JP2000235899A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2000235899A JP11036484A JP3648499A JP2000235899A JP 2000235899 A JP2000235899 A JP 2000235899A JP 11036484 A JP11036484 A JP 11036484A JP 3648499 A JP3648499 A JP 3648499A JP 2000235899 A JP2000235899 A JP 2000235899A
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洋史 小西
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俊朗 中村
Kazunori Kidera
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯の光出力の立ち上がりを素早くしつ
つ、オーバーシュートを抑制できる電力制御を可能とす
る放電灯点灯装置を提供することにある。 【解決手段】 電力シフト指令発生部8は、電力シフト
量指令値WSとして出力する電力シフト量を時間的に変
化させてその時間関数曲線に変曲点を持たせており、始
動時点から変曲点までの期間での平均傾きを当該変曲点
以降の同一の幅の期間での平均傾きよりも小さくしてあ
る。また変曲点を最大出力の電力に相当する電力シフト
量付近の所定値としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルハライドな
どの高輝度放電灯(HID)の放電灯点灯装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプなどの高輝度放電
灯(HID)はランプ温度が冷えている場合、始動から
安定点灯までの光出力の立ち上がりが遅いことが欠点と
なっている。
【0003】車両用前照灯や、液晶プロジェクタ用光源
としてこのような高輝度放電灯を使用する場合、その光
出力の立ち上がりの改善が必要となる。
【0004】そのため特開平4−141988号や特開
平9−82480号等に示される放電灯点灯装置では、
点灯直後、過大なランプ電流を流すことで、光出力の立
ち上がりを早めている。上記の従来の放電灯点灯装置で
は、ランプ電圧に対する必要なランプ電流値が規定され
ており、光出力改善には、その電流レベルを一時的に増
加させて光出力の立ち上がり良くしている。この従来例
の方法では、ランプ電圧−ランプ電流特性上で発光促進
領域が定められており、このため制御回路において、ラ
ンプ電流−電圧の特性カーブを設定する回路が必要で、
結果回路が複雑になるという問題があった。
【0005】また図22は上記の従来例とは、別の従来
例を示しており、この従来例装置は、入力電源たる直流
電源1から負荷、この場合高輝度放電灯からなる放電灯
5が必要とする電圧へ変換するDC−DCコンバータ部
2と、DC−DCコンバータ部2の直流出力を交流に変
換するインバータ部3とで電力変換装置を構成するとと
もに、放電灯5を始動させるのに必要な高電圧を放電灯
5に印加するイグナイタ部4とで構成される。
【0006】この従来例ではDC−DCコンバータ部2
の出力電圧検出値と出力電力指令値によって、出力電流
指令値を電流指令演算部71での除算処理で得る。
【0007】この出力電流指令値と、検出される出力電
流値を誤差アンプ73で比較し、その誤差量に応じた出
力制御信号S1によりDC−DCコンバータ部2を制御
してその出力を調整することで、放電灯5の安定点灯を
実現している。
【0008】出力電力指令の値WRは、定常状態におい
ては放電灯5の定格電力(以下定格出力という)に設定
されているが、始動直後は電力シフト指令発生部8から
定格出力に加算される電力シフト量指令値WSが出力さ
れ、定常より高い出力電力指令値WRとなる。
【0009】電力シフト指令発生部8は、図22に示す
ように抵抗Rc、コンデンサCxからなるCR充電回
路、抵抗Rd、コンデンサCxからなる放電回路、充電
電源である充電電圧源Vref及び反転演算部81等で
構成され、コンデンサCxの充電電圧波形が電力シフト
量となる。但し、必要な波形は、時間が経過するほど0
となる必要があるので、図23(a)に示すコンデンサ
Cxの充電電圧Vcを、反転演算増幅部81によりでコ
ンデンサCxの充電電圧Vcが充電電圧源Vrefの電
圧に近付く程0となるように図23(b)に示す如く波
形変換する。電力指令演算部75では波形変換された電
力シフト量指令値WSに定格出力電圧指令値を加え、図
23(c)に示す出力電力指令値WRとする。尚この出
力電力指令値WRは、最大電力制限部74によって制限
されるので、放電灯5に与える電源変換装置の出力電力
は、所定最大出力(以下最大出力という)値を越えな
い。
【0010】この最大電力制限部74により制限を受け
た出力電力指令値は電流指令演算部71に入力され、電
流指令演算部71はDC−DCコンバータ部2の出力電
圧検出値と出力電力指令値WRとに基づいて出力電流指
令値を演算する。また出力電流指令値は最大電流制限部
72によって最大電流制限値を越えないように制限され
る。
【0011】而して電源スイッチSWが投入され、電源
電圧が入力すると電源電圧監視部6は、点灯許可信号S
2をDC−DCコンバータ部2及び電力シフト指令発生
部8に出力し、DC−DCコンバータ部2を動作させる
とともに、電力シフト指令発生部8から電力シフト量指
令値WSを発生させる動作を開始させ、図23(b)に
示すような電力シフト量指令値WSを発生させる。
【0012】ここで始動直後は最大出力を所定時間保つ
ことで光出力の立ち上がりを早くする。そのため始動直
後コンデンサCxの両端電圧Vcが0の状態では出力電
力指令値WRは最大出力を越えた所定値に設定されてい
