JPS5821093B2 - 気化器の空燃比制御装置 - Google Patents

気化器の空燃比制御装置

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JPS5821093B2
JPS5821093B2 JP50026581A JP2658175A JPS5821093B2 JP S5821093 B2 JPS5821093 B2 JP S5821093B2 JP 50026581 A JP50026581 A JP 50026581A JP 2658175 A JP2658175 A JP 2658175A JP S5821093 B2 JPS5821093 B2 JP S5821093B2
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air
choke valve
throttle valve
engine
valve
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フイリツプ・アレン・スチユーベツク
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/08Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
    • F02M1/10Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically dependent on engine temperature, e.g. having thermostat

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の気化器の空燃比制御装置に係り、特に
機関の冷時運転中ファーストアイドルカムによる絞り弁
の位置決めと無関係にチョーク弁の開度を制御する構造
体に係る。
大抵の慣用の気化器は、寒冷運転中機関の駆動性を良好
に保つため、気化器空気・燃料混合物を濃化する自動チ
ョーク装置を有する。
多くの場合、サーモスタット応動のコイルはねにより回
転されるファーストアイドルカムは絞り弁の閉鎖運動通
路中に置かれる。
寒冷運転中、絞り弁は機関作動を保持するため充分な燃
料・空気混合物を機関中に入れようとして通常のアイド
ル速度位置よりも広く開けられる。
同時に、コイルばねはチョーク弁を動かして機関始動用
の閉鎖位置の方に移し、機関が成る作動状態に達した直
後サーボ装置はチョーク弁を開いて混合物を薄める位置
へ移す。
上記の基本的自動チョーク装置は時にはさらにサーボ機
構を追加して備えられる。
このサーボ機構はチョーク弁の最初の開きの後、チョー
ク弁を引いて実質的非作動位置に開は有害物放出を低下
させる。
然し、この例のチョーク弁はファーストアイドルカム機
構と交差しており、それ故にチョーク弁が引かれるとフ
ァーストアイドルカムも非作動位置にまわされてしまう
ことになる。
したがって、絞り弁はその通常のアイドル速度位置に閉
鎖されてしまう。
然し、もし機関運転温度が依然として正常よりも低いと
、絞り弁が閉鎖されてしまっては混合物の流量を減じて
機関の失速を起こすレベルに下げてしまう。
勿論これは望ましいことではない。
本発明は、ファーストアイドルカム機構をチョーク引張
サーボ装置から一部分離したものである。
これによりチョーク弁は、寒冷運転中、機関始動後間も
なく非作動位置に広く開けられて混合物を薄くすること
により排ガス中の有害成分C以下「放出物」と呼ぶ)を
低下させることができるが、絞り弁は、ファーストアイ
ドル位置に維持されて、機関作動の保持のため充分な柳
量の混合物を流すよう、にすることができる。
再び始動するためには、チョーク弁はファーストアイド
ルカムによって定まる位置に閉鎖され得る。
したがって、本発明の目的は、機関の駆動性を維持しな
がら放出物を低下させるため、普通の気化器ファースト
アイドルカム機構とチョーク弁引張機構との相互の独立
した操作ができるように両方の機構の間に制限付きの連
結部を設けた気化器の空燃比制御装置を提供することで
ある。
別の目的は、寒冷運転中空気・燃料混合物の流量を増す
