JP2007081789A - スピーカ装置 - Google Patents

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【課題】 キャビネット内部に浸入した水を排出する水抜き孔を備えていても、外観性能が低下することがなく、虫の進入により排水性能が低下することがないスピーカ装置を提供する。
【解決手段】 スピーカ装置(50)は、スピーカユニット(4,5)と、これらが取り付けられたバッフルボード(1)及びこれに連接する側部(2a)を有するキャビネット(3)と、スピーカユニット(4,5)を覆うようにキャビネット(3)に取り付けられたネット(6)と、を備え、バッフルボード(1)は、ネット(6)の縁部(6c)に対応する位置にキャビネット(3)の内部と外部とを連通する開口部(1g)を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、スピーカ装置に係り、特に、屋外での使用に好適なスピーカ装置に関する。
防災用や野外施設での拡声用等で屋外において使用されるスピーカ装置は、所謂防滴、防雨等の防水構造を有する必要がある。
このようなスピーカ装置は、スピーカユニットとそれが取り付けられたキャビネットとを有して構成されるものであり、その防水構造の一例としては、キャビネット内部への水の浸入を防ぐため、キャビネットの組み合わせ部分にシリコン材やゴム材をシール部材として挟み込むようにした構造がある。
この構造は、高度な防水性能が得られる反面、部品点数や組み立て工数が増加し、また、所定の防水性能が得られているかの検査も必要となるので、コストアップを招くものであった。
一方、他の防水構造の例として、キャビネット内部への水の浸入をある程度許容する構造としたスピーカ装置も知られている。
このスピーカ装置においては、特にシール部材を用いないので部品点数や組み立て工数が増加することはなく、防水性能の検査も不要となり、コスト的には好ましい構造であるが、キャビネット内部の電気部品に水が接触しないようにするための部品配置やキャビネット形状の工夫、さらには、内部に浸入した水を効果的に外部に排出するための排出構造が必要となる。
この排出構造としてはキャビネットの底面に水抜き孔を設けるのが一般的であり、この水抜き孔を有するスピーカ装置の一例として、特許文献1に記載されたドアホンがある。
実公平7−17182号公報
上述したように、特許文献1に記載されたような従来のスピーカ装置では、内部に浸入した水がその自重で排出されるように、水抜き孔はキャビネットの底面に開口するように形成されていた。
通常、屋外でスピーカ装置を設置する場合は、その付近の人に対して上方に設置される場合がほとんどであり、その場合、キャビネットの底面は可視範囲となり、その底面に開口する水抜き孔はスピーカ装置の外観品位を低下させるものであった。
また、水抜き孔の開口部が外部に直接開放していることにより、虫がこの孔から内部に進入して巣を作り、それにより孔が塞がって排水性能が低下するという不具合も生じる可能性があった。
また、キャビネット内部の側壁等に付着した水の飛沫が徐々に集まって底面に到達し、時間が経過してからも排出が継続して不具合が生じる場合があった。
すなわち、雨が止んである程度時間が経過した後においても、この集まった水の滴が少しずつ水抜き孔から垂れ落ち、スピーカ装置の下を歩行する人にかかって服などを濡らしてしまうという不具合が生じる場合があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、キャビネット内部に浸入した水を排出する水抜き孔を備えていても、外観性能が低下することがなく、虫の進入により排水性能が低下することがないスピーカ装置を提供することにある。
また、雨が止んだ後に水滴が垂れ落ちることがないスピーカ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の〔1〕及び〔2〕の構成を有する。
〔1〕 スピーカユニット(4,5)と、このスピーカユニット(4,5)が取り付けられたバッフルボード(1)及びこれに連接する側部(2a)を有するキャビネット(3)と、前記スピーカユニット(4,5)を覆うように前記キャビネット(3)に取り付けられたネット(6)と、を備えたスピーカ装置において、
