JP2883840B2 - 天井板取付金具 - Google Patents
天井板取付金具Info
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- JP2883840B2 JP2883840B2 JP7261345A JP26134595A JP2883840B2 JP 2883840 B2 JP2883840 B2 JP 2883840B2 JP 7261345 A JP7261345 A JP 7261345A JP 26134595 A JP26134595 A JP 26134595A JP 2883840 B2 JP2883840 B2 JP 2883840B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井板を建物の天
井部に取付ける天井板取付金具に関するものである。
井部に取付ける天井板取付金具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種天井板の取付けは、大工が
天井板取付け個所に天井板を支持しながら、釘等で取付
けていた。
天井板取付け個所に天井板を支持しながら、釘等で取付
けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の天井板取付け作
業は、手を上げ続けての作業となるため、首や手が疲
れ、長時間に亘り同じ姿勢での作業はできず、作業に長
時間を要し、作業性が悪く、かつ首や手を上げての作業
は、作業に危険が伴う欠点があった。
業は、手を上げ続けての作業となるため、首や手が疲
れ、長時間に亘り同じ姿勢での作業はできず、作業に長
時間を要し、作業性が悪く、かつ首や手を上げての作業
は、作業に危険が伴う欠点があった。
【０００４】また、この種天井板取付け作業は、熟練者
による作業に負うところが多く、コスト高に付くという
問題点があった。
による作業に負うところが多く、コスト高に付くという
問題点があった。
【０００５】本発明は、天井部に野縁支持金具で取付け
た野縁に、野縁掛け金具を下方よりワンタッチで嵌合し
たり、天井板支持金具を横方向から嵌合することより、
作業性が良く、安全に作業ができる天井板取付金具を提
供することを目的とする。
た野縁に、野縁掛け金具を下方よりワンタッチで嵌合し
たり、天井板支持金具を横方向から嵌合することより、
作業性が良く、安全に作業ができる天井板取付金具を提
供することを目的とする。
【０００６】また、作業に特別な熟練を必要とせず、素
人にも容易に作業が行え、この種作業がコスト安に付く
天井板取付金具を提供することを目的とする。
人にも容易に作業が行え、この種作業がコスト安に付く
天井板取付金具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、本発明は、コの字状の野縁支持金具を設け、この野
縁支持金具の内面上部にバネ性を有する野縁押えを設け
る。
に、本発明は、コの字状の野縁支持金具を設け、この野
縁支持金具の内面上部にバネ性を有する野縁押えを設け
る。
【０００８】また、野縁支持金具上面に長穴を穿設せし
め、この長穴に挿嵌させ、天井部に螺合せしめて固定ナ
ットで締付けせしめ、固定させる高さ調整ボルトを設
け、この調整ボルトで野縁支持金具を天井部に固定せし
める。
め、この長穴に挿嵌させ、天井部に螺合せしめて固定ナ
ットで締付けせしめ、固定させる高さ調整ボルトを設
け、この調整ボルトで野縁支持金具を天井部に固定せし
める。
【０００９】そして、野縁支持金具下面と前記野縁押え
間に野縁を挿嵌せしめる。
間に野縁を挿嵌せしめる。
【００１０】一方、天井板上面に付設した上辺が下辺よ
り短いエの字状スライドレールを設け、このスライドレ
ールの上辺を挿嵌する、下面が開口したＣ字状金具を設
ける。
り短いエの字状スライドレールを設け、このスライドレ