る。このため始動後、出力電力指令値WRが最大出力レ
ベルに達するまでの期間、最大出力となるよう制御され
る。尚ランプ電圧が低い場合は、ランプ電流が大きくな
るが、インバータ部3への入力電流、つまり出力電流が
最大出力電流以下となるように制限される。
【0013】出力電力指令値WRが最大出力以下になる
と、コンデンサCxの充電電圧Vcの波形に従った波形
で出力電力指令値WRが低下し、定格出力に安定する。
【0014】消灯時はコンデンサCxの電荷が抵抗R
c,Rdを介して放電され、再点灯したとき、その時点
のコンデンサCxの電圧Vcから再び充電が開始され、
そこから電力シフト量指令値WSが決まる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図22のような電力シ
フト指令発生部8では、光出力に大きく影響する最大出
力を越える出力期間と、最大出力以下の出力期間の変化
波形は個別に設定できない。
【0016】つまり図24(a)に示すように最大出力
指令期間を増やすため、電力シフト量指令値WSの曲線
を破線から実線のように変更した場合、図24(b)に
示すように最大出力期間を経過した後、電力シフト量指
令値WSが全体的に増加してしまい図24(c)に実線
で示すように光出力はオーバーシュートしてしまう。
【0017】即ち、電力シフト量の関数で示される曲線
は最大出力を越えている期間と、その後の電力シフト量
指令値WSの曲線を独立的に設定する必要がある。また
図24(a)に示すような電力シフト量指令値WSの曲
線では0から最大出力の出力電力指令値WRまでに達す
る期間の曲線の形状が何ら電力変化に影響を及ぼさな
い。つまり電力シフト量指令値WSの曲線が出力電力に
影響するのは、最大出力に対応する出力電力指令値WR
に相当する電力シフト量からコンデンサCxの電圧が充
電電圧源Vrefの電圧までであり、このため、電力シ
フト量指令値WSのダイナミックレンジが狭くなってし
まい、ばらつきやノイズなどに弱いという問題があっ
た。
【0018】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは放電灯の光出力の立ち上が
りを素早くしつつ、オーバーシュートを抑制できる電力
制御を可能とする放電灯点灯装置を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、電源と、電源電圧を放電灯が
必要とする電圧レベルに変換する電力変換装置とを備
え、放電灯が始動点灯直後で過度状態にあるときには定
常時の所定電力よりも大きくなるように電力変換装置の
出力電力をシフトさせ、定常点灯への移行時には点灯対
象の放電灯に定められた所定電力となるように電力変換
装置の出力電力を制御する放電灯点灯装置において、放
電灯の始動直後の電力シフト量を、放電灯の最大電力を
越える所定値とし、始動直後からの時間経過に従って電
力シフト量を低減させてゼロになるようにするととも
に、変化する電力シフト量に対応する時間関数に少なく
とも1つ以上の変曲点をもたせ、時間ゼロから最初の変
曲点までの期間の平均傾きを該変曲点から上記期間と同
じ幅の期間での平均傾きよりも小さくし且つ上記変曲点
以降の傾きを所定の割合で時間経過とともに小さくする
ことを特徴とする。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記最初の変曲点が最大出力となる電力シフト量
に略一致することを特徴とする。
【0021】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記時間関数の設定手段がコンデンサを充
電する充電回路により構成され、該充電回路のコンデン
サの充電電圧或いは充電電流に応じて電力シフト量を設
定するとともに、上記変曲点を上記充電電圧或いは充電
電流を切り替えることで設定することを特徴とする。
【0022】請求項4の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記時間関数の設定手段がコンデンサを充
電する充電回路により構成され、該充電回路の充電電圧
或いは充電電流に応じて電力シフト量を設定するととも
に、上記変曲点を上記充電回路の充電インピーダンスを
切り替えることで設定することを特徴とする。
【0023】請求項5の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記時間関数の設定手段がコンデンサを充
電する充電回路により構成され、該充電回路のコンデン
サの充電電圧或いは充電電流に応じて電力シフト量を設
定するとともに、上記変曲点を上記充電回路の充電電源
を制御することで設定することを特徴とする。
【0024】請求項6の発明では、請求項3又は4の発
明において、上記時間関数によって変曲点を設けるため
の切り替えタイミングを別に設けたタイマ回路によって
設定することを特徴とする。
【0025】請求項7の発明では、請求項3又は4の発
明において、上記時間関数に変曲点を設けるための切り
替えタイミングが上記充電回路の充電電圧若しくは充電
電流が所定値に達したことを検出したタイミングとする
ことを特徴とする。
【0026】請求項8の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記充電電源が、他の時間関数回路の出力によっ
て制御されることで上記時間関数に上記変曲点を設定す
ることを特徴とする。
【0027】請求項9の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記充電電源が、該充電電源の出力電圧或いは出
力電流によって制御されることで上記時間関数に上記変
曲点を設定することを特徴とする。
【0028】請求項10の発明では、請求項3,5,
8,9の何れかの発明において、上記時間関数におい
て、上記放電灯の始動後の最初の変曲点までの曲線が略
