JP2000224802A - スピンドルモ―タ - Google Patents

スピンドルモ―タ

Info

Publication number
JP2000224802A
JP2000224802A JP11088885A JP8888599A JP2000224802A JP 2000224802 A JP2000224802 A JP 2000224802A JP 11088885 A JP11088885 A JP 11088885A JP 8888599 A JP8888599 A JP 8888599A JP 2000224802 A JP2000224802 A JP 2000224802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
damping means
stator
shaft
spindle motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11088885A
Other languages
English (en)
Inventor
Dae Hyun Jeong
大鉉 鄭
Zenchu Ko
善宙 洪
Gun-Hee Jang
健煕 張
Dong Kyun Kim
東均 金
Saikaku Kan
載赫 韓
Ichiyu Boku
一雄 朴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2000224802A publication Critical patent/JP2000224802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/24Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/08Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers for spindles
    • F16C35/12Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers for spindles with ball or roller bearings
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/22Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/173Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スピンドルモータにおいて、特に非周期的に発
生する非反復的ランアウトを極小化させることで、ディ
スクでの磁気記録密度を増加させる。 【解決手段】ボールベアリングによってシャフトを支持
するようにされるスピンドルモータの構造で、ボールベ
アリングによって加振される変形エネルギーが最も集中
される部位にダンピング手段を挿入させる。かかるダン
ピング手段によってロータでの反復的な振れとともに、
非反復的な振れが大幅に低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ又はフロッピーディスクドライブのような小型の
機器等に使用されるスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに知られているスピンドルモー
タは、その種類が使用用途又は製作会社によって多種多
様である一方、性能も急速に改善されてきている。
【0003】図1は、一般的なスピンドルモータの一例
を図示したものである。こうしたスピンドルモータは、
コイル112に流れる電流によって形成される電界と永
久磁石131によって形成される磁界との相互作用で発
生する電磁気力によって駆動する点では共通している。
【0004】即ち、固定部材であるコイル112に電流
が流れると、コイル112に対向して形成される永久磁
石132との間で電磁気力が発生し、永久磁石132に
回転力が発生する。この回転力によって永久磁石132
を付着しているロータ130が回転するのである。
【0005】ところで、スピンドルモータはボールベア
リング140が付設される構造によって大きく外輪回転
方式と内輪回転方式とに区分される。
【0006】外輪回転方式は、軸とロータとの間にベア
リングを挿入させて、ベアリングの外輪とともにロータ
が同時に回転するタイプであり、内輪回転方式は、軸と
ベースプレートのサポートハウジングとの間にベアリン
グを挿入させて、ベアリングの内輪とともに互いに一体
に結合した軸とロータとが同時に回転するタイプであ
る。
【0007】即ち、外輪回転方式は、軸をベースプレー
トに固定させて、該軸とロータのサポートハウジングと
の間にベアリングが挿入されることでコイルと永久磁石
との間に生じる電磁気力によってベアリングの外輪とと
もにロータを回転させるようにする構成である。
【0008】そして、内輪回転方式は、図1のようにシ
ャフト120がロータケーシング131に一体に結合さ
れるとともに、ボールベアリング140の内輪141に
よって強制的に挟持されている。また、ボールベアリン
グ140の外輪142がベースプレート100のサポー
トハウジング101の内周面に強制的に挟持されること
で、コイル112及び永久磁石132間で生じる電磁気
力によってベアリング140の内輪142とともにシャ
フト120及びロータ130を同時に回転させる構成で
ある。
【0009】一方、ボールベアリングが採用されるスピ
ンドルモータの駆動時には、ボールベアリングに起因し
て、軸方向及び軸の半径方向に微少の振動が発生する。
通常、この種の振動変位をランアウトという。
【0010】こうしたランアウトは、モータの構造にし
たがい、直接ハブを介してディスクにまで伝達される場
合もあり、これとは異なり、軸を介してハブを経てディ
スクに伝達される場合もある。
【0011】こうしたランアウトの周波数成分を測定し
て分析すると、特に周波数成分中にモータの一定周期ご
とに発生する成分があるとともに、それとは関係なく不
規則的に発生する成分もある。
【0012】このように周期的に反復して発生する周波
数成分を通常、反復的ランアウトといい、こうした反復
的ランアウトを除いた周波数成分を非反復的ランアウト
