JP2000234568A - 吸入空気の温度制御方法、およびその装置 - Google Patents

吸入空気の温度制御方法、およびその装置

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intake
negative pressure
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intake air
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Kazumi Ubukata
一巳 生方
Norio Suda
典男 須田
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Nippon Thermostat Co Ltd
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M31/02Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating
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    • F02M31/06Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating combustion-air or fuel-air mixture by hot gases, e.g. by mixing cold and hot air
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部分負荷運転時のポンピングロスを減少し、か
つ、全負荷運転時の出力低下を効果的に防止することを
課題とする。 【解決手段】内燃機関における吸入空気の温度を制御す
る方法であって、暖気、外気、もしくはその両方からな
る前記吸入空気の温度変化に応じてホットエアバルブ3
の開閉量を変化させ、暖気と外気との混合比を制御する
ことによって前記吸入空気の温度を一定の範囲に保つと
ともに、インテークチャンバー13内の負圧変化に基づ
き、及びエンジン制御パラメータから特定した負荷状態
に基づいても暖気と外気との混合比を制御し、ある特定
条件には、前記吸入空気の温度に関係無くホットエアバ
ルブ3を強制的に外気導入状態とすることを特徴とする
吸入空気温度制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
吸入空気の温度を制御する方法、およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンの内、気化器を使ったエ
ンジンでは、晩秋から春先にかけてアイシングを起こす
という問題がよくあった。これは、雨の日等、湿度が高
くて暖気が十分取れない場合に起きる現象であり、アイ
シングした場合には、アイドリング不調やエンストする
といった不具合を生じさせた。このような不具合を軽減
するため、排気マニホールド周りに生じた暖気を、適宜
吸入空気として送り込む自動温調エアクリーナが、現在
使用されている。この自動温調エアクリーナ(従来装置
という)について、図5を参照しながら説明する。な
お、図5は、従来装置を備え付けた温度制御システムを
示す模式図である。
【0003】従来装置100は、図5の如く、吸気シス
テム内に取り付けられている。エアクリーナ101によ
って塵等を除去された吸入空気は、気化器102を通っ
て混合気となり、吸気マニホールド103に送られる。
吸気マニホールド103に送られた混合気は、さらにエ
ンジン107内に送られ、燃焼する。燃焼後の混合気
(排気)は、排気マニホールド104から排気システム
へ送られる。排気マニホールド104の外周りには、ホ
ットエアカバー105が備え付けられており、エンジン
107が始動すると、ホットエアカバー105内の空気
が暖められて暖気となる。この暖気が、暖気路HWを通
