JP3381573B2 - 薄形コイル部品 - Google Patents

薄形コイル部品

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JP3381573B2
JP3381573B2 JP25962097A JP25962097A JP3381573B2 JP 3381573 B2 JP3381573 B2 JP 3381573B2 JP 25962097 A JP25962097 A JP 25962097A JP 25962097 A JP25962097 A JP 25962097A JP 3381573 B2 JP3381573 B2 JP 3381573B2
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浩二 中嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は民生用あるいは産業
用電子機器に利用される薄形コイル部品に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の発展により小型
化、薄形化の市場の要求が高まり、これらのセットニー
ズに応えるために電源供給部特にスイッチング電源にお
いては面実装を主体とした高密度実装化への対応が課題
となっている。特にスイッチング電源を構成する主要部
品であるコイル部品においては面実装可能な薄形小型部
品が求められている。
【0003】従来の薄形コイル部品を図11〜図14を
用いて説明する。図11は分解斜視図、図12は完成品
の斜視図、図13は側面断面図、図14は空心コイルの
斜視図である。
【0004】同図において1は平角導線、2は空心コイ
ル、3はコイル内周部、4はコイル外周部、5は内周部
の端子、6は外周部の端子、7は合成樹脂、8は端子
台、9はコイル部、10は中央磁脚、11は外側磁脚、
12は共通磁脚、13は閉磁路磁心であり、平角導線1
を渦巻き状に巻回して空心コイル2を形成し、空心コイ
ル2のコイル内周部3に内周部の端子5をまたコイル外
周部4に外周部の端子6を接続している。この空心コイ
ル2を合成樹脂7でモールドし、端子5,6を引き出し
た端子台8を一体に成形したコイル部9を中央磁脚10
と外側磁脚11と共通磁脚12を有する閉磁路磁心13
に装着した構造となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においてはPET等の合成樹脂7で空心コイル
2をモールドし、閉磁路磁心13とコイル部9間の絶縁
を確保しているため、空心コイル2の端面部14の合成
樹脂7の厚みAは合成樹脂7の成形性および空心コイル
2の端面部14の凹凸により0.5mm以上必要である。
閉磁路磁心13の高さが7mm程度の薄形コイル部品では
この合成樹脂7の厚みAによって占積率が低下し、薄形
化が困難という課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の薄形コルル部品は、平角導線または箔状導線
からなる板状導線を渦巻き状に巻回した空心コイルと、
前記空心コイルの内周と外周の端部に接続した端子と、
前記空心コイルを絶縁性の合成樹脂でモールドしたコイ
ル部と、中央磁脚と外磁脚と共通磁脚とを有するととも
に前記中央磁脚の外側に前記コイル部を配置した閉磁路
磁心とを備え、前記コイル部は、前記空心コイルの内周
面と外周面との絶縁性の合成樹脂でモールドして内周面
樹脂部と外周面樹脂部を形成するとともに、前記空心コ
イルの巻軸方向の両端面部を露出させており、前記内周
面樹脂部と前記外周面樹脂部の端面部を前記空心コイル
の両端面部より巻軸方向の外方に突出させ、前記空心コ
イルの端面部と前記内周面樹脂部および前記外周面樹脂
部の端面部との間に絶縁性の合成樹脂を有しない段差を
設けた構成としたものである。
【0007】上記構成により、空心コイルの端面部をモ
ールド時に金型で押さえることができて凹凸を無くせ、
空心コイルの端面部と閉磁路磁心間の絶縁を段差により
空間距離を確保できる。また空心コイルの端面をモール
ドする必要がなく、空心コイルの端面部の合成樹脂の厚
みは段差分だけでよく、コイル部の厚みを薄くでき占積
率を向上させ、閉磁路磁心の窓高さ方向を小さくでき、
より薄形の薄形コイル部品を提供することを可能とする
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の薄形コ
イル部品は、平角導線または箔状導線からなる板状導線
を渦巻き状に巻回した空心コイルと、前記空心コイルの
内周と外周の端部に接続した端子と、前記空心コイルを
絶縁性の合成樹脂でモールドしたコイル部と、中央磁脚
と外磁脚と共通磁脚とを有するとともに前記中央磁脚の
