JP2000226954A - 自動車用把手 - Google Patents

自動車用把手

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JP2000226954A
JP2000226954A JP2000028548A JP2000028548A JP2000226954A JP 2000226954 A JP2000226954 A JP 2000226954A JP 2000028548 A JP2000028548 A JP 2000028548A JP 2000028548 A JP2000028548 A JP 2000028548A JP 2000226954 A JP2000226954 A JP 2000226954A
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lever
paddle
handle
spring
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JP2000028548A
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English (en)
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Thierry Benard
ベナール チエリ
Roberto Martino
マルチノ ロベルト
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Valeo Comfort and Driving Assistance SAS
Original Assignee
Valeo Securite Habitacle SAS
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/14Handles pivoted about an axis parallel to the wing
    • E05B85/16Handles pivoted about an axis parallel to the wing a longitudinal grip part being pivoted at one end about an axis perpendicular to the longitudinal axis of the grip part
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/54Electrical circuits
    • E05B81/64Monitoring or sensing, e.g. by using switches or sensors
    • E05B81/76Detection of handle operation; Detection of a user approaching a handle; Electrical switching actions performed by door handles
    • E05B81/78Detection of handle operation; Detection of a user approaching a handle; Electrical switching actions performed by door handles as part of a hands-free locking or unlocking operation
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C2009/00753Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys
    • G07C2009/00769Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明は、関節接続ベルクランク(2
2)を介し、ロックを作動させるパドル(14)を含
み、レバーによって作動されるスイッチを含むパドル
(14)の移動を検出するための装置が設けられたタイ
プであって、レバー(28)が作動位置に向けて弾性的
に押圧され、静止位置では関節接続ベルクランク(2
2)がレバー(28)を非作動位置に維持し、ベルクラ
ンク(22)が開放位置へ向けて移動させられると、レ
バー(28)が作動位置向かって移動するようになって
いるタイプの、自動車用開放リーフのための把手に関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、自動車の把手に関する。
