JP2000228575A - フラックスの転写装置および転写方法 - Google Patents

フラックスの転写装置および転写方法

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JP2000228575A
JP2000228575A JP2825299A JP2825299A JP2000228575A JP 2000228575 A JP2000228575 A JP 2000228575A JP 2825299 A JP2825299 A JP 2825299A JP 2825299 A JP2825299 A JP 2825299A JP 2000228575 A JP2000228575 A JP 2000228575A
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film forming
head
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忠彦 境
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定してフラックスを転写することができる
フラックスの転写装置および転写方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 テーブル11上にスキージ22a,22
bにより形成されたフラックス膜23aに半田ボール8
を接触させてフラックスを転写するフラックスの転写方
法において、フラックスの転写動作を開始する前に、フ
ラックスの掻き寄せ動作と成膜動作とを繰り返す予備的
なスキージング動作を所定時間行わせる。これにより、
フラックスの粘度を安定させることができ、転写開始時
には安定したフラックス膜を形成して転写量のばらつき
のない良好な転写品質を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品や半田ボ
ールなどの転写対象物にフラックスを転写するフラック
スの転写装置および転写方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の実装方法として半田接合を用
いる方法が広く用いられている。半田接合に際しては半
田接合性を向上させる目的でフラックスを半田接合部に
供給することが行われる。このフラックス供給の方法と
して、転写による方法が知られている。この方法は、フ
ラックスをテーブル上でスキージにより延展してフラッ
クス膜を形成し、このフラックス膜に転写対象物を接触
させることにより転写対象物にフラックスを転写するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記方法によ
るフラックスの転写では、フラックスの粘度が転写品質
に大きな影響を与える。一般にフラックスはフラックス
膜を形成させるスキージング動作を開始した当初は高粘
度でしかも粘度が安定しないという特性を有している。
このため充分なスキージング時間が経過しない間に転写
動作を行わせると、スキージングによって形成されるフ
ラックスの膜厚が均一とならず、転写量にばらつきを生
ずるという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、安定してフラックスを転
写することができるフラックスの転写装置および転写方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のフラック
スの転写装置は、スキージによってフラックスをテーブ
ル上で延展して所定膜厚のフラックス膜を形成し、この
フラックス膜に転写対象物を接触させることによりこの
転写対象物にフラックスを転写するフラックスの転写装
置であって、スキージによって前記フラックス膜を形成
する成膜動作を行うフラックス供給部と、前記成膜動作
によって形成されたフラックス膜に転写対象物を接触さ
せる転写動作を行う作業ヘッドと、前記フラックス供給
部および作業ヘッドとを制御する制御部とを備え、この
制御部によって、少なくとも前記成膜動作および転写動
作を含む複数の動作を周期的に繰り返し行う第1の運転
モードと、前記成膜動作のみをもしくは前記転写動作を
含まない他の動作と前記成膜動作とを周期的に繰り返し
行う第2の運転モードとを選択的に実行させるようにし
た。
【0006】請求項2記載のフラックスの転写装置は、
請求項1記載のフラックスの転写装置であって、前記転
写対象物が半田ボールであり、前記作業ヘッドがこの半