ールの上辺を挿嵌する、下面が開口したＣ字状金具を設
ける。
【００１１】このＣ字状金具に野縁のリップ部を係合す
る抜出防止片と、野縁のウェブ部に当接するこの抜出防
止片の中間部から左右に拡がった弾発片からなるバネ性
を有する野縁掛け金具を設け、このＣ字状金具上面に野
縁掛け金具をスペーサーを介して回動自在に固定せしめ
る。
る抜出防止片と、野縁のウェブ部に当接するこの抜出防
止片の中間部から左右に拡がった弾発片からなるバネ性
を有する野縁掛け金具を設け、このＣ字状金具上面に野
縁掛け金具をスペーサーを介して回動自在に固定せしめ
る。
【００１２】前記天井部の野縁支持金具に挿嵌せしめた
野縁へ、天井板に固定せしめたスライドレールにＣ字状
金具を挿嵌させた野縁掛け金具を下方よりワンタッチで
嵌合する。
野縁へ、天井板に固定せしめたスライドレールにＣ字状
金具を挿嵌させた野縁掛け金具を下方よりワンタッチで
嵌合する。
【００１３】別の実施形態として、コの字状の野縁支持
金具を設け、この野縁支持金具の内面上部にバネ性を有
する野縁押えを設ける。
金具を設け、この野縁支持金具の内面上部にバネ性を有
する野縁押えを設ける。
【００１４】また、野縁支持金具上面に長穴を穿設せし
め、この長穴に挿嵌させ、天井部に螺合せしめて固定ナ
ットで締付けせしめ、固定させる高さ調整ボルトを設
け、この調整ボルトで野縁支持金具を天井部に固定せし
める。
め、この長穴に挿嵌させ、天井部に螺合せしめて固定ナ
ットで締付けせしめ、固定させる高さ調整ボルトを設
け、この調整ボルトで野縁支持金具を天井部に固定せし
める。
【００１５】そして、野縁支持金具下面と前記野縁押え
間に野縁を挿嵌せしめる。
間に野縁を挿嵌せしめる。
【００１６】一方、前記野縁支持金具と同様形状で天地
を逆にした天井板支持金具を設ける。
を逆にした天井板支持金具を設ける。
【００１７】天井板上面に付設した上辺が下辺より短い
エの字状スライドレールを設け、このスライドレールの
上辺を挿嵌する、下面が開口したＣ字状金具を設ける。
エの字状スライドレールを設け、このスライドレールの
上辺を挿嵌する、下面が開口したＣ字状金具を設ける。
【００１８】前記天井板支持金具の下面にＣ字状金具を
固定せしめ、前記天井部に取付けた野縁支持金具に挿嵌
せしめた野縁へ、天井板上面に付設したスライドレール
に、下面のＣ字状金具を挿嵌した天井板支持金具を横方
向から嵌合する。
固定せしめ、前記天井部に取付けた野縁支持金具に挿嵌
せしめた野縁へ、天井板上面に付設したスライドレール
に、下面のＣ字状金具を挿嵌した天井板支持金具を横方
向から嵌合する。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の天井板取付金具
の実施形態を示した添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
の実施形態を示した添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
【００２０】図１は天井下地材全体の平面図を示すもの
で、図２は図１の各部の拡大側面図を示し、（１）はＸ
部のもので、（２）はＹ部のものである。図３は図２の
各部の断面図を示すもので、（１）は図２（１）のＡ−
Ａ線断面図を示し、（２）は図２の（２）のＢ−Ｂ線断
面図を示すものである。
で、図２は図１の各部の拡大側面図を示し、（１）はＸ
部のもので、（２）はＹ部のものである。図３は図２の
各部の断面図を示すもので、（１）は図２（１）のＡ−
Ａ線断面図を示し、（２）は図２の（２）のＢ−Ｂ線断
面図を示すものである。
【００２１】図４は野縁支持金具を示すもので、図５は
野縁掛け金具を示すもので、図６はスライドレールを示
すものである。図７は別の実施形態の天井板支持金具を
示すものである。
野縁掛け金具を示すもので、図６はスライドレールを示
すものである。図７は別の実施形態の天井板支持金具を
