JP2547445Y2 - 棚装置 - Google Patents

棚装置

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JP2547445Y2
JP2547445Y2 JP1990077258U JP7725890U JP2547445Y2 JP 2547445 Y2 JP2547445 Y2 JP 2547445Y2 JP 1990077258 U JP1990077258 U JP 1990077258U JP 7725890 U JP7725890 U JP 7725890U JP 2547445 Y2 JP2547445 Y2 JP 2547445Y2
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昭伸 守屋
好弘 橋詰
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば部屋の床面と天井面との間に取付
けられた1本の垂直な支柱に複数の棚を支持した棚装置
に関し、特に詳しく言うと、支柱に床面と天井面との間
を押し広げるような突っ張り力を与えて、この突っ張り
力によって支柱をこれらの間に固定するようにし、この
支柱に着脱容易な棚を複数個設けた棚装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に壁等に固定される棚は、棚板の両端を側板や支
持金具に支持させ、背板や支持金具を壁に固定するよう
になっている。しかしながら、例えば浴室では防水構造
のため壁に背板や支持金具を固定するための釘あるいは
ねじ孔を設けると、そこから水分が侵入して家屋を損傷
する原因となるので、建築後棚が取り付けられることは
ほとんどなかった。一方、浴室では石鹸、シャンプー、
リンスなどを置く必要があるので、浴室内でこれらを載
せて置くことが可能なものが求められている。そこで市
場では棚を備えた合成樹脂材製の据置式のコーナーと称
されるものが販売され、一般家庭で多く使用されてい
る。
この種のコーナーと称されるものは、底面がほぼ三角
形状をしており、浴室の隅、いわゆるコーナーに置かれ
る。しかし、このコーナー部分は排水性を考慮して湾曲
していることが多いため、完全にコーナー部分に設置す
ることができず、スペース上無駄が生じることがあっ
た。また、据置式であるため、転倒等を考慮すると高さ
にも限度があり、また浴室の広さとの関係で棚面積も大
きくできない等の欠点があった。
そこで、床と天井との間に支柱を立てて固定し、この
支柱に棚を取り付けて使用する形式の棚装置が昨今使用
されるようになってきた。この種の棚装置は、少なくと
も2つの部分に分かれた支柱をねじ部によって連結し、
このねじ部での螺合状態を調節することによって床と天
井にそれぞれ支柱の上端と下端を当てて突っ張らせて固
定し、棚板はこの支柱に適当な間隔をおいて設置するよ
うになっており、据置式より多数の棚が設置可能な利点
がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、支柱を床と天井間に確実固定させるために
は、強い突っ張り力が必要になるが、支柱にこのような
力を加えると、壁側とは反対方向に湾曲する可能性があ
る。特に浴室等のコーナー部は水はけを考慮して湾曲し
ており、この湾曲部に支柱の上下端が当接した場合には
支柱が容易に壁側とは反対方向に湾曲してしまう。更に
棚にシャンプーやリンス等重量のある物を載せるとこの
湾曲は一層大きくなる。その結果、湾曲の度合いが大き
くなったときに部屋の内側に棚板が突出して邪魔になる
だけでなく、その湾曲によって固定力が落ち、床と天井
との間での突っ張りがきかなくなって支柱が倒れてしま
うことがある。
一方、棚板は使用者の用途にしたがって任意にその位
置を変えられるようにすることが望ましいが、棚は略三
角形でその1つの角部を支柱に固定する1点支持型にな
るため、棚板自体に強い強度が要求されるとともに、取
付強度も高くする必要がある。これらを満足するには棚
板の重量が重くなったり、支柱に対する棚板の取付けが
複雑になって、着脱が容易に行なえない等の欠点が生じ
てくる。
この考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、その大きな目的は使用性に優れた棚板装置
を提供することにある。具体的には、支柱が湾曲しても
倒れるおそれのない使用性に優れた棚装置を提供するこ
