングボート190を使用した場合には、半導
体ウエーハ107の周辺部A1は中央部A2よりもプロセ
スガスの流速が速くなり成膜速度が遅くなるので、半導
体ウエーハ107の面内膜厚均一性を確保することがで
きる特徴がある。さらに、リング部194により半導体
ウエーハ107の急激な温度の昇降を抑制することがで
きるので、半導体ウエーハ107の面内温度分布の均一
性を確保することができ、スリップの発生を防止するこ
とができ、さらに半導体ウエーハ107の面内膜厚均一
性を確保することができる特徴がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ローダ
においてリングボート190に半導体ウエーハ107を
搬送する際には半導体ウエーハ107の搬送経路にリン
グ部194が存在するので、半導体ウエーハ107の搬
送が1枚づつの枚葉搬送となり、ラダーボート160の
場合に比べて半導体ウエーハ107の搬送時間が3〜5
倍程度増大してしまう。アンローダにおける半導体ウエ
ーハ107の排出においても同様である。このため、半
導体製造装置において生産性が低下してしまうという問
題点があった。
【0013】さらに、リングボート190を採用した場
合には、縦型減圧CVD装置で一度に成膜できる半導体ウ
エーハ107の枚数はラダーボート160に比べて少な
くなってしまう。図19はローダ(又はアンローダ)に
おいてリングボート190を使用した場合の搬送状態を
示す半導体ウエーハ107及びリングボート190の要
部の概略断面図である。リング部194の配列ピッチA
(図14(B)に示すピッチHと同一)は、半導体ウエ
ーハ107の厚さB、移載ホーク108の厚さC、半導
体ウエーハ107の上面と上側のリング部194の下面
との間の離間寸法D、移載ホーク108の下面と下側の
リング部194の上面との間の離間寸法E及びリング部
194の厚さFの和になる。実際には、マージン等を含
めて、リング部194の配列ピッチAは例えば10mmにも
達する。このリング部194の配列ピッチA(半導体ウ
エーハ107の収納間隔)はラダーボート160の基板
支持用切欠部164のピッチの約2倍程度になり、同一
の縦型減圧CVD装置において、リングボート190を採
用する場合には、ラダーボート160を採用する場合に
比べて、一度に成膜できる半導体ウエーハ107の枚数
が半減してしまう。このため、半導体製造装置において
生産性が低下してしまうという問題点があった。
【0014】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものである。従って、本発明の目的は、被処理基板が
一度に搬送できる枚数並びに被処理基板を一度に収納で
きる枚数を増加させることができ、生産性を向上させる
ことができる半導体製造装置を提供することである。さ
らに、本発明の目的は、生産性を向上させつつ、被処理
基板上に成膜される膜の面内膜厚均一性を向上させるこ
とができる半導体製造装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の第1の特徴は、半導体製造装置におい
て、被処理基板の下面周辺の一部を支持する第1基板載
置部を所定間隔で縦方向に複数配設した固定側ボート
と、固定側ボートに隣接配置され、被処理基板の下面周
辺の他部を支持する第2基板載置部を第1基板載置部の
配設に対応させて所定間隔で縦方向に複数配設した可動
側ボートと、第1基板載置部の上面に第2基板載置部の
上面が一致する位置と被処理基板を搬送する移載ホーク
が第2基板載置部上を横切れる位置との間で少なくとも
第2基板載置部を上下方向に昇降させる昇降装置と、を
備えたことである。
【0016】被処理基板に平面円板形状の半導体ウエー
ハが使用される場合、第1基板載置部及び第2基板載置
部を合わせた平面形状は円形リング形状(ドーナツ形
状)で形成される、ことが好ましい。被処理基板に平面
方形状のガラス基板等の絶縁性基板が使用される場合、
第1基板載置部及び第2基板載置部を合わせた平面形状
は方形リング形状で形成される、ことが好ましい。第2
基板載置部が降下している間、第1基板載置部で被処理
基板を安定に支えられるように、第1基板載置部は少な
くとも被処理基板の半分以上を支えるようになってい
る。可動側ボートに複数配設された第2基板載置部は相