示すものである。
【００２２】野縁支持金具１は、コの字状をした上辺１
１に天井部への取付用ボルト１２の貫通する長穴１３を
穿設し、コの字状下辺１４上に周知のリップ溝形状軽量
型鋼製の野縁２を挿嵌し、野縁支持金具１の内面中間部
に野縁押え３を固定する。この野縁押え３は、野縁支持
金具１の内面中間部に固定する固定部３１と、この固定
部３１の下端を野縁２のウェブ部２１に添接する押圧部
３２として折曲する。また、この押圧部３２先端部を前
記上辺１１方向に折曲し、野縁支持金具１のコの字状部
上半を閉塞する閉塞部３３とし、先端を上辺１１下面に
添接する添接部３４として折曲したものである。
１に天井部への取付用ボルト１２の貫通する長穴１３を
穿設し、コの字状下辺１４上に周知のリップ溝形状軽量
型鋼製の野縁２を挿嵌し、野縁支持金具１の内面中間部
に野縁押え３を固定する。この野縁押え３は、野縁支持
金具１の内面中間部に固定する固定部３１と、この固定
部３１の下端を野縁２のウェブ部２１に添接する押圧部
３２として折曲する。また、この押圧部３２先端部を前
記上辺１１方向に折曲し、野縁支持金具１のコの字状部
上半を閉塞する閉塞部３３とし、先端を上辺１１下面に
添接する添接部３４として折曲したものである。
【００２３】そして、野縁押え３をバネ性を有する薄質
鋼板で作製し、野縁支持金具１の下辺１４と野縁押え３
との間に野縁２を挿嵌する際に、野縁押え３の変形を可
能とし、その挿嵌後は、野縁押え３が野縁２を挿嵌する
前の形状に復するようにする。
鋼板で作製し、野縁支持金具１の下辺１４と野縁押え３
との間に野縁２を挿嵌する際に、野縁押え３の変形を可
能とし、その挿嵌後は、野縁押え３が野縁２を挿嵌する
前の形状に復するようにする。
【００２４】この野縁支持金具１を例えば鉄筋コンクリ
ート造りの部屋等の天井部に取付ける場合は、天井コン
クリート面に木材を埋込み、それに雌ねじアンカー１５
を打込み、上辺１１の長穴１３を通して取付用ボルト１
２をねじ込み取付ける。このとき、取付用ボルト１２の
雌ねじアンカー１５へのねじ込み量を調節することによ
り、高さを調整自在とする。また、取付用ボルト１２の
野縁支持金具１における上辺１１に添接して固定ナット
１６を挿嵌し、前記高さ調整位置で取付用ボルト１２を
固定ナット１６で野縁支持金具１の上辺１１に締めつけ
ることにより、その高さ調整位置を固定する。
ート造りの部屋等の天井部に取付ける場合は、天井コン
クリート面に木材を埋込み、それに雌ねじアンカー１５
を打込み、上辺１１の長穴１３を通して取付用ボルト１
２をねじ込み取付ける。このとき、取付用ボルト１２の
雌ねじアンカー１５へのねじ込み量を調節することによ
り、高さを調整自在とする。また、取付用ボルト１２の
野縁支持金具１における上辺１１に添接して固定ナット
１６を挿嵌し、前記高さ調整位置で取付用ボルト１２を
固定ナット１６で野縁支持金具１の上辺１１に締めつけ
ることにより、その高さ調整位置を固定する。
【００２５】スライドレール４は、上辺が下辺より短い
エの字状に形成したもので、この実施形態では上辺４２
が下辺４３より短い二本の鉤状金具４１，４１を、これ
らの鉤部４４，４４を突き合せ状にして、天井板４５に
固定したものである。そして、この固定は、野縁２の取
付け位置下方に配置する天井板４５の上面に、相互に噛
み込み自在に付設した連結用継手４６，４７の一方４６
上面に下辺４３、４３をビス４８で固定する。このスラ
イドレール４をこの実施形態では、二本の鉤状金具４
１，４１より構成しているが、一体としても良いもので
ある。
エの字状に形成したもので、この実施形態では上辺４２
が下辺４３より短い二本の鉤状金具４１，４１を、これ
らの鉤部４４，４４を突き合せ状にして、天井板４５に
固定したものである。そして、この固定は、野縁２の取
付け位置下方に配置する天井板４５の上面に、相互に噛
み込み自在に付設した連結用継手４６，４７の一方４６
