JP2000225111A - 流体サンプルの成分分離用容器 - Google Patents
流体サンプルの成分分離用容器Info
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- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 体液サンプルを採集し成分を遠心分離するの
に有用な容器を提供する。 【解決手段】 本発明の容器は、開口端部、閉鎖端部お
よび側壁を有する細長いチューブを含む。側壁は外面お
よび内面を有し、中心軸を伴う容器を画成する。容器は
チューブの開口端部に係合するように配置された閉鎖体
を有し、それにより、容器を密封する。容器はまた、チ
ューブの開口端部に釈放可能に配置され弾性頂部分およ
び細長い下部分を有する細長い分離体を含む。細長い下
部分は貫通する軸方向通路を有する。頂部分は、チュー
ブの内面と締り嵌めをともないながら、容器内で釈放可
能に嵌り合う寸法にされている。容器が遠心分離力を受
けているとき、分離体は開口端部から閉鎖端部に向かい
軸方向にある距離動く。
に有用な容器を提供する。 【解決手段】 本発明の容器は、開口端部、閉鎖端部お
よび側壁を有する細長いチューブを含む。側壁は外面お
よび内面を有し、中心軸を伴う容器を画成する。容器は
チューブの開口端部に係合するように配置された閉鎖体
を有し、それにより、容器を密封する。容器はまた、チ
ューブの開口端部に釈放可能に配置され弾性頂部分およ
び細長い下部分を有する細長い分離体を含む。細長い下
部分は貫通する軸方向通路を有する。頂部分は、チュー
ブの内面と締り嵌めをともないながら、容器内で釈放可
能に嵌り合う寸法にされている。容器が遠心分離力を受
けているとき、分離体は開口端部から閉鎖端部に向かい
軸方向にある距離動く。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体サンプルの重
部分および軽部分を分離する装置と方法に関する。さら
に詳しくは、本発明は流体サンプルを採集し、移送する
装置と方法に関し、これによって、流体サンプルの軽部
分から重部分の分離を生じさせるために、装置と流体サ
ンプルは遠心分離器にかけられる。
部分および軽部分を分離する装置と方法に関する。さら
に詳しくは、本発明は流体サンプルを採集し、移送する
装置と方法に関し、これによって、流体サンプルの軽部
分から重部分の分離を生じさせるために、装置と流体サ
ンプルは遠心分離器にかけられる。
【０００２】
【従来の技術】診断テストでは、患者の全血液から、血
清または血漿、すなわち、軽相成分および赤血球、すな
わち、重相成分などの成分に分離することが要求され
る。全血液のサンプルは、典型的には真空採集チューブ
あるいは注射器に接続されたカニューレまたはニードル
を通して、静脈穿刺によって採集される。血清または血
漿、および赤血球への血液の分離が、分離体内での注射
器あるいはチューブの回転によって行なわれる。そのよ
うな装置は、個々の成分の後続の検査のために成分を分
離されたまま維持するべく、分離されているサンプルの
二相に隣接する領域に動く防壁を使用している。
清または血漿、すなわち、軽相成分および赤血球、すな
わち、重相成分などの成分に分離することが要求され
る。全血液のサンプルは、典型的には真空採集チューブ
あるいは注射器に接続されたカニューレまたはニードル
を通して、静脈穿刺によって採集される。血清または血
漿、および赤血球への血液の分離が、分離体内での注射
器あるいはチューブの回転によって行なわれる。そのよ
うな装置は、個々の成分の後続の検査のために成分を分
離されたまま維持するべく、分離されているサンプルの
二相に隣接する領域に動く防壁を使用している。
【０００３】様々な装置が、流体サンプルの重相および
軽相間の領域を分離するために、採集チューブの中で使
用されている。
軽相間の領域を分離するために、採集チューブの中で使
用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】最も広範囲に使用され
ている装置は、チューブ内におけるポリエステルゲルの
ような、揺変性ゲル材料を含む。現在のポリエステルゲ
ル血清分離チューブは、ゲルを調合し、チューブに充填
するために特別な設備を必要としている。さらに、商品
の有効期間は、時間が超過した血球が、ゲル集合体から
解放されることで制限されている。これらの血球は、分
離された血清より小さい比重量を有し、血清の中で浮遊
し、チューブ内に採集されたサンプルの、後続の臨床検
査の際に、測定機器を詰まらせる可能性がある。
ている装置は、チューブ内におけるポリエステルゲルの
ような、揺変性ゲル材料を含む。現在のポリエステルゲ
ル血清分離チューブは、ゲルを調合し、チューブに充填
するために特別な設備を必要としている。さらに、商品
