JP2000228902A - 種子のコート材およびコート種子 - Google Patents

種子のコート材およびコート種子

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JP2000228902A JP3212699A JP3212699A JP2000228902A JP 2000228902 A JP2000228902 A JP 2000228902A JP 3212699 A JP3212699 A JP 3212699A JP 3212699 A JP3212699 A JP 3212699A JP 2000228902 A JP2000228902 A JP 2000228902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、平均粒径が1mm以下である微小な
種子や、発芽条件として光が要求される種子に対して特
に好適に用いることができる種子のコート材、および、
コート種子を提供する。 【解決手段】 種子のコート材は、球状の粒子と水溶性
バインダーとを含んでなっている。また、コート種子
は、該コート材でコートされてなっている。上記の粒子
は、疎水性を備えていることがより好ましく、また、光
透過性を備えていることがより好ましく、また、平均粒
径が50μm以下であることがより好ましい。上記の粒
子としては、シラスバルーンが特に好ましい。上記の水
溶性バインダーとしては、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、および、カルボキシメチルセルロー
スが特に好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、平均粒径
が1mm以下である微小な種子や、発芽条件として光が
要求される種子に対して特に好適に用いることができる
種子のコート材、および、コート種子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、花卉や野菜等の種子
においては、例えば播種を容易にする(播種作業を省力
化する)ために、該種子をコート材を用いてコートする
ことが行われている。ところが、コート材でコートされ
てなるコート種子は、コートされていない種子と比較し
て発芽率が低下する場合があり、そのため、発芽率を低
下させずに種子をコートすることができるコート材、お
よび、コート種子が種々提案されている。一般に、コー
ト材によって種子表面に形成されるコート層は、播種・
灌水後、種子が水を含んで膨張することによりひび割れ
て崩壊し、種子から剥落する。これにより、種子が露出
するので、該種子の発芽を阻害しないようになってい
る。
【0003】また、例えば、米国特許第3,905,1
52号には、粒径が50μm〜900μmである疎水性
の粒子と、親水性バインダーとからなるコート材でコー
トされてなるコート種子が開示されている。該コート種
子は、疎水性粒子間に形成される空隙によって通気性が
確保されることによって、種子の発芽率が低下すること
を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コートされ
るべき種子の平均粒径が1mm以下である場合、即ち、
該種子が微小種子である場合には、上記従来のコート材
を用いて種子をコートすると、該種子の吸水力が弱いた
めに、種子が水を含んで膨張してもコート層がひび割れ
ず、崩壊しない。
【0005】例えば、種子の発芽条件として光が要求さ
れる(光要求性である)場合には、該種子は、土中に埋
没させずに、地表に配して光が当たるように播種する必
要がある。しかしながら、上記従来のコート材では、播
種・灌水後、コート層が種子から剥落しないので、例え
ば種子が光要求性である場合には、種子に光が充分に当
たらず、発芽率が著しく低下してしまうという問題点を
有している。従って、例えば、平均粒径が1mm以下で
ある微小な種子や、発芽条件として光が要求される種子
に対して特に好適に用いることができる種子のコート
材、および、コート種子が嘱望されている。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、例えば、平均粒径が1mm
以下である微小な種子や、発芽条件として光が要求され
る種子に対して特に好適に用いることができる種子のコ
ート材、および、コート種子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、上記の
目的を達成すべく、種子のコート材およびコート種子に
ついて鋭意検討した。その結果、平均粒径が1mm以下