前記バッフルボード(1)は、前記ネット(6)の縁部(6c)に対応する位置に前記キャビネット(3)の内部と外部とを連通する開口部(1g)を有することを特徴とするスピーカ装置(50)である。
〔2〕 前記キャビネット(3)は、前記側部(2a)の前記開口部(1g)に対応する内壁面(2c)において、その前記バッフルボード(1)側を外側方向に凹ませて成る水溜まり部(14)を有することを特徴とする〔1〕記載のスピーカ装置(50)である。
本発明によれば、キャビネット内部に浸入した水を排出する水抜き孔を備えていても、外観性能が低下することがなく、虫の進入により排水性能が低下することがないという効果を奏する。
また、降雨終了後に水滴が垂れ落ちることがないという効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図8を用いて説明する。
図1は、本発明のスピーカ装置の実施例を示す正面図である。
図2は、本発明のスピーカ装置の実施例を示す上面図である。
図3は、本発明のスピーカ装置の実施例を示す右側面図である。
図4は、本発明のスピーカ装置の実施例を示す後面図である。
図5は、本発明のスピーカ装置の実施例における組み立て図である。
図6は、本発明のスピーカ装置の実施例の断面図である。
図7は、本発明のスピーカ装置の実施例における要部の拡大断面図である。
図8は、本発明のスピーカ装置の実施例における要部の正面図である。
まず図1〜図4を用いて実施例のスピーカ装置50の外観について説明する。図1はその正面図であり、図2はその上面図であり、図3はその右側面図であり、図4はその後面図である。
このスピーカ装置50は、バッフルボード1、及び、側部と底部を有する一面側が開放された略箱状のバックキャビネット2を、組み合わせ部Pにおいて組み合わせてなるキャビネット3を備え、密閉構造とされたものである。
バッフルボード1には、ウーファスピーカユニット(以下、単にウーファとも称する)4とホーンタイプのツイータスピーカユニット(以下、単にツイータとも称する)5が取り付けられている。
また、バッフルボード1の前面側、すなわち、ウーファ4やツイータ5の音の放射方向側には、ウーファ4,ツイータ5等を保護するネット6がねじ7aにより固定されている。
このネット6は、所謂パンチングメタル(例として、径2φ,ピッチ2.5,60°千鳥配置の開口孔を有する)により形成され、バッフルボード1の前面において、その周囲に突出して設けられた枠部1aの内側に、はめ込まれるように固定されている。
バックキャビネット2の左右の側部2aには、ブラケット8を取り付けることが可能となっている。
具体的には、このブラケット8は、基部8aとその両端部を同方向に屈曲して形成された一対の腕部8bとを有し、その腕部8bの先端側において、バックキャビネット2の側部2aにおいて軸Cの回りに回動可能に取り付けられる。
また、ブラケット8の回動は、図示しない固定機構により任意の角度で固定可能とされている。すなわち、キャビネット3に対して図3に実線で示すA位置から一点鎖線で示すB位置まで、矢印で示す約90度の範囲の任意の位置に固定可能とされる。
ブラケット8の基部8aには、複数の取り付け孔8a1が設けられており、この孔を利用しねじ等によってこのスピーカ装置50を例えば壁面や天井等の所望の取り付け場所に固定することができる。
従って、設置に際しブラケット8の角度を所望の角度に設定すれば、天井や壁面から所望の方向に向けて音を放出することができるように構成されている。
また、実施例のスピーカ装置50は、これを天井に取り付けた場合、その長手方向が水平方向となり(横置き)、壁面に取り付けた場合は、長手方向が垂直方向(縦置き)となるものである。
一方、バックキャビネット2の後面2bからは、ウーファ4やツイータ5に外部から信号を供給する信号線9が引き出されている。
次に、このスピーカ装置50の主たる内部構成について、組み立て図である図5と図1のS−S断面図である図6とを用いて説明する。これらの図において、ブラケット8や、その固定機構や回動機構は省略してある。
バッフルボード1には、ウーファ4を取り付けるウーファ取り付け孔1bとツイータ5のホーン部1cとが形成されている。
