JP2000229591A - 履帯シュ− - Google Patents
履帯シュ−Info
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- JP2000229591A JP2000229591A JP2000018022A JP2000018022A JP2000229591A JP 2000229591 A JP2000229591 A JP 2000229591A JP 2000018022 A JP2000018022 A JP 2000018022A JP 2000018022 A JP2000018022 A JP 2000018022A JP 2000229591 A JP2000229591 A JP 2000229591A
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- crawler
- shoe
- plate
- rubber pad
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
帯シュ−に関するものであり、更に詳しくは鉄製履板に
装着容易とした履帯シュ−に係るものである。 【解決手段】リンクにて無端状に連結される履板に装着
される履帯シューであって、当該履帯シューは帯板とこ
の帯板の外周側に接着されたゴムパッドと帯板の一方端
縁に当該履帯シューを履板に係止するための内向きのフ
ック金具とを備えたものであり、当該フック金具はその
先端がリンク側に曲げられ、かつ、前記履帯シューのゴ
ムパッド幅端より外側に突出し、このフック金具の接地
面側にゴム弾性体が加硫接着され、これらフック金具を
前記履板の一方端縁に係止し、他端側は履板を挟んでリ
ンク側からボルトにて直接装着する履帯シュー。
Description
用車両に用いる履帯シュ−に関するものであり、更に詳
しくは鉄製履板に装着容易とした履帯シュ−に係るもの
である。
−ラは、多数の履板をリンクによりブッシュ及びピンを
介して無端状に連結したものであり、この踏面側にゴム
パッドを備えた履帯シュ−をボルトにて装着した構造の
ものが広く用いられている。しかるに、ゴムパッドにあ
けられたボルト孔内に砂や小石が入り込み、このボルト
孔近傍からゴムパッドに亀裂が入り耐久性を著しく悪く
しているのが現状である。又、履板への装着時にあって
も、通常は4本のボルトをクロ−ラ内周側でナットにて
装着するものであり、装着作業性が悪く特に車両の内側
に位置するボルトにあっては締め付ける作業が容易では
ない。又、履板の裏面側にボルトが必要以上に突出する
ことともなり、車両側のフレ−ム等とのスペ−スをせば
める結果、ここに土砂が噛み込みやすくなり、かつ、ナ
ットを損傷して履帯シュ−の取り外しができなくなる等
の欠点があった。
トを履帯シュ−のゴムパッド内に予め埋設する技術も開
発されているが、ゴムパッドの亀裂等の発生は低減され
るものの、履板との装着のための作業性は改善されてい
ない。更に改良されたものとして、例えば実開平6−7
4594号にて履帯シュ−のゴムパッド内にナットを埋
設する技術が開発されている。この履帯シュ−にあって
は、ゴムパッドの亀裂等の発生も少なく、かつ履板との
装着性もある程度改善され、従来のものに比べてすぐれ
た性能をもっている。
り、帯板21に袋ナット22が溶接されたもので、この
帯板21に袋ナット22を囲んでゴムパッド23が加硫
接着されているものである。従って、履板24の裏側よ
り挿入されたボルト25が袋ナット22と螺合されるこ
とによって履帯シュ−が装着されることとなる。前記し
たように、通常履板24と履帯シュ−とは4本のボルト
25をもって装着されるため、袋ナット22もゴムパッ
ド23中に4個埋設されるものである。
のゴムパッドには装着のためのボルト孔がなく、ここか
らのゴムパッドの亀裂等の発生はなくなるが、装着時の
作業は基本的には4本のボルトをもって装着されるた
め、装着作業性の悪さは従来のものとそれほど差異はな
く、特に車両の内側に位置するボルトの締め付けは容易
ではなくこの点での問題は解決されていない。
としたものであって、ゴムパッドの亀裂等の低減は勿論
のこと、履板との装着作業性を改良することをその主目
的とするものである。
にて無端状に連結される履板に装着される履帯シューで
あって、当該履帯シューは帯板とこの帯板の外周側に接
着されたゴムパッドと帯板の一方端縁に当該履帯シュー
