JP2000230954A - 電磁界測定装置および電磁界分布測定方法 - Google Patents

電磁界測定装置および電磁界分布測定方法

Info

Publication number
JP2000230954A
JP2000230954A JP11034268A JP3426899A JP2000230954A JP 2000230954 A JP2000230954 A JP 2000230954A JP 11034268 A JP11034268 A JP 11034268A JP 3426899 A JP3426899 A JP 3426899A JP 2000230954 A JP2000230954 A JP 2000230954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic field
measured
distance
sensor
electromagnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11034268A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hirai
宏治 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11034268A priority Critical patent/JP2000230954A/ja
Publication of JP2000230954A publication Critical patent/JP2000230954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸のある電子機器の動作状態における電磁
界測定を行い電子機器内の電磁波放射源の推定を容易に
する。 【解決手段】 支持部7に、電磁界センサ3と、この電
磁界センサ3と被測定物1の距離を測定する距離センサ
4が設置されており、これらは駆動部5によって被測定
物1の近傍で走査される。この走査時に電磁界センサ3
による電磁界測定と距離センサ4による距離測定が行わ
れる。この際、電磁界測定値の分布を電磁界測定距離に
よって補正することにより、被測定物の立体形状に起因
した電磁界測定距離の違いによる電磁界測定値のずれを
取り除いた電磁界分布を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器やその内部
の金属筐体、回路基板、ケーブル、あるいは電子機器間
を接続するケーブルなどを放射源とする電磁波の放射源
近傍における電磁界分布を測定する電磁界分布測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子計算機などの電子機器動作時には、
内部の電気部品の電気的動作により電磁波が発生する。
この際、電子機器から放射される不要電磁波については
認可無線通信への電磁干渉などの問題があるため、放射
の制限が必要である。このような不要電磁波放射の対策
を行うため、不要電磁波の計測装置が必要とされてき
た。
【0003】電子機器動作時に放射される不要電磁波を
測定するため、従来より、電波暗室、オープンサイトに
おいて被測定物の遠方から電磁界を測定する遠方電磁界
測定が行われているが、近年では放射源の特定を行いや
すくするために被測定物の近傍の電磁界を測定する近傍
電磁界測定に対する要求が増えてきている。
【0004】従来の近傍電磁界測定装置の例として、特
公平5−67184に示された電磁放射体テスト装置の
ブロック図を図5に示す。図5に示した電磁放射体テス
ト装置は、電磁界センサ部22、復合器及びドライバー
回路21、測定受信器24、信号プロセッサー25、制
御器26、表示装置27を有している。電磁界センサ部
22は、平面上でマトリックス状に配置されている複数
の電磁界プローブ23を有している。復号機及びドライ
バー回路21は、複数の電磁界プローブ23の電子的な
選択を行う。測定受信器24は、電磁界プローブ23の
誘導電流の測定を行う。信号プロセッサー25は、測定
受信器24からの出力信号の制御器26への入力に適切
な信号への変換を行う。制御器26は、測定受信機24
の周波数、帯域幅などのパラメータ設定及び、表示装置
27への入力用データフォーマットを行う。
【0005】従って、被測定物が電磁界センサ部22の
複数の電磁界プローブ23が位置する平面に近接して配
置されると、復号器及びドライバー回路21が、マトリ
ックス状の電磁界プローブ23を順次作動させる。これ
によって得られた各電磁界プローブ23の測定結果を測
定受信器24および信号プロセッサー25及び制御器2
6が処理することにより、被測定物からの電磁放射が複
数個の電磁界プローブ23が位置する平面内の分布とし
て測定される。その結果は表示装置27に等高線状の分
布図または色分けで示した分布図として表示される。
【0006】近傍電磁界測定装置としては、前記のよう
に電磁界プローブをアレイとして一平面内に配列し、そ
の平面上に置かれた被測定物の近傍電磁界を測定する装
置であるEMSCAN(商品名:EMSCAN社製)や
被測定物の近傍の平面内を電磁界プローブが走査するE
MISSION SUPERVIEW SYSTEM
(商品名:ノイズ研究所社製)などが製品化されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の近傍電