バッフルボード1の周囲には、バッフル面1eに対して突出する枠部1aが設けられている。
一方、ウーファ4は、その前面側にフランジ4aを有している。
そして、このウーファ4は、ウーファ取り付け孔1bに挿入されると共に、そのフランジ4aの後面側をウーファ取り付け孔1bの周囲においてバッフル面1aに対して凹に形成されたウーファ取り付け凹部1e1に当接させるようにして、4本のねじ7bによりバッフルボード1に固定される。
ホーン部1cの後部側にはツイータドライバー部5a等が取り付けられてツイータ5が構成される。
バックキャビネット2の内部には、各スピーカユニットを駆動するための基板10aやトランス10b等の回路部10が取り付けられ、各スピーカユニット4,5との間に所定の配線が施されている。
バックキャビネット2の後面部2bには、端子部11が取り付けられ、信号線9と回路部10とが電気的に接続されている。
バッフルボード1の前面に取り付けられるネット6は、主面部6aと、4隅を除く各辺において主面部6aに対して概ね90°で同方向に屈曲形成された立ち上げ部6bとを備えている。主面部6aは、外観デザインに応じて任意の形状に形成される。実施例においては、緩やかな曲面を有する形状とされている。
このネット6は、上述した内側の各スピーカ4,5の保護と、それに加え、内部を見えにくくすることによる外観品位向上と、所望の形状や色にすることにより想起されるデザイン上の美観向上と、を主な目的として設けられる。
また、このネット6は、バッフルボード1の枠部1aの内側に取り付けられる際に、立ち上げ部6bの各外側面とバッフルボード1の枠部1aの内壁面1a1とが若干の嵌め合いしろを有して隙間のない嵌合となるように寸法が設定されている。
このようなネット6は、バッフルボード1の枠部1aの内側に嵌め込まれ、4本のねじ7aにより固定される。その際、立ち上げ部6bの外側面と枠部1aの内壁面1a1との間に、振動によるびびり音をより効果的に防止する不織布等のスペーサ12を挟みこんでもよい。
バッフルボード1とバックキャビネット2との組み合わせ部Pにおいては、図6に示すように、一方側(実施例ではバックキャビネット2側)の端面形状においてその中央部を凸形状とし、他方側の端面形状を、この凸形状が嵌合する凹部を中央部に設けた形状としてある。
これにより、キャビネット3全体として高い剛性が得られ、組み合わせ部Pにおける密閉性がより高まる。
一方、ネット6の主面部6aとバッフルボード1のバッフル面1eその内側には飛沫防止フィルタ13を介在させている。
この飛沫防止フィルタ13は海綿状の材料で形成されている。これにより、外部からバッフルボード1の内部が見えないようにして外観品位を向上させる効果を得ると共に、内部側の各スピーカ4,5からの音は透過して外部に放出し、外部から勢いのある水滴がかかった場合にはその勢いを低下させてその内部への浸入を防止することができるものである。
次に、バッフルボード1に設けた水抜き孔1gについて図8も用いて詳述する。
この水抜き孔は、キャビネット3の内部に溜まった水を外部に排出するための開口部であり、キャビネット3の内部と外部とを連通するものであれば丸孔に限るものではなく、また、スリット状であってもよく、開口形状は限定されない。
この実施例では、一例として丸孔の水抜き孔について説明する。
バッフルボード1は、バッフル面1eと枠部1aとの間にバッフル面1eより凹となる溝部1fが形成されている。
この実施例においては、溝部1fの底面1f1とウーファ取り付け凹部1e1の面とがバッフル面1eに対して同じ深さの面となるように設定されている。図8においては、ネット6で覆われている範囲の内、この溝部1fを除いた範囲をハッチングで示している。
この溝部1fの底面1f1にはネット6の立ち上げ部6bの先端が当接する。従って、この底面1f1により、ネット6の取り付けの際の深さ方向(バッフル面1eに直交する方向)の位置が規制される。
また、底面1f1には、枠部1aの内壁面1a1に沿って複数の水抜き孔1gが形成されている。具体的には、この孔は、直径が2.5φであり、短辺に4箇所、長辺に4箇所、隅の一箇所は共通につき合計で7箇所設けられている。
