JP2000230301A - 軒樋支持具 - Google Patents
軒樋支持具Info
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- JP2000230301A JP2000230301A JP11060303A JP6030399A JP2000230301A JP 2000230301 A JP2000230301 A JP 2000230301A JP 11060303 A JP11060303 A JP 11060303A JP 6030399 A JP6030399 A JP 6030399A JP 2000230301 A JP2000230301 A JP 2000230301A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軒樋支持具の出寸法も簡単に調整でき、
軒樋保持具本体と支持体との止着が簡単にできる軒樋支
持具を提供するものである。 【解決手段】 取付部11と支持腕12とからなる支持
体1と、屋外側耳保持部22と屋内側耳保持部23とが
設けられ軒樋保持具本体2と、固定具3とから構成され
る軒樋支持具Aにおいて、支持腕12には屋外側挟持部
13と貫通孔14が設けられ、軒樋保持具本体には差込
孔24と屋内側挟持部27とが設けられ、固定具は差込
ピン31と弾性体32とからなり、屋外側挟持部13で
軒樋保持具本体2を挟持し、屋内側挟持部27で支持腕
12を挟持し、差込ピン31が貫通孔14と、弾性体3
2と、差込孔24に差し込まれ、軒樋保持具本体2と支
持体1とが係止されているものである。
軒樋保持具本体と支持体との止着が簡単にできる軒樋支
持具を提供するものである。 【解決手段】 取付部11と支持腕12とからなる支持
体1と、屋外側耳保持部22と屋内側耳保持部23とが
設けられ軒樋保持具本体2と、固定具3とから構成され
る軒樋支持具Aにおいて、支持腕12には屋外側挟持部
13と貫通孔14が設けられ、軒樋保持具本体には差込
孔24と屋内側挟持部27とが設けられ、固定具は差込
ピン31と弾性体32とからなり、屋外側挟持部13で
軒樋保持具本体2を挟持し、屋内側挟持部27で支持腕
12を挟持し、差込ピン31が貫通孔14と、弾性体3
2と、差込孔24に差し込まれ、軒樋保持具本体2と支
持体1とが係止されているものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼻隠し板に取着固定さ
れて軒樋を保持する軒樋支持具に関する。
れて軒樋を保持する軒樋支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋を保持する軒樋支持具には種
々な構造のものがある。軒樋支持具への軒樋の取付は、
高所で、足場が悪く、見えにくいところで行われるた
め、軒樋の軒樋支持具への取付が簡単にでき、軒樋支持
具がしっかりと取り付けられているものが望ましい。か
かる軒樋支持具としては実開昭57−167128号公
報に記載の軒樋支持具が知られている。この軒樋支持具
は、軒樋保持具本体と支持体とからなる軒樋支持具で、
支持体は一端部に取付部と他端部に中央部長手方向に長
孔が設けられ、軒樋保持具本体は両端部に屋内・屋外側
耳保持部と中央部に通孔が設けられ、軒樋保持具本体が
長手方向に、摺動自在に支持体に当接され、長孔と通孔
とに通されたボルト、ナットで止着されているものであ
る。
々な構造のものがある。軒樋支持具への軒樋の取付は、
高所で、足場が悪く、見えにくいところで行われるた
め、軒樋の軒樋支持具への取付が簡単にでき、軒樋支持
具がしっかりと取り付けられているものが望ましい。か
かる軒樋支持具としては実開昭57−167128号公
報に記載の軒樋支持具が知られている。この軒樋支持具
は、軒樋保持具本体と支持体とからなる軒樋支持具で、
支持体は一端部に取付部と他端部に中央部長手方向に長
孔が設けられ、軒樋保持具本体は両端部に屋内・屋外側
耳保持部と中央部に通孔が設けられ、軒樋保持具本体が
長手方向に、摺動自在に支持体に当接され、長孔と通孔
とに通されたボルト、ナットで止着されているものであ
る。
【0003】この軒樋支持具は、ボルト、ナットを緩
め、軒樋保持具本体を支持体の長手方向に摺動させるこ
とによって、鼻隠し板と軒樋保持具本体との距離、即
ち、出寸法を調節して、ボルト、ナットを締めつけて、
軒先に軒樋支持具を簡単に取り付け、軒樋支持具に軒樋
を簡単に取り付けることができるもので、出寸法の調節
もでき、簡便な軒樋支持具である。
め、軒樋保持具本体を支持体の長手方向に摺動させるこ
とによって、鼻隠し板と軒樋保持具本体との距離、即
ち、出寸法を調節して、ボルト、ナットを締めつけて、
軒先に軒樋支持具を簡単に取り付け、軒樋支持具に軒樋
を簡単に取り付けることができるもので、出寸法の調節
もでき、簡便な軒樋支持具である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
57−167128号公報記載の軒樋支持具では、出寸
法を調節するとき、ナットを押えながらボルトを緩めた
り、締めたりして軒樋保持具本体と支持体とを止着する
が、高所で、足場が悪く、見えにくいところでは、この
作業は難しく、危険を伴うことがあるという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、上記問題に着目してなさ
れたもので、軒樋支持具の出寸法も簡単に調整でき、軒
樋保持具本体と支持体との止着が簡単にできる軒樋支持
具を提供するものである。
57−167128号公報記載の軒樋支持具では、出寸
法を調節するとき、ナットを押えながらボルトを緩めた
り、締めたりして軒樋保持具本体と支持体とを止着する
が、高所で、足場が悪く、見えにくいところでは、この
作業は難しく、危険を伴うことがあるという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、上記問題に着目してなさ
れたもので、軒樋支持具の出寸法も簡単に調整でき、軒
樋保持具本体と支持体との止着が簡単にできる軒樋支持
具を提供するものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の軒樋支持
具は、取付部とこの取付部から屋外側に向けて突出した
支持腕とからなる支持体と、両端部に耳保持部が設けら
れた軒樋保持具本体と、固定具とから構成される軒樋支
持具において、支持腕には、摺動自在の屋外側挟持部
と、この屋外側挟持部の屋内側に貫通孔とが設けられ、
軒樋保持具本体には、ほぼ中央部には長手方向に複数個
の差込孔と屋内側端部に摺動自在の屋内側挟持部とが設
けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具とか
らなり、支持腕の屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持
し、軒樋保持具本体の屋内側挟持部で支持腕を挟持し、
固定具の差込ピンが支持体の貫通孔と、固定具の弾性体
と、止め具と、軒樋保持具本体の差込孔に差し込まれ、
軒樋保持具本体と支持体とが係止されているものであ
る。
成するためになされたもので、請求項1記載の軒樋支持
具は、取付部とこの取付部から屋外側に向けて突出した
支持腕とからなる支持体と、両端部に耳保持部が設けら
れた軒樋保持具本体と、固定具とから構成される軒樋支
持具において、支持腕には、摺動自在の屋外側挟持部
と、この屋外側挟持部の屋内側に貫通孔とが設けられ、
軒樋保持具本体には、ほぼ中央部には長手方向に複数個
の差込孔と屋内側端部に摺動自在の屋内側挟持部とが設
けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具とか
らなり、支持腕の屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持
し、軒樋保持具本体の屋内側挟持部で支持腕を挟持し、
固定具の差込ピンが支持体の貫通孔と、固定具の弾性体
と、止め具と、軒樋保持具本体の差込孔に差し込まれ、
軒樋保持具本体と支持体とが係止されているものであ
る。
【0006】請求項2記載の軒樋支持具は、取付部とこ
の取付部から屋外側に向けて突出した支持腕とからなる
支持体と、両端部に耳保持部が設けられた軒樋保持具本
体と、固定具とから構成される軒樋支持具において、支
持腕には、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持
部の両側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持部の一
方の側壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、軒樋保持具
本体には、ほぼ中央部には水平方向に長手方向に沿って
長孔と、支持腕の第1凹凸部に対応した位置に第2凹凸
部とが設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体、止め
具とからなり、支持腕の屋外側挟持部で軒樋保持具本体
を挟持し、固定具の差込ピンが支持体の貫通孔と、軒樋
保持具本体の長孔と、固定具の弾性体と、止め具とに差
し込まれ、支持腕の第1凹凸部に軒樋保持具本体の第2
凹凸部が嵌合されて、軒樋保持具本体と支持体とが係止
されているものである。
の取付部から屋外側に向けて突出した支持腕とからなる
支持体と、両端部に耳保持部が設けられた軒樋保持具本
体と、固定具とから構成される軒樋支持具において、支
持腕には、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持
部の両側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持部の一
方の側壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、軒樋保持具
本体には、ほぼ中央部には水平方向に長手方向に沿って
長孔と、支持腕の第1凹凸部に対応した位置に第2凹凸
部とが設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体、止め
具とからなり、支持腕の屋外側挟持部で軒樋保持具本体
を挟持し、固定具の差込ピンが支持体の貫通孔と、軒樋
保持具本体の長孔と、固定具の弾性体と、止め具とに差
し込まれ、支持腕の第1凹凸部に軒樋保持具本体の第2
凹凸部が嵌合されて、軒樋保持具本体と支持体とが係止
されているものである。
【0007】本発明の軒樋支持具の軒樋保持具本体と支
持体の材質は、合成樹脂、金属が使用されるが、強度や
防錆の点でステンレスやポリカ−ボネ−ト樹脂が好まし
い。固定具の差込ピンと弾性体の材質は、強度と防錆の
点で、金属(ステンレス)製のものが、好ましい。
持体の材質は、合成樹脂、金属が使用されるが、強度や
防錆の点でステンレスやポリカ−ボネ−ト樹脂が好まし
い。固定具の差込ピンと弾性体の材質は、強度と防錆の
点で、金属(ステンレス)製のものが、好ましい。
【0008】請求項1記載の軒樋支持具において、軒樋
支持具の支持体と軒樋保持具本体をそれぞれ射出成形法
で製造すると、支持体は取付部と支持腕と貫通孔と第1
凹凸部とが、又、軒樋保持具本体は腕部と屋内・屋外側
耳保持部と長孔と第2凹凸部とが一体成形できるので、
好ましい。
支持具の支持体と軒樋保持具本体をそれぞれ射出成形法
で製造すると、支持体は取付部と支持腕と貫通孔と第1
凹凸部とが、又、軒樋保持具本体は腕部と屋内・屋外側
耳保持部と長孔と第2凹凸部とが一体成形できるので、
好ましい。
【0009】請求項1記載の軒樋支持具において、支持
腕の屋外側挟持部の形状は、支持腕の屋外側先端部に取
り付けられ、軒樋保持具本体を摺動自在に挟持できれ
ば、適宜な形状でよく、例えば、開口部が横方に向けら
れたコ字状部材を支持腕の屋外側先端部に取り付け、こ
の開口部の開口の大きさを軒樋保持具本体の厚みより若
干大きくし、コ字状部材の軒樋方向の幅をほぼ軒樋保持
具本体の幅と同じにしておくと、コ字状部材で横方から
軒樋保持具本体を摺動自在に挟持することができるの
で、好ましい。
腕の屋外側挟持部の形状は、支持腕の屋外側先端部に取
り付けられ、軒樋保持具本体を摺動自在に挟持できれ
ば、適宜な形状でよく、例えば、開口部が横方に向けら
れたコ字状部材を支持腕の屋外側先端部に取り付け、こ
の開口部の開口の大きさを軒樋保持具本体の厚みより若
干大きくし、コ字状部材の軒樋方向の幅をほぼ軒樋保持
具本体の幅と同じにしておくと、コ字状部材で横方から
軒樋保持具本体を摺動自在に挟持することができるの
で、好ましい。
【0010】請求項1記載の軒樋支持具において、軒樋
保持具本体の屋内側挟持部の形状は、軒樋保持具本体の
屋内側部に取り付けられ、支持腕の屋内側部を摺動自在
に挟持できれば、適宜な形状でよく、例えば、軒樋保持
具本体の屋内側耳保持部に上部の両端縁に小コ字状部材
を開口部が互いに向き合うようにして取り付け、この開
口部の開口の大きさを支持腕の屋内側部の厚みより若干
大きくしておくと、2個の小コ字状部材で横方から支持
腕を摺動自在に挟持することができるので、好ましい。
保持具本体の屋内側挟持部の形状は、軒樋保持具本体の
屋内側部に取り付けられ、支持腕の屋内側部を摺動自在
に挟持できれば、適宜な形状でよく、例えば、軒樋保持
具本体の屋内側耳保持部に上部の両端縁に小コ字状部材
を開口部が互いに向き合うようにして取り付け、この開
口部の開口の大きさを支持腕の屋内側部の厚みより若干
大きくしておくと、2個の小コ字状部材で横方から支持
腕を摺動自在に挟持することができるので、好ましい。
【0011】請求項1記載の軒樋支持具において、固定
具の差込ピンの形状は、差込ピンの上端部が支持体、又
は、弾性体の上端に当接させることができ、差込ピンの
下端部が軒樋保持具本体の差込孔に差し込むことができ
れば、適宜な形状でよく、例えば、上端部に頭部を設け
た棒状体にして、この棒状体の下端部を軒樋保持具本体
の差込孔に差し込むようにしてもよい。
具の差込ピンの形状は、差込ピンの上端部が支持体、又
は、弾性体の上端に当接させることができ、差込ピンの
下端部が軒樋保持具本体の差込孔に差し込むことができ
れば、適宜な形状でよく、例えば、上端部に頭部を設け
た棒状体にして、この棒状体の下端部を軒樋保持具本体
の差込孔に差し込むようにしてもよい。
【0012】又、棒状体の下端部に横材をほぼ水平に取
り付け、この横材の両端部に上方に向けて突設物が設け
られた形状にしておくと、この棒状体の下端部の突設物
を軒樋保持具本体の長手方向に2列に並んだ差込孔に、
軒樋保持具本体の下方から棒状体の下端部の突設物を差
し込むようにしてもよい。
り付け、この横材の両端部に上方に向けて突設物が設け
られた形状にしておくと、この棒状体の下端部の突設物
を軒樋保持具本体の長手方向に2列に並んだ差込孔に、
軒樋保持具本体の下方から棒状体の下端部の突設物を差
し込むようにしてもよい。
【0013】請求項1記載の軒樋支持具において、固定
具の弾性体の形状は、差込ピンを弾性体に差し込むこと
ができ、差込ピンを上方、又は、下方に動かしたとき、
差込ピンが元の状態に戻るような力を差込ピンに与える
ことができるものであれば、適宜な形状でよく、例え
ば、弾性体の形状をらせん状のバネや中央部の縦方向に
貫通した孔が開けられたゴム体でよい。
具の弾性体の形状は、差込ピンを弾性体に差し込むこと
ができ、差込ピンを上方、又は、下方に動かしたとき、
差込ピンが元の状態に戻るような力を差込ピンに与える
ことができるものであれば、適宜な形状でよく、例え
ば、弾性体の形状をらせん状のバネや中央部の縦方向に
貫通した孔が開けられたゴム体でよい。
【0014】弾性体の形状がらせん状のバネであると、
らせん状のバネを支持体と軒樋保持具本体とに間に挟み
込むことができ、簡単な構造であるので、好ましい。
又、差込ピンを上方に動かしても、らせん状のバネで差
込ピンに元の状態に戻るような力を与えることができる
ので、好ましい。
らせん状のバネを支持体と軒樋保持具本体とに間に挟み
込むことができ、簡単な構造であるので、好ましい。
又、差込ピンを上方に動かしても、らせん状のバネで差
込ピンに元の状態に戻るような力を与えることができる
ので、好ましい。
【0015】又、らせん状のバネを支持体の上部に設
け、差込ピンをらせん状のバネの内側に差し込んで、差
込ピンの頭部と支持体とでらせん状のバネを挟むように
しておくと、簡単な構造で、差込ピンを下方に動かした
とき、らせん状のバネで差込ピンに元の状態に戻るよう
な力を与えることができるので、好ましい。
け、差込ピンをらせん状のバネの内側に差し込んで、差
込ピンの頭部と支持体とでらせん状のバネを挟むように
しておくと、簡単な構造で、差込ピンを下方に動かした
とき、らせん状のバネで差込ピンに元の状態に戻るよう
な力を与えることができるので、好ましい。
【0016】又、ゴム体の場合も、中央部の縦方向に貫
通した孔を開けた小片にしておくと、上記と同様に、簡
単な構造で、差込ピンを上方、又は、下方に動かしたと
き、ゴム体で差込ピンに元の状態に戻るような力を与え