って従来装置100に送り込まれる。一方、他方の空気
(以下、外気という)は、エンジンルームを通過し、外
気路CWを通って従来装置100に送り込まれる。
【0004】従来装置100の通路本体100a内に
は、外気路CWに接続する外気取入口100bと暖気路
HWに接続する暖気取入口100cとが設けられてい
る。暖気取入口100c及び外気取入口100bの間に
は、揺動するプレート状のホットエアバルブ100dが
配設されており、このホットエアバルブ100dの揺動
動作(図5の矢印参照)によって外気取入口100bと
暖気取入口100cの開閉が行われる。この開閉の割り
合い、つまりホットエアバルブ100dの開度によって
暖気と外気の混合比が決まり、吸入空気の温度が決ま
る。したがって、ホットエアバルブ100dの開度を制
御することによって暖気と外気の混合比が調節され、吸
入空気の温度制御が行われる。
【0005】ホットエアバルブ100dの開度制御を、
サーモスタット106が行う。サーモスタット106
は、通路本体100a内に配設され、進退動するスプリ
ングホルダー106a及びシャフト106bを備える。
シャフト106bは、スプリングホルダー106aの前
部に装着されており、ワックスの膨張、収縮、及びスプ
リング106cの作用によってスプリングホルダー10
6aとともに進退動する。さらに、シャフト106bの
先端は、リンク機構を介してホットエアバルブ100d
の底部に連結する。ホットエアバルブ100dの底部は
両側方から軸支されており、シャフトの進退動に応じ、
前記底部を支点に揺動する。以上の従来装置100によ
れば、吸入空気の通路内、特にスロットルバルブ付近で
アイシング(凍結)が生じ、アイドリング不調等の不都
合を生じるという問題は、回避される。
【0006】その一方で、燃費の面から以下の問題を生
じた。つまり、一般走行を行っている状態(以下、部分
負荷運転時という)、特にアイドリング、又はパーシャ
ル時等の低負荷走行時には、スロットルバルブは、吸入
空気の通路をほとんど閉塞した状態にあり、吸気抵抗が
最大となってポンピングロスが増加する。
【0007】このポンピングロスを減少させるために
は、スロットルバルブを開く必要がある。しかし、スロ
ットルバルブの開度は、車速と密接に関係しており、単
にスロットルバルブを開けただけでは、エンジン回転数
が上がり、結果的にスピードが出てしまう。つまり、低
負荷走行時のポンピングロス解消にはならない。しか
し、吸入空気の温度を高く設定すると、吸入空気が熱膨
張するため、実質的な吸入空気の流量が減る。すると、
スロットルバルブを開とすることができ、アイドリン
グ、又はパーシャル時等の低負荷走行時にもスロットル
バルブを開けて、ポンピングロスを減少させることが可
能になる。また一方、アクセルを全て踏み込んだような
状態(以下、全負荷運転時という)では、スロットルバ
ルブは全開状態にあるので、吸気抵抗は最小である。し
かし、全負荷運転時には、大きな出力を必要とするた
め、よりスロットルバルブを開けるか、吸入空気の温度
を下げる必要があり、車両の負荷状態に合わせて吸入空
気の温度を調整する必要がある。
【0008】以上の課題を解決するため、前記従来装置
100を改良した改良型の吸入空気温度制御装置(以
下、改良型従来装置という)が開発され、特開平6−1
93523号公報に開示されている。
【0009】この改良型従来装置は、従来装置100と
同様の構成を備え、さらに、インテークチャンバー内の
負圧変化に対応してホットエアバルブを閉じる制御手段
を備える。スロットルバルブが全開(全負荷運転時)に
なると、インテークチャンバー内の負圧は小となるが、
この負圧を検出した前記制御手段は、吸入空気の温度に
関係無く、強制的にホットエアバルブを閉じる。その結
果、大きな出力が必要とされる全負荷運転時に、低温の
外気導入が図られ、燃焼効率が向上する。
【0010】一方、部分負荷運転時には、前記制御手段
は作用せず、従来装置と同様に吸入空気の温度を一定の
範囲に保つ。この温度の設定を、比較的高い温度にして
