JP2000224392A - 撮像装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000224392A
JP2000224392A JP11022830A JP2283099A JP2000224392A JP 2000224392 A JP2000224392 A JP 2000224392A JP 11022830 A JP11022830 A JP 11022830A JP 2283099 A JP2283099 A JP 2283099A JP 2000224392 A JP2000224392 A JP 2000224392A
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Makoto Ise
誠 伊勢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCD撮像素子及びCDS回路を有する撮像
装置においてSSCGを用いる場合に、CCD出力の振
幅変動をなくし、SSCGによるEMI対策の効果をよ
り充分なものにする。 【解決手段】 水晶発振器4からの基準周波数信号は、
SSCG3により周波数変調されて拡大スペクトル・ク
ロック信号となる。タイミング発生回路2は、上記クロ
ック信号に同期したCCD撮像素子1の駆動信号とサン
プルホールド回路7、8、9のための2つのサンプルホ
ールド信号とを生成する。これらのサンプルホールド信
号は、遅延器5、6でそれぞれ所定時間遅延されてサン
プルホールド信号SH1、SH2となり、各サンプルホ
ールド回路7、8、9に供給される。サンプルホールド
回路8、9の出力信号は、差動増幅器10に供給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、方法及
びそれらに用いられるコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体に関し、特に、SSCG(スペクトラム拡散クロッ
クジェネレータ)を用いて、CCDセンサ等の撮像素子
を駆動する撮像装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ、デジタル複写
機、イメージスキャナ等の画像入力装置には、図5に示
すようなBILINAR構造のCCDラインセンサが広
く利用されている。このようなラインセンサには、図5
に示すように偶数画素と奇数画素の信号電荷を別々に読
み出して転送し、奇数画素信号(以下ODD信号と略
す)及び偶数画素信号(以下EVEN信号と略す)とし
て撮像信号を分離出力するものがある。また、その後段
には、CCD転送時に生じたリセットノイズ成分を除去
するためのCDS(相関2重サンプリング)回路54、
55を有している。
【0003】上記ラインセンサを構成するCCD(電荷
結合素子)は、1ライン上の受光素子の電荷を、奇数番
目、偶数番目のシフトゲートがそれぞれ開くことによ
り、ODD信号用、EVEN信号用のCCDシフトレジ
スタ50、51に1画素ごとに交互に振り分けて、転送
パルスに応じて電荷を出力部のフローティングキャパシ
タにそれぞれ転送するようにしている。
【0004】そして、1画素の信号がフローティングキ
ャパシタから出力バッファ52、53に与えられて、こ
の出力バッファ52、53により電圧レベルに変換され
て、1画素単位の映像信号がそれぞれ出力されるように
なされている。上記フローティングキャパシタは1画素
の信号を出力するごとにリセットパルスによりクリアさ
れる。従って、CCD出力信号は、1画素ごとに、フロ
ーティングキャパシタのリセット動作により発生するリ
セット成分と、リセットパルスの相関ノイズが重畳する
フィールドスルー部分と、映像信号部分とからなる。
【0005】上記CDS回路は、CCD出力信号のうち
フィールドスルー部分のリセットレベルと映像信号部分
の画素レベルとの差分を求め、これによって相関ノイズ
成分を映像信号から排除するノイズ除去回路である。
【0006】図6にCDS回路の基本構成、図7に入力
するラインセンサと上記リセットレベルと画素レベルの
それぞれを抽出するためのサンプルホールド回路の制御
タイミングを示す。図6において、CDS回路は、直列
接続されたサンプルホールド回路60、61とサンプル
ホールド回路62とを有し、それぞれサンプルホールド
信号SH1、SH2を用いてCCD撮像素子の出力をサ
ンプルホールドする。そして、差動増幅器63でサンプ
ルホールド回路60、61の各出力の差分がとられるよ
うに構成されている。
【0007】CDS回路54、55を介して出力された
撮像信号は、それぞれ増幅器56、57で後段のAD変
換器58、59の入力レンジに合わせて、所定の信号レ
ベルに増幅された後に、AD変換器58、59によりデ
ジタル信号に変換されて、それぞれ後段のデジタル画像
処理回路(不図示)に伝送される。
【0008】ところで、デジタル複写機やイメージスキ
ャナ等の原稿読取りに係る解像度やスピードは、近年の
高画質、高精細化の市場ニーズを受けて、年々、高まる
傾向にある。そして、解像度やスピードの向上に合わせ
て、上記画像入力装置を構成するCCD撮像素子を駆動
するための転送パルスや、CDS回路を駆動するための
サンプルホールドパルスの駆動周波数や、さらに、これ
に連動するAD変換器を含めた後段の全てのデジタル信
号処理回路に対する駆動周波数の高速化が急速に進んで
いる。
【0009】これらの高速駆動回路は、この回路が生成
し放出する電磁干渉(EMI)に関して特に敏感になる
必要がある。EMI放出のスペクトル成分は、普通はそ
のピーク振幅を、クロック回路の基本周波数の高調波に
有している。そこで、アメリカのFCCのような数多く
の規制制定組織は、このような製品に対して試験手順と
最大許容放出量を定めている。例えば、電気技術合理化
委員会(国際無線干渉特別委員会(C.I.S.P.