互に支柱で支持され、この支柱は被処理基板の搬送経路
を避けた領域に配設される、ことが好ましい。
【0017】このように構成される半導体製造装置にお
いては、被処理基板を収納するボートを固定側ボート及
び可動側ボートに分割し、被処理基板の搬送の際に可動
側ボートの第2基板載置部を昇降装置により降下させる
ようにしたので、第2基板載置部に被処理基板が接触す
ることなく、被処理基板を固定側ボートに収納させるこ
とが、また固定側ボートから排出させることができる。
従って、複数配設された第2基板載置部をそれぞれ横切
るように複数配設された第1基板載置部に複数枚の被処
理基板を一括して搬送することができるので、被処理基
板の搬送時間を短縮することができ、半導体製造装置の
生産性を向上させることができる。さらに、このように
構成される半導体製造装置においては、被処理基板の搬
送の際に可動側ボートの第2基板載置部を昇降装置によ
り降下させるようにしたので、被処理基板を搬送するた
めの移載ホークの高さと固定側ボートの第1基板載置部
の高さとがほぼ同一であっても移載ホークが搬送の際に
第2基板載置部に接触することがなくなる。つまり、固
定用ボートの第1基板載置部の配列ピッチ、可動側ボー
トの第2基板載置部の配列ピッチのそれぞれから移載ホ
ークの厚さ、移載ホークと第1、第2基板載置部のそれ
ぞれとの間の離間寸法を差し引くことができるので、第
1、第2基板載置部のそれぞれの配列ピッチを縮小する
ことができる。従って、一度に収納し処理できる被処理
基板の枚数を増加させることができるので、より一層、
半導体製造装置の生産性を向上させることができる。
【0018】この発明の第2の特徴は、第1の特徴の半
導体製造装置において、被処理基板を支持する固定側ボ
ート及び可動側ボートを収納し、被処理基板上に薄膜を
成膜する成膜装置を備えたことである。成膜装置はCVD
装置、さらに詳細には縦型減圧CVD装置である、ことが
好ましい。
【0019】このように構成される半導体製造装置にお
いては、被処理基板の表面に成膜装置で成膜を行う際に
第1及び第2基板載置部で被処理基板の下面周辺を支持
させるようにしたので、この第1及び第2基板載置部下
面とそれらよりも下側に収納された他の被処理基板の表
面周辺との間の離間寸法を、被処理基板の下面中央と他
の被処理基板の表面中央との間の離間寸法に比べて小さ
くすることができる。他の被処理基板の表面周辺上のプ
ロセスガスの流速は他の被処理基板の表面中央上のプロ
セスガスの流速に比べて速くなるので、他の被処理基板
の表面周辺上の成膜速度を減少させることができる。し
たがって、半導体製造装置において被処理基板上に成膜
される膜の面内膜厚均一性を向上させ、スリップの発生
を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
半導体製造装置の概略構成図である。図1に示す半導体
製造装置は、少なくとも縦型減圧CVD装置11と、この
縦型減圧CVD装置11に被処理基板を搬送するためのロ
ーダ(又はアンローダ)10とを備えて構築される。縦
型減圧CVD装置11はこの膜に限定されないがHTO膜を成
膜できるように設定されており、この縦型減圧CVD装置
11は外管(プロセスチューブ)1及び外管1の内部に
配設された内管(プロセスチューブ)2で反応系処理室
が形成されている。
【0021】本実施の形態に係る縦型減圧CVD装置11
の内管2の中央部分にはボート6が配設できるようにな
っており、このボート6は固定側ボート60とこの固定
側ボート60に隣接配置された可動側ボート61とを備
えて構築されている。ボート6は1つのボートを固定側
ボート60と可動側ボート61との2個に分割し組み合
わせるとにより形成されている。固定側ボート60、可
動側ボート61のそれぞれの詳細な構成の説明は後述す
る。
【0022】縦型減圧CVD装置11の外管1にはガス供
給管30を通してガス供給源3が連接されている。ガス
供給源3はガス供給管30を通して反応系処理室内部に
プロセスガスを供給することができる。本実施の形態に
係る縦型減圧CVD装置11はHTO膜を成膜させるようにな
っているので、ガス供給源3にはSiH2Cl2ガスの供給源
及びN20ガスの供給源が含まれる。なお、図1には詳細
に示していないが、ガス供給管30のガス供給経路中に
はガス圧力を計測する圧力計、ガス流量を調節する制御
