JP2000230260A - 排水継手 - Google Patents

排水継手

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JP2000230260A
JP2000230260A JP11031126A JP3112699A JP2000230260A JP 2000230260 A JP2000230260 A JP 2000230260A JP 11031126 A JP11031126 A JP 11031126A JP 3112699 A JP3112699 A JP 3112699A JP 2000230260 A JP2000230260 A JP 2000230260A
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JP
Japan
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drainage
joint
joint body
vent
vent hole
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Pending
Application number
JP11031126A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Koyama
良郎 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Publication of JP2000230260A publication Critical patent/JP2000230260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水立管に設けられた通気口における空気の
流入・流出を確実に行わせることができる排水継手を提
供する。 【解決手段】 上下に排水立管接続部11,12をそれ
ぞれ有する継手本体13の周面に設けた通気口18の開
口縁に、継手本体内周面を突出させた水切り凸部21、
あるいは、継手本体内周面を凹ませた水切り凹部を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水継手に関し、
詳しくは、中高層ビルや集合住宅における排水立管の途
中に通気管を接続するための排水継手に関する。
【0002】
【従来の技術】中高層ビルや集合住宅の排水システム
は、各階でそれぞれ発生する排水を、排水横管を介して
排水立管に合流させてから下水道に流すようにしてい
る。このような排水システムでは、排水立管の途中に通
気口を設けて排水立管内への空気の補給や排出を行うこ
とにより、排水立管内の圧力バランスを保ち、良好な排
水状態を維持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、排水立管内に
大量の水が排出されると、排水が排水立管の管壁(管内
周面)に沿って流れ、略全周にわたる水膜が形成されて
通気口を覆い、通気口における空気の出入りが困難にな
ることがある。このため、通気効果が失われることによ
って排水の円滑な流れが損なわれたり、大きな排水音が
発生したりすることがあった。
【0004】そこで本発明は、通気口における空気の流
入・流出を確実に行わせることができる排水継手を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の排水継手は、上下に排水立管接続部をそれ
ぞれ有する継手本体の周面に、通気管に連通する通気口
を設けた排水継手において、前記通気口の開口縁に、継
手本体内周面を突出させた水切り凸部、あるいは、継手
本体内周面を凹ませた水切り凹部を設けたことを特徴と
している。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、図1及び図2は、本発明の
排水継手の第1形態例を示すものであって、図1は通気
口を側方から見た断面図、図2は通気口を正面から見た
断面図である。
【0007】この排水継手10は、いわゆる45°Y型
継手と略同形状に形成されたものであって、両端開口に
排水立管接続部11,12をそれぞれ有する継手本体1
3の側方に、通気管接続部14を斜め45度方向にして
一体に突設したものである。この排水継手10は、排水
経路の適宜な位置に、継手本体13を鉛直方向にして通
気管接続部14を上方に向けた状態で設置され、上下の
両排水立管接続部11,12にそれぞれ排水立管15,
16が接続されるとともに、通気管接続部14に通気管
17が接続される。
【0008】そして、前記通気管接続部14が継手本体
13の周面に開口する通気口18の開口縁には、その上
半部を囲むようにして継手本体内周面に突出した水切り
凸部21が設けられている。この水切り凸部21は、そ
の上部側の面が管壁に連なるテーパー面22となってお
り、管壁に沿って通気口18部分に流下してきた落下水
を、テーパー面22によって継手中心方向に飛ばす作用
を有している。
【0009】したがって、大量の排水によって管壁全周
に水膜が形成された場合でも、水切り凸部21によって
通気口18部分の水膜を断ち切ることができるので、通
気口18における空気の流入・流出を円滑かつ確実に行
わせることができる。これにより、排水系統内の圧力バ
ランスを所定の状態に保つことができ、排水の流れが損
なわれたり、排水音が発生することを防止できる。
【0010】図3は、本発明の第2形態例を示すもの
で、通気口を正面から見た排水継手の断面図である。な
お、以下の説明において、継手本体部分は、前記第1形
態例と同様に形成することができるので、第1形態例に
おける構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0011】本形態例では、通気口18の頂部に、上部
側が円錐状の水切り凸部23を設けたものである。この