R))は、規制に対する適合性を決めるために、測定装
置と技術を定めるガイドラインを備えている。特に、ク
ロック回路の対象となる周波数帯域の場合、測定される
6dB帯域は比較的広い120KHzである。
【0010】このようなEMI放出に対する行政機関の
制限に適合するためには、高コストの抑制素子又は大型
の遮蔽部品が要求されると思われる。EMIを減少する
他の対策として、ループ及び他に潜在する放射構造を最
小限にするために、プリント基板上の信号経路を慎重に
検討して作成する方法がある。残念ながら、このような
対策は、しばしば内部接地面を備えた非常に大型の多層
回路ボードを要することになる。その上、EMI放出量
を減少するために多大な技術的な労力を投入しなければ
ならない。
【0011】EMI放出に起因する欠点は、回路の駆動
クロック速度の高速化により特に悪くなることである。
このような高速クロック機器の増大するEMI対策とし
て、例えば、特開平07−235862号公報により、
マイクロプロセッサ又は他のデジタル回路を比較的高い
周波数でドライブするようにしてクロック信号を生成
し、なおかつ、比較的広い帯域幅に対して測定されるE
MI成分のスペクトル振幅を減少させるようにしたクロ
ック生成回路に関連する方法が開示されている。
【0012】即ち、上記公報におけるクロック生成回路
は、基準周波数信号を生成するための発振器と、基本又
は中心周波数信号発生器と、減少された振幅のEMIス
ペクトル成分を基本周波数の高調波に有する拡大スペク
トル・クロック出力信号を生成するための拡大スペクト
ル・クロック生成手段を搭載するクロック回路とから構
成される。特に、上記拡大スペクトル・クロック生成手
段は、クロック・パルスのシリーズを生成するためのク
ロック・パルス生成手段と、クロック・パルス生成手段
に依って生成されると考えられるEMIスペクトル成分
の振幅を拡大し、且つ平らにするクロック・パルス生成
手段を変調するための拡大スペクトル変調手段を好都合
に搭載している。
【0013】図8にクロック信号の変調プロファイルの
一例と、図9にこのときの基準クロック信号波形(実
線)に対する変調クロック信号波形(破線)の変動の様
子を示す。図8において、横軸は時間を表わし、縦軸は
クロック信号の周波数偏移量を表わしている。変調クロ
ック信号は、基準クロック信号を中心に、周期的に所定
の偏移幅および軌跡により、周波数変動を繰り返すもの
である。
【0014】そして、当該技術である拡大スペクトル・
クロック生成回路を搭載する電子デバイスにおいては、
高価な遮蔽構造又は他のEMI抑制技術の大幅な減少又
は除去が、効果として得られることが明示されている。
【0015】このようなEMI抑制効果から、近年、コ
ンピュータを初めとする高速クロックで作動する各種デ
ジタル機器分野において、上記拡大スペクトル・クロッ
ク生成回路(Spread Spectrum Clo
ck Generator、以降略してSSCGと記
す)は特に注目を集めている。当然のことながら、前述
したデジタル複写機やイメージスキャナ等の画像入力装
置の分野においても、SSCGは、その高速化に際して
同様のEMI抑制効果を期待し得るものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者が、画像入力装置を構成するCCD撮像素子及びCD
S回路を含む信号処理回路において、上記SSCGをそ
の駆動クロック信号に対して実施・適用を試みたとこ
ろ、撮像信号の処理過程において、上述したEMIスペ
クトル成分の振幅を拡大し且つ平らにするために、駆動
クロック信号に施したクロック変調成分に呼応して、信
号振幅が周期的に変動するという問題が発生した。
【0017】そして、本発明者の解析によれば、上記変
調周期による振幅変動の主要因(要因は複数あるが)
が、上記CDS回路にあることが判明している。変調ク
ロックによる振幅変動の発生過程を具体的に説明するた
めに、CCD撮像信号の出力とCDS回路のサンプルホ
ールド信号とのタイミング関係を図10に示す。
【0018】図10において、CCD撮像素子の信号電
荷を駆動・転送するための各駆動信号及びCDS回路の
サンプルホールド信号は、基準クロック信号を分周(あ
るいは逓倍)し、同期回路により所望の同期タイミング
によって生成するのが通例であり、この場合には、CC
D出力及び各タイミング信号は固定周期(実線)とな
り、SSCGを介した変調クロック信号を用いた場合に
は、各信号ともに連動して、所定の変調周波数によるク
ロック周期のぶれ(破線)を生じる結果となる。
【0019】この時、CCD出力もCCD駆動信号その
他のクロック信号に同期連動して周期ぶれを生じるが、
CCD出力の出力応答特性である出力遅延時間t1、t
2は、クロック周期Tによらず一定である。そのため
に、後段のCDS回路のサンプルホールド信号によりサ