という。
【0013】反復的ランアウトは、モータが駆動すると
きごと常に周期的に発生するため、反復実験を通じて発
生時点の予想が可能となる。従って、現在は、ヘッドの
位置を反復的ランアウトが発生する時点で変化するよう
にする等のサーボ制御システムを具備して振動変位を補
償することができるようにしている。
【0014】しかしながら、非反復的ランアウトは、発
生時点をまったく予想することができないため、現実的
に制御が不可能である。
【0015】特に、非反復的ランアウトの量は、ディス
クの歪曲される回転軌跡の大きさを決定するようになる
ため、ヘッドとの位置の差にしたがって、ディスクの磁
気記録密度を制限する原因になっている。従って、現在
は、業界でモータの製作時に非反復的ランアウトの量を
予め一定水準に制限している。例えば、ハードディスク
ドライブの場合、非反復的ランアウトは、トラックピッ
チの5%程度に規制されており、これを採用した3.5
インチハードディスクドライブでは、ディスクでの磁気
記録密度が7000TPIのとき、トラックピッチは
3.6μmであり、非反復的ランアウトは、0.18μ
mに規制されている。
【0016】しかし、最近のディスクの大容量化と高密
度化が要求されているなかで、単純に非反復的ランアウ
トを規制する程度だけではこれを満足することはできな
い。
【0017】即ち、ディスクの高密度化のためには、ト
ラックピッチがさらに小さくならなければならないが、
ディスクの磁気記録密度を制限しているモータの非反復
的ランアウトを直接改善しない限り、ヘッドではディス
クの情報を到底読んだり、記録することができない。
【0018】従って、ディスクで磁気記録密度の高密度
化を可能にするためには、まずモータの非反復的ランア
ウトをより減らす必要がある。
【0019】一方、モータでの振動を低減させるため
に、最近では図2に示すとおり、シャフト4の上端部で
ディスクをカバーすると同時に、ディスクの遊動を防止
させるクランプ1をシャフト4とボルト5で締結すると
ともに、シャフト4とクランプ1との間にマス3に軟質
のテープ2が付着された振動抑止手段を挿入するモータ
が紹介されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造は、シャフト4とクランプ1とを介して伝達される
ランアウトのみを軟質のテープ2とマス3とによって低
減させており、ディスクでのランアウトを間接的に制御
するものである。
【0021】特に、クランプ1はモータの外部に備えら
れる構成であるため、適用が簡単ではある。しかし、モ
ータ内でシャフト4に直接連結され、ディスクを安着さ
せるようにする実質的な振動部材であるロータのランア
ウトに対しては、まったく制御することができない。
【0022】従って、モータの外部から間接的に制御す
るランアウトは、制御効率がたいへん悪く、実質的に非
反復的ランアウトの低減を期待しづらいという問題点が
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は、
上記問題点を解決するためになされたものであり、その
目的は、変形エネルギーが最も集中される部位にダンピ
ング手段を挿入させてディスクでのランアウト、特に非
反復的ランアウトを大幅に低減させるスピンドルモータ
を提供することにある。
【0024】また、本発明は、ディスクでの周波数応答
関数を最小化させ、ディスクの磁気記録密度を増加させ
ることで、高密度のディスク製作が可能となるようにす
ることも目的としている。
【0025】さらに、本発明は、内輪及び外輪駆動方式
の双方に対して適用可能なスピンドルモータを提供する
ことも目的としている。
【0026】上記目的を達成するために本発明は、ボー
ルベアリングによってシャフトが支持されるスピンドル
モータの構造において、ボールベアリングによって加振
される変形エネルギーが最も集中される部位にダンピン
グ手段を挿入することで、ロータでの反復的なランアウ
トとともに、非反復的なランアウトも大幅に低減するこ
とに特徴がある。
【0027】本発明は、モータで変形エネルギーが最も
大きく発生する部位に簡単にダンピング手段が挿入され
るため、モータで発生するランアウトの成分中、特に制
御が困難な非反復的ランアウトを大幅に低減することが
できる。
【0028】即ち、変形エネルギーが最も大きいところ
で振動伝達が遮断及び吸収されるようになることで、デ
ィスクの回転軌跡が振源に近接させることができる。
【0029】また、ディスクの磁気記録密度を制限する
非反復的ランアウト成分を極小化させることで、ディス
クの磁気記録密度をより一層高めることができる。
【0030】そして、今後予想されるディスクの磁気記
録密度を25000TPI程度まで上昇させることがで
き、高密度ディスクドライブの製作を促進させることが
できる、といったたいへん有用な効果を奏する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい各実施形
態を添付した図面に従い詳細に説明する。
【0032】まず、モータから発生する変形エネルギー
の伝達経路にしたがい、有限要素解釈を通じて変形エネ
ルギーを測定すると、変形エネルギーは、ロータの上部
ベアリングとの接触面(0.00857〜1.353)
と上部ベアリングの外輪上端部(0.0112〜0.3
81)と上部及び下部ベアリングの互いに対向する内輪
下端部及び上端部(0.00489〜1.604)とス
ペーサ(0.00837〜0.612)とで最も大きく
現れることがわかる。
【0033】このときの各変形エネルギーは、単位入力
エネルギーあたりの出力エネルギーの大きさを現すもの
で、実際値は10-3を掛けるものである。
【0034】こうした結果を基にして、各実施形態では
モータで発生する変形エネルギーが最も大きい部位にダ
ンピング手段70をそれぞれ挿入させて、特にディスク
での非反復的ランアウトを大幅に低減する。
【0035】(第1実施形態)図3及び図4は、本発明
に伴う第1実施形態のスピンドルモータを図示した縦断
面図であって、図3は内輪駆動方式、図4は外輪駆動方
式である。符号10はベースプレート、符号20はシャ
フト、符号30はステータ、符号40はロータである。
【0036】本実施形態でシャフト20は、内輪駆動方