磁界測定装置による電磁界分布の測定は、被測定物が立
体形状を持っている場合には、電磁界計測値分布に前記
被測定物の立体形状に起因する歪みが生じてしまう。す
なわち、被測定物の測定点と電磁界プローブとの間の距
離が異なると、被測定物の実際の電磁放射量が等しくて
も測定結果に差異がでてしまう。従って、被測定物が電
磁界プローブの位置する平面と平行な平面状のものであ
れば正確な電磁界分布が求められるが、被測定物が電磁
界プローブの位置する平面と平行でなかったり立体的な
ものである場合には正確な電磁界分布が求められない。
このため、被測定物がプリント基板単体などの平面形状
に限られてしまい、曲がって配置されているケーブル、
ケーブルの接地線、筐体開口部などの凹凸の形状を有す
る被測定物による電磁界分布の測定を精度よく行うこと
ができない。
【0008】また、実際にケーブルなどが接続されたプ
リント基板が電子機器筐体に実装された状態とプリント
基板単体とでは、グラウンド条件などが異なることによ
り不要電磁波の放射メカニズムが異なるため、前記近傍
電磁界測定装置によりプリント基板単体の近傍の電磁界
分布を測定しても、このプリント基板が実装された実際
の電子機器からの不要電磁波による電磁界分布とは異な
ってしまう。このように従来の近傍電磁界測定装置で
は、電子機器が通常動作する状態での近傍の電磁界分布
を測定することはできず、不要電磁波の放射源を推定す
ることは困難であった。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を解決し、不
要電磁波の放射源を推定するために立体形状の電子機器
からの不要電磁波による電磁界分布を測定することがで
きる電磁界測定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明による近傍電磁界測定装置は、被測定物近傍
の電磁界を測定する電磁界センサと、前記電磁界センサ
と前記被測定物との距離を測定する距離センサとを有す
ることを特徴とする。これにより、複数の計測点での計
測を行った場合に、主として被測定物の形状に起因する
前記電磁界センサと前記被測定物との距離の差による電
磁界センサ計測値のずれを補正することが可能となる。
【0011】さらに、前記電磁界センサと前記距離セン
サを被測定物近傍の平面上で走査する走査機構を有する
ことにより、被測定物中の不要電磁波発生源を特定する
ための計測データを効率的に収集することができる。
【0012】近傍平面での走査機構は、前記電磁界セン
サと前記距離センサを支持する支持部と、前記支持部を
移動させる駆動部を有する構成とすることにより、立体
的な形状を持つ被測定物の計測を、前記従来技術(図5
参照)における電子的走査機構に比べて容易に行うこと
ができるようになる。
【0013】また、前記電磁界センサおよび前記距離セ
ンサに対して相対的に前記被測定物を回転させる回転機
構を設けることにより、被測定物内部の不要放射源を特
定するために必要となる前記被測定物を取り囲む複数の
側面についての計測データをさらに効率的に収集するこ
とができる。
【0014】また、複数計測定点での前記電磁界センサ
と前記被測定物との距離の違いによって生じる前記電磁
界センサの測定値の分布の歪みを、前記距離センサによ
る測定距離に応じて補正し、測定距離を一定としたとき
の電磁界分布を求める測定値演算処理部を設けることに
より、被測定物の形状に起因した電磁界センサと被測定
物との距離の差による電磁界センサ計測値のずれを容易
に補正することができる。
【0015】さらに、前記被測定物の近傍平面上におけ
る電磁界分布を表示する表示部を設けることにより、不
要電磁波放射源の推定を容易にすることができる。さら
にこの表示部に、前記被測定物を取り囲む複数の面につ
いて計測した電磁界分布を同時に表示できるようにする
ことにより、立体的な形状を持つ被測定物内部に存在す
る不要電磁波放射源位置の推定を容易にすることができ
る。
【0016】本発明による被測定物の近傍平面上での電
磁界分布測定方法は、複数の測定点から被測定物までの
距離にばらつきが生じる場合、測定距離の違いによって
生じる電磁界測定値の分布の歪みを測定距離に応じて補
正することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、不要電磁波
を放射する電子機器である被測定物1と、その近傍の電
磁界を測定する本発明の第1の実施の形態である近傍電
磁界測定装置の近傍電磁界分布測定部2の外観図であ
る。近傍電磁界分布測定部2は電磁界センサ3と、被測
定物1と電磁界センサ3の距離を測定するための距離セ
ンサ4と、電磁界センサ3と距離センサ4を支持する支
持部7と、この支持部7を3次元的に(XYZ方向に)
走査するためのシリンダ等からなる駆動部5と、電磁界
センサ3や距離センサ4からの測定値を受信する測定受
信機6とを有している。支持部7及び駆動部5が、電磁
界センサ3及び距離サンサ4の走査機構となっている。
【0019】電磁界センサ3としては、磁界測定時には
磁界プローブ、電界測定時には電界プローブが使用され
る。距離センサ4としては、レーザ式変位センサあるい
は超音波式変位センサなどが使用される。また電磁界セ
ンサ3と距離センサ4は、地面に対して水平面(XY平
面)の近傍電磁界分布と、地面に対して垂直面(XZ平
面)の近傍電磁界分布を測定することができるように、
検知方向は水平方向(Y方向)にも垂直方向(Z方向)
にもできる。また電磁界センサ3が、ループ状の磁界プ
ローブによりある面の近傍磁界分布を求めるものである
場合、磁界分布測定面に垂直な軸の回りに360°回転
可能として、磁界分布測定面におけるある特定の方向の
磁界分布を求めるときには、その方向の磁界に対して磁
界プローブが最大感度となるように、電磁界センサ3の
向きを設定することが好ましい。
【0020】測定受信機6は、詳述しないが、電磁界セ
ンサ3からの測定値を受け取るスペクトラムアナライザ
もしくはベクトルネットワークアナライザと、また距離
センサからの測定値を受け取るアンプユニットとを有し
ている。この時、電磁界センサ3とスペクトラムアナラ
イザもしくはベクトルネットワークアナライザの間にア
ンプユニットが介される場合もある。
【0021】電磁界センサ3と距離センサ4は図1に示
すように1つとは限らず、複数であっても良い。また支
持部7及びその駆動部5については、図1のように電磁
界センサ3と距離センサ4が一つの支持部7により一体
的に支持され、その駆動部5も一つであっても良いし、
電磁界センサ3と距離センサ4のそれぞれに対して支持
部7及びその駆動部5が独立に設けられていても良い。
【0022】図2は本発明の近傍電磁界分布測定装置の
ブロック図である。近傍電磁界分布測定装置は、図1に
示す近傍電磁界分布測定部2と、コントローラ8を有し
ている。コントローラ8は、測定受信機6からの測定デ
ータを処理する測定値演算処理部9と、その演算処理結
果から被測定物1の近傍の電磁界分布を視覚的に表示す
る表示部10と、電磁界分布測定部2の駆動部5を制御
する制御部11を有している。電磁界センサ3と被測定
物1との距離補正や、アンテナファクタなど周波数の補
正などは測定値演算処理部9で行う。
【0023】次に本装置による電磁界分布測定方法を説
明する。
【0024】まず、被測定物1が近傍電磁界分布測定部
2に近接して配置され、測定範囲(両センサ3,4の走
査範囲)、測定ピッチ、走査経路などの測定条件がコン
トローラ8に入力される。測定条件は、操作者が任意に
設定しても良いし、予め距離センサ4によって被測定物
の構造を把握する、あるいは電磁界センサ3によって電
磁界測定値が規定値以上となる範囲を把握することによ
って、コントローラ8が自動で設定する様にしても良
い。コントローラ8内の制御部11は入力された前記測
定条件に従って近傍電磁界測定部2の駆動部5に動作指
令信号を出力する。駆動部5は前記動作指令信号に従っ
て支持部7を移動させ、電磁界センサ3及び距離センサ
4を前記測定条件によって設定された測定点に導く。各
測定点での測定値は、測定受信機6を介してコントロー
ラ8に入力される。この際、距離測定と電磁界測定を同
時に行っても良いし、あるいは最初に距離センサ4で被
測定物1と電磁界センサ3との距離を測定し、その後、
電磁界センサ3を平面的に走査しても良い。コントロー
ラ8に入力された電磁界測定値は、測定値演算処理部9
で距離測定値により補正される。補正された電磁界測定
値は表示部10に等高線状の分布図または色分けで示し
た分布図として表示される。
【0025】ここでコントローラ8内の測定値演算処理
部9における電磁界測定値の補正方法について詳しく説
明する。
【0026】電磁界センサ3と電磁波放射源である被測
定物1との測定距離差についての例を図3に示す。図3
に示す被測定物1は、電子機器の一部であり、回路基板
12と、ケーブル13と、コネクタ14とを含んでい
る。このような構成の被測定物(電磁波放射源)1につ
いて、被測定物1の近傍の平面上で走査しながら電磁界
センサ3が電磁界を測定する場合、回路基板12と電磁
界センサ3との間(A点〜Sa点間)の距離d1と、ケ
ーブル13と電磁界センサ3との間(B点〜Sb点間)
の距離d2とは異なっている。ここで回路基板12のA
点から距離d2だけ離れた位置の磁界とケーブル13か
ら距離d2だけ離れた位置の磁界が同じH2(dBμA
/m)だった場合、電磁界センサ3の測定値は Sa点:Ha(dBμA/m)=H2−X Sb点:Hb(dBμA/m)=H2 となり、実際の電磁波発生源から等距離で測定された場
合の近傍磁界値とは異なってしまう。ここでX(dB)
は距離(d1−d2)による磁界減衰量である。
【0027】そこで本装置では、近傍電磁界測定時に電
磁界センサ3と電磁波発生源である被測定物1との距離
が距離センサ4で測定され、電磁界センサ3の平面走査
で得られた近傍電磁界値は距離測定値に応じた磁界減衰
量により補正される。図3の例ではSa点における近傍
磁界測定値に補正値Xが加算され、 Sa点:Ha(dBμA/m)=(H2−X)+X =H2 Sb点:Hb(dBμA/m)=H2 となり、電磁波発生源から等距離の近傍磁界分布が得ら
れる。
【0028】このように補正が行われることにより、凹
凸のある電子機器、特にケーブルなどを含む電子機器の
不要電磁波放射源をより正確に推定することができる。
【0029】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態について、図4を参照して説明する。なお、
第1の実施の形態と同様な構成については、同一の符号
を付し説明を省略する。
【0030】図4は、不要電磁波を放射する電子機器で
ある被測定物1と、本実施の形態において被測定物1を
載せる回転台(回転機構)15と、被測定物1の近傍の
電磁界を測定する近傍電磁界分布測定部2の外観図であ
る。図1の支持部7及び駆動部5からなる走査機構は3