である微小な種子や、発芽条件として光が要求される種
子をコートするに際し、球状の粒子と水溶性バインダー
とを含むコート材が、特に好適であることを見い出し
た。そして、該コート材でコートされてなる種子の発芽
率が、コートされていない種子の発芽率と遜色無いこと
を確認して、本発明を完成させるに至った。
【0008】即ち、請求項1記載の発明の種子のコート
材は、上記の課題を解決するために、球状の粒子と水溶
性バインダーとを含むことを特徴としている。
【0009】請求項1記載の構成によれば、球状の粒子
が水溶性バインダーによって結合されてなるコート層
を、種子表面に形成することができる。この際、上記の
粒子同士は、水溶性バインダーにより、その接触面積が
小さい状態で以て、互いに結合されることになる。それ
ゆえ、該コート層は、播種後、灌水したときに、種子の
膨張等に関わり無く、水溶性バインダーが溶解すること
により、該粒子が粒状であるので直ちに崩壊し、種子か
ら剥落する。これにより、コート層が流亡して種子が露
出するので、該種子の発芽を阻害することが無い。従っ
て、上記の構成によれば、例えば、平均粒径が1mm以
下である微小な種子や、発芽条件として光が要求される
種子に対して特に好適に用いることができるコート材を
提供することができる。
【0010】請求項2記載の発明の種子のコート材は、
上記の課題を解決するために、請求項1記載のコート材
において、上記粒子が疎水性を備えていることを特徴と
している。上記の構成によれば、播種後、灌水したとき
におけるコート層の崩壊に掛かる時間(崩壊時間)を、
より一層短くすることができる。
【0011】請求項3記載の発明の種子のコート材は、
上記の課題を解決するために、請求項1または2記載の
コート材において、上記粒子が光透過性を備えているこ
とを特徴としている。上記の構成によれば、仮にコート
層(コート材)の一部が種子から剥落しない場合(残存
する場合)があっても、発芽条件として光が要求される
種子に対して、上記粒子が悪影響を及ぼすおそれを回避
することができる。
【0012】請求項4記載の発明の種子のコート材は、
上記の課題を解決するために、請求項1、2または3記
載のコート材において、上記粒子の平均粒径が50μm
以下であることを特徴としている。上記の構成によれ
ば、コートされるべき種子の平均粒径が1mm以下であ
る場合において、より一層均一かつ充分なコート層を形
成することができる。
【0013】また、請求項5記載の発明のコート種子
は、上記の課題を解決するために、請求項1ないし4の
何れか1項に記載のコート材でコートされてなることを
特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明のコート種子は、上記
の課題を解決するために、請求項5記載のコート種子に
おいて、コートされるべき種子の平均粒径が1mm以下
であることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明のコート種子は、上記
の課題を解決するために、請求項5または6記載のコー
ト種子において、全体に占める粒子の割合が50重量%
以上であることを特徴としている。
【0016】上記の構成によれば、例えば、平均粒径が
1mm以下である微小な種子や、発芽条件として光が要
求される種子の発芽を阻害すること無く、該種子がコー
ト材でコートされてなるコート種子を提供することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にかかる種子のコート材
は、球状の粒子と水溶性バインダーとを含んでなってい
る。また、本発明にかかるコート種子は、該コート材で
コートされてなっている。上記の粒子は、疎水性を備え
ていることがより好ましく、また、光透過性を備えてい
ることがより好ましく、また、平均粒径が50μm以下
であることがより好ましい。そのなかでも、疎水性粒子
がより好ましく、50μm以下の平均粒径を有する疎水
性粒子が特に好ましく、50μm以下の平均粒径を有
し、かつ光透過性を備えている疎水性粒子が最も好まし
い。
【0018】尚、本発明において「球状」とは、例えば
破砕状や棒状等のように角を有する形状ではなく、実質
的に球形と見なすことのできる角の無い形状を指すもの
とする。従って、「球状の粒子」の範疇には、例えば、
ラグビーボール状の粒子も含まれていることになる。ま
た、本発明において「光透過性」とは、種子の発芽を促
すことができる程度の光を少なくとも透過させる性質を
指すものとする。
【0019】コート材に含まれる粒子を構成する物質と
しては、例えば、シラスバルーン、天然ワックス、天然
