JP2000225653A - 空気入りタイヤの製造方法ならびにそれに用いるカーカスバンド折曲げ装置およびタイヤ製造装置 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法ならびにそれに用いるカーカスバンド折曲げ装置およびタイヤ製造装置

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JP2000225653A
JP2000225653A JP11028762A JP2876299A JP2000225653A JP 2000225653 A JP2000225653 A JP 2000225653A JP 11028762 A JP11028762 A JP 11028762A JP 2876299 A JP2876299 A JP 2876299A JP 2000225653 A JP2000225653 A JP 2000225653A
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end portion
bending
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cylindrical carcass
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裕一郎 小川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/32Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーカスプライの巻返し部分をビードコアの
周面に正確に巻付けるとともに、その巻付け姿勢を確実
に維持する。 【解決手段】 タイヤを成型するに当り、円筒状カーカ
スバンド18の端部分を、その全周にわたって半径方向
外側に向けて折曲げてくせ付けするとともに、その折曲
げ端部分24の内側にビードコア23を配置し、その
後、ビードコア23をロックしつつ、円筒状カーカスバ
ンド18をトロイダルに膨らませてその外周側にベルト
およびトレッドを接合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビード部構造を
改善してビード部耐久性を大きく向上させた空気入りタ
イヤの製造方法ならびに、それに用いるカーカスバンド
折曲げ装置およびタイヤ製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】少なくとも一枚のカーカスプライを、ト
レッド部からサイドウォール部を経てビード部までトロ
イダルに延在させるとともに、各ビード部に埋設したリ
ング状のビードコアの周りで、タイヤ半径方向の内側か
ら外側へ巻返してなる一般的な重荷重用タイヤでは、タ
イヤの負荷転動に際するプライコードの引抜けを防止す
べく、巻返し高さを十分高くして、その巻返し部分をゴ
ム質中に埋込み固定することとしている。
【0003】図11(a)はこのことを示すビード部の
略線横断面図であり、これは、ビードコア51の周り
で、タイヤ幅方向の内側から外側へ向けて巻返したカー
カスプライ52の巻返し部分53の半径方向外端を、ワ
イヤチェファ54の同様の外端より半径方向外側に位置
させたものである。
【0004】ところが、このような従来のビード部構造
にあつっては、カーカスプライ52の巻返し外端位置を
境として、タイヤ半径方向の内外側に剛性段差を生じる
ことになるので、タイヤの負荷転動に際する、ビード部
からサイドウォール部にかけての繰返しの撓み変形およ
び周方向剪断変形によって、前記巻返し外端およびその
近傍に応力が集中することになり、これがため、その外
端の、ゴム質からのセパレーションが発生し易く、この
セパレーションが、図11(b)に示すようなビード部
クラックcrの原因になるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のビード部構造の
このような問題点を解決するためには、カーカスプライ
52の巻返し部分53を、リング状のビードコア51に
対して半径方向外方へ高く巻上げることに代えて、ビー
ドコア51の周面に沿わせてそこに巻付けて、巻返し部
分53の、ビードコア51より半径方向外方への突出を