次元的に動作可能であるのに対して、図4での走査機構
は地面に対して垂直なZY平面で動作する。本実施の形
態では、被測定物1である電子機器を回転台15に載せ
て回転させ、電磁界センサ3および距離センサ4を走査
させて測定を行うことにより、被測定物1の垂直方向の
側面全周の近傍電磁界分布の測定を容易に行うことがで
きる。すなわち、図1に示した第1の実施の形態による
と、被測定物の近傍の一平面について電磁界センサ3お
よび距離センサ4を走査させて電磁界分布の測定が行わ
れるが、他の平面についての電磁界分布の測定を行う場
合は、被測定物1をセットし直して、他の面が電磁界セ
ンサ3及び距離センサ4と対向するように配置する必要
がある。これに対し本実施の形態では、被測定物1をセ
ットし直す代わりに、回転台15を回転させて被測定物
の各側面を電磁界センサ3及び距離センサ4と対向させ
ることにより各側面の電磁界分布が測定可能になる。従
って、本実施の形態によると、被測定物1の近傍の一平
面について電磁界分布を測定したら、回転台15を回転
させて他の平面についての電磁界分布を測定するように
して、回転台15の回転と電磁界分布測定とを交互に行
うことによって、被測定物1をセットし直すことなく、
効率的に被測定物の側面全周の電磁界分布の測定が可能
である。またコントローラ8の表示部10で被測定物1
の垂直方向の側面全周の近傍電磁界分布を一度に表示で
きるようにプログラミングを行うことにより電子機器内
の不要電磁波放射源の推定を効果的に行うことができ
る。
【0031】この構成により電子機器の動作状態におい
て、かつ凹凸のある電子機器においても電磁波放射源か
ら電磁界センサまでの距離の違いによる歪みを含まない
近傍電磁界分布測定が可能であり、電子機器の不要電磁
波放射源の推定を効果的に行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁界分
布測定装置によれば、完成体である電子機器の動作状態
において、かつ凹凸のある立体形状の電子機器において
も電磁波放射源と電磁界センサの距離の違いによる歪み
を含まない被測定物の近傍の電磁界分布測定が可能であ
り、電子機器の不要電磁波放射源の推定を効果的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電磁界測定装置の
概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電磁界測定装置の
ブロック図である。
【図3】電磁界センサと被測定物の距離による電磁界測
定値の補正方法の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電磁界測定装置の
概略構成図である。
【図5】従来の電磁界測定装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 被測定物 2 近傍電磁界分布測定部 3 電磁界センサ 4 距離センサ 5 駆動部 6 測定受信機 7 支持部 8 コントローラ 9 測定値演算処理部 10 表示部 11 制御部 12 回路基板 13 ケーブル 14 コネクタ 15 回転台 21 復号器及びドライバー回路 22 電磁界センサ部 23 電磁界プローブ 24 測定受信機 25 信号プロセッサー 26 制御器 27 表示装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物近傍の電磁界を測定する電磁界セ
    ンサと、前記電磁界センサと前記被測定物との距離を測
    定する距離センサとを有する電磁界測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記電磁界センサと前
    記距離センサを被測定物近傍の平面上で走査する走査機
    構を有する電磁界測定装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記走査機構が、前記
    電磁界センサと前記距離センサを支持する支持部と、前
    記支持部を移動させる駆動部とを含む電磁界測定装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項において、
    前記電磁界センサおよび前記距離センサに対して相対的
    に前記被測定物を回転させる回転機構を有する電磁界測
    定装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項において、
    複数計測定点での前記電磁界センサと前記被測定物との
    距離の違いによって生じる前記電磁界センサの測定値の
    分布の歪みを、前記距離センサによる測定距離に応じて
    補正する測定値演算処理部を有する電磁界測定装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のうちいずれか1項におい
    て、前記被測定物の近傍平面上における電磁界分布を表
    示する表示部を有する電磁界測定装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記被測定物を取り囲
    む複数の面について計測した電磁界分布を同時に表示す
    る表示部を有する電磁界測定装置。
  8. 【請求項8】被測定物の近傍の平面上における電磁界分
    布を求める際に、複数の測定点から被測定物までの距離