おけば、部分負荷運転時、特に低負荷走行時に大きかっ
たポンピングロスを軽減する。以上、改良型従来装置に
よれば、従来装置100に比較して燃費を向上させるこ
とができた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】改良型従来装置では、
インテークチャンバー内の負圧変化のみに基づいて、全
負荷運転時等を特定していた。そのため、その特定のた
めの精度に問題があり、実質的な燃費の向上が図れなか
った。また、この負圧変化のみを特定の材料としていた
ため、負圧変化によって自車両状態を判断できる場合に
しか、外気導入状況をつくることができず、汎用性に欠
けた。本発明は、前記問題を解消することを課題として
おり、部分負荷運転時のポンピングロスを減少し、か
つ、全負荷運転時等の出力低下を効果的に防止して燃費
の向上を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの方法として、内燃機関における吸入空気の温度を制
御する方法であって、暖気、外気、もしくはその両方か
らなる前記吸入空気の温度変化に応じてホットエアバル
ブの開閉量を変化させ、暖気と外気との混合比を制御す
ることによって前記吸入空気の温度を一定の範囲に保つ
とともに、インテークチャンバー内の負圧変化に基づ
き、及びエンジン制御パラメータから特定した負荷状態
に基づいても前記暖気と外気との混合比を制御し、ある
特定条件には、前記吸入空気の温度に関係無く前記ホッ
トエアバルブを強制的に外気導入状態とすることを特徴
とする吸入空気温度制御装置とした。
【0013】また、前記課題を解決するための装置とし
て、暖気と外気の各取入口を開閉するホットエアバルブ
と、このホットエアバルブの開閉量を制御して前記暖
気、前記外気、もしくはその両方からなる吸入空気の温
度を一定の範囲に保つサーモスタットとを有する内燃機
関用の吸入空気温度制御装置であって、インテークチャ
ンバー内の負圧変化に応じて作用する負圧回路と、この
負圧回路を開閉し、前記負圧回路の作用を制御するソレ
ノイドと、エンジン制御パラメータから負荷状態を特定
し、この負荷状態から前記ソレノイドに負圧回路の開閉
を行わせる負荷特定手段と、前記負圧回路の作用によっ
て作動する負圧アクチュエータとを備え、前記インテー
クチャンバー内の負圧変化と前記エンジン制御パラメー
タから特定した負荷状態に基づいて前記暖気と外気との
混合比を制御し、ある特定条件には、前記吸入空気の温
度に関係無く、前記負圧アクチュエータの作動によって
前記ホットエアバルブを強制的に外気導入状態とするこ
とを特徴とする吸入空気温度制御装置とした。以上の手
段により、部分負荷運転時のポンピングロスを減少し、
かつ、全負荷運転時の出力低下を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を、実施の形態に基づき、
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本実施
の形態に係る吸入空気温度制御装置1(以下、制御装置
1という)の構成図であり、図1中の帯状矢印は、暖
気、外気、吸入空気の流路を示す。
【0015】エアクリーナ101の入り口には、通路本
体2が取り付けられている。通路本体2の内部は吸入空
気が流動する通路23が形成され、この通路23が二股
に分かれている。そして、この二股に分かれた一方に、
外気路CWが接続する外気取入口21が形成され、他方
に暖気路HWが接続する暖気取入口22が形成される。
外気取入口21と暖気取入口22とが接続する箇所に
は、ホットエアバルブ3が配設されており、このホット
エアバルブ3は、底部31を支点として揺動自在(図1
の矢印参照)である。
【0016】本実施の形態に係るホットエアバルブ3
は、プレート状であり、前記揺動によって外気取入口2
1及び暖気取入口22を開閉する。ホットエアバルブ3
の底部31には、リンク機構を形成すべくシャフト41