一次関数であることを特徴とする請求項。
【0029】請求項11の発明では、請求項3,5,
8,9の何れかの発明において、上記時間関数におい
て、上記放電灯の始動後の最初の変曲点までの曲線の区
間における傾きが上記変曲点付近で最も大きく成ること
を特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0031】(実施形態1)図1は本実施形態の回路構
成を示しており、基本的な構成は図22に示す従来例と
同じであり、直流電源1と、該直流電源1電圧を必要と
する電圧へ変換するDC−DCコンバータ部2と、DC
−DCコンバータ部2の直流を交流へ変換するインバー
タ部3と、高輝度放電灯(HIDランプ)からなる放電
灯5を始動させるのに必要な高電圧を放電灯5に印加す
るイグナイタ部4とで構成される。
【0032】電流指令演算部71は、DC−DCコンバ
ータ部2の出力電圧検出値と最大電力制限部74で制限
を受けた出力電力指令の値によって、出力電流指令の値
を除算処理で得る。
【0033】この出力電流指令の値と、検出される出力
電流値を誤差アンプ73で比較し、その誤差量に応じた
出力制御信号S1によりDC−DCコンバータ部2を制
御してその出力を調整することで、放電灯5の安定点灯
を実現している。
【0034】電力指令演算部75から出力される出力電
力指令値WRは、定常状態においては定格出力に設定さ
れているが、始動直後は放電灯5の光出力を急速に立ち
上げるための電力シフト量指令値WSを加えたものとな
る。
【0035】電力シフト指令発生部8は、図2(a)に
示すように電力シフト量指令値WRとして出力する電力
シフト量指令値WSを時間的に変化させる。つまり図3
(a)に示すように変曲点Xを持たせており、始動時点
から変曲点Xまでの期間TAでの平均傾きAを変曲点X
以降の同一幅の期間TB(TA=TB)での平均傾きB
よりも小さくしてある。
【0036】また変曲点Xを最大出力の電力に相当する
電力シフト量指令値WS付近の所定値とすることで、直
接出力電力指令値WRの変化曲線に影響する最大出力以
下での指令値部分のダイナミックレンジを広くとってあ
る。
【0037】ところで電力シフト量指令値WSの時間関
数は基本的に始動から最大出力の電力量以下となるまで
の期間TWMXと、それ以降の変化形状を決めることが重
要となる。
【0038】また期間TWMXは、最大出力或いはランプ
電圧が低いとき時は最大電流出力となり、その後は徐々
に定格電流になるように、出力電力を低減する制御を行
うが、光の立ち上がり波形のオーバーシュート、アンダ
ーシュートを極力減らすためには初期立ち上がりのため
に、所定の期間TWMXと、その後比較的早い時間で所定
値以下に電力を低減する必要がある。
【0039】また図3(a)は放電灯5が十分に冷却さ
れている場合を示しているが、放電灯5が消灯された
後、十分に冷却されない状態で再点灯した時、同様な制
御を行うと出力が過大となる。そこで図3(b)(c)
のように冷却時間に応じて電力シフト量指令値WSの開
始時間を、時間関数曲線に於いて、ずらす。例えば、図
3(c)は、図3(b)に比べて冷却が進んでいるた
め、t=0の時点が図3(a)に近づく程度の最大出力
時間がある。図3(b)では冷却が進んでいないので、
始動直後の出力電力(初期の電力シフト量指令値WS0
は比較的低い点から始まる。この冷却時間による始動時
の電力シフト量指令値WSの初期値WS0は例えば図3
(d)に示すように変動させることができることで実現
できる。
【0040】而して電源スイッチSWが投入され、電源
電圧が入力すると電源電圧監視部6は、点灯許可信号S
2をDC−DCコンバータ部2及び電力シフト指令発生
部8に出力しDC−DCコンバータ部2を動作させると
ともに、電力シフト指令発生部8を動作させる。
【0041】ここで電力シフト指令発生部8は図3
(d)に基づいて消灯後からの経過時間に応じた電力シ
フト量指令値WSの初期値WS0を決定してその初期値W
S0から図3(a)〜図3(c)に示すような時間関数曲
線に沿って電力シフト量指令値W Sを発生する。この電
力シフト量指令値WSを取り込んだ電力指令演算部75
は定格出力値を加算して図2(b)に示す出力電力指令
値WRを最大電力制限部74を介して電流指令演算部7
5に与える。電流指令演算部75はDC−DCコンバー
タ部2の出力電圧検出値と最大電力制限部74からの出
力電力指令の値とにより出力電流指令値を演算し、該出
力電流指令値を最大電流制限部72を介して誤差アンプ
73に与え、誤差アンプ73はDC−DCコンバータ部
2の出力電流検出値の差を出力電流指令値と、検出され
る出力電流値を比較し、その誤差量に応じた出力制御信
号S1によりDC−DCコンバータ部2を制御してその
出力を調整し、放電灯5を安定点灯させる。
【0042】(実施形態2)本実施形態は図4に示すよ
うに電力シフト指令発生部81を、抵抗Rc、コンデン
サCxからなる充電回路、抵抗Rd,Rc、コンデンサ
Cxからなる放電回路、充電回路に接続する充電電圧源
として第1の充電電圧源Vrefと、この充電電圧源V
refの出力電圧よりも低い電圧を出力する第2の充電
電圧源Vrとを備えるとともに、充電回路に接続する充
電電圧源Vref,Vref0を切り替えるスイッチS
W82と、このスイッチSW82を切り替え制御するタ
イマ回路82と、スイッチSW82と充電回路との間に
挿入され、電源電圧監視部6の点灯許可信号S2により
オンされるスイッチSW81で構成している点に特徴が
ある。
【0043】その他の構成は実施形態1と同様であるた
め、図1と同じ回路構成要素には同じ番号、記号を付し
説明を省略する。
【0044】而して、電源スイッチSWが投入され、電
源電圧監視部6から点灯許可信号S2が与えると電力シ
フト指令発生部8ではタイマ回路82の限時動作が開始
する。そして始動直後にはスイッチSW82はa端子側
に接続されており、コンデンサCxを充電電圧源Vre