ため、サーモスタット応動コイルばねに制御されるファ
ーストアイドルカム位置により決められた絞り弁のファ
ーストアイドル位置を害することなく、混合物を薄くし
て放出物を少くするように、機関が成る作動状態に達し
た直後チョーク弁を本質的非作動位置に開く気化器の空
燃比制御装置を提供することである。
本発明の他の目的や利点は次の詳細な説明から明らかに
なる。
第1図は公知の二連式下向き型気化器の半分を仕切る平
面によって得られた断面を示し、この気化器には上の空
気ホーン部分12、中間の主本体部分14および絞り弁
フランジ部分16が含まれ、これらの3つの部分は、機
関燃焼室に通ずる吸気マニホルド18の上で、図示され
てないが適当な装置により互いに締め付けられる。
主本体部分14は普通の空気・燃料混合物の誘導通路2
0を含み、該通路20は空気ホーン部の端に空気取入口
を有し他方の端でマニホルド18に連なる。
通路20は、ブースタベンナユリ24を含む主ベンチユ
リ部分22を有して形成され、これらベンチュリ部分2
2は協動するように図示されない装置によって取付けら
れる。
通路20を通る空気の流量は一部チヨーク弁28により
制御され、該弁は軸30に片よって取付けられ、該軸3
0は図示されるように気化器空気ホーン部の側部に回転
自在に取付けられる。
通路20を通る燃料と空気の量は、フランジ部16に回
転自在に取付けられた軸38に固定される通常の絞り弁
36により制御される。
絞り弁36は公知のように加速ペタルを押してまわされ
、通路20中の流れを実質的に阻止するアイドル速度位
置から、開放位置まで動く。
チョーク弁28は閉鎖位置から、殆んど垂直の非作動位
置まで廻り、この非作動位置で空気流に対する抵抗は最
小である。
チョーク弁28の回転位置は、半自動的に作動するチョ
ーク機構40によって一部制御される。
該機構40は、気化器フランジ部16の延長部として鋳
造される中空の/’%ウジング部分42を含む。
該ハウジング部分42はチョーク弁制御軸44の一端を
回転自在に支持するため孔をあけられ、軸44の他端は
鋳物46に回転自在に支持される。
レバー48は、軸44の左端部に固定され、フィンガ5
0を有する。
このフィンガ50は、止め片となり上方によこたわって
柄52の回転運動通路中にある。
柄52は、棒56の端に枢着されるチョーク弁旋回リン
ク54に形成される。
棒56の他端はチョーク弁軸30に固定されるリンク5
8に枢着される。
図示されないがチョーク戻しねじりばねは軸30に取り
つけられカバー59の下にある。
このばねは常に軸30とチョーク弁28とを閉鎖位置の
方へ押している。
軸44を第3図で時計方向にまわすとフィンガ50が柄
52に係合ししたがってチョーク弁28は気化器空気取
入部を開くようにまわされるが、軸44とレバー48の
反対方向の回転はチョーク弁の運動に影響しないことが
判る。
大体り字形のサーモスタットばねレバー60は。
軸44の右端部に固定される片脚62を有する。
他の片脚64は、絶縁ガスケット70中の弧状みぞ孔(
図示されない)を通ってコイルばね68の端部66に取
付けられる。
コイルはね68の内方の端部は、熱絶縁材料のチョーク
キャップ76の一部として形成されるニップル74の端
に固定される。
ニップル74は高熱空気通路78.80を作るため孔を
あけられ(図示されない)、通路78は例えば排気マニ
ホルドの加熱場所に連通ずる。
キャップ76はねじ82のような適当な装置でハウジン
グ42に取付けられて空気室84を画定する。
上述したように、サーモスタットばね68は空気流入管
78の温度条件の変化の関数としてまたは若し空気流入
管78からの流れがなければ室84内の空気温度の変化
の関数として取締または膨張する。
それ故、周囲温度の変動によりばねレバー60はまわっ
て軸44とレバー48をいずれか一方向にまわす。
ばねレバー60の片脚62はピストン86の棒85に枢
着され、ピストン86はハウジング42の孔87の中に
可動である。
ピストン86の下面に通路88内の真空が作用し、該通
路88は絞り弁36の少し下方にある孔89により気化
器誘導通路20に連通ずる。
それ故、ピストン86は常に吸気マニホルド部分18中
の真空をうけている。