【0002】より詳細には本発明は、把手が操作パドル
を含み、この操作パドルが、ユーザーによって静止位置
から開放位置へ移動されるようになっており、このパド
ルの運動が、このパドルと共に静止位置から開放位置へ
移動する関節接続ベルクランクを含むリンクを介して、
ロックへ伝達されるようになっており、かつ伝達機構を
介して、パドルによって作動されるスイッチを含むパド
ルの運動を検出するための装置が設けられているタイプ
の自動車用開放把手に関する。
【0003】ユーザーが、把手の取り付けられた開放リ
ーフを開けようとして、パドルを操作していることを検
出するために、スイッチを利用する例は多い。
【0004】これら応用例のうちの1つとして、開放リ
ーフをロックするための安全システムのロッキングおよ
びアンロックを、自動車の盗難防止ユニットにより、ユ
ーザーが着用する無線タイプのバッジの遠隔問い合わせ
信号に従属させるようなシステムがある。かかるシステ
ムでは、アンロックを開始する前に、盗難防止ユニット
が問い合わせ信号を発信し、バッジから発射される符号
化された応答信号の戻りを待つ。盗難防止ユニットは、
受信した応答信号と所定の信号とを比較し、これら信号
が一致すれば、ロックのアンロックをトリガーさせ、も
って把手のパドルを開放位置へ移動させて、正式なユー
ザーが開放リーフを開けることができるようになってい
る。
【0005】キーまたはリモコンの使用を不要にできる
この種の安全システムは、ハンズフリーアクセスシステ
ムと称されることが多い。
【0006】かかる例では、盗難防止ユニットと識別バ
ッジとの間でデータを交換し、応答信号を認識するステ
ージ、次にロックをアンロックする実際の作動には、か
なりの長さの時間を必要とする。かかる安全システムの
使用をより便利にするためには、正式なユーザーが把手
のパドルを開放位置に移動すると、すぐに、ユーザーが
開放リーフを開けることができることが重要である。従
って、この目的のためには、パドルを移動させることに
より、ユーザーが開放リーフを開ける意志を示した時か
らできるだけ早く、識別手順をトリガーすることが必要
である。
【0007】従って、本発明の目的は、パドルが移動さ
れ始めた時からできるだけ迅速に、識別手順をトリガー
するためのスイッチの操作を可能にする新しい構造の把
手を提供することにあり、この装置は、パドルが機械式
タイプのロックを操作できるよう、開放位置に向かうパ
ドルの移動を何ら制限することがないもので、またこの
装置は、製造上信頼でき、かつ簡単なものである。
【0008】この目的のために、本発明は、把手が操作
パドルを含み、この操作パドルが、ユーザーによって静
止位置から開放位置へ移動させられるようになってお
り、このパドルの運動が、このパドルと共に静止位置か
ら開放位置へ移動する関節接続ベルクランクを含むリン
クを介して、ロックへ伝達されるようになっており、か
つ伝達機構を介して、パドルによって作動されるスイッ
チを含むパドルの運動を検出するための装置が設けられ
ており、前記伝達機構が、2つの位置、すなわち、スイ
ッチの2つの異なる状態に対応する非作動位置と作動位
置との間を移動できるレバーを含み、前記レバーが、作
動位置の方向に第1弾性手段によって押圧されており、
関節接続ベルクランクが静止位置にあると、レバーを非
作動位置に維持するストッパーを形成し、ベルクランク
がパドルによって開放位置へ移動させられると、レバー
が弾性手段の作用を受けて作動位置に移動するようにな
っており、レバーがその作動位置に到達する間、前記弾
性手段が、レバーを中間位置まで、ベルクランクに押圧
し続けるようになっているタイプの、自動車用開放把手
を提案するものである。
【0009】本発明の他の特徴は次のとおりである。
【0010】レバーが枢動レバーである。
【0011】レバーが、ベルクランクの関節接続軸線を
中心として枢動できるよう取り付けられており、非作動
位置から作動位置へのレバーの回転方向は、静止位置か
ら開放位置へのベルクランクの回転方向と同じとなって
いる。
【0012】第1弾性復帰手段の作用の結果として、レ
バーによってベルクランクに加えられるトルクよりも大
きい復帰トルクをベルクランクに加える第2弾性復帰手
段によって関節接続ベルクランクは静止位置へ向けて押
圧されるようになっている。
【0013】静止位置へベルクランクを復帰させる第2
弾性手段は、同時にベルクランクを介して弾性的にパド
ルを静止位置へ向けて復帰させる。
【0014】ベルクランクは、ベルクランクの関節接続
軸線に沿って軸方向に延びるロッドを含み、このロッド
が、パドルと協働する、第1軸方向端部に設けられた作
動アームと、ベルクランクの位置が、その静止位置と中
間位置との間にあることを条件にレバーと協働する、逆