f0の出力電圧で充電する。そして所定時間が経過する
と、タイマ回路82によりスイッチSW82がb端子側
に切り替わり、コンデンサCxを充電する充電電圧源V
refに切り替わる。ここで充電電圧源Vref,Vr
ef0の出力電圧の関係がVref0<Vrefである
ためコンデンサCxの充電曲線の傾きは図5(a)に示
すように充電電圧源Vref0での充電する初期では小
さく、その後の充電電圧源Vrefによる充電では傾き
が大きくなり、上述した図2(a)の時間関数曲線と類
似の電力シフト量指令値WSの時間関数曲線(図5
(b)参照)が得られ、実施形態1と同様な効果を奏す
る。尚図5(c)は電力シフト量指令値WSに定格出力
を電力指令演算部75で加算して得られた出力電力指令
値WRの時間関数曲線を示す。
【0045】尚上記タイマ回路82によるスイッチSW
82の切り替えタイミングは、放電灯5の消灯時間(冷
却時間)により調整され、消灯時間が短い程、切り替え
タイミングは早くなる。
【0046】またスイッチSW81は電源電圧監視部6
から点灯許可信号S2が出力されているとき、つまり点
灯時にオンしてコンデンサCxの充電を行わせ、点灯許
可信号S2の出力が無くなると、つまり消灯時にオフし
てコンデンサCxの電荷を抵抗Rc,Rd を介して放
電させる。
【0047】(実施形態3)本実施形態は、実施形態2
と同様に電力シフト指令発生部8に、充電回路のコンデ
ンサCxの充電を行う充電電圧源をVref0と、Vr
efとに切り替えるようにしたものであるが、スイッチ
SW82を切り替えるタイマ回路として、図6に示すよ
うに充電回路のコンデンサCxの充電電圧Vcと、比較
電圧V0とを比較するコンパレータ82aから構成した
点に特徴がある。尚その他の構成は実施形態2と同じで
あるから、図4の回路構成要素と同じ回路構成要素に同
じ番号を付し説明を省略する。
【0048】而して、本実施形態の電力シフト指令発生
部8では、電源電圧監視部6から点灯許可信号S2が出
力され、スイッチSW81がオンすると、充電電圧源V
ref0の電圧により、スイッチSW82のa端子、ス
イッチSW81、抵抗Rc、コンデンサCxの経路でコ
ンデンサCxが充電される。このときコンデンサCxの
充電電圧Vcが比較電圧V0を越えていないため、コン
パレータ82aは現在の出力を維持する。やがてコンデ
ンサCxの電圧が比較電圧V0を越えると、コンパレー
タ82aは出力を反転してスイッチSW82をb端子に
切り替える。従ってコンデンサCxを充電する充電電圧
源がVrefに変わり、コンデンサCxの充電電圧Vc
の上昇が図7(a)に示すように急となり、電力シフト
量指令値WSの時間関数曲線は図7(b)に示す曲線と
なる。また電力シフト量指令値WSに電力指令演算部7
5により定格出力を加算した出力電力指令値WRの時間
関数曲線は図7(c)に示すようになる。
【0049】このように本実施形態の電力シフト指令発
生部8では、タイマ回路の動作に充電回路のコンデンサ
Cxの充電電圧Vcを利用するため、実施形態2の場合
に比べて、定数の設定点を減らすことができるととも
に、電力シフト量指令値WSに対する変曲点の位置が容
易に固定でき、ランプ温度が高いような再始動条件にお
ける光出力立ち上がり波形の安定化が容易となる。
【0050】(実施形態4)本実施形態は、電力シフト
指令発生部8の充電電圧源の切り替えタイミングを、出
力電力指令値WRが最大電力制限部74で設定される最
大出力以下となる境界部で行うようにしたもので、図8
に示すように電力指令演算部75の出力電力指令値WR
を示す電圧信号レベルと、最大電力制限部74に最大出
力設定値を電圧レベルで与える設定電源V1の出力電圧
とを比較するコンパレータ82bを、電力シフト指令発
生部8に設け、充電回路のコンデンサCxを充電電圧源
を切り替えるスイッチSW82をコンパレータ82bの
出力で切り替え動作させるようにした点に特徴を有す
る。電力シフト量指令値WSの時間関数曲線は基本的に
始動してから最大出力(或いは最大電流)を越える出力
を行う期間TWMXと、それ以降の電力シフト量指令値WS
を徐々に低減し、定格出力に近付けるための時間関数曲
線が重要となる。即ち始動直後から出力電力指令値WR
が最大出力を越えている間は電力シフト量指令値WS
時間関数曲線は何ら意味をもたない。 そこで、本実施
形態では、電力シフト指令発生部8の電力シフト量指令
値WSの時間関数曲線の切り替えタイミングを出力電力
指令値WRで設定される最大出力たる制限値以下になる
タイミングとしたのである。
【0051】尚その他の構成は実施形態2或いは3と同
じであるから、図4又は図6の回路構成要素と同じ回路
構成要素に同じ番号を付し説明を省略する。
【0052】而して、本実施形態の電力シフト指令発生
部8では、電源電圧監視部6から点灯許可信号S2が出
力され、スイッチSW81がオンすると、充電電圧源V
ref0により、スイッチSW82のa端子、スイッチ
SW81、抵抗Rc、コンデンサCxの経路でコンデン
サCxが充電され、図9(a)に示すようにコンデンサ
Cxの両端電圧Vcは上昇を開始する。この両端電圧V
cは反転演算部81を介して電力シフト量指令値WS
して出力され、その時間関数曲線は図9(b)に示すよ
うなる。この電力シフト量指令値WSは、電力指令演算
部75により定格出力が加算され、出力電力指令値WR
として出力され、その時間関数曲線は図9(c)に示す
ようになる。
【0053】ここで始動開始時点では電力指令演算部7
5の出力電力指令値WRは、最大電力制限部74により
設定される最大出力以上であり、その指令値を示す電圧
信号レベルは設定電源V1の出力電圧を超えており、そ
のためコンパレータ82bは現在の出力を保持する。
【0054】コンデンサCxの両端電圧Vcが上昇し、
その上昇に応じてやがて出力電力指令値WRが最大出力
(最大出力)に下降すると、上記電圧信号レベルが設定
電源V1の出力電圧に達し、コンパレータ82bは出力
