JPH0211912Y2 - - Google Patents

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JPH0211912Y2
JPH0211912Y2 JP1983168840U JP16884083U JPH0211912Y2 JP H0211912 Y2 JPH0211912 Y2 JP H0211912Y2 JP 1983168840 U JP1983168840 U JP 1983168840U JP 16884083 U JP16884083 U JP 16884083U JP H0211912 Y2 JPH0211912 Y2 JP H0211912Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ホテルや飲食店等の洗面所にキヤビ
ネツトタオルの繰出し装置を設置したり、或い
は、台所に湯沸器や調味料収納ケース等を配備す
る場合に有用な屋内物品取付け枠を提供する点に
目的を有する。
詳述すると、例えば取付け対象物品がキヤビネ
ツトタオル用繰出し装置の場合、一般に次のイ又
はロで記載の取付け手段が採られている。
(イ) 第14図で示すように繰出し装置Aをビス5
0で壁面Wに直接取付ける。
(ロ) 第15図で示すように、天井面Cと床面Eと
の間に亘つて、これら両面C,Eに面接当可能
な取付けフランジ51a,51bを有する支柱
51をビス52で取付けるとともに、この支柱
51に固定金具53を介して繰出し装置Aを取
付ける。
これら従来の一般的な何れの取付け手段もビス
による取付け手段であるため、繰出し装置の取付
け位置を模様替えなどのために変更する場合、前
回の取付け面に傷が残る。それ故に、壁面や床面
等が大理石から構成されている場合のように取付
け面に傷を付けたくないときには使用することが
できず、適用範囲が自と限定される。
しかも、後者ロの場合は、前記支柱51の上下
寸法が一定であるため、上下両固定部間の距離変
動に対する融通範囲が極めて小さく、殊にこの距
離が取付け当初から大きかつたり或いは長年月使
用に伴つて大きくなつた場合には、前記支柱51
の取付けフランジ51a,51bと天井面C及び
床面Eとの間の少なくとも一方に間隙が発生し、
支柱51の取付けが不確実になる欠点があつた。
上述のような不都合を解消する手段として、従
来では、例えば実開昭51−77238号公報に示され
ているように、螺軸を用いて伸縮調節自在な支柱
を構成し、この支柱にシヤワー装置などの他物を
取付ける手段が知られている。
しかしながら、この従来技術によれば、 (a) 任意の位置への取付け、分解の都度、螺軸の
微妙な締め付け度合の調節を伴う作業が必要
であり、手数を要する。
(b) 螺合による調節代を大きくして、支柱長さの
変化量を大きくし、適用範囲を広くしようと
すると、その調節の際の螺軸の回動操作量が
きわめて大きくなり手数を要することに加
え、調節のためのネジ部の刻設範囲を広くす
る加工にも手数を要する。
(c) 螺軸の締め付けによる固定であるため、長期
の使用のうちに、外部の振動などの影響を受
けて螺軸部に緩みが生じ、取付け枠が転倒し
てしまうという危険性がある。
上記(a)〜(c)に記載の点に関する問題があつた。
このような問題点を解決するためには、例えば
前記支柱の螺軸部に代えて、支柱を二重軸の内部
にスプリングを内装するなどして伸縮自在に構成
することも考えられなくはないが、この場合に
は、 (d) 取付けられる装置の荷重がスプリングに作用
してスプリングが早期のうちに劣化し易い。
(e) 調節範囲を広くするために、伸縮代の広いス
プリングを用いると、収縮量の多いときと、
少ないときとで、スプリングの弾発力に大き
な差が生じ、充分な支持力を得難い場合があ
る。
上記(d),(e)という新たな問題点を生じるものであ
る。
本考案は、取付けに際しての支柱長さの変更調
節を、迅速かつ容易に、しかも広範囲にわたつて
行えながらも、支柱での支持力を充分に確保した
状態で用いることのできる物品取付け枠を提供す
ることにその目的がある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、物品取付け用基板とその支持用の支柱と
