JP4187858B2 - 空気入りタイヤの製造方法ならびにそれに用いるカーカスバンド折曲げ装置およびタイヤ製造装置 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法ならびにそれに用いるカーカスバンド折曲げ装置およびタイヤ製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビード部構造を改善してビード部耐久性を大きく向上させた空気入りタイヤの製造方法ならびに、それに用いるカーカスバンド折曲げ装置およびタイヤ製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
少なくとも一枚のカーカスプライを、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部までトロイダルに延在させるとともに、各ビード部に埋設したリング状のビードコアの周りで、タイヤ半径方向の内側から外側へ巻返してなる一般的な重荷重用タイヤでは、タイヤの負荷転動に際するプライコードの引抜けを防止すべく、巻返し高さを十分高くして、その巻返し部分をゴム質中に埋込み固定することとしている。
【0003】
図11(a)はこのことを示すビード部の略線横断面図であり、これは、ビードコア51の周りで、タイヤ幅方向の内側から外側へ向けて巻返したカーカスプライ52の巻返し部分53の半径方向外端を、ワイヤチェファ54の同様の外端より半径方向外側に位置させたものである。
【0004】
ところが、このような従来のビード部構造にあっては、カーカスプライ52の巻返し外端位置を境として、タイヤ半径方向の内外側に剛性段差を生じることになるので、タイヤの負荷転動に際する、ビード部からサイドウォール部にかけての繰返しの撓み変形および周方向剪断変形によって、前記巻返し外端およびその近傍に応力が集中することになり、これがため、その外端の、ゴム質からのセパレーションが発生し易く、このセパレーションが、図11(b)に示すようなビード部クラックcrの原因になるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のビード部構造のこのような問題点を解決するためには、カーカスプライ52の巻返し部分53を、リング状のビードコア51に対して半径方向外方へ高く巻上げることに代えて、ビードコア51の周面に沿わせてそこに巻付けて、巻返し部分53の、ビードコア51より半径方向外方への突出をほとんどもしくは全くなくすることが有用である。
【0006】
しかるに、カーカスプライ巻返し部分の、ビードコア周面へのこのような巻付けを、たとえば、周知のブラダ、羽根、ロール等を用いて、プライコード、ひいては、カーカスプライに、前記巻付け方向の弾性変形を行わせることと、弾性変形させた巻返し部分をビードコア周面にゴム粘着させることとによって行う場合には、プライコードをビードコア周面に、所期した通りの高い精度で巻付けることが困難であり、しかも、弾性復元力の小さいプライコードはともかくとして、スチールコード、芳香族ポリアミドコード等のような弾性復元力の大きいプライコードについては、それを所要の巻付け位置に正確に維持することができず、結局は、プライコードの引抜けおよびカーカスプライ巻返し端のセパレーションのそれぞれを十分に防止することができないという問題があった。
【0007】
この発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、弾性復元力の大きなプライコードを用いる場合にあってなお、カーカスプライの巻返し部分を、ビードコアの周面に所期した通りに正確に巻付けるとともに、その巻付け姿勢を確実に維持することができ空気入りタイヤの製造方法ならびに、それに用いるカーカスバンド折曲げ装置およびタイヤ製造装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の空気入りタイヤの製造方法は、生タイヤを成型するに当り、円筒状カーカスバンドの各端部分を、軸線方向の少なくとも一個所で、その全周にわたって半径方向内側もしくは外側に折曲げてくせ付けするとともに、その折曲げ端部分の内側にリング状のビードコアを配設し、その後、ビードコアをロックしつつ、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませてその外周側にベルトおよびトレッドを接合させるものである。
【0009】
この方法では、円筒状カーカスバンドの端部分の所要位置に、ビードコアの周面形状および寸法と正確に対応させてくせ付けした折曲げ端部分を予め設けた後、その折曲げ端部分の内側にビードコアを入れ込むことで、プライコードが、たとえばスチールコードのような大きな弾性復元力を有する場合にあっても、その折曲げ端部分を、ビードコア周面に正確に倣ってそれに巻付けることができ、しかも、予めのくせ付けによる塑性変形に基き、その巻付け姿勢を確実に維持することができるので、プライコードの引抜けのおそれを十分に除去してなお、カーカスプライの巻返し部分の、ゴム質からのセパレーションを常に確実に防止することができる。
ところで、カーカスバンド端部分の折曲げくせ付けは、そのカーカスバンドの半径方向内側に向けて行うことも、半径方向外側に向けて行うことも可能であり、前者によれば、カーカスバンドの端部分は、製品タイヤにおいて、ビードコアの周りで、タイヤ幅方向の外側から内側に向けて巻返されることになり、後者によれば内側から外側に向けて巻返されることになる。
【0010】
なお、この製造方法における、折曲げくせ付け操作は、とくに折曲げ個所が複数個所である場合に、円筒状カーカスバンドの各端部分を、軸線方向の複数個所で同時にまたは所定の順序で折曲げることによって行うことができ、複数個所での同時の折曲げは、それが、他の折曲げ個所に影響を及ぼすことがなく、また、他の折曲げ個所によって妨げられない限りにおいて、作業効率の点で有利である。
【0011】
またここで、円筒状カーカスバンドの各端部の折曲げは、折曲げ手段と円筒状カーカスバンドとを円筒状カーカスバンドの周方向に相対変位させながら行うことが好ましい。これによれば、既設のカーカスバンドドラムはそのままに、たとえば、そのカーカスバンドドラムの周方向、ひいては、そのドラム上で円筒状に形成したカーカスバンドの周方向に相対変位する折曲げ手段を付設し、この折曲げ手段で、円筒状カーカスバンドを内外周側から挟み込んで、所要の折曲げ加工を施すことにより、構造的には軟質である円筒状カーカスバンドに、少ない設備コストをもって所期した通りの折曲げ部を確実に形成することができる。
【0012】
そしてまた好ましくは、折曲げ端部分の内側へのビードコアの配置を、その折曲げ端部分を開放方向に弾性変形させながら行う。折曲げ端部分の横断面形状が多角形状等をなし、折曲げてくせ付けをしたままの状態にてはビードコアを折曲げ端部分の内側に入れ込み得ない場合には、その折曲げ端部分を、弾性域内で開放変形させた状態でそのビードコアの入れ込みを行うことで、ビードコアを所要の位置に正確に配置することができ、折曲げ端部分の、ビードコア周面への適正なる巻付けを確実に実現することができる。
【0013】
さらに好ましくは、ビードコアをロックして、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませた状態で、前記折曲げ端部分にステッチングを施す。この場合には、カーカスバンドの延在態様を生タイヤのそれに十分近づけた状態で、それの折曲げ端部分を、ステッチングをもってビードコア周面に、間エアの押出しと相俟ってより十分に圧着させることができ、これがため、所期した効果を一層高めることができる。
【0014】
ところで、円筒状カーカスバンドの端部分の折曲げくせ付けは、そのカーカスバンドが、芳香族ポリアミドコード等のような弾性復元力の大きい有機繊維コードからなる場合にも行い得ることはもちろんであるが、とくにはそれを、スチールコードにて構成する場合には、所要の折曲げくせ付けのための塑性変形をより高精度に行わせることができ、しかも、塑性変形を行わせてなお、高いコード強力を発揮させ得る利点がある。
【0015】
この発明、空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバンド折曲げ装置は、円筒状カーカスバンドの端部分をその内周側もしくは外周側から支持する環状溝付きの軸状部材を設けるとともに、環状溝と対応して位置し、円筒状カーカスバンドを環状溝に押込む円板状部材を設けたものである。
【0016】
この折曲げ装置では、軸状部材と円板状部材との間に円筒状カーカスバンドを挟み込むとともに、そのカーカスバンドを環状溝内へ所要の力で押込むことにより、円筒状カーカスバンドを形成するカーカスバンドドラムとは別個独立の、簡単にして小型の装置をもって、円筒状カーカスバンドの軸線方向の所要位置に、簡単かつ容易に、しかも正確にくせ付けすることができ、このくせ付けは、たとえば、軸状部材および円板状部材の少なくとも一方を回転させることによって、折曲げ装置を円筒状カーカスバンドに対してその周方向へ相対移動させることより、または、円筒状カーカスバンドを折曲げ装置に対して回転させることにより、柔構造のそのカーカスバンドのコード配列等を乱すことなく、それの全周にわたって適正に行うことができる。
