JP2000228793A - バスレフ・スピーカ装置 - Google Patents

バスレフ・スピーカ装置

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JP2000228793A
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勝久 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性を良好にすることによりバスレフ・ス
ピーカ装置を自動二輪車に搭載可能にすること、および
走行風による負圧の影響を受けず良好な音質を維持でき
るようにすること。 【解決手段】 共鳴ダクト15をエンクロージャ10の
底面前方に、下方に傾斜させて突出させる。ダクト15
が下方に開口しているので、雨水は入りにくく、一旦浸
入した水も、同ダクト15から容易に排出される。ま
た、スピーカをカウル内部に配置したとき、車両の走行
風によって生じる負圧はコーン紙の表だけでなく、ダク
トを通じて裏面にも作用するので、負圧の影響を受けず
良好な音質を維持できる。したがって、自動二輪車への
バスレフ・スピーカ装置の適用が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスレフ・スピー
カ装置に関し、特に、二輪車等、屋外で使用される車両
その他の機器に実装可能なバスレフ・スピーカ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】オーディオスピーカ・システムにおい
て、背面から出た音の位相を反転させて前面に出すよう
にしたものが知られている。これは密閉したスピーカ・
ボックスの前面に形成した穴によって低音に音を共鳴さ
せる音響効果を与えるものであり、バスレフ・スピーカ
と呼ばれる。前記穴つまりポートの大きさやこのポート
に取付けられる筒つまり共鳴ダクトの長さによって共鳴
する周波数が決定される。
【0003】前記ダクトが、音響空間を形成するエンク
ロージャの内側に向けて設けられたものや、エンクロー
ジャから外側に突出させて設けられたもの(例えば、実
開昭61−154092号)が知られている。ダクトを
内側に向けたものは、エンクロージャの背面で反射され
た共鳴音をダクトから取り出して低音再生を良くするも
のであり、ダクトを外側に向けたものは、さらに、ダク
トを壁として高低音の干渉を防止したり、設置場所によ
って周波数特性を変化させたりするためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8はダクトをエンク
ロージャの内側に向けたもの、図9はダクトをエンクロ
ージャから外部へ突出させたもののそれぞれ断面図であ
る。両図において、エンクロージャ30のパネル部分3
1にはスピーカ32が取付けられ、このスピーカ32の
下方にはダクト33が配置されている。このような構成
を有するスピーカ・システムを二輪車等に搭載する場
合、洗車や降雨のためにダクト33からエンクロージャ
30の内部に水が入ることがあり、一旦エンクロージャ
30内部に入った水Wは、エンクロージャ30の底部に
溜まってしまうおそれがあるため、実際にはこのような
スピーカ・システムを二輪車に採用し難かった。
【0005】また、カウルを有する二輪車にオーディオ
・スピーカを搭載する場合、次のことに留意すべきであ
る。車両の走行中、カウルの内側は負圧になり、スピー
カのコーン紙つまり振動板の表裏で空気圧差が生じる。
このために、コーン紙がライダ側に偏倚して音質が劣化
するという問題点がある。この問題点を解消するため、
前記空気圧差に対応したバイアス電流をボイスコイルに
流すことが考えられる(例えば、特開昭63−2118
99号)。しかし、バイアス電流を供給する方法ではシ
ステムが複雑化するので、さらに簡易な方法が望まれて
いる。
【0006】本発明は、上述の課題を解決し、浸水防止
および浸水した場合の水の排出を容易にするとともに、
音質の劣化を防止するのに好適な、二輪車等、屋外で使
用する機器に装着できるバスレフ・スピーカ装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、スピーカを収容して音響空間を形成するエ
ンクロージャと、前記エンクロージャの最下端において
前記スピーカ前面側に位置して設けられた共鳴ダクトと
を具備し、前記共鳴ダクトが、前記スピーカの前方水平
方向から垂直下方の範囲で指向方向が設定された開口を
有している点に第1の特徴がある。また、本発明は、第
1の特徴に加え、前記エンクロージャを覆うスピーカ・
ボックスをさらに具備し、前記スピーカ・ボックスは前
面およびこの前面から後に傾斜して形成された後退面を
有するとともに、前記共鳴ダクトは該後退面から外部に
突出されている点に第2の特徴がある。さらに、本発明