ほとんどもしくは全くなくすることが有用である。
【0006】しかるに、カーカスプライ巻返し部分の、
ビードコア周面へのこのような巻付けを、たとえば、周
知のブラダ、羽根、ロール等を用いて、プライコード、
ひいては、カーカスプライに、前記巻付け方向の弾性変
形を行わせることと、弾性変形させた巻返し部分をビー
ドコア周面にゴム粘着させることとによって行う場合に
は、プライコードをビードコア周面に、所期した通りの
高い精度で巻付けることが困難であり、しかも、弾性復
元力の小さい、プライコードはともかくとして、スチー
ルコード、芳香族ポリアミドコード等のような弾性復元
力の大きいプライコードについては、それを所要の巻付
け位置に正確に維持することができず、結局は、プライ
コードの引抜けおよびカーカスプライ巻返し端のセパレ
ーションのそれぞれを十分に防止することができないと
いう問題があった。
【0007】この発明は、上述のような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、弾性復
元力の大きなプライコードを用いる場合にあってなお、
カーカスプライの巻返し部分を、ビードコアの周面に所
期した通りに正確に巻付けるとともに、その巻付け姿勢
を確実に維持することができ空気入りタイヤの製造方法
ならびに、それに用いるカーカスバンド折曲げ装置およ
びタイヤ製造装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明はの空気入りタ
イヤの製造方法は、生タイヤを成型するに当り、円筒状
カーカスバンドの各端部分を、軸線方向の少なくとも一
個所で、その全周にわたって半径方向内側もしくは外側
に折曲げてくせ付けするとともに、その折曲げ端部分の
内側にリング状のビードコアを配設し、その後、ビード
コアをロックしつつ、円筒状カーカスバンドをトロイダ
ルに膨らませてその外周側にベルトおよびトレッドを接
合させるものである。
【0009】この方法では、円筒状カーカスバンドの端
部分の所要位置に、ビードコアの周面形状および寸法と
正確に対応させてくせ付けした折曲げ端部分を予め設け
た後、その折曲げ端部分の内側にビードコアを入れ込む
ことで、プライコードが、たとえばスチールコードのよ
うな大きな弾性復元力を有する場合にあっても、その折
曲げ端部分を、ビードコア周面に正確に倣ってそれに巻
付けることができ、しかも、予めのくせ付けによる塑性
変形に基き、その巻付け姿勢を確実に維持することがで
きるので、プライコードの引抜けのおそれを十分に除去
してなお、カーカスプライの巻返し部分の、ゴム質から
のセパレーションを常に確実に防止することができる。
ところで、カーカスバンド端部分の折曲げくせ付けは、
そのカーカスバンドの半径方向内側に向けて行うこと
も、半径方向外側に向けて行うことも可能であり、前者
によれば、カーカスバンドの端部分は、製品タイヤにお
いて、ビードコアの周りで、タイヤ幅方向の外側から内
側に向けて巻返されることになり、後者によれば内側か
ら外側に向けて巻返されることになる。
【0010】なお、この製造方法における、折曲げくせ
付け操作は、とくに折曲げ個所が複数個所である場合
に、円筒状カーカスバンドの各端部分を、軸線方向の複
数個所で同時にまたは所定の順序で折曲げることによっ
て行うことができ、複数個所での同時の折曲げは、それ
が、他の折曲げ個所に影響を及ぼすことがなく、また、
他の折曲げ個所によって妨げられない限りにおいて、作
業効率の点で有利である。
【0011】またここで、円筒状カーカスバンドの各端
部の折曲げは、折曲げ手段と円筒状カーカスバンドとを
円筒状カーカスバンドの周方向に相対変位させながら行
うことが好ましい。これによれば、既設のカーカスバン
ドドラムはそのままに、たとえば、そのカーカスバンド
ドラムの周方向、ひいては、そのドラム上で円筒状に形
成したカーカスバンドの周方向に相対変位する折曲げ手
段を付設し、この折曲げ手段で、円筒状カーカスバンド
を内外周側から挟み込んで、所要の折曲げ加工を施すこ
とにより、構造的には軟質である円筒状カーカスバンド
に、少ない設備コストをもって所期した通りの折曲げ部
を確実に形成することができる。
【0012】そしてまた好ましくは、折曲げ端部分の内
側へのビードコアの配置を、その折曲げ端部分を開放方
向に弾性変形させながら行う。折曲げ端部分の横断面形
状が多角形状等をなし、折曲げてくせ付けをしたままの
状態にてはビードコアを折曲げ端部分の内側に入れ込み
得ない場合には、その折曲げ端部分を、弾性域内で開放
変形させた状態でそのビードコアの入れ込みを行うこと
で、ビードコアを所要の位置に正確に配置することがで
き、折曲げ端部分の、ビードコア周面への適正なる巻付
けを確実に実現することができる。
【0013】さらに好ましくは、ビードコアをロックし
て、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませた状
態で、前記折曲げ端部分にステッチングを施す。この場
合には、カーカスバンドの延在態様を生タイヤのそれに
十分近づけた状態で、それの折曲げ端部分を、ステッチ
ングをもってビードコア周面に、間エアの押出しと相俟
ってより十分に圧着させることができ、これがため、所
期した効果を一層高めることができる。
【0014】ところで、円筒状カーカスバンドの端部分
の折曲げくせ付けは、そのカーカスバンドが、芳香族ポ
リアミドコード等のような弾性復元力の大きい有機繊維
コードからなる場合にも行い得ることはもちろんである
が、とくにはそれを、スチールコードにて構成する場合
には、所要の折曲げくせ付けのための塑性変形をより高
精度に行わせることができ、しかも、塑性変形を行わせ
てなお、高いコード強力を発揮させ得る利点がある。
【0015】この発明は、空気入りタイヤの製造に用い
るカーカスバンド折曲げ装置は、円筒状カーカスバンド
の端部分をその内周側もしくは外周側から支持する環状
溝付きの軸状部材を設けるとともに、環状溝と対応して
位置し、円筒状カーカスバンドを環状溝に押込む円板状
部材を設けたものである。
【0016】この折曲げ装置では、軸状部材と円板状部
材との間に円筒状カーカスバンドを挟み込むとともに、
そのカーカスバンドを環状溝内へ所要の力で押込むこと
により、円筒状カーカスバンドを形成するカーカスバン
ドドラムとは別個独立の、簡単にして小型の装置をもっ
て、円筒状カーカスバンドの軸線方向の所要位置に、簡
単かつ容易に、しかも正確にくせ付けすることができ、
このくせ付けは、たとえば、軸状部材および円板状部材
の少なくとも一方を回転させることによって、折曲げ装
置を円筒状カーカスバンドに対してその周方向へ相対移
動させることより、または、円筒状カーカスバンドを折
曲げ装置に対して回転させることにより、柔構造のその
カーカスバンドのコード配列等を乱すことなく、それの
全周にわたって適正に行うことができる。
【0017】ところで、かかる折曲げ装置において、軸
状部材に、所定の間隔をおいて位置する複数本の環状溝
を設けるとともに、環状溝の本数に応じた円板状部材を
同一軸線状に並列に配設した場合には、装置の一回の作
用によって、円筒状カーカスバンドの軸線方向に所定の
間隔をおいた複数個所に同時にくせ付けを行うことがで
き、作業効率を大きく向上させることができる。
【0018】ここで、折曲げ装置と円筒状カーカスバン
ドとの間の周方向相対運動は、円筒状カーカスバンド、
軸状部材および円板状部材の少なくとも一つを回転駆動
手段に連結することにより行うことができ、また、軸状
部材および円板状部材の少なくとも一方を自転させると
ともに、それらの両部材を円筒状カーカスバンドの周囲
に沿って公転させる駆動手段を設けることによっても行
うことができる。
【0019】さらに、この発明の、空気入りタイヤの製
造装置は、円筒状カーカスバンドを形成するカーカスバ
ンドドラムを設けるとともに、たとえば、そのカーカス
バンドドラム上に位置する円筒状カーカスバンドの端部
分を折曲げてくせ付けするカーカスバンド折曲げ装置を
設け、また、リング状のビードコアを円筒状カーカスバ
ンドの折曲げ端部分の内側に配置するビードセッタを設
け、そして、その折曲げ端部分に配置したビードコアを
その内周側から保持するビードロックを設けるととも
に、このビードロックでビードコアを保持した状態で、
円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませるシェー
ピング手段を設けたものである。
【0020】この製造装置によれば、既存のタイヤ成型
装置に対する、カーカスバンド折曲げ装置の付設およ
び、ビードセッタの若干の改良等をもって、前記製造方
法を容易に実現することができる。
【0021】ここで、前記シェーピング手段はカーカス