弁等が配設されている。
【0023】さらに、外管1には排気口40が取り付け
られており、この排気口40には真空排気装置4が連接
されている。外管1の上側周囲には加熱ヒータ5が配設
されており、加熱ヒータ5はHTO膜の成膜温度を調節す
ることができる。
【0024】図2は固定側ボート60の構成図、図3は
可動側ボート61の構成図である。図2に示すように、
固定側ボート60は所定間隔で縦方向に複数配設させた
基板載置リング部(第1基板載置部)602を備えてい
る。図3に示すように、可動側ボート61は基板載置リ
ング部602の配列に対応させて同一の配列間隔で縦方
向に複数配設させた基板載置リング部(第2基板載置
部)612を備えている。
【0025】図4は固定側ボート60の基板載置リング
部602と可動側ボート61の基板載置リング部612
とを合わせた状態の平面構成図である。本実施の形態に
係る縦型減圧CVD装置11においては、HTO膜を成膜させ
る被処理基板として半導体ウエーハ(例えば、シリコン
ウエーハ。図4中、符号7を付して仮想線で輪郭を示
す。)が使用され、基板載置リング部602は半導体ウ
エーハ7の下面周辺の一部(図4中、上側の一部)を支
持し、基板載置リング部612は半導体ウエーハ7の下
面周辺の他の一部(図4中、下側の一部)を支持するよ
うになっている。基板載置リング部602と基板載置リ
ング部612とを合わせた平面形状は、半導体ウエーハ
7の平面円形状の輪郭よりも一回り大きい輪郭形状を有
し、中央部分が開口された円形リング形状(ドーナツ形
状)で形成されている。
【0026】図1に示すように、ローダ10には縦型減
圧CVD装置11の内管2内に移送される前のボート6が
配設されるようになっている。ローダ10は、ボート6
の可動側ボート61に連接される昇降装置62と、成膜
されていない未処理の複数枚の半導体ウエーハ7を一括
して同時にボート6に搬送するための移載ホーク8を有
する移載キャリアとを備えて構築されている。この移載
キャリア自体は、本実施の形態に係る半導体製造装置の
ローダ10に含まず、ローダ10の外部装置であっても
よい。さらに、本実施の形態に係るローダ10はアンロ
ーダとしても機能する。アンローダは、ローダ10と実
質的な構成は同一で、縦型減圧CVD装置11で成膜され
た処理済みの半導体ウエーハ7をボート6から排出させ
る(次段の半導体製造装置に搬送する)。実用的には、
ローダ10、縦型減圧CVD装置11、ローダ10とは別
のローダを有することが生産性を向上させるために好ま
しい。これは、ローダー10が半導体製造装置11内に
おいて成膜中に他のローダーに半導体ウェーハを移載で
きるためである。
【0027】ローダ10の昇降装置62は、固定側ボー
ト60に対して可動側ボート61を上下方向(矢印Z方
向)に昇降させるようになっている。詳細には、昇降装
置62は、固定側ボート60の基板載置リング部602
の表面と可動側ボート61の基板載置リング部612の
表面とが一致する位置と、半導体ウエーハ7を搬送する
移載ホーク8(図1及び図4参照。)が基板載置リング
部612上を横切れる位置との間で少なくとも昇降でき
るように構成されている。昇降装置62は、空気圧シリ
ンダ、油圧シリンダ、機械的な昇降機構のいずれかで形
成される。
【0028】基板載置リング部612が半導体ウエーハ
7の搬送に際して降下している間、基板載置リング部6
02だけで半導体ウエーハ7を安定に支えられるよう
に、図4に示すように、基板載置リング部602は少な
くとも半導体ウエーハ7の周辺の半分以上を支えるよう
な半円形リング形状で構成され留ことが好ましい。本実
施の形態に係る基板載置リング部602、612は互い
に半導体ウエーハ7の周囲の半分以上を支えるような半
円形リング形状で形成されており、基板載置リング部6
02の半分を越える部分と基板載置リング部612の半
分を越える部分とは互いに噛み合うような(互いに入り
組むような)平面形状で形成されている。
【0029】図1、図2及び図4に示すように、固定側
ボート60において縦方向に配列された複数の基板載置
リング部602は、リング支柱603を介在させて相互
に連結され、ボートベース601に支持されている。リ
ング支柱603は半導体ウエーハ7のローダ10(又は
アンローダ)における搬送経路を避けた領域(搬送経路
を妨げない領域)に配設されている。同様に、図1、図