この水抜き孔1gは、設置状態でスピーカ装置50の下側(地面側)となり得る辺に対応して設ければよく、この実施例のスピーカ装置50は、上述したように縦置き及び横置きに設置可能であることから、一対の短辺と長辺に対応して設けられている。
このような構成において、そのスピーカ装置50の水抜き孔1gは、図7に示すように、溝部1fの底面1f1における、キャビネット3の前面側のネット6の縁部6cに対応する位置に開口するよう設けられている。
従って、開口部は、ネット6や飛沫防止フィルタ13に覆われた位置にあるので外部から容易に視認され得るものではなく、このスピーカ装置50の外観品位が低下することがない。
また、特にこの実施例は、水抜き孔1gを、溝部1fの底面1f1におけるネット6の周囲の立ち上げ部6bの端部6b1に対向する位置の近傍に配置してあるので、ネット6の網掛けの違いによる目隠し度合いに拘わらず、常に外部から視認され難いものである。
さらに、直接外部に孔が開放されていないので、この孔から虫が内部に進入することは極めて困難であり、その巣等により孔が塞がれ排水性能が低下することがない。
また、水抜き孔1gがキャビネットの外面に直接開口していないので、降雨時等においてこの水抜き孔1gから内部への水の浸入は容易ではなく、内部が水滴で頻繁に濡れることがないのでスピーカ装置自体の信頼性が向上する。
加えて、実施例においては、図7に示すように、水抜き孔1gは側部2aの内壁面2cから距離dだけ内側に離れた位置に開口している。
また、内壁面2cのバッフルボード側には以下のような水溜まり部14を設けてある。
すなわち、突出した枠部1aの内側が空隙14aとされ、さらに、バックキャビネット2の内壁面2cには、その組み合わせ部P近傍を外方向に拡張する段部2dが設けられている。
従って、この空隙14aと、段部2dにより外側に拡張されて得られた空間14bとにより、水溜まり部14が形成されている。図6においては、この水溜まり部14に網掛けを付して示している。
また、内壁面2cは、バックキャビネット2の奥から組み合わせ部Pに向けて外側に広がる方向の傾斜を有して形成されている。
また、水抜き孔1gは、この水溜まり部14より上方にて外部に開口するように形成されている。
さらに、内部の回路部10,端子部11や各スピーカユニット4,5は、少なくとも、この水抜き孔1gよりも内側、換言するならば、設置状態において上方に位置するよう配置されている。
また、ウーファ4が内壁を移動する水滴の移動経路となることを防止するため、ウーファ取り付け孔1bの周囲には内部方向に立設する環状のリブ1b1が形成されている。
次に、このスピーカ装置50における外部からの水の浸入と、浸入した水の外部への排出とについて詳述する。
繰り返しとなるが、このスピーカ装置50は外部から雨等の水が容易には浸入しないように配慮されている。
すなわち、その配慮とは、前面からの浸入に対する飛沫防止フィルタ13の配設であり、側部2aからの浸入に対して設けられた組み合わせ部Pにおける凹凸の段違い合わせ構造の採用である。
ただし、台風下での雨等のように高い風圧と共に水が浴びせられた場合には、水滴は、飛沫防止フィルタ13を通過して内側に到達し、ウーファ4の取り付け面等部品の合わせ部分から僅かであるが内部に浸入する場合がある。
また、組み合わせ部Pにおいては、圧力が加わらない場合には水の浸入を充分に防止することができるが、高い風圧を伴った雨等の場合には、その僅かな隙間からしみ入るように内部に浸入する場合がある。
このような経路で浸入した水滴は、キャビネット3の各内壁を伝って集まりながら自重により底面に移動する。底面に到達した水滴は、底面の内壁面2cが上述したように傾斜していることから水溜まり部14に誘導されてそこに溜まる。
そして、水溜まり部14の貯水量を上回って水が溜まると、すなわち、水面が水抜き孔1gにかかると、水はその孔1gから飛沫防止フィルタ13及びネット6を通過して外部に排出される。
この貯水量は、スピーカ装置50が水平に配置された場合(図6の状態)が最も多く、傾斜して配置された場合には、それよりも少ない量で水面が水抜き孔1gにかかって外部に排出されるので貯水量としては減少する。
水溜まり部14に水が溜まった際、その水圧程度では組み合わせ部Pから外部に水が漏れ出すことはない。