バンドドラムに付設することができ、これによれば、設
置ドラム数の低減によって設備コストを低く抑えること
ができ、また、円筒状カーカスバンド等の搬送工程を不
要ならしめることができる。
【0022】これに対し、この製造装置において、シェ
ーピング手段を有するシェーピングドラムを、カーカス
バンドドラムとは個別に設け、また、形成された円筒状
カーカスバンドをシェーピングドラムに搬送する搬送手
段を設けるとともに、その搬送手段に、カーカスバンド
折曲げ装置およびビードセッタを付設することもでき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下にこの発明はの実施の形態を
図面に示すところに基づいて説明する。図1はこの発明
に係るタイヤ製造装置の実施形態を示す略線平面図であ
る。図中1はモータを示し、2は、モータ1の出力軸に
取付けたカーカスバンドドラムを示す。このカーカスバ
ンドドラム2は、後に述べるシェーピング手段を付設し
てなり、主には、サービス3から供給されるインナライ
ナ、カーカスプライ等のタイヤ構成部材をその周面上に
積層巻回すべく機能する。
【0024】なおここでは、ベルト・トレッドバンドド
ラム(以下「BTドラム」という。)4をもまたモータ
出力軸に取付け、このBTドラム4で、サービス5から
供給されるベルトおよびトレッドを順次に積層巻回す
る。
【0025】また図に示すところでは、カーカスバンド
ドラム2に対してモータ1とは反対側に、オーリング6
および、一対のビードセッタ7のそれぞれを、カーカス
バンドドラム2から順次に離隔させて整列配置する。こ
こにおいて、オーリング6は、BTドラム4上に積層巻
回して形成されたベルト・トレッドバンド(以下「BT
バンド」という)を、それの接合に至るまでの間保持し
て待機するとともに、BTバンドの接合時に、それをカ
ーカスバンドドラム2の外周位置まで搬送すべく機能
し、ビードセッタ7は、そこに予め保持したリング状の
ビードコアを、後に述べる、円筒状カーカスバンドの折
曲げ端部分の内側に入れ込むべく機能する。
【0026】さらにここでは、カーカスバンドドラム2
の近傍に、そのドラム2上で形成された円筒状カーカス
バンドのそれぞれの端部分に、そのカーカスバンドの全
周にわたって所要の折曲げ加工を施すそれぞれのカーカ
スバンド折曲げ装置8を配置するとともに、円筒状カー
カスバンドの折曲げ端部分を、その内側に入れ込んだビ
ードコアにより十分に圧着させるステッチャーロール9
を配設する。
【0027】ところで、ここにおけるカーカスバンド折
曲げ装置8は、たとえば図2に示すように、相互にヒン
ジ連結した二本の腕部材11,12の相対角度を、ハン
ドル付きの締込みねじ13によって適宜に調整可能とす
るとともに、それぞれの腕部材11,12の遊端部分
に、それらを厚み方向に貫通して相互に平行に延びるそ
れぞれの軸14a,14bを回転自在に支持し、そし
て、いずれか一方の軸14aに、環状溝15を有する軸
状部材16を設けるとともに、他方の軸14bに、少な
くとも周辺部分が上記環状溝15内に入り込む、図では
算盤珠に似た円板状部材17を設けることによって構成
することができ、ここで好ましくは、軸状部材16の、
環状溝15を除いた表面に、円筒状カーカスバンドとの
摩擦力を高めるためのローレット加工を施し、たとえ
ば、軸線方向に延びる多数の細溝を形成する。
【0028】このようなカーカスバンド折曲げ装置8の
作動は、軸14a,14bの少なくとも一方、図では軸
14aを図示しない回転駆動手段に連結し、軸状部材1
6と円板状部材17との間に、円筒状カーカスバンド端
部分の所定位置を所要の力で挟み込んだ状態で、その軸
14aを駆動することによって行わせることができる。
【0029】図3はこのことを例示する略線斜視図であ
り、締込みねじ13の締込みにより、円筒状カーカスバ
ンド18の端部分の所定位置を、円板状部材17をもっ
て、軸状部材16の環状溝15内へ所要に応じて押込ん
だ状態で、軸14aに連結した、たとえばモータ19を
作動させて、その軸14a、ひいては、軸状部材16を
回転させると、その軸状部材16は、円筒状カーカスバ
ンド18との摩擦力に基き、そのカーカスバンド18に
対し、回転方向とは逆向きに相対変位し、円板状部材1
7は、カーカスバンド18との摩擦力により、そのカー