ンプルホールドされるCCD出力信号のフィードスルー
期間と、光量に応じた出力を行う映像信号期間のタイミ
ングが、上記サンプルホールド信号の周期のぶれに伴っ
て微妙にずれる。
【0020】フィードスルー期間、光信号出力(映像)
期間のCCD信号波形は、厳密に見れば、フラットでは
ないため、フィードスルー期間のサンプルホールド出力
値と光信号出力期間のサンプルホールド出力値とがそれ
ぞれ変動して、結果的に、上記CDS回路の出力信号の
振幅も、上記周期ぶれに連動して、CDS回路から出力
される撮像信号の出力振幅にずれ(振幅変動)を生じて
いた。
【0021】以上のような理由から、上記SSCGの周
期ぶれに連動する振幅変動は、装置の高速化により、ま
た、SSCGの変調度(周波数偏移量)の増大により、
より一層大きなものとなり、これにより著しい画像劣化
を生ずるようになる。
【0022】従って、本発明の目的は、デジタル複写機
やイメージスキャナ等の画像入力装置を構成するCCD
撮像素子およびCDS回路を含む信号処理回路におい
て、上記SSCGを用いた際の振幅変動の弊害を排除
し、EMI対策に極めて有効な撮像装置を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による撮像装置においては、被写体を撮像
する撮像素子と、上記撮像素子の出力信号をそれぞれサ
ンプルホールドする第1及び第2のサンプルホールド手
段と、基準周波数信号を発生する発生手段と、上記基準
周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生
成する生成手段と、上記生成された拡大スペクトル・ク
ロック信号に同期して上記撮像素子の駆動信号と上記第
1、第2のサンプルホールド手段を駆動する第1、第2
のサンプルホールド信号とを生成する駆動信号生成手段
と、上記第1、第2のサンプルホールド信号のうちの少
なくとも一つを所定時間だけ遅延させて上記第1、第2
のサンプルホールド手段の少なくとも一つに供給する遅
延手段と、上記第1、第2のサンプルホールド手段の出
力信号のサンプルホールド出力間の差分を求める差動増
幅手段とを設けている。
【0024】また、本発明による他の撮像装置において
は、被写体を撮像する撮像素子と、上記撮像素子の出力
信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、
基準周波数信号を発生する発生手段と、上記基準周波数
信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する
生成手段と、上記生成された拡大スペクトル・クロック
信号に同期して上記撮像素子の駆動信号と上記サンプル
ホールド手段を駆動するサンプルホールド信号とを生成
する駆動信号生成手段と、上記サンプルホールド信号を
所定時間だけ遅延させて上記サンプルホールド手段に供
給する遅延手段と、上記サンプルホールド手段の出力信
号を増幅する増幅手段とを設けている。
【0025】また、本発明による撮像方法においては、
基準周波数信号を発生する手順と、上記基準周波数信号
を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する手順
と、上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同
期して撮像素子の駆動信号と第1、第2のサンプルホー
ルド信号とを生成する手順と、上記駆動信号で駆動され
る上記撮像素子を用いて被写体を撮像する手順と、上記
第1、第2のサンプルホールド信号のうちの少なくとも
一つを所定時間だけ遅延させる手順と、上記撮像素子の
出力信号を上記少なくとも一つが遅延された第1及び第
2のサンプルホールド信号を用いてそれぞれサンプルホ
ールドする手順と、上記第1、第2のサンプルホールド
信号によるサンプルホールド出力間の差分を求める手順
とを設けている。
【0026】また、本発明による他の撮像方法において
は、基準周波数信号を発生する手順と、上記基準周波数
信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する
手順と、上記生成された拡大スペクトル・クロック信号
に同期して撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号
とを生成する手順と、上記駆動信号で駆動される上記撮
像素子により被写体を撮像する手順と、上記サンプルホ
ールド信号を所定時間だけ遅延させる手順と、上記遅延
されたサンプルホールド信号を用いて上記撮像素子の出
力信号をサンプルホールドする手順と、上記サンプルホ
ールドされた信号を増幅する手順とを設けている。
【0027】また、本発明による記憶媒体においては、
基準周波数信号を発生する処理と、上記基準周波数信号