の有効期間は、時間が超過した血球が、ゲル集合体から
解放されることで制限されている。これらの血球は、分
離された血清より小さい比重量を有し、血清の中で浮遊
し、チューブ内に採集されたサンプルの、後続の臨床検
査の際に、測定機器を詰まらせる可能性がある。
【０００５】さらに、ゲルは血液サンプルに化学的に不
活性である一方で、採取されるとき、ある薬品が血液サ
ンプルの中に存在すると、ゲルとの接触面で不都合な化
学反応が起こりうる。
活性である一方で、採取されるとき、ある薬品が血液サ
ンプルの中に存在すると、ゲルとの接触面で不都合な化
学反応が起こりうる。
【０００６】それゆえ、（i）血液サンプルを分離する
ために容易に使用され、（ii）保管および積み出しの
間、温度に無関係であり、（iii）放射線殺菌に対して
安定しており、（iｖ）揺変性ゲル防壁の特質を利用す
るが、分離された血液成分と接触するようにゲルを設置
することによる多くの不利益を避け、（ｖ）血液サンプ
ルの赤血球膜あるいは、赤血球ハングアップを最小限に
し、（ｖi）遠心分離の間、サンプルの重および軽量相
の混濁を最小限にし、（ｖｉｉ）分離装置に対しての低
および高密度物質の付着を最小限にし、（viii）プラス
チックあるいはガラス容器内で機能することができ、そ
して、（ix）標準のサンプル設備と共に使用できる分離
装置の必要性が存する。
ために容易に使用され、（ii）保管および積み出しの
間、温度に無関係であり、（iii）放射線殺菌に対して
安定しており、（iｖ）揺変性ゲル防壁の特質を利用す
るが、分離された血液成分と接触するようにゲルを設置
することによる多くの不利益を避け、（ｖ）血液サンプ
ルの赤血球膜あるいは、赤血球ハングアップを最小限に
し、（ｖi）遠心分離の間、サンプルの重および軽量相
の混濁を最小限にし、（ｖｉｉ）分離装置に対しての低
および高密度物質の付着を最小限にし、（viii）プラス
チックあるいはガラス容器内で機能することができ、そ
して、（ix）標準のサンプル設備と共に使用できる分離
装置の必要性が存する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体サンプル
を収集し、遠心分離にかけられる際に、高比重相と低比
重相とに分離するために有効な容器である。本発明の容
器は、開口端部、閉鎖端部および側壁を備える細長いチ
ューブである。側壁は外面と内面とを備え、中心軸を伴
う容器を画成している。
を収集し、遠心分離にかけられる際に、高比重相と低比
重相とに分離するために有効な容器である。本発明の容
器は、開口端部、閉鎖端部および側壁を備える細長いチ
ューブである。側壁は外面と内面とを備え、中心軸を伴
う容器を画成している。
【０００８】容器はチューブの開口端部に嵌り合うよう
に配置された閉鎖体を備え、それで容器を封止してい
る。代わりに、チューブの両端が開いており、チューブ
の両端が弾性閉鎖体により密封されてもよい。チューブ
の少なくとも一つの閉鎖体は再密封可能な隔壁を含んで
いる。
に配置された閉鎖体を備え、それで容器を封止してい
る。代わりに、チューブの両端が開いており、チューブ
の両端が弾性閉鎖体により密封されてもよい。チューブ
の少なくとも一つの閉鎖体は再密封可能な隔壁を含んで
いる。
【０００９】容器はまた、チューブの開口端部に釈放可
能に配置され、弾性の頂部分および細長い下部分を有す
るた細長い分離体を含む。細長い下部分はそれを貫通す
る軸方向通路を有する。頂部分は、チューブの内面に締
り嵌めされ、容器内に釈放可能に嵌り合うよう寸法付け
られている。容器が軸方向の遠心分離力を受けるとき、
分離体は開口端部から閉鎖端部に向かってある距離軸方
向に動く。
能に配置され、弾性の頂部分および細長い下部分を有す
るた細長い分離体を含む。細長い下部分はそれを貫通す
る軸方向通路を有する。頂部分は、チューブの内面に締
り嵌めされ、容器内に釈放可能に嵌り合うよう寸法付け
られている。容器が軸方向の遠心分離力を受けるとき、
分離体は開口端部から閉鎖端部に向かってある距離軸方
向に動く。
【００１０】容器の頂部分における分離体の位置と、弾
性の頂部分と貫通する通路を備える下部分とを有する分
離体とが、分離体とチューブの底部との間でサンプルを
チューブ内に充填するという問題を解決する。分離体の
弾性頂部はサンプル配分ニードルによって容易に穿刺さ
れ、ゆえにサンプルは底部分の通路に直接に配分され、
そして、分離体の頂部面は遠心分離されていないサンプ
ルに実質的に曝されない。それから、容器が遠心分離さ
れるとき、分離体はチューブの開口端部から離れて動
き、サンプルの低および高比重相間の位置に移動する。
体液サンプルが血液ならば、細胞成分を含むサンプルの
高比重相部分は、遠心分離後、分離体とチューブの底部
間に存し、細胞の無い血漿部分は分離体とチューブの頂