を履板に係止するための内向きのフック金具とを備えた
ものであり、当該フック金具はその先端がリンク側に曲
げられ、かつ、前記履帯シューのゴムパッド幅端より外
側に突出し、このフック金具の接地面側にゴム弾性体が
加硫接着され、これらフック金具を前記履板の一方端縁
に係止し、他端側は履板を挟んでリンク側からボルトに
て直接装着することを特徴とする履帯シューにかかるも
ので、具体的には前記他端側の履帯シュー内にナットを
埋設し、このナットと、履板のリンク側から履板を挟ん
で差し込まれるボルトにて装着された履帯シュ−であ
る。
れ、グロ−サ−間にフック金具及びナットが溶接された
ものが好ましく、更にゴムパッド内に埋設されたナット
の背丈は、グロ−サ−の背丈と帯板の厚さの合計と同等
乃至はこれよりも背丈の低いものがよい。
係止するものであって、フック金具の先端がリンク側に
面取り或いは拡開されているのがよい。尚、フック金具
の保護のために、接地側にゴムパッドの背丈以下の背丈
をもつゴム弾性体が加硫接着されていることが望まれ
る。本発明のフック金具としては、帯板の先端をそのま
ま折り曲げたものでもよい。
一方側にフック金具を備え、他方側に履板との連結のた
めのナットを溶接したものであって、履板に対しては先
ずフック金具をもって履板の端縁に履帯シュ−を係止
し、次いで履板側よりボルトをナットに螺合して履帯シ
ュ−を装着するものである。このため、装着に要する作
業は端的に言えば2本のボルトを締め付けるだけで完了
するものであり、フック金具における履板と履帯シュ−
の係止はワンタッチで行えるためほとんど作業時間を要
さない。しかも、フック金具を車両の内側に配置するこ
とにより、ボルト締付けは車両の外側の作業だけとなる
ため、装着に要する作業性は著しく短縮し、装着作業性
が向上したこととなる。
一方端に履板と係止するフック金具を備えると共に、履
板と連結用のボルト孔をその反対側に備え、これに合わ
せて好ましくは袋ナットを溶接してなるものであり、こ
の帯板にゴムパッドを加硫接着するものであり、前記の
袋ナットはこのゴムパッド内に埋設されることとなる。
られるが、これらはいずれもグロ−サ−間の谷部に溶接
されるのが強度上好ましく、又、ナットはグロ−サ−よ
りも、或いはこれと帯板の厚さよりも接地側に突出しな
い方がゴムパッドに影響を及ばさず好ましい形態とな
る。
ってワンタッチにて係止されるが、フック金具の先端は
履板の端縁が嵌り易いように面取りが施されたり、或い
は拡開されていたり、更にフックの中間部が狭まってい
るのが好ましい。
て、フック金具側はワンタッチにて作業できるため、作
業のしにくい側即ち車両の内側にフック金具側を配置す
べきであり、このようにすることによりボルトの螺合は
作業のし易い車両の外側だけとなるものである。
する。図1は本発明の履帯シュ−の接地面側の平面図で
あり、図2は正面図、図3は主要部での側断面図であ
る。図中、1は帯板であり、この帯板1には接地面側に
向けてグロ−サ−10 が形成されている。そして、この
グロ−サ−10 、10 間の底面11 に袋ナット2及びフ
ック金具3が溶接されている。即ち、このフック金具3
は帯板1の一方端に溶接されて履板との係止に供される
ものであり、その先端がリンク側に曲げられている。他
方、帯板1にはフック金具3と反対側にボルト孔4が穿
孔され、これに対応して袋ナット2が溶接されている。
このような構造をもつ帯板1の接地側にゴムパッド5が
加硫接着されるもので、このゴムパッド5内に袋ナット
2及びフック金具3の溶接部が埋設されるものである。
袋ナット2の背丈について言えば、図示するようにグロ
−サ−の背丈と帯板1の厚さとの合計よりも背丈の高い
ものもあるが、ナット2が保護され、耐久性を向上させ
るためには、グロ−サ−の背丈と帯板1の厚さの合計よ
りもナット2の背丈を同等乃至はこれよりも背丈の低い
方が好ましい。
端状に連結されてなる履板11であって、図示するよう
に、履板11の一方端縁110 にフック金具3をもって
履帯シュ−を係止し、次いでその反対側の袋ナット2に
履板11のボルト孔12を介してボルト13を螺合して
履帯シュ−を装着するものである。尚、前述したよう
に、フック金具3側は車両の内側に配置するのが作業性
の面からみて好ましいことは明らかである。
もので、帯板1のみを取り出した正面図である。この例
にあっても、帯板1の一方端にフック金具3が溶接され
ているが、そのフック金具3の先端30 は拡開されて曲