カスバンド18の、環状溝15への押込み状態を維持し
つつ、上記相対変位方向に回転することになり、この結
果として、カーカスバンド18の端部分に、それの全周
にわたる折曲げ加工が施されて所要のくせ付けが行われ
ることになる。
【0030】この場合、位置を特定した円筒状カーカス
バンド18に対してカーカスバンド折曲げ装置8を移動
させること、または、それとは逆に円筒状カーカスバン
ド18だけを回転させることもでき、これらの両者を組
合わせることもできる。
【0031】なお、この折曲げ装置8は、カーカスバン
ド18の端部分の折曲げ方向との関係において、軸状部
材16をカーカスバンド18の外周面に、そして円板状
部材17をバンド内周面にそれぞれ接触させることもで
きる。
【0032】図4は、このような折曲げ装置8の作用部
分の他の構成態様を示すものであり、軸状部材16に、
軸線方向に所定の間隔をおく三条の環状溝15を設ける
とともに、それらのそれぞれの環状溝15と対応して位
置する三枚の円板状部材17を同一の軸線上に並列に配
置したものである。
【0033】この構成態様によれば、カーカスバンド1
8の端部分に、ともに同方向に向く三個所の折曲げ加工
部を同時に形成することもできるので、折曲げ加工効率
を、図2および3に示すものの三倍とすることができ
る。
【0034】以上のように構成してなる製造装置を用い
たこの発明の製造方法を図5に示す略線断面図に基いて
以下に説明する。はじめに、サービサ3から供給される
インナライナ、サイドウォール、ワイヤチェファその他
を、カーカスバンドドラム2上に、図5(a)に示すよ
うに巻付け成形し、次いで、これもサービサ3から供給
されるカーカスプライを、そのカーカスバンドドラム上
に図5(b)に示すように積層巻回して円筒状カーカス
バンド18を形成する。
【0035】ここで、円筒状カーカスバンド3の両端部
分は、剥離紙、たとえばプラスチックシート21を介し
て積層することが、そこに折曲げ加工を施すに当って
の、前記折曲げ装置8による挟み込み操作を容易ならし
める上で好ましい。
【0036】その後は、図1に示す一対のビードセッタ
5を、図5(c)に示すように、そのビードホルダ22
にリング状のビードコア23を、たとえば磁気吸着した
状態で、カーカスバンドドラム2、ひいては、円筒状カ
ーカスバンド18の中央部分まで変位させ、そこで、円
筒状カーカスバンド18のそれぞれの端部分の所定位置
を、カーカスバンド折曲げ装置8の軸状部材16と円板
状部材17との間に所要の力で挟み込み、折曲げ装置8
の、前述したような作用の下で、円筒状カーカスバンド
18にその全周にわたる所要の折曲げ加工を施す。
【0037】図5(d)はこのことを、折曲げ装置8
の、軸状部材16および円板状部材17のそれぞれを、
図4に示す構成態様として、カーカスバンド18の軸線
方向の三個所に折曲げ加工部を同時に設けることによ
り、カーカスバンド18の両端部分に、半径方向外側に
向く折曲げ端部分24が形成された状態で示す。
【0038】ここで、折曲げ装置8をこのように作用さ
せるに当っての、軸状部材16の、カーカスバンド18
の内周側への入れ込みは、そのカーカスバンド18の端
部分がプラスチックシート21によって、それの内周側
への配設部材と非接合状態に維持されていることによ
り、容易に行うことができる。従って、プラスチックシ
ート21は、その後の適宜の時期に除去することができ
る。
【0039】なお、軸状部材16を、カーカスバンドド
ラム2上のカーカスバンド18の内周側へ入れ込むこと
に起因する、円筒状カーカスバンド18の、半径方向外
側への局部的な迫出しは、後述するビードロックの動作
によって、カーカスバンド18を全周にわたって拡大さ
せることで消失させることができる。
【0040】さらには、ビードセッタ7の作用下で、円
筒状カーカスバンド18にこのようにして形成された折
曲げ端部分24の内側へ、ビードホルダ22に保持した
ビードコア23を入れ込む。図6はこのことを示す説明
図であり、その入れ込みに当り、まずは、ビードセッタ
7のフック状拡開部材25のフックを、周方向の複数個
所で折曲げ端部分24の折曲げ端に掛合させて、そのフ
ックを、折曲げ端部分24の先端が開く方向、図6
(a)ではカーカスバンド18の軸線方向外方へ変位さ
せて、その折曲げ端部分24をそれの弾性域内で開放変
形させ、次に、この開放変形状態を維持したままで、ビ
