JPH04329931A - 採液管 - Google Patents
採液管Info
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- JPH04329931A JPH04329931A JP3126501A JP12650191A JPH04329931A JP H04329931 A JPH04329931 A JP H04329931A JP 3126501 A JP3126501 A JP 3126501A JP 12650191 A JP12650191 A JP 12650191A JP H04329931 A JPH04329931 A JP H04329931A
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- Japan
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- pull
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- Withdrawn
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として臨床検査、例
えば血液検査に用いる採液管に関する。
えば血液検査に用いる採液管に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の採液管は、特開平２−１６２２２
９号公報に記載の如く、開口部を有する有底管体と、該
管体の開口部に接着され、該開口部を封止する封止部材
とを備え、該封止部材の周縁に引上げタブを設けて構成
されている。
９号公報に記載の如く、開口部を有する有底管体と、該
管体の開口部に接着され、該開口部を封止する封止部材
とを備え、該封止部材の周縁に引上げタブを設けて構成
されている。
【０００３】このとき、管体内部は適度に減圧されてお
り、両端に針先を備える穿刺針の一端を例えば血管に穿
刺し、次いで該穿刺針の他端を封止部材に穿刺し、管体
内部の減圧状態により該穿刺針を介して血液を採取可能
とする。
り、両端に針先を備える穿刺針の一端を例えば血管に穿
刺し、次いで該穿刺針の他端を封止部材に穿刺し、管体
内部の減圧状態により該穿刺針を介して血液を採取可能
とする。
【０００４】そして、採液管に採取された血液を検査す
るに際しては、引上げタブを引上げて封止部材を開封し
、ピペット等により管内血液を分種することとなる。
るに際しては、引上げタブを引上げて封止部材を開封し
、ピペット等により管内血液を分種することとなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然るに、採液管は、採
血後転倒混和する等により開口部に多量の血液付着を生
じており、また管内圧が静脈圧により陽圧になっている
場合がある。このため、従来技術では、引上げタブを引
上げて封止部材を開封するとき、開口部の付着血液が外
方に飛散し易く、周囲環境の汚損、取扱者の感染等のお
それを伴う。
血後転倒混和する等により開口部に多量の血液付着を生
じており、また管内圧が静脈圧により陽圧になっている
場合がある。このため、従来技術では、引上げタブを引
上げて封止部材を開封するとき、開口部の付着血液が外
方に飛散し易く、周囲環境の汚損、取扱者の感染等のお
それを伴う。
【０００６】本発明は、採液管の開封時、血液飛散を防
止することを目的とする。
止することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、開口部を有する有底管体と、該管体の開口部に接着
され、該開口部を封止する封止部材とを備え、該封止部
材の周縁に引上げタブを設けてなる採液管において、該
封止部材の周縁で、該引上げタブの管体側に飛散防止カ
バーを設けたものである。
は、開口部を有する有底管体と、該管体の開口部に接着
され、該開口部を封止する封止部材とを備え、該封止部
材の周縁に引上げタブを設けてなる採液管において、該
封止部材の周縁で、該引上げタブの管体側に飛散防止カ
バーを設けたものである。
【０００８】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記引上げタブが前記封止部
材と一体成形され、前記飛散防止カバーが該タブの下面
に接着されてなるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記引上げタブが前記封止部
材と一体成形され、前記飛散防止カバーが該タブの下面
に接着されてなるようにしたものである。
【０００９】請求項３に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記飛散防止カバーが前記封
止部材と一体成形され、前記引上げタブが該カバーの上
面に接着されてなるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記飛散防止カバーが前記封
止部材と一体成形され、前記引上げタブが該カバーの上
面に接着されてなるようにしたものである。
【００１０】請求項４に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記封止部材の周縁に設けた