ゴム等の天然物;各種ポリオレフィン、各種ポリハロオ
レフィン、ポリスチレン、各種ビニルポリマー、各種ビ
ニリデンポリマー、各種ポリジエン、ポリカーボネー
ト、各種ポリエステル、各種ポリエーテル、各種セルロ
ース誘導体、各種フッ素樹脂等のいわゆるプラスチック
類、或いは、合成ワックス、合成ゴム、シリコーン樹脂
等の各種ポリシロキサン、ガラス、等の人工物;が挙げ
られるが、種子に対して悪影響を及ぼさない物質であれ
ばよく、特に限定されるものではない。これら物質は、
一種類のみを用いてもよく、また、二種類以上を組み合
わせて用いてもよい。上記例示の物質のうち、シラスバ
ルーンが特に好ましい。
【0020】粒子の平均粒径は、50μm以下であるこ
とがより好ましく、10μm〜30μmの範囲内である
ことが特に好ましい。粒子の平均粒径が50μmを超え
ると、例えば、コートされるべき種子の平均粒径が1m
m以下である場合には、均一かつ充分なコート層を形成
することができないおそれがある。
【0021】粒子および水溶性バインダーの合計量に占
める粒子の割合は、粒子と水溶性バインダーとの組み合
わせ、或いは、コートされるべき種子の種類や平均粒径
にもよるが、70重量%〜99.9重量%の範囲内であ
ることがより好ましく、80重量%〜99.9重量%の
範囲内であることがさらに好ましく、90重量%〜9
9.9重量%の範囲内であることが特に好ましい。粒子
の割合が上記の範囲を外れると、均一かつ充分なコート
層を形成することができないおそれや、播種時や保存時
におけるコート種子の安定性が損なわれるおそれがあ
る。
【0022】コート材に含まれる水溶性バインダーとし
ては、具体的には、例えば、ポリビニルアルコール(P
VA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、カルボキシ
メチルセルロース(CMC)、澱粉、ショ糖、セルロー
ス・アセテート、セルロース・アセテート・プロピオネ
ート、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、プルラン、ゼラチン等が挙げられるが、種子に対し
て悪影響を及ぼさない物質であればよく、特に限定され
るものではない。これらバインダーは、一種類のみを用
いてもよく、また、二種類以上を組み合わせて用いても
よい。上記例示のバインダーのうち、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、および、カルボキシメチ
ルセルロースが特に好ましい。
【0023】粒子および水溶性バインダーの合計量に占
める水溶性バインダーの割合は、粒子と水溶性バインダ
ーとの組み合わせ、或いは、コートされるべき種子の種
類や平均粒径にもよるが、0.1重量%〜30重量%の
範囲内であることがより好ましく、0.1重量%〜20
重量%の範囲内であることがさらに好ましく、0.1重
量%〜10重量%の範囲内であることが特に好ましい。
水溶性バインダーの割合が上記の範囲を外れると、均一
かつ充分なコート層を形成することができないおそれ
や、播種時や保存時におけるコート種子の安定性が損な
われるおそれがある。
【0024】水溶性バインダーは、粉体の状態でコート
材に含まれていてもよく、水溶液の状態でコート材に含
まれていてもよいが、例えばコート種子をより簡便に製
造するには、水溶液の状態で含まれている方が望まし
い。尚、水溶性バインダーが水溶液の状態で含まれてい
る場合における、該水溶液の濃度は、水溶性バインダー
の種類等に応じて適宜設定すればよい。
【0025】本発明にかかるコート材は、上記粒子およ
び水溶性バインダーの他に、必要に応じて、例えば、植
物ホルモン、植物栄養剤、植物生長調節剤、農薬、消毒
・殺菌剤、酸素発生剤、発熱剤、肥料、鳥等に食べられ
ないようにするための着色剤や忌避剤等の添加剤(補助
剤)を含んでいてもよい。尚、コート材における添加剤
の含有量は、コート種子に付与すべき各種性能等に応じ
て設定すればよく、特に限定されるものではない。
【0026】上記粒子、水溶性バインダー、および必要
に応じて添加剤を混合することにより、本発明にかかる
コート材が得られる。コート材の製造方法、つまり、上
記の構成成分を混合する方法や順序は、特に限定される
ものではない。
【0027】上記構成のコート材を用いて種子をコート
するのに好適に使用することができる造粒装置として
は、例えば、傾斜回転パン型造粒機や、流動層型造粒機
等の公知の造粒装置が挙げられるが、特に限定されるも
のではない。造粒装置を使用した種子のコート方法の一
例、つまり、水溶性バインダーが水溶液の状態でコート
材に含まれている場合におけるコート種子の製造方法に