を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する処理
と、上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同
期して撮像素子の駆動信号と第1、第2のサンプルホー
ルド信号とを生成する処理と、上記駆動信号で駆動され
る上記撮像素子を用いて被写体を撮像する処理と、上記
第1、第2のサンプルホールド信号のうちの少なくとも
一つを所定時間だけ遅延させる処理と、上記撮像素子の
出力信号を上記少なくとも一つが遅延された第1及び第
2のサンプルホールド信号を用いてそれぞれサンプルホ
ールドする処理と、上記第1、第2のサンプルホールド
信号によるサンプルホールド出力間の差分を求める処理
とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0028】また、本発明による他の記憶媒体において
は、基準周波数信号を発生する処理と、上記基準周波数
信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する
処理と、上記生成された拡大スペクトル・クロック信号
に同期して撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号
とを生成する処理と、上記駆動信号で駆動される上記撮
像素子により被写体を撮像する処理と、上記サンプルホ
ールド信号を所定時間だけ遅延させる処理と、上記遅延
されたサンプルホールド信号を用いて上記撮像素子の出
力信号をサンプルホールドする処理と、上記サンプルホ
ールドされた信号を増幅する処理とを実行するためのプ
ログラムを記憶している。
【0029】また、本発明による他の撮像装置において
は、被写体を撮像する撮像素子と、上記撮像素子の出力
信号をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、
基準周波数信号を発生する発生手段と、上記基準周波数
信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する
生成手段と、上記生成された拡大スペクトル・クロック
信号に同期して上記撮像素子の駆動信号と上記サンプル
ホールド手段を駆動するサンプルホールド信号とを生成
する駆動信号生成手段と、上記サンプルホールド信号を
所定時間だけ遅延させて上記サンプルホールド手段に供
給する遅延手段とを設けている。
【0030】また、本発明による他の撮像方法において
は、基準周波数信号を発生する手順と、上記基準周波数
信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成する
手順と、上記生成された拡大スペクトル・クロック信号
に同期して撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号
とを生成する手順と、上記生成されたサンプルホールド
信号を所定時間遅延させる手順と、上記遅延されたサン
プルホールド信号により上記撮像素子の出力信号をサン
プルホールドする手順とを設けている。
【0031】さらに、本発明による他の記憶媒体におい
ては、基準周波数信号を発生する処理と、上記基準周波
数信号を変調し拡大スペクトル・クロック信号を生成す
る処理と、上記生成された拡大スペクトル・クロック信
号に同期して撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信
号とを生成する処理と、上記生成されたサンプルホール
ド信号を所定時間遅延させる処理と、上記遅延されたサ
ンプルホールド信号により上記撮像素子の出力信号をサ
ンプルホールドする手順とを実行するためのプログラム
を記憶している。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に
よる撮像装置を示すブロック図、図2はその動作を説明
するための各信号のタイミングチャートである。図1に
おいて、まず、CCD撮像素子1の出力信号がサンプル
ホールド回路7及び9に供給される。サンプルホールド
回路7でサンプルホールドされた出力は、さらにサンプ
ルホールド回路8でサンプルホールドされ、その出力が
差動増幅器10の正極に入力される。また、サンプルホ
ールド回路9でサンプルホールドされた出力は差動増幅
器10の負極に入力される。
【0033】また、水晶発振器4の出力が基準クロック
信号として、SSCG(拡大スペクトル・クロック生成
回路)3を介してタイミング信号発生回路2のクロック
信号として供給されている。タイミング信号発生回路2
からはCCD撮像素子1に対する複数の転送・駆動信号
が供給されると共に、上記サンプルホールド回路7、
8、9に供給されるサンプルホールド信号の元になる2
つのトリガ信号がそれぞれアナログ遅延器5、6に入力