げられている。このようにフック金具3の先端30 が拡
開されていることにより、履板11の端縁110 がワン
タッチで係止できることとなったものである。勿論、場
合によっては先端30 が曲げられなくとも面取りを施す
だけでもよい。
3の接地面側に加硫接着されたゴム弾性体14であり、
これは走行時に小石等が直接フック金具に衝突すること
を阻止するための保護ブロックである。フック金具3が
帯板1の履板11側の底面11 に備えることによって、
特にこの保護ブロック14の厚さを確保できるため耐久
性が著しく向上することとなる。この保護ブロック14
は、帯板1の接地面側に加硫接着されるゴムパッド5と
同時に加硫成形されるのが一般的である。
図である。この例にあっては、履板11のグロ−サ−1
11 全体に接触するように帯板1の幅が広くなっている
ものであり、言い換えればゴムパッド5の全面に帯板1
が存在する形態である。このため、履板11と履帯シュ
−とは金属同士(履板11と帯板1)の接触面となるた
めに一体化が強まり、かつゴムパッド5は帯板1に加硫
接着されているためこの間に異物が入り込むことなくゴ
ムの損傷を防ぐことができる。
けるフック金具3によって履板11との係止が先ず行わ
れることとなるが、図5における帯板1の形態はフック
金具3のない従来の履帯シュ−にも適用可能である。
111 、111 間の間隔A、Bは、同一寸法には設計さ
れていない。従って、装着する履帯シュ−も又この間隔
A、Bに合致させて帯板1が形成されるのが通例である
が、このようにすることにより履帯シュ−に方向性が生
じることとなってしまうのが現状である。
シュ−の装着の方向性をなくすこととしたものである。
即ち、履板11のグロ−サ−111 、111 間隔A、B
(A>Bとする)に対し、帯板1のグロ−サ−110 、
110 の間隔P、QはB≧P、Qなる関係を有するよう
設計することにより履帯シュ−の装着時の方向性をなく
すものである。この例にあっても、フック金具3によっ
て履板11との係止が図られることとなるが、図6に示
す帯板1と履板11との関係は、従来の形態の履帯シュ
−にも適用可能であることは言うまでもない。
と履帯シュ−の帯板1との間には場合によって間隔Sが
生ずるが、この間隔を構成する部材(履板11と帯板
1)がいずれも金属製であるのでここに異物が入り込ん
でもゴムパッド5にはなんら影響しない。尚、この場
合、図例でも分る通り帯板1と履板11との両グロ−サ
−10 と111 とが直接接触しあって装着されることが
必要である。
であり、グロ−サ−の間隔はA>B、P=B、Q<Bと
した。即ち、履板11と履帯シュ−の装着にあって、図
7はBとPを合わせた場合、図8は履帯シュ−を逆にし
て装着し、BとQとを合わせた場合の断面図である。図
7にあってはA、Q間で間隔S1 が、図8にあっては
A、P間で隙間S2 が,B、Q間で隙間S3 が形成され
ることとなるが、いずれもグロ−サ−部で履板11と帯
板1とが接触しているため機能上なんら問題を生じな
い。
地面側の平面図、図10はその正面図、図11は主要部
での断面図である。この履帯シュ−にあっては、そのコ
−ナ−部を曲面とするのが好ましく、この図例ではゴム
パッド5の各コ−ナ−部50 が曲面をなしており、この
ためゴムパッド5のコ−ナ−部50 からのゴムのめくれ
がなく履帯シュ−の耐久性が向上することとなる。又、
帯板1が履帯シュ−の幅方向においてゴムパッドより幅
狭のものが用いられており、この帯板1の幅方向端部が
確実に多量のゴムにて覆われることとなる。このため、
帯板1の幅方向端部でのゴムのめくれはなくなり、耐久
性のアップが図られることとなる。
フック金具3もゴム中に埋設されることとなり、耐久性
の向上にも寄与することになる。又、ここに用いられる
フック金具3の拡大図を図12に示すが、フック金具3
の材質は例えば圧延鋼又はバネ鋼等であり、フックの金
具3の先端を内側に湾曲させてフック金具3の間隔dを
狭めてあり、履板の厚さよりも狭い間隔とするのが履板
11の固定に都合がよい。
た。この試験にあって、用いた履板シュ−は6トン用の
ものであり、ゴムパッド5の幅は450mm、帯板11
の幅は430mmであり、従って帯板11の幅端にはゴ
ムが10mm存在している。一方、比較例としては帯板
11の幅も450mmであり、帯板11の幅端にはゴム
が存在しない履帯シュ−を用いた。連続走行試験の結
果、本発明の履帯シュ−にあっては連続走行50時間以
上の耐久性が確保されたのに対し、比較例のものにあっ
