JP2000229434A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JP2000229434A
JP2000229434A JP3332099A JP3332099A JP2000229434A JP 2000229434 A JP2000229434 A JP 2000229434A JP 3332099 A JP3332099 A JP 3332099A JP 3332099 A JP3332099 A JP 3332099A JP 2000229434 A JP2000229434 A JP 2000229434A
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thermistor
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Hiromoto Kubo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板が固定された支持板とプリン
ト配線板に搭載されたサーミスタ間の熱伝導性を向上さ
せ、印字品質の高いサーマルヘッドを提案するものであ
る。 【解決手段】 支持板1上に、発熱体9を設けたヘッド
基板2とサーミスタ7を搭載したプリント配線板3とを
固定する。プリント配線板3の支持板1上に固定される
面に配置した熱検出用金属パターン5とサーミスタ7を
搭載するサーミスタ搭載用金属パターン6間をスルーホ
ール11を介して接続する。支持板の熱をプリント配線
板に設けた熱伝導性の高い金属パターンによってサーミ
スタに直接伝えることができるので、サーミスタの温度
検出を早くすることができ、その結果、適切な温度制御
が可能となり、印字品質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】図5の断面図に示すように、従来のサー
マルヘッドは、アルミニュームなどの熱伝導性の高い金
属で構成された支持板1上に、発熱体9と該発熱体9を
通電する電極を形成したヘッド基板2と前記発熱体9を
駆動する複数の駆動IC12を搭載したプリント配線板
3が当接して両面接着テープなどの粘着材8で固定され
ている。そして、前記電極と駆動IC6及び駆動IC6
とプリント配線板3に形成された回路配線3aとがボン
ディングワイヤ13、14にて接続され、封止樹脂10
で前記複数の駆動IC全体を一体封止して駆動ICの保
護を図っている。また、プリント配線板3の回路配線と
接続された外部接続用のコネクタ4によって外部の制御
回路と接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サーマルヘッドは、前
記発熱体9の熱によって印字を行うので、サーマルヘッ
ド本体の温度も必然的に上昇する。温度が上昇している
場合は、常温時と同じエネルギーを印加すると印字が濃
くなりすぎ、逆に本体が冷えている場合は常温と同じエ
ネルギーを印加すると印字が薄くなる。そこで、サーマ
ルヘッドの温度が上昇している時はエネルギーの設定を
下げ、温度が低下している時はエネルギーの設定を上げ
て印字を行う制御方法が用いられている。
【0004】前記制御方法において、サーマルヘッドの
温度を検出する手段として温度によって抵抗値が変化す
るサーミスタが広く用いられている。温度検出を行うの
にサーミスタをヘッド基板に接して搭載するのが理想的
であるが、前記図5の構成を備えたサーマルヘッドの場
合、ヘッド基板1上にサーミスタを搭載するスペースが
殆どないので、サーミスタ7をプリント配線板3上に搭
載しているのが現状である。
【0005】ところで前記構成のサーマルヘッドにおい
て、発熱体9が設けられているヘッド基板2が加熱され
ると、その熱は矢印で示すように支持板1に伝わり、支
持板1の熱15はプリント配線板3を介してサーミスタ
7に伝わる。プリント配線板3は、例えばガラスエポキ
シなどの樹脂を主材料としたものを使用しているので比
較的熱伝導性が低い。このため、支持板1の熱15がサ
ーミスタ7に伝わるのが遅れるので、サーミスタ7で検
出した温度は支持板1の温度よりも低くなってしまう。
実際の温度とサーミスタ7で検出された温度に大きな差
がある場合は、エネルギーの調整にずれが生じるので、
印字の濃さを適切に調整することが困難になる。その結
果、印字の品質が低下することになる。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑み、支持板とプ
リント配線板に搭載されたサーミスタ間の熱伝導性を向
上させ、印字品質の高いサーマルヘッドを提案するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持板上に発
熱体を設けたヘッド基板とサーミスタを搭載したプリン
ト配線板とを固定し成るサーマルヘッドにおいて、プリ
ント配線板の裏面にサーミスタの搭載位置に連なる熱伝
導性の高い金属パターンを形成する。ヘッド基板の熱が
金属パターンを経てサーミスタに速く伝わり、支持板の
温度とサーミスタの検出温度との温度差が小さくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、図
1乃至図3を参照しながら説明する。ここで従来と同じ
構成要素は図5と同じ符号を付してある。以下、詳述す
ると、図1のサーマルヘッドの断面図、図2のサーミス
タを搭載した要部断面図及び図3のサーミスタを搭載し
た要部平面図に示すように、アルミニュームなどの熱伝
導性の高い金属で構成された支持板1上に、発熱体9と
該発熱体9を通電する電極(図示せず)を形成したヘッ
ド基板2と前記発熱体9を駆動する複数の駆動IC12
を搭載したプリント配線板3が当接して両面接着テープ
などの粘着材8で固定されている。そして、前記電極と
駆動IC6及び駆動IC6とプリント配線板3に形成さ
れた回路配線3bとがボンディングワイヤ13、14に
て接続され、封止樹脂10で前記複数の駆動IC全体を