部との間に存する。分離体は遠心分離中チューブ内面を
軸方向に移動し、サンプルは分離体の下のチューブ内に
配分されているので、分離体頂部分とチューブ壁部との
間の締り嵌めが、分離体とチューブ開口端部との間で分
離体上に赤血球が存在することを実質的に排除する。サ
ンプルの低比重血清相はかくて実質的に細胞汚濁から免
れる。
性の頂部分と貫通する通路を備える下部分とを有する分
離体とが、分離体とチューブの底部との間でサンプルを
チューブ内に充填するという問題を解決する。分離体の
弾性頂部はサンプル配分ニードルによって容易に穿刺さ
れ、ゆえにサンプルは底部分の通路に直接に配分され、
そして、分離体の頂部面は遠心分離されていないサンプ
ルに実質的に曝されない。それから、容器が遠心分離さ
れるとき、分離体はチューブの開口端部から離れて動
き、サンプルの低および高比重相間の位置に移動する。
体液サンプルが血液ならば、細胞成分を含むサンプルの
高比重相部分は、遠心分離後、分離体とチューブの底部
間に存し、細胞の無い血漿部分は分離体とチューブの頂
部との間に存する。分離体は遠心分離中チューブ内面を
軸方向に移動し、サンプルは分離体の下のチューブ内に
配分されているので、分離体頂部分とチューブ壁部との
間の締り嵌めが、分離体とチューブ開口端部との間で分
離体上に赤血球が存在することを実質的に排除する。サ
ンプルの低比重血清相はかくて実質的に細胞汚濁から免
れる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明は、多くの異なる形式の具
体例により満たされるが、本発明の具体例は、本開示が
本発明の原理の例として考慮され、本発明の範囲を示さ
れた具体例に限定するようには意図されていないという
理解の下に、図面に示され、詳細に説明される。本発明
の範囲は、添付の請求の範囲およびそれらの均等物によ
り決定される。この開示において、「基端」という用語
は施術医に最も近い装置の部分を意味し、「末端」とい
う用語は施術医から離れた装置の部分を意味する。
体例により満たされるが、本発明の具体例は、本開示が
本発明の原理の例として考慮され、本発明の範囲を示さ
れた具体例に限定するようには意図されていないという
理解の下に、図面に示され、詳細に説明される。本発明
の範囲は、添付の請求の範囲およびそれらの均等物によ
り決定される。この開示において、「基端」という用語
は施術医に最も近い装置の部分を意味し、「末端」とい
う用語は施術医から離れた装置の部分を意味する。
【００１２】図１から８を参照するに、本発明の容器１
０は、体液あるいは他の流体サンプルを収集し、遠心分
離にかけたとき、サンプルを高比重相および低比重相に
分離するのに有用である。本発明の容器１０は、開口端
部１４、閉鎖端部１６および側壁１８を備える細長いチ
ューブ１２である。側壁１８は、外面２０と内面２４と
を有し、中心軸「Ａ」を備える容器２６を画成する。容
器１０は、チューブ１２の開口端部１４を覆って嵌り合
い、チューブ１２の外面２０と係合するように配置され
た閉鎖体１８を備え、それにより容器２６を密封する。
容器１０はまた、弾性の頂部分３２および細長い下部分
３４を有し、チューブ１２の開口端部１４に釈放可能に
配置された細長い分離体３０を含む。細長い下部分３４
は貫通する軸方向通路３６を有している。頂部分３２
は、内面２４に締り嵌めされながら、容器２６内に釈放
可能に嵌り合うよう寸法付けられている。容器１０が遠
心分離力を受けるとき、分離体３０は開口端部１４から
閉鎖端部１６に向かい距離「Ｘ」軸方向に動く。
０は、体液あるいは他の流体サンプルを収集し、遠心分
離にかけたとき、サンプルを高比重相および低比重相に
分離するのに有用である。本発明の容器１０は、開口端
部１４、閉鎖端部１６および側壁１８を備える細長いチ
ューブ１２である。側壁１８は、外面２０と内面２４と
を有し、中心軸「Ａ」を備える容器２６を画成する。容
器１０は、チューブ１２の開口端部１４を覆って嵌り合
い、チューブ１２の外面２０と係合するように配置され
た閉鎖体１８を備え、それにより容器２６を密封する。
容器１０はまた、弾性の頂部分３２および細長い下部分
３４を有し、チューブ１２の開口端部１４に釈放可能に
配置された細長い分離体３０を含む。細長い下部分３４
は貫通する軸方向通路３６を有している。頂部分３２
は、内面２４に締り嵌めされながら、容器２６内に釈放
可能に嵌り合うよう寸法付けられている。容器１０が遠
心分離力を受けるとき、分離体３０は開口端部１４から
閉鎖端部１６に向かい距離「Ｘ」軸方向に動く。
【００１３】図１から３は、基端部４６と末端部４８と
を有する両端ニードルアセンブリ４４として図解されて
いる、中空の突刺し要素を伴うニードルホルダー４２を
用いて血液サンプル４０を採集するための容器１０の使
用を図解している。この使用において、チューブ１２内