とにある。また、棚板の取り付け、取り外しが簡単に行
なえる使用性に優れた棚装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、下端に床との
当接部が、上端に天井との当接部がそれぞれ形成され、
伸縮自在に調整でき、かつ、調整した状態で固定可能な
支柱と、この支柱に設けられた棚受けとを備え、設置す
る部屋の床と天井との間に前記支柱を突っ張った状態で
固定し、前記棚受けに棚を保持させて使用する棚装置に
おいて、前記床もしくは天井との前記当接部の少なくと
も一方は、前記支柱の軸線に対して所定の角度で交差す
る方向に沿う当接面を有し、前記支柱を突っ張った状態
で固定した時、その略中央部が後方に湾曲することを特
徴としている。
〔作用〕
上述の手段によれば、まず支柱を床と天井との間に突
っ張って固定する際に、当接面を壁側に近い方が床もし
くは天井からより離れるように位置させて支柱を天井と
床との間で突っ張らすと、支柱の軸線に対して所定の角
度で交差する方向に沿う当接面が天井あるいは床面に対
して平行になるように、支柱が壁側に湾曲するので、室
内の中央部側に突出して邪魔になることもなく、また湾
曲の度合いが大きくなると壁に当接して規制されるの
で、支柱が倒れることもなくなる。
〔実施例〕
以下、図面を参照し、この考案の一実施例について説
明する。
第1図は一実施例に係る棚装置の一部分解斜視図であ
る。同図において、棚装置は支柱1と、支柱1の下端に
設けられた床側当接部2と、上端に設けられた天井側当
接部3と、支柱1の任意の位置に固定される固定部材4
を介して保持される棚板としての受け皿5とから基本的
に構成されている。
支柱1は下部支柱1aと、この下部支柱1aに摺動自在に
挿入された上部支柱1bとに2分され、両者は長さ調整用
のねじ部6で所望の長さ部分で結合されている。ねじ部
6は下部支柱1aの上端に回動自在に外嵌され、ねじ部を
一方向に回動させると内部の上部支柱1aの外周に緊着さ
れ、他方に回動させるとこの緊着が緩むようになってい
る。このような構成は例えば電気掃除機の吸引パイプ等
に広く使用されているので、その詳細な説明は省略す
る。下部支柱1aの下端部にはその外周面に雄ねじ(図示
しない)が切られ、この雄ねじと螺合するようにその内
周面に雌ねじが切られた回動部材7が嵌合され、回動部
材7の下端は床側当接部2の円筒部2aに回動自在に挿入
されている。したがって回動部材7によって雌ねじと雄
ねじとの螺合状態を変えることによって伸縮長さの微調
整が行なえる。
床側当接部2の円筒部2aの下端にはこの円筒部2aの軸
線に略直角にその面が位置するように略三角形のプレー
ト2bが一体的に設けられている。円筒部2aはプレート2b
の一つの頂点側に設けられている。一方、天井側当接部
3も同様に円筒部3aとプレート3bとを有し、円筒部3aに
は上部支柱1aの上端が図示しないコイルスプリング等の
弾性材を介在させることにより上方へ弾性をもって嵌合
されている。各プレート2b,3bの各端面には合成樹脂材
によって構成されたスペーサ部材8,9が固着されてい
る。スペーサ部材8,9はプレート2b,3bと平面視相似形に
形成され、支柱1側に位置する頂点側8a,9aがより薄肉
に、支柱1から離れる側部8b,9bがより厚肉に形成さ
れ、天井側当接部3の側面図である第2図からもわかる
ように、側面から見ると天井側当接部3では上面が当接
面9cとして支柱1側に下がった傾斜面、すなわち、支柱
1の軸線Sに対して所定の角度で交差する方向に沿った
傾斜面となっている。同様にスペーサ部材8も床側当接
部2では下面が当接面8cとして支柱1側に上がった傾斜
となっている。
固定部材4は、前側固定部材4aと後側固定部材4bとか
らなり、ねじ11によって支柱1を挾持した状態で任意の
位置に固定される。後側固定部材4bの上端面には受け皿
5を載置する受け部材13を受ける支持孔12が略垂直に形
成されている。受け部材13はステンレス鋼等の金属線材
を折曲して形成されており、この受け部材13の両端部13
a,13bが支持孔12に挿入され、支持孔12によって支持固
定される。受け部材13は図からもかわるように平面視略
三角形に形成され、両端部13a,13bを挾む2辺13c,13dが
直線状に、底辺にあたる前辺13eが曲線状に成形され、
2辺13c,13dで受け皿5の縁部5a,5bをそれぞれ受けて保
持する。前辺13eは凸状の曲率に設定されており、これ