自動車の寒冷機関始動のためには、燃料の気化が相当少
いので温暖時の始動よりも濃い混合物が必要である。
それ故、チョーク弁28は閉鎖または殆ど閉鎖されて圧
力降下を増大させて多くの燃料と少い空気を引き込むよ
うにする。
然し機関が一旦始動すれば、チョーク弁28は僅か開い
て混合物を薄くして燃料過多による機関あふれ現象を防
止すべきである。
既述のチョーク機構40は自動的にこの作用を果すもの
である。
即ち、寒冷時の始動では、室84中の空気温度は低いの
ではね68は収縮し、このため軸44とレバー48は反
時計方向にまわってリンク54から離れチョーク戻しば
ねがチョーク弁28を閉鎖または殆ど閉鎖の位置に移す
ことができるようにする。
機関のクランクがまわり始める際、通路88中の真空は
ピストン86を動かせてチョーク弁を開かせるのに充分
ではない。
それ故、機関は濃い混合物でもって始動される。
機関が運転状態になれば、通路88中の高い真空によっ
てピストン86は下へ動き軸44、レバー48およびリ
ンク54を少しはかりまわすので、チョーク弁28は僅
か開きしたがって混合物は薄められる。
第2,3図に示すように、気化器はチョーク弁リンク5
4に連結された補助サーボ装置96を含む。
その構造の詳細は第4−6図に示される。サーボ96は
3部一体のハウジングを有し、即ち左側逆止め片と真空
系路アダプタの部分92、主本体部分94およびコツプ
状外殻部分96から成る。
部分92は、本体部分94から突出する環状フランジ9
8に圧嵌され、かつ真空通路100を含む。
該通路100は管102(第2図)により絞り弁36の
下方ζこある孔に通じており常にマニホルド真空をうけ
るようになっている。
通路100は、焼結合金製環状プラグ105を含んだ段
付き孔104と連通ずる。
ハウジングの一部を形成する孔104の壁にキー溝のよ
うな軸線方向のみぞ孔(第5図)106があって、これ
はプラグ105の左端のまわりで通路100と連通ずる
時にはプラグ105の右端に薄いエラストーマの逆止め
弁108が置かれる。
該弁108は外リング110を有し、これは可撓性の首
部分112(第5図)により内部の可撓性円板114に
連結される。
円板114は中央の孔116を有し、該孔116は流れ
の開口部を構成する。
焼結合金のみぞ孔106を通る流れの制限は、通路10
0中の真空が逆止め弁108の反対側に連通させるのに
所望の遅れ(後述される)が生じるように選択される。
逆止め弁108はリング118によってハウジング部分
92の凹んだ肩部に当たるように保持される。
該リンク118は図示されるようにハウジングの突端1
20によりしつかり保持される。
本体部分94は環状フランジ122と中央の真空通路1
24を含む。
公知のバイメタル円板126はフランジ122内に取付
けられてばね128により左の力へ押されている。
円板126の中央部にエラストーマの弁130が固定さ
れ、弁130は通路124に当接されてその中の流れを
制御する。
該弁130の可撓性拡大一体部分132は、組立てのと
き、バイメタル円板126の小さい孔131の中へ引か
れて図示のように弁130の坐りを良くする。
バイメタル円板126はサーボの温度変化に応動して、
実線の図示位置から中央位置を超えて鎖線位置133に
スナップ作動し、例えば23.9℃より高い温度におい
て通路124を開く。
温度が予定値より下がれば、再び円板126はスナップ
作動し通路124を閉じる。
円板はね128はコツプ状のはね保持器134に押えら
れる。
保持器134は、ばね136によりリングフランジ12
2中にしつかり置かれかつ中央の孔138を有する。
ハウジング部分94,96は合体して中空内部を形成す
るが、この間に環状可撓性ダイアフラム140の縁が止
められて、該内部を空気室142と真空室144とに区
分する。
ハウジング部分96の孔145により、室142はサー
ボ周囲の空気と自由に流通できる。
1対の保持器146はダイアフラム140にプランジャ
148を固定し、該プランジャ148ははね150によ
り図示位置に平常押されている。
プランジャ148はチョークレバー48へのから動き連
結部を有し、これは長いみぞ孔152から成り、みぞ孔
152がレバー54に枢着されたリンク156の曲り端
154を受は入れるようになっている。