式の場合では回転軸になり(図3参照)、外輪駆動方式
の場合ではベースプレート10に固定される固定軸にも
なり得る(図4参照)。
【0037】ステータ30は、コア31とコア31に捲
線される捲線コイル32とからなり、図3のようにベー
スプレート10に一体形成されるサポートハウジング1
1や図4のようにベースプレート10に直接固定されて
いる。
【0038】特に、ステータ30は、外部から入力され
る電源によって電界を形成する部位である。
【0039】一方、ステータ30の上方にはステータ3
0を被覆しつつ、ステータ30とは所定の間隙を設けた
ロータ40が備えられている。
【0040】ロータ40は、再びロータハウジング41
とともに、間隙をおいて、ステータ30と対向する内周
面に永久磁石42を配設している。
【0041】図3に示すように、内輪駆動方式の場合、
ベースプレート10には、シャフト20の外周面より大
きな内径を有するサポートハウジング11が突出するよ
うに設けられ、シャフト20の外周面とサポートハウジ
ング11の内周面間には上部ベアリング51及び下部ベ
アリング52からなるボールベアリングユニット50が
備えられている。
【0042】また、図4に示すように、外輪駆動方式の
場合、ロータ40には、シャフト20の外周面より大き
な内径を有するサポートハウジング43が突出するよう
に設けられ、シャフト20の外周面及びサポートハウジ
ング43の内周面間には上部ベアリング51及び下部ベ
アリング52からなるボールベアリングユニット50が
備えられる。
【0043】ボールベアリングユニット50の上部及び
下部ベアリング51,52には、それぞれ内輪51a,
52aと外輪51b,52bとの間に複数個のボール5
3が並列されている。
【0044】以上のような構成は、内輪駆動方式と外輪
駆動方式である従来のスピンドルモータと同一である。
【0045】ただ、本実施形態では、シャフト20及び
サポートハウジング11,43間に備えられる上部ベア
リング51と下部ベアリング52との間を所定間隔をも
って離隔させ、上部ベアリング51の外輪51bと下部
ベアリング52との外輪52bの間に密着されるダンピ
ング手段70を備える点に特徴がある。
【0046】換言すれば、上部ベアリング51と下部ベ
アリング52との間を所定の間隔で離隔させ、その離隔
された上部ベアリング51と下部ベアリング52との互
いに対向する外輪51b,52b間の間隙にダンピング
手段70が挿入されるとともに、それぞれの外輪51
b,52bと密着するように形成されている。
【0047】このとき、ダンピング手段70は、上部ベ
アリング51と下部ベアリング52との間のスペーサの
機能を同時にするため、材質はより硬く、特に上部及び
下部ベアリング51,52の外輪との接触面は、上部及
び下部ベアリング51,52から伝達される衝撃を吸収
することができる材質で構成することがより好ましい。
【0048】特に、本実施形態ではダンピング手段70
には図5乃至図6に示すように、少なくとも一方の側が
ベアリングの外輪51b,52bと微少に離隔されなが
ら、その離隔された間隙内にダンピング手段70よりは
硬い物質で形成される補強板80を挿入させることもで
きる。前記補強板80は、上部及び下部ベアリング5
1,52の間でダンピング手段70が安定するように挿
入され、持続的な維持、即ちモータの駆動による変形が
防止され、その材質は、耐久力に優れた金属などを用い
る。
【0049】上記のような本実施形態の構成にしたが
い、ダンピング手段70を挿入すると、上部及び下部ベ
アリング51,52間で発生する振動を円滑に吸収する
ことができるため、ロータ40でのランアウトを大幅に
低減させることができる。
【0050】(第2実施形態)図7及び図8は、本発明
に係る第2実施形態のスピンドルモータを図示した縦断
面図であって、図7は内輪駆動方式であり、図8は外輪
駆動方式である。
【0051】一方、本実施形態でのベースプレート1
0、シャフト20、ステータ30及びロータ40、そし
てボールベアリングユニット50が備えられる構成は第
1実施形態に同じである。
【0052】即ち、ベースプレート10にはステータ3
0が固定され、シャフト20は、内輪駆動方式では回転
軸であり、外輪駆動方式では固定軸として備えられ、シ
ャフト20とサポートハウジング11,43との間には
上部及び下部ベアリング51,52が一対に備えられる
ボールベアリングユニット50が強制的に挟持されてい
る。
【0053】ただ、本実施形態では、ボールベアリング
ユニット50の上部ベアリング51と下部ベアリング5
2との外輪51b,52b間に両者を常に適切な間隔に
保持するベアリングスペーサユニット60が挿入され、
上部及び下部ベアリング51,52の外輪51b,52
bとベアリングスペーサユニット60との間にダンピン
グ手段70が備えられるようにすることを最大の特徴と
する。
【0054】換言すれば、本実施形態では、上部及び下
部ベアリング51,52の外輪51b,52b間にベア
リングスペーサユニット60を挿入し、ベアリングスペ
ーサユニット60と上部及び下部ベアリング51,52
の外輪51b,52bとの間にそれぞれダンピング手段
70を挿入して上部及び下部ベアリング51,52で発
生する振動をそれぞれ吸収している。
【0055】このようにダンピング手段70を上部及び
下部ベアリング51,52側でそれぞれ設けると、ベア
リングで発生する振動が分散されて吸収することができ
るため、さらに振動力が低減される。
【0056】また、図9及び図10に示すように、ダン
ピング手段70の堅固な維持のため、ダンピング手段7
0の少なくとも一方の側には第1実施形態のようなダン
ピング手段70よりは硬い物質で作られる補強板80が
一体に付着されるようにする。
【0057】このとき、硬質の補強板80は、固定部位
にしたがいダンピング手段70の上部又は下部ベアリン
グ51,52の外輪51b,52b側に備えられるよう
にすることもでき、ベアリングスペーサユニット60側
に備えられるようにすることもできる。
【0058】(第3実施形態)図11及び図12は、本
発明に係る第3実施形態のスピンドルモータを図示した
縦断面図であって、図11は内輪駆動方式であり、図1
2は外輪駆動方式である。
【0059】本実施形態の図面に示されたとおり、ベー