が回動自在に連結する。シャフト41は、エレメント4
3の作用により進退動し、この進退動によってホットエ
アバルブ3を揺動させる。
【0017】また、ホットエアバルブ3の底部31に
は、前記シャフト41の他に負圧アクチュエータ5の進
退ロッド51が回動自在、かつリンク機構を形成すべく
連結する。進退ロッド51は、通常、負圧アクチュエー
タ5の作動により後退位置(図1の左側の位置)にあ
り、シャフト41の進退動に干渉せず、ホットエアバル
ブ3の揺動に影響を与えない。しかし、負圧アクチュエ
ータ5の作動が解かれてスタンディングポジションに移
動(図1の右方へ移動)すると、ホットエアバルブ3の
底部31を強制的に押し出す。その結果、ホットエアバ
ルブ3は、外気取入口21を開き、暖気取入口22を完
全に閉じる。
【0018】吸入空気は、外気のみ、暖気のみ、もしく
はそれらが混ざり合ったものであり、吸入空気の温度
は、外気と暖気の混合比によって決まる。なお、暖気の
生成については、従来の技術で説明しているので、ここ
での詳述は省略する。エンジン107(図5参照)の始
動に伴って温められた暖気の割り合いが大きい程、吸入
空気の温度は上昇する。この外気と暖気の混合比は、ホ
ットエアバルブ3が外気取入口21及び暖気取入口22
を開閉する量(以下、バルブの開閉量という)によって
決まる。
【0019】なお、本実施の形態に係るホットエアバル
ブ3は、揺動によってこの開閉量を変化させ、一方を開
けば、他方を閉じる関係にある。したがって、以下の説
明では、便宜上、暖気取入口22を閉じた状態を基準に
し、「開く」とは、前記閉じた状態から暖気取入口22
を開き、かつ外気取入口21を閉じる方向への移動を意
味し、「閉じる」とは、その逆を意味する。また、外気
取入口21を開いて暖気取入口22を完全に閉じた状態
が「外気導入状態」である。
【0020】吸入空気は、通路本体2内の通路23を通
って、エアクリーナ101に送り込まれる。このエアク
リーナ101によって塵等が除去された吸入空気は、流
路径が絞られたスロットルチャンバー11を通る。スロ
ットルチャンバー11には、スロットルバルブ8が配設
される。このスロットルバルブ8の回転量は、アクセル
の踏み込みと連動しており、吸入空気の流動方向に垂直
となる閉塞位置から平行となる全開位置まで回転する。
【0021】スロットルバルブ8からエンジン107
(図5参照)に至るインテークチャンバー13内には、
負圧源取入口71が形成され、この負圧源取入口71と
負圧アクチュエータ5との間に負圧回路7が形成され
る。部分負荷運転時には、スロットルバルブ8が、吸入
空気の流量を制限するため、インテークチャンバー13
内の負圧が大きくなる。すると、この負圧変化から負荷
状態が特定され、その結果、負圧回路7が作用し、負圧
アクチュエータ5が作動する。つまり、負圧アクチュエ
ータ5が作動すると、進退ロッド51がスプリング52
に反して後退(図1の左方への移動)し、ホットエアバ
ルブ3への干渉が解かれる。その結果、ホットエアバル
ブ3の揺動は、専らサーモスタット4の影響を受ける。
【0022】一方、全負荷運転時には、スロットルバル
ブ8が開き、このスロットルバルブ8の開度に応じて吸
気抵抗が減少する。すると、インテークチャンバー13
内の負圧は減少する。その結果、この負圧変化から負荷
状態が特定され、この負荷状態に基づいて負圧回路7が
作用し、負圧アクチュエータ5の作動を解除する。その
結果、進退ロッド51がスプリング52の作用によって
スタンディングポジション、つまり図1の右方向へ移動
し、ホットエアバルブ3は、強制的に押し倒されて外気
導入状態となる。
【0023】負圧回路7には、3ポートソレノイドバル
ブからなるソレノイド6が配設され、このソレノイド6
が負圧回路7を開閉し、負圧回路7の作用を制御する。
つまり、ソレノイド6が負圧回路7を開くと、インテー
クチャンバー13の負圧変化が負圧回路7の作用として
直接負圧アクチュエータ5に作用し、負圧回路を閉じる
と、インテークチャンバー13側は閉じられ、負圧アク