延在部分が外側折り返し部と内側折り返し部の連続する
２つの折り返し部となり、該外側折り返し部が前記引上
げタブとなり、該内側折り返し部が前記飛散防止カバー
となるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記封止部材の周縁に設けた
延在部分が外側折り返し部と内側折り返し部の連続する
２つの折り返し部となり、該外側折り返し部が前記引上
げタブとなり、該内側折り返し部が前記飛散防止カバー
となるようにしたものである。
【００１１】
【作用】本発明の採液管によれば、引上げタブを引上げ
て封止部材を開封するとき、開口部の付着血液が飛散す
る経路を飛散防止カバーが遮る。即ち、引上げタブの管
体側に設けた飛散防止カバーが、外方へ飛散しようとす
る血液をはね返す如くに飛散防止する。
て封止部材を開封するとき、開口部の付着血液が飛散す
る経路を飛散防止カバーが遮る。即ち、引上げタブの管
体側に設けた飛散防止カバーが、外方へ飛散しようとす
る血液をはね返す如くに飛散防止する。
【００１２】
【実施例】図１は本発明の第１実施例を示す模式図、図
２は本発明の第２実施例を示す模式図、図３は本発明の
第３実施例を示す模式図である。
２は本発明の第２実施例を示す模式図、図３は本発明の
第３実施例を示す模式図である。
【００１３】（第１実施例）（図１参照）採血管１０は
、開口部１１Ａを有する有底管体１１と、管体１１の開
口部１１Ａに接着され、開口部１１Ａを封止する封止部
材１２とを備える。尚、採液管１０は、管体１１の内部
を減圧状態とし、管体１１の材質としてガスバリアー性
の高いガラス、ポリエステル、ポリメチルメタアクリレ
ート等を用いることが好適である。また、封止部材１２
の材質としても、採液管１０の使用前における減圧度を
保持するための気密性の高い材質であることが必要であ
り、ガスバリアー性の高い金属薄膜、アルミ蒸着フィル
ム、ポリ塩化ビニリデン等を用いることが好適である。 そして、封止部材１２は接着剤、あるいは接着剤フィル
ムを介して開口部１１Ａに接着される。
、開口部１１Ａを有する有底管体１１と、管体１１の開
口部１１Ａに接着され、開口部１１Ａを封止する封止部
材１２とを備える。尚、採液管１０は、管体１１の内部
を減圧状態とし、管体１１の材質としてガスバリアー性
の高いガラス、ポリエステル、ポリメチルメタアクリレ
ート等を用いることが好適である。また、封止部材１２
の材質としても、採液管１０の使用前における減圧度を
保持するための気密性の高い材質であることが必要であ
り、ガスバリアー性の高い金属薄膜、アルミ蒸着フィル
ム、ポリ塩化ビニリデン等を用いることが好適である。 そして、封止部材１２は接着剤、あるいは接着剤フィル
ムを介して開口部１１Ａに接着される。
【００１４】更に、採液管１０は、封止部材１２の周縁
に引上げタブ１３を設け、封止部材１２の周縁で、引上
げタブ１３の管体１１側に飛散防止カバー１４を設けて
いる。このとき、引上げタブ１３は封止部材１２と一体
成形され、飛散防止カバー１４は引上げタブ１３の下面
に接着剤を介して接着されている。尚、採液管１０は、
飛散防止カバー１４の材質として金属薄片、樹脂フィル
ム等を用いることができる。
に引上げタブ１３を設け、封止部材１２の周縁で、引上
げタブ１３の管体１１側に飛散防止カバー１４を設けて
いる。このとき、引上げタブ１３は封止部材１２と一体
成形され、飛散防止カバー１４は引上げタブ１３の下面
に接着剤を介して接着されている。尚、採液管１０は、
飛散防止カバー１４の材質として金属薄片、樹脂フィル
ム等を用いることができる。
【００１５】また、採液管１０にあっては、封止部材１
２の上面中心部にシール部材１５を接着剤を介して接着
している。シール部材１５は、採液管１０に採液した後
、即ち封止部材１２に穿刺針が穿刺され、抜去された後
に、針孔を閉じてシール状態を保持することが必要であ
り、加硫ゴム等が好適である。尚、シール部材１５は封
止部材１２の全面に被着されるものであってもよい。
２の上面中心部にシール部材１５を接着剤を介して接着
している。シール部材１５は、採液管１０に採液した後
、即ち封止部材１２に穿刺針が穿刺され、抜去された後
に、針孔を閉じてシール状態を保持することが必要であ
り、加硫ゴム等が好適である。尚、シール部材１５は封
止部材１２の全面に被着されるものであってもよい。
【００１６】次に、上記実施例の作用について説明する
。
。
【００１７】上記実施例によれば、引上げタブ１３を引
上げて封止部材１２を開封するとき、開口部１１Ａの付
着血液（図１（Ｂ）のＢＬ）が飛散する経路を飛散防止
カバー１４が遮る。即ち、引上げタブ１３の管体１１側
に設けた飛散防止カバー１４が、外方へ飛散しようとす
る血液をはね返す如くに飛散防止する。
上げて封止部材１２を開封するとき、開口部１１Ａの付
着血液（図１（Ｂ）のＢＬ）が飛散する経路を飛散防止
カバー１４が遮る。即ち、引上げタブ１３の管体１１側
に設けた飛散防止カバー１４が、外方へ飛散しようとす
る血液をはね返す如くに飛散防止する。
【００１８】尚、上記採液管１０と従来例の単に引上げ
タブを備えるだけの採液管とを、それぞれ２０本採血し
、その後引上げタブを用いて開封する実験を行ない、血
液飛散の有無を調査した。結果、従来技術では２０本中
２本の採液管において取扱者の手指に血液飛散による