一体封止して駆動ICの保護を図っている。
【0009】また、プリント配線板3には駆動IC12
へ信号を送るための信号線が設けられており、各信号線
の先には外部の制御回路と電気的接続を行うためのコネ
クタ4が取り付けられている。ここで図示しないが前記
信号線はプリント配線板の表裏両面に銅箔によりパター
ン形成されている。銅は熱伝導性が高いので支持板の熱
を伝達するのに適している。
【0010】前記プリント配線板3の裏面には熱検出用
金属パターン5が銅箔で形成されており、一方,表面に
はサーミスタ7を搭載するサーミスタ搭載用金属パター
ン6が銅箔で形成されている。これらの金属パターンは
前記信号線パターン5を銅箔のエッチングで形成する際
に同時に形成する。ここで前記熱検出用金属パターン5
は、熱源である発熱体9に近いほど効果があるので、ヘ
ッド基板2とプリント配線板3との当接部に接近させて
形成するのが好適である。
【0011】前記熱検出用金属パターン5と前記サーミ
スタ搭載用金属パターン6はスルーホール11によって
プリント配線板3の内部で接続されている。このよう
に、支持板1上に固定されているプリント配線板3の裏
面から熱伝導性の高い金属パターンでサーミスタ7まで
の間を繋ぐことにより、矢印で示すようにヘッド基板2
からの熱15が前記金属パターン5、スルーホール11
及び金属パターン6を経てサーミスタ7に速く伝わり、
支持板1の温度とサーミスタ7の検出温度を近付けるこ
とができる。
【0012】前記実施の形態では、プリント配線板3の
表面にサーミスタ7を搭載したが、第2の実施の形態と
して図4の断面図に示すように、プリント配線板3の裏
面に搭載しても同様の効果が得られる。この第2の実施
の形態は、プリント配線板3の裏面に熱検出用金属パタ
ーン5aを延長してサーミスタ搭載金属パターン6aを
連続して形成する。その他の構成は前記第1の実施の形
態と変わらない。この実施の形態ではサーミスタ搭載金
属パターン6aを熱検出用金属パターン5aに接続する
スルーホールを必要としないため、それだけ構成が簡単
になる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、支持板の熱をプリント配線板
に設けた熱伝導性の高い金属パターンによってサーミス
タに直接伝えることができるので、サーミスタの温度検
出を早くすることができる。その結果、適切な温度制御
が可能となり、印字品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のサーミスタ搭載部
の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のサーミスタ搭載部
の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の断面図である。
【図5】従来のサーマルヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1・・支持板 2・・ヘッド基板 3・・プリント配線
板 5・・熱検出用金属パターン 6・・サーミスタ搭
載用金属パターン 7・・サーミスタ 9・・発熱体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
    サーミスタを搭載したプリント配線板とを固定し成るサ
    ーマルヘッドにおいて、 プリント配線板の前記支持板上に固定される面にサーミ
    スタの搭載位置に連なる熱伝導性の高い金属パターンを
    形成したことを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
    プリント配線板とを固定し、前記プリント配線板にサー
    ミスタを搭載して成るサーマルヘッドにおいて、 前記プリント配線板の支持板上に固定される面に配置し
    た熱検出用金属パターンと前記サーミスタを搭載するサ
    ーミスタ搭載用金属パターン間をスルーホールを介して
    接続したことを特徴とするサーマルヘッド。
  3. 【請求項3】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
    プリント配線板とを固定し、前記プリント配線板にサー
    ミスタを搭載して成るサーマルヘッドにおいて、 前記プリント配線板の支持板上に固定される面に配置し
    た熱検出用金属パターンを延長して、前記サーミスタを
    搭載するサーミスタ搭載用金属パターンを設けたことを
    特徴とするサーマルヘッド。
  4. 【請求項4】 前記熱検出用金属パターンと前記サーミ
    スタ搭載用金属パターンは、熱伝導性の高い同一の金属
    で形成して成ることを特徴とする請求項2又は3のサー
    マルヘッド
JP3332099A 1999-02-10 1999-02-10 サーマルヘッド Ceased JP3320373B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104754919A (zh) * 2013-12-26 2015-07-01 株式会社电装 具有温度检测元件的电子装置

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CN104754919A (zh) * 2013-12-26 2015-07-01 株式会社电装 具有温度检测元件的电子装置
JP2015126089A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社デンソー 電子装置
US9329090B2 (en) 2013-12-26 2016-05-03 Denso Corporation Electronic device with temperature detecting element

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