    にばらつきが生じる場合、測定距離の違いによって生じ
    る電磁界測定値の分布の歪みを測定距離に応じて補正す
    ることを特徴とする電磁界分布測定方法。
JP11034268A 1999-02-12 1999-02-12 電磁界測定装置および電磁界分布測定方法 Pending JP2000230954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11034268A JP2000230954A (ja) 1999-02-12 1999-02-12 電磁界測定装置および電磁界分布測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11034268A JP2000230954A (ja) 1999-02-12 1999-02-12 電磁界測定装置および電磁界分布測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000230954A true JP2000230954A (ja) 2000-08-22

Family

ID=12409427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11034268A Pending JP2000230954A (ja) 1999-02-12 1999-02-12 電磁界測定装置および電磁界分布測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000230954A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471285B1 (ko) * 2002-11-28 2005-03-09 현대자동차주식회사 자기력을 이용한 3차원 측정 시스템 및 그 방법
JP2006200955A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Nec Engineering Ltd 磁界分布測定装置
WO2008056874A1 (en) * 2006-11-10 2008-05-15 Korea Radio Promotion Association, Special Corporation Remote controlled measuring apparatus for electromagnetic waves of a printed circuit board
CN103941106A (zh) * 2014-04-29 2014-07-23 工业和信息化部电子第五研究所 电磁场近场扫描装置与扫描方法
KR101525992B1 (ko) * 2013-12-31 2015-06-05 주식회사 이레테크 3차원 스캐너 및 그 시스템
WO2016170589A1 (ja) * 2015-04-21 2016-10-27 株式会社日立製作所 表面電流ベクトル測定システムおよびこれを用いた故障診断システム
JP2016188798A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 電磁界模擬装置
JP2016223998A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社日本自動車部品総合研究所 電磁界計測装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432782A (ja) * 1990-05-29 1992-02-04 Shishido Seidenki Kk 表面電位測定器
JPH04194670A (ja) * 1990-11-27 1992-07-14 Nec Yamagata Ltd 静電電圧測定機
JPH05133989A (ja) * 1991-11-12 1993-05-28 Nec Corp 電磁耐性試験装置
JPH0658970A (ja) * 1992-08-11 1994-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 両面妨害測定装置
JPH10221391A (ja) * 1996-12-04 1998-08-21 Mitsubishi Electric Corp 円筒面放射界測定装置
JPH10311857A (ja) * 1997-03-13 1998-11-24 Ricoh Co Ltd 近磁界プローブ及び近磁界プローブユニット及び近磁界プローブアレー及び磁界計測システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432782A (ja) * 1990-05-29 1992-02-04 Shishido Seidenki Kk 表面電位測定器
JPH04194670A (ja) * 1990-11-27 1992-07-14 Nec Yamagata Ltd 静電電圧測定機
JPH05133989A (ja) * 1991-11-12 1993-05-28 Nec Corp 電磁耐性試験装置
JPH0658970A (ja) * 1992-08-11 1994-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 両面妨害測定装置