3及び図4に示すように、可動側ボート61において縦
方向に配列された複数の基板載置リング部612は、リ
ング支柱613を介在させて相互に連結され、ボートベ
ース611に支持されている。リング支柱613は半導
体ウエーハ7の搬送経路を避けた領域に配設されてい
る。基板載置リング部602、リング支柱603、基板
載置リング部612、リング支柱613のそれぞれは、
本実施の形態において、化学的な変化が少なくかつ高温
度に耐えることができる石英ガラス又はSiC等の材料で
形成される、ことが好ましい。
【0030】図5(A)、図5(B)、図6(A)、図
6(B)及び図7は本実施の形態に係るボート6への半
導体ウエーハ7の搬送収納作業手順を工程毎に示す工程
断面図である。
【0031】(1)まず、半導体製造装置のローダ10
に、半導体ウエーハ107の未収納状態のボート6を配
設する。図5(A)に示すように、この未収納状態のボ
ート6の可動側ボート61を矢印Zdの下方向に降下さ
せる。可動側ボート61の降下は昇降装置62(図1及
び図3参照。)により行われる。
【0032】(2)移載キャリアの移載ホーク8上に成
膜処理前の半導体ウエーハ7を載置し、図5(B)に示
すように、移載ホーク8を水平の矢印Xf方向に可動側
ボート61の基板載置リング部612上を横切るように
搬送する。半導体ウエーハ7の搬送方向先端部分は固定
側ボート60の基板載置リング部602上まで搬送され
る。同図5(B)に示すように、移載ホーク8は縦方向
に所定間隔(基板載置リング部602、612のそれぞ
れの配列ピッチに対応している。)において複数枚の半
導体ウエーハ7を一括して同時にボート6まで搬送する
ことができる。
【0033】(3)移載ホーク8を矢印Yd方向の下方
向に降下させることにより、この移載ホーク8上の半導
体ウエーハ7は図6(A)に示すように固定用ボート6
0の基板載置リング部602で支持される。基板載置リ
ング部602は半導体ウエーハ7の裏面周辺の一部を支
持する。複数枚の半導体ウエーハ7はそれぞれ複数の基
板載置リング部602のそれぞれに同時に支持される。
なお、移載ホーク8は半導体ウエーハ7が基板載置リン
グ部602で支持される位置よりも若干下方にさらに降
下させられる。このように移載ホーク8をさらに降下さ
せても基板載置リング部602は単独で半導体ウエーハ
7を安定に支持することができる。
【0034】(4)図6(B)に示すように、移載ホー
ク8を水平の矢印Xr方向に可動側ボート61の基板載
置リング部612上を横切るようにボート6から退避さ
せる。この工程においてはまだ可動側ボート61の基板
載置リング部612は降下した状態のままであるので、
この基板載置リング部612に接触することなく、移載
ホーク8を退避させることができる。
【0035】(5)移載ホーク8が退避した後に、図7
に示すように可動側ボート61を矢印Zu方向に上昇さ
せ、可動側ボート61の基板載置リング部612で半導
体ウエーハ7の下面周辺の他の一部を支持する。可動側
ボート61は図1及び図3に示す昇降装置62により上
昇させる。固定側ボート60の基板載置リング部602
及び可動側ボート61の基板載置リング部612で半導
体ウエーハ7が支持された段階でボート6への半導体ウ
エーハ7の搬送収納が完了する。
【0036】(6)ボート6は前述の図1に示す縦型減
圧CVD装置の反応処理室内(図1に示す内管2内)に移
送される。そして、反応処理室内が例えば200Paに減圧
され、約800℃の高温度に維持された状態において、ガ
ス供給源3からガス供給管30を通してプロセスガスが
反応処理室内に供給され、半導体ウエーハ7上に反応生
成物であるHTO膜が成膜される。プロセスガスには好ま
しくは水素(H2)を含まないテトラクロルシラン(SiCl
4)ガス及びN20ガスの混合ガスが使用される。
【0037】(7)半導体ウエーハ7の表面上にHTO膜
が成膜された後には反応系処理室からボート6がローダ
(アンローダ)10に移送され、ボート6への搬送収納
手順とは逆の手順でボート6から処理済みの半導体ウエ
ーハ7を排出する。これら一連の工程が完了すると、本
実施の形態に係る半導体製造装置で行われる処理が完了
する。
【0038】図8はボート6、半導体ウエーハ7、移載
ホーク8のそれぞれの搬送状態の位置関係を示す図であ
る。図8において、固定側ボート60の基板載置リング