を反転してスイッチSW82をb端子に切り替える。従
ってコンデンサCxを充電する充電電圧源がVrefに
変わり、そのためコンデンサCxの両端電圧Vcの上昇
が急となり、電力シフト量指令値WSの時間関数曲線は
図9(b)に示す曲線となり、電力シフト量指令値WS
に電力指令演算部75により定格出力を加算した出力電
力指令値WRの時間関数曲線は図9(c)に示すように
なる。
【0055】このように本実施形態の電力シフト指令発
生部8では、電力シフト指令発生部8の時間関数曲線の
切り替えタイミングを出力電力指令値WRが設定された
最大出力制限値以下になるタイミングとしたので、実施
形態3よりも更に定数の設定点を減らすことができる。
【0056】(実施形態5)実施形態1乃至4では、電
力シフト指令発生部8に、充電回路のコンデンサCxを
充電する電源電圧を切り替える手段を備え、その電源電
圧を切り替えることにより、電力シフト指令値WSの時
間関数曲線の変曲点を得ていたが、本実施形態では、充
電回路のコンデンサCxを充電する電源電圧を時間的に
可変することで、電力シフト指令値WSの時間関数曲線
の変曲点を得る点に特徴がある。
【0057】つまり、本実施形態の電力シフト指令発生
部8は、図10に示すように、充電回路のコンデンサC
xを充電する充電電圧源として可変電圧源83を設ける
とともに、電源電圧監視部(図示せず)の点灯許可信号
S2を受けて基準電源Vref’がスイッチSW83を
介して接続され、抵抗RC0を介して充電され、スイッチ
SW83のオフ時に充電電荷を抵抗RC0及びRd0 を介
して放電するコンデンサCx0を備えた時間関数回路84
を備え、コンデンサCx0の両端電圧を可変電圧源83の
電圧に調整値として入れて、コンデンサCxを充電する
ための電源電圧を調整する点に特徴がある。
【0058】而して本実施形態の電力シフト指令発生部
8は、電源投入があって電源電圧監視部(図示せず)か
ら点灯許可信号S2が入力すると、スイッチSW81を
オンさせるとともに、スイッチSW83をオンさせる。
スイッチSW81のオンにより充電回路のコンデンサC
xは可変電圧源83からスイッチSW81、抵抗Rcを
介して充電電流が流れて充電される。一方時間関数回路
84のコンデンサCx0には基準電源Vref’からスイ
ッチSW83、抵抗RC0 を介して充電電流が流れて充
電される。始動開始時点ではコンデンサCx0の電圧は低
く、可変電圧源83の電圧も低い。
【0059】従ってコンデンサCxの電圧Vcは図11
(a)に示すように変化し、時間関数回路84のコンデ
ンサCx0の充電電圧Vcの上昇に伴う可変電圧源83
の電圧変化により変曲点を持つ曲線となる。
【0060】この充電曲線を反転演算部81を通して出
力される電力シフト量指令値WSの時間関数曲線は図1
1(b)に示すように、また電力指令演算部75から出
力される出力電力指令値WRの時間関数曲線は図11
(c)に示すようになる。
【0061】尚電力シフト指令発生部8以外の構成は上
記実施形態1と同じであるので、ここでは説明を省略す
る。また電力シフト指令発生部8の時間関数回路84の
構成は図示する回路の限りではない。
【0062】尚可変電圧源83の具体的な電圧制御回路
としては周知の回路を用いれば良いので、ここでは特に
図示しない。
【0063】(実施形態6)実施形態5は、可変電圧源
83の出力電圧の調整を行う別の時間関数回路84を設
けていたが、本実施形態は、図12に示すように電力シ
フト指令値WSの基となる電力シフト指令発生部8の充
電回路のコンデンサCxの両端電圧Vcに応じて可変電
圧源83の出力電圧の調整を行う時間関数回路85を設
けた点に特徴がある。
【0064】つまり、本実施形態では、コンデンサCx
の充電電圧Vc(電力シフト指令値)に対して、常に0
より大きく且つ一義的に決まる値となるように、図13
(a)に示す充電電圧Vcに対し、0点よりある値を持
つ、y=f(x)なる一次関数により可変電圧源83の
出力電圧を調整するのである。
【0065】尚電力シフト指令発生部8以外の構成は上
記実施形態1と同じであるので、ここでは説明を省略す
る。また電力シフト指令発生部8の時間関数回路85で
は充電電圧Vcに対して、0点よりある値を持つ一次関
数を有し、所定値以上では一定値となるように、基準電
圧を調整する関数を示しているが、この限りでないのは
勿論である。
【0066】図13(b)は電力シフト量指令値WS
時間関数曲線、図13(c)は出力電力指令値WRの時
間関数曲線を示す。
【0067】尚可変電圧源83の具体的な電圧制御回路
は周知の回路を用いれば良いので、ここでは特に図示し
ない。
【0068】(実施形態7)本実施形態の電力シフト指
令発生部8は、実施形態2〜実施形態4のように充電電
圧源の切り替えと、少なくとも一つの充電電圧源を実施
形態5,6のように時間的に調整する手段とを備えたも
ので、図14に示すように充電電圧源としては、電圧が
固定された充電電圧源Vrefと、可変電源からなる充
電電圧源83とからなり、これら充電電圧源Vref、
83はスイッチSW82により切り替え接続され、点灯
許可信号S2の有無によりオン・オフされるスイッチS
W81を介して充電回路に接続される。充電電圧源の切
り替えは充電回路のコンデンサCxの充電電圧Vcと、
最大出力設定値とを比較するコンパレータ82bの出力
により行われ、充電電圧源83の電圧制御は、時間関数
発生回路86により制御される。この時間関数発生回路
86は上記コンデンサVxの充電電圧Vcをxとし、y
=f(Iref・Rc+x)なる関数で充電電圧源85
を制御するようになっている。
【0069】而して本実施形態の電力シフト指令発生部
8は、点灯許可信号S2が入力すると、放電灯(図示せ
ず)の始動時から最大出力に達するまでの間は、コンパ
レータ82bの出力でスイッチSW81がa端子側に接
続され、スイッチSW81を通じて充電回路のコンデン
サCxは充電電圧源83により充電される。この充電電
圧源83はその出力電圧が時間関数発生回路86により