外側に前記コイル部を配置した閉磁路磁心とを備え、前
記コイル部は、前記空心コイルの内周面と外周面との絶
縁性の合成樹脂でモールドして内周面樹脂部と外周面樹
脂部を形成するとともに、前記空心コイルの巻軸方向の
両端面部を露出させてお り、前記内周面樹脂部と前記外
周面樹脂部の端面部を前記空心コイルの両端面部より巻
軸方向の外方に突出させ、前記空心コイルの端面部と前
記内周面樹脂部および前記外周面樹脂部の端面部との間
に絶縁性の合成樹脂を有しない段差を設けたものであ
り、空心コイルの端面部と閉磁路磁心間の絶縁を段差に
より空間距離を確保できる。また空心コイルの端面をモ
ールドする必要がなく、空心コイルの端面部の合成樹脂
の厚みは段差分だけでよく、コイル部の厚みを薄くでき
占積率を向上させ、閉磁路磁心の窓高さ方向を小さくで
き、より薄形の薄形コイル部品を提供することを可能と
するものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の薄形コイル部品
は、コイル部の絶縁性の合成樹脂を有しない段差部分の
一部に、空心コイルの端面部に沿わせるとともに内周面
樹脂部と外周面樹脂部とをつないだブリッジを設けた
のであり、空心コイルの端面の位置ずれを防止し、空心
コイルの段差寸法を一定とし、空心コイルの端面部と閉
磁路磁心間の絶縁空間距離を確実に確保できる。またコ
イル部の強度を向上できるため、信頼性、作業性に優れ
た薄形コイル部品を提供することを可能とするものであ
る。
【0010】本発明の請求項3に記載の薄形コイル部品
は、空心コイルの内周端に接続した巻き始め端子を保持
する肉厚端子ブロックを内周面樹脂部から外周面樹脂部
の一部まで設けたものであり、巻き始め端子を絶縁して
引き出すことができ、また肉厚端子ブロックで内周面樹
脂部を外周面樹脂部と接続したため、樹脂の流れがよく
成形性に優れた薄形コイル部品を提供することを可能と
するものである。
【0011】本発明の請求項4に記載の薄形コイル部品
は、空心コイルの端面部に樹脂を塗布したものであり、
空心コイルの端面を樹脂で覆うため、耐湿性、耐熱性等
の信頼性に優れた薄形コイル部品を提供することを可能
とするものである。
【0012】本発明の請求項5に記載の薄形コイル部品
は、空心コイルの端面部に接着剤を塗布し、閉磁路磁心
に固着したものであり、接着剤で空心コイルの端面部を
覆うとともに閉磁路磁心に固着できるため、耐湿性、耐
熱性等の信頼性および組立作業性に優れた薄形コイル部
品を提供することを可能とするものである。
【0013】本発明の請求項6に記載の薄形コイル部品
は、請求項1の構成に加えコイル部と閉磁路磁心との外
全体を絶縁樹脂でモールドしたものであり、閉磁路磁
心を絶縁でき回路基板への実装性および耐衝撃性に優れ
た薄形コイル部品を提供することを可能とするものであ
る。
【0014】以下本発明の実施の形態について図面を用
いて具体的に説明する。
【0015】(実施の形態1) 本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を用いて
説明する。図1〜図5において20は空心コイルであ
り、この空心コイル20は平角導線または箔状導線から
なる板状導線21を渦巻き状に巻回して構成されてい
る。この空心コイル20の両端すなわち、内周面部22
と外周面部23の端部には板状の端子24,25が溶接
等で接続されている。このような端子24,25に接続
した空心コイル20の内周面部22と外周面部23をP
ET等の絶縁性の合成樹脂26でモールドし、外周面樹
脂部27に端子24,25を引き出して端子台29が一
体に形成されてコイル部30を構成している。このコイ
ル部30の外周面樹脂部27および内周面樹脂部28の
端面部31は同一面であり、また、空心コイル20の巻
軸方向の両端面部32を露出させており、内周面樹脂部
28と外周面樹脂部27の端面部31を空心コイル20
の両端面部31より巻軸方向の外方に突出させ、空心コ
イル20の端面部32と内周面樹脂部28および外周面
樹脂部27の端面部31との間に絶縁性の合成樹脂を有
しない段差33を設けている。この段差33は0.1mm
程度で良い。
【0016】また、コイル部30の絶縁性の合成樹脂2
6を有しない段差33部分の一部に、空心コイル20の
端面部32に沿わせるとともに内周面樹脂部28と外周
面樹脂部27とをつないだブリッジ34を設けた構造と
している。
【0017】端子台29は内周面樹脂部28から接続し
た空心コイル20の内周面部22の端部に接続した巻き
始めの端子24を保持する肉厚端子ブロック35を底面
の一方に有した構造となっている。
【0018】このコイル部30には閉磁路磁心36が組
み込まれる。この閉磁路磁心36はMn系フェライト、
ダスト等の焼結体からなるEI形磁心37,38からな