の軸方向端部に設けられた作動アームとを含んでいる。
【0015】前記第2弾性復帰手段は、ベルクランクの
ロッドのまわりに巻かれた回転角方向に作用する螺旋ス
プリングから成り、この螺旋スプリングが、ベルクラン
クの作動アームを押圧する第1ラジアルストランドと、
把手の固定サポートを押圧する第2ラジアルストランド
とを有する。
【0016】把手の組み立て時に、ベルクランクを復帰
させるためのスプリングの第2ラジアルストランドは、
ベルクランクに復帰作用力を加えることなく、スプリン
グをプリストレス状態に維持するよう、ベルクランクの
作動アームに形成された支承表面に当接して係合できる
ようになっている。
【0017】ベルクランクは2つの部品を含み、そのう
ちの第1の部品は、作動アームを支持しており、第2の
部品は、作動アームを支持しており、ロッドは、部品の
うちの一方に属すシャフト(から形成されており、シャ
フトは、部品の他方に属すチューブ状シース内に軸方向
に収容されており、シースとシャフトとが相対的に取り
付けられた位置にある時に、シャフトとシースとを回転
結合するための手段が設けられており、シャフトがシー
スに対する軸方向の中間位置にあると、シースに対する
シャフトの相対的回転を可能にするよう、結合手段の結
合が外れるようになっている。
【0018】以下、添付図面を参照して次の詳細な説明
を読めば、本発明の上記以外の特徴および利点が明らか
となると思う。
【0019】図1は、自動車の開放リーフのための把手
10を示す。この把手10は、基本的には開放リーフの
ボディワークパネルの内部に配置するようになっている
把手サポート12と、ユーザーによって図1に示される
静止位置から図2に示される開放位置へ移動できるよ
う、ボディワークパネルの外部に配置するようになって
いる操作パドル14とを含んでいる。
【0020】図示の実施例では、操作パドルは、長手方
向に延びる操作バー14となっており、その前端部16
はサポート12に関節接続されている。
【0021】本明細書の理解を容易にするために、図1
および図2に示される「水平」および「垂直」なる概念
は、水平方向を操作パドル14の長手方向として、ま
た、垂直方向をサポート12に対する操作パドル14の
枢動軸線A1とするように定義し、この枢動軸線A1
は、全体として、開放リーフのボディワークパネルと平
行になっている。
【0022】従って、特に図2から判るように、操作パ
ドル14を、その開放位置に移動させると、長手方向の
後端部18は固定されたままとなっているサポート12
に対し、横方向外側にずれる。操作パドル14の後端部
18は、ペグ20を介して、関節接続ベルクランク22
を駆動する。このベルクランクは、リンクの一部を形成
しており、このリンクによって、操作パドル14は開放
リーフを閉位置に維持しているロックに作用できる。関
節接続ベルクランク22は、長手方向軸線A2を中心と
して、サポート12に対して関節接続されている。従っ
て、操作パドル14がその静止位置から開放位置まで移
動させられると、関節接続ベルクランク22も、軸線A
2を中心として図1に示される静止位置から図2に示さ
れる開放位置へ枢動する。図には、開放リーフのロック
を操作するためのリンクの他の部分は示されていない。
【0023】後により詳細に説明するように、関節接続
ベルクランク22は、回転角方向に作用する螺旋スプリ
ング24により、静止位置へ向かって弾性的に復帰され
る。ユーザーが操作パドル14を解放するとすぐに、関
節接続ベルクランク22は、ペグ20を介して、操作パ
ドル14を静止位置へ自動的に復帰させるよう、このス
プリング24の寸法が定められていることが好ましい。
【0024】本発明によれば、把手10は(図4〜図6
に示されている)スイッチ50も含み、このスイッチ5
0は、例えば把手のサポート12の一部を形成するケー
シング26の内部に配置されており、レバー28により
開放状態と閉じた状態との間で作動されるようになって
いる。
【0025】図示の実施例では、レバー28は長手方向
に連続して、かつ前方に、関節接続ベルクランク22の
回転軸線A2を中心として、サポート12上で枢動でき
るように取り付けられたレバーとなっている。
【0026】従って、レバー28は、図1に示された非
作動位置から、図2に示された作動位置へと枢動するこ
とができ、回転角方向に作用する螺旋スプリング30に
よって、作動位置へ押圧されている。
【0027】特に図3から判るように、関節接続ベルク
ランク22は、ベルクランクの関節接続軸線に沿って長
手方向に延びるロッド32を含んでいる。このロッド3
2は、長手方向の後端部に作動アーム34を有し、この
作動アームは、軸線A2に対して直角に延びると共に、