制御され、電力シフト量指令値WSが1次関数的に低下
するようにコンデンサCxを充電する。最大出力に対応
するまでコンデンサCxの電圧Vcが上昇すると、コン
パレータ8の出力が反転して、スイッチSW82がb端
子側に切り替わり、その後はコンデンサCxは充電電圧
源Vrefにより充電され、その結果指数関数で電力シ
フト量指令値WSを低下するように変化させる。図15
(a)は充電回路のコンデンサCxの充電電圧Vcの時
間関数曲線を示し、上記の切り替えタイミングにより電
力シフト量指令値WSの時間関数曲線には図15(b)
に示すように変曲点が設けられることになる。図15
(c)は電力指令演算部75の出力電力指令値WRの時
間関数曲線を示す。
【0070】尚電力シフト指令発生部8以外の構成は上
記実施形態1と同じであるので、ここでは説明を省略す
る。
【0071】(実施形態8)上記実施形態2〜実施形態
7において、充電電圧源の切り替えや、該充電電圧源の
電圧の調整によってよって、電力シフト量指令値WS
曲線に変曲点を設けているのに対して、本実施形態の電
力シフト指令発生部8は、充電回路の時定数(充電イン
ピーダンス)を切り替えることで変曲点を設けるもので
ある。
【0072】即ち本実施形態の電力シフト指令発生部8
は、図16に示すように、充電回路のコンデンサCxに
直列に接続される充電用の抵抗として異なる抵抗値を持
つR c1,Rc2(例えばRc1>Rc2)を備え、これら抵抗
を切り替えるタイミングを設定するタイマ回路82のタ
イマ出力と点灯許可信号S2との論理積をアンドゲート
AND1によって取り、その出力が”H”となったとき
にスイッチSW82をa端子からb端子へ切り替えるよ
うになっている。タイマ回路82は点灯許可信号S2が
入力すると、限時動作を開始して所定時間経過時(最大
出力に電力シフト量指令値WSが達する付近)に”H”
出力を発生するようになっている。充電電圧源Vref
と充電回路との間のスイッチSW81は点灯許可信号S
2の有無によりオン・オフされる。
【0073】而して本実施形態の電力シフト指令発生部
8は、点灯許可信号S2が入力すると、スイッチSW8
2をa端子側に接続して高い抵抗値の抵抗Rc1を通じ
てコンデンサCxを充電し、タイマ回路82のタイマ出
力が”H”になったタイミングでスイッチSW82をb
端子側に切り替えて低い抵抗値の抵抗Rc2を介してコ
ンデンサCxを充電する。図17(a)はコンデンサC
xの充電電圧の時間関数曲線を示しており、上記の切り
替えタイミングにより電力シフト量指令値WSの時間関
数曲線には図17(b)に示すように変曲点が設けられ
ることになる。図17(c)は電力指令演算部75の出
力電力指令値WRの時間関数曲線を示す。
【0074】尚電力シフト指令発生部8以外の構成は上
記実施形態1と同じであるので、ここでは説明を省略す
る。
【0075】またタイマ回路82によるスイッチSW8
2の切り替えタイミング設定の変わりに、実施形態3,
4のようにコンデンサCxの充電電圧出力、つまり電力
シフト量指令値WSや、出力電力指令値WRによってスイ
ッチSW82を切り替えるタイミングを得るようにして
も良い。
【0076】(実施形態9)上記実施形態8では電力シ
フト指令発生部8の充電回路の時定数(充電インピーダ
ンス)を切り替えることにより電力シフト量指令値WS
の時間関数曲線に変曲点を設けていたが、本実施形態の
電力シフト指令発生部8では図18に示すようにコンデ
ンサCxに直列に接続される充電用の抵抗を可変抵抗器
Rcvで構成し、この可変抵抗器Rcvの抵抗値を時間
関数回路86の出力により連続的に変化させるようにし
たものである。尚可変抵抗器Rcvとしては所謂電子ボ
リユームなど電気的に制御できるものを用いれば良く、
ここでは具体的な制御回路は示さない。勿論モータなど
で可変抵抗器を回転制御するようにしても良い。
【0077】而して本実施形態の電力シフト指令発生部
8は、点灯許可信号S2が入力してスイッチSW81が
オンすると、時間関数回路86より出力に基づいて可変
抵抗器Rcvの抵抗値を、コンデンサCxの充電電圧V
cが図19(a)に示すような時間関数曲線を描くよう
に連続的に変化させ、図19(b)に示すように最大出
力付近で、電力シフト量指令値WSの時間関数曲線に変
曲点を設ける。図19(c)は電力指令演算部75の出
力電力指令値WRの時間関数曲線である。
【0078】尚電力シフト指令発生部8以外の構成は上
記実施形態1と同じであるので、ここでは説明を省略す
る。
【0079】また時間関数発生回路86は充電電圧出
力、つまり電力シフト量指令値WSによって調整する関
数回路によって実現しても良い。
【0080】(実施形態10)本実施形態は、実施形態
5,6の電力シフト指令発生部8に設けてあった電圧調
整が可能な充電電圧源83の代わりに、図20に示すよ
うに一定電圧の充電電圧源Vrefと充電回路との間に
挿入されるスイッチSW81を、PWM信号変換回路8
7から出力されるPWM信号でスイッチングさせ、この
スイッチングのデューティを可変することでコンデンサ
Cxに抵抗Rcを介して印加される電圧を等価的に可変
するようにしたものであり、デューティの可変は時間関
数回路84aから出力される時間関数信号f(t)に基
づく。
【0081】而して、本実施形態の電力シフト指令発生
部8は、点灯許可信号S2が入力すると、該点灯許可信
号S2とPWM信号変換回路87のPWM信号との論理
積をアンドゲートAND2で取り、その出力でスイッチ
SW81をスイッチングする。このスイッチングデュー
ティは、時間関数回路84aの時間関数信号f(t)に
基づいて設定され、充電回路のコンデンサCxを充電す
る電圧を、コンデンサCxの充電電圧Vcが図20
(a)に示すような時間関数曲線を描くように連続的に
変化させ、図20(b)に示すように最大出力付近で、
電力シフト量指令値WSの時間関数曲線に変曲点を設け
る。図20(c)は電力指令演算部75の出力電力指令
値WRの時間関数である。
【0082】尚電力シフト指令発生部8以外の構成は上
記実施形態1と同じであるので、ここでは説明を省略す
る。
【0083】ところで上記各スイッチSW81〜SW8
3は半導体スイッチやリレー等の接点により構成される
もので、これらスイッチSW81〜SW83の具体的制
御回路は従来周知の回路を用いればよいので、特に図示
はしていない。
【0084】
【発明の効果】請求項1の発明は、電源と、電源電圧を
放電灯が必要とする電圧レベルに変換する電力変換装置
とを備え、放電灯が始動点灯直後で過度状態にあるとき
には定常時の所定電力よりも大きくなるように電力変換
装置の出力電力をシフトさせ、定常点灯への移行時には
点灯対象の放電灯に定められた所定電力となるように電
力変換装置の出力電力を制御する放電灯点灯装置におい
て、放電灯の始動直後の電力シフト量を、放電灯の最大
電力を越える所定値とし、始動直後からの時間経過に従
って電力シフト量を低減させてゼロになるようにすると
ともに、変化する電力シフト量に対応する時間関数に少
なくとも1つ以上の変曲点をもたせ、時間ゼロから最初
の変曲点までの期間の平均傾きを該変曲点から上記期間
と同じ幅の期間での平均傾きよりも小さくし且つ上記変
曲点以降の傾きを所定の割合で時間経過とともに小さく
するので、放電灯の光出力の立ち上がりを素早くしつ
つ、オーバーシュートを抑制できる電力制御ができると
いう効果がある。
【0085】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記最初の変曲点が最大出力となる電力シフト量に
略一致するので、上記効果に加えて電力シフト量指令値
のダイナミックレンジをできる限り広くして、ばらつき
やノイズなどの出力誤差の影響を小さくすることができ
るという効果がある。
【0086】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記時間関数の設定手段がコンデンサを充電
する充電回路により構成され、該充電回路のコンデンサ
の充電電圧或いは充電電流に応じて電力シフト量を設定
するとともに、上記変曲点を上記充電電圧或いは充電電
流を切り替えることで設定するので、簡単な回路構成で
請求項1或いは請求項2の発明の効果が得られる装置が
実現できる。
【0087】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記時間関数の設定手段がコンデンサを充電
する充電回路により構成され、該充電回路の充電電圧或
いは充電電流に応じて電力シフト量を設定するととも
に、上記変曲点を上記充電回路の充電インピーダンスを
切り替えることで設定するので、簡単な回路構成で請求
項1或いは請求項2の発明の効果が得られる装置が実現
できる。
【0088】請求項5の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記時間関数の設定手段がコンデンサを充電
する充電回路により構成され、該充電回路のコンデンサ
の充電電圧或いは充電電流に応じて電力シフト量を設定
するとともに、上記変曲点を上記充電回路の充電電源を
制御することで設定するので、簡単な回路構成で請求項
1或いは請求項2の発明の効果が得られる装置が実現で
きる。
【0089】請求項6の発明は、請求項3又は4の発明
において、上記時間関数によって変曲点を設けるための
切り替えタイミングを別に設けたタイマ回路によって設
定するので、切り替えタイミングの設定が容易に行え
る。
【0090】請求項7の発明は、請求項3又は4の発明
において、上記時間関数に変曲点を設けるための切り替
えタイミングが上記充電回路の充電電圧若しくは充電電
流が所定値に達したことを検出したタイミングとするの
で、変曲点を設定するための定数の設定点を減らすこと
ができるとともに、電力シフト量に対する変曲点の位置
が容易に固定でき、ランプ温度が高いような再始動条件
における光出力の立ち上がり波形の安定化が容易とな
る。
【0091】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、上記充電電源が、他の時間関数回路の出力によって
制御されることで上記時間関数に上記変曲点を設定する
ので、変曲点を設定するための定数の設定点を減らすこ
とができる。
【0092】請求項9の発明は、請求項5の発明におい
て、上記充電電源が、該充電電源の出力電圧或いは出力
電流によって制御されることで上記時間関数に上記変曲
点を設定するので、変曲点を設定するための定数の設定
数を減らすことができる。、また請求項10の発明は、
請求項3,5,8,9の何れかの発明において、上記時
間関数において、上記放電灯の始動後の最初の変曲点ま
での曲線が略一次関数であるので、更に請求項11の発
明は、請求項3,5,8,9の何れかの発明において、
上記時間関数において、上記放電灯の始動後の最初の変
曲点までの曲線の区間における傾きが上記変曲点付近で
最も大きくしてあるので、請求項3,5,8,9の発明
の効果が得られる装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の回路構成図である。
【図2】同上の各部の出力の説明図である。
【図3】同上の電力シフト量の説明図である。
【図4】本発明の実施形態2の回路構成図である。
【図5】同上の各部の出力の説明図である。
【図6】本発明の実施形態3の回路構成図である。
【図7】同上の各部の出力の説明図である。
【図8】本発明の実施形態4の回路構成図である。
【図9】同上の各部の出力の説明図である。
【図10】本発明の実施形態5の要部の回路構成図であ
る。
【図11】同上の各部の出力の説明図である。
【図12】本発明の実施形態6の要部の回路構成図であ
る。
【図13】同上の各部の出力の説明図である。
【図14】本発明の実施形態7の要部の回路構成図であ
る。
【図15】同上の各部の出力の説明図である。