ードホルダ22、ひいてはその外側面に吸着保持したビ
ードコア23をカーカスバンド18の軸端方向へ変位さ
せて、そのビードコア23を折曲げ端部分24の内側に
位置させ、続いて、図6(b)に示すように、フック状
拡開部材25の、折曲げ端部分24への掛合を解除し
て、その折曲げ端部分24の元の折曲げ加工形状への復
帰を許容する。
【0041】この場合、折曲げ端部分24の形状、寸法
等との関連において、それが、ビードコア23の周面に
密着することになって、それの元の折曲げ加工形状への
復帰が妨げられることもある。
【0042】しかる後は、カーカスバンドドラム2内に
配置したビードロック26を、半径方向外向きに作動さ
せて、折曲げ端部分24の内側のビードコア23を、周
方向の複数個所で内周側から保持し、これにより、ビー
ドコア23をたとえば磁気吸着するビードホルダ22
の、そのビードコア23からの離脱を可能とする。なお
このビードロック26は、ビードコア23の、カーカス
バンドドラム軸線と交差する方向の相対変位は拘束する
も、その軸線方向の変位は許容するので、その後に、カ
ーカスバンドドラム2に組込んだシェーピング手段、た
とえばブラダ27を作用させることで、円筒状カーカス
バンド18は、図5(e)に示すように、ビードロック
26およびビードコア23の相互の近接変位下で、トロ
イダルに膨形変形する。
【0043】カーカスバンド18をこのようにトロイダ
ルに膨らませることによって、折曲げ端部分24をも含
んで、カーカスバンド18の形状を成型済み生タイヤ、
ひいては、製品タイヤのそれに十分近づけた後は、その
折曲げ端部分24に、図7に拡大して示すように、ステ
ッチャーロール9によるステッチングを施して、折曲げ
端部分24の全体をビードコア23の周面により一層圧
着させ、これによって、折曲げ端部分24の、ビードコ
ア周面に正確に倣った巻付をもたらして、カーカスバン
ド18の高い耐張強度を担保する。
【0044】ところでこの一方で、カーカスバンド18
のこのような膨形変形に先だって、図1に示すオーリン
グ6を、そこにBTバンドを保持した状態で、カーカス
バンドのドラム2の外周の所定位置まで予め移動させて
おくことで、カーカスバンド18の膨形変形に伴って、
その外周面にBTバンドを接合させることができる。
【0045】以上のような一連の作業を終えた後は、生
タイヤの成型の終了に至るまで、従来の一般的な作業を
継続することで生タイヤの製造を終了する。
【0046】図8はこのようにして製造したタイヤの、
加硫成形後のビード部構造を例示する断面図であり、こ
れによれば、カーカスバンド18に、塑性変形を伴う折
曲げ端部分24を予め形成したことに基き、その折曲げ
端部分24をビードコア23の周りに正確に倣って巻付
けるとともに、その巻付け姿勢を加硫成形の終了に至る
まで確実に維持し得ることが明らかである。
【0047】図9は、タイヤの製造装置の他の実施形態
を示す略線平面図であり、図中31は、円筒状カーカス
バンド18の形成のみを行うカーカスバンドドラムを、
32は、カーカスバンドドラム31へカーカスプライを
供給するサービサをそれぞれ示す。
【0048】また33は、円筒状カーカスバンド18の
搬送手段を示し、この搬送手段33は、カーカスバンド
ドラム31上で形成した円筒状カーカスバンド18を受
け取って、それを後述するシェーピングドラム上へ搬送
すべく機能するとともに、そこに付設した、図示しない
カーカスバンド折曲げ装置8およびビードセッタ7のそ
れぞれによって、カーカスバンド18の端部分に折曲げ
端部分24を形成するとともに、その折曲げ端部分24
の内側へビードコア23を入れ込むべくも機能する。
【0049】さらに図中34は、シェーピング手段を具
えるシェーピングドラムを示し、このシェーピングドラ
ム34では、インナライナ、サイドウォール、ワイヤチ
ェファ等が積層巻回され、また、カーカスバンド18と
ともにシェーピングされる。なおここで、BTドラム
4、オーリング6等は先に述べたところとほぼ同様に機
能する。
【0050】このような装置によるタイヤの製造に当っ
ては、サービサ32から供給されたカーカスプライを、
カーカスバンドドラム31に巻付けて、図10(a)に
示すように、円筒状のカーカスバンド18を形成すると
ともに、そのカーカスバンド18を搬送手段33に受け