されている。そして、アナログ遅延器5の遅延出力がサ
ンプルホールド回路7にサンプルホールドパルスSH1
として供給され、アナログ遅延器6の遅延出力がサンプ
ルホールド回路8、9にサンプルホールドパルスSH2
として供給される。
【0034】差動増幅器10からは、正負の入力端子か
らの信号の引き算出力が、後段のAD変換器(不図示)
に対する入力レンジに合わせた信号レベルに増幅されて
出力されるようになされている。
【0035】次に、上記構成による動作について図2に
示す各部の信号波形図を参照して説明する。水晶発振器
4の出力は周波数固定で一定周期の基準クロック信号で
あり、図8、9において説明したように、SSCG3を
介して出力されたクロック信号は、上記基準クロック信
号の周波数を所定の周期で偏移させた変調クロック信号
となっている。この変調クロック信号は、タイミング信
号発生器2のクロック信号として使用される。
【0036】タイミング信号発生器2は内部が同期回路
で構成されており、このタイミング信号発生器2から
は、上記変調クロック信号を分周(あるいは逓倍)した
信号に同期をとりながら、CCD撮像素子1の各種駆動
信号や、サンプルホールド信号の元になるトリガ信号が
生成される。
【0037】従って、タイミング信号発生器2から生成
されるこれらの出力信号は全て、入力変調クロック信号
に同期連動して周期の増減するタイミング信号になる。
そして、このときCCD出力波形もまた、タイミング信
号発生器2からの駆動信号により、図2に示すように、
変調クロック信号に同期連動して1画素周期Tで増減す
る信号になっている。
【0038】CCD出力は、CCDシフトレジスタの最
終転送段の転送クロック信号(各種駆動信号の中の一
つ)に同期して出力信号を発生するまでに、その回路応
答特性から所定の遅延時間を必要とする。このとき、転
送動作を開始してからCCD出力のフィードスルー信号
レベルが確定するまでの時間がt2であり、光出力信号
(映像信号)レベルが確定するまでの時間がt1であ
る。
【0039】そして、このようなCCD出力波形に対し
て、フイドスルー信号レベル及び光出力信号レベルを適
切にサンプルホールドできるように、まず、上記最終転
送段の転送クック信号に同期したトリガ信号をタイミン
グ発生回路2によりそれぞれ生成し、その後、これらの
トリガ信号をアナログ的に遅延させている。即ち、上記
トリガ信号を時間t1だけ遅延させて光出力信号レベル
をサンプルホールドするSH1信号が生成され、時間t
2だけ遅延させてフイドスルー信号レベルをサンプルホ
ールドするSH2信号が生成される。尚、アナログ遅延
器5、6には、インダクタやコンデンサなどの受動素子
を用いたパルスディレーを利用できる。
【0040】以上のように、本実施の形態による撮像装
置によれば、SSCGの変調クック信号に連動してCC
D出力波形に対し1画素周期Tの増減が生じても、CD
S回路のサンプルホールド動作により、確実にCCD出
力のフイドスルー信号レベル及び光出力信号レベルを捉
えることができる。
【0041】次に、第2の実施の形態を説明する。本発
明は、CDS回路だけではなく、撮像素子出力段の単純
なサンプルホールド回路に対しても、CCD出力信号の
SSCGによる周期変動に対して同様の効果が得ること
ができる。
【0042】図3は、第2の実施の形態による撮像装置
を示すブロック図であり、図4はその動作を説明するた
めの各信号のタイミングチャートである。図3におい
て、CCD撮像素子31の出力信号がサンプルホールド
回路36に供給される。サンプルホールド回路36でサ
ンプルホールドされた出力は増幅器37に入力される。
また、水晶発振器44の出力が基準クロック信号として
SSCG(拡大スペクトル・クロック生成回路)33を
介してタイミング信号発生器32のクロック信号として
供給されている。
【0043】タイミング信号発生器32からは、CCD
撮像素子31に対する複数の転送・駆動信号が供給され
ると共に、上記サンプルホールド回路36に供給される
サンプルホールド信号の元になるトリガ信号がアナログ
遅延器35に入力されている。そして、アナログ遅延器
35の遅延出力がサンプルホールド回路36にサンプル
ホールドパルスSHとして供給される。増幅器7は、入
力信号を後段のAD変換器(不図示)に対する入力レン
ジに合わせた信号レベルに増幅して出力するようになさ
れている。
【0044】次に、上記構成による動作について図4に
示す各部の信号波形図を参照して説明する。水晶発振器
34の出力は周波数固定で一定周期の基準クロック信号
であり、図8、9において説明したように、SSCG3
3を介して出力されたクロック信号は、上記基準クロッ
ク信号の周波数を所定の周期で偏移させた変調クロック
信号となっている。この変調クロック信号は、タイミン
グ信号発生器32のクロック信号として使用される。
【0045】タイミング信号発生器32は内部が同期回