ような形状の水切り凸部23を設けることによっても、
管壁に沿って流下する水膜における通気口18部分を断
ち切ることができる。また、本形態例では、内周面への
突出量が少ないので、小径パイプの場合でも、通水抵抗
となることはほとんどない。
【0012】図4は、本発明の第3形態例を示す排水継
手の断面平面図である。本形態例は、通気口の上部に第
2形態例と同様の小さな水切り凸部24を櫛歯状に複数
個設けたものであり、前記同様に通気口部分の水膜を断
ち切ることができる。また、水切り凸部24によって飛
ばされる水と凸部間を流下する水とに分かれるので、水
膜の分断を効果的に行うことができる。
【0013】図5は、本発明の第4形態例を示すもの
で、通気口を側方から見た排水継手の断面図である。本
形態例は、通気口18の開口縁の上半部に水切り凹部3
0を設けた例を示している。この水切り凹部30は、継
手本体内周面を斜めにカットして開口縁内に凹ませた形
状を有するものであって、管壁に沿って流下する水膜
を、その傾斜面で外周方向に拡散させることにより、水
膜を断ち切るようにしている。さらに、このような水切
り凹部30は、管内に突出していないので、断面を狭め
ることがなく、汚物や異物がつまることもない。
【0014】図6は、本発明の第5形態例を示すもの
で、通気口を正面から見た排水継手の断面図である。本
形態例は、通気口18の開口縁の上半部に複数のスリッ
ト状の水切り凹部31を設けたものである。このような
形状の水切り凹部31は、凹部内に流入した水とその両
側を流れる水とを効果的に分断でき、水膜を確実に断ち
切ることができる。
【0015】なお、前記水切り凸部や水切り凹部の大き
さは、排水立管の径に応じて適宜に設定することができ
るが、突出量や凹み量は、最大でも排水立管の肉厚まで
とすることが好ましい。すなわち、水切り凸部をこれよ
り突出させると、流路断面が狭くなって抵抗となった
り、汚物や異物が引っかかるおそれがある。また、水切
り凹部をこれ以上凹ませると水を拡散させるガイド効果
が十分に得られなくなることがある。
【0016】さらに、上述の水切り凸部と水切り凹部と
を併用することもできる。また、排水継手における継手
本体の径に対する通気管の径、すなわち通気口の径は、
通常、略同一径から約1/2の範囲であるが、排水立管
が大径の場合はこれに限るものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排水継手
によれば、通気口における空気の流入・流出を確実に行
うことができるので、排水性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態例を示す通気口側方から見
た排水継手の断面図である。
【図2】 同じく通気口正面から見た排水継手の断面図
である。
【図3】 本発明の第2形態例を示す通気口側方から見
た排水継手の断面図である。
【図4】 本発明の第3形態例を示す排水継手の断面平
面図である。
【図5】 本発明の第4形態例を示す通気口側方から見
た排水継手の断面図である。
【図6】 本発明の第5形態例を示す通気口正面から見
た排水継手の断面図である。
【符号の説明】
10…排水継手、11,12…排水立管接続部、13…
継手本体、14…通気管接続部、15,16…排水立
管、17…通気管、18…通気口、21…水切り凸部、
22…テーパー面、23,24…水切り凸部、30,3
1…水切り凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に排水立管接続部をそれぞれ有する
    継手本体の周面に、通気管に連通する通気口を設けた排
    水継手において、前記通気口の開口縁に、継手本体内周
    面を突出させた水切り凸部を設けたことを特徴とする排
    水継手。
  2. 【請求項2】 上下に排水立管接続部をそれぞれ有する
    継手本体の周面に、通気管を接続する通気管接続部に連
    通する通気管接続口を有する排水継手において、前記通
    気管接続口の開口縁に、継手本体内周面を凹ませた水切
    り凹部を設けたことを特徴とする排水継手。
JP11031126A 1999-02-09 1999-02-09 排水継手 Pending JP2000230260A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002121787A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Bridgestone Corp 建築排水システム
JP2009002099A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Sekisui Chem Co Ltd バイパス通気用管継手およびこのバイパス通気用管継手を用いた排水システム
JP2009091805A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Aron Kasei Co Ltd 通気管接続用の管継手
JP2009121683A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc 音響負荷緩和装置
JP2011158113A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Toto Ltd 貯湯式温水器用排水ホッパー
JP2014129789A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 National Maritime Research Institute 多種燃料に対応可能な燃料噴射用接続装置、同接続装置を用いた燃料噴射システム、及び同接続装置を用いた接続方法

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