従って、いずれの場合においても、水抜き孔1gは内壁面2cから距離dだけ内側に離れた位置に開口させたことにより、更には、水溜まり14を設けたことにより、例えば降雨終了後、時間が経過してから水抜き孔1gから水が垂れることはなく、下にいる人が濡れてしまうという不具合が生じることはない。
そして、水溜まり部14等の内側面側に溜まった水は外部に垂れることなく、やがて蒸発によって消失する。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
組み合わせ部Pの位置は、この実施例の位置に限定されない。具体的には、水溜まりを避けた位置(キャビネットの後方側)に設けてもよい。その場合、バックキャビネット2が樹脂成形により形成すると段部2cはアンダーカットになるので、段部2cをなくした水溜まりとするのが好ましい。
水溜まり部は、キャビネットの内側面とその面から水抜き孔までの深さとで決定される空間であり、特に容量や形状を限定するものではない。
実施例のスピーカ装置として略箱状のものを説明したが、バッフルボードの形状が円形の円筒状や半球状であってもよく、また、他の形状でもよい。
飛沫防止フィルタは、必ずしも備える必要はない。その場合、バッフルボード1の内部が可視状態になり、また、前面からの水滴の浸入可能性が高くなるものの、キャビネット内部に浸入した水の外部への排出効果については同様に発揮されることは言うまでもない。
また、パンチングネットはパンチングメタルに限るものではなく、完全ではなくても、ある程度の目隠し効果が得られると共に音を通過させるものであればよい。
また、実施例のキャビネットはスピーカとして密閉型のものを説明したが、いわゆるバスレフ型としてバッフルボードにその内側と外側を連通するダクトが設けられたものでもよい。
この場合、密閉型に対してダクトからの水の浸入があり得るものの、上述した水の排出効果は同様に発揮されるので屋外でも良好に使用することが可能で、高い信頼性が得られることは言うまでもない。
本発明のスピーカ装置の実施例を示す正面図である。 本発明のスピーカ装置の実施例を示す上面図である。 本発明のスピーカ装置の実施例を示す右側面図である。 本発明のスピーカ装置の実施例を示す後面図である。 本発明のスピーカ装置の実施例における組み立て図である。 本発明のスピーカ装置の実施例の断面図である。 本発明のスピーカ装置の実施例における要部の拡大断面図である。 本発明のスピーカ装置の実施例における要部の正面図である。
符号の説明
1 バッフルボード
1a 枠部
1a1 内壁面
1b ウーファ取り付け孔
1b1 リブ
1c ホーン部
1e バッフル面
1f 溝部
1f1 底面
1g 水抜き孔(開口部)
2 バックキャビネット
2a 側部
2b 後面
2c 内壁面
2d 段部
3 キャビネット
4 (ウーファ)スピーカユニット
5 (ツイータ)スピーカユニット
6 ネット
6a 主面部
6b 立ち上げ部
6b1 端部
6c 縁部
7a,7b ねじ
8 ブラケット
8a 基部
8a1 取り付け孔
8b 腕部
9 信号線
10 回路部
10a 基板
10b トランス
11 端子部
12 スペーサ(不織布)
13 飛沫防止フィルタ
14 水溜まり部
50 スピーカ装置
C 回動軸
P 組み合わせ部

Claims (2)

  1. スピーカユニットと、
    このスピーカユニットが取り付けられたバッフルボード及びこれに連接する側部を有するキャビネットと、
    前記スピーカユニットを覆うように前記キャビネットに取り付けられたネットと、を備えたスピーカ装置において、
    前記バッフルボードは、前記ネットの縁部に対応する位置に前記キャビネットの内部と外部とを連通する開口部を有することを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記キャビネットは、前記側部の前記開口部に対応する内壁面において、その前記バッフルボード側を外側方向に凹ませて成る水溜まり部を有することを特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
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