り、E形磁心37は中央磁脚39、両外側磁脚40、共
通磁脚41からなり、このE形磁心37の共通磁脚41
には上記端子台29の肉厚端子ブロック35をはめ込む
大きさの切欠部42が設けられている。
【0019】このような構成で、コイル部30の端子台
29の下面から中央磁脚39を有するE形磁心37を組
み込み切欠部42に肉厚端子ブロック35をはめ合わせ
て位置決めし、他方の共通磁脚としてのI形磁心38を
組み込み、図3に示すように端子台29の側面に引き出
されて端子24,25を端子台29の下面に折り曲げ図
2のような薄形コイル部品とする。
【0020】以上のように構成することによって、コイ
ル部30は、空心コイル20の巻軸方向の両端面部32
を露出させており、内周面樹脂部28と外周面樹脂部2
7の端面部31を空心コイル20の両端面部31より巻
軸方向の外方に突出させ、空心コイル20の端面部32
と内周面樹脂部28および外周面樹脂部27の端面部3
1との間に絶縁性の合成樹脂26を有しない段差33を
設けたため、空心コイル20の端面部32と閉磁路磁心
36間の絶縁を段差33により空間距離を確保できる。
また空心コイル20の端面部32をモールドする必要が
なく、空心コイル20の端面部32の合成樹脂26の厚
みは段差分の0.1mm程度でよく、コイル部30の厚み
を薄くでき占積率を向上させ、閉磁路磁心の窓高さ方向
を小さくでき、より薄形の薄形コイル部品を提供するこ
とができる。
【0021】また、コイル部30の絶縁性の合成樹脂2
6を有しない段差33部分の一部に 、空心コイル20の
端面部32に沿わせるとともに内周面樹脂部28と外周
面樹脂部27とをつないだブリッジ34を設けたため、
空心コイル20を絶縁性の合成樹脂26でモールドした
後に、ブリッジ34が空心コイル20の端面部32の位
置ずれを防止して、空心コイル20の端面部32と閉磁
路磁心36との距離が縮まることが無く、空心コイル2
0の端面部32と閉磁路磁心36間の絶縁空間距離を確
実に確保できる。またコイル部30の強度を向上できる
ため、信頼性、作業性に優れた薄形コイル部品を提供す
ることができる。
【0022】このとき、図13に示した段差A全体を絶
縁性の合成樹脂7でモールドした従来の構成に比べて、
ブリッジ34はコイル部の絶縁性の合成樹脂26を有し
ない段差33部分の一部に設けているので、モールド時
の絶縁性の合成樹脂26の成形性がよくなり、段差33
部分の厚みを薄くしてもブリッジ34を設けることがで
きるものである。
【0023】また、空心コイル20の巻き始めの端子2
4を保持する肉厚端子ブロック35を内周面樹脂部28
から設けたため、巻き始めの端子24を絶縁して引き出
すことができ、また肉厚端子ブロック35で内周面樹脂
部28を外周面樹脂部27と接続したため、樹脂の流れ
がよく成形性に優れた薄形コイル部品を提供することが
できる。
【0024】(実施の形態2) 次に本発明の第2の実施の形態について図6〜図8を用
いて説明する。基本的な構成は第1の実施の形態と同一
であり、異なった点は、コイル部30の外周面樹脂部2
7および内周面樹脂部28の端面部31から段差33で
へこんだ空心コイル20の端面部32に紫外線硬化型等
の絶縁樹脂43を塗布した構成としたものである。
【0025】以上のように構成することによって、露出
している空心コイル20の端面部32を絶縁樹脂43で
覆うため、耐湿性、耐熱性等の信頼性に優れた薄形コイ
ル部品を提供することができる。
【0026】また、空心コイル20の端面部32に塗布
した絶縁樹脂43に変えて、絶縁性を有する接着剤を塗
布したコイル部30を閉磁路磁心36に組み込んで固着
してもよい。
【0027】これにより、接着剤で空心コイル20の端
面部32を覆うとともに閉磁路磁心36に固着できるた
め、耐湿性、耐熱性等の信頼性および組立作業性に優れ
た薄形コイル部品を提供することができる。
【0028】(実施の形態3) 次に本発明の第3の実施の形態について図9、図10を
用いて説明する。基本的な構成は第1の実施の形態と同
一であり、異なった点は、第1の実施の形態の薄形コイ
ル部品全体をエポキシ樹脂、液晶ポリマー等の絶縁樹脂
44でモールドした構造としたものである。
【0029】以上のように構成することによって、閉磁
路磁心36を絶縁でき回路基板への実装性および耐衝撃
性に優れた薄形コイル部品とすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように、平角導線または
箔状導線からなる板状導線を渦巻き状に巻回した空心コ
イルと、空心コイルの内周と外周の端部に接続した端子
と、空心コイルを絶縁性の合成樹脂でモールドしたコイ
ル部と、中央磁脚と外磁脚と共通磁脚とを有するととも
に中央磁脚の外側にコイル部を配置した閉磁路磁心とを