を備えた屋内物品取付け枠において、 (イ) 前記支柱は、前記物品取付け用基板を固定支
持する下部支柱構成部材と、これに対して相対
摺動自在に内嵌された中央支柱構成部材と、前
記中央支柱構成部材に対して相対摺動自在に内
嵌された上部支柱構成部材とから構成されてい
る。
(ロ) 前記下部支柱構成部材には、中央支柱構成部
材の相対摺動を許す状態と固定する状態とに切
換え自在なロツク手段を設けてある。
(ハ) 前記中央支柱構成部材と上部支柱構成部材と
の間には、上部支柱構成部材の中央支柱構成部
材内への嵌入方向への移動に弾性抵抗を与える
スプリングを介装してある。
上記イ〜ハに記載の構成を備えていることにあ
る。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
螺軸を回動操作して支柱長さを変更するので
はなく、各支柱構成部材どうしの相対摺動によ
り支柱長さを変更できるので、支柱の伸縮変更
量が大きい場合でも、迅速に支柱長さを変更で
きる。
物品取付け用基板を下部支柱構成部材に取付
け、上部支柱構成部材や中央支柱構成部材、及
び内装されているスプリングには、前記物品取
付け用基板に装着された物品の荷重が作用しな
いように構成されているので、内装されている
スプリングの弾発力を、物品の重さに抗する強
いものとする必要がなく、この点で扱い易いと
ともに、上部支柱構成部材や中央支柱構成部材
を物品の荷重による影響が生じない状態で自在
に摺動させ、支柱長さの変更を容易に行ない易
い。
スプリングの弾発力を用いて支柱を伸長方向
に付勢することにより、支柱長さの微調節と姿
勢維持とを行つているので、螺軸を用いて支柱
の長さ調節および姿勢維持を行う場合に比べ
て、螺合部に緩みが生じて取付け枠が転倒して
しまうという危険性がなく、また、たとえ上下
両固定部間の距離が長年月の使用に伴つて大き
くなつたとしても、この距離変動をスムーズに
吸収するとが可能となり、支柱の取付け状態を
常時、確実・強固に維持することができる。
スプリングの設定箇所を、中央支柱構成部材
と上部支柱構成部材との間に設定してあるの
で、伸縮範囲のあまり大きくないスプリングを
用いて、上下固定部間の距離が区々な各箇所に
おて、所定の適正なスプリング圧での支柱の伸
長付勢を行うことができる。つまり、下部支柱
構成部材に対して相対摺動自在な中央支柱構成
部材と、その中央支柱構成部材に対して相対摺
動自在な上部支柱構成部材との間にスプリング
を介装して、上部および中央支柱構成部材の位
置調節に伴つて、スプリングの設置位置自体を
上下に位置変化させるので、スプリングの伸縮
量としては常に一定の状態を保つて適正圧で弾
性付勢させることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図で示すように、ホテルや飲食
店等の洗面所において使用されるロール状のキヤ
ビネツトタオルTを装着してある繰出し装置(取
付け対象物品の一例である。)Aの取付け枠Bを
構成するに、これは、3本のパイプ状支柱構成部
材1A,1B,1Cを伸縮ならびに固定自在に嵌
合連結してある支柱1の二本と、これら両支柱
1,1の下部支柱構成部材1A,1A間に亘つて
固着される取付け基板2とを備え、かつ、前記支
柱1,1の中央支柱構成部材1B,1Bの下端部
と上部支柱構成部材1C,1Cの下端部との間に
は夫々、これら両支柱構成部材1B,1Cに伸張
方向への弾性付勢力を付与して該支柱1,1を天
井面Cと洗面台D上面との間に亘つて突張り固定
させるためのスプリング3,3を介在している。
前記下部支柱構成部材1Aは、中央支柱構成部
材1Bを任意の位置で固定保持するためのボルト
4を備えた第1パイプ部分1aと、これの下端部
に挿入固定された第2パイプ部分1a′とからな
り、かつ、前記第2パイプ部分1a′は、中央支柱
構成部材1Bの挿入下限位置を接当規制するため
ストツパーに兼用構成されている。
前記下部支柱構成部材1A,1Aの下端及び上
部支柱構成部材1C,1Cの上端には夫々ゴム製
の保護キヤツプ5が外嵌されている。
前記中央支柱構成部材1B,1Bの下端部1
b,1bは先窄り状に絞り加工されていて、前記