取り、そこで、カーカスバンド18の端部分に、カーカ
スバンド折曲げ装置8をもって、図10(b)に示すよ
うに折曲げ端部分24を形成し、また、ビードセッタ7
によって折曲げ端部分24の内側にビードコア23を入
れ込む。
【0051】この一方で、シェーピングドラム34で
は、図10(c)に示すように、インナライナ、サイド
ウォール、ワイヤチェファその他を予め巻付け成形して
おき、その外周側へ、図10(d)に示すように、ビー
ドコア23を上述のようにして入れ込み配置したカーカ
スバンド18を、搬送手段33をもって搬送するととも
に位置決めし、続いて、そのシェーピングドラム34
を、円筒状カーカスバンド18が内周側から十分に保持
される所定の外径まで拡径させる。
【0052】しかる後は、図10(e)に示すように、
ビードロック26を作動させてビードコア23を内周側
から保持するとともに、シェーピング手段としてのブラ
ダ27を膨らませてカーカスバンド18をトロイダルに
膨形変形させ、かかる状態下で、折曲げ端部分24に、
ステッチャーロール9によるステッチングを施す。
【0053】なおこの場合、BTドラム4にて形成され
て、オーリング6に保持されているBTバンドは、それ
を、カーカスバンド18の膨形変形に先だって、そのカ
ーカスバンド18の外周側に位置決め配置することによ
り、カーカスバンド18の膨形変形に伴ってその外周面
に接合されることになる。
【0054】このような工程を経て製造した空気入りタ
イヤは、とくには、円筒状カーカスバンド18の端部分
に予め形成されて、ビードコア23の周面に正確に倣っ
てそれに巻付く折曲げ端部分24の存在の故に、これも
また、加硫成形の終了後においてなお、図8に例示する
ように、その巻付き姿勢を確実に維持することができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、この発明によれば、円筒状カーカスバンドの端部分
に、それを折曲げてくせ付けした折曲げ端部分を設け、
そこにビードコアを入れ込み配置することにより、プラ
イコードとして、スチールコードその他の弾性復元力の
大きなコードを用いる場合にあっても、その折曲げ端部
分を、ビードコアの周面に正確に倣って巻付けることが
できるとともに、その巻付け姿勢を、加硫成形の終了後
になお確実に維持することができるので、カーカスプラ
イの巻返し端のセパレーションを十分に防止するととも
に、プライコードの引抜けのおそれを十分に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る製造装置の実施形態を示す略
線平面図である。
【図2】 カーカスバンド折曲げ装置の実施形態を示す
図である。
【図3】 図2に示す装置の作用を示す斜視図である。
【図4】 上記折曲げ装置の作用部分の他の構成態様を
示す図である。
【図5】 図1に示す装置の作用を示す工程図である。
【図6】 ビードセッタの作用を示す工程図である。
【図7】 ステッチング状態を示す拡大断面図である。
【図8】 加硫成形を終えた製品タイヤのビード部構造
を示す断面図である。
【図9】 この発明に係る製造装置の他の実施形態を示
す略線平面図である。
【図10】 図9に示す装置の作用を示す工程図であ
る。
【図11】 従来タイヤのビード部構造を示す略線横断
面図である。
【符号の説明】
1,19 モータ 2,31 カーカスバンドドラム 3,5,32 サービサ 4 BTドラム 6 オーリング 7 ビードセッタ 8 カーカスバンド折曲げ装置 9 ステッチャーロール 11,12 腕部材 13 締込みねじ 14a,14b 軸 15 環状溝 16 軸状部材 17 円板状部材 18 円筒状カーカスバンド 21 プラスチックシート 22 ビードホルダ 23 ビードコア 24 折曲げ端部分 25 フック状拡開部材 26 ビードロック 27 ブラダ 33 搬送手段 34 シェーピングドラム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生タイヤを成型するに当り、円筒状カー
    カスバンドの各端部分を、軸線方向の少なくとも一個所
    で、その全周にわたって半径方向内側もしくは外側に向
    けて折曲げてくせ付けするとともに、その折曲げ端部分
    の内側にリング状のビードコアを配置し、その後、ビー
    ドコアをロックしつつ、円筒状カーカスバンドをトロイ