ついて、その手順を以下に説明する。
【0028】先ず、造粒装置に種子を投入して、所定の
回転数で攪拌しながら、予め調製した上記コート材を造
粒装置に徐々に添加する。そして、種子とコート材とを
所定時間、攪拌することにより、造粒操作(被覆操作)
を行う。これにより、コート種子が製造される。コート
材の添加速度は、造粒操作を容易に行うことができるよ
うに、装置内の様子(コート種子の形成され具合)を確
認することによって、適宜調節すればよい。
【0029】得られたコート種子は、種子に熱障害を与
えない程度の温度で以て、乾燥操作を行うことが好まし
い。尚、種子をコートする具体的な方法は、上記例示の
方法にのみ限定されるものではない。
【0030】本発明においてコートされるべき種子は、
特に限定されるものではないが、例えば、平均粒径が1
mm以下、さらには0.1mm〜0.5mm程度である
微小な種子や、発芽条件として光が要求される種子が特
に好適である。該種子としては、具体的には、例えば、
ペチュニア、トルコキキョウ、ベゴニア、コリウス、キ
ンギョソウ、タバコ等が挙げられる。
【0031】種子に対するコート材の使用量は、種子の
種類や大きさ、コート種子が備えるべき各種物性や大き
さ、或いは、コート種子の製造方法や播種方法等に応じ
て設定すればよく、特に限定されるものではないが、コ
ート種子全体に占める前記粒子の割合が50重量%以上
となる量であることがより好ましい。即ち、コート種子
全体に占める前記粒子の割合は、播種時や保存時におけ
るコート種子の安定性や、コート層の崩壊に掛かる時間
(崩壊時間)等の面から、50重量%以上であることが
より好ましい。また、コート種子の平均粒径は、播種時
における取り扱い性等の面から、1mm〜3mm程度が
好適であるが、特に限定されるものではない。
【0032】コート種子の機械的強度は、播種時や保存
時におけるコート種子の安定性から鑑みて、例えば、圧
縮強度が50gf〜1000gfの範囲内であれば充分
である。また、コート層の崩壊時間(灌水した時点から
崩壊するまでに要する時間)は、15秒以下であれば充
分である。尚、圧縮強度および崩壊時間の測定方法は、
後段の実施例にて詳述する。
【0033】コート種子の播種方法は、特に限定される
ものではないが、種子の発芽条件として光が要求される
(光要求性)場合には、コート種子を土中に埋没させず
に、地表に配して光が当たるように播種することが望ま
しい。
【0034】本発明にかかる種子のコート材は、球状の
粒子と水溶性バインダーとを含んでいるので、球状の粒
子が水溶性バインダーによって結合されてなるコート層
を、種子表面に形成することができる。この際、上記の
粒子同士は、水溶性バインダーにより、その接触面積が
小さい状態で以て、互いに結合されることになる。それ
ゆえ、該コート層は、播種後、灌水したときに、種子の
膨張等に関わり無く、水溶性バインダーが溶解すること
により、該粒子が粒状であるので直ちに崩壊し、種子か
ら剥落する。これにより、コート層が流亡して種子が露
出するので、該種子の発芽を阻害することが無い。従っ
て、上記の構成によれば、例えば、平均粒径が1mm以
下である微小な種子や、発芽条件として光が要求される
種子に対して特に好適に用いることができるコート材を
提供することができる。また、上記粒子が疎水性を備え
ている場合には、播種後、灌水したときにおけるコート
層の崩壊に掛かる時間(崩壊時間)を、より一層短くす
ることができる。さらに、上記粒子が光透過性を備えて
いる場合には、仮にコート層(コート材)の一部が種子
から剥落しない場合(残存する場合)があっても、発芽
条件として光が要求される種子に対して、上記粒子が悪
影響を及ぼすおそれを回避することができる。その上、
上記粒子の平均粒径が50μm以下である場合には、コ
ートされるべき種子の平均粒径が1mm以下である場合
において、より一層均一かつ充分なコート層を形成する
ことができる。
【0035】また、本発明にかかるコート種子は、上記
のコート材でコートされてなっている。そして、該コー
ト種子は、コートされるべき種子の平均粒径が1mm以
下である。また、該コート種子は、全体に占める粒子の
割合が50重量%以上である。これにより、例えば、平
均粒径が1mm以下である微小な種子や、発芽条件とし
て光が要求される種子の発芽を阻害すること無く、該種
子がコート材でコートされてなるコート種子を提供する
ことができる。
【0036】
【実施例】圧縮強度、崩壊時間、および、発芽率は、下
記方法によって測定した。 〔圧縮強度〕コート種子の圧縮強度は、オートグラフ
(株式会社島津製作所製)を用いて、所定の条件下で測
定した。即ち、コート種子を所定の条件下で圧縮し、コ