スプリング3,3の受け部に兼用構成されてい
る。
前記取付け基板2には、複数種類のキヤビネツ
トタオル用繰出し装置Aをボルト・ナツトを介し
て取付けるための孔2a…が予め形成されてい
る。
次に、このように構成された取付け枠Bの取付
け方法の一例を説明する。
(イ) 第2図、第3図で示すように前記支柱1,1
の各支柱構成部材1A,1B,1C及び1A,
1B,1Cとスプリング3,3とを組付ける。
(ロ) 前記支柱1,1を上側の保護キヤツプ5が天
井面Cの取付け予定箇所に接当位置し、かつ、
下側の保護キヤツプ5が洗面台D上面の取付け
予定箇所よりも少し手前に位置する傾斜姿勢と
なるように伸張させたのち、ロツク手段として
のボルト4,4にて両支柱構成部材1A,1B
及び1A,1Bを固定する。
(ハ) 前記スプリング3,3の弾性付勢力に抗して
両支柱構成部材1B,1C及び1B,1Cを収
縮させ、この状態で下側保護キヤツプ5が洗面
台D上面の取付け予定箇所に位置するまで支柱
1,1を押込む。
これにより、前記スプリング3,3の弾性復元
力を利用して取付け枠Bを天井面Cと洗面台D上
面との間に突張り状態で強固に位置保持すること
ができる。
尚、前記取付け枠Bの取付け場所が例えば、第
5図で示すように天井面Cと床面Eとの間の場合
には、前記下部支柱構成部材1A,1Aの保護キ
ヤツプ5,5を取外したのち、この下部支柱構成
部材1A,1Aの下端部に、左右一対の補助支柱
6A,6Bとこれらを固定連結する上下一対の繋
ぎ部材6C,6Dとからなる補助取付け枠6を取
付ける。
次に、別実施例について説明する。
〔〕 第6図で示すように、支柱1の端部に断
面形状がほぼTの字状のゴム部材6を挿嵌し、
このゴム部材6に、合成樹脂等の硬質材料製
で、かつ、連続波形状の当り面7aを有する接
当部材7を、前記ゴム部材6に貫通保持させた
ボルト8とナツト9にて取付ける。
これによる場合は、前記接当部材7の波形当
り面7aと取付け面との間の摩擦抵抗を高め
て、支柱1の取付け強度の向上を図ることがで
きる。また、前記ボルト・ナツト8,9の締付
け操作に伴うゴム部材6の外方への膨出変形に
より、このゴム部材6を支柱1に固定保持する
ことができる。
〔〕 前記支柱1の押圧接当部に高摩擦テープ
を貼付ける。
〔〕 第7図で示すように、前記取付け基板2
の中央部に一本の支柱1を取付ける。この場
合、下部支柱構成部材1Aの下側部分及び上部
支柱構成部材1Cの上側部分を夫々コの字状の
二股状に構成している。
〔〕 第8図で示すように、前記取付け基板2
を正面視においての字状に構成する。
〔〕 第9図で示すように、前記取付け基板2
を左右に二分割し、これら分割板部2A,2B
を、長孔11,11の範囲内で取付け調節自在
にボルト12,12を介して固定連結する。
〔〕 第9図で示すように、支柱1,1に固着
したブラケツト13,13に上下方向に長孔1
4,14及び14,14を形成し、これら両ブ
ラケツト13,13に亘つて、前記取付け基板
2を長孔14…の範囲内で取付け調節自在にボ
ルト15…を介して取付ける。
〔〕 前記支柱1の支柱構成部材1A,1Bを
ボルト4以外の手段、例えばピンなどを介して
固定する。
〔〕 第9図で示すように、前記支柱1の上部
支柱構成部材1Cの上端に吸盤16を取付ける
とともに、下部支柱構成部材1Aに、自由回転
状態と回転停止状態とに切替自在なゴムロール
17を取付ける。
〔〕 第12図で示すように、第8図における
下部支柱構成部材1Aの下側部分を一本状に構
成する。
〔〕 第13図で示すように、第8図における
下部支柱構成部材1Aの下側部分及び上部支柱
構成部材1Cの上側部分を夫々一体状に構成す
るとともに、それらの端部にゴム板19,19
を貼付けてある巾広の押圧接地体18,18を
連設する。
〔XI〕 前記支柱1を2段又は4段以上に伸縮自
在に構成する。
〔XII〕 前記支柱1を3本以上設ける。
〔〕 上述実施例では、取付け対象物品とし
てキヤビネツトタオル用繰出し装置Aの場合に
ついて説明したが、これ以外の物品、例えば、
湯沸器や調味料収納ケース或いは鏡、化粧用キ
ヤビネツト、掲示板、テレビ・ビデオなどの取
付けに使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る屋内物品取付