部602の配列ピッチAと可動側ボート61の基板載置
リング部612の配列ピッチA’とは同一である。基板
載置リング部602の配列ピッチAは、基板載置リング
部602の厚さF1(基板載置リング部612の厚さは
2で、厚さF1と厚さF2とは同一である。)、半導体
ウエーハ7の厚さB、基板載置リング部612の昇降量
C、降下状態の基板載置リング部612の下面と半導体
ウエーハ7の表面との間の離間寸法D、半導体ウエーハ
7の下面と下段の基板載置リング部602の表面との間
の離間寸法Eのそれぞれの和になる(A=F1+B+C
+D+E)。ここで、この配列ピッチAには移載ホーク
8の厚さ及び移載ホーク8と下段の基板載置リング部6
02の表面との間の離間寸法が含まれていない。すなわ
ち、可動側ボート61の基板載置リング部612を降下
状態で移載ホーク8により半導体ウエーハ7を固定側ボ
ート60の基板載置リング部602に搬送する際には、
基板載置リング部602の高さと移載ホーク8の高さと
がほぼ同一であっても移載ホーク8は基板載置リング部
612に接触することなく半導体ウエーハ7を搬送する
ことができる。半導体ウエーハ7の排出の際にも同様で
ある。さらに、配列ピッチAには前述の図19に示す突
き上げ部材200の動作に必要なマージンが含まれな
い。従って、本実施の形態に係る基板載置リング部60
2の配列ピッチAは前述の図19に示すリングボート1
90のリング部194の配列ピッチAに比べて6割程度
に設定することができる。つまり、本実施の形態に係る
ボート6はリングボート190に比べて約1.5倍もの枚
数の半導体ウエーハ7を収納することができるので、縦
型減圧CVD装置11で一度に成膜できる半導体ウエーハ
7の枚数を増加することができる。
【0039】図9(A)はボート6を使用して成膜され
たHTO膜、図11に示すラダーボート160を使用し成
膜されたHTO膜、図15(A)及び図15(B)に示す
リングボート190を使用し成膜されたHTO膜のそれぞ
れの膜厚測定結果を示す図、図9(B)は膜厚測定位置
を示す半導体ウエーハの平面図である。図9(A)に示
すように、ラダーボート160を使用し成膜されたHTO
膜においては、半導体ウエーハの中央P2の膜厚に比べ
て左端P1、右端P3の膜厚がいずれも厚くなってしまう
ので、良好な膜厚均一性を得ることができない。
【0040】これに対して、リングボート190を使用
し成膜されたHTO膜においては、半導体ウエーハの中央
2の膜厚と左端P1、右端P3の膜厚のそれぞれとは同
等の膜厚になり、膜厚均一性を得ることができる。
【0041】本実施の形態に係るボート6を使用し成膜
されたHTO膜においては、リングボート190で成膜さ
れたHTO膜の膜厚分布とほぼ同様の±1%以内に、半導体
ウエーハの中央P2の膜厚と左端P1、右端P3の膜厚の
それぞれとを同等の膜厚で成膜することができ、膜厚均
一性を得られることが、本願発明者により確認された。
本願発明者は、半導体ウエーハ7の表面に成膜を行う際
に固定側ボート60の基板載置リング部602及び基板
載置リング部612で半導体ウエーハ7の下面周辺全域
を支持させるようにしたので、この基板載置リング部6
02、612の下面とそれらよりも下側の半導体ウエー
ハ7の表面周辺との間の離間寸法を、半導体ウエーハ7
の中央に比べて小さくすることができる。このため、半
導体ウエーハ7の表面周辺上のプロセスガスの流速を速
くし、半導体ウエーハ7の表面周辺上の成膜速度を減少
させることにより、スリップラインの発生を防止し、良
好な膜厚均一性を得ることができると考察している。さ
らに、X線トポグラフによる測定の結果、本発明の実施
の形態に係るボート6を使用し成膜されたHTO膜におい
ては、約100℃/minの急速昇温で成膜した場合でもスリ
ップが発生しないことが、本願発明者により確認され
た。
【0042】このように構成される半導体製造装置にお
いては、半導体ウエーハ7を収納するボート6を固定側
ボート60及び可動側ボート61に分割し、半導体ウエ
ーハ7の搬送の際に可動側ボート61の基板載置リング
部612を昇降装置62により降下させるようにしたの
で、基板載置リング部612に半導体ウエーハ7が接触
することなく、半導体ウエーハ7を固定側ボート60に
収納させることが、また固定側ボート60から排出させ
ることができる。従って、複数配設された基板載置リン