は、前記スピーカ・ボックスが、前記エンクロージャを
覆うように形成された自動二輪車のパネルの一部で形成
されている点に第3の特徴がある。
【0008】上記第1〜第3の特徴によれば、エンクロ
ージャ内に浸入した水が、音響効果を高めるために設け
た共鳴ダクトから外部に排出される。特に、第2の特徴
によれば、雨等、上方から降りかかる水がエンクロージ
ャ内に浸入しにくい。また、第3の特徴によれば、自動
二輪車のパネルに一体に形成されるスピーカ・ボックス
において、エンクロージャ内部への水の浸入を防止で
き、かつ排水も可能である。
【0009】また、本発明は、フロントカウルを有する
自動二輪車に搭載されるバスレフ・スピーカ装置におい
て、前記フロントカウルで覆われた空間に設置されると
ともに、スピーカを収容して音響空間を形成するエンク
ロージャと、前記エンクロージャの最下端で前記スピー
カの前面側に位置して設けられた共鳴ダクトとを具備
し、前記共鳴ダクトが、前記スピーカの前方水平方向か
ら垂直下方の範囲で指向方向が設定された開口を有して
いる点に第4の特徴がある。
【0010】さらに、本発明は、車両の前方に設けられ
た外気取込口および取込んだ外気をライダ側に排出する
排風口を有するエアスクープと、前記エアスクープの排
風口に対向して配置されたルーバとの間に前記共鳴ダク
トを指向させて下向きに開口させた点に第5の特徴があ
る。
【0011】第4および第5の特徴によれば、走行風に
よってカウル内部が負圧になった場合、エンクロージャ
内部も共鳴ダクトを通じて負圧になるので、カウル内部
に設置されたスピーカ装置の振動板の裏表で空気圧差が
生ずることがない。
【0012】また、第5の特徴によれば、共鳴ダクトは
下方に指向され、かつルーバの背後に隠れるので、自動
二輪車のパネル上に共鳴ダクトを配置するスペースを必
要としないうえ、外観上の繁雑さを回避できるし、メン
テナンス時にはルーバを通じて作業を行うことも可能で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図3は、本発明の一実施形態に係るバスレフ・
スピーカ装置を組み込んだ自動二輪車の外観を示す斜視
図である。同図において、自動二輪車1の後部にはラジ
オ・アンテナ2やCB受信アンテナ3が設置されてい
る。また、シート4の前方にはオーディオ・ユニット5
が設置されている。自動二輪車1の前部中央のパネルに
は速度計や回転計、その他の表示を行うための液晶表示
装置6が設けられ、その左右には、それぞれ一対のスピ
ーカシステム7,8が設けられている。前記アンテナ
2,3で受信した信号やカセットテープ等から読み出さ
れた音データは、オーディオ・ユニット5で調整されて
スピーカ・システム7,8から発音される。
【0014】続いて、前記スピーカ・システム7,8を
詳細に説明する。スピーカ・システム7,8は互いに同
様に構成されるので、以下の説明では、スピーカ・シス
テム7で代表させて説明する。図1は、自動二輪車に装
着されたスピーカ7の外観斜視図、図2はスピーカ・シ
ステム7の縦断面図である。両図において、スピーカ・
システム7はスピーカ・ボックス9で覆われていて、そ
の内部にはエンクロージャ10によって囲まれた音響空
間が形成されている。スピーカ・ボックス9は自動二輪
車を覆うパネルの一部で形成されている。エンクロージ
ャ10の前面上部内面にはスピーカ11が取付けられて
いて、エンクロージャ10およびスピーカ・ボックス9
にはスピーカ11の前面形状に適合するように穴が形成
され、スピーカ・ボックス9の穴にはネット12が張ら
れている。
【0015】エンクロージャ10には、その底面13お
よび前面14の交差部から外側に延長させた共鳴ダクト
つまりバスレフ・ダクト15が形成されている。スピー
カ・システムから音が主に放出される側を前方、スピー
カ・システムの奥方向を後方とし、スピーカ・ボックス
9は、その前方面、つまりネット12が張られている面
の下部に、後方に向かって傾斜した面(後退面)9Aを
有していて、エンクロージャ10の底面13から前方に
延長された前記バスレフ・ダクト15は、この後退面9
Aから外方に突出している。
【0016】エンクロージャ10に形成されているバス
レフ・ダクト15は、図1,図2から理解できるよう
に、後退面9Aに下向き傾斜して形成されているので、
上方から降りかかる水が入りにくい。しかも、バスレフ
・ダクト15はエンクロージャ10の底面13つまり最
下部に設けられているので、仮に、水が浸入したとして
も、その水は,直ちにバスレフ・ダクト15から排出さ
れる。したがって、エンクロージャ10の底部に水が溜
まることがない。
【0017】なお、本実施形態では、バスレフ・ダクト
15を後退面9Aに突出させたが、必ずしもこのような
後退面9Aから突出させることはなく、エンクロージャ
10の鉛直面つまりり前面に突出させてあってもよい。
また、水の浸入を防止する観点からはダクト15は下向
きに傾斜しているのが好ましいが、少なくとも底面13
と同一水平レベルにバスレフ・ダクト15の下方内面が
位置していればよい。
【0018】図4は、本発明の第2の実施形態に係るス
ピーカ・システムを搭載した自動二輪車の要部正面図で
あり、自動二輪車の左半分を示している。図4におい
て、車両の前部はフロントカウル16およびその上部に
取付けられた風防シールド17によって覆われている。
フロントカウル16にはレンズ面18で前面が覆われた
ヘッドライト19,20が収容されている。ヘッドライ
ト20に隣接した位置には、外気をライダ側に取込むた
めの導入ダクト(エアスクープ)21が設けられ、この
エアスクープ21はレンズ面18の端部近傍でフロント
カウル16の前方に開口している。ヘッドライト19の
上方にはメータボックス22が設けられ、ヘッドライト
20の上方にはスピーカ・システムのエンクロージャ2
3が設けられている。
【0019】図5はフロントカウルを取外した状態での
自動二輪車の要部正面図である。同図において、ステア
リングヘッド(図示せず)に取付けられた支持ポスト2
4にはほぼ水平に張出したステー25およびステー26
が固定されている。ステー25の端部には前記エアスク
ープ21が吊り下げられている。ステー26にはメータ
ボックス22が支持されており、かつ、メータボックス
22はその下部においてステー25に結合されている。
ステー25とステー26との間には、スピーカ・システ
ムのエンクロージャ23が配置され、該エンクロージャ
23はステー25およびステー26に適宜の手段で固定
されることができる。
【0020】図6は、図5の背面図つまりスピーカ・シ
ステムの要部正面図であり、図7は同側面断面図であ
る。両図において、スピーカ27の前面にはスピーカ2
7を保護するため、および美観を形成するためのパネル
28が配置される。このパネル28は多数の孔を有する
樹脂または金属板からなり、メータボックス22の前面
に配置されるパネル(インパネ)と一体に形成すること
ができる。
【0021】パネル28の下部につながる第2のパネル
29が設けられ、この第2のパネル29には、エアスク
ープ21の排風口21Aに適合させてルーバ30が設け
られる。エンクロージャ23の底部にはバスレフ・ダク
ト23Aが形成されている。このバスレフ・ダクト23
Aはエンクロージャ23から下向きに突出し、エアスク
ープ21の排風口21Aおよびルーバ30の間に向けて
開口している。
【0022】バスレフ・ダクト23をエンクロージャ2
3の底面から下方に向けて形成することにより、図1に
関して説明したバスレフ・ダクト15と同様、エンクロ
ージャ23内に水が溜まるのを防止できるだけでなく、
インパネ上に十分なスペースが確保できない場合にもバ
スレフ・ダクトによる良好な音響効果を得ることができ
る。このようにバスレフ・ダクト23を下向きにした場
合でも、このバスレフ・ダクト23から出る音は、指向
性が低い低音域であるので、ライダ側への音の伝わりに
悪影響を与えない。また、排風口21Aの近傍にバスレ
フ・ダクト23を設置したので、低音がライダ側に伝わ
りやすい。
【0023】さらに、バスレフ・ダクト23がカウルの
内部に開口しているので、走行風によってスピーカ27
の振動板の表と裏とにおける空気圧力差をなくすること
ができ、音質の劣化を防止することができる。
【0024】上述の実施形態では、バスレフ・ダクトを
前方下方または垂直下方に開口させた例を示したが、本
発明はこの実施形態に限らず、バスレフ・ダクトの開口
方向は種々変形しうる。要は、音がライダ側に伝わりや
すく、かつ水が浸入しにくく、一旦浸入した水が容易に
排出されるよう、エンクロージャの最下端にあってスピ
ーカの前面寄りに開口しており、かつ、水平から垂直下
方の範囲で指向方向が設定されていればよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜請求項5の発明によれば、スピーカ・ボックスに降
りかかる水がエンクロージャ内に入りにくく、かつ一旦
浸入した水もダクトから容易に排出される。したがっ
て、自動二輪車のように雨にさらされた状態で使用され
ることのある機器に対してもバスレフ・スピーカ装置を
搭載することができ、バスレフの効果による低音、およ
び中高音域でのメリハリのある音楽を楽しむことができ
る。
【0026】また、自動二輪車のカウル内部に搭載され
た場合も走行風による負圧の影響を受けず、良好な音質
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るスピーカ・システ
ムの斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るスピーカ・システ
ムの縦断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るスピーカ・システ