スプレート10、シャフト20、ステータ30及びロー
タ40、そしてボールベアリングユニット50が備えら
れた構成は上述の各実施形態に同じである。
【0060】即ち、ベースプレート10にはステータ3
0が固定され、シャフト20は、内輪駆動方式では回転
軸であり、外輪駆動方式では固定軸として備えられ、シ
ャフト20とサポートハウジング11,43との間には
一対の上部及び下部ベアリング51,52を備えるボー
ルベアリングユニット50が強制的に挟持されている。
【0061】従って、内輪駆動方式では、ベースプレー
ト10とともにロータ40が回転され、外輪駆動方式で
はロータ40のみが回転してディスクを回転させるよう
にする。本実施形態では上記のような構成で一対の上部
及び下部ベアリング51,52の外輪51b,52b間
に第1ベアリングスペーサ61と第2ベアリングスペー
サ62とからなるベアリングスペーサユニット60が挿
入されるようにし、かかる第1ベアリングスペーサ61
と第2ベアリングスペーサ62との間にはダンピング手
段70が挿入されるようにする点に最大の特徴がある。
【0062】即ち、上部及び下部ベアリング51,52
の外輪51b,52b間にそれぞれの外輪51b,52
bに直接面接触して連結されるように、上部ベアリング
51側には第1ベアリングスペーサ61が、下部ベアリ
ング52側には第2ベアリングスペーサ62がそれぞれ
備えられている。
【0063】このとき、第1ベアリングスペーサ61と
第2ベアリングスペーサ62との間には、間隙が形成さ
れ、この間隙でダンピング手段70が挿入されるように
している。
【0064】このように、本実施形態でもやはり上部及
び下部ベアリング51,52から発生する振動が第1及
び第2ベアリングスペーサ61,62を介してダンピン
グ手段70に伝達されつつ吸収されるため、ベアリング
を通じた振動衝撃を最小化させることができる。
【0065】一方、図13及び図14に示すとおり、第
1及び第2ベアリングスペーサ61,62の間に挿入さ
れるダンピング手段70の少なくとも一方の側には第1
及び第2ベアリングスペーサ61,62との間にダンピ
ング手段70よりは硬い物質で作られた第1第2実施形
態のような補強板80が備えられるようにすることがよ
り好ましい。
【0066】このとき、補強板80は、図13に示すよ
うに、ダンピング手段70の第1ベアリングスペーサ6
1側に備えるようにすることもでき、図14に示すよう
に、ダンピング手段70の第2ベアリングスペーサ62
側に備えるようにすることもでき、第1及び第2ベアリ
ングスペーサ61,62にそれぞれ接するようにダンピ
ング手段70の両側に備えるようにすることもできる。
【0067】このような補強板80は、より軟質の材質
であるダンピング手段70を第1及び第2ベアリングス
ペーサ61,62の間に円滑に挿入するようにしつつ、
挿入された状態でも挿入状態を堅固に維持する。
【0068】このように補強板80に支持され、堅固に
維持されるダンピング手段70によってロータ40に伝
達される振動力を最大に低減することができるため、デ
ィスクでの非反復的なランアウトを極小化させることが
できる。
【0069】(第4実施形態)図15は、本発明に係る
第4実施形態のスピンドルモータを図示した縦断面図で
あり、特に内輪駆動方式であるモータでのみ適用される
構成である。
【0070】本実施形態に従う図面に示したとおり、ベ
ースプレート10のサポートハウジング11には、その
外周面にステータ30が固定され、シャフト20はロー
タ40と一体に連結されつつ、サポートハウジング11
とシャフト20との間には一対の上部及び下部ベアリン
グ51,52を有するボールベアリングユニット50が
強制的に挟持されている。
【0071】従って、ステータ30の捲線コイル32と
ロータ40の永久磁石42との間に電磁気力が生じる
と、上部及び下部ベアリング51,52の内輪51a,
52aがベースプレート10及びロータ40とともに回
転する。
【0072】上記のような構造の本実施形態では、上部
ベアリング51の内輪51aと、それに対向するロータ
ハウジング41との間にダンピング手段70を備える点
に最大の特徴がある。
【0073】このように本実施形態は、モータの回転時
にシャフト20、ロータ40及び上部ベアリング51の
内輪51aを介して伝達される振動をダンピング手段7
0によって吸収する構成を採用している。
【0074】また、第4実施形態においてもダンピング
手段70の一側面に、前記各実施形態のようにダンピン
グ手段70よりは硬い物質で作られる補強板80を備え
ることができるようにし、このときの補強板80を、図
16の場合では補強板80をダンピング手段70の上部
ベアリング51側に、図17の場合では補強板80をダ
ンピング手段70のロータハウジング41側に備えるこ
とを示している。
【0075】このように補強板80をダンピング手段7
0の一方の側に備えると、ダンピング手段70をロータ
ハウジング41と上部ベアリング51の内輪51aとの
間に挿入するときの作業が容易であり、挿入させた状態
が堅固に維持されるため、ロータ40への振動力伝達を
持続的に低減させることができる。
【0076】(第5実施形態)図18は、本発明に係る
第5実施形態のスピンドルモータを図示した縦断面図で
あり、特に外輪駆動方式であるモータでのみ適用される
構成である。
【0077】本実施形態に従う図面に示されたとおり、
ベースプレート10にはシャフト20が固定され、その
外側にはコア31と捲線コイル32とからなるステータ
30が固定され、ステータ30の上方にはステータ30
を被覆しつつ、ステータ30との間で間隙を有するロー
タハウジング41と該ロータハウジング41の内壁に固
定される永久磁石42とを有するロータ40が備えられ
る。
【0078】そして、シャフト20の外周面とロータ4
0の中央で一体に下向きに突出されるように形成させた
サポートハウジング43の内周面との間には、それぞれ
内輪と外輪及び前記内輪と外輪の間に複数個のボールが
配列される一対の上部ベアリング51と下部ベアリング
52とからなるボールベアリングユニット50が強制的
に挟持されている。
【0079】このような構成は、従来の外輪駆動方式で
あるモータ構造と大同小異であるものの、本実施形態で
は、ベースプレート10と下部ベアリング52の内輪5