1対ρボス158をハウジング部分96に溶接し、これ
は取付はブラケット160を付属させるためであり、ブ
ラケット160の他端は絞り弁本体部の一部に取付ける
れるようになっている。
操作については、23.9℃より低いとき、スナップ円
板126は図示の弁閉鎖位置に留まっており、通路10
0からサーボ室144に真空が加えられることはない。
それ故、補助サーボ装置96は非作動である。
チョーク弁28は先づ戻しねじりばねにより閉鎖されて
おり、機関始動開始の際ピストン86により押しあけら
れる。
チョークハウジング温度が排気マニホルド熱の増大によ
って増すと、バイメタル68はゆっくり巻き戻ってレバ
ー48を柄52に当ててチョーク弁28を開ける。
このことは、ピン154がみぞ孔152中を摺動するこ
とによって可能となる。
以後のチョーク作用は全部コイル68にのみ制御される
周囲温度が23.9℃より高いと仮定する。
先づ、上記と同じ作動が生じる。
逆止め弁108は両側に作用する圧力差に因り依然着座
している。
それ故、空気の流出はみだ孔106を過ぎて孔116を
通ってのみ起こる。
然し、円板126は中央位置をこえて位置133にスナ
ップ作動しているので室144に対して真空が加えられ
る。
このため弁130は座から外れて通路124を開放する
かくて通路100中のマニホルド真空は、みぞ孔106
および孔116の組合せによって定まるところに従って
ゆっくり加えられ、ダイアフラム140およびプランシ
ャ148を左に引き始める。
これは、ピン15゛4がみぞ孔152の端に係合するま
で続けられチョーク弁28に何の影響もなしに続く。
プランジャ148の左方移動が続いて遂に破線位置まで
きて保持器134に当たるとリンク54をまわして、レ
バー48のフィンガ50から離してチョーク弁28を確
実に開く。
この場合、最大の遅れは約40秒になるように計画され
る。
勿論、コイル68の力に影響する最初の周囲温度に左右
される機関始動の際のみぞ孔152中のピン154の初
期位置の関数として遅れは最大から最小まで変化する。
いま機関が遮断されまた急速に加速されてマニホルド真
空が急に衰えると仮定する。
このとき望ましいことは、補助サーボ装置96が、再始
動のときまたは加速が終了したときに、所望のチョーク
作用を与える位置にあるように調整されることである。
この作用は逆止め弁108によって生じる。
何故ならば圧力条件の急変ζこより通路100内の圧力
は高くされ室144内の真空は低くされるからである。
このため逆止め弁108は右の方へ曲げられて通路10
0と室144との間にみぞ孔106のまわりに孔116
を経て自由に空気の流通ができるようになる。
これにより、ばね150は直ちにダイアフラム140と
プランジャ148とを右に図示位置に移すことができる
要するに、周囲温度が23.9℃より低いとき、チョー
ク弁28を制御するのは排気マニホルドからの高熱空気
であって、バイメタルコイル68は、通路78からの高
熱空気による加熱の関数としてのみ巻き戻る。
然し23.9℃より高いと、通常の排気マニホルドから
の高熱空気は一次のチョーク弁の制御を果し、他方、真
空作動の補助サーボ装置96がこの一次の制御のみによ
るときよりも早くチョーク弁28を引き開けるだめの補
助力として作用するにれにより、混合物は従来のものよ
りも早く薄められ、したがって望ましくない放出物の量
を下げる。
次に、絞り弁36のファーストアイドル速度位置を制御
する装置について述べる。
既述のように、寒冷運転中は絞り弁36を広く開けて充
分な附加混合物を入れ機関を給油の摩擦や粘性などによ
る失速から防止することが必要である。
第1,2図から明らかなように、従来のファーストアイ
ドルカム160は軸44に回動自在に取付けられ、カム
160は片側に突出部162を有し、これにねじ164
が調節自在に取付けられる。
ねじ164はレバー48のフィンガ50に係合する。
突出部−162は図示されない凹部を有し、この中に予
定された質量の球(おもり)が押し込められる。
この質量と位置は、カム160が常に重力で時計方向(
第2図で)に落ちてレバー48の運動に従うように選択
される。
この運動により、バイメタル)68の温度が増すにつれ