ムを搭載した自動二輪車の外観斜視図である。
【図4】 第2の実施形態に係るスピーカ・システムを
搭載した自動二輪車の要部正面図である。
【図5】 カウルを外した状態の自動二輪車の要部正面
図である。
【図6】 ライダ側から見たスピーカ・システムの要部
正面図である。
【図7】 スピーカ・システムの側面断面図である。
【図8】 従来のバスレフ・スピーカ装置(その1)の
断面図である。
【図9】 従来のバスレフ・スピーカ装置(その2)の
断面図である。
【符号の説明】
1…自動二輪車、 2,3…アンテナ、 4…シート、
7,8…スピーカ・システム、 9…スピーカ・ボッ
クス、 9A…後退面、 10,23…エンクロージ
ャ、 11…スピーカ、 12…ネット、 13…エン
クロージャ底面、14…エクロージャ前面、 15,2
3A…バスレフ・ダクト、 16…フロントカウル、
17…風防シールド、 21…エアスクープ、 25,
26…ステー、 30…ルーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月16日(1999.11.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】バスレフ・ダクト23をエンクロージャ
23の底面から下方に向けて形成することにより、図1
に関して説明したバスレフ・ダクト15と同様、エンク
ロージャ23内に水が溜まるのを防止できるだけでな
く、インパネ上に十分なスペースが確保できない場合に
もバスレフ・ダクトによる良好な音響効果を得ることが
できる。このようにバスレフ・ダクト23を下向きに
した場合でも、このバスレフ・ダクト23から出る音
は、指向性が低い低音域であるので、ライダ側への音の
伝わりに悪影響を与えない。また、排風口21Aの近傍
にバスレフ・ダクト23を設置したので、低音がライ
ダ側に伝わりやすい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】さらに、バスレフ・ダクト23がカウル
の内部に開口しているので、走行風によってスピーカ2
7の振動板の表と裏とにおける空気圧力差をなくするこ
とができ、音質の劣化を防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金岡 洋司 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 野中 武洋 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカを収容して音響空間を形成する
    エンクロージャと、 前記エンクロージャの最下端で前記スピーカの前面側に
    位置して設けられた共鳴ダクトとを具備し、 前記共鳴ダクトが、前記スピーカの前方水平方向から垂
    直下方の範囲で指向方向が設定された開口を有している
    ことを特徴とするバスレフ・スピーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記エンクロージャを覆うスピーカ・ボ
    ックスをさらに具備し、 前記スピーカ・ボックスは前面およびこの前面から後に
    傾斜して形成された後退面を有するとともに、前記共鳴
    ダクトは該後退面から外部に突出されていることを特徴
    とする請求項1記載のバスレフ・スピーカ装置。
  3. 【請求項3】 前記スピーカ・ボックスが、前記エンク
    ロージャを覆うように形成された自動二輪車のパネルの
    一部によって形成されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のバスレフ・スピーカ装置。
  4. 【請求項4】 フロントカウルを有する自動二輪車に搭
    載されるバスレフ・スピーカ装置において、 前記フロントカウルで覆われた空間に設置されるととも
    に、 スピーカを収容して音響空間を形成するエンクロージャ
    と、 前記エンクロージャの最下端で前記スピーカの前面側に
    位置して設けられた共鳴ダクトとを具備し、 前記共鳴ダクトが、前記スピーカの前方水平方向から垂
    直下方の範囲で指向方向が設定された開口を有している
    ことを特徴とするバスレフ・スピーカ装置。
  5. 【請求項5】 前記自動二輪車が、 車両の前方に設けられた外気取込口および取込んだ外気
    をライダ側に排出する排風口を有するエアスクープと、 前記エアスクープの排風口に対向して配置されたルーバ
    とを具備し、 前記共鳴ダクトを前記排風口とルーバとの間に指向させ
    て下向きに開口させたことを特徴とするバスレフ・スピ
    ーカ装置。
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