2aとの間にダンピング手段70が備えられる点に最大
の特徴がある。
【0080】即ち、ベースプレート10と下部ベアリン
グ52の内輪52aとは、シャフト20を固定するよう
に連結された常に停止された状態にある固定部材であ
り、こうした固定部材であるベースプレート10と下部
ベアリング52の内輪52aとの間にダンピング手段7
0を具備することで、より安定した状態での振動低減を
達成することができる。
【0081】換言すれば、回転する回動部材間にダンピ
ング手段70を備えると、ダンピング手段70自体も回
転するため、回転振動を制御するのは、たいへん難しい
が、本実施形態のようなボールベアリングユニット50
の固定部位で回転振動を制御するようになると、振動力
の吸収を安定させることができるため、振動力低減がよ
り効率的である。
【0082】一方、図19に示すように、ベースプレー
ト10と下部ベアリング52の内輪52aとの間に備え
られるダンピング手段70の一側面には、前記各実施形
態のようにダンピング手段70を堅固に支持する補強板
80が具備されている。
【0083】このとき、補強板80はダンピング手段7
0よりは硬い物質で作られるようにする。このように備
えられる補強板80は、図19に示すとおり、ダンピン
グ手段70の下部ベアリング52側に備えられるように
することもでき、図20に示すように、ダンピング手段
70のベースプレート10側に備えるようにすることも
できる。
【0084】以上、各実施形態で詳細に述べたとおり、
本発明においてモータの駆動時にボールベアリングによ
って発生する振動がロータ40に伝達されないように遮
断することができる点に最大の特徴がある。
【0085】即ち、スピンドルモータでのランアウトに
ついて別途の実験装置を利用し、ディスクを装着しない
状態でスピンドルモータのみの全体のランアウト、反復
的ランアウト、非反復的ランアウトを時間領域と周波数
領域とにそれぞれ分けて測定すると、図21及び図22
に示す結果が得られた。このように測定したランアウト
の統計的特性を整理すると、下記の表1に示すようにな
る。
【0086】
【表1】 上記の表でTIRは全体のランアウト、RROは反復的
ランアウト、NRROは非反復的ランアウトをそれぞれ
示している。
【0087】そして、図23は、測定した非反復的ラン
アウトをヒストグラムに表したものであり、グラフ内の
実線は、測定した非反復的ランアウトのような平均と標
準偏差を有する正規分布であり、これを通じてわかるこ
とは、非反復的ランアウトが正規分布であるということ
である。
【0088】しかしながら、上記のようなスピンドルモ
ータに2枚のディスクを装着し、ディスクの軸方向のラ
ンアウトを時間領域と周波数領域とに分けて測定する
と、図24及び図25に示すとおりである。このように
測定したランアウトの統計的特性は、下記の表2に示す
とおりである。
【0089】
【表2】 これを図18と比較すると、全体ランアウトTIR、反
復的ランアウトRRO、非反復的ランアウトNRROの
大きさが約7倍程度大きくなったことが分かる。
【0090】これは、ボールベアリングの加振が伝達さ
れる過程で、ディスクの運動に加えられて、増幅された
ためである。
【0091】以上の測定結果を基にして、図26のよう
にスピンドルモータのヒストグラムを分析してみると、
非反復的ランアウトの分布が平均0である正規分布であ
ることがわかる。
【0092】一方、ディスクを装着しない状態でスピン
ドルモータを既存の量産製品の場合と本発明に従うダン
ピング手段が具備された場合とをみると、まず、ベアリ
ングが入れ替わりながら、製品の動特性解釈結果が変化
したのであるが、その結果は表3に示すとおりである。
【0093】
【表3】 上記の表に示すとおり、正常のとき、上部ベアリング5
1にダンピング手段70を備えたとき(U.B.D)、
及び、ベアリング51,52間にダンピング手段70を
備えたとき(B.S.D)を区分した。
【0094】こうしたダンピング手段70の具備と、そ
の装着された位置に伴う非反復的ランアウトを時間領域
と周波数領域別に測定すると、図27及び図28に示す
とおりである。
【0095】そして、ディスクを装着した状態での既存
の量産製品の場合と本発明のダンピング手段70が具備
された場合との動特性をみると、下記の表4に示すよう
に変わったことがわかる。
【0096】
【表4】 また、ディスクを装着させた状態で定格速度である70
Hzで回転するときの非反復的ランアウトを時間領域及
び周波数領域別に測定すると、図29及び図30に示す
とおりである。
【0097】以上、詳述した測定結果を分析すると、ベ
アリングにダンピング手段を具備させる構造が備えられ
ていない場合に比べ、非反復的ランアウトが大きく低減
されることがわかる。また、ダンピング手段を具備して
も本発明の第4実施形態のように上部ベアリング側にダ
ンピング手段を具備する場合、スピンドルモータでボー
ルベアリングのボール欠陥による非反復的ランアウトが
すべて減少した。特に、周波数が300Hz以下で大部
分の非反復的ランアウト成分が消えたことを確認した。
【0098】一方、スピンドルモータにディスクを装着
した直後、いくつか非反復的ランアウト成分が大きく現
れたが、大部分の非反復的ランアウト成分が消えること
で、全体的にみたときには、非反復的ランアウトが低減
されたことがわかる。
【0099】そして、本発明の第1実施形態乃至第3実
施形態でのように、上部ボールベアリング51と下部ボ
ールベアリング52との間にダンピング手段70を具備
してダンピングさせるようにする場合、スピンドルモー
タにおいてボールベアリングのボール欠陥による非反復
的ランアウトは第4実施形態の場合と同様に、すべて減
少したが、内輪欠陥による非反復的ランアウトは、さら
に大きくなったことがわかる。これは、ダンピング手段
を挿入した位置の影響のためであると判断され、ディス
クを装着した後にもこれに類似した傾向が現れており、
その結果、全体の非反復的ランアウトは最も多く低減さ
れたことがわかる。
【0100】特に、本発明におけるようにダンピング手
段70を挿入するとき、非反復的ランアウトの標準偏差
が既存の技術では16nmであったが、本発明でのよう
に、上部ベアリング51とロータ40との間にダンピン
グ手段70を挿入させると、偏差が11.9nmと小さ