チュエータ5側が大気開放される。通常、ソレノイド6
は開いている。しかし、ソレノイド6が負圧回路7を閉
じて大気開放すると、負圧アクチュエータ5の作動は強
制的に解かれ、進退ロッド51がスプリング52の作用
によってスタンディングポジションとなり、ホットエア
バルブ3は、強制的に押し倒されて外気導入状態とな
る。
【0024】本実施の形態に係るソレノイド6は、ある
特定条件、つまり全負荷運転時に負圧回路7を閉じる。
この場合の前提として、負荷特定手段であるECUが負
荷状態の特定を行う。以下、ECUによる負荷状態の特
定を説明する。ECUには、エンジン制御パラメータ
(以下、制御パラメータという)が情報として送られて
くる。本実施の形態では、制御パラメータとして、図1
に示す「アクセル開度」、「エンジン回転数」、「エン
ジン水温」、「車速」等の自車両情報を例示するが、か
かる例に限定されず、負荷状態を特定するに足りるもの
であれば、他の情報であっても良い。ECUは、これら
制御パラメータから、エンジン107(図5参照)の負
荷状態を特定する。そして、全負荷運転時であると特定
した場合には、ソレノイド6に電気信号を送り、負圧回
路7を閉じさせる。ちなみに、全負荷運転時であると判
断する場合とは、例えば、アクセル開度が「開」である
にもかかわらず、車速が「低速」である場合などで、こ
の場合には登坂状態の全負荷運転時であると特定する。
【0025】つまり、インテークチャンバー13内の負
圧変化と前記制御パラメータから負荷状態が特定され、
この負荷状態に基づいて前記暖気と外気との混合比が制
御される。さらに、本実施の形態の如く、例えば、全負
荷運転時には、前記吸入空気の温度に関係無く、負圧ア
クチュエータ5の作動によってホットエアバルブ3が強
制的に外気導入状態とされる。以上が、本実施の形態に
係る制御装置1の概要である。続いて、シャフト41の
進退動を行うサーモスタット4の具体的な構造、さらに
進退ロッド51及びシャフト41とホットエアバルブの
底部31との連結状態を、図2を参照しつつ説明する。
ちなみに、図2は、通路本体2の内部を示す縦断面図で
ある。
【0026】まず、サーモスタット4の構造について説
明する。スプリングホルダー42には、中央内壁42d
を挟んだ前後両側に前部内穴42bと後部内穴42cが
穿設されており、さらに前部内穴42bの前端と後部内
穴42cの後端とは開口している。そして、前部内穴4
2bには、シャフト41の基端部41aが内装され、後
部内穴42cには、エレメント43のピストン部43a
が摺動可能に嵌入される。
【0027】スプリングホルダー42、及びエレメント
43とは、前後の支持部材12a,12bによって支え
られ、上下方向の位置決めがなされている。ちなみに、
スプリングホルダー42は、前側の支持部材12aによ
って前後方向に進退自在な状態で支えられ、エレメント
43は、後側の支持部材12bによって固定されてい
る。
【0028】また、スプリングホルダー42の後端外周
には、フランジ部42aが形成され、このフランジ部4
2aと前側の支持部材12aとの間に、スプリング44
が配設されている。このスプリング44は、スプリング
ホルダー42を常時後方へ付勢する。
【0029】シャフト41の後端に形成されるフランジ
状の基端部41aは、その外周がスプリングホルダー4
2の前部内穴42bに摺動自在に内接する。基端部41
aと中央内壁42dとの間には、コイルスプリング41
bが配設され、シャフト41を常時前方に付勢する。な
お、前部内穴42bの前端に形成された開口は、中心に
向けて折り曲げられ、基端部41aの抜けを防止する。
【0030】一方、スプリングホルダー42の後部内穴
42cに内装されるピストン部43aには、その先端
(図2の前側)から、ロッド43bが出没する。このロ
ッド43bの出没は、エレメント43内に収納されたワ
ックスと弾性部材(図示せず)の作用によって起こる。
つまり、吸入空気の温度変化が、温度感知部43cを介
して熱量としてワックスに伝播すると、ワックスは膨