    ダルに膨らませてその外周側にベルトおよびトレッドを
    接合させることを特徴とする空気入りタイヤの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 円筒状カーカスバンドの各端部分を、軸
    線方向の複数個所で同時にまたは所定の順序で折曲げて
    くせ付けする請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 円筒状カーカスバンドの各端部分の折曲
    げを、折曲げ手段と円筒状カーカスバンドとを円筒状カ
    ーカスバンドの周方向に相対変位させながら行う請求項
    1もしくは2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 【請求項4】 折曲げ端部分の内側へのビードコアの配
    置を、その折曲げ端部分を開放方向へ弾性変形させなが
    ら行う請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 ビードコアをロックして、円筒状カーカ
    スバンドをトロイダルに膨らませた状態で、前記折曲げ
    端部分にステッチングを施す請求項1〜4のいずれかに
    記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 【請求項6】 円筒状カーカスバンドをスチールコード
    により構成する請求項1〜5のいずれかに記載の空気入
    りタイヤの製造方法。
  7. 【請求項7】 円筒状カーカスバンドの端部分をその内
    周側もしくは外周側から支持する環状溝付きの軸状部材
    を設けるとともに、環状溝と対応して位置し、円筒状カ
    ーカスバンドを環状溝に押込む円板状部材を設けてな
    る、空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバンドの折
    曲げ装置。
  8. 【請求項8】 軸状部材に、所定の間隔をおいて位置す
    る複数本の環状溝を設けるとともに、環状溝の本数に応
    じた円板状部材を同一軸線上に並列に配設してなる請求
    項7に記載の空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバ
    ンドの折曲げ装置。
  9. 【請求項9】 円筒状カーカスバンド、軸状部材および
    円板状部材の少なくとも一つを回転駆動手段に連結して
    なる請求項7もしくは8に記載の空気入りタイヤの製造
    に用いるカーカスバンドの折曲げ装置。
  10. 【請求項10】 軸状部材および円板状部材の少なくと
    も一方を自転させるとともに、それらの両部材を円筒状
    カーカスバンドの周囲に沿って公転させる駆動手段を設
    けてなる請求項7もしくは8に記載の空気入りタイヤの
    製造に用いるカーカスバンドの折曲げ装置。
  11. 【請求項11】 円筒状カーカスバンドを形成するカー
    カスバンドドラムと、円筒状カーカスバンドの端部分を
    折曲げてくせ付けするカーカスバンド折曲げ装置と、リ
    ング状のビードコアを円筒状カーカスバンドの折曲げ端
    部分の内側に配置するビードセッタと、その折曲げ端部
    分に配置したビードコアをその内周側から保持するビー
    ドロックと、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨ら
    ませるシェーピング手段とを具えてなる空気入りタイヤ
    の製造装置。
  12. 【請求項12】 シェーピング手段をカーカスバンドド
    ラムに付設してなる請求項11に記載の空気入りタイヤ
    の製造装置。
  13. 【請求項13】 シェーピング手段を有するシェーピン
    グドラムを、カーカスバンドドラムとは別個に設け、円
    筒状カーカスバンドをシェーピングドラムに搬送する搬
    送手段を設けるとともに、この搬送手段に、カーカスバ
    ンド折曲げ装置およびビードセッタを付設してなる請求
    項11に記載の空気入りタイヤの製造装置。
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