上面に下辺４３、４３をビス４８で固定する。このスラ
イドレール４をこの実施形態では、二本の鉤状金具４
１，４１より構成しているが、一体としても良いもので
ある。
【００２６】また、これら鉤状金具４１の上辺４２に複
数個の内部方向出っ張り４９をプレス加工等により成形
し、スライドレール４の上、下辺４２，４３間へ後述の
Ｃ字状金具５１を挿入する際に遊びをなくし、天井板４
５のがたつきを防止する。
数個の内部方向出っ張り４９をプレス加工等により成形
し、スライドレール４の上、下辺４２，４３間へ後述の
Ｃ字状金具５１を挿入する際に遊びをなくし、天井板４
５のがたつきを防止する。
【００２７】野縁掛け金具５は、スライドレール４の鉤
状金具４１，４１の上辺４２，４２を挿嵌する、下面中
央が開口したＣ字状金具５１と、両端部下方に湾曲部５
３を形成し、野縁２のリップ部２２，２２を係合する抜
出防止片５２とからなる。
状金具４１，４１の上辺４２，４２を挿嵌する、下面中
央が開口したＣ字状金具５１と、両端部下方に湾曲部５
３を形成し、野縁２のリップ部２２，２２を係合する抜
出防止片５２とからなる。
【００２８】また、抜出防止片５２には、野縁２のウェ
ブ部２１に当接するこの抜出防止片５２の中央部両側か
ら両端部５５，５５が突出して左右に拡がった弾発片５
４を固定したものである。
ブ部２１に当接するこの抜出防止片５２の中央部両側か
ら両端部５５，５５が突出して左右に拡がった弾発片５
４を固定したものである。
【００２９】そして、このＣ字状金具５１と抜出防止片
５２との中央部をスペーサー５５を介在させて回動自在
に固定したものである。
５２との中央部をスペーサー５５を介在させて回動自在
に固定したものである。
【００３０】この弾発片５４は、突出した両端部５５，
５５が常に野縁２のウェブ部２１を押圧することで、抜
出防止片５２を野縁２のリップ部２２，２２に押付ける
ようにする。そして、抜出防止片５２の両端湾曲部５
３、５３が野縁２のリップ部２２，２２から外れること
を防止し、ひいては天井板４５が落下することを防止す
る。
５５が常に野縁２のウェブ部２１を押圧することで、抜
出防止片５２を野縁２のリップ部２２，２２に押付ける
ようにする。そして、抜出防止片５２の両端湾曲部５
３、５３が野縁２のリップ部２２，２２から外れること
を防止し、ひいては天井板４５が落下することを防止す
る。
【００３１】この野縁掛け金具５は、バネ性を有する薄
質鋼板で作製したもので、このバネ性を利用して、野縁
掛け金具５を野縁２内への挿入時に、抜出防止片５２の
両端湾曲部５３，５３を野縁２のリップ部２２，２２下
面への挿嵌を容易にする。
質鋼板で作製したもので、このバネ性を利用して、野縁
掛け金具５を野縁２内への挿入時に、抜出防止片５２の
両端湾曲部５３，５３を野縁２のリップ部２２，２２下
面への挿嵌を容易にする。
【００３２】これを使用するに当たっては、野縁支持金
具１における上辺１１の長穴１３に取付用ボルト１２を
挿入し、天井部の雌ねじアンカー１５へねじ込み、この
ねじ込み量を調節して、高さ調整自在に野縁支持金具１
を所定場所に取付ける。また、このとき、野縁支持金具
１の上辺１１に添接して固定ナット１６を適当な高さ調
整位置で取付用ボルト１２に締めつけることにより、そ
の高さを調整自在に固定する。
具１における上辺１１の長穴１３に取付用ボルト１２を
挿入し、天井部の雌ねじアンカー１５へねじ込み、この
ねじ込み量を調節して、高さ調整自在に野縁支持金具１
を所定場所に取付ける。また、このとき、野縁支持金具
１の上辺１１に添接して固定ナット１６を適当な高さ調
整位置で取付用ボルト１２に締めつけることにより、そ
の高さを調整自在に固定する。
【００３３】また、所定場所に取付けた各野縁支持金具
１の下辺１４と野縁押え３との間に、各野縁２を野縁押
え３のバネ性を利用して挿嵌する。
１の下辺１４と野縁押え３との間に、各野縁２を野縁押