ては5時間でゴムの剥離が発生した。このことより、帯
板の幅端には10mm以上のゴムが存在するのが望まし
いことが分かった。
示す断面図である。この例から分かるように履帯シュ−
の長手方向の前後には帯板1が達していない例である。
そして、好ましくは帯板1の前後端12 、13 が履板1
1のグロ−サ−111 の背丈より短く形成され、グロ−
サ−111 よりも帯板1の前後端12 、13 が突出しな
いことが望まれる。もし、帯板1の前後端12 、13 が
グロ−サ−111 よりも突出していると、この先端によ
ってゴムパッド5の亀裂破壊が簡単に発生してしまうか
らである。更に、履帯シュ−全体として前後端のゴムパ
ッド5の厚さは帯板の分だけ厚くなっており、このため
履板シュ−の走行時に石等に乗り上げた際に生じるゴム
パッド5の圧壊がゴム厚が厚くなることで改善されると
いう効果もある。
−と履板とがフック金具で装着される方法を採用したた
め、その装着作業性は著しく向上した。
である。
る。
断側面図である。
で、帯板のみを取り出した正面図である。
である。
面図である。
す切断側面図である。
との装着例を示す切断側面図である。
側の平面図である。
図である。
す断面図である。
る。
体、 A、B‥‥履板のおけるグロ−サ−間の間隔、 P、Q‥‥帯板のグロ−サ−間の間隔、 S1 、S2 、S3 ‥‥グロ−サ−間の隙間。
Claims (2)
- 【請求項1】 リンクにて無端状に連結される履板に装
着される履帯シューであって、当該履帯シューは帯板と
この帯板の外周側に接着されたゴムパッドと帯板の一方
端縁に当該履帯シューを履板に係止するための内向きの
フック金具とを備えたものであり、当該フック金具はそ
の先端がリンク側に曲げられ、かつ、前記履帯シューの
ゴムパッド幅端より外側に突出し、このフック金具の接
地面側にゴム弾性体が加硫接着され、これらフック金具
を前記履板の一方端縁に係止し、他端側は履板を挟んで
リンク側からボルトにて直接装着することを特徴とする
履帯シュー。 - 【請求項2】 他端側の履帯シュー内にナットを埋設
し、このナットと、履板のリンク側から履板を挟んで差
し込まれるボルトにて装着された請求項第1項記載の履
帯シュ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018022A JP3457607B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 履帯シュ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018022A JP3457607B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 履帯シュ− |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31398398A Division JPH11198874A (ja) | 1995-11-06 | 1998-10-16 | 履帯シュ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000229591A true JP2000229591A (ja) | 2000-08-22 |
JP3457607B2 JP3457607B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=18544928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000018022A Expired - Fee Related JP3457607B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 履帯シュ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3457607B2 (ja) |
-
2000
- 2000-01-25 JP JP2000018022A patent/JP3457607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3457607B2 (ja) | 2003-10-20 |
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