田ボールを保持する保持ヘッドである。
【0007】請求項3記載のフラックスの転写装置は、
請求項1記載のフラックスの転写装置であって、前記転
写対象物が半田電極を備えた電子部品であり、前記作業
ヘッドが電子部品を保持する保持ヘッドである。
【0008】請求項4記載のフラックスの転写装置は、
請求項1記載のフラックスの転写装置であって、前記転
写対象物が転写ピンであり、前記作業ヘッドがこの転写
ピンを備えた転写ヘッドである。
【0009】請求項5記載のフラックスの転写方法は、
スキージによってフラックスをテーブル上で延展して所
定膜厚のフラックス膜を形成し、このフラックス膜に転
写対象物を接触させることにより転写対象物にフラック
スを転写するフラックスの転写方法であって、フラック
ス供給部においてスキージによって前記フラックス膜を
形成する成膜動作およびまたは成膜動作によって形成さ
れたフラックス膜に作業ヘッドによって転写対象物を接
触させる転写動作とを含む運転モードを有し、少なくと
も前記成膜動作および転写動作を含む複数の動作を周期
的に繰り返し行う第1の運転モードと、前記成膜動作の
みをもしくは前記転写動作を含まない他の動作と前記成
膜動作とを周期的に繰り返し行う第2の運転モードとを
選択的に実行させるようにした。
【0010】本発明によれば、成膜動作のみをもしくは
転写動作を含まない他の動作と成膜動作とを周期的に繰
り返し行う運転モードによって予備的なスキージング動
作を行うことにより、転写動作時のフラックスの粘度を
安定させ、転写品質を良好に保つことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1の半田ボールの搭載装置の平面図、図2、
図3は同半田ボールの搭載装置のフラックス供給部の断
面図、図4、図5は同半田ボールの搭載方法の工程説明
図、図6は同フラックスの粘度変化を示すグラフ、図7
は同半田ボールの搭載作業の要素動作を示すフロー図で
ある。本実施の形態1は、半田ボールのワークの電極へ
の搭載に際し、転写対象物である半田ボールにフラック
スを転写するものである。
【0012】まず図1を参照して半田ボールの搭載装置
について説明する。図1において、基台1の中央部には
搬送路2が設けられている。搬送路2はワーク3を搬送
し、搬送路2にはワークの位置決め部が設けられてい
る。位置決め部にて位置決めされたワーク3上には、半
田ボールが搭載される。
【0013】基台1上面の両端部には、Y軸テーブル4
およびガイド部5が配設されている。Y軸テーブル4は
Y軸モータ4a、送りねじ4c、およびガイドレール4
bを備えており、ガイド部5はガイドレール5aを備え
ている。Y軸テーブル4およびガイド部5にはX軸テー
ブル6が架設されており、Y軸モータ4aを駆動して送
りねじ4cを回転させることにより、X軸テーブル6は
ガイドレール4b,5aに沿って水平移動する。
【0014】X軸テーブル6はX軸モータ6a、送りね
じ6cおよびガイドレール6bを備えており、X軸テー
ブル6にはガイドレール6bに沿って水平方向に移動自
在な、作業ヘッドである保持ヘッド7が装着されてい
る。X軸モータ6aを駆動して送りねじ6cを回転させ
ることにより、保持ヘッド7は水平方向に移動する。
【0015】搬送路2の手前側には、ボール供給部9が
配設されている。ボール供給部9には半田ボール8(図
2参照)が多数貯溜されている。保持ヘッド7を移動さ
せてボール供給部9上に位置させ、そこで保持ヘッド7
に上下動作を行わせることにより、保持ヘッド7はその
下面に半田ボール8を吸着して保持する。すなわち、保
持ヘッド7は半田ボール8を吸着するボール吸着動作を
行う。
【0016】ボール供給部9の側方には、フラックス供
給部10が配設されている。フラックス供給部10は、
テーブル11およびテーブル11上で水平方向に移動す
るスキージヘッド12を備えている。テーブル11上に
フラックスを供給した状態でスキージヘッド12をテー
ブル11上で摺動させることにより、テーブル11上で
はフラックスが延展されてフラックス膜が形成される。
すなわち、フラックス供給部10はフラックスの成膜動
作を行う。
【0017】このフラックス膜に対して半田ボール8を
保持した保持ヘッド7を下降させて半田ボール8をフラ
ックス膜に接触させることにより、半田ボール8にはフ
ラックスが転写される。すなわち保持ヘッド7はフラッ
クスの転写動作を行う。そしてフラックスが転写された
半田ボール8を保持した保持ヘッド7をワーク3上に移
動させ、ここで上下動作を行わせることにより、保持ヘ