え３のバネ性を利用して挿嵌する。
【００３４】次に、天井板４５の上面に相互に噛み込み
自在に付設した連結用継手４６，４７の一方４６に、各
野縁２の取付け間隔に合せて、鉤部４４，４４を突き合
せたスライドレール４を配置し、鉤状金具４１，４１の
下辺４３，４３をビス４８で固定する。
自在に付設した連結用継手４６，４７の一方４６に、各
野縁２の取付け間隔に合せて、鉤部４４，４４を突き合
せたスライドレール４を配置し、鉤状金具４１，４１の
下辺４３，４３をビス４８で固定する。
【００３５】そして、天井板４５に付設したスライドレ
ール４の突き合せた鉤状金具４１，４１の上辺４２と下
辺４３間に、Ｃ字状金具５１を各野縁２の取付け間隔に
合せて挿嵌する。
ール４の突き合せた鉤状金具４１，４１の上辺４２と下
辺４３間に、Ｃ字状金具５１を各野縁２の取付け間隔に
合せて挿嵌する。
【００３６】次に、天井板４５に各野縁２の取付け間隔
に合せて付設したスライドレール４にＣ字状金具５１を
挿嵌した野縁掛け金具５を野縁２の下方より持ち上げて
挿嵌する。そして、野縁２のリップ部２２，２２に抜出
防止片５２を係合し、ウェブ部２３に弾発片５４の両端
部５５，５５を添接させるようそのバネ性を利用して挿
嵌する。
に合せて付設したスライドレール４にＣ字状金具５１を
挿嵌した野縁掛け金具５を野縁２の下方より持ち上げて
挿嵌する。そして、野縁２のリップ部２２，２２に抜出
防止片５２を係合し、ウェブ部２３に弾発片５４の両端
部５５，５５を添接させるようそのバネ性を利用して挿
嵌する。
【００３７】すると、弾発片５４の両端部５５，５５は
野縁２のウェブ部２１に押付けられて開き、抜出防止片
５２とウェブ部２１との距離が縮まり、抜出防止片５２
の両端湾曲部５３，５３は野縁２のリップ部２２，２２
にワンタッチで係合する。そして、野縁２から野縁掛け
金具５の抜出を防止し、ひいては天井板４５の落下を防
止する。
野縁２のウェブ部２１に押付けられて開き、抜出防止片
５２とウェブ部２１との距離が縮まり、抜出防止片５２
の両端湾曲部５３，５３は野縁２のリップ部２２，２２
にワンタッチで係合する。そして、野縁２から野縁掛け
金具５の抜出を防止し、ひいては天井板４５の落下を防
止する。
【００３８】このとき、抜出防止片５２と弾発片５４か
らなる野縁掛け金具５は、下端のＣ字状金具５１をスラ
イドレール４に挿嵌させたまま野縁２内を移動可能とな
る。だから、各天井板４５に付設した野縁掛け金具５を
適宜位置の野縁２の下方より係合しても、スライドレー
ル４に沿って移動させることができる。このことによ
り、各天井板４５の上面に相互に噛み込み自在に付設し
た連結用継手４６，４７を噛合させて順次天井全体に天
井板４５を嵌め込むことができる。
らなる野縁掛け金具５は、下端のＣ字状金具５１をスラ
イドレール４に挿嵌させたまま野縁２内を移動可能とな
る。だから、各天井板４５に付設した野縁掛け金具５を
適宜位置の野縁２の下方より係合しても、スライドレー
ル４に沿って移動させることができる。このことによ
り、各天井板４５の上面に相互に噛み込み自在に付設し
た連結用継手４６，４７を噛合させて順次天井全体に天
井板４５を嵌め込むことができる。
【００３９】図７は別の実施形態を示したもので、天井
板支持金具６は、前記野縁支持金具１と同じ形状のもの
を天地逆にし、コの字状の下辺６１に前記同様の下面中
央が開口したＣ字状金具５１の上面を溶接等で固定した
ものである。
板支持金具６は、前記野縁支持金具１と同じ形状のもの
を天地逆にし、コの字状の下辺６１に前記同様の下面中
央が開口したＣ字状金具５１の上面を溶接等で固定した
ものである。
【００４０】これを使用するには、前記同様に取付けた
スライドレール４の鉤部４４，４４を突き合せた鉤状金
具４１，４１の上辺４２，４２に、天井板支持金具６の
下面中央が開口したＣ字状金具５１を各野縁２の取付け
間隔に合せて挿嵌する。
スライドレール４の鉤部４４，４４を突き合せた鉤状金