路で構成されており、このタイミング信号発生器32か
らは、上記変調クロック信号を分周(あるいは逓倍)し
た信号に同期をとりながら、CCD撮像素子31の各種
駆動信号や、サンプルホールド信号の元になるトリガ信
号が生成される。
【0046】従って、タイミング信号発生器2から生成
されるこれらの出力信号は全て、入力変調クロック信号
に同期連動して周期の増減するタイミング信号になる。
そして、このときCCD出力波形もまた、タイミング信
号発生器32からの駆動信号により、図4に示すよう
に、変調クロック信号に同期連動して1画素周期Tで増
減する信号になっている。
【0047】CCD出力は、CCDシフトレジスタの最
終転送段の転送クロック信号(各種駆動信号の中の一
つ)に同期して出力信号を発生するまでに、その回路応
答特性から所定の遅延時間を必要とする。このとき、転
送動作を開始してからCCD出力の光出力信号レベルが
確定するまでの時間がtである。
【0048】このようなCCD出力波形に対して、光出
力信号レベルを適切にサンプルホールドできるように、
まず、上記最終転送段の転送クロック信号に同期したト
リガ信号をタイミング発生回路32により生成し、その
後に、これらのトリガ信号をアナログ的に遅延させてい
る。即ち、上記トリガ信号を時間tだけ遅延させて光出
力信号レベルをサンプルホールドするSH信号が生成さ
れる。尚、アナログ遅延器35には、インダクタやコン
デンサなどの受動素子を用いたパルスディレーを利用で
きる。
【0049】本実施の形態によれば、SSCGの変調ク
ロック信号に連動してCCD出力波形に対し1画素周期
Tの増減が生じても、CCD出力段のサンプルホールド
動作により、確実にCCD出力の光出力信号レベルを捉
えることができる。
【0050】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。本発明の目的は、ハードウェア
構成により達成することも可能であり、また、CPUと
メモリとで構成されるコンピュータシステムで達成する
こともできる。コンピュータシステムで構成する場合、
上記メモリは本発明による記憶媒体を構成する。即ち、
上述した各実施の形態において説明した動作を実行する
ためのソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶
媒体をシステムや装置で用い、そのシステムや装置のC
PUが上記記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し、実行することにより、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0051】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0052】従って、この記憶媒体を図1、図3に示し
たシステムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、前述した各実施の形態と同等の機能を実現でき
ると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的
を達成することができる。
【0053】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能を
実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発
明の目的を達成することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基準クロック周波数及びSSCGの変調周波数に依ら
ず、CCD出力信号の所定の立ち上りポイントを確実に
サンプルホールドすることが可能となり、SSCGの変
調周波数の影響を受けることのない、安定かつ良好な撮
像信号の画質を得ることができる。
【0055】さらに、CCDの駆動周波数の高速化や、
SSCGによるクロック信号の周波数偏移量の増加に際
しても、タイミング余裕が容易に得られるようになった
ので、デジタル複写機やイメージスキャナ等の撮像装置
において、より一層の高速化の実現と、それに伴う機器
の放射の増大に対して、SSCGによるEMI効果を、
十分に引き出すことができ、これにより装置全体に係る
EMI対策コストの大幅な削減を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態による撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図5】従来のラインセンサの構成図である。
【図6】CDS回路の基本構成を示すブロック図であ
る。
【図7】CDS回路の信号波形図である。
【図8】SSCGによるクロック信号の変調プロファイ
ルを示す図である。
【図9】SSCGによるクロック信号の信号波形図であ