てカム160は時計方向に累進的にまわす。
カム160の反対側は3つの段170,172゜174
をもつ縁168を形成され、各段は、反時計方向に円周
方向に連続していて、前の段よりは1半径方向の延びが
少なくなっている面を有し、最後の段174に続いて開
口176がある。
これらの段170.172.174と開口176はねじ
すなわち当接部材178の運動通路中に止め部を構成す
る。
ねじ178は絞り軸384こ固定されたルバー180に
調節自在に取付けられる。
開口176の半径方向の深さは、ファーストアイドルカ
ム160かまわされてねじ178が開口176と係合す
るとき絞り弁軸38が絞り弁36をその通常のアイドル
速度位置即ち絞り弁36を本質的1に閉鎖する位置にま
わして了うように選択される。
カム160が温度降下の際まわるにつれてねじ178が
各段170,172,174に係合すると、絞り弁36
のアイドル速度位置はより開いた位置に累進的に置かれ
る。
戸 要約すると、操作中、バイメタル68の温度はレバ
ー48の回転位置を決定する。
絞り弁36の開放によりねじ178が反時計方向に一時
運動する際ねじ164はフィンガ50に係合する。
このことは、どの段または開口176がねじ178と;
係合するかどうかを、したがってまた絞り弁36のアイ
ドル速度位置がどうなるかを決める。
例えば23.9℃と37.8℃との間の操作において、
バイメタルのコイルばね68はレバー48を第2図の位
置に時計方向にまわす。
さらに加速ぺlタルを押すと、絞り弁軸38は反時計方
向に旋回してねじ178を動かしファーストアイドルカ
ム160から離す。
これにより、カム160は重力で落ちねじ164がレバ
ー48のフィンガ50ζこ当たるようになる。
加速ペタルを放せば、ねじ17Bはどちらかの段に係合
する。
これによって絞り弁36はファーストアイドル絞り調整
値に置かれ、該調整値はこの温度における混合物の機関
流入量を予定するものである。
同時に、レバー48の時計方向の回転はフィンガ50を
リンク54の柄52に係合させてこの温度における始動
のため正しい値だけチョーク弁28を開くようにする。
機関始動の際、機関真空はピストン86に加えられ、ピ
ストン86は軸44を所定の量だけまわす。
これによりレバー48はまわされフィンガ50は柄52
に当ってチョーク弁28を同じ程度だけ開ける。
混合物は失速を防ぐ濃くない混合物に薄められる。
この操作の直後、補助サーボ装置96の遅れて作用する
真空はリンク54を時計方向に引きチョーク弁28を殆
ど垂直の非作動位置に開く量だけ引く。
これにより、混合物がかなり薄くなって有害物の放出は
低下する。
この操作は失速を生ずることなく行われ、リンク54が
自由に時計方向に旋回してレバー48のフィンガ50か
ら離れるからである。
かくして、チョーク弁28が完全に開いていても、絞り
弁36はなおファーストアイドル速度位置に維持されて
寒冷機関状態中運転保持のための充分な流量を保つよう
になる。
以上説明したように、上記の気化器は従来のバイメタル
コイルばねを有し、ばねは寒冷機関始動および回転のた
めファーストアイドルカムを寒冷位置に押しやってアイ
ドル速度を増し機関作動を保持するようにする。
チョーク弁に連結されたレバーは機関真空に引かれてチ
ョーク弁を広く開けさせ、混合物を薄めかつ放出を低下
させる。
始動目的のため、該レバーはファーストアイドルカムに
より示される寒冷始動位置に戻される。
1 本発明はその実施例について記載されたが、その範
囲から逸脱せずに多くの変更や修正を加えうろことは当
業者ζこ明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する気化器の一部の横断面図、第
2図は同気化器の斜視図、第3図は第2図の一部の側面
図、第4図は補助サーボ装置の断面図、第5図及び第6
図はそれぞれ第4図の線5−5及び線6−6に沿った断
面図である。 図において、18は吸気マニホルド、20は誘導通路、
28はチョーク弁、36は絞り弁、40はチョーク機構
、56は棒、68はコイルばね、96は補助サーボ装置
、160はファストアイドルカム、162は突出部、1