ることができるので、好ましい。
通した孔を開けた小片にしておくと、上記と同様に、簡
単な構造で、差込ピンを上方、又は、下方に動かしたと
き、ゴム体で差込ピンに元の状態に戻るような力を与え
ることができるので、好ましい。
【0017】請求項2記載の軒樋支持具において、支持
腕の屋外側挟持部の形状は、支持腕の屋外側先端部に取
り付けられ、軒樋保持具本体を摺動自在に挟持できれ
ば、適宜な形状でよく、例えば、開口部が下方に向けら
れたコ字状部材を支持腕の屋外側先端部に取り付け、こ
の開口部の開口の大きさを軒樋保持具本体の短手方向の
幅とほぼ同じにし、コ字状部材の垂直方向の長さをほぼ
軒樋保持具本体の腕部の垂直方向の長さとほぼ同じに
し、開口部より内側の両側壁間の距離は軒樋保持具本体
の短手方向の幅より大きくしておくと、屋外側挟持部の
コ字状部材で軒樋保持具本体を挟持でき、軒樋保持具本
体とコ字状部材との間に弾性体を入れて、軒樋保持具本
体を水平方向に動かし、第1凹凸部と第2凹凸部との嵌
合を外し、軒樋保持具本体を摺動自在に挟持することが
できるので、好ましい。
腕の屋外側挟持部の形状は、支持腕の屋外側先端部に取
り付けられ、軒樋保持具本体を摺動自在に挟持できれ
ば、適宜な形状でよく、例えば、開口部が下方に向けら
れたコ字状部材を支持腕の屋外側先端部に取り付け、こ
の開口部の開口の大きさを軒樋保持具本体の短手方向の
幅とほぼ同じにし、コ字状部材の垂直方向の長さをほぼ
軒樋保持具本体の腕部の垂直方向の長さとほぼ同じに
し、開口部より内側の両側壁間の距離は軒樋保持具本体
の短手方向の幅より大きくしておくと、屋外側挟持部の
コ字状部材で軒樋保持具本体を挟持でき、軒樋保持具本
体とコ字状部材との間に弾性体を入れて、軒樋保持具本
体を水平方向に動かし、第1凹凸部と第2凹凸部との嵌
合を外し、軒樋保持具本体を摺動自在に挟持することが
できるので、好ましい。
【0018】請求項2記載の軒樋支持具において、固定
具の差込ピンの形状は、差込ピンを支持体の貫通孔と、
軒樋保持具本体の長孔と、弾性体と、止め具とに差し込
んで、支持腕の第1凹凸部に軒樋保持具本体の第2凹凸
部が嵌合して、軒樋保持具本体と支持体とを係止するこ
とができれば、適宜な形状でよく、例えば、一端部に頭
部を設けた棒状体にして、この棒状体の他端部にネジを
切り、この棒状体を貫通孔と、長孔と、弾性体とに差し
込み、止め具であるナットを螺入するようにしてもよ
い。
具の差込ピンの形状は、差込ピンを支持体の貫通孔と、
軒樋保持具本体の長孔と、弾性体と、止め具とに差し込
んで、支持腕の第1凹凸部に軒樋保持具本体の第2凹凸
部が嵌合して、軒樋保持具本体と支持体とを係止するこ
とができれば、適宜な形状でよく、例えば、一端部に頭
部を設けた棒状体にして、この棒状体の他端部にネジを
切り、この棒状体を貫通孔と、長孔と、弾性体とに差し
込み、止め具であるナットを螺入するようにしてもよ
い。
【0019】請求項2記載の軒樋支持具において、第1
凹凸部と第2凹凸部の形状は、第1凹凸部と第2凹凸部
とが嵌合できれば、適宜な形状でよく、例えば、第1凹
凸部を鋸歯状にして、これに対応させて、第2凹凸部も
鋸歯状の凸部と凹部にしておくと、第1凹凸部と第2凹
凸部とが嵌合できるので、好ましい。
凹凸部と第2凹凸部の形状は、第1凹凸部と第2凹凸部
とが嵌合できれば、適宜な形状でよく、例えば、第1凹
凸部を鋸歯状にして、これに対応させて、第2凹凸部も
鋸歯状の凸部と凹部にしておくと、第1凹凸部と第2凹
凸部とが嵌合できるので、好ましい。
【0020】請求項2記載の軒樋支持具において、固定
具の弾性体の形状は、差込ピンを弾性体に差し込むこと
ができ、軒樋支持具本体を水平方向に動かしたとき、軒
樋支持具本体が元の状態に戻るような力を軒樋支持具本
体に与えることができるものであれば、適宜な形状でよ
く、例えば、弾性体の形状をらせん状のバネや中央部の
水平方向に貫通した孔が開けられたゴム体でよい。
具の弾性体の形状は、差込ピンを弾性体に差し込むこと
ができ、軒樋支持具本体を水平方向に動かしたとき、軒
樋支持具本体が元の状態に戻るような力を軒樋支持具本
体に与えることができるものであれば、適宜な形状でよ
く、例えば、弾性体の形状をらせん状のバネや中央部の
水平方向に貫通した孔が開けられたゴム体でよい。
【0021】弾性体の形状がらせん状のバネであると、
らせん状のバネを第1凹凸部と第2凹凸部と反対側の支
持体と軒樋保持具本体とに間に挟むことができ、簡単な
構造であるので、好ましい。又、軒樋保持具本体を水平
方向に動かしても、らせん状のバネで軒樋保持具本体に
元の状態に戻るような力を与えることができるので、好
ましい。
らせん状のバネを第1凹凸部と第2凹凸部と反対側の支
持体と軒樋保持具本体とに間に挟むことができ、簡単な
構造であるので、好ましい。又、軒樋保持具本体を水平
方向に動かしても、らせん状のバネで軒樋保持具本体に
元の状態に戻るような力を与えることができるので、好
ましい。
【0022】又、ゴム体の場合も、中央部の縦方向に貫
通した孔を開けた小片にしておくと、上記と同様に、簡
単な構造で、軒樋保持具本体を水平方向に動かしたと
き、らせん状のバネで軒樋保持具本体に元の状態に戻る
ような力を与えることができるので、好ましい。
通した孔を開けた小片にしておくと、上記と同様に、簡
単な構造で、軒樋保持具本体を水平方向に動かしたと
き、らせん状のバネで軒樋保持具本体に元の状態に戻る
ような力を与えることができるので、好ましい。
【0023】
【作用】請求項1記載の軒樋支持具では、支持腕には、
摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持部の屋内側
に貫通孔とが設けられ、軒樋保持具本体には、ほぼ中央
部には長手方向に複数個の差込孔と屋内側端部に摺動自
在の屋内側挟持部とが設けられ、固定具は、差込ピン
と、弾性体と、止め具とからなり、屋外側挟持部で軒樋
保持具本体を挟持し、屋内側挟持部で支持腕を挟持し、
固定具の差込ピンが支持腕の貫通孔と、固定具の弾性体
と、止め具と、差込孔に差し込まれているから、弾性体
を縮めて、差込ピンを差込孔から外すことによって、軒
樋保持具本体を摺動させて、簡単に出寸法を調節するこ
とができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力が働い
て、差込ピンを差込孔に簡単に差し込むことができる。
摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持部の屋内側
に貫通孔とが設けられ、軒樋保持具本体には、ほぼ中央
部には長手方向に複数個の差込孔と屋内側端部に摺動自
在の屋内側挟持部とが設けられ、固定具は、差込ピン
と、弾性体と、止め具とからなり、屋外側挟持部で軒樋
保持具本体を挟持し、屋内側挟持部で支持腕を挟持し、
固定具の差込ピンが支持腕の貫通孔と、固定具の弾性体
と、止め具と、差込孔に差し込まれているから、弾性体
を縮めて、差込ピンを差込孔から外すことによって、軒
樋保持具本体を摺動させて、簡単に出寸法を調節するこ
とができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力が働い
て、差込ピンを差込孔に簡単に差し込むことができる。
【0024】従って、高所で、足場が悪く、見えにくい
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、差込ピンを引っ張ったり、押し
たりして、出寸法を調節して、差込ピンを放すだけで、
軒樋保持具本体の差込孔に簡単に差し込むことができ
る。
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、差込ピンを引っ張ったり、押し
たりして、出寸法を調節して、差込ピンを放すだけで、
軒樋保持具本体の差込孔に簡単に差し込むことができ
る。
【0025】請求項2記載の軒樋支持具では、支持腕に
は、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持部の両
側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持部の一方の側
壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、軒樋保持具本体に
は、ほぼ中央部には水平方向に長手方向に沿って長孔
と、支持腕の第1凹凸部に対応した位置に第2凹凸部と
が設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具