特にリンクにキャッチするための手段36と、操作パド
ル14のペグ20と協働するための手段38とを含んで
いる。ロッド32は、その前端に作動アーム40を有
し、この作動アーム40は、軸方向前方に延びると共
に、スイッチ50を作動させるためのレバー28の協働
するようになっている係止ラグ42を有している。
【0028】より詳細には、レバー28は、軸線A2の
チューブ状ドラム44を含み、このドラム44の後端部
には、ベルクランク22の作動アーム40の軸方向ラグ
42と協働するようになっている作動フィンガー46
と、スイッチ50と協働するようになっている作動フィ
ンガー48とが取り付けられている。作動フィンガー4
6と作動フィンガー48とは、同一の横方向平面に配置
されており、軸線A2に対して互いに逆の径方向に延び
ている。
【0029】図4〜図6には、スイッチを作動させる装
置が働く態様が示されている。これらの図は、前方から
後方へ見た軸線A2に沿う図である。
【0030】図4は、把手が静止位置にあって、誰も把
手を操作していない時の装置を示している。従って、関
節接続ベルクランク22は、操作パドル14と同じよう
に静止位置を占めており、この操作パドル14の後端部
18を見ることができる。この場合、レバー28は、ス
イッチ50に作用力を加えていない非作動位置にあり、
よってスイッチ50は、例えば開放位置にある。しか
し、軸線A2を中心として作動位置に枢動させるよう、
すなわち、図4で見た場合に、反時計回り方向に枢動さ
せるよう、レバー28はスプリング30によって押圧さ
れている。レバー28の作動フィンガー46は、ベルク
ランク22の係止ラグ42に当接しており、レバー28
は、スプリング30の作用力にも拘わらず、非作動位置
に維持されている。
【0031】図5は、ユーザーが把手の操作パドル14
を開放位置へ向けて移動させている途中の中間位置にあ
る作動装置を示している。この中間位置では、操作パド
ル14の後端部18は、横方向の外側、すなわち、図5
において右側へ所定の短い距離だけ移動されている。こ
れにより、パドル14は、図5において時計回り方向に
軸線A2を中心として枢動するベルクランク22を、作
動ペグ20を介して、中間位置から離間させる。ベルク
ランクの移動中、このベルクランクの係止ラグ42は、
軸線A2を中心として枢動し、従ってレバー28は、係
止ラグ42と接触し続けている作動フィンガー46を同
じ角度だけ移動させることができる。そのためレバー2
8は、軸線A2を中心として枢動することにより、スイ
ッチ50を別の状態、例えば閉状態へ押圧することがで
きる。
【0032】部品の幾何学的形状、およびこうして得ら
れる運動により、操作パドル14がごくわずか移動する
だけで、スイッチ50を2つの状態の間に切り換えるこ
とができる。従って、ユーザーが操作パドル14を操作
し始めるとすぐに、スイッチ50は、例えばユーザーが
付けているバッジを識別する手順を開始させることがで
きる。
【0033】本発明によれば、スイッチ50が一旦トリ
ガーされている状態にあると、ユーザーは、操作パドル
14を開放する運動を続けることができ、この運動によ
って、操作パドル14は、軸線A2を中心とする関節接
続ベルクランク22の枢動運動を生じさせ続けること
が、図6から理解できると思う。これと逆に、図5に示
すように、レバー28が早期に達した作動位置のままで
あると、他のラグ42およびレバー28の作動フィンガ
ー46は、互いに接触しない。このようにこの装置は、
ベルクランク22の回転角方向の移動、従って静止位置
と開放位置との間の操作パドル14の移動を制限するこ
となく、ごく短い作動距離しか移動しないスイッチ50
を作動させることができる。
【0034】反対方向にて、ユーザーが操作パドル14
を解放すると、関節接続ベルクランク22は、スプリン
グ24によって静止位置へ復帰し、よってベルクランク
22は、作動ペグ20を介して、操作パドル14を復帰
させる。ベルクランク22が中間位置に達すると、その
係止ラグ42は、レバー28の作動フィンガー46に接
触する。ベルクランク22が静止位置に向かって復帰運
動をし続けると、係止ラグ42は、スプリング30の作
用に抗して、レバー28を再び非作動位置へ向けて枢動
させ、これによって、スイッチ50の状態が変化する。
【0035】スプリング24により、ベルクランク22
の復帰力の全てが発生されるときには、スプリング30
によって反対方向に押圧されているレバー28により、
ベルクランク22に加えられるトルクよりも大きい、復
帰のためのトルクを、スプリング24がベルクランク2
2に加えることができるようにする必要がある。
【0036】本発明の別の特徴によれば、ハンドル10
は、組み立ての簡略化を可能にすると共に、特に組み立