ッド7はワーク3に半田ボール8を搭載する。すなわち
保持ヘッド7は半田ボール8の搭載動作を行う。
【0018】ボール供給部9とフラックス供給部10の
間、フラックス供給部10と搬送路2の間、および搬送
路2とボール供給部9の間の保持ヘッド7の移動経路に
は、それぞれ保持ヘッド7に吸着された半田ボール8の
吸着状態や有無を検査するボール検査部13,14,1
5が配設されている。ボール供給部9から半田ボール8
を吸着した保持ヘッド7のボール吸着異常がボール検査
部13によって検出された場合には、保持ヘッド7をボ
ール供給部9に戻して再度吸着動作を行わせる。またフ
ラックス転写後の半田ボール8を保持した保持ヘッド7
のボール吸着異常がボール検査部14によって検出され
た場合、またはワーク3への搭載動作において搭載され
ずに保持ヘッド7に残留する残留ボールがボール検査部
15にて検出された場合には、保持ヘッド7を搬送路2
の後方に配置された廃棄箱16上に移動させ、保持して
いる半田ボール8を廃棄させる。
【0019】次に図2を参照してフラックス供給部10
について説明する。図2において、テーブル11の上面
は平坦な底面11aを有する容器となっており、底面1
1a上にはフラックス23が供給される。テーブル11
上には、スキージヘッド12が配設されており、スキー
ジヘッド12のブラケット20の下部には送りねじ25
が螺入したナット24が結合されている。送りねじ25
の端部にはプーリ26が結合されており、プーリ26と
モータ29の軸端のプーリ27にはベルト28が調帯さ
れている。モータ29を駆動することにより、送りねじ
25は回転し、これによりナット24とともにブラケッ
ト20は水平方向に移動する。ブラケット20の上面に
は2つのシリンダ21が配設され、各シリンダ21のロ
ッド21aの下端部にはスキージ22a,22bが装着
されている。
【0020】ここで、図3を参照してスキージ22a,
22bによるフラックスの掻き寄せ動作および成膜動作
について説明する。シリンダ21を駆動することによ
り、スキージ22a,22bは下降するが、このときス
キージ22a,22bは底面11aに対してそれぞれ所
定隙間t1,t2を保つようにシリンダ21のロッド2
1aの下降限が設定されている。
【0021】したがって、スキージ22bを下降させて
スキージヘッド12を矢印a方向に移動させると、フラ
ックス23は所定膜厚t2で掻き寄せられる。そしてス
キージ22bを上昇させスキージ22aを下降させた状
態で、スキージヘッド12を矢印b方向に移動させる
と、底面11a上にt2よりも薄い所定膜厚t1のフラ
ックス膜23aが形成される。このフラックス膜23a
の膜厚t1は、図2に示すように転写対象物である半田
ボール8にフラックス23を転写するのに適切な膜厚に
設定される。スキージ22bによって行われるフラック
ス23の掻き寄せは、フラックス膜を形成する成膜動作
を円滑に行わせるための予備的な動作である。
【0022】再び図3に戻り、半田ボールの搭載装置の
制御系について説明する。モータ駆動部30はスキージ
移動用のモータ29を駆動する。シリンダ駆動部32は
スキージ昇降用のシリンダ21を駆動する。保持ヘッド
駆動部35は、保持ヘッド7を駆動する。モータ駆動部
30、シリンダ駆動部32および保持ヘッド駆動部35
は制御部31によって制御される。操作・入力部33
は、操作指令や後述する運転モード切り換え時の入力を
行う。表示部34は操作・入力用の操作画面を表示す
る。
【0023】この半田ボールの搭載装置は上記の様に構
成されており、以下動作について各図を参照して説明す
る。まず図7を参照して半田ボールの搭載作業を構成す
る要素動作について説明する。本実施の形態では、これ
らの要素動作を通常の動作シーケンスに従ってすべて行
わせることも、また特定要素動作のみを行わせることも
できる。
【0024】図7において、第1に保持ヘッド7により
ボール供給部9の半田ボール8を吸着して保持するボー
ル吸着動作(ST1)が行われる。これと並行してフラ
ックス供給部10においてはテーブル11上でフラック
ス23を掻き寄せる掻き寄せ動作(ST2)およびフラ
ックス23を所定膜厚のフラックス膜23aに形成する
成膜動作(ST3)が繰り返し行われている。そしてこ
の後に、図4に示すように半田ボール8をフラックス供
給部10のフラックス膜23aに接触させて、半田ボー
ル8にフラックス23を転写する転写動作が行われ(S
T4)、この後に半田ボール8をワーク3に搭載する搭
載動作が行われる(ST5)。この一連のフローは通常
の動作フローであり、成膜動作および転写動作を含め半