る。
【図10】SSCGによるCDS回路の信号波形図であ
る。
【符号の説明】
1、31 CCD 2、32 タイミング発生回路 3、33 SSCG 4、34 水晶発振器 5、6、35 アナログ遅延器 7、8、9 サンプルホールド回路 10 差動増幅器 36 増幅器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像素子と、 上記撮像素子の出力信号をそれぞれサンプルホールドす
    る第1及び第2のサンプルホールド手段と、 基準周波数信号を発生する発生手段と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する生成手段と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て上記撮像素子の駆動信号と上記第1、第2のサンプル
    ホールド手段を駆動する第1、第2のサンプルホールド
    信号とを生成する駆動信号生成手段と、 上記第1、第2のサンプルホールド信号のうちの少なく
    とも一つを所定時間だけ遅延させて上記第1、第2のサ
    ンプルホールド手段の少なくとも一つに供給する遅延手
    段と、 上記第1、第2のサンプルホールド手段のサンプルホー
    ルド出力間の差分を求める差動増幅手段とを設けたこと
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記差動増幅手段は、画素信号を生成す
    るCDS(相関2重サンプリング)回路を構成すること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のサンプルホールド手段は、上
    記撮像素子の出力信号のリセットレベルを保持するフィ
    ードスルー期間をサンプルホールドするものであること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のサンプルホールド手段は、上
    記撮像素子の出力信号における光信号出力期間をサンプ
    ルホールドするものであることを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記駆動信号生成手段から得られる第
    1、第2のサンプルホールド信号は、上記撮像素子の最
    終転送段における転送駆動信号であることを特徴とする
    請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 被写体を撮像する撮像素子と、 上記撮像素子の出力信号をサンプルホールドするサンプ
    ルホールド手段と、 基準周波数信号を発生する発生手段と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する生成手段と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て上記撮像素子の駆動信号と上記サンプルホールド手段
    を駆動するサンプルホールド信号とを生成する駆動信号
    生成手段と、 上記サンプルホールド信号を所定時間だけ遅延させて上
    記サンプルホールド手段に供給する遅延手段と、 上記サンプルホールド手段の出力信号を増幅する増幅手
    段とを設けたことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記サンプルホールド手段は、上記撮像
    素子の出力信号における光信号出力期間をサンプルホー
    ルドするものであることを特徴とする請求項6記載の撮
    像装置。
  8. 【請求項8】 上記駆動信号生成手段から得られるサン
    プルホールド信号は、上記撮像素子の最終転送段におけ
    る転送駆動信号であることを特徴とする請求項6記載の
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 基準周波数信号を発生する手順と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する手順と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て撮像素子の駆動信号と第1、第2のサンプルホールド
    信号とを生成する手順と、 上記駆動信号で駆動される上記撮像素子を用いて被写体
    を撮像する手順と、 上記第1、第2のサンプルホールド信号のうちの少なく
    とも一つを所定時間だけ遅延させる手順と、 上記撮像素子の出力信号を上記少なくとも一つが遅延さ
    れた第1及び第2のサンプルホールド信号を用いてそれ
    ぞれサンプルホールドする手順と、 上記第1、第2のサンプルホールド信号によるサンプル
    ホールド出力間の差分を求める手順とを設けたことを特