張、収縮してロッド43bに干渉する。この干渉は、弾
性部材との間で釣り合っており、膨張時にはロッド43
bが突出し、収縮時には没する。以上が、サーモスタッ
ト4の構造である。続いて、シャフト41及び進退ロッ
ド51とホットエアバルブ3の底部31との連結関係を
説明する。
【0031】ホットエアバルブ3の底部31は、両側面
を通路本体2によって軸支され、この底部31を支点に
ホットエアバルブ3は揺動する。この底部31を挟んだ
上下の位置には、上部連接部31a、下部連接部31b
が突出形成されている。上部連接部31aには、進退ロ
ッド51の先端部がピン33aを介して回転自在に連結
され、下部連接部31bには、シャフト41の先端部が
ピン33bを介して回転自在に連結される。なお、進退
ロッド51とシャフト41の各進退方向は、互いに平行
である。
【0032】シャフト41は、進退動の際に、ホットエ
アバルブ3の揺動に伴うピン33bの上下ぶれを許容し
得る。一方、負圧アクチュエータ5(図1参照)の進退
ロッド51の先端部には、進退方向に沿ったスリット5
1aが形成され、このスリット51a内をピン33aが
移動可能である。したがって、負圧アクチュエータ5
(図1参照)が作動して進退ロッド51が後退位置にあ
れば、ピン33aは、ホットエアバルブ3の揺動に伴っ
て進退ロッド51のスリット51a内を自由に移動す
る。そのため、進退ロッド51がホットエアバルブ3の
揺動に干渉しない。
【0033】しかし、負圧アクチュエータ5(図1参
照)の作動が解除され、進退ロッド51がスタンディン
グポジションになると、ホットエアバルブ3の揺動に影
響を与える。つまり、負圧アクチュエータ5(図1参
照)の作動解除によって進退ロッド51が前進(図2の
後方への移動)すると、スリット51aがピン33に引
っ掛かる。その結果、連接部31aが強制的に押し出さ
れ、ホットエアバルブ3が閉じる。なお、この押し出し
に伴い、シャフト41とスプリングホルダー42とは引
っ張られる。その結果、スプリングホルダー42とピス
トン部43aから突出するロッド43bとは、一時的に
離間する。
【0034】制御装置1の作用を、図3を参照しながら
説明する。なお、図3は制御装置1の作用を示す概略断
面図であり、同図(a)は、エンジン始動直後、同図
(b)は、吸入空気の温度変化に伴ってホットエアバル
ブ3が揺動している状態、同図(c)は外気導入状態を
示す。したがって、同図(a)ではホットエアバルブ3
が完全に開き、同図(b)では吸入空気の温度に対応し
てホットエアバルブ3が開き、同図(c)ではホットエ
アバルブ3が閉じている。また、同図中の帯状矢印は外
気、暖気、あるいは吸入空気の流れを示し、通常の矢印
はホットエアバルブ3の揺動方向もしくは進退ロッド5
1の後退方向を示す。
【0035】同図(a)の状態から、吸入空気の温度が
上昇すると、温度感知部43cを介して温度変化分の熱
量が内部のワックスに伝播し、この伝播によってワック
スが膨張してロッド43bが突出する(同図(b)参
照)。その結果、この突出量に応じてスプリングホルダ
ー42が前方に移動し、この移動に伴ってシャフト41
が前進する。シャフト41の先端は、ホットエアバルブ
3の下部連接部31bにつながっているため、この前進
によってホットエアバルブ3の上端32hが傾倒する。
その結果、外気の流入量が増え、逆に暖気の流入量が減
って温度が低下する。逆に、吸入空気の温度が低下し過
ぎた場合、サーモスタット4のシャフト41が、後退
し、ホットエアバルブ3の上端32hは、起き上がる。
その結果、外気の流入量が減り、暖気の流入量が増えて
温度が上昇する。前記作用により、吸入空気の温度は、
一定の範囲に保たれる。
【0036】以上の作用状態では、常時、負圧アクチュ
エータ5(図1参照)が作動し、進退ロッド51が後退
位置にある。しかし、負圧アクチュエータ5(図1参
照)の作動が解除されると、進退ロッド51が、図3
(c)の如くスタンディングポジションとなり、強制的
