JP2000235920A - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JP2000235920A
JP2000235920A JP11035038A JP3503899A JP2000235920A JP 2000235920 A JP2000235920 A JP 2000235920A JP 11035038 A JP11035038 A JP 11035038A JP 3503899 A JP3503899 A JP 3503899A JP 2000235920 A JP2000235920 A JP 2000235920A
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JP
Japan
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coil
ferrite core
core
groove
choke coil
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Withdrawn
Application number
JP11035038A
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Inventor
Eiji Matsuo
英治 松尾
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェライト磁芯の中足部とコイル間の絶縁性
を向上する。 【解決手段】 平角銅線を使用するチョークコイルにお
いて、フェライト磁芯の中足部に溝を設け、端子台の絶
縁部を溝と嵌合させることにより、フェライト磁芯の中
足部とコイル間の絶縁を確保し、巻線スペースを減じな
い平角銅線用チョークコイルが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等に用い
られるチョークコイルで、特に、平角銅線を用いたもの
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平角銅線を使用したチョークコイ
ルにおいては、図4に示すように、フェライト磁芯10
の中足部11とコイル間の絶縁処理が不十分であったた
め、フェライト磁芯10とコイル間の絶縁性及び耐圧性
の向上が課題となっていた。
【0003】又、最近、使用されるようになった、絶縁
樹脂を使用した端子台12を用いると、絶縁の問題は解
決出来るが、端子台12を用いることにより、巻線スペ
ースが減少するため、巻線材である平角銅線の幅や巻線
数を制約していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の平角銅線用チョークコイルは、次のような欠点があ
る。即ち、フェライト磁芯とコイルの絶縁処理に関して
は、端子台を使用する方法が信頼性は高いが、巻線スペ
ースが減ずるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、上記課題を解決するため、図1に示すように、中足
部2に溝3を設けたフェライト磁芯1と、絶縁樹脂から
なる端子台4に突起部5をもち、図2に示すように、フ
ェライト磁芯11を端子台4を嵌合させると、フェライ
ト磁芯1の中足部2と、コイル部の間に突起部5が絶縁
部として形成され、かつ、絶縁部としてのスペースをと
らない。
【0006】上記構造をとることにより、端子台を用い
ても、フェライト磁芯とコイル部の絶縁対策が可能にな
り、かつ、コイル内径も端子台を用いることにより特に
制約を受けないチョークコイルが得られる。
【0007】即ち、本発明は、平角銅線用のチョークコ
イルにおいて、EEまたはEI形状のフェライト磁芯の
中足部に、少なくとも1ヶ所以上の中足の長さ方向に溝
を有することを特徴とするチョークコイルである。
【0008】また、本発明は、該フェライト磁芯の中足
部の溝に嵌合するように成形された絶縁樹脂からなる端
子台を用いたことを特徴とするチョークコイルである。
【0009】また、本発明は、該フェライト磁芯と該端
子台に、縦巻き構造の平角銅線を用いたコイルを組み込
んだことを特徴とするチョークコイルである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図3を用いて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明に用いたフェライト磁芯1
と、端子台4の斜視図である。フェライト磁芯に使用す
る材料は、マンガン亜鉛系を用いた。用途によっては、
ニッケル亜鉛系も使用できる。フェライト磁芯は、一対
で使用されるため、共に同形状となる。中足部2及び溝
3は、ともにプレス法により同時成形される。
【0012】端子台4は、突起部5を含め、インジェク
ション成形により得る。絶縁樹脂は、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT)を用いた。他に、ポリプロピレン
(PP)等も使用できる。
【0013】図2は、フェライト磁芯1に端子台4を挿
入した図である。実施の形態では、フェライト磁芯1の
溝3と、端子台4の突起部5は、4ヶ所設けた。
【0014】コイル9は、平角銅線をコイル状にフォー
ミングし、コイルの端子もフォーミングにより製作し
た。
【0015】図3(a)は、フェライト磁芯1と同形状
のフェライト磁芯6、端子台4、及び平角銅線を用いた
コイル9の斜視図であり、図3(b)はその分解斜視図
である。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば、フェライト磁芯
の中足部に溝を設け、端子台に突起部を設けることによ
り、フェライト磁芯の中足部と、コイル部の絶縁が得ら
れ、かつ端子台を用いても、コイル部のスペースを制約
することがない構造の平角銅線用チョークコイルが提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフェライト磁芯と端子台の斜視図。
【図2】本発明のフェライト磁芯と端子台の嵌合図。
【図3】図3(a)は、本発明の使用部品の斜視図。図
3(b)は、発明の平角銅線用チョークコイルの斜視
図。
【図4】従来のフェライト磁芯と端子台の斜視図。
【図5】従来のフェライト磁芯と端子台の嵌合図。
【符号の説明】
1 本発明のフェライト磁芯 2 本発明のフェライト磁芯中足部 3 本発明のフェライト磁芯中足部溝 4 本発明の端子台 5 本発明の端子台突起部 6 本発明のフェライト磁芯(1と1対) 7 本発明のフェライト磁芯中足部(2と1対) 8 本発明のフェライト磁芯中足部溝(3と1対) 9 平角銅線を用いたコイル部 10 従来のフェライト磁芯 11 従来のフェライト磁芯中足部 12 従来の端子台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平角銅線をコイル材として用いるチョー
    クコイルにおいて、該チョークコイルに使用されるEE
    形状もしくはEI形状のフェライト磁芯の中足部が、少
    なくとも1ヶ所以上、中足の長さ方向に溝を有すること
    を特徴とするチョークコイル。
  2. 【請求項2】 該フェライト磁芯の中足部の溝に嵌合す
    るように成形された絶縁樹脂からなる端子台を用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載のチョークコイル。
  3. 【請求項3】 該フェライト磁芯と該端子台に、縦巻き
    構造の平角銅線を用いたコイルを組み込んだことを特徴
    とする請求項1もしくは請求項2記載のチョークコイ
    ル。
JP11035038A 1999-02-12 1999-02-12 チョークコイル Withdrawn JP2000235920A (ja)

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