備え、コイル部は、空心コイルの内周面と外周面とを絶
縁性の合成樹脂でモールドして内周面樹脂部と外周面樹
脂部を形成するとともに、空心コイルの巻軸方向の両端
面部を露出させており、内周面樹脂部と外周面樹脂部の
端面部を空心コイルの両端面部より巻軸方向の外方に突
出させ、空心コイルの端面部と内周面樹脂部および外周
面樹脂部の端面部との間に絶縁性の合成樹脂を有しない
段差を設けたため、空心コイルの端面部と閉磁路磁心間
の絶縁を段差による空間距離で確保でき、空心コイルの
端面をモールドする必要がなく、コイル部の厚みを薄く
でき占積率を向上させ、閉磁路磁心の窓高さ方向を小さ
くでき、より薄形で信頼性、作業性に優れた薄形コイル
部品を提供することを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄形コイル部品の第1の実施の形態に
おける分解斜視図
【図2】同完成品の斜視図
【図3】同側面断面図
【図4】同空心コイルの斜視図
【図5】(a)同コイル部の上面図 (b)同コイル部の側面断面図 (c)同コイル部の下面図
【図6】本発明の薄形コイル部品の第2の実施の形態に
おける分解斜視図
【図7】同完成品の斜視図
【図8】同側面断面図
【図9】本発明の薄形コイル部品の第3の実施の形態に
おける斜視図
【図10】同完成品の断面図
【図11】従来の薄形コイル部品を示す分解斜視図
【図12】同完成品の斜視図
【図13】同側面断面図
【図14】同空心コイルの斜視図
【符号の説明】
20 空心コイル 21 板状導線 22 内周面部 23 外周面部 24,25 端子 26 合成樹脂 27 外周面樹脂部 28 内周面樹脂部 29 端子台 30 コイル部 31 端面部 32 端面部 33 段差 34 ブリッジ 35 肉厚端子ブロック 36 閉磁路磁心 37 E形磁心 38 I形磁心 39 中央磁脚 40 外側磁脚 41 共通磁脚 42 切欠部 43 絶縁樹脂 44 絶縁樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01F 30/08 H01F 31/00 J 37/00 15/02 L 31/00 C 39/00 (56)参考文献 特開 平4−63406(JP,A) 特開 平8−17660(JP,A) 特開 平6−112065(JP,A) 特開 平5−258975(JP,A) 実開 平6−86315(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 30/00 H01F 37/00 H01F 38/00 H01F 17/00 - 21/12 H01F 27/00 - 27/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平角導線または箔状導線からなる板状導
    線を渦巻き状に巻回した空心コイルと、前記空心コイル
    の内周と外周の端部に接続した端子と、前記空心コイル
    を絶縁性の合成樹脂でモールドしたコイル部と、中央磁
    脚と外磁脚と共通磁脚とを有するとともに前記中央磁脚
    の外側に前記コイル部を配置した閉磁路磁心とを備え、
    前記コイル部は、前記空心コイルの内周面と外周面との
    絶縁性の合成樹脂でモールドして内周面樹脂部と外周面
    樹脂部を形成するとともに、前記空心コイルの巻軸方向
    の両端面部を露出させており、前記内周面樹脂部と前記
    外周面樹脂部の端面部を前記空心コイルの両端面部より
    巻軸方向の外方に突出させ、前記空心コイルの端面部と
    前記内周面樹脂部および前記外周面樹脂部の端面部との
    間に絶縁性の合成樹脂を有しない段差を設けた薄形コイ
    ル部品。
  2. 【請求項2】 コイル部の絶縁性の合成樹脂を有しない
    段差部分の一部に、空心コイルの端面部に沿わせるとと
    もに内周面樹脂部と外周面樹脂部とをつないだブリッジ
    を設けた請求項1に記載の薄形コイル部品。
  3. 【請求項3】 空心コイルの内周端に接続した巻き始め
    端子を保持する肉厚端子ブロックを内周面樹脂部から外
    周面樹脂部の一部まで設けた請求項1に記載の薄形コイ
    ル部品。
  4. 【請求項4】 空心コイルの端面部に絶縁樹脂を塗布し
    た請求項1に記載の薄形コイル部品。
  5. 【請求項5】 空心コイルの端面部に絶縁性を有する接
    着剤を塗布し、閉磁路磁心に固着した請求項1に記載の
    薄形コイル部品。
  6. 【請求項6】 コイル部と閉磁路磁心との外周全体を樹
    脂でモールドした請求項1に記載の薄形コイル部品。
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