ート層に亀裂が生じた時点で、該コート種子にかかって
いる荷重を以て、圧縮強度(gf)とした。 〔崩壊時間〕コート種子をJiffy−mix(商標
名;Jiffy社製)上に播種した後、20cm上方か
ら、ハンドスプレー(パナスプレー5L型;松下電器産
業株式会社製)を用いて所定量、灌水した。そして、灌
水した時点から、コート層が崩壊し、種子が露出するま
での時間を以て、崩壊時間(秒)とした。 〔発芽率〕コート種子の発芽率を、発芽試験(25℃培
土試験)を実施することによって測定した。先ず、セル
が512個のセルトレイに、Jiffy−mix(商標
名;Jiffy社製)を所定量、充填した後、鎮圧して
培土とした。この培土に、コート種子を1粒/セルとな
るように播種した。次いで、上方から、ハンドスプレー
(パナスプレー5L型;松下電器産業株式会社製)を用
いて所定量、灌水した。その後、上記のセルトレイを2
5℃に温度調節されたガラスハウス内に載置して、適
宜、灌水しながら、コート種子を発芽させた。そして、
播種後7日目並びに10日目の発芽率(%)を測定し
た。
【0037】以下、実施例および比較例により、本発明
をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらにより何
ら限定されるものではない。尚、実施例および比較例に
記載の「部」は、「重量部」を示す。 〔実施例1〕疎水性粒子(粒子)としてのシラスバルー
ン80部と、水溶性バインダーとしてのポリビニルピロ
リドン(PVP)の10%(W/V)水溶液20部(従
って、ポリビニルピロリドンの量は2部)とを混合する
ことによって、本発明にかかるコート材を調製した。上
記シラスバルーンの平均粒径は、15μmであった。
【0038】次に、コートされるべき種子としてベゴニ
アを選び、上記コート材を用いてコート種子を製造し
た。即ち、直径50cmの傾斜回転パン型造粒機に所定
量の種子を投入して、回転数約30rpmで攪拌しなが
ら、コート材を該造粒機に徐々に添加した。そして、種
子とコート材とを所定時間、攪拌することにより、造粒
操作を行った。その後、所定の条件下で乾燥操作を行う
ことにより、本発明にかかるコート種子を得た。コート
種子全体に占めるシラスバルーンの割合は、97重量%
であった。
【0039】得られたコート種子の圧縮強度、崩壊時
間、および、発芽率を、上記方法によって測定した。ま
た、種子の発芽がコート材によって阻害されているか否
かを確認するために、コートされていない種子(以下、
非コート種子と記す)の発芽率を、同様にして測定し
た。測定結果等を表1に示す。 〔実施例2〕実施例1におけるポリビニルピロリドン水
溶液の代わりに、水溶性バインダーとしてのカルボキシ
メチルセルロース(CMC)の1%(W/V)水溶液2
0部(従って、カルボキシメチルセルロースの量は0.
2部)を用いた以外は、実施例1と同様の操作を行い、
本発明にかかるコート材を調製すると共に、本発明にか
かるコート種子を得た。コート種子全体に占めるシラス
バルーンの割合は、98重量%であった。
【0040】得られたコート種子の圧縮強度、崩壊時
間、および、発芽率を、上記方法によって測定した。測
定結果等を表1に示す。 〔実施例3〕実施例1におけるポリビニルピロリドン水
溶液の代わりに、水溶性バインダーとしてのポリビニル
アルコール(PVA)の1%(W/V)水溶液20部
(従って、ポリビニルアルコールの量は0.2部)を用
いた以外は、実施例1と同様の操作を行い、本発明にか
かるコート材を調製すると共に、本発明にかかるコート
種子を得た。コート種子全体に占めるシラスバルーンの
割合は、98重量%であった。
【0041】得られたコート種子の圧縮強度、崩壊時
間、および、発芽率を、上記方法によって測定した。測
定結果等を表1に示す。 〔比較例1〕実施例1におけるシラスバルーンの代わり
に、ロウ石クレイ80部を用いた以外は、実施例1と同
様の操作を行い、比較用のコート材を調製すると共に、
比較用のコート種子を得た。上記ロウ石クレイは、「球
状」ではないので、本発明にかかる「球状の粒子」の範
疇に含まれない。比較用コート種子全体に占めるロウ石
クレイの割合は、97重量%であった。
【0042】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表1に示す。尚、崩壊時間の測定時に
おいて、比較用コート種子のコート層は、亀裂が生じた
ものの、崩壊しなかった。 〔比較例2〕実施例1におけるシラスバルーンの代わり
に、パーライト80部を用いた以外は、実施例1と同様
の操作を行い、比較用のコート材を調製すると共に、比
較用のコート種子を得た。上記パーライトは、「球状」