グ部612をそれぞれ横切るように複数配設された基板
載置リング部602に複数枚の半導体ウエーハ7を一括
して搬送(バッチ搬送)することができるので、半導体
ウエーハ7の搬送時間を短縮することができ、半導体製
造装置の生産性を向上させることができる。
【0043】さらに、このように構成される半導体製造
装置においては、半導体ウエーハ7の搬送の際に可動側
ボート61の基板載置リング部612を昇降装置62に
より降下させるようにしたので、半導体ウエーハ7を搬
送するための移載ホーク8の高さと固定側ボート60の
基板載置リング部602の高さとがほぼ同一であっても
移載ホーク8が搬送の際に基板載置リング部612に接
触することがなくなる。つまり、固定用ボート60の基
板載置リング部602の配列ピッチA、可動側ボート6
1の基板載置リング部612の配列ピッチA’のそれぞ
れには移載ホーク8の厚さ、移載ホーク8と基板載置リ
ング部602、612のそれぞれとの間の離間寸法を含
まないので、基板載置リング部602、612のそれぞ
れの配列ピッチA、A’を縮小することができる。従っ
て、一度に収納し成膜処理できる半導体ウエーハ7の枚
数を増加させることができるので、より一層、半導体製
造装置の生産性を向上させることができる。
【0044】さらに、このように構成される半導体製造
装置においては、半導体ウエーハ7の表面に縦型減圧CV
D装置11で成膜を行う際に基板載置リング部602及
び612で半導体ウエーハ7の下面周辺を支持させるよ
うにしたので、半導体ウエーハ7の表面周辺上のプロセ
スガスの流速を速くすることができ、半導体ウエーハ7
の表面周辺上の成膜速度を減少させることができる。従
って、半導体ウエーハ7の表面周辺上の膜厚増加を防止
することができるので、半導体製造装置において、半導
体ウエーハ7上に成膜されるHTO膜の面内膜厚均一性を
向上させることができる。
【0045】本発明は上記の実施の形態によって記載し
たが、本発明の開示の一部をなす論述及び図面は本発明
を限定するものであると理解すべきではない。この開示
から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用
技術が明らかとなろう。例えば、前述の実施の形態にお
いては、半導体ウエーハ7上にHTO膜を成膜する半導体
製造装置について説明したが、本発明は、半導体ウエー
ハ7上に多結晶シリコン膜、シリコン窒化膜、HTO膜以
外のシリコン酸化膜を成膜させる半導体製造装置であっ
てもよい。さらに、本発明は、液晶表示装置に使用され
るガラス基板、セラミックス基板、半絶縁性基板等の絶
縁性基板の成膜装置を含む半導体製造装置に適用するこ
とができる。ガラス基板には一般的に平面方形状のもの
が実用的に使用されており、このような場合には、ボー
ト6の固定側ボート60の基板載置リング部602及び
可動側ボート61の基板載置リング部612を合わせた
平面形状は方形リング形状で形成することが好ましい。
さらに、本発明は、縦型減圧CVD装置11に限定される
ものではなく、常圧CVD装置、プラズマCVD装置等、他の
縦型成膜装置を使用することができる。さらに、本発明
は、ローダ(又はアンローダ)10と縦型拡散炉とを含
む半導体製造装置に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、生産性を向上させることがで
きる半導体製造装置を提供できる。
【0047】さらに、本発明は、生産性を向上させつ
つ、基板上に成膜される膜の面内膜厚均一性を向上させ
ることができる半導体製造装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の概
略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の固
定側ボートの構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の可
動側ボートの構成図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る固定側ボートの基板
載置リング部及び可動側ボートの基板載置リング部の平
面図である。
【図5】(A)及び(B)は本発明の実施の形態に係る
ボートへの半導体ウエーハの搬送収納作業手順を工程毎