くなり、従来に比べ非反復的ランアウトの低減率が約2
6%に達する。また、上部ベアリング51と下部ベアリ
ング52との間にそれぞれダンピング手段70を挿入さ
せると、偏差が10.5nmと大幅に減り、非反復的ラ
ンアウトの低減率が約34%に達する。従って、上部ベ
アリング51と下部ベアリング52との間をダンピング
させることがより効果的であることがわかる。
【0101】即ち、ロータハウジング41と上部ベアリ
ング51との間のダンピングの場合、上部ベアリング5
1の内輪51aからロータハウジング41に伝達される
エネルギーのみを吸収するに過ぎないが、上部ベアリン
グ51と下部ベアリング52との間をダンピングをする
構造では上下両側のベアリング間で伝達される振動を同
時に吸収するため、吸収されるエネルギーがさらに大き
くなり低減効果が大きくなる。
【0102】また、ディスクを装着する場合が装着され
ていない場合より非反復的ランアウトの低減効果が大き
くなることはディスクを装着することによって、慣性力
が増加し、ダンピング手段70で吸収される変形エネル
ギーの量がさらに大きいためであることと判断される。
【0103】従って、本発明でのように、変形エネルギ
ーが最も大きく発生する部位にダンピング手段70を備
えることで、ランアウト制御の偏差を大幅に減らすこと
ができる。
【0104】一方、本発明でのように、ダンピング手段
70を適用することで、ディスクに伝達される周波数応
答関数の改善効果は図31に示すとおりである。
【0105】特に、ダンピング手段70に補強板80を
付着させるようにすると、ダンピング手段70の組立が
たいへん簡便になるだけでなく、補強板80によって振
幅が大きい周波数での多様な周波数成分を分散させ、全
体的には振幅の均等化を促進させることができるととも
に、非反復的ランアウトの低減を倍加させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のスピンドルモータを示す縦断面図であ
る。
【図2】 従来のモータにおいて振動低減構造を適用し
た例示図である。
【図3】 本発明に係る第1実施形態のスピンドルモー
タを示す縦断面図である。
【図4】 本発明に係る第1実施形態のスピンドルモー
タを示す縦断面図である。
【図5】 本発明に係る第1実施形態においてダンピン
グ手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモー
タの部分断面図である。
【図6】 本発明に係る第1実施形態においてダンピン
グ手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモー
タの部分断面図である。
【図7】 本発明に係る第2実施形態のスピンドルモー
タを示す縦断面図である。
【図8】 本発明に係る第2実施形態のスピンドルモー
タを示す縦断面図である。
【図9】 本発明に係る第2実施形態においてダンピン
グ手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモー
タの部分断面図である。
【図10】 本発明に係る第2実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図11】 本発明に係る第3実施形態のスピンドルモ
ータを示す縦断面図である。
【図12】 本発明に係る第3実施形態のスピンドルモ
ータを示す縦断面図である。
【図13】 本発明に係る第3実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図14】 本発明に係る第3実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図15】 本発明に係る第5実施形態のスピンドルモ
ータを示す縦断面図である。
【図16】 本発明に係る第4実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図17】 本発明に係る第4実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図18】 本発明に係る第5実施形態のスピンドルモ
ータを示す縦断面図である。
【図19】 本発明に係る第5実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図20】 本発明に係る第5実施形態においてダンピ
ング手段に補強板が結合される状態を示すスピンドルモ
ータの部分断面図である。
【図21】 ディスクが装着されていないスピンドルモ
ータの時間領域と周波数領域別とのランアウトを図示し
た出力波形図である。
【図22】 ディスクが装着されていないスピンドルモ
ータの時間領域と周波数領域別とのランアウトを図示し
た出力波形図である。
【図23】 図21及び図22による非反復的ランアウ
トのヒストグラムである。
【図24】 ディスクが装着された状態でスピンドルモ
ータの時間領域と周波数領域別とのランアウトを図示し
た出力波形図である。
【図25】 ディスクが装着された状態でスピンドルモ
ータの時間領域と周波数領域別とのランアウトを図示し
た出力波形図である。
【図26】 図24及び図25による非反復的ランアウ
トのヒストグラムである。
【図27】 ディスクが装着されていないスピンドルモ
ータが定格速度で回転時のダンピング手段の有無に伴う
時間領域と周波数領域別のランアウトを図示した出力波
形図である。
【図28】 ディスクが装着されていないスピンドルモ
ータが定格速度で回転時のダンピング手段の有無に伴う
時間領域と周波数領域別のランアウトを図示した出力波
形図である。
【図29】 ディスクが装着された状態でスピンドルモ
ータが定格速度で回転時のダンピング手段の有無に伴う
時間領域と周波数領域別のランアウトを図示した出力波
形図である。
【図30】 ディスクが装着された状態でスピンドルモ
ータが定格速度で回転時のダンピング手段の有無に伴う
時間領域と周波数領域別のランアウトを図示した出力波
形図である。
【図31】 ダンピング手段の構成可否に従うディスク
周波数応答関数の出力波形図である。
【符号の説明】
10 ベースプレート 11 サポートハウジング 20 シャフト 30 ステータ 40 ロータ 50 ボールベアリングユニット 60 ベアリングスペーサユニット 70 ダンピング手段 80 補強板