JPH10221391A (ja) * 1996-12-04 1998-08-21 Mitsubishi Electric Corp 円筒面放射界測定装置
JPH10311857A (ja) * 1997-03-13 1998-11-24 Ricoh Co Ltd 近磁界プローブ及び近磁界プローブユニット及び近磁界プローブアレー及び磁界計測システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471285B1 (ko) * 2002-11-28 2005-03-09 현대자동차주식회사 자기력을 이용한 3차원 측정 시스템 및 그 방법
JP2006200955A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Nec Engineering Ltd 磁界分布測定装置
WO2008056874A1 (en) * 2006-11-10 2008-05-15 Korea Radio Promotion Association, Special Corporation Remote controlled measuring apparatus for electromagnetic waves of a printed circuit board
KR100840037B1 (ko) * 2006-11-10 2008-06-19 (특수법인)한국전파진흥협회 원격 피씨비 전자파 측정 장치
KR101525992B1 (ko) * 2013-12-31 2015-06-05 주식회사 이레테크 3차원 스캐너 및 그 시스템
CN103941106A (zh) * 2014-04-29 2014-07-23 工业和信息化部电子第五研究所 电磁场近场扫描装置与扫描方法
CN103941106B (zh) * 2014-04-29 2017-09-19 工业和信息化部电子第五研究所 电磁场近场扫描装置与扫描方法
JP2016188798A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 電磁界模擬装置
WO2016170589A1 (ja) * 2015-04-21 2016-10-27 株式会社日立製作所 表面電流ベクトル測定システムおよびこれを用いた故障診断システム
JP2016223998A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社日本自動車部品総合研究所 電磁界計測装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100926561B1 (ko) 유한 거리간 안테나 방사 패턴 측정 장치 및 방법
WO2000065362A1 (fr) Dispositif et procede de sondage pour la recherche de source d'ondes electromagnetiques, et procede d'analyse associe
JP2007271317A (ja) Emi測定装置及びemi測定方法
KR101939757B1 (ko) 안테나 성능 측정 시스템
US6696834B2 (en) Magnetic field probe having a shielding layer to protect lead wires with an isolating layer
JP2000230954A (ja) 電磁界測定装置および電磁界分布測定方法
US6249248B1 (en) Radio wave visualizing method and apparatus
CN109682332A (zh) 一种电磁波自动测厚装置
JP5351466B2 (ja) 電波源可視化装置
JP6469388B2 (ja) 電界強度算出プログラム、電界強度算出装置及び電界強度算出方法
JP3491038B2 (ja) 近傍界測定を用いたアンテナの特性測定装置および特性測定方法
JP3782557B2 (ja) 電磁界分布測定装置および電磁界分布測定方法
KR20050113772A (ko) 위상배열안테나 측정 시스템 및 그 방법
JP2002372558A (ja) 電磁波測定装置
JP5170955B2 (ja) 電磁波測定方法および電磁波測定装置
CN114754676A (zh) 线光谱共焦标定方法、装置、设备、系统及存储介质
JP2001318112A (ja) 電磁界測定装置または電磁界測定方法およびそれを用いた電子部品または電子装置の製造方法
JP2021056046A (ja) 評価システムおよび評価装置
JP3672239B2 (ja) レーダ断面積の測定方法およびその測定装置およびその制御プログラムを記録した記憶媒体
US10488472B2 (en) Method and system for evaluating magnetic field uniformity of magnetic coil
JP2008286571A (ja) 電波源特定システムおよびテンプレート
JP2006258759A (ja) 電磁波測定装置
CN114280521B (zh) 一种电磁场探头的校准方法、装置、电子设备及存储介质
CN212275849U (zh) 一种植入式天线工作现场性能测试系统
EP3527997A1 (en) Electromagnetic field measurement arrangement and measurement method