て作業を妨害するようなベルクランク22を復帰させる
ためのスプリング24の作用を防止できるようにする手
段を含んでいる。
【0037】特に図7から判るように、この目的のため
に、関節接続ベルクランク22は、2つの部品、すなわ
ち前方部品52と後方部品54とを含んでいる。
【0038】前方部品52は、軸線A2を中心とする回
転円筒形のチューブ状シース56を含み、その前端に
は、係止ラグ42を支持する作動アーム40が配置され
ている。後方部品54は、軸線A2の円筒形シャフト4
8を含み、このシャフト48は、前方部品のチューブ状
シース56内に収容されるようになっており、シャフト
48は、その後方端で別の作動アーム34を支持してい
る。
【0039】これら2つの部品52と54とを組み立て
ると、シャフト58はシース56内に収容され、シース
は、ベルクランク22の2本のアーム34と40とを接
続するロッド32を形成する。図12により詳細に示さ
れているように、これら2つの部品52、54にはほぞ
とほぞ孔の装置68が設けられており、この装置は、シ
ャフト58とシース56の前端部に配置されており、こ
れら部品のうちの一方を他方の部品の内部に対して軸方
向に組み立てると、このほぞとほぞ孔の装置によって、
これら2つの部品52と54とは、軸線A2を中心とし
て回転できるようになる。
【0040】しかし、シャフト58がシース56の端部
に軸方向に係合していなければ、これら2つの部品52
と54とは、軸線A2を中心として互いに回転できるよ
うに自由に枢動できる。
【0041】ベルクランク22を復帰させるためのスプ
リング24は、シース56の周りに巻かれた、従ってロ
ッド62の周りに巻かれた回転角方向に作用する螺旋ス
プリングから成り、この螺旋スプリングは、前方ストラ
ンド60と、後方ストランド62とを含み、各ストラン
ドは螺旋巻線の対応する軸方向の端部にて、径方向外側
に延びている。後方ストランド62は、ベルクランク2
2の作動アーム34と一体的な、すなわちベルクランク
22の後方部品54と一体的なベアリング表面64と当
接するようになっている。これと対照的に、前方ストラ
ンド60は、ドアの把手が完全に組み立てられ、作動状
態になると、把手10のサポート12に当接するように
なっている。従って、ベルクランク22が軸線A2を中
心として枢動すると、2つのストランド60と62と
は、互いに回転角方向に移動され、これにより、スプリ
ング24に応力が加わる。
【0042】しかし、寸法を大きくすることなく、スプ
リング24の復帰力を増すには、組み立て時にこのスプ
リングに対してプリストレスを加えることが好ましい。
すなわち、特定アセンブリが静止位置にある時でも、ス
プリングが既にベルクランク22に大きい力を加えてい
るようにすることが好ましい。ベルクランク22を更に
複雑にすることなく、スプリング24にプリストレスを
加えるには、把手10を組み立てる間、ベルクランク2
2の前方部品52の作動アーム40と一体的な表面55
を、スプリング24の前方ストランド60が押圧するよ
うに工夫がなされている。
【0043】図8に既に示されているように、2つの部
品52と54とを、一方が他方の内部に完全に軸方向に
嵌合されないよう、すなわち、結合手段によって互いに
回転するようにこれら部品が接続されることなく、それ
ぞれの当接表面66、64に対して、2つのストランド
60と62とを当接させることが好ましい。このよう
に、図8に示されているように、2つの部品52と54
とを、軸線A2を中心として一方を他方のまわりに1回
回転させることによって、スプリング24にプリストレ
スを加えることが可能である。所望の値のプリストレス
に達すると、図9に示されるように、2つの部品52と
54の一方が、他方の内部に完全に嵌合されるまで、こ
れら部品を軸方向に接近させることによって、ベルクラ
ンク22の組み立ては完了する。
【0044】しかし、図8〜図11から判るように、ベ
ルクランク22の2つの部品52と54とは、ほぞとほ
ぞ孔の装置68によって回転できるように、2つの部品
が完全に固定される前に、スプリング24が弛緩するこ
とを防止できるようにする相補的な手段を含んでいる。
このために、ベルクランク22の後方部品のシャフト5
8は、シース56内に形成され、シース56の後方端ま
で長手方向に開口する長手方向スロット72に係合する
ようになっている外部ラジアルラグ70を有する。
【0045】図10からより詳細に判るように、スロッ
ト72は、少なくとも1つの長手方向エッジ74を有
し、このエッジ74は、前方に向いた傾斜面から形成さ
れた不連続部76を有する。この不連続部76は、エッ
ジ74に形成されており、この不連続部には、ラグ70
がリターンスプリング24の作用によって当接する。従