【0017】
ところで、かかる折曲げ装置において、軸状部材に、所定の間隔をおいて位置する複数本の環状溝を設けるとともに、環状溝の本数に応じた円板状部材を同一軸線状に並列に配設した場合には、装置の一回の作用によって、円筒状カーカスバンドの軸線方向に所定の間隔をおいた複数個所に同時にくせ付けを行うことができ、作業効率を大きく向上させることができる。
【0018】
ここで、折曲げ装置と円筒状カーカスバンドとの間の周方向相対運動は、円筒状カーカスバンド、軸状部材および円板状部材の少なくとも一つを回転駆動手段に連結することにより行うことができ、また、軸状部材および円板状部材の少なくとも一方を自転させるとともに、それらの両部材を円筒状カーカスバンドの周囲に沿って公転させる駆動手段を設けることによっても行うことができる。
【0019】
さらに、この発明の、空気入りタイヤの製造装置は、円筒状カーカスバンドを形成するカーカスバンドドラムを設けるとともに、たとえば、そのカーカスバンドドラム上に位置する円筒状カーカスバンドの端部分を折曲げてくせ付けするカーカスバンド折曲げ装置を設け、また、リング状のビードコアを円筒状カーカスバンドの折曲げ端部分の内側に配置するビードセッタを設け、そして、その折曲げ端部分に配置したビードコアをその内周側から保持するビードロックを設けるとともに、このビードロックでビードコアを保持した状態で、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませるシェーピング手段を設けたものである。
【0020】
この製造装置によれば、既存のタイヤ成型装置に対する、カーカスバンド折曲げ装置の付設および、ビードセッタの若干の改良等をもって、前記製造方法を容易に実現することができる。
【0021】
ここで、前記シェーピング手段はカーカスバンドドラムに付設することができ、これによれば、設置ドラム数の低減によって設備コストを低く抑えることができ、また、円筒状カーカスバンド等の搬送工程を不要ならしめることができる。
【0022】
これに対し、この製造装置において、シェーピング手段を有するシェーピングドラムを、カーカスバンドドラムとは個別に設け、また、形成された円筒状カーカスバンドをシェーピングドラムに搬送する搬送手段を設けるとともに、その搬送手段に、カーカスバンド折曲げ装置およびビードセッタを付設することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に示すところに基づいて説明する。
図1はこの発明に係るタイヤ製造装置の実施形態を示す略線平面図である。
図中1はモータを示し、2は、モータ1の出力軸に取付けたカーカスバンドドラムを示す。このカーカスバンドドラム2は、後に述べるシェーピング手段を付設してなり、主には、サービ3から供給されるインナライナ、カーカスプライ等のタイヤ構成部材をその周面上に積層巻回すべく機能する。
【0024】
なおここでは、ベルト・トレッドバンドドラム(以下「BTドラム」という。)4をもまたモータ出力軸に取付け、このBTドラム4で、サービ5から供給されるベルトおよびトレッドを順次に積層巻回する。
【0025】
また図に示すところでは、カーカスバンドドラム2に対してモータ1とは反対側に、オーリング6および、一対のビードセッタ7のそれぞれを、カーカスバンドドラム2から順次に離隔させて整列配置する。ここにおいて、オーリング6は、BTドラム4上に積層巻回して形成されたベルト・トレッドバンド(以下「BTバンド」という)を、それの接合に至るまでの間保持して待機するとともに、BTバンドの接合時に、それをカーカスバンドドラム2の外周位置まで搬送すべく機能し、ビードセッタ7は、そこに予め保持したリング状のビードコアを、後に述べる、円筒状カーカスバンドの折曲げ端部分の内側に入れ込むべく機能する。
【0026】
さらにここでは、カーカスバンドドラム2の近傍に、そのドラム2上で形成された円筒状カーカスバンドのそれぞれの端部分に、そのカーカスバンドの全周にわたって所要の折曲げ加工を施すそれぞれのカーカスバンド折曲げ装置8を配置するとともに、円筒状カーカスバンドの折曲げ端部分を、その内側に入れ込んだビードコアにより十分に圧着させるステッチャーロール9を配設する。
【0027】
ところで、ここにおけるカーカスバンド折曲げ装置8は、たとえば図2に示すように、相互にヒンジ連結した二本の腕部材11,12の相対角度を、ハンドル付きの締込みねじ13によって適宜に調整可能とするとともに、それぞれの腕部材11,12の遊端部分に、それらを厚み方向に貫通して相互に平行に延びるそれぞれの軸14a,14bを回転自在に支持し、そして、いずれか一方の軸14aに、環状溝15を有する軸状部材16を設けるとともに、他方の軸14bに、少なくとも周辺部分が上記環状溝15内に入り込む、図では算盤珠に似た円板状部材17を設けることによって構成することができ、ここで好ましくは、軸状部材16の、環状溝15を除いた表面に、円筒状カーカスバンドとの摩擦力を高めるためのローレット加工を施し、たとえば、軸線方向に延びる多数の細溝を形成する。
【0028】
このようなカーカスバンド折曲げ装置8の作動は、軸14a,14bの少なくとも一方、図では軸14aを図示しない回転駆動手段に連結し、軸状部材16と円板状部材17との間に、円筒状カーカスバンド端部分の所定位置を所要の力で挟み込んだ状態で、その軸14aを駆動することによって行わせることができる。
【0029】
図3はこのことを例示する略線斜視図であり、締込みねじ13の締込みにより、円筒状カーカスバンド18の端部分の所定位置を、円板状部材17をもって、軸状部材16の環状溝15内へ所要に応じて押込んだ状態で、軸14aに連結した、たとえばモータ19を作動させて、その軸14a、ひいては、軸状部材16を回転させると、その軸状部材16は、円筒状カーカスバンド18との摩擦力に基き、そのカーカスバンド18に対し、回転方向とは逆向きに相対変位し、円板状部材17は、カーカスバンド18との摩擦力により、そのカーカスバンド18の、環状溝15への押込み状態を維持しつつ、上記相対変位方向に回転することになり、この結果として、カーカスバンド18の端部分に、それの全周にわたる折曲げ加工が施されて所要のくせ付けが行われることになる。
【0030】
この場合、位置を特定した円筒状カーカスバンド18に対してカーカスバンド折曲げ装置8を移動させること、または、それとは逆に円筒状カーカスバンド18だけを回転させることもでき、これらの両者を組合わせることもできる。
【0031】
なお、この折曲げ装置8は、カーカスバンド18の端部分の折曲げ方向との関係において、軸状部材16をカーカスバンド18の外周面に、そして円板状部材17をバンド内周面にそれぞれ接触させることもできる。
【0032】
図4は、このような折曲げ装置8の作用部分の他の構成態様を示すものであり、軸状部材16に、軸線方向に所定の間隔をおく三条の環状溝15を設けるとともに、それらのそれぞれの環状溝15と対応して位置する三枚の円板状部材17を同一の軸線上に並列に配置したものである。
【0033】
この構成態様によれば、カーカスバンド18の端部分に、ともに同方向に向く三個所の折曲げ加工部を同時に形成することもできるので、折曲げ加工効率を、図2および3に示すものの三倍とすることができる。
【0034】
以上のように構成してなる製造装置を用いたこの発明の製造方法を図5に示す略線断面図に基いて以下に説明する。はじめに、サービサ3から供給されるインナライナ、サイドウォール、ワイヤチェファその他を、カーカスバンドドラム2上に、図5(a)に示すように巻付け成形し、次いで、これもサービサ3から供給されるカーカスプライを、そのカーカスバンドドラム上に図5(b)に示すように積層巻回して円筒状カーカスバンド18を形成する。
【0035】
ここで、円筒状カーカスバンド3の両端部分は、剥離紙、たとえばプラスチックシート21を介して積層することが、そこに折曲げ加工を施すに当っての、前記折曲げ装置8による挟み込み操作を容易ならしめる上で好ましい。
【0036】
その後は、図1に示す一対のビードセッタを、図5(c)に示すように、そのビードホルダ22にリング状のビードコア23を、たとえば磁気吸着した状態で、カーカスバンドドラム2、ひいては、円筒状カーカスバンド18の中央部分まで変位させ、そこで、円筒状カーカスバンド18のそれぞれの端部分の所定位置を、カーカスバンド折曲げ装置8の軸状部材16と円板状部材17との間に所要の力で挟み込み、折曲げ装置8の、前述したような作用の下で、円筒状カーカスバンド18にその全周にわたる所要の折曲げ加工を施す。
【0037】
図5(d)はこのことを、折曲げ装置8の、軸状部材16および円板状部材17のそれぞれを、図4に示す構成態様として、カーカスバンド18の軸線方向の三個所に折曲げ加工部を同時に設けることにより、カーカスバンド18の両端部分に、半径方向外側に向く折曲げ端部分24が形成された状態で示す。