により受け皿5の前縁部5cを、第1図において上方に位
置する受け皿5のようにその前縁部5cを直線状に形成す
れば、その前縁部5cと受け部材13の前辺13eとの間に空
間が形成され、前辺13eにタオルなどを掛けることがで
きる。また第1図において下方に位置する受け皿5のよ
うに、前縁部5c側の受け面5dが前辺13eと同じ曲率に形
成すれば、その載置面の面積を大きくすることもでき
る。
上述のように構成すると、受け皿5の固定位置を変更
するときには、受け部材13を固定部材4の支持孔12から
外し、ねじ11を緩めて前側固定部材4aと後側固定部材4b
を分離して所望の位置に固定部材4を移動させ、再度ね
じ11によって固定すればよい。これにより、受け部材13
の両端部13a,13bを上述のようにして支持孔12に挿入し
て受け皿5を受け部材13に装着するだけで、簡単かつ確
実に受け皿5の取り付け位置の変更ができる。
このように構成された棚装置を例えば浴室に設置する
場合には、まず、壁際もしくはコーナー部の設置箇所に
支柱1をもっていき、床側当接部2の支柱側が壁側に位
置するようにして床面に当て、ねじ部6を緩める方向に
回動させ、支柱1の下部支柱1aの上端から上部支柱1bを
引出し、天井側当接部3が浴室の天井に当接するように
その長さを設定し、再びねじ部6を締める方向に回動し
て支柱1をその長さに固定する。次いで、回動部材7を
回して十分な力で支柱1が床面と天井との間に突っ張
り、安定して固定されるまで回動部材7を回して支柱1
を更に伸ばす。このようにすると、スペーサ部材8,9が
若干弾性変形した状態になって固定されることになる。
スペーサ部材8,9は、その床及び天井当接面8c,9cが支柱
1の軸線Sに対して所定の角度で交差する方向に沿って
形成されているため、弾性変形による弾性力に頂点側8
a,9aと支柱1から離れる側8b,9bとで差が生じ、支柱1
から離れる側8b,9bの弾性力が頂点側8a,9aの弾性力より
も大きくなる。これによって支柱1に曲げ方向の力が常
時加わることになる。この曲げ方向はスペーサ部材8,9
の傾斜の関係で常に壁方向となり、支柱1の変形料が大
きくなると支柱1は壁に当接し、この壁によって変形が
規制され、それ以上の変形ができなくなる。したがって
支柱1が床面と天井との間から外れることはなくなる。
なお、ここでは特に図示していないが、天井側当接部3
とプレート9は支柱1の内部に設けた圧縮ばねによって
常時上方に弾性付勢され、支柱1の変形による固定力の
低下を防止している。
この実施例では、スペーサ部材8,9はプレート2b,3bと
別体に形成されているが、一体に成形してもよいことは
いうまでもない。
〔考案の効果〕
これまでの説明で明らかなように、請求項1に記載の
考案によれば、床もしくは天井との当接面の少なくとも
一方が支柱の軸線に対して所定の角度で交差する方向に
沿って形成されているので、当接面が床面もしくは天井
に対しその壁側より離れるように設置すれば、支柱が曲
がる際に必ず壁側に変形し、壁によって変形量が規制さ
れる。これにより、支柱の床と天井との間の突っ張り力
が保証され、曲げ変形によって倒れるおそれのない、使
用性に優れた棚装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は棚装置の全体を示す斜視図、第2図は当接部を
示す要部を拡大した側面図である。 図面において、1は支柱、2は床側当接部、3は天井当
接部、4は固定部材、4aは前側固定部材、4bは後側固定
部材、5は受け皿、6はねじ部、7は回動部材、8,9は
スペーサ部材、13は受け部材である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端に床との当接部が、上端に天井との当
    接部がそれぞれ形成され、伸縮自在に調整でき、かつ、
    調整した状態で固定可能な支柱と、この支柱に設けられ
    た棚受けとを備え、設置する部屋の床と天井との間に前
    記支柱を突っ張った状態で固定し、前記棚受けに棚を保
    持させて使用する棚装置において、前記床もしくは天井
    との前記当接部の少なくとも一方は、前記支柱の軸線に
    対して所定の角度で交差する方向に沿う当接面を有し、
    前記支柱を突っ張った状態で固定した時、その略中央部
    が後方に湾曲することを特徴とする棚装置。
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