【図16】本発明の実施形態8の要部の回路構成図であ
る。
【図17】同上の各部の出力の説明図である。
【図18】本発明の実施形態9の要部の回路構成図であ
る。
【図19】同上の各部の出力の説明図である。
【図20】本発明の実施形態10の要部の回路構成図で
ある。
【図21】同上の各部の出力の説明図である。
【図22】従来例の回路構成図である。
【図23】同上の各部の出力の説明図である。
【図24】同上の課題の説明図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 DC−DCコンバータ部 3 直流−交流変換部 4 イグナイタ 5 放電灯 6 電源電圧監視部 8 電力シフト指令発生部 71 電流指令演算部 72 最大電流制限部 73 誤差アンプ 74 最大電力制限部 75 電力指令演算部 SW 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木寺 和憲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA11 BA05 CA16 DD06 DE02 DE05 DE06 GB01 GC04 HA09 5H730 AA00 AS11 FD01 FD11 FD31 FF13 XC03 XX03 XX15 XX16 XX23 XX35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源と、電源電圧を放電灯が必要とする電
    圧レベルに変換する電力変換装置とを備え、放電灯が始
    動点灯直後で過度状態にあるときには定常時の所定電力
    よりも大きくなるように電力変換装置の出力電力をシフ
    トさせ、定常点灯への移行時には点灯対象の放電灯に定
    められた所定電力となるように電力変換装置の出力電力
    を制御する放電灯点灯装置において、放電灯の始動直後
    の電力シフト量を、放電灯の最大電力を越える所定値と
    し、始動直後からの時間経過に従って電力シフト量を低
    減させてゼロになるようにするとともに、変化する電力
    シフト量に対応する時間関数に少なくとも1つ以上の変
    曲点をもたせ、時間ゼロから最初の変曲点までの期間の
    平均傾きを該変曲点から上記期間と同じ幅の期間での平
    均傾きよりも小さくし且つ上記変曲点以降の傾きを所定
    の割合で時間経過とともに小さくすることを特徴とする
    放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】上記最初の変曲点が最大電力となる電力シ
    フト量に略一致することを特徴とする請求項1記載の放
    電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】上記時間関数の設定手段がコンデンサを充
    電する充電回路により構成され、該充電回路のコンデン
    サの充電電圧或いは充電電流に応じて電力シフト量を設
    定するとともに、上記変曲点を上記充電電圧或いは充電
    電流を切り替えることで設定することを特徴とする請求
    項1又は2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】上記時間関数の設定手段がコンデンサを充
    電する充電回路により構成され、該充電回路の充電電圧
    或いは充電電流に応じて電力シフト量を設定するととも
    に、上記変曲点を上記充電回路の充電インピーダンスを
    切り替えることで設定することを特徴とする請求項1又
    は2記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】上記時間関数の設定手段がコンデンサを充
    電する充電回路により構成され、該充電回路のコンデン
    サの充電電圧或いは充電電流に応じて電力シフト量を設
    定するとともに、上記変曲点を上記充電回路の充電電源
    を制御することで設定することを特徴とする請求項1又
    は2記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】上記時間関数によって変曲点を設けるため
    の切り替えタイミングを別に設けたタイマ回路によって
    設定することを特徴とする請求項3又は4記載の放電灯
    点灯装置。
  7. 【請求項7】上記時間関数に変曲点を設けるための切り
    替えタイミングが上記充電回路の充電電圧若しくは充電
    電流が所定値に達したことを検出したタイミングとする
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の放電灯点灯装
    置。
  8. 【請求項8】上記充電電源が、他の時間関数回路の出力
    によって制御されることで上記時間関数に上記変曲点を
    設定することを特徴とする請求項5記載の放電灯点灯装
    置。
  9. 【請求項9】上記充電電源が、該充電電源の出力電圧或
    いは出力電流によって制御されることで上記時間関数に
    上記変曲点を設定することを特徴とする請求項5記載の
    放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】上記時間関数において、上記放電灯の始
    動後の最初の変曲点までの曲線が略一次関数であること
    を特徴とする請求項3,5,8,9の何れか記載の放電
    灯点灯装置。
  11. 【請求項11】上記時間関数において、上記放電灯の始
    動後の最初の変曲点までの曲線の区間における傾きが上
    記変曲点付近で最も大きく成ることを特徴とする請求項
    3,5,8,9の何れか記載の放電灯点灯装置。
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