とからなり、屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、
差込ピンが貫通孔と、長孔と、弾性体と、止め具とに差
し込まれているから、軒樋保持具本体を水平方向に動か
して、弾性体を縮めて、第1凹凸部を第2凹凸部から外
して、軒樋保持具本体を摺動させて、簡単に出寸法を調
節することができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力
が働いて、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合さ
せ、軒樋保持具本体と支持体とを係止することができ
る。
は、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持部の両
側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持部の一方の側
壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、軒樋保持具本体に
は、ほぼ中央部には水平方向に長手方向に沿って長孔
と、支持腕の第1凹凸部に対応した位置に第2凹凸部と
が設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具
とからなり、屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、
差込ピンが貫通孔と、長孔と、弾性体と、止め具とに差
し込まれているから、軒樋保持具本体を水平方向に動か
して、弾性体を縮めて、第1凹凸部を第2凹凸部から外
して、軒樋保持具本体を摺動させて、簡単に出寸法を調
節することができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力
が働いて、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合さ
せ、軒樋保持具本体と支持体とを係止することができ
る。
【0026】従って、高所で、足場が悪く、見えにくい
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、軒樋保持具本体を水平方向に動
かして、出寸法を調節して、軒樋保持具本体を放すだけ
で、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合させること
ができる。
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、軒樋保持具本体を水平方向に動
かして、出寸法を調節して、軒樋保持具本体を放すだけ
で、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合させること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜図3に
基づいて説明する。図1は軒樋支持具の斜視説明図、図
2は図1の要部の拡大説明図、図3は図2において、差
込ピンが差込孔から外れた状態を示す拡大説明図であ
る。
基づいて説明する。図1は軒樋支持具の斜視説明図、図
2は図1の要部の拡大説明図、図3は図2において、差
込ピンが差込孔から外れた状態を示す拡大説明図であ
る。
【0028】図1及び図2において、Aはステンレス製
の軒樋支持具であり、この軒樋支持具Aは、支持体1と
軒樋保持具本体2と固定具3と止め具4とワッシャー5
とから構成されている。
の軒樋支持具であり、この軒樋支持具Aは、支持体1と
軒樋保持具本体2と固定具3と止め具4とワッシャー5
とから構成されている。
【0029】支持体1は、取付部11と支持腕12と屋
外側先端部の屋外側挟持部13とからなっている。取付
部11は、板状体で、両端部には2個づつの取付孔11
1が設けられ、取付部11の屋外側面には上端ほぼ中央
部から屋外側に向けて支持腕12が突出して設けられて
いる。
外側先端部の屋外側挟持部13とからなっている。取付
部11は、板状体で、両端部には2個づつの取付孔11
1が設けられ、取付部11の屋外側面には上端ほぼ中央
部から屋外側に向けて支持腕12が突出して設けられて
いる。
【0030】この支持腕12には、屋外側先端部に屋外
側挟持部13が設けられ、この屋外側挟持部13の屋内
側に貫通孔14が開けられている。屋外側挟持部13
は、開口部(図示省略)が横方に向けられたコ字状部材
からなり、この開口部の開口の大きさは軒樋保持具本体
2の厚みより若干大きくなされ、コ字状の屋外側挟持部
13の軒樋方向の幅はほぼ軒樋保持具本体の幅とほぼ同
じ幅になされている。このコ字状部材で横方から軒樋保
持具本体2の屋外側部を摺動自在に挟持することができ
るようになされている。
側挟持部13が設けられ、この屋外側挟持部13の屋内
側に貫通孔14が開けられている。屋外側挟持部13
は、開口部(図示省略)が横方に向けられたコ字状部材
からなり、この開口部の開口の大きさは軒樋保持具本体
2の厚みより若干大きくなされ、コ字状の屋外側挟持部
13の軒樋方向の幅はほぼ軒樋保持具本体の幅とほぼ同
じ幅になされている。このコ字状部材で横方から軒樋保
持具本体2の屋外側部を摺動自在に挟持することができ
るようになされている。
【0031】軒樋保持具本体2には、腕部21と、この
腕部21の屋外側先端部に設けられた屋外側耳保持部2
2と、この腕部21の屋内側に設けられた屋内側耳保持
部23と、この屋内側耳保持部23の上部に屋内側挟持
部27とが設けられ、この腕部21のほぼ中央部には長
手方向に一定間隔をおいて5個の差込孔24が開けられ
ている。
腕部21の屋外側先端部に設けられた屋外側耳保持部2
2と、この腕部21の屋内側に設けられた屋内側耳保持
部23と、この屋内側耳保持部23の上部に屋内側挟持
部27とが設けられ、この腕部21のほぼ中央部には長
手方向に一定間隔をおいて5個の差込孔24が開けられ
ている。
【0032】屋外側耳保持部22は、上方に向けた凸部
からなり、屋内側耳保持部23はバネ片25と受け片2
6とからなっている。屋内側挟持部27は、2つの小コ
字状部材からなり、小コ字状部材を開口部28が互いに
向き合うようにして、屋内側耳保持部23の上部の両端
縁に取り付けられている。この開口部28の開口の大き
さは、支持腕12の厚みより若干大きくなされており、
支持腕12上での離されている2つの小コ字状部材の端
縁間の距離は、差込ピン(後述説明)31の頭部311
の幅より若干大きくなされている。この2つの小コ字状
部材で横方から支持腕12の屋内側部を摺動自在に挟持
することができるようになされている。
からなり、屋内側耳保持部23はバネ片25と受け片2
6とからなっている。屋内側挟持部27は、2つの小コ
字状部材からなり、小コ字状部材を開口部28が互いに
向き合うようにして、屋内側耳保持部23の上部の両端
縁に取り付けられている。この開口部28の開口の大き
さは、支持腕12の厚みより若干大きくなされており、
支持腕12上での離されている2つの小コ字状部材の端
縁間の距離は、差込ピン(後述説明)31の頭部311
の幅より若干大きくなされている。この2つの小コ字状
部材で横方から支持腕12の屋内側部を摺動自在に挟持
することができるようになされている。
【0033】固定具3は、金属製で、差込ピン31と、
らせん状のバネ32と、止め具4と、ワッシャー5から
なっている。差込ピン31は、T字形で、上端部に頭部
311を有した小丸棒312で、この小丸棒312の長
さは、支持腕12と腕部21間の長さより若干長くなさ
れている。この小丸棒312の下端部には雄ネジが切ら
れている。止め具4とワッシャー5は、金属製で、止め
具4には中央部に丸孔が開けられ、雌ネジが切られ、小
丸棒312の雄ネジに螺入できるようになされている。
らせん状のバネ32と、止め具4と、ワッシャー5から
なっている。差込ピン31は、T字形で、上端部に頭部
311を有した小丸棒312で、この小丸棒312の長
さは、支持腕12と腕部21間の長さより若干長くなさ
れている。この小丸棒312の下端部には雄ネジが切ら
れている。止め具4とワッシャー5は、金属製で、止め
具4には中央部に丸孔が開けられ、雌ネジが切られ、小
丸棒312の雄ネジに螺入できるようになされている。
【0034】らせん状のバネ32の内径は差込ピン31
の小丸棒312の径より若干大きくなされている。らせ
ん状のバネ32の長さは支持腕12と腕部21間の長さ
より若干小さく、ワッシャー5と止め具4とで挟まれ
て、支持腕12と腕部21間におさまるようになされて
いる。
の小丸棒312の径より若干大きくなされている。らせ
ん状のバネ32の長さは支持腕12と腕部21間の長さ
より若干小さく、ワッシャー5と止め具4とで挟まれ
て、支持腕12と腕部21間におさまるようになされて
いる。
【0035】次に、本発明の一実施例の取付方法と作用
について説明する。先ず、工場にて、支持体1の屋外側
先端部の屋外側挟持部13で軒樋保持具本体2の腕部2
1を横方から挟持し、軒樋保持具本体2の屋内側挟持部
27で支持腕12の屋内側部の両端縁を挟持して、支持
体1に軒樋保持具本体2を取り付ける。次に、図2に示
すように、差込ピン31をワッシャー5と、支持腕12
の貫通孔14と、ワッシャー5と、らせん状のバネ32
と、ワッシャー5と、止め具4と、腕部21の順になる
ように差込ピン31をそれぞれに差し込んだものを出荷
する。
について説明する。先ず、工場にて、支持体1の屋外側
先端部の屋外側挟持部13で軒樋保持具本体2の腕部2
1を横方から挟持し、軒樋保持具本体2の屋内側挟持部
27で支持腕12の屋内側部の両端縁を挟持して、支持
体1に軒樋保持具本体2を取り付ける。次に、図2に示
すように、差込ピン31をワッシャー5と、支持腕12
の貫通孔14と、ワッシャー5と、らせん状のバネ32
と、ワッシャー5と、止め具4と、腕部21の順になる
ように差込ピン31をそれぞれに差し込んだものを出荷
する。
【0036】次に、現場では、支持体1の取付部11の
取付孔111に釘(図示省略)を差し込んで、軒先の鼻
隠し板(図示省略)に支持体1を取り付ける。次に、図
3に示すように、固定具3の差込ピン31を上方に片手
で引っ張り上げ、らせん状のバネ32を縮めて、差込ピ
ン31の小丸棒312の下端部を腕部21の差込孔24
から抜く。次に、腕部21を長手方向の前後に摺動し
て、腕部21の出寸法を調節する。次に、出寸法を調節
した後、固定具3の差込ピン31を放して、差込ピン3
1の小丸棒312の下端部を腕部21の差込孔24に差
し込む。
取付孔111に釘(図示省略)を差し込んで、軒先の鼻
隠し板(図示省略)に支持体1を取り付ける。次に、図
3に示すように、固定具3の差込ピン31を上方に片手
で引っ張り上げ、らせん状のバネ32を縮めて、差込ピ
ン31の小丸棒312の下端部を腕部21の差込孔24
から抜く。次に、腕部21を長手方向の前後に摺動し
て、腕部21の出寸法を調節する。次に、出寸法を調節
した後、固定具3の差込ピン31を放して、差込ピン3
1の小丸棒312の下端部を腕部21の差込孔24に差
し込む。
【0037】次に、出寸法が調節された軒樋支持具Aの
屋外側耳保持部22に軒樋(図示省略)の屋外側耳部を
引っ掛けて、屋内側方向に回動させて、軒樋の屋内側耳
部を屋内側耳保持部23のバネ片25と受け片26との
間に差し込んで、軒樋支持具Aに軒樋を取り付ける。
屋外側耳保持部22に軒樋(図示省略)の屋外側耳部を
引っ掛けて、屋内側方向に回動させて、軒樋の屋内側耳
部を屋内側耳保持部23のバネ片25と受け片26との
間に差し込んで、軒樋支持具Aに軒樋を取り付ける。
【0038】このようにすると、支持腕12には、摺動
自在の屋外側挟持部13と、この屋外側挟持部13の屋
内側に貫通孔14とが設けられ、軒樋保持具本体2に
は、ほぼ中央部には長手方向に5個の差込孔24と屋内
側端部に摺動自在の屋内側挟持部27とが設けられ、固
定具3は、差込ピン31と、らせん状のバネ32とから
なり、支持腕12の屋外側挟持部13で軒樋保持具本体
2を挟持し、屋内側挟持部27で支持腕12を挟持し、
差込ピン31が支持腕12の貫通孔14と、らせん状の
バネ32と、止め具4と、差込孔24に差し込まれてい
るから、らせん状のバネ32を縮めて、差込ピン31を
差込孔24から外すことによって、腕部21を摺動させ
て、簡単に出寸法を調節することができる。又、調節後
はらせん状のバネ32の元に戻る力が働いて、差込ピン
31を差込孔24に簡単に差し込むことができる。
自在の屋外側挟持部13と、この屋外側挟持部13の屋
内側に貫通孔14とが設けられ、軒樋保持具本体2に
は、ほぼ中央部には長手方向に5個の差込孔24と屋内
側端部に摺動自在の屋内側挟持部27とが設けられ、固
定具3は、差込ピン31と、らせん状のバネ32とから
なり、支持腕12の屋外側挟持部13で軒樋保持具本体
2を挟持し、屋内側挟持部27で支持腕12を挟持し、
差込ピン31が支持腕12の貫通孔14と、らせん状の
バネ32と、止め具4と、差込孔24に差し込まれてい
るから、らせん状のバネ32を縮めて、差込ピン31を
差込孔24から外すことによって、腕部21を摺動させ
て、簡単に出寸法を調節することができる。又、調節後
はらせん状のバネ32の元に戻る力が働いて、差込ピン
31を差込孔24に簡単に差し込むことができる。
【0039】次に、他の実施例を図4〜図6に基づいて
説明する。図4は軒樋支持具の斜視説明図、図5は図4
の要部の拡大説明図、図6は図5において、差込ピンが
差込孔から外れた状態を示す拡大説明図である。
説明する。図4は軒樋支持具の斜視説明図、図5は図4
の要部の拡大説明図、図6は図5において、差込ピンが
差込孔から外れた状態を示す拡大説明図である。
【0040】他の実施例の構造を、図1の一実施例の構
造と比較すると、図4〜図6に示すように、差込ピンの
小丸棒の下端部の形状と、軒樋保持具本体2の腕部21
に開けられた差込孔が小丸棒を挟んで、長手方向に2列
開けられている点がことなり、差込ピン31を差込孔2
4から外すとき、下方向に差込ピンを押えつけるもの
で、その他はほとんど同様である。従って、異なる点の
み説明する。
造と比較すると、図4〜図6に示すように、差込ピンの
小丸棒の下端部の形状と、軒樋保持具本体2の腕部21
に開けられた差込孔が小丸棒を挟んで、長手方向に2列
開けられている点がことなり、差込ピン31を差込孔2
4から外すとき、下方向に差込ピンを押えつけるもの
で、その他はほとんど同様である。従って、異なる点の
み説明する。
【0041】図4〜図6において、図4において、Bは
ステンレス製の軒樋支持具であり、この軒樋支持具B
は、支持体1と軒樋保持具本体2aと固定具3aとから
構成されている。
ステンレス製の軒樋支持具であり、この軒樋支持具B
は、支持体1と軒樋保持具本体2aと固定具3aとから
構成されている。
【0042】軒樋保持具本体2aには、腕部21aと、
この腕部21aの屋外側先端部に設けられた屋外側耳保
持部22aと、この腕部21aの屋内側に設けられた屋
内側耳保持部23aと、この屋内側耳保持部23aの上
部に屋内側挟持部27aとが設けられ、この腕部21a
には、ほぼ中央部の長手方向に長孔29と、この長孔2
9の両側にそれぞれ一定間隔をおいて5個の差込孔24
aが開けられている。
この腕部21aの屋外側先端部に設けられた屋外側耳保
持部22aと、この腕部21aの屋内側に設けられた屋
内側耳保持部23aと、この屋内側耳保持部23aの上
部に屋内側挟持部27aとが設けられ、この腕部21a
には、ほぼ中央部の長手方向に長孔29と、この長孔2
9の両側にそれぞれ一定間隔をおいて5個の差込孔24
aが開けられている。
【0043】屋外側耳保持部22aは、上方に向けた凸
部からなり、屋内側耳保持部23aはバネ片25aと受
け片26aとからなっている。屋内側挟持部27aは、
2つの小コ字状部材からなり、小コ字状部材を開口部2
8aが互いに向き合うようにして、屋内側耳保持部23
aの上部の両端縁に取り付けられている。この開口部2
8aの開口の大きさは支持腕12の厚みより若干大きく
なされており、支持腕12上で離されている2つの小コ
字状部材の端縁間の距離は差込ピン(後述説明)31a
の頭部311aの幅より若干大きくなされている。この
2つの小コ字状部材で横方から支持腕12aの屋内側部
を摺動自在に挟持することができるようになされてい
る。
部からなり、屋内側耳保持部23aはバネ片25aと受
け片26aとからなっている。屋内側挟持部27aは、
2つの小コ字状部材からなり、小コ字状部材を開口部2
8aが互いに向き合うようにして、屋内側耳保持部23
aの上部の両端縁に取り付けられている。この開口部2
8aの開口の大きさは支持腕12の厚みより若干大きく
なされており、支持腕12上で離されている2つの小コ
字状部材の端縁間の距離は差込ピン(後述説明)31a
の頭部311aの幅より若干大きくなされている。この
2つの小コ字状部材で横方から支持腕12aの屋内側部
を摺動自在に挟持することができるようになされてい
る。
【0044】固定具3aは、金属製で、差込ピン31a
と、らせん状のバネ32aとからなっている。差込ピン
31aは、小丸棒312aの上端部に頭部311aと下
端部に横材313をほぼ水平に取り付けられ、この横材
313の両端部に上方に向けて突設物314が設けられ
ている。通常状態では、突設物314が軒樋保持具本体
2aの長手方向に2列に並んだ差込孔24aに差し込ま
れるようになされている。この小丸棒312aの長さ
は、支持腕12と腕部21a間の長さより若干長くなさ
れている。
と、らせん状のバネ32aとからなっている。差込ピン
31aは、小丸棒312aの上端部に頭部311aと下
端部に横材313をほぼ水平に取り付けられ、この横材
313の両端部に上方に向けて突設物314が設けられ
ている。通常状態では、突設物314が軒樋保持具本体
2aの長手方向に2列に並んだ差込孔24aに差し込ま
れるようになされている。この小丸棒312aの長さ
は、支持腕12と腕部21a間の長さより若干長くなさ
れている。
【0045】らせん状のバネ32aの内径は差込ピン3
1aの小丸棒312aの径より若干大きくなされてい
る。図6に示すように、らせん状のバネ32aは差込ピ
ン31aを押えた時、突設物314が差込孔24aから
抜くことができる長さになされている。
1aの小丸棒312aの径より若干大きくなされてい
る。図6に示すように、らせん状のバネ32aは差込ピ
ン31aを押えた時、突設物314が差込孔24aから
抜くことができる長さになされている。
【0046】次に、本発明の他の実施例の取付方法と作
用について説明する。先ず、工場にて、支持体1の屋外
側先端部の屋外側挟持部13で軒樋保持具本体2aの腕
部21aを横方から挟持し、軒樋保持具本体2aの屋内
側挟持部27aで支持腕12の屋内側部の両端縁を挟持
して、支持体1に軒樋保持具本体2aを取り付ける。次
に、図5に示すように、差込ピン31aの小丸棒312
aをらせん状のバネ32aと、支持腕12の貫通孔14
と、腕部21aの長孔29の順になるようにそれぞれに
差し込み、小丸棒312aの下端部に横材313を取り
付け、横材313の両端部の突設物314を腕部21a
の差込孔24aに下方から差し込んだものを出荷する。
用について説明する。先ず、工場にて、支持体1の屋外
側先端部の屋外側挟持部13で軒樋保持具本体2aの腕
部21aを横方から挟持し、軒樋保持具本体2aの屋内
側挟持部27aで支持腕12の屋内側部の両端縁を挟持
して、支持体1に軒樋保持具本体2aを取り付ける。次
に、図5に示すように、差込ピン31aの小丸棒312
aをらせん状のバネ32aと、支持腕12の貫通孔14
と、腕部21aの長孔29の順になるようにそれぞれに
差し込み、小丸棒312aの下端部に横材313を取り
付け、横材313の両端部の突設物314を腕部21a
の差込孔24aに下方から差し込んだものを出荷する。
【0047】次に、図6に示すように、固定具3の差込
ピン31の頭部311aを下方向に押えて、らせん状の
バネ32aを縮めて、突設物314が差込孔24aから
抜く。次に、腕部21aを長手方向の前後に摺動して、
腕部21aの出寸法を調節する。次に、出寸法を調節し
た後、固定具3aの差込ピン31aを放して、差込ピン
31aの両端部の突設物314を腕部21aの差込孔2
4aに下方から差し込む。
ピン31の頭部311aを下方向に押えて、らせん状の
バネ32aを縮めて、突設物314が差込孔24aから
抜く。次に、腕部21aを長手方向の前後に摺動して、
腕部21aの出寸法を調節する。次に、出寸法を調節し
た後、固定具3aの差込ピン31aを放して、差込ピン
31aの両端部の突設物314を腕部21aの差込孔2
4aに下方から差し込む。
【0048】作用については、ほとんど一実施例と同じ
でであるので、省略する。
でであるので、省略する。
【0049】次に、別の実施例を図7〜図9に基づいて
説明する。図7は軒樋支持具の正面図、図8は図7の要
部の拡大説明図、図9は図7のX−X線端面図である。
説明する。図7は軒樋支持具の正面図、図8は図7の要
部の拡大説明図、図9は図7のX−X線端面図である。
【0050】他の実施例の構造を、図1の一実施例の構
造と比較すると、図7〜図9に示すように、支持腕12
bの屋外側挟持部13bの一方の側壁の内側に第1凹凸
部15と、軒樋保持具本体2bの長孔29bと、第1凹
凸部15に対応した位置に第2凹凸部16とが設けら
れ、第1凹凸部15に第2凹凸部16を嵌合して、固定
具3bで、軒樋保持具本体2bと支持体1bとを係止し
ており、軒樋保持具本体2bを摺動させるときは、軒樋
保持具本体2bを水平方向に動かして、第1凹凸部15
と第2凹凸部16とを外して、微調整が行われるもの
で、その他はほとんど同様である。従って、異なる点の
み説明する。
造と比較すると、図7〜図9に示すように、支持腕12
bの屋外側挟持部13bの一方の側壁の内側に第1凹凸
部15と、軒樋保持具本体2bの長孔29bと、第1凹
凸部15に対応した位置に第2凹凸部16とが設けら
れ、第1凹凸部15に第2凹凸部16を嵌合して、固定
具3bで、軒樋保持具本体2bと支持体1bとを係止し
ており、軒樋保持具本体2bを摺動させるときは、軒樋
保持具本体2bを水平方向に動かして、第1凹凸部15
と第2凹凸部16とを外して、微調整が行われるもの
で、その他はほとんど同様である。従って、異なる点の
み説明する。
【0051】図7において、Cはステンレス製の軒樋支
持具であり、この軒樋支持具Cは、支持体1bと軒樋保
持具本体2bと固定具3bとから構成されている。図8
及び図9に示すように、支持腕12bには、摺動自在の
屋外側挟持部13bと、この屋外側挟持部13bの両側
壁のほぼ中央部に貫通孔14b、14bと、屋外側挟持
部13bの一方の側壁の内側に鋸歯状の第1凹凸部15
とが設けられている。
持具であり、この軒樋支持具Cは、支持体1bと軒樋保
持具本体2bと固定具3bとから構成されている。図8
及び図9に示すように、支持腕12bには、摺動自在の
屋外側挟持部13bと、この屋外側挟持部13bの両側
壁のほぼ中央部に貫通孔14b、14bと、屋外側挟持
部13bの一方の側壁の内側に鋸歯状の第1凹凸部15
とが設けられている。
【0052】屋外側挟持部13bは、開口部131を下
方に向けたコ字状部材132が支持腕12bの屋外側先
端部に取り付けられたものである。この開口部131の
開口の大きさは、軒樋保持具本体2bの短手方向の幅と
ほぼ同じになされている。コ字状部材132の垂直方向
の長さは、ほぼ軒樋保持具本体2bの腕部21bの垂直
方向の長さとほぼ同じになされている。開口部131よ
り内側の両側壁間の距離は、軒樋保持具本体2bの短手
方向の幅より大きくなされている。
方に向けたコ字状部材132が支持腕12bの屋外側先
端部に取り付けられたものである。この開口部131の
開口の大きさは、軒樋保持具本体2bの短手方向の幅と
ほぼ同じになされている。コ字状部材132の垂直方向
の長さは、ほぼ軒樋保持具本体2bの腕部21bの垂直
方向の長さとほぼ同じになされている。開口部131よ
り内側の両側壁間の距離は、軒樋保持具本体2bの短手
方向の幅より大きくなされている。
【0053】軒樋保持具本体2bには、腕部21bと、
この腕部21bの屋外側先端部に設けられた屋外側耳保
持部22bと、この腕部21bの屋内側に設けられた屋
内側耳保持部23bとが設けられ、この腕部21bに
は、ほぼ中央部で水平方向に長手方向に沿って長孔29
bと、支持腕12bの第1凹凸部15に対応した位置に
鋸歯状の第2凹凸部16とが設けられている。
この腕部21bの屋外側先端部に設けられた屋外側耳保
持部22bと、この腕部21bの屋内側に設けられた屋
内側耳保持部23bとが設けられ、この腕部21bに
は、ほぼ中央部で水平方向に長手方向に沿って長孔29
bと、支持腕12bの第1凹凸部15に対応した位置に
鋸歯状の第2凹凸部16とが設けられている。
【0054】固定具3bは、金属製で、差込ピン31b
と、らせん状のバネ32bと、止め具4bとからなって
いる。差込ピン31bは、小丸棒312bの一端部に頭
部311bが設けられ、他端部にはネジが切られてい
る。この小丸棒312bの長さは、屋外側挟持部13b
の幅より若干長くなされている。らせん状のバネ32b
の内径は、差込ピン31bの小丸棒312bの径より若
干大きくなされている。
と、らせん状のバネ32bと、止め具4bとからなって
いる。差込ピン31bは、小丸棒312bの一端部に頭
部311bが設けられ、他端部にはネジが切られてい
る。この小丸棒312bの長さは、屋外側挟持部13b
の幅より若干長くなされている。らせん状のバネ32b
の内径は、差込ピン31bの小丸棒312bの径より若
干大きくなされている。
【0055】屋外側挟持部13bのコ字状部材132
で、軒樋保持具本体2bとコ字状部材132との間に弾
性体であるらせん状のバネ32bを挟んだ状態で、軒樋
保持具本体2bを挟持できるようになされている。軒樋
保持具本体2bをらせん状のバネ32b方向に動かし、
らせん状のバネ32bを縮めて、第1凹凸部15と第2
凹凸部16との嵌合を外すことができ、軒樋保持具本体
2bを屋外側挟持部13b内で前後方向に摺動自在にす
ることができるようになされている。
で、軒樋保持具本体2bとコ字状部材132との間に弾
性体であるらせん状のバネ32bを挟んだ状態で、軒樋
保持具本体2bを挟持できるようになされている。軒樋
保持具本体2bをらせん状のバネ32b方向に動かし、
らせん状のバネ32bを縮めて、第1凹凸部15と第2
凹凸部16との嵌合を外すことができ、軒樋保持具本体
2bを屋外側挟持部13b内で前後方向に摺動自在にす
ることができるようになされている。
【0056】次に、本発明の別の実施例の取付方法と作
用について説明する。先ず、工場にて、支持体1bの屋
外側先端部の屋外側挟持部13bのコ字状部材132
で、軒樋保持具本体2bの腕部21bと、らせん状のバ
ネ32bとを挟持し、屋外側挟持部13bの貫通孔14
b、14bと、腕部21bの長孔29bと、らせん状の
バネ32bの内径に差込ピン31bを差し込んで、差込
ピン31bの他端部のネジに止め具4bを螺入して、支
持体1bに軒樋保持具本体2bを取り付けたものを出荷
する。
用について説明する。先ず、工場にて、支持体1bの屋
外側先端部の屋外側挟持部13bのコ字状部材132
で、軒樋保持具本体2bの腕部21bと、らせん状のバ
ネ32bとを挟持し、屋外側挟持部13bの貫通孔14
b、14bと、腕部21bの長孔29bと、らせん状の
バネ32bの内径に差込ピン31bを差し込んで、差込
ピン31bの他端部のネジに止め具4bを螺入して、支
持体1bに軒樋保持具本体2bを取り付けたものを出荷
する。
【0057】次に、軒樋保持具本体2bをらせん状のバ
ネ32b方向に動かし、らせん状のバネ32bを縮め
て、第1凹凸部15と第2凹凸部16との嵌合を外す。
次に、軒樋保持具本体2bの腕部21aを長手方向の前
後に摺動して、腕部21aの出寸法を調節する。
ネ32b方向に動かし、らせん状のバネ32bを縮め
て、第1凹凸部15と第2凹凸部16との嵌合を外す。
次に、軒樋保持具本体2bの腕部21aを長手方向の前
後に摺動して、腕部21aの出寸法を調節する。
【0058】このようにすると、支持腕1bには、摺動
自在の屋外側挟持部13bと、この屋外側挟持部13b
の両側壁のほぼ中央部に貫通孔14bと、屋外側挟持部
13bの一方の側壁の内側に第1凹凸部15とが設けら
れ、軒樋保持具本体2bには、ほぼ中央部には水平方向
に長手方向に沿って長孔29bと、支持腕12bの第1
凹凸部15に対応した位置に第2凹凸部16とが設けら
れ、固定具3bは、差込ピン31bと、らせん状のバネ
32bと、止め具4bとからなり、屋外側挟持部13b
で軒樋保持具本体2bを挟持し、差込ピン31bが貫通
孔14bと、長孔29bと、らせん状のバネ32bと、
止め具4bとに差し込まれているから、軒樋保持具本体
2bを水平方向に動かして、らせん状のバネ32bを縮
めて、第1凹凸部15を第2凹凸部16から外して、軒
樋保持具本体1bを摺動させて、簡単に出寸法を調節す
ることができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力が働
いて、支持腕12bの第1凹凸部15に第2凹凸部16
を嵌合させ、軒樋保持具本体2bと支持体1bとを係止
することができる。
自在の屋外側挟持部13bと、この屋外側挟持部13b
の両側壁のほぼ中央部に貫通孔14bと、屋外側挟持部
13bの一方の側壁の内側に第1凹凸部15とが設けら
れ、軒樋保持具本体2bには、ほぼ中央部には水平方向
に長手方向に沿って長孔29bと、支持腕12bの第1
凹凸部15に対応した位置に第2凹凸部16とが設けら
れ、固定具3bは、差込ピン31bと、らせん状のバネ
32bと、止め具4bとからなり、屋外側挟持部13b
で軒樋保持具本体2bを挟持し、差込ピン31bが貫通
孔14bと、長孔29bと、らせん状のバネ32bと、
止め具4bとに差し込まれているから、軒樋保持具本体
2bを水平方向に動かして、らせん状のバネ32bを縮
めて、第1凹凸部15を第2凹凸部16から外して、軒
樋保持具本体1bを摺動させて、簡単に出寸法を調節す
ることができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力が働
いて、支持腕12bの第1凹凸部15に第2凹凸部16
を嵌合させ、軒樋保持具本体2bと支持体1bとを係止
することができる。
【0059】従って、高所で、足場が悪く、見えにくい
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、軒樋保持具本体bを水平方向に
動かして、出寸法を調節して、軒樋保持具本体1bを放
すだけで、支持腕12bの第1凹凸部15に第2凹凸部
16を嵌合させることができる。
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、軒樋保持具本体bを水平方向に
動かして、出寸法を調節して、軒樋保持具本体1bを放
すだけで、支持腕12bの第1凹凸部15に第2凹凸部
16を嵌合させることができる。
【0060】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られる
ものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。
説明してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られる
ものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。
【0061】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1記
載の軒樋支持具では、支持腕には、摺動自在の屋外側挟
持部と、この屋外側挟持部の屋内側に貫通孔とが設けら
れ、軒樋保持具本体には、ほぼ中央部には長手方向に複
数個の差込孔と屋内側端部に摺動自在の屋内側挟持部と
が設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具
とからなり、屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、
屋内側挟持部で支持腕を挟持し、固定具の差込ピンが支
持腕の貫通孔と、固定具の弾性体と、止め具と、差込孔
に差し込まれているから、弾性体を縮めて、差込ピンを
差込孔から外すことによって、軒樋保持具本体を摺動さ
せて、簡単に出寸法を調節することができる。又、調節
後は弾性体の元に戻る力が働いて、差込ピンを差込孔に
簡単に差し込むことができる。
載の軒樋支持具では、支持腕には、摺動自在の屋外側挟
持部と、この屋外側挟持部の屋内側に貫通孔とが設けら
れ、軒樋保持具本体には、ほぼ中央部には長手方向に複
数個の差込孔と屋内側端部に摺動自在の屋内側挟持部と
が設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具
とからなり、屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、
屋内側挟持部で支持腕を挟持し、固定具の差込ピンが支
持腕の貫通孔と、固定具の弾性体と、止め具と、差込孔
に差し込まれているから、弾性体を縮めて、差込ピンを
差込孔から外すことによって、軒樋保持具本体を摺動さ
せて、簡単に出寸法を調節することができる。又、調節
後は弾性体の元に戻る力が働いて、差込ピンを差込孔に
簡単に差し込むことができる。
【0062】従って、高所で、足場が悪く、見えにくい
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、差込ピンを引っ張ったり、押し
たりして、出寸法を調節して、差込ピンを放すだけで、
軒樋保持具本体の差込孔に簡単に差し込むことができ
る。
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、差込ピンを引っ張ったり、押し
たりして、出寸法を調節して、差込ピンを放すだけで、
軒樋保持具本体の差込孔に簡単に差し込むことができ