フロントページの続き (72)発明者 張 健煕 大韓民国ソウル城東区杏堂洞17番地 漢陽 大学校工科大学精密機械工学科振動研究室 (72)発明者 金 東均 大韓民国ソウル城東区杏堂洞17番地 漢陽 大学校工科大学精密機械工学科振動研究室 (72)発明者 韓 載赫 大韓民国ソウル城東区杏堂洞17番地 漢陽 大学校工科大学精密機械工学科振動研究室 (72)発明者 朴 一雄 大韓民国ソウル銅雀区舎堂洞 極東アパー ト105棟1406号 Fターム(参考) 5H605 AA04 BB05 BB14 BB19 CC01 CC03 CC04 CC05 EA02 EA19 EB10 EB17 GG06 5H621 GA01 HH01 JK08 JK17 JK19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、 コアと捲線コイルとを有するステータと、ロータケーシ
    ングと該ロータケーシングの内壁に固定される永久磁石
    とを有し、前記ステータを被覆しつつ、前記ステータと
    の間に間隙を有するように配されるロータと、 前記シャフトの外周面と前記サポートハウジングの内周
    面との間に備えられ、内輪・外輪及び前記内輪と外輪と
    の間に複数個のボールが配列されるようした一対の上部
    ベアリング及び下部ベアリングからなるボールベアリン
    グユニットと、前記上部ベアリング及び下部ベアリング
    の外輪の間に設けられ、モータの振動を低減するダンピ
    ング手段とを備えたスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記ダンピング手段の少なくとも一方の
    側には、前記ダンピング手段より硬い物質から作られる
    補強板が付着されている請求項1に記載のスピンドルモ
    ータ。
  3. 【請求項3】 シャフトと、 コアと捲線コイルを有するステータと、ロータケーシン
    グと該ロータケーシングの内壁に固定される永久磁石と
    を有し、前記ステータを被覆しつつ、前記ステータとの
    間に間隙を有するように配されるロータと、 前記シャフトの外周面と前記サポートハウジングの内周
    面との間に備えられ、内輪・外輪及び前記内輪と外輪と
    の間に複数個のボールが配列されるようした一対の上部
    ベアリング及び下部ベアリングからなるボールベアリン
    グユニットと、前記上部ベアリング及び下部ベアリング
    の外輪の間に設けられ、少なくとも一方の側の外輪とは
    微細な間隙を有するベアリングスペーサと、前記ベアリ
    ングスペーサと前記上部及び下部ベアリングの外輪との
    間の間隙に挟まれてモータの振動を低減するダンピング
    手段とを備えたスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 前記ダンピング手段の少なくとも一方の
    側には、前記ダンピング手段より硬い物質から作られる
    補強板が付着されている請求項3に記載のスピンドルモ
    ータ。
  5. 【請求項5】 シャフトと、 コアと捲線コイルを有するステータと、ロータケーシン
    グと該ロータケーシングの内壁に固定される永久磁石と
    を有し、前記ステータを被覆しつつ、前記ステータとの
    間に間隙を有するように配されるロータと、前記シャフ
    トの外周面と前記サポートハウジングの内周面との間に
    備えられ、内輪・外輪及び前記内輪と外輪との間に複数
    個のボールが配列されるようした一対の上部ベアリング
    及び下部ベアリングからなるボールベアリングユニット
    と、前記上部ベアリングの外輪に密着される第1ベアリ
    ングスペーサと該第1ベアリングスペーサと微細な間隙
    を有するように前記下部ベアリングの外輪に密着される
    第2ベアリングスペーサとを有するベアリングスペーサ
    ユニットと、前記第1ベアリングスペーサ及び前記第2
    ベアリングスペーサ間の間隙に挟まれてモータの振動を
    低減するダンピング手段とを備えたスピンドルモータ。
  6. 【請求項6】 前記ダンピング手段の少なくとも一方の
    側には、前記ダンピング手段より硬い物質から作られる
    補強板が付着されている請求項5に記載のスピンドルモ
    ータ。
  7. 【請求項7】 シャフトと、 コアと捲線コイルを有するステータと、前記シャフトの
    一端に固定されるロータケーシングと該ロータケーシン
    グの内壁に固定される永久磁石とを有し、前記ステータ
    を被覆しつつ、前記ステータとの間に間隙を有するよう
    に配されるロータと、前記シャフトの外周面と前記サポ
    ートハウジングの内周面との間に備えられ、内輪・外輪
    及び前記内輪と外輪との間に複数個のボールが配列され
    るようした一対の上部ベアリング及び下部ベアリングか
    らなるボールベアリングユニットと、前記上部ベアリン
    グの内輪と前記ロータケーシングとの間に挿入されるモ
    ータの振動を低減するダンピング手段とを備えたスピン
    ドルモータ。
  8. 【請求項8】 前記ダンピング手段の少なくとも一方の
    側には、前記ダンピング手段より硬い物質から作られる
    補強板が付着されている請求項7に記載のスピンドルモ
    ータ。
  9. 【請求項9】 ベースプレートと、 前記ベースプレートに固定されるシャフトと、 コアと捲線コイルを有するステータと、前記シャフトの
    一端に固定されるロータケーシングと該ロータケーシン
    グの内壁に固定される永久磁石とを有し、前記ステータ
    を被覆しつつ、前記ステータとの間に間隙を有するよう
    に配されるロータと、前記シャフトの外周面と前記サポ
    ートハウジングの内周面との間に備えられ、内輪・外輪
    及び前記内輪と外輪との間に複数個のボールが配列され
    るようした一対の上部ベアリング及び下部ベアリングか
    らなるボールベアリングユニットと、前記ベースプレー
    トと下部ベアリングの内輪との間に挿入されるモータの
    振動を低減するダンピング手段とを備えたスピンドルモ
    ータ。