    徴とする撮像方法。
  10. 【請求項10】 基準周波数信号を発生する手順と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する手順と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号とを生成
    する手順と、 上記駆動信号で駆動される上記撮像素子により被写体を
    撮像する手順と、 上記サンプルホールド信号を所定時間だけ遅延させる手
    順と、 上記遅延されたサンプルホールド信号を用いて上記撮像
    素子の出力信号をサンプルホールドする手順と、 上記サンプルホールドされた信号を増幅する手順とを設
    けたことを特徴とする撮像方法。
  11. 【請求項11】 基準周波数信号を発生する処理と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する処理と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て撮像素子の駆動信号と第1、第2のサンプルホールド
    信号とを生成する処理と、 上記駆動信号で駆動される上記撮像素子を用いて被写体
    を撮像する処理と、 上記第1、第2のサンプルホールド信号のうちの少なく
    とも一つを所定時間だけ遅延させる処理と、 上記撮像素子の出力信号を上記少なくとも一つが遅延さ
    れた第1及び第2のサンプルホールド信号を用いてそれ
    ぞれサンプルホールドする処理と、 上記第1、第2のサンプルホールド信号によるサンプル
    ホールド出力間の差分を求める処理とを実行するための
    プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  12. 【請求項12】 基準周波数信号を発生する処理と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する処理と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号とを生成
    する処理と、 上記駆動信号で駆動される上記撮像素子により被写体を
    撮像する処理と、 上記サンプルホールド信号を所定時間だけ遅延させる処
    理と、 上記遅延されたサンプルホールド信号を用いて上記撮像
    素子の出力信号をサンプルホールドする処理と、 上記サンプルホールドされた信号を増幅する処理とを実
    行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 被写体を撮像する撮像素子と、 上記撮像素子の出力信号をサンプルホールドするサンプ
    ルホールド手段と、 基準周波数信号を発生する発生手段と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する生成手段と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て上記撮像素子の駆動信号と上記サンプルホールド手段
    を駆動するサンプルホールド信号とを生成する駆動信号
    生成手段と、 上記サンプルホールド信号を所定時間だけ遅延させて上
    記サンプルホールド手段に供給する遅延手段とを設けた
    ことを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 基準周波数信号を発生する手順と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する手順と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号とを生成
    する手順と、 上記生成されたサンプルホールド信号を所定時間遅延さ
    せる手順と、 上記遅延されたサンプルホールド信号により上記撮像素
    子の出力信号をサンプルホールドする手順とを設けたこ
    とを特徴とする撮像方法。
  15. 【請求項15】 基準周波数信号を発生する処理と、 上記基準周波数信号を変調し拡大スペクトル・クロック
    信号を生成する処理と、 上記生成された拡大スペクトル・クロック信号に同期し
    て撮像素子の駆動信号とサンプルホールド信号とを生成
    する処理と、 上記生成されたサンプルホールド信号を所定時間遅延さ
    せる処理と、 上記遅延されたサンプルホールド信号により上記撮像素
    子の出力信号をサンプルホールドする手順とを実行する
    ためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
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