の開口端部１４での分離体３０の設置は、ニードルアセ
ンブリ４４の基端部４６が閉鎖体１８を穿刺するとき、
それはまた分離体３０の弾性頂部分３２をも穿刺し、細
長い下部分３４の軸方向通路内に血液サンプル４０を配
分するように分離体を位置付ける。かくて、血液サンプ
ル４０は閉鎖端部１６と分離体３０との間で容器２６内
に導入される。
を有する両端ニードルアセンブリ４４として図解されて
いる、中空の突刺し要素を伴うニードルホルダー４２を
用いて血液サンプル４０を採集するための容器１０の使
用を図解している。この使用において、チューブ１２内
の開口端部１４での分離体３０の設置は、ニードルアセ
ンブリ４４の基端部４６が閉鎖体１８を穿刺するとき、
それはまた分離体３０の弾性頂部分３２をも穿刺し、細
長い下部分３４の軸方向通路内に血液サンプル４０を配
分するように分離体を位置付ける。かくて、血液サンプ
ル４０は閉鎖端部１６と分離体３０との間で容器２６内
に導入される。
【００１４】図４を参照するに、分離体３０を伴う本発
明の容器１０の際立った利点が図解されている。これ
は、分離体３０の頂部面３１は血液サンプル４０とのい
かなる接触をも実質的に免れていることを示す。
明の容器１０の際立った利点が図解されている。これ
は、分離体３０の頂部面３１は血液サンプル４０とのい
かなる接触をも実質的に免れていることを示す。
【００１５】容器１０が、図５および６に示されるよう
に、遠心分離にかけられたとき、約１．０２から約１．
２の間の比重を分離体に与える材料から好ましくは形成
された分離体３０は、遠心分離力の影響下で閉鎖端部１
６の方向へ距離「X」移動する。分離体３０が閉鎖端部
１６の方向へ下降する際、血液サンプル４０の低比重部
分５０は側壁１８の内面２４と弾性頂部分３２との間
を、弾性頂部分を歪めながら移動する。図５および６に
示されるように、遠心分離中、分離体が下降する際、弾
性頂部分３２は内面２４に払拭作用を加える。分離体の
頂部面３１は実質的に血液サンプル４０に曝されないの
で、血液サンプルの低比重相５０は、血液サンプルの高
比重部分５２に見られるいかなる細胞物質によっても、
実質的に汚染されない。
に、遠心分離にかけられたとき、約１．０２から約１．
２の間の比重を分離体に与える材料から好ましくは形成
された分離体３０は、遠心分離力の影響下で閉鎖端部１
６の方向へ距離「X」移動する。分離体３０が閉鎖端部
１６の方向へ下降する際、血液サンプル４０の低比重部
分５０は側壁１８の内面２４と弾性頂部分３２との間
を、弾性頂部分を歪めながら移動する。図５および６に
示されるように、遠心分離中、分離体が下降する際、弾
性頂部分３２は内面２４に払拭作用を加える。分離体の
頂部面３１は実質的に血液サンプル４０に曝されないの
で、血液サンプルの低比重相５０は、血液サンプルの高
比重部分５２に見られるいかなる細胞物質によっても、
実質的に汚染されない。
【００１６】図６に図解されているように、体液サンプ
ルが血液で、分離体の比重が約１．０３から約１．０７
の好ましい範囲であるとき、遠心分離が完了した後は、
分離体３０は実質的に細胞の無い低比重血清相５０と赤
血球および他の高密度成分を含む高比重相５２との間の
分割体として機能する。
ルが血液で、分離体の比重が約１．０３から約１．０７
の好ましい範囲であるとき、遠心分離が完了した後は、
分離体３０は実質的に細胞の無い低比重血清相５０と赤
血球および他の高密度成分を含む高比重相５２との間の
分割体として機能する。
【００１７】好ましくは、弾性頂部分３２は、ニードル
アセンブリ４４のような突刺し要素により穿刺を許し、
それから再び閉じる材料から形成される。弾性頂部分３
２を形成するに適した材料は、限定されないが、ポリテ
トラフルオロエチレン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポ
リウレタン発泡体のようなものを含む。好ましくは、Ｓ
ｅｎｔｉｎｅｌ Ｃｏｒｐ．より入手可能な閉鎖細胞ポ
リウレタンおよびポリエチレン発泡体が用いられる。細
長い下部分３４に適した材料は、限定されないが、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリエチレンテレフタレート
のようなものを含む。好ましくは、細長い下部分３４を
形成するのに選択される材料は、約１．５より大きな比
重を有する。好ましくは、下部分３４はポリエチレンテ
レフタレートから形成される。
アセンブリ４４のような突刺し要素により穿刺を許し、
それから再び閉じる材料から形成される。弾性頂部分３
２を形成するに適した材料は、限定されないが、ポリテ
トラフルオロエチレン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポ
リウレタン発泡体のようなものを含む。好ましくは、Ｓ
ｅｎｔｉｎｅｌ Ｃｏｒｐ．より入手可能な閉鎖細胞ポ
リウレタンおよびポリエチレン発泡体が用いられる。細
長い下部分３４に適した材料は、限定されないが、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリエチレンテレフタレート
のようなものを含む。好ましくは、細長い下部分３４を
形成するのに選択される材料は、約１．５より大きな比
重を有する。好ましくは、下部分３４はポリエチレンテ
レフタレートから形成される。
【００１８】分離体３０は、接着剤結合、溶剤結合、熱
結合、超音波結合などを用いて、弾性頂部分３２を細長
い下部分３４に結合することにより、選択された材料か
ら形成される。代わりに、分離体３０は、単一成形ツー
ルにおいて、頂部分を形成するための弾性材料と細長い
下部分３４を形成するためのより剛い材料とを同時射出
することによる射出成形プロセスにおいて形成されても
よい。
結合、超音波結合などを用いて、弾性頂部分３２を細長
い下部分３４に結合することにより、選択された材料か
ら形成される。代わりに、分離体３０は、単一成形ツー
ルにおいて、頂部分を形成するための弾性材料と細長い
下部分３４を形成するためのより剛い材料とを同時射出
することによる射出成形プロセスにおいて形成されても
よい。
【００１９】チューブ１２は、好ましくは、実質的に透
明で硬質な材料から作られている。チューブ１２に適し
た材料は、ガラス、ポリスチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート等を含む。好ましくは、チ
ューブ１２はポリエチレンテレフタレートから作られ
る。
明で硬質な材料から作られている。チューブ１２に適し
た材料は、ガラス、ポリスチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート等を含む。好ましくは、チ
ューブ１２はポリエチレンテレフタレートから作られ
る。
【００２０】本発明の容器１０は、凝固を促進したり遅
らせたり、あるいは、特定の分析のためにサンプルを保
存すべく、サンプルを調整するのに用いられるクエン酸
塩、シリコーン、ケイ酸塩、ＥＤＴＡ等のようなサンプ
ル採集チューブに使用されている多数の添加物のほとん
どと適合性がある。本発明において特定の用途のために
一つ以上の添加物が用いられてもよい。
らせたり、あるいは、特定の分析のためにサンプルを保
存すべく、サンプルを調整するのに用いられるクエン酸
塩、シリコーン、ケイ酸塩、ＥＤＴＡ等のようなサンプ
ル採集チューブに使用されている多数の添加物のほとん
どと適合性がある。本発明において特定の用途のために
一つ以上の添加物が用いられてもよい。
【００２１】容器１０は、好ましくは、予め選択された
サンプル量を引き入れることを促進するために、周囲の
大気圧より低い予め選択された圧力に真空引きされる。
容器１０が、周囲の大気圧より低い内圧で供給されると
き、閉鎖体１８は、容器の想定貯蔵寿命の間、圧力差を
維持することができる材料から形成されるべきである。
閉鎖体１８を形成するのに適した材料は、天然ゴムエラ
ストマに限定されず、Shellから入手可能なKraton、Mon
santoから入射可能なSantopreneのような合成熱可塑性
および熱硬化性物質を含む。加えて、弾性材料とアルミ
ニウム被覆マイラー等のようなガス防壁材料との複合体
もまた閉鎖体１８を形成するに適している。閉鎖体１８
はチューブ１２の開口端部１４に嵌まり合い閉鎖するよ
うな従来型の弾性プラグの形態であってもよい。好まし
くは、閉鎖体１８は、保持リング２１を備えて開口端部
１４に正しく保持される薄い隔壁１９の形態の弾性エラ
ストマ材料を含み、保持リング２１はチューブ１２の外
面２０上に締り嵌めで嵌合している。好ましくは、隔壁
１９はニードル４４のような穿刺要素の周辺に再閉鎖可
能なシールを形成するガス防壁２３を有する。好ましく
は、保持リング２１は、ニードルアセンブリによる隔壁
１９への経路を提供すべく、貫通する開口２５を有して
いる。
サンプル量を引き入れることを促進するために、周囲の
大気圧より低い予め選択された圧力に真空引きされる。
容器１０が、周囲の大気圧より低い内圧で供給されると
き、閉鎖体１８は、容器の想定貯蔵寿命の間、圧力差を
維持することができる材料から形成されるべきである。
閉鎖体１８を形成するのに適した材料は、天然ゴムエラ
ストマに限定されず、Shellから入手可能なKraton、Mon
santoから入射可能なSantopreneのような合成熱可塑性
および熱硬化性物質を含む。加えて、弾性材料とアルミ
ニウム被覆マイラー等のようなガス防壁材料との複合体
もまた閉鎖体１８を形成するに適している。閉鎖体１８
はチューブ１２の開口端部１４に嵌まり合い閉鎖するよ
うな従来型の弾性プラグの形態であってもよい。好まし
くは、閉鎖体１８は、保持リング２１を備えて開口端部
１４に正しく保持される薄い隔壁１９の形態の弾性エラ
ストマ材料を含み、保持リング２１はチューブ１２の外
面２０上に締り嵌めで嵌合している。好ましくは、隔壁
１９はニードル４４のような穿刺要素の周辺に再閉鎖可
能なシールを形成するガス防壁２３を有する。好ましく
は、保持リング２１は、ニードルアセンブリによる隔壁
１９への経路を提供すべく、貫通する開口２５を有して
いる。
【００２２】閉鎖体アセンブリ１８がチューブ１２に付
けられるとき、これは、好ましくは、周囲圧力から低減
された圧力を有するチャンバ内で行なわれる。本発明の
製造上の好ましい工順は、ラックシステムに複数のチュ
ーブ１２を配置し、所望の量の添加物（単数あるいは複
数）を計量しチューブに入れ、それから、分離体３０を
チューブの開口端部１４に配置することである。図８を
参照するに、分離体３０は、好ましくは、分離体３０が
開口端部１４に配置されるとき容器からの空気の流れを
促進する、少なくとも一つの空気チャンネル６０を含ん
でいる。空気チャンネル６０はまた、分離体３０とサン
プルとの間に閉じ込められていたガスあるいは液体の遠
心分離中における上昇運動を促進する。閉鎖体１８はそ
れから、チューブおよびラックに緩く位置付けられ、さ
らに、チューブは予め選定されている減圧を受ける。緩
く位置付けられた閉鎖体を伴うチューブが減圧下にある
間に、閉鎖体１８は外面２０上に機械的に位置付けら
れ、気密シールを形成する。ここに完成された容器１０
は、最終処理、梱包および出荷のための準備完了状態に
ある。
けられるとき、これは、好ましくは、周囲圧力から低減
された圧力を有するチャンバ内で行なわれる。本発明の
製造上の好ましい工順は、ラックシステムに複数のチュ
ーブ１２を配置し、所望の量の添加物（単数あるいは複
数）を計量しチューブに入れ、それから、分離体３０を
チューブの開口端部１４に配置することである。図８を
参照するに、分離体３０は、好ましくは、分離体３０が
開口端部１４に配置されるとき容器からの空気の流れを
促進する、少なくとも一つの空気チャンネル６０を含ん
でいる。空気チャンネル６０はまた、分離体３０とサン
プルとの間に閉じ込められていたガスあるいは液体の遠
心分離中における上昇運動を促進する。閉鎖体１８はそ
れから、チューブおよびラックに緩く位置付けられ、さ
らに、チューブは予め選定されている減圧を受ける。緩
く位置付けられた閉鎖体を伴うチューブが減圧下にある
間に、閉鎖体１８は外面２０上に機械的に位置付けら
れ、気密シールを形成する。ここに完成された容器１０
は、最終処理、梱包および出荷のための準備完了状態に
ある。
【００２３】好ましくは、容器１０は「無菌」状態で供
給される。この供述は、容器２６内で微生物が生存でき
ない状態に容器が曝されたことを意味している。微生物
が生存できなくするのに適した状態は、電離線、化学的
殺菌剤および十分な熱に曝すことを含む。容器１０の構
成要素を形成するための材料および添加物の選択は、使
用される殺菌方法を考慮に入れながら、選択された材料
が殺菌状態に適合することを保証すべくなされるべきで
ある。好ましくは、容器１０は、ラベル張りおよび出荷
用の最終梱包の後、Ｃｏ60または電子ビームによって生
じさせられるような電離線に曝される。
給される。この供述は、容器２６内で微生物が生存でき
ない状態に容器が曝されたことを意味している。微生物
が生存できなくするのに適した状態は、電離線、化学的
殺菌剤および十分な熱に曝すことを含む。容器１０の構
成要素を形成するための材料および添加物の選択は、使
用される殺菌方法を考慮に入れながら、選択された材料
が殺菌状態に適合することを保証すべくなされるべきで
ある。好ましくは、容器１０は、ラベル張りおよび出荷
用の最終梱包の後、Ｃｏ60または電子ビームによって生
じさせられるような電離線に曝される。
【００２４】さて、図７を参照するに、分離体３０の好
ましい具体例が図解されている。この具体例において、
容器１０の構造は、図１ないし図６で図解されたアセン
ブリに実質的に類似している。したがって、実質的に類
似する機能を果たす実質的に類似する構成要素は、図７
でこれらの構成要素を識別するために使用される添字
「ａ」を除いては、図１ないし図６の実施例の構成要素
と同一の数字で表される。この具体例の中で、分離体３
０ａは、好ましくはスリット３３である通常は閉鎖して
いる開口を含む、頂部面３１ａを伴う弾性頂部分３２ａ
を含んでいる。分離体３０ａはさらに、貫通する軸方向
通路３６ａを伴う細長い下部分３４ａを含む。この具体
例において、分離体３０aはチューブの開口端部に配置
され、図１ないし６で図解されているように機能する。
しかしながら、遠心分離力の影響の下で、分離体３０ａ
がチューブの閉鎖底部方向に下降する際、スリット３３
はチューブの開口端部方向に開き、低比重部分がチュー