に示す工程断面図である。
【図6】(A)及び(B)は本発明の実施の形態に係る
ボートへの半導体ウエーハの搬送収納作業手順を工程毎
に示す工程断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るボートへの半導体ウ
エーハの搬送収納作業手順を工程毎に示す工程断面図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態に係るボート、半導体ウエ
ーハ、移載ホークのそれぞれの搬送状態の位置関係を示
す図である。
【図9】(A)本発明の実施の形態に係るボートを使用
して成膜されたHTO膜の膜厚測定結果を示す図、(B)
は測定位置を示す半導体ウエーハの平面図である。
【図10】従来技術に係る縦型減圧CVD装置の概略構成
図である。
【図11】従来技術に係るラダーボートの構成図であ
る。
【図12】(A)及び(B)は従来技術に係るラダーボ
ートへの半導体ウエーハの搬送収納作業手順を工程毎に
示す工程断面図である。
【図13】(A)及び(B)は従来技術に係るラダーボ
ートへの半導体ウエーハの搬送収納作業手順を工程毎に
示す工程断面図である。
【図14】(A)は従来技術に係るラダーボートを使用
した場合の成膜状態を示す半導体ウエーハの概略的な断
面図、(B)は従来技術に係るリングボートを使用した
場合の成膜状態を示す半導体ウエーハ及びリングボート
の要部の概略断面図である。
【図15】(A)は従来技術に係るリングボートの構成
図、(B)は従来技術に係るリングボートの要部の斜視
図である。
【図16】(A)及び(B)は従来技術に係るリングボ
ートへの半導体ウエーハの搬送収納作業手順を工程毎に
示す工程断面図である。
【図17】(A)及び(B)は従来技術に係るリングボ
ートへの半導体ウエーハの搬送収納作業手順を工程毎に
示す工程断面図である。
【図18】従来技術に係るラダーボートへの半導体ウエ
ーハの搬送収納作業手順を工程毎に示す工程断面図であ
る。
【図19】従来技術に係るリングボートを使用した場合
の搬送状態を示す半導体ウエーハ及びリングボートの要
部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 外管 2 内管 3 ガス供給管 30 ガス供給源 4 排気口 40 真空排気装置 5 加熱ヒータ 6 ボート 60 固定側ボート 602,612 基板載置リング部 603,613 リング支柱 61 可動側ボート 62 昇降装置 7 半導体ウエーハ 8 移載ホーク 10 ローダ(又はアンローダ) 11 縦型減圧CVD装置
フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA03 CA12 GA12 KA04 5F031 CA02 FA12 GA03 HA64 HA67 MA28 NA01 PA01 5F045 AA06 AB32 AC03 AC05 AD12 AE21 AF07 BB02 BB08 BB13 DP19 DQ05 EC02 EM08 EM09 EM10 EN04 EN05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板の下面周辺の一部を支持する
    第1基板載置部を所定間隔で縦方向に複数配設した固定
    側ボートと、 前記固定側ボートに隣接配置され、前記被処理基板の下
    面周辺の他部を支持する第2基板載置部を前記第1基板
    載置部の配列に対応させて所定間隔で縦方向に複数配設
    した可動側ボートと、 前記第1基板載置部の上面に第2基板載置部の上面が一
    致する位置と前記被処理基板を搬送する移載ホークが前
    記第2基板載置部上を横切れる位置との間で少なくとも
    前記第2基板載置部を上下方向に昇降させる昇降装置
    と、 を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記被処理基板を支持する固定側ボート
    及び可動側ボートを収納し、前記被処理基板上に薄膜を
    成膜する成膜装置をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の半導体製造装置。
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