JP2000226179A - 吊上げ装置 - Google Patents

吊上げ装置

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JP2000226179A
JP2000226179A JP11027721A JP2772199A JP2000226179A JP 2000226179 A JP2000226179 A JP 2000226179A JP 11027721 A JP11027721 A JP 11027721A JP 2772199 A JP2772199 A JP 2772199A JP 2000226179 A JP2000226179 A JP 2000226179A
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JP
Japan
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panel
weight
lifting device
heat insulating
lifting
Prior art date
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Application number
JP11027721A
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English (en)
Inventor
Susumu Ikeno
進 池野
Naoto Katsuki
直人 香月
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温パネル製造工程におけるパネル上への重
りの載置を自動化することができる吊上げ装置を提供す
る。 【解決手段】 下向き平板状の吊上げ面を複数の区画に
分割するとともに、各区画毎に独立して励磁可能な電磁
石、あるいは、各区画毎に独立して真空吸引可能な吸引
手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊上げ装置に関
し、特に、保温材を挟んだ一対の合成樹脂パネルを接着
して保温パネルを製造する際に使用する重りを吊上げて
パネル上に載置する際に好適な吊上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パネル組立式水槽の壁面等に使用される
単位パネル(保温パネル)は、通常、一対の合成樹脂製
パネルの間に保温材を挟んだ状態で形成されている。例
えば、図6は保温パネルの製造工程を説明するための概
略図、図7は保温パネルの一形状例を示す正面図であ
る。
【0003】まず、保温パネル1は、製造工程において
下方に位置する第1パネル2と、上方に位置する第2パ
ネル3と、両パネル間に挟み込まれる保温材4とにより
形成されるものであって、その製造工程では、最初に、
内面を上に向けて置かれた第1パネル2の所定位置に接
着剤5が塗布され、その上に保温材4が載置される。さ
らに、保温材4の上面にも接着剤6が塗布された後、内
面を下に向けた第2パネル3が組付けられる。そして、
第2パネル3の上面所定位置に重り7,8を載置して両
パネル間を密着させた状態とし、この状態で乾燥室9に
搬入される。乾燥処理後は、重り7,8が取除かれて集
積装置10に集積される。
【0004】上述のようなパネルの製造工程において、
保温パネル1の形状は、その強度やデザインを考慮して
様々な形状に設定されているため、重り7,8を載置す
る位置は、各保温パネル1の形状に応じて決められてい
る。例えば、図7に示す形状の保温パネル1の場合は、
パネル両側縁の溝部1aに適当な長さの重り7,7が載
置され、パネル内部の窪み1bにも窪み1bの大きさに
応じた長さの重り8が載置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような製造工程
においては、パネル上への重りの載置位置は、製造する
保温パネルの大きさや形状によって異なり、また、複数
種の重り、例えば、チャンネル鋼において、長さが1m
弱のもの、0.5m弱のもの、0.3m前後のものなど
を用意しており、これらの形状や重量によって載置位置
を選ばなければならないため、パネル上に重りを置く作
業は、そのほとんどを手作業に頼っているのが実状であ
る。
【0006】そこで本発明は、上述のような保温パネル
製造工程におけるパネル上への重りの載置を自動化する
ことができる吊上げ装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の吊上げ装置は、下向き平板状の吊上げ面を
複数の区画に分割するとともに、各区画毎に独立して励
磁可能な電磁石、あるいは、各区画毎に独立して真空吸
引可能な吸引手段を設けたことを特徴としている。
【0008】また、本発明は、2枚の合成樹脂パネルを
保温材を介して接着する際に使用する重りを吊上げるた
めの吊上げ装置であって、下向き平板状の吊上げ面を複
数の区画に分割して各区画毎に独立して励磁可能な電磁
石をそれぞれ配置するとともに、前記合成樹脂パネルの
形状より設定される重りの載置位置に対応した電磁石を
励磁させる制御手段を備えたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の吊上げ装置を使用
した保温パネル製造工程の一例を示す説明図、図2は製
造する保温パネルの形状例を示す正面図、図3は使用す
る吊上げ装置の一例を示す平面図、図4及び図5は使用
する重りの形状例を示す斜視図である。なお、前記図6
における構成要素と同一の構成要素には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0010】吊上げ装置11は、パネル上に重りを載置
する乾燥室9の入口部分に設けられるもので、その下面
は、製造する保温パネル1の最大サイズに対応した大き
さの平板状に形成されており、かつ、吊上げる重り12
の大きさ及び載置位置に応じて長手方向、短手方向それ
ぞれ複数の区画に、マトリックス状(ビット状)に分割
されるとともに、各区画内には、各区画毎に独立して励
磁可能な電磁石13がそれぞれ装着されている。また、
吊上げ装置11には、励磁する電磁石13の位置を制御
するための制御手段14が設けられており、あらかじめ
設定されたパターンで電磁石13を励磁できるように形
成されている。