ブの開口端部と分離体３０ａの間の頂部面３１ａへ通過
するのを許容する。図解されたスリット３３に加えて、
開口は特定の利用のために十字形または他の形状として
想定される。
ましい具体例が図解されている。この具体例において、
容器１０の構造は、図１ないし図６で図解されたアセン
ブリに実質的に類似している。したがって、実質的に類
似する機能を果たす実質的に類似する構成要素は、図７
でこれらの構成要素を識別するために使用される添字
「ａ」を除いては、図１ないし図６の実施例の構成要素
と同一の数字で表される。この具体例の中で、分離体３
０ａは、好ましくはスリット３３である通常は閉鎖して
いる開口を含む、頂部面３１ａを伴う弾性頂部分３２ａ
を含んでいる。分離体３０ａはさらに、貫通する軸方向
通路３６ａを伴う細長い下部分３４ａを含む。この具体
例において、分離体３０aはチューブの開口端部に配置
され、図１ないし６で図解されているように機能する。
しかしながら、遠心分離力の影響の下で、分離体３０ａ
がチューブの閉鎖底部方向に下降する際、スリット３３
はチューブの開口端部方向に開き、低比重部分がチュー
ブの開口端部と分離体３０ａの間の頂部面３１ａへ通過
するのを許容する。図解されたスリット３３に加えて、
開口は特定の利用のために十字形または他の形状として
想定される。
【００２５】分離体３０を伴う本発明の容器は、いくつ
かの問題を解決する。分離体３０はチューブの開口端部
に釈放可能に取付けられており、結果として、分離体の
頂部面が未処理の流体サンプルに実質的に接触すること
がない。血液サンプルを備えて用いられた容器が遠心分
離されるときは、サンプルの実質的に細胞無しの血清部
分のみが分離体の頂部面に曝され、ゆえに施術医に澄ん
だサンプルを提供する。加えて、本発明の容器は施術医
にいかなる付加的ステップや処置をすることを要求しな
い。サンプルは、標準のサンプリング設備を使用して、
従来の様式で引き込まれ、従来の様式で遠心分離され
る。実質的に細胞の無い血清を提供する技術は本発明の
容器によって向上される。
かの問題を解決する。分離体３０はチューブの開口端部
に釈放可能に取付けられており、結果として、分離体の
頂部面が未処理の流体サンプルに実質的に接触すること
がない。血液サンプルを備えて用いられた容器が遠心分
離されるときは、サンプルの実質的に細胞無しの血清部
分のみが分離体の頂部面に曝され、ゆえに施術医に澄ん
だサンプルを提供する。加えて、本発明の容器は施術医
にいかなる付加的ステップや処置をすることを要求しな
い。サンプルは、標準のサンプリング設備を使用して、
従来の様式で引き込まれ、従来の様式で遠心分離され
る。実質的に細胞の無い血清を提供する技術は本発明の
容器によって向上される。
【図１】ニードルホルダーを伴う本発明の容器の分解斜
視図である。
視図である。
【図２】ニードルホルダーに取付けられた本発明の容器
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】図１の線３−３に沿う、本発明の容器の縦断面
図である。
図である。
【図４】図２の線４−４に沿う、本発明の容器の縦断面
図であり、容器内でのサンプルの存在を図解している。
図であり、容器内でのサンプルの存在を図解している。
【図５】遠心分離中の、サンプルを伴う本発明の容器の
断面図である。
断面図である。
【図６】遠心分離後、分離されたサンプルを伴う本発明
の容器の断面図である。
の容器の断面図である。
【図７】本発明の容器の分離体要素の斜視図である。
【図８】図７の線８−８に沿う、本発明の容器の分離体
要素の縦断面図である。
要素の縦断面図である。
１０ 容器 １２ チューブ １４ 開口端部 １６ 閉鎖端部 １８ 閉鎖体 ３０ 分離体 ３２ 弾性頂部分 ３４ 下部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年３月３０日（２０００．３．３
０）
０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図５】
【図６】
【図４】
【図７】
【図８】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０１Ｎ 33/48 Ａ６１Ｊ 1/00 ３００ Ｇ０１Ｎ 1/28 Ｊ (71)出願人 595117091 １ ＢＥＣＴＯＮ ＤＲＩＶＥ， ＦＲＡ ＮＫＬＩＮ ＬＡＫＥＳ， ＮＥＷ ＪＥ ＲＳＥＹ 07417−1880， ＵＮＩＴＥＤ ＳＴＡＴＥＳ ＯＦ ＡＭＥＲＩＣＡ (72)発明者 ヴォルカー ニーマン アメリカ合衆国 07242 ニュージャージ ー州 リトル フォールズ メイン スト リート 196ビー
Claims (9)
- 【請求項１】 流体サンプルを収集し、遠心分離にかけ
られる際、サンプルを高比重相及び低比重相に分離する