る。
【0063】請求項2記載の軒樋支持具では、支持腕に
は、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持部の両
側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持部の一方の側
壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、軒樋保持具本体に
は、ほぼ中央部には水平方向に長手方向に沿って長孔
と、支持腕の第1凹凸部に対応した位置に第2凹凸部と
が設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具
とからなり、屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、
差込ピンが貫通孔と、長孔と、弾性体と、止め具とに差
し込まれているから、軒樋保持具本体を水平方向に動か
して、弾性体を縮めて、第1凹凸部を第2凹凸部から外
して、軒樋保持具本体を摺動させて、簡単に出寸法を調
節することができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力
が働いて、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合さ
せ、軒樋保持具本体と支持体とを係止することができ
る。
は、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外側挟持部の両
側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持部の一方の側
壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、軒樋保持具本体に
は、ほぼ中央部には水平方向に長手方向に沿って長孔
と、支持腕の第1凹凸部に対応した位置に第2凹凸部と
が設けられ、固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具
とからなり、屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、
差込ピンが貫通孔と、長孔と、弾性体と、止め具とに差
し込まれているから、軒樋保持具本体を水平方向に動か
して、弾性体を縮めて、第1凹凸部を第2凹凸部から外
して、軒樋保持具本体を摺動させて、簡単に出寸法を調
節することができる。又、調節後は弾性体の元に戻る力
が働いて、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合さ
せ、軒樋保持具本体と支持体とを係止することができ
る。
【0064】従って、高所で、足場が悪く、見えにくい
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、軒樋保持具本体を水平方向に動
かして、出寸法を調節して、軒樋保持具本体を放すだけ
で、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合させること
ができる。
ところでも、固定具を押さえながら取り付け、取り外し
の作業をすることなく、軒樋保持具本体を水平方向に動
かして、出寸法を調節して、軒樋保持具本体を放すだけ
で、支持腕の第1凹凸部に第2凹凸部を嵌合させること
ができる。
【図1】軒樋支持具の斜視説明図である。
【図2】図1の要部の拡大説明図である。
【図3】図2において、差込ピンが差込孔から外れた状
態を示す拡大説明図である。
態を示す拡大説明図である。
【図4】軒樋支持具の斜視説明図である。
【図5】図4の要部の拡大説明図である。
【図6】図5において、差込ピンが差込孔から外れた状
態を示す拡大説明図である。
態を示す拡大説明図である。
【図7】軒樋支持具の正面図である。
【図8】図7の要部の拡大説明図である。
【図9】図7のX−X線端面図である。
A、B、C 軒樋支持具 1、1b 支持体 11、11b 取付部 111 取付孔 12、12b 支持腕 13、13b 屋外側挟持部 14、14b 貫通孔 15 第1凹凸部 16 第2凹凸部 2、2a、2b 軒樋保持具本体 21、21a、21b 腕部 22、22a、22b 屋外側耳保持部 23、23a、23b 屋内側耳保持部 24、24a 差込孔 25、25a バネ片 26、26a 受け片 27、27a 屋内側挟持部 28、28a 開口部 29、29b 長孔 3、3a、3b 固定具 31、31a、31b 差込ピン 311、311a、311b 頭部 312、312a、312b 小丸棒 313 横材 314 突設物 32、32a、32b らせん状のバネ 4、4b 止め具 5 ワッシャー
Claims (2)
- 【請求項1】 取付部とこの取付部から屋外側に向けて
突出した支持腕とからなる支持体と、両端部に耳保持部
が設けられた軒樋保持具本体と、固定具とから構成され
る軒樋支持具において、 前記支持腕には、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外
側挟持部の屋内側に貫通孔とが設けられ、 前記軒樋保持具本体には、ほぼ中央部には長手方向に複
数個の差込孔と屋内側端部に摺動自在の屋内側挟持部と
が設けられ、 前記固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具とからな
り、 支持腕の屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、軒樋
保持具本体の屋内側挟持部で支持腕を挟持し、固定具の
差込ピンが支持体の貫通孔と、固定具の弾性体と、止め
具と、軒樋保持具本体の差込孔とに差し込まれ、軒樋保
持具本体と支持体とが係止されていることを特徴とする
軒樋支持具。 - 【請求項2】 取付部とこの取付部から屋外側に向けて
突出した支持腕とからなる支持体と、両端部に耳保持部
が設けられた軒樋保持具本体と、固定具とから構成され
る軒樋支持具において、 前記支持腕には、摺動自在の屋外側挟持部と、この屋外
側挟持部の両側壁のほぼ中央部に貫通孔と、屋外側挟持
部の一方の側壁の内側に第1凹凸部とが設けられ、 前記軒樋保持具本体には、ほぼ中央部には水平方向に長
手方向に沿って長孔と、前記支持腕の第1凹凸部に対応
した位置に第2凹凸部とが設けられ、 前記固定具は、差込ピンと、弾性体と、止め具とからな
り、 支持腕の屋外側挟持部で軒樋保持具本体を挟持し、固定
具の差込ピンが支持体の貫通孔と、軒樋保持具本体の長
孔と、固定具の弾性体と、止め具とに差し込まれ、支持
腕の第1凹凸部に軒樋保持具本体の第2凹凸部が嵌合さ
れて、軒樋保持具本体と支持体とが係止されていること
を特徴とする軒樋支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11060303A JP2000230301A (ja) | 1998-12-09 | 1999-03-08 | 軒樋支持具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35046698 | 1998-12-09 | ||
JP10-350466 | 1998-12-09 | ||
JP11060303A JP2000230301A (ja) | 1998-12-09 | 1999-03-08 | 軒樋支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000230301A true JP2000230301A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=26401369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11060303A Pending JP2000230301A (ja) | 1998-12-09 | 1999-03-08 | 軒樋支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000230301A (ja) |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP11060303A patent/JP2000230301A/ja active Pending
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