【0011】重り12は、通常、磁性体である鉄系材料
で形成されるものであって、図4に示すような立方体状
の重り12aや図5に示すような円柱状の重り12bが
用いられ、パネルの接着に必要な加重や載置位置の状態
に応じて適当な重量及び形状で形成することができる。
【0012】なお、電磁石13における励磁部の大きさ
と重り12との大きさ(両者の当接面の大きさ)は、励
磁した電磁石13で重り12を1個だけ吊上げることが
できるように設定されており、重り12を吊上げる際
に、隣接する2個以上の重りを同時に吊上げないように
している。例えば、重り12の上面が50×50mmの
場合は、電磁石13の有効面の大きさ、例えば直径を3
0〜40mmにすることが好ましい。
【0013】このような吊上げ装置11でパネル上に重
り12を載置する際には、重り12の集積部で各パネル
の形状に対応した位置の電磁石13をそれぞれ励磁させ
て所定のパターンで重り12を吊上げ、パネル上に移載
して電磁石13を解放することにより行われる。
【0014】例えば、前記図7に示したものと同形状の
保温パネル1を製造する際には、図2に示すように、パ
ネル両側縁の溝部1aに対応するように縦方向に所定個
数の重り12を並べて直線状にそれぞれ載置するととも
に、窪み1bには、該窪み1bの大きさに対応した範囲
で、接着に必要な重量が得られる分の重り12をブロッ
ク状にして載置すればよい。
【0015】このような重り12の載置パターンは、各
パネル毎のパターンを前記制御手段14に記憶させてお
き、これを品名等で呼出すことによって所定位置の電磁
石13を励磁させるようにすればよく、パネル1の品名
等を制御手段14に入力するだけで自動的に設定するこ
とができる。
【0016】また、図1に示すように、乾燥室9から搬
出された接着処理後の保温パネル1に載置されている重
り12は、乾燥室出口部に設けた吊上げ装置15で吊上
げてパネル上から取除くことができる。ここで用いる吊
上げ装置15は、パネル上の重り12を取除くだけであ
るから、下面全体が同時に励磁可能なものを使用するこ
とができる。
【0017】さらに、出口部で回収された重り12は、
乾燥室出口部から入口部に向かって設けられたコンベヤ
16によって自動搬送され、その終端部に整列した状態
で集められる。すなわち、乾燥室入口部の吊上げ装置1
1は、このコンベヤ16の終端部で整列した状態の重り
12を所定のパターンで吊上げてパネル上に移載し、乾
燥室出口部の吊上げ装置15は、パネル上の重り12を
吊上げてコンベヤ16の始端部に移載する。このとき、
パネル上からコンベヤ始端部に移載される重り12のパ
ターンは、コンベヤ終端部で吊上げられた重り12のパ
ターンと同じであるから、コンベヤ終端部で抜出された
ときと同じパターンで始端部に載置されることになり、
終端部での重り12の整列状態は一定となる。なお、コ
ンベヤの適宜な位置に重り整列用のガイドを設けてもよ
い。
【0018】このように、独立して励磁可能な多数の磁
石13を縦横各方向に配列した吊上げ装置11を使用す
ることにより、保温パネル1を製造する際の重り12の
載置や取除きを自動化することが可能となり、生産性の
向上が図れ、製造コストが低減するとともに、作業員の
負担も大幅に軽減することができる。また、重り12の
種類も1種類にすることができるので、管理も容易にな
る。
【0019】なお、上述のように、本発明の吊上げ装置
は、重量物である鉄系材料からなる適当な大きさの重り
を所定のパターンで吊上げて搬送するのに最適である
が、他の磁性物品、例えばスチール製飲料用缶等の小物
品を搬送する際にも使用することができる。さらに、吊
上げ装置の各区画に、前記電磁石に代えて、独立して真
空吸引可能な吸引手段をそれぞれ設け、各吸引手段で各
種小物品をそれぞれ吊上げるようにしてもよい。この場
合は、吊上げる物品が磁性材料でなくても対応すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吊上げ装
置によれば、各種小物品を所望のパターンで吊上げるこ
とができる。特に、保温パネルを製造する際の重りの吊
上げに使用することにより、保温パネル製造工程の省力
化、省人化が図れ、保温パネルの製造コストを低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の吊上げ装置を使用した保温パネル製
造工程の一例を示す説明図である。
【図2】 製造する保温パネルの形状例を示す正面図で
ある。
【図3】 使用する吊上げ装置の一例を示す平面図であ
る。
【図4】 使用する重りの一形状例を示す斜視図であ
る。
【図5】 使用する重りの他の形状例を示す斜視図であ
る。
【図6】 保温パネルの製造工程を説明するための概略
図である。
【図7】 保温パネルの一形状例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…保温パネル、2…第1パネル、3…第2パネル、4
…保温材、5,6…接着剤、9…乾燥室、11…吊上げ
装置、12…重り、13…電磁石、14…制御手段、1
5…吊上げ装置、16…コンベヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向き平板状の吊上げ面を複数の区画に
    分割するとともに、各区画毎に独立して励磁可能な電磁
    石をそれぞれ配置したことを特徴とする吊上げ装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁石に代えて、独立して真空吸引
    可能な吸引手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の吊上げ装置。
  3. 【請求項3】 2枚の合成樹脂パネルを保温材を介して
    接着する際に使用する重りを吊上げるための吊上げ装置
    であって、下向き平板状の吊上げ面を複数の区画に分割
    して各区画毎に独立して励磁可能な電磁石をそれぞれ配
    置するとともに、前記合成樹脂パネルの形状より設定さ
    れる重りの載置位置に対応した電磁石を励磁させる制御
    手段を備えたことを特徴とする吊上げ装置。
JP11027721A 1999-02-04 1999-02-04 吊上げ装置 Pending JP2000226179A (ja)

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