【0038】
ここで、折曲げ装置8をこのように作用させるに当っての、軸状部材16の、カーカスバンド18の内周側への入れ込みは、そのカーカスバンド18の端部分がプラスチックシート21によって、それの内周側への配設部材と非接合状態に維持されていることにより、容易に行うことができる。
従って、プラスチックシート21は、その後の適宜の時期に除去することができる。
【0039】
なお、軸状部材16を、カーカスバンドドラム2上のカーカスバンド18の内周側へ入れ込むことに起因する、円筒状カーカスバンド18の、半径方向外側への局部的な迫出しは、後述するビードロックの動作によって、カーカスバンド18を全周にわたって拡大させることで消失させることができる。
【0040】
さらには、ビードセッタ7の作用下で、円筒状カーカスバンド18にこのようにして形成された折曲げ端部分24の内側へ、ビードホルダ22に保持したビードコア23を入れ込む。図6はこのことを示す説明図であり、その入れ込みに当り、まずは、ビードセッタ7のフック状拡開部材25のフックを、周方向の複数個所で折曲げ端部分24の折曲げ端に掛合させて、そのフックを、折曲げ端部分24の先端が開く方向、図6(a)ではカーカスバンド18の軸線方向外方へ変位させて、その折曲げ端部分24をそれの弾性域内で開放変形させ、次に、この開放変形状態を維持したままで、ビードホルダ22、ひいてはその外側面に吸着保持したビードコア23をカーカスバンド18の軸端方向へ変位させて、そのビードコア23を折曲げ端部分24の内側に位置させ、続いて、図6(b)に示すように、フック状拡開部材25の、折曲げ端部分24への掛合を解除して、その折曲げ端部分24の元の折曲げ加工形状への復帰を許容する。
【0041】
この場合、折曲げ端部分24の形状、寸法等との関連において、それが、ビードコア23の周面に密着することになって、それの元の折曲げ加工形状への復帰が妨げられることもある。
【0042】
しかる後は、カーカスバンドドラム2内に配置したビードロック26を、半径方向外向きに作動させて、折曲げ端部分24の内側のビードコア23を、周方向の複数個所で内周側から保持し、これにより、ビードコア23をたとえば磁気吸着するビードホルダ22の、そのビードコア23からの離脱を可能とする。
なおこのビードロック26は、ビードコア23の、カーカスバンドドラム軸線と交差する方向の相対変位は拘束するも、その軸線方向の変位は許容するので、その後に、カーカスバンドドラム2に組込んだシェーピング手段、たとえばブラダ27を作用させることで、円筒状カーカスバンド18は、図5(e)に示すように、ビードロック26およびビードコア23の相互の近接変位下で、トロイダルに膨形変形する。
【0043】
カーカスバンド18をこのようにトロイダルに膨らませることによって、折曲げ端部分24をも含んで、カーカスバンド18の形状を成型済み生タイヤ、ひいては、製品タイヤのそれに十分近づけた後は、その折曲げ端部分24に、図7に拡大して示すように、ステッチャーロール9によるステッチングを施して、折曲げ端部分24の全体をビードコア23の周面により一層圧着させ、これによって、折曲げ端部分24の、ビードコア周面に正確に倣った巻付をもたらして、カーカスバンド18の高い耐張強度を担保する。
【0044】
ところでこの一方で、カーカスバンド18のこのような膨形変形に先だって、図1に示すオーリング6を、そこにBTバンドを保持した状態で、カーカスバンドのドラム2の外周の所定位置まで予め移動させておくことで、カーカスバンド18の膨形変形に伴って、その外周面にBTバンドを接合させることができる。
【0045】
以上のような一連の作業を終えた後は、生タイヤの成型の終了に至るまで、従来の一般的な作業を継続することで生タイヤの製造を終了する。
【0046】
図8はこのようにして製造したタイヤの、加硫成形後のビード部構造を例示する断面図であり、これによれば、カーカスバンド18に、塑性変形を伴う折曲げ端部分24を予め形成したことに基き、その折曲げ端部分24をビードコア23の周りに正確に倣って巻付けるとともに、その巻付け姿勢を加硫成形の終了に至るまで確実に維持し得ることが明らかである。
【0047】
図9は、タイヤの製造装置の他の実施形態を示す略線平面図であり、図中31は、円筒状カーカスバンド18の形成のみを行うカーカスバンドドラムを、32は、カーカスバンドドラム31へカーカスプライを供給するサービサをそれぞれ示す。
【0048】
また33は、円筒状カーカスバンド18の搬送手段を示し、この搬送手段33は、カーカスバンドドラム31上で形成した円筒状カーカスバンド18を受け取って、それを後述するシェーピングドラム上へ搬送すべく機能するとともに、そこに付設した、図示しないカーカスバンド折曲げ装置8およびビードセッタ7のそれぞれによって、カーカスバンド18の端部分に折曲げ端部分24を形成するとともに、その折曲げ端部分24の内側へビードコア23を入れ込むべくも機能する。
【0049】
さらに図中34は、シェーピング手段を具えるシェーピングドラムを示し、このシェーピングドラム34では、インナライナ、サイドウォール、ワイヤチェファ等が積層巻回され、また、カーカスバンド18とともにシェーピングされる。
なおここで、BTドラム4、オーリング6等は先に述べたところとほぼ同様に機能する。
【0050】
このような装置によるタイヤの製造に当っては、サービサ32から供給されたカーカスプライを、カーカスバンドドラム31に巻付けて、図10(a)に示すように、円筒状のカーカスバンド18を形成するとともに、そのカーカスバンド18を搬送手段33に受け取り、そこで、カーカスバンド18の端部分に、カーカスバンド折曲げ装置8をもって、図10(b)に示すように折曲げ端部分24を形成し、また、ビードセッタ7によって折曲げ端部分24の内側にビードコア23を入れ込む。
【0051】
この一方で、シェーピングドラム34では、図10(c)に示すように、インナライナ、サイドウォール、ワイヤチェファその他を予め巻付け成形しておき、その外周側へ、図10(d)に示すように、ビードコア23を上述のようにして入れ込み配置したカーカスバンド18を、搬送手段33をもって搬送するとともに位置決めし、続いて、そのシェーピングドラム34を、円筒状カーカスバンド18が内周側から十分に保持される所定の外径まで拡径させる。
【0052】
しかる後は、図10(e)に示すように、ビードロック26を作動させてビードコア23を内周側から保持するとともに、シェーピング手段としてのブラダ27を膨らませてカーカスバンド18をトロイダルに膨形変形させ、かかる状態下で、折曲げ端部分24に、ステッチャーロール9によるステッチングを施す。
【0053】
なおこの場合、BTドラム4にて形成されて、オーリング6に保持されているBTバンドは、それを、カーカスバンド18の膨形変形に先だって、そのカーカスバンド18の外周側に位置決め配置することにより、カーカスバンド18の膨形変形に伴ってその外周面に接合されることになる。
【0054】
このような工程を経て製造した空気入りタイヤは、とくには、円筒状カーカスバンド18の端部分に予め形成されて、ビードコア23の周面に正確に倣ってそれに巻付く折曲げ端部分24の存在の故に、これもまた、加硫成形の終了後においてなお、図8に例示するように、その巻付き姿勢を確実に維持することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上に述べたところから明らかなように、この発明によれば、円筒状カーカスバンドの端部分に、それを折曲げてくせ付けした折曲げ端部分を設け、そこにビードコアを入れ込み配置することにより、プライコードとして、スチールコードその他の弾性復元力の大きなコードを用いる場合にあっても、その折曲げ端部分を、ビードコアの周面に正確に倣って巻付けることができるとともに、その巻付け姿勢を、加硫成形の終了後になお確実に維持することができるので、カーカスプライの巻返し端のセパレーションを十分に防止するとともに、プライコードの引抜けのおそれを十分に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る製造装置の実施形態を示す略線平面図である。
【図2】 カーカスバンド折曲げ装置の実施形態を示す図である。
【図3】 図2に示す装置の作用を示す斜視図である。
【図4】 上記折曲げ装置の作用部分の他の構成態様を示す図である。
【図5】 図1に示す装置の作用を示す工程図である。
【図6】 ビードセッタの作用を示す工程図である。
【図7】 ステッチング状態を示す拡大断面図である。
【図8】 加硫成形を終えた製品タイヤのビード部構造を示す断面図である。
【図9】 この発明に係る製造装置の他の実施形態を示す略線平面図である。
【図10】 図9に示す装置の作用を示す工程図である。
【図11】 従来タイヤのビード部構造を示す略線横断面図である。
【符号の説明】
1,19 モータ
2,31 カーカスバンドドラム
3,5,32 サービサ
4 BTドラム
6 オーリング
7 ビードセッタ
8 カーカスバンド折曲げ装置
9 ステッチャーロール
11,12 腕部材
13 締込みねじ
14a,14b 軸
15 環状溝
16 軸状部材
17 円板状部材
18 円筒状カーカスバンド
21 プラスチックシート
22 ビードホルダ
23 ビードコア
24 折曲げ端部分
25 フック状拡開部材
26 ビードロック
27 ブラダ
33 搬送手段
34 シェーピングドラム

Claims (13)

  1. 生タイヤを成型するに当り、円筒状カーカスバンドの各端部分を、軸線方向の少なくとも一個所で、その全周にわたって半径方向内側もしくは外側に向けて折曲げてくせ付けするとともに、その折曲げ端部分の内側にリング状のビードコアを配置し、その後、ビードコアをロックしつつ、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませてその外周側にベルトおよびトレッドを接合させることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  2. 円筒状カーカスバンドの各端部分を、軸線方向の複数個所で同時にまたは所定の順序で折曲げてくせ付けする請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 円筒状カーカスバンドの各端部分の折曲げを、折曲げ手段と円筒状カーカスバンドとを円筒状カーカスバンドの周方向に相対変位させながら行う請求項1もしくは2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 折曲げ端部分の内側へのビードコアの配置を、その折曲げ端部分を開放方向へ弾性変形させながら行う請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  5. ビードコアをロックして、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませた状態で、前記折曲げ端部分にステッチングを施す請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 円筒状カーカスバンドをスチールコードにより構成する請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  7. 円筒状カーカスバンドの端部分をその内周側もしくは外周側から支持する環状溝付きの軸状部材を設けるとともに、環状溝と対応して位置し、円筒状カーカスバンドを環状溝に押込む円板状部材を設けてなる、空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバンドの折曲げ装置。
  8. 軸状部材に、所定の間隔をおいて位置する複数本の環状溝を設けるとともに、環状溝の本数に応じた円板状部材を同一軸線上に並列に配設してなる請求項7に記載の空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバンドの折曲げ装置。
  9. 円筒状カーカスバンド、軸状部材および円板状部材の少なくとも一つを回転駆動手段に連結してなる請求項7もしくは8に記載の空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバンドの折曲げ装置。
  10. 軸状部材および円板状部材の少なくとも一方を自転させるとともに、それらの両部材を円筒状カーカスバンドの周囲に沿って公転させる駆動手段を設けてなる請求項7もしくは8に記載の空気入りタイヤの製造に用いるカーカスバンドの折曲げ装置。
  11. 円筒状カーカスバンドを形成するカーカスバンドドラムと、円筒状カーカスバンドの端部分を折曲げてくせ付けするカーカスバンド折曲げ装置と、リング状のビードコアを円筒状カーカスバンドの折曲げ端部分の内側に配置するビードセッタと、その折曲げ端部分に配置したビードコアをその内周側から保持するビードロックと、円筒状カーカスバンドをトロイダルに膨らませるシェーピング手段とを具えてなる空気入りタイヤの製造装置。
  12. シェーピング手段をカーカスバンドドラムに付設してなる請求項11に記載の空気入りタイヤの製造装置。
  13. シェーピング手段を有するシェーピングドラムを、カーカスバンドドラムとは別個に設け、円筒状カーカスバンドをシェーピングドラムに搬送する搬送手段を設けるとともに、この搬送手段に、カーカスバンド折曲げ装置およびビードセッタを付設してなる請求項11に記載の空気入りタイヤの製造装置。
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