に外気導入状態となり、吸入空気の全てが外気となる。
【0037】本実施の形態に係る制御装置1の作用を利
用した制御方法、及び具体的な制御パターンについて、
図4を参照しつつ説明する。図4は本実施の形態に係る
制御方法による制御パターンを示す表である。部分負荷
運転時には、吸入空気の実質的な流量を抑える必要があ
る。そのため、通常は、スロットルバルブ8がスロット
ルチャンバー11内の吸入空気の流れを制限する必要が
ある。特に、アイドル、又はパーシャル時には、スロッ
トルバルブ8を閉塞状態にするため、吸気抵抗が最大と
なってポンピングロスが最大となる。
【0038】しかし、本実施の形態の如く制御装置1を
配設していれば、サーモスタット4が吸入空気の温度を
より高い温度で一定に保つため、スロットルバルブ8を
開きつつ、吸入空気の流量を実質的に制限できる。その
結果、吸気抵抗を減少させることが可能になり、ポンピ
ングロスが減少する。より詳しく説明すると、吸入空気
の温度が上昇して一定の範囲に保たれると、吸入空気の
体積は膨張し、密度が低下する。すると、スロットルバ
ルブ8の開度を上げてもエンジン107に送り込まれる
吸入空気の流量は実質的に制限された状態となる。その
結果、吸気抵抗が減少し、ポンピングロスが減少する。
【0039】なお、本来であれば、吸入空気の温度は、
低い方が燃焼効率の増加につながって望ましい。そこ
で、吸入空気を、例えばポンピングロスの発生と燃焼効
率とを比較して定めた適当な温度(目標温度)に設定
し、この目標温度を基準とした一定の範囲で安定させ
る。この目標温度の設定を、サーモスタット4内のワッ
クスの熱膨張、収縮率、コイルスプリング41b、スプ
リング44の弾性率を選択することによって行う。サー
モスタット4内のワックスの熱膨張、収縮率等の選択に
より、吸入空気の温度に対応したホットエアバルブ3の
開閉量が定まるからである。
【0040】以上の制御パターン、つまり部分負荷運転
時の制御パターンを図4のAパターン、Bパターンが示
す。つまり、Aパターンは、図3(a)に対応してお
り、エンジン始動直後を示す。つまり、この状態では、
制御装置1によってホットエアバルブ3を閉じ、暖気の
みを吸入空気とする。したがって、吸入空気の温度は、
目標温度に達していない上昇中の温度である。また、こ
の場合のスロットルバルブ8は、吸入空気の昇温特性に
応じた開度とする必要があるため、吸気抵抗も、この開
度に応じたものとなる。
【0041】この状態から吸入空気の温度が上昇する
と、サーモスタット4を作用させ、吸入空気の温度を、
目標温度を基準にした一定の範囲に保たせる(図3
(b))。この制御状態を、Bパターンが示している。
Bパターンでは、吸入空気の温度上昇に伴う体積の膨張
により、スロットルバルブ8を開くことが可能になる。
つまり、Bパターンでは、スロットルバルブ8を開いて
吸気抵抗を小とし、ポンピングロスを減少させた状態に
て部分負荷運転に対応させる。
【0042】以上は、一般走行時(部分負荷運転時)に
おける制御方法である。この一般走行時から、登坂、急
加速等の全負荷運転時に走行状態が変更した場合、吸入
空気の温度が相変わらず設定された温度であれば、燃焼
効率の関係で、登坂、急加速等(全負荷運転時)に対応
しきれない場合が生じる。そこで、この不具合を低減す
るため、全負荷運転時には、負圧アクチュエータ5(図
1参照)を作動させてホットエアバルブ3を開き、吸入
空気を全て外気とする。その結果、吸入空気の温度は瞬
時に低下し、燃焼効率の向上を図って全負荷運転時に対
応し得る状態となる。
【0043】以上の制御パターン、つまり全負荷運転時
の制御パターンを図4のCパターン、Dパターンが示
す。なお、この制御パターンは、図3(c)に対応す
る。Cパターンはエンジン始動時の全負荷運転時であ
る。この場合には、制御装置1における負圧アクチュエ
ータ5を解除し、ホットエアバルブ3を強制的に外気導
入状態とする。その結果、燃焼効率が向上し、出力の低
下が防止される。なお、Cパターンでは、スロットルバ