って、ラグ70が、不連続部76を軸方向に越えてスロ
ットに係合すると、不連続部は、シース56に対するシ
ャフト58の後退を防止するようになる。
【0046】しかし、ラグ70とスロット72は、ベル
クランク22が伝達するトルクの全てを吸収するように
なってはいないので、このトルクは、先に説明したほぞ
とほぞ孔の装置68によって伝達することが好ましい。
【0047】従って、ベルクランク22のこの構造は、
特に簡単な方法でスプリング24にプリストレスを加え
ることを可能にすると共に、このスプリング24が、取
り付け操作を妨害することなく、サポート12にベルク
ランク22を取り付けることができる。
【0048】一旦、ベルクランク22が把手に取り付け
られると、スプリング24の前方ストランド60を支承
表面66から外すことが可能となり、次にこの支承表面
は、図13により詳細に示されているように、把手10
のサポートに自然に当接する。
【0049】従って、図1および図2から判るように、
本発明に係わる把手は、例えば開放リーフの厚みに対応
する横方向に対し、全くかさばることはなく、かつ少数
の部品しか必要とせず、しかも取り付けが容易であると
いう点で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】把手のパドルを静止位置として示されている、
本発明の把手の斜視図である。
【図2】把手のパドルを開放位置として示されている、
本発明の把手の斜視図である。
【図3】ロックとスイッチ作動レバーを作動させるため
のリンクの関節接続ベルクランクを示す詳細分解斜視図
である。
【図4】ベルクランクを静止位置として示されている、
システムが作動する状態における、関節接続ベルクラン
クの回転軸線に沿った図である。
【図5】ベルクランクを中間位置として示されている、
システムが作動する状態における、関節接続ベルクラン
クの回転軸線に沿った図である。
【図6】ベルクランクを開放位置として示されている、
システムが作動する状態における、関節接続ベルクラン
クの回転軸線に沿った図である。
【図7】ベルクランクを把手に取り付ける前に、第2の
弾性復帰手段にプリストレスを加えることができるよう
にする、2部品式関節接続ベルクランクの第2復帰手段
の取り付けを示す斜視図である。
【図8】ベルクランクを把手に取り付ける前に、第2の
弾性復帰手段にプリストレスを加えることができるよう
にする、2部品式関節接続ベルクランクの第2復帰手段
の取り付けを示す斜視図である。
【図9】ベルクランクを把手に取り付ける前に、第2の
弾性復帰手段にプリストレスを加えることができるよう
にする、2部品式関節接続ベルクランクの第2復帰手段
の取り付けを示す斜視図である。
【図10】中間取り付け位置にあるベルクランクの2つ
の部品の回転に対する固定状態を示す、上から見た図で
ある。
【図11】取り付け完了位置にあるベルクランクの2つ
の部品の回転に対する固定状態を示す、上から見た図で
ある。
【図12】回転できるように関節接続ベルクランクの2
つの部品を結合する手段を示す、図11の12−12線
における断面図である。
【図13】弾性復帰手段がベルクランクに復帰圧力を加
えることができるよう、把手のケーシングに当接するた
めに、第2弾性復帰手段の第2ラジアルアームの係合を
外す状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
10 把手 14 操作パドル 16 前端部 22 関節接続ベルクランク 28 レバー 30 第1弾性手段 42 ストッパー 50 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト マルチノ フランス国 エフ−94042 クレテイユ セデクス リュ ル コルビュジエール 42 シーオー ヴァレオ セキュリテ ア ビタークル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手(10)が操作パドル(14)を含
    み、この操作パドルが、ユーザーによって静止位置から
    開放位置へ移動させられるようになっており、このパド
    ル(14)の運動が、このパドル(14)と共に静止位
    置から開放位置へ移動する関節接続ベルクランク(2
    2)を含むリンクを介して、ロックへ伝達されるように
    なっており、かつ伝達機構を介して、パドル(14)に
    よって作動されるスイッチ(50)を含むパドル(1
    4)の運動を検出するための装置が設けられており、前
    記伝達機構が、2つの位置、すなわち、スイッチ(5
    0)の2つの異なる状態に対応する非作動位置と作動位
    置との間を移動できるレバー(28)を含み、前記レバ