のに有益な容器であって、 開口端部と、閉鎖端部と、中心軸回りに容器を画成する
外面および内面を有する側壁とを有する細長いチューブ
と、 前記チューブの開口端部に嵌合するように配置され、そ
れにより容器を密封する閉鎖体と、 前記チューブの前記開口端部に釈放可能に位置された細
長い分離体であって、弾性の頂部分および貫通する軸方
向通路を有する細長い下部分を有し、前記頂部分は、前
記容器が遠心分離力を受けたとき、前記分離体が前記開
口端部から前記閉鎖端部に向かって軸方向にある距離動
くように、前記側壁の前記内面に締り嵌めするべく寸法
付けられている分離体とを備えることを特徴とする容
器。 - 【請求項２】 流体サンプルが、前記閉鎖体を突き刺す
中空の突刺要素により、前記容器内に注入されるとき、
前記分離体の前記頂部分が同時に穿刺され、それによ
り、突刺要素の前記下部分の軸方向通路への経路をもた
らし、前記分離体と前記閉鎖端部との間で前記容器内へ
のサンプルの配置を許容することを特徴とする請求項１
の容器。 - 【請求項３】 前記流体サンプルが高比重相及び低比重
相からなるとき、前記閉鎖体が前記チューブの前記開口
端部から前記閉鎖端部へ向かって移動する距離は、前記
閉鎖体の前記弾性の頂部分を、前記体液分離体の前記低
比重相と前記高比重相との間に位置させるのに十分な距
離であることを特徴とする請求項２の容器。 - 【請求項４】 前記容器が軸方向の遠心力を受けている
とき、前記低比重相が前記弾性の頂部分と前記側壁の前
記内面との間を通過することを特徴とする請求項３の容
器。 - 【請求項５】 前記分離体の前記弾性の頂部分はさら
に、前記下部分内の軸方向通路と整列され通常は閉鎖さ
れた開口を備えることを特徴とする請求項２の容器。 - 【請求項６】 前記通常は閉鎖された開口は前記分離体
の前記弾性の頂部分にスリットを備え、前記容器がその
中にサンプルを有し、前記チューブが軸方向の遠心分離
力を受け、かつ、前記分離体が前記開口端部から前記閉
鎖端部へと前記距離移動するとき、前記スリットが開口
し、サンプルの前記低比重相の前記分離体と前記チュー
ブの前記開口端部との間の位置への通過を許容すること
を特徴とする請求項５の容器。 - 【請求項７】 前記分離体は、約１．０２から約１．２
間の比重を有することを特徴とする請求項１の容器。 - 【請求項８】 前記分離体の前記頂部分は、ポリエチレ
ン発泡体およびポリウレタン発泡体からなるグループか
ら選択された発泡体物質から形成されることを特徴とす
る請求項１の容器。 - 【請求項９】 体液サンプルを収集し、遠心分離にかけ
られる際、サンプルを高比重相及び低比重相に分離する
のに有益な真空引き容器であって、 開口端部と、閉鎖端部と、中心軸回りに容器を画成する
外面および内面を有する側壁とを有する細長いチューブ
と、 大気圧と大気圧より低い圧力との間の圧力差を維持する
に十分な弾性閉鎖体であって、前記チューブの開口端部
を覆って嵌合し前記外面に係合するように配置され、そ
れにより前記容器を密封する閉鎖体と、 前記チューブの前記開口端部に位置された細長い分離体
であって、弾性の頂部分および貫通する軸方向通路を有
する細長い下部分を有し、前記頂部分は、前記容器が遠
心分離力を受けたとき、前記分離体が前記開口端部から
前記閉鎖端部に向かってある距離動くように、前記側壁
の前記内面に締り嵌めするべく寸法付けられている分離
体とを備えることを特徴とする容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US11092998P | 1998-12-05 | 1998-12-05 | |
| US60/110,929 | 1998-12-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000225111A true JP2000225111A (ja) | 2000-08-15 |
| JP4883826B2 JP4883826B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=22335708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34694899A Expired - Lifetime JP4883826B2 (ja) | 1998-12-05 | 1999-12-06 | 流体サンプルの成分分離用容器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6280400B1 (ja) |
| EP (1) | EP1006359A3 (ja) |
| JP (1) | JP4883826B2 (ja) |
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