け枠の実施例を示し、第1図は使用状態を示す斜
視図、第2図は取付け枠の斜視図、第3図は縦断
側面図、第4図は要部の拡大断面図、第5図は別
の使用状態を示す正面図である。第6図乃至第1
3図は夫々別の実施例を示し、第6図、第11図
は要部の縦断正面図、第7図、第12図、第13
図は全体正面図、第8図、第9図、第10図は要
部の正面図である。第14図、第15図は夫々従
来の取付け状態を示す側面図である。 1……支柱、1A……下部支柱構成部材、1B
……中央支柱構成部材、1C……上部支柱構成部
材、2……物品取付け用基板、3……スプリン
グ、4……ロツク手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 物品取付け用基板2と、その物品取付け用基
    板を支持する支柱1とから構成された屋内物品
    取付け枠であつて、 (イ) 前記支柱1は、前記物品取付け用基板2を
    固定支持する下部支柱構成部材1Aと、これ
    に対して相対摺動自在に内嵌された中央支柱
    構成部材1Bと、前記中央支柱構成部材1B
    に対して相対摺動自在に内嵌された上部支柱
    構成部材1Cとから構成されている。 (ロ) 前記下部支柱構成部材1Aには、中央支柱
    構成部材1Bの相対摺動を許す状態と固定す
    る状態とに切換え自在なロツク手段4を設け
    てある。 (ハ) 前記中央支柱構成部材1Bと上部支柱構成
    部材1Cとの間には、上部支柱構成部材1C
    の中央支柱構成部材1B内への嵌入方向への
    移動に弾性抵抗を与えるスプリング3を介装
    してある。 上記(イ)〜(ハ)に記載の構成を備えていることを
    特徴とする屋内物品取付け枠。 2 前記物品取付け用基板2が左右一対の支柱
    1,1に亘つて連設されたものである実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の屋内物品取付け
    枠。
JP16884083U 1983-10-31 1983-10-31 屋内物品取付け枠 Granted JPS6074693U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16884083U JPS6074693U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 屋内物品取付け枠

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JP16884083U JPS6074693U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 屋内物品取付け枠

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Publication Number Publication Date
JPS6074693U JPS6074693U (ja) 1985-05-25
JPH0211912Y2 true JPH0211912Y2 (ja) 1990-04-03

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ID=30369016

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16884083U Granted JPS6074693U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 屋内物品取付け枠

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438288Y2 (ja) * 1974-12-13 1979-11-14

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JPS6074693U (ja) 1985-05-25

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