ルブ8は全開で、吸気抵抗はスロットルバルブ8の開度
に応じた抵抗である。
【0044】暖気が、エンジン107(図5参照)の駆
動によって十分に暖められた後、急に、全負荷運転時と
したのが、Dパターンである。この場合にも、負圧アク
チュエータ5を解除し、ホットエアバルブ3を強制的に
外気導入状態とする。その結果、燃焼効率が向上し、出
力の低下が防止される。この場合もスロットルバルブ8
は全開であり、吸気抵抗はスロットルバルブ8の開度に
応じた抵抗である。
【0045】なお、本実施の形態では、全負荷運転時を
「ある特定条件」の例として説明している。しかし、
「ある特定条件」は、全負荷運転時に限定されず、大き
な出力が必要とされる状態を広く含む。また、負荷状態
の特定を、インテークチャンバー13内の負圧変化のみ
によらず、制御パラメータに基づいた負荷特定手段によ
っても行っている。その結果、負荷状態の特定を、より
精度良く行うことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、部分負荷運転時のポン
ピングロスの発生を減少でき、かつ、ある特定条件、例
えば、全負荷運転時の出力の低下を効果的に防止でき
る。その結果、燃費の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る吸入空気温度制御装置の構
成図である。
【図2】通路本体の内部を示す縦断面図である。
【図3】本実施の形態に係る吸入空気温度制御装置の作
用を示す概略断面図である。
【図4】本実施の形態に係る吸入空気温度制御方法によ
る制御パターンを示す表である。
【図5】従来の吸入空気温度制御装置を備え付けた温度
制御システムを示す模式図である。
【符号の説明】
1:吸入空気温度制御装置 2:通路本体 21:外気取入口 22:暖気取入口 3:ホットエアバルブ 4:サーモスタット 5:負圧アクチュエータ 6:ソレノイド 7:負圧回路 ECU:制御ユニット(負荷特定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関における吸入空気の温度を制御す
    る方法であって、 暖気、外気、もしくはその両方からなる前記吸入空気の
    温度変化に応じてホットエアバルブの開閉量を変化さ
    せ、暖気と外気との混合比を制御することによって前記
    吸入空気の温度を一定の範囲に保つとともに、インテー
    クチャンバー内の負圧変化に基づき、及びエンジン制御
    パラメータから特定した負荷状態に基づいても前記暖気
    と外気との混合比を制御し、ある特定条件には、前記吸
    入空気の温度に関係無く前記ホットエアバルブを強制的
    に外気導入状態とすることを特徴とする吸入空気温度制
    御方法。
  2. 【請求項2】暖気と外気の各取入口を開閉するホットエ
    アバルブと、このホットエアバルブの開閉量を制御して
    前記暖気、前記外気、もしくはその両方からなる吸入空
    気の温度を一定の範囲に保つサーモスタットとを有する
    内燃機関用の吸入空気温度制御装置であって、 インテークチャンバー内の負圧変化に応じて作用する負
    圧回路と、この負圧回路を開閉し、前記負圧回路の作用
    を制御するソレノイドと、エンジン制御パラメータから
    負荷状態を特定し、この負荷状態から前記ソレノイドに
    負圧回路の開閉を行わせる負荷特定手段と、前記負圧回
    路の作用によって作動する負圧アクチュエータとを備
    え、 前記インテークチャンバー内の負圧変化と前記エンジン
    制御パラメータから特定した負荷状態に基づいて前記暖
    気と外気との混合比を制御し、ある特定条件には、前記
    吸入空気の温度に関係無く、前記負圧アクチュエータの
    作動によって前記ホットエアバルブを強制的に外気導入
    状態とすることを特徴とする吸入空気温度制御装置。
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