ではないので、本発明にかかる「球状の粒子」の範疇に
含まれない。比較用コート種子全体に占めるパーライト
の割合は、97重量%であった。
【0043】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表1に示す。 〔比較例3〕実施例1におけるシラスバルーンの代わり
に、珪藻土70部を用いた以外は、実施例1と同様の操
作を行い、比較用のコート材を調製すると共に、比較用
のコート種子を得た。上記珪藻土は、「球状」ではない
ので、本発明にかかる「球状の粒子」の範疇に含まれな
い。比較用コート種子全体に占める珪藻土の割合は、9
7重量%であった。
【0044】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表1に示す。 〔比較例4〕実施例1におけるシラスバルーンの代わり
に、ゼオライト70部を用いた以外は、実施例1と同様
の操作を行い、比較用のコート材を調製すると共に、比
較用のコート種子を得た。上記ゼオライトは、「球状」
ではないので、本発明にかかる「球状の粒子」の範疇に
含まれない。比較用コート種子全体に占めるゼオライト
の割合は、97重量%であった。
【0045】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表1に示す。尚、崩壊時間の測定時に
おいて、比較用コート種子のコート層は、亀裂が生じた
ものの、崩壊しなかった。 〔比較例5〕実施例1におけるポリビニルピロリドン水
溶液の代わりに、固形分50%(W/V)の酢酸ビニル
エマルションの2%(W/V)水溶液20部(従って、
酢酸ビニルの量は0.2部)を用いた以外は、実施例1
と同様の操作を行い、比較用のコート材を調製すると共
に、比較用のコート種子を得た。上記酢酸ビニルは、水
溶性を備えていない。比較用コート種子全体に占めるシ
ラスバルーンの割合は、98重量%であった。
【0046】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表1に示す。尚、崩壊時間の測定時に
おいて、比較用コート種子のコート層は、崩壊しなかっ
た。
【0047】
【表1】
【0048】〔実施例4〕コートされるべき種子とし
て、ベゴニアに代えてタバコを選んだ以外は、実施例1
と同様の操作を行い、本発明にかかるコート材を調製す
ると共に、本発明にかかるコート種子を得た。コート種
子全体に占めるシラスバルーンの割合は、96重量%で
あった。
【0049】得られたコート種子の圧縮強度、崩壊時
間、および、発芽率を、上記方法によって測定した。ま
た、種子の発芽がコート材によって阻害されているか否
かを確認するために、非コート種子の発芽率を、同様に
して測定した。測定結果等を表2に示す。 〔実施例5〕コートされるべき種子として、ベゴニアに
代えてタバコを選んだ以外は、実施例2と同様の操作を
行い、本発明にかかるコート材を調製すると共に、本発
明にかかるコート種子を得た。コート種子全体に占める
シラスバルーンの割合は、97重量%であった。
【0050】得られたコート種子の圧縮強度、崩壊時
間、および、発芽率を、上記方法によって測定した。測
定結果等を表2に示す。 〔実施例6〕コートされるべき種子として、ベゴニアに
代えてタバコを選んだ以外は、実施例3と同様の操作を
行い、本発明にかかるコート材を調製すると共に、本発
明にかかるコート種子を得た。コート種子全体に占める
シラスバルーンの割合は、97重量%であった。
【0051】得られたコート種子の圧縮強度、崩壊時
間、および、発芽率を、上記方法によって測定した。測
定結果等を表2に示す。 〔比較例6〕コートされるべき種子として、ベゴニアに
代えてタバコを選んだ以外は、比較例2と同様の操作を
行い、比較用のコート材を調製すると共に、比較用のコ
ート種子を得た。比較用コート種子全体に占めるパーラ
イトの割合は、96重量%であった。
【0052】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表2に示す。 〔比較例7〕コートされるべき種子として、ベゴニアに
代えてタバコを選んだ以外は、比較例3と同様の操作を
行い、比較用のコート材を調製すると共に、比較用のコ
ート種子を得た。比較用コート種子全体に占める珪藻土
の割合は、96重量%であった。
【0053】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表2に示す。 〔比較例8〕コートされるべき種子として、ベゴニアに
代えてタバコを選んだ以外は、比較例4と同様の操作を
行い、比較用のコート材を調製すると共に、比較用のコ