  10. 【請求項10】 前記ダンピング手段の少なくとも一方
    の側には、前記ダンピング手段より硬い物質から作られ
    る補強板が付着されている請求項9に記載のスピンドル
    モータ。
JP11088885A 1999-01-23 1999-03-30 スピンドルモ―タ Pending JP2000224802A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019990002138A KR20000051598A (ko) 1999-01-23 1999-01-23 스핀들 모터
KR1999-2138 1999-01-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000224802A true JP2000224802A (ja) 2000-08-11

Family

ID=19572206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11088885A Pending JP2000224802A (ja) 1999-01-23 1999-03-30 スピンドルモ―タ

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2000224802A (ja)
KR (1) KR20000051598A (ja)
CN (1) CN1262546A (ja)
SG (1) SG98368A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101077368B1 (ko) * 2009-07-24 2011-10-27 삼성전기주식회사 선형 진동 장치
CN102403828A (zh) * 2010-09-15 2012-04-04 常州新亚电机有限公司 电动机
KR101236362B1 (ko) * 2011-05-24 2013-02-22 (주)옵티스 스핀들 모터
JP2019154226A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR920008487Y1 (ko) * 1988-06-30 1992-11-30 삼성전기 주식회사 세탁기용 감속기의 프레네트기어(planet gear)의 구조
JPH02223363A (ja) * 1989-02-22 1990-09-05 Hitachi Ltd キャプスタンモータ
JP2996805B2 (ja) * 1992-04-28 2000-01-11 日本電産株式会社 スピンドルモータ
JP3117788B2 (ja) * 1992-05-09 2000-12-18 日本電産株式会社 スピンドルモータ
JPH0739103A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Fuji Electric Co Ltd 磁気ディスク駆動用スピンドルモータ
JPH0767284A (ja) * 1993-08-27 1995-03-10 Sanyo Electric Co Ltd モータの軸受装置
JPH0928054A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Fuerootec:Kk 磁性流体シールを備えたスピンドルモータ
JP2000163859A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Fujitsu Ltd 記録ディスク駆動装置およびスピンドルモータ

Also Published As

Publication number Publication date
SG98368A1 (en) 2003-09-19
KR20000051598A (ko) 2000-08-16
CN1262546A (zh) 2000-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5541460A (en) Passive magnetic bearings for a spindle motor
US7692892B2 (en) Two-material base for a data storage system
EP0754871A1 (en) Shaft seal for hydrodynamic bearing unit
US6717308B2 (en) Electric spindle motor and method having magnetic starting/stopping device
JP5563775B2 (ja) ディスク駆動装置
JPH06295525A (ja) ディスクドライブスピンドルモーター
JP2696033B2 (ja) ディスク装置用スピンドルモータ
US8315011B2 (en) Disk drive device improved in stiffness of fluid dynamic bearing
US7122922B2 (en) Base plate for spindle motor
JP2000224802A (ja) スピンドルモ―タ
JP4294513B2 (ja) 密閉型記録ディスク駆動装置並びに記録ディスク駆動装置向けクランプおよびスペーサおよびスピンドルモータ
JP3362614B2 (ja) スピンドルモータ
JP2541789B2 (ja) デ―タ記憶ディスク・ドライブ
KR100594290B1 (ko) 하드 디스크 드라이브
KR100393556B1 (ko) 스핀들 모터
JP2604242B2 (ja) ディスク駆動装置
JPH06133515A (ja) ブラシレスモータ
JPH0783234A (ja) 玉軸受及びこれを用いたスピンドルモータ
JP2001309604A (ja) スピンドルモータ及びこれを備えた磁気ディスク駆動装置
KR20020045670A (ko) 스핀들 모터
JPH0865985A (ja) 薄型電動機
JP2002101602A (ja) モータ
JPH07154939A (ja) 小型直流モータ
JPH11110895A (ja) 情報機器のスピンドルモータ
JPH0993896A (ja) スピンドルモータ