具４１，４１の上辺４２，４２に、天井板支持金具６の
下面中央が開口したＣ字状金具５１を各野縁２の取付け
間隔に合せて挿嵌する。
【００４１】そして、これら天井板支持金具６を付設し
た天井板４５を各野縁２の横方向から挿嵌し、相互に噛
み込み自在に付設した連結用継手４６，４７を噛合させ
て順次天井全体に天井板４５を嵌め込むことができる。
た天井板４５を各野縁２の横方向から挿嵌し、相互に噛
み込み自在に付設した連結用継手４６，４７を噛合させ
て順次天井全体に天井板４５を嵌め込むことができる。
【００４２】
【発明の効果】以上のように、本発明は、天井部に野縁
支持金具で取付けた野縁に、野縁掛け金具を下方よりワ
ンタッチで嵌合したり、天井板支持金具を横方向から嵌
合することより、作業性良く、安全に天井板の取付け作
業をすることができる。
支持金具で取付けた野縁に、野縁掛け金具を下方よりワ
ンタッチで嵌合したり、天井板支持金具を横方向から嵌
合することより、作業性良く、安全に天井板の取付け作
業をすることができる。
【００４３】また、その作業に当たって特別の熟練は必
要なく、素人にも容易に作業が行え、この種作業のコス
ト低減に果たす効果には顕著なものがある。
要なく、素人にも容易に作業が行え、この種作業のコス
ト低減に果たす効果には顕著なものがある。
【図１】図１は、天井下地材全体の要部平面図である。
【図２】（１）は図１のＸ部の拡大側面図で、（２）は
図１のＹ部拡大側面図である。
図１のＹ部拡大側面図である。
【図３】（１）は図２の（１）のＡ−Ａ線断面図で、
（２）は図２の（２）のＢ−Ｂ線断面図である。
（２）は図２の（２）のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】（１）は野縁支持金具の斜視図で、（２）は野
縁支持金具の側面図である。
縁支持金具の側面図である。
【図５】（１）は野縁掛け金具の斜視図で、（２）は野
縁掛け金具の正面図である。
縁掛け金具の正面図である。
【図６】（１）はスライドレールの斜視図で、（２）は
（１）のＣ−Ｃ線断面図である。
（１）のＣ−Ｃ線断面図である。
【図７】別の実施形態の天井板支持金具を示すもので、
（１）は斜視図で、（２）は側面図である。
（１）は斜視図で、（２）は側面図である。
１ 野縁支持金具 １１ 上辺 １２ 取付用ボルト １３ 長穴 １４ 下辺 １５ 雌ねじアンカー １６ 固定ナット ２ 野縁 ２１ ウェブ部 ２２ リップ部 ３ 野縁押え ３１ 固定部 ３２ 押圧部 ３３ 閉塞部 ３４ 添接部 ４ エの字状スライドレール ４１ 鉤状金具 ４２ 上辺 ４３ 下辺 ４４ 鉤部 ４５ 天井板 ４６，４７ 連結用継手 ４８ ビス ４９ 内部方向出っ張り ５ 野縁掛け金具 ５１ Ｃ字状金具 ５２ 抜出防止片 ５３ 湾曲部 ５４ 弾発片 ５５ スペーサー ６ 天井板支持金具 ６１ 下辺
Claims (2)
- 【請求項１】 コの字状の野縁支持金具を設け、この野
縁支持金具の内面上部にバネ性を有する野縁押えを設
け、野縁支持金具上面に長穴を穿設せしめ、この長穴に
挿嵌させ、天井部に螺合せしめて固定ナットで締付けせ
しめ、固定させる高さ調整ボルトを設け、この調整ボル
トで野縁支持金具を天井部に固定せしめ、野縁支持金具
下面と前記野縁押え間に野縁を挿嵌せしめ、一方、天井
板上面に付設した上辺が下辺より短いエの字状スライド
レールを設け、このスライドレールの上辺を挿嵌する、
下面が開口したＣ字状金具を設け、このＣ字状金具に野
縁のリップ部を係合する抜出防止片と、野縁のウェブ部
に当接するこの抜出防止片の中間部から左右に拡がった
弾発片からなるバネ性を有する野縁掛け金具を設け、こ
のＣ字状金具上面に野縁掛け金具をスペーサーを介して
回動自在に固定せしめ、前記天井部の野縁支持金具に挿
嵌せしめた野縁へ、天井板に固定せしめたスライドレー
ルにＣ字状金具を挿嵌させた野縁掛け金具を下方よりワ