ート種子を得た。比較用コート種子全体に占めるゼオラ
イトの割合は、96重量%であった。
【0054】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表2に示す。尚、崩壊時間の測定時に
おいて、比較用コート種子のコート層は、崩壊しなかっ
た。 〔比較例9〕コートされるべき種子として、ベゴニアに
代えてタバコを選んだ以外は、比較例5と同様の操作を
行い、比較用のコート材を調製すると共に、比較用のコ
ート種子を得た。比較用コート種子全体に占めるシラス
バルーンの割合は、97重量%であった。
【0055】得られた比較用コート種子の圧縮強度、崩
壊時間、および、発芽率を、上記方法によって測定し
た。測定結果等を表2に示す。尚、崩壊時間の測定時に
おいて、比較用コート種子のコート層は、崩壊しなかっ
た。
【0056】
【表2】
【0057】上記表1,2の測定結果から明らかなよう
に、本発明にかかるコート材は、種子の発芽を阻害する
こと無く、該種子をコートすることができることが判
る。即ち、本発明によれば、例えば、平均粒径が1mm
以下である微小な種子や、発芽条件として光が要求され
る種子に対して特に好適に用いることができる種子のコ
ート材、および、コート種子を提供することができるこ
とが判る。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の種子のコート材
は、以上のように、球状の粒子と水溶性バインダーとを
含む構成である。これにより、例えば、平均粒径が1m
m以下である微小な種子や、発芽条件として光が要求さ
れる種子に対して特に好適に用いることができるコート
材を提供することができるという効果を奏する。
【0059】本発明の請求項2記載の種子のコート材
は、以上のように、上記粒子が疎水性を備えている構成
である。これにより、播種後、灌水したときにおけるコ
ート層の崩壊に掛かる時間(崩壊時間)を、より一層短
くすることができるという効果を奏する。
【0060】本発明の請求項3記載の種子のコート材
は、以上のように、上記粒子が光透過性を備えている構
成である。これにより、発芽条件として光が要求される
種子に対して、上記粒子が悪影響を及ぼすおそれを回避
することができるという効果を奏する。
【0061】本発明の請求項4記載の種子のコート材
は、以上のように、上記粒子の平均粒径が50μm以下
である構成である。これにより、コートされるべき種子
の平均粒径が1mm以下である場合において、より一層
均一かつ充分なコート層を形成することができるという
効果を奏する。
【0062】本発明の請求項5記載のコート種子は、以
上のように、請求項1ないし4の何れか1項に記載のコ
ート材でコートされてなる構成である。本発明の請求項
6記載のコート種子は、以上のように、コートされるべ
き種子の平均粒径が1mm以下である構成である。本発
明の請求項7記載のコート種子は、以上のように、全体
に占める粒子の割合が50重量%以上である構成であ
る。これにより、例えば、平均粒径が1mm以下である
微小な種子や、発芽条件として光が要求される種子の発
芽を阻害すること無く、該種子がコート材でコートされ
てなるコート種子を提供することができるという効果を
奏する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球状の粒子と水溶性バインダーとを含むこ
    とを特徴とする種子のコート材。
  2. 【請求項2】上記粒子が疎水性を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の種子のコート材。
  3. 【請求項3】上記粒子が光透過性を備えていることを特
    徴とする請求項1または2記載の種子のコート材。
  4. 【請求項4】上記粒子の平均粒径が50μm以下である
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の種子のコ
    ート材。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れか1項に記載のコ
    ート材でコートされてなることを特徴とするコート種
    子。
  6. 【請求項6】コートされるべき種子の平均粒径が1mm
    以下であることを特徴とする請求項5記載のコート種
    子。
  7. 【請求項7】全体に占める粒子の割合が50重量%以上
    であることを特徴とする請求項5または6記載のコート
    種子。
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