64はねじ、178はねじをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端で本質的に大気圧下の空気に開放され且つ他端
    で吸気マニホルドに連結されていて該吸気マニホルド内
    の変化する真空レベルをうけるようになっている空気・
    燃料混合物の誘導通路を有する気化器の空燃比制御装置
    であって、前記誘導通路の該一端には閉鎖位置と該誘導
    通路に流入する空気流を制限しないような開位置とにわ
    たって前記一端を横切って運動する回転可能なチョーク
    弁が備えられており、また、該誘導通路の該チョーク弁
    の下流に備えられていて回転可能な軸に固着された絞り
    弁を有し、該絞り弁は、該絞り弁の位置の関数として該
    誘導通路を流れる空気・燃料混合物の流量を制御するべ
    く通常はほとんど閉鎖されたアイドル速度位置と広く開
    いた位置とにわたって該誘導通路を横切って運動するよ
    うになっており、該空燃比制御装置は、機関の寒冷運転
    中に機関の失速を最小限度にしながら放出物を低下させ
    るために該絞り弁の位置と無関係に該チョーク弁を位置
    決めするための装置を有し、この装置は、前記絞り弁の
    軸に固定された当接部材178と、第2の軸44と、該
    第2の軸44に回転可能ζこ取]付けられ且つ該当接部
    材178と係合したときに通常のアイドル速度位置へ該
    絞り弁が閉鎖されることを許容するカム段よりも半径方
    向に次第に大きくなる複数のカム段170 、172
    、174を備えたファーストアイドルカム160とを有
    し1、もって、前記絞り弁は、該当接部材178によっ
    て係合されているカム段の関数として通常の機関アイド
    ル速度位置を越えて次第に開かれるようになっており、
    また、該当接部材178及び絞り弁を閉鎖位置に向けて
    押圧し且つ該当接部材178を該カム段の一つに係合さ
    せるはね装置と、所定レベルよりの温度低下の関数とし
    て通常のアイドル速度位置よりも次第により大きく開い
    た位置へ該絞り弁を動かす位置へ該ファーストアイドル
    カム160を回転させる温度感応コイルばね68と、該
    チョーク弁に連結されたリンク装置54と、該リンク装
    置54に連結されていて機関が通常の運転状態になった
    とき該チョーク弁を広く開いて空気流を制限しない位置
    にする、機関真空によって作動されるサーボ装置96と
    、該ファーストアイドルカム160と該チョーク弁との
    間を制限された一方向の相互連結関係にすることにより
    該チョーク弁の開き運動と該ファートアイドルカム16
    0の作動とが互いに無関係になるようにする装置52.
    50,164とを備えたことを特徴とする気化器の空燃
    比制御装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記チ
    ョーク弁の開き運動と該ファーストアイドルカム160
    の作動とが互いに無関係になるヨウにする装置52,5
    0,164は、該ファーストアイドルカム160に作動
    的に連結されるとともに該リンク装置52に係合可能で
    あるフィンガ50を有し、機関が停止したとき温度変化
    の関数として前記チョーク弁が閉鎖位置に向かう戻り運
    動を制御するようになっていることを特徴とする気化器
    の空燃比制御装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の装置において、機関の
    始動に応動して該チョーク弁を閉鎖位置から開くために
    前記リンク装置52と係合する、前記ファーストアイド
    ルカム160に作動的に連結44.4B、50,164
    された真空で作動されるピストン86を含むことを特徴
    とする気化器の空燃比制御位置。
JP50026581A 1974-03-06 1975-03-06 気化器の空燃比制御装置 Expired JPS5821093B2 (ja)

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