田ボール8の搭載に必要な全ての動作を行わせる運転モ
ード(第1の運転モード)となっている。
【0025】図5は転写動作から搭載動作に至る一連の
動作を示している。図5(a)に示すように保持ヘッド
7を半田ボール8の下面がテーブル11に当接するまで
下降させて、フラックス膜23aに半田ボール8を接触
させ、次いで図5(b)に示すように保持ヘッド7を上
昇させる。これにより半田ボール8に転写されたフラッ
クス23cは半田ボール8とともに上昇する。そして図
5(c)に示すように、この半田ボール8をワーク3の
電極3aに位置合わせして下降させることにより、半田
ボール8は電極3aとの接合面にフラックス23cを介
在させた状態で電極3a上に搭載される。
【0026】ここで図6を参照してフラックス23の粘
度特性について説明する。図6はテーブル11上でスキ
ージング動作を繰り返して行った場合のフラックス23
の粘度の変化を示したものである。図6から判るよう
に、スキージング動作を開始した直後にはフラックス2
3の粘度は高く、この後スキージング動作を繰り返す時
間が経過するにつれて粘度は徐々に低下し、ある粘度レ
ベルに到達して安定した値となる。フラックスは一般に
このような特性を有しているため、図6に示す初期時間
Tiの間ではフラックスの粘度は安定せず、半田ボール
への転写に適切な膜厚のフラックス膜を安定して形成す
ることが困難である。このため、この初期時間Ti中に
は半田ボール8への転写不良が発生しやすい。
【0027】そこで本実施の形態では、図7に示す各要
素動作のうち、フラックス供給部10で行われる掻き寄
せ動作と成膜動作のみの予備的なスキージング動作を予
め所定時間の間繰り返し行わせる。すなわち、この予備
的なスキージング動作は、成膜動作のみをもしくは前記
転写動作を含まない他の動作と前記成膜動作とを周期的
に繰り返し行う動作モード(第2の運転モード)であ
る。上述の第1の運転モードと第2の運転モードは、操
作・入力部33に運転モードの切り換え指令を入力する
ことにより、制御部31によって選択的に実行される。
【0028】これにより、保持ヘッド7に保持された半
田ボール8にフラックス23を転写する際には、フラッ
クス23は既に安定した適正粘度となっており、転写作
業の開始直後においてもフラックスの粘度に起因する転
写不良を生じることがない。なお、本実施の形態1で
は、転写対象物としての半田ボールにフラックスを転写
する例を示したが、転写対象物はこれに限定されず電子
部品に形成された半田バンプなどのバンプが転写対象物
であってもよい。この場合には、電子部品を保持した保
持ヘッドをフラックス供給部に対して下降させることに
よりフラックス膜にバンプを接触させ、バンプにフラッ
クスを転写する。また転写対象物として半田ボール以外
に、銅や銀などの金属でもよい。
【0029】(実施の形態2)図8は本発明の実施の形
態2のフラックスの転写装置の断面図、図9は同フラッ
クスの転写方法の工程説明図である。本実施の形態2
は、実施の形態1と同様のフラックス供給部のフラック
スを転写対象物である転写ピンに転写し、この転写され
たフラックスをワークの電極に塗布するものであり、こ
の塗布工程は半田ボールのワークへの搭載に先立って行
われる。
【0030】図8において、実施の形態1と同様のフラ
ックス供給部10のテーブル11上には、フラックス膜
23aが形成されている。フラックス供給部10に対し
て、作業ヘッドである転写ヘッド40を下降させ、図9
(a)に示すように転写ヘッド40に備えられた転写ピ
ン41をフラックス膜23aに接触させる。次いで転写
ピン41を上昇させることにより、図9(b)に示すよ
うに転写ピン41の下端部にはフラックス23dが転写
される。
【0031】この後、転写ヘッド41を塗布対象物であ
るワーク3上に移動させる。そして図9(c)に示すよ
うに転写ピン41を電極3aに位置合わせして下降さ
せ、転写ピン41の下端部に付着したフラックス23d
を電極3aの表面に付着させる。この後、図9(d)に
示すように転写ピン41を上昇させることにより、フラ
ックス23dは転写ピン41から分離して電極3aに塗
布される。
【0032】本実施の形態2におけるフラックスの転写
動作に先立って、テーブル11上ではフラックスの掻き
寄せ動作と成膜動作が所定時間の間繰り返し周期的に行
われる。これにより、実施の形態1と同様にフラックス
23の粘度を安定させ、フラックス23を転写ピン41
に安定して転写することができる。
【0033】なお、本実施の形態1,2において使用す
るフラックスの種類として、初期含水率が重量%で1%
以上の水溶性のフラックスを使用することにより、図6
に示す初期時間Tiを大幅に短縮することができる。前
記条件を備えた水溶性フラックスの粘度は、当初から転
写動作に適した粘度範囲にあるため、予備的なスキージ
ング動作を長時間行う必要がないからである。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、成膜動作のみをもしく
は転写動作を含まない他の動作と成膜動作とを周期的に
繰り返し行う運転モードによって予備的なスキージング
動作を行うようにしたので、転写開始前にフラックスの
粘度を安定させることができ、転写品質を良好に保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半田ボールの搭載装置
の平面図
【図2】本発明の実施の形態1の半田ボールの搭載装置
のフラックス供給部の断面図
【図3】本発明の実施の形態1の半田ボールの搭載装置
のフラックス供給部の断面図
【図4】本発明の実施の形態1の半田ボールの搭載方法
の工程説明図
【図5】本発明の実施の形態1の半田ボールの搭載方法
の工程説明図
【図6】本発明の実施の形態1のフラックスの粘度変化
を示すグラフ
【図7】本発明の実施の形態1の半田ボールの搭載作業
の要素動作を示すフロー図
【図8】本発明の実施の形態2のフラックスの転写装置
の断面図
【図9】本発明の実施の形態2のフラックスの転写方法
の工程説明図
【符号の説明】
3 ワーク 7 保持ヘッド 8 半田ボール 9 ボール供給部 10 フラックス供給部 11 テーブル 22a、22b スキージ 23 フラックス 23a フラックス膜 31 制御部 40 転写ヘッド 41 転写ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキージによってフラックスをテーブル上
    で延展して所定膜厚のフラックス膜を形成し、このフラ
    ックス膜に転写対象物を接触させることによりこの転写
    対象物にフラックスを転写するフラックスの転写装置で
    あって、スキージによって前記フラックス膜を形成する
    成膜動作を行うフラックス供給部と、前記成膜動作によ
    って形成されたフラックス膜に転写対象物を接触させる
    転写動作を行う作業ヘッドと、前記フラックス供給部お
    よび作業ヘッドとを制御する制御部とを備え、この制御
    部によって、少なくとも前記成膜動作および転写動作を
    含む複数の動作を周期的に繰り返し行う第1の運転モー
    ドと、前記成膜動作のみをもしくは前記転写動作を含ま
    ない他の動作と前記成膜動作とを周期的に繰り返し行う
    第2の運転モードとを選択的に実行させることを特徴と
    するフラックスの転写装置。
  2. 【請求項2】前記転写対象物が半田ボールであり、前記
    作業ヘッドがこの半田ボールを保持する保持ヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1記載のフラックスの転写装
    置。
  3. 【請求項3】前記転写対象物が半田電極を備えた電子部
    品であり、前記作業ヘッドが電子部品を保持する保持ヘ
    ッドであることを特徴とする請求項1記載のフラックス
    の転写装置。
  4. 【請求項4】前記転写対象物が転写ピンであり、前記作
    業ヘッドがこの転写ピンを備えた転写ヘッドであること
    を特徴とする請求項1記載のフラックスの転写装置。
  5. 【請求項5】スキージによってフラックスをテーブル上
    で延展して所定膜厚のフラックス膜を形成し、このフラ
    ックス膜に転写対象物を接触させることにより転写対象
    物にフラックスを転写するフラックスの転写方法であっ
    て、フラックス供給部においてスキージによって前記フ
    ラックス膜を形成する成膜動作およびまたは成膜動作に
    よって形成されたフラックス膜に作業ヘッドによって転
    写対象物を接触させる転写動作とを含む運転モードを有
    し、少なくとも前記成膜動作および転写動作を含む複数
    の動作を周期的に繰り返し行う第1の運転モードと、前
    記成膜動作のみをもしくは前記転写動作を含まない他の
    動作と前記成膜動作とを周期的に繰り返し行う第2の運
    転モードとを選択的に実行させることを特徴とするフラ
    ックスの転写方法。
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