ンタッチで嵌合することを特徴とする天井板取付金具。 - 【請求項２】 コの字状の野縁支持金具を設け、この野
縁支持金具の内面上部にバネ性を有する野縁押えを設
け、野縁支持金具上面に長穴を穿設せしめ、この長穴に
挿嵌させ、天井部に螺合せしめて固定ナットで締付けせ
しめ、固定させる高さ調整ボルトを設け、この調整ボル
トで野縁支持金具を天井部に固定せしめ、野縁支持金具
下面と前記野縁押え間に野縁を挿嵌せしめ、一方、前記
野縁支持金具と同様形状で天地を逆にした天井板支持金
具を設け、天井板上面に付設した上辺が下辺より短いエ
の字状スライドレールを設け、このスライドレールの上
辺を挿嵌する、下面が開口したＣ字状金具を設け、前記
天井板支持金具の下面にＣ字状金具を固定せしめ、前記
天井部に取付けた野縁支持金具に挿嵌せしめた野縁へ、
天井板上面に付設したスライドレールに、下面のＣ字状
金具を挿嵌した天井板支持金具を横方向から嵌合するこ
とを特徴とする天井板取付金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7261345A JP2883840B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 天井板取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7261345A JP2883840B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 天井板取付金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100596A JPH09100596A (ja) | 1997-04-15 |
| JP2883840B2 true JP2883840B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=17360551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7261345A Expired - Lifetime JP2883840B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 天井板取付金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2883840B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5238091B1 (ja) * | 2012-04-24 | 2013-07-17 | 弘 櫻木 | 吸振つり天井及びその施工方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100614728B1 (ko) * | 1996-04-19 | 2006-08-21 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | 표면처리재 및 표면처리재로 처리된 섬유 및 제품 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP7261345A patent/JP2883840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5238091B1 (ja) * | 2012-04-24 | 2013-07-17 | 弘 櫻木 | 吸振つり天井及びその施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09100596A (ja) | 1997-04-15 |
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