    ー(28)が、作動位置の方向に第1弾性手段(30)
    によって押圧されており、関節接続ベルクランク(2
    2)が静止位置にあると、レバー(28)を非作動位置
    に維持するストッパー(42)を形成し、ベルクランク
    (22)がパドル(14)によって開放位置へ移動させ
    られると、レバー(28)が弾性手段(30)の作用を
    受けて作動位置に移動するようになっており、レバー
    (28)がその作動位置に到達する間、前記弾性手段
    (30)が、レバーを中間位置まで、ベルクランク(2
    2)に押圧し続けるようになっている自動車用把手。
  2. 【請求項2】 レバー(28)が枢動レバーである、請
    求項1記載の把手。
  3. 【請求項3】 レバー(28)が、ベルクランク(2
    2)の関節接続軸線(A2)を中心として枢動できるよ
    うに取り付けられており、かつ非作動位置から作動位置
    へのレバー(28)の回転方向が、静止位置から開放位
    置へのベルクランク(22)の回転方向と同じである、
    請求項2記載の把手。
  4. 【請求項4】 第1弾性復帰手段(30)の作用の結果
    として、レバー(28)によってベルクランク(22)
    に加えられるトルクよりも大きい復帰トルクをベルクラ
    ンク(22)に加える第2弾性復帰手段(24)によっ
    て、関節接続ベルクランク(22)が静止位置へ向けて
    押圧されるようになっている、先の請求項のいずれかに
    記載の把手。
  5. 【請求項5】 静止位置へベルクランク(22)を復帰
    させる第2弾性手段(24)が、同時にベルクランク
    (22)を介して、弾性的にパドル(14)を静止位置
    へ向けて復帰させるようになっている、請求項4記載の
    把手。
  6. 【請求項6】 ベルクランク(22)が、ベルクランク
    (22)の関節接続軸線(A2)に沿って軸方向に延び
    るロッド(32)を含み、このロッドが、パドル(1
    4)と協働する、第1軸方向端部に設けられた作動アー
    ム(34)と、ベルクランク(22)の位置が、その静
    止位置と中間位置との間にあることを条件にレバー(2
    8)と協働する、逆の軸方向端部に設けられた作動アー
    ム(40)とを含む、先の請求項のいずれかに記載の把
    手。
  7. 【請求項7】 前記第2弾性復帰手段が、ベルクランク
    (22)のロッド(32)の周りに巻かれた回転角方向
    に作用する螺旋スプリング(24)から成り、この螺旋
    スプリングが、ベルクランク(22)の作動アーム(3
    4)を押圧する第1ラジアルストランド(62)と、把
    手(10)の固定サポート(12)を押圧する第2ラジ
    アルストランド(60)とを有する、請求項4または5
    のいずれかと組み合わされた、請求項6記載の把手。
  8. 【請求項8】 把手(10)の組み立て時に、ベルクラ
    ンク(22)を復帰させるためのスプリング(24)の
    第2ラジアルストランド(60)が、ベルクランク(2
    2)に復帰作用力を加えることなく、スプリング(2
    4)をプリストレス状態に維持するよう、ベルクランク
    (22)の作動アーム(40)に形成された支承表面
    (66)に当接して係合できるようになっている、請求
    項7記載の把手。
  9. 【請求項9】 ベルクランク(22)が2つの部品(5
    2、54)を含み、そのうちの第1の部品(54)が、
    作動アーム(34)を支持しており、第2の部品(5
    2)が、作動アーム(40)を支持しており、ロッド
    (32)が、部品のうちの一方に属すシャフト(58)
    から形成されており、シャフト(58)が部品の他方に
    属すチューブ状シース(56)内に軸方向に収容されて
    おり、シースとシャフトとが相対的に取り付けられた位
    置にある時に、シャフト(58)とシース(56)とを
    回転結合するための手段(68、70、72)が設けら
    れており、シャフトがシースに対する軸方向の中間位置
    にあると、シースに対するシャフトの相対的回転を可能
    にするよう、結合手段(68、70、72)の結合が外
    れるようになっている、請求項6〜8のいずれかに記載
    の把手。
JP2000028548A 1999-02-05 2000-02-07 自動車用把手 Pending JP2000226954A (ja)

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