血液付着を認めた。これに対し、上記採液管１０では、
手指への血液飛散による血液付着を認めるものは皆無で
あった。
タブを備えるだけの採液管とを、それぞれ２０本採血し
、その後引上げタブを用いて開封する実験を行ない、血
液飛散の有無を調査した。結果、従来技術では２０本中
２本の採液管において取扱者の手指に血液飛散による
血液付着を認めた。これに対し、上記採液管１０では、
手指への血液飛散による血液付着を認めるものは皆無で
あった。
【００１９】（第２実施例）（図２参照）採液管２０が
、上記採液管１０と異なる点は、飛散防止カバー１４Ａ
が封止部材１２Ａと一体成形され、引上げタブ１３Ａが
飛散防止カバー１４Ａの上面に接着されたことにある。
、上記採液管１０と異なる点は、飛散防止カバー１４Ａ
が封止部材１２Ａと一体成形され、引上げタブ１３Ａが
飛散防止カバー１４Ａの上面に接着されたことにある。
【００２０】（第３実施例）（図３参照）採液管３０が
、前記採液管１０と異なる点は、封止部材１２Ｂの周縁
に設けた延在部分が外側折り返し部３１と内側折り返し
部３２の連続する２つの折り返し部となり、外側折り返
し部３１が引上げタブ１３Ｂとなり、内側折り返し部３
２が飛散防止カバー１４Ｂとなることにある。
、前記採液管１０と異なる点は、封止部材１２Ｂの周縁
に設けた延在部分が外側折り返し部３１と内側折り返し
部３２の連続する２つの折り返し部となり、外側折り返
し部３１が引上げタブ１３Ｂとなり、内側折り返し部３
２が飛散防止カバー１４Ｂとなることにある。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、採液管の
開封時、血液飛散を防止することができる。
開封時、血液飛散を防止することができる。
【図１】図１は本発明の第１実施例を示す模式図である
。
。
【図２】図２は本発明の第２実施例を示す模式図である
。
。
【図３】図３は本発明の第３実施例を示す模式図である
。
。
１０、２０、３０ 採液管
１１ 管体
１１Ａ 開口部
１２、１２Ａ、１２Ｂ 封止部材
１３、１３Ａ、１３Ｂ 引上げタブ
１４、１４Ａ、１４Ｂ 飛散防止カバー３１ 外側
折り返し部 ３２ 内側折り返し部
折り返し部 ３２ 内側折り返し部
Claims (4)
- 【請求項１】 開口部を有する有底管体と、該管体の
開口部に接着され、該開口部を封止する封止部材とを備
え、該封止部材の周縁に引上げタブを設けてなる採液管
において、該封止部材の周縁で、該引上げタブの管体側
に飛散防止カバーを設けたことを特徴とする採液管。 - 【請求項２】 前記引上げタブが前記封止部材と一体
成形され、前記飛散防止カバーが該タブの下面に接着さ
れてなる請求項１記載の採液管。 - 【請求項３】 前記飛散防止カバーが前記封止部材と
一体成形され、前記引上げタブが該カバーの上面に接着
されてなる請求項１記載の採液管。 - 【請求項４】 前記封止部材の周縁に設けた延在部分
が外側折り返し部と内側折り返し部の連続する２つの折
り返し部となり、該外側折り返し部が前記引上げタブと
なり、該内側折り返し部が前記飛散防止カバーとなる請
求項１記載の採液管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126501A JPH04329931A (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | 採液管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126501A JPH04329931A (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | 採液管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329931A true JPH04329931A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14936775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3126501A Withdrawn JPH04329931A (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | 採液管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04329931A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010094356A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Nipro Corp | 採血器具 |
-
1991
- 1991-05-01 JP JP3126501A patent/JPH04329931A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010094356A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Nipro Corp | 採血器具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |