JP2000224111A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JP2000224111A
JP2000224111A JP11024088A JP2408899A JP2000224111A JP 2000224111 A JP2000224111 A JP 2000224111A JP 11024088 A JP11024088 A JP 11024088A JP 2408899 A JP2408899 A JP 2408899A JP 2000224111 A JP2000224111 A JP 2000224111A
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Nobuyuki Ishikawa
伸行 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンチレーションによる信号レベルの変化と
天候変換による信号レベルの変化を吸収して安定した光
空間伝送を行う。 【解決手段】 本発明の光空間伝送装置は、天候の変化
の影響によるレベルの変動成分を調整する低速AGC回
路11と、シンチレーションの影響によるレベルの変動
成分を調整する高速AGC回路13と、これらのAGC
回路を制御する検波制御回路15とを備える。検波制御
回路15は、受信信号の低周波成分に応じて低速AGC
回路11を制御し、天候の変化の影響によるレベルの変
動成分をなくし受信信号が一定となるようにする。検波
制御回路15は、受信信号の高周波成分に応じて高速A
GC回路13を制御し、シンチレーションによるレベル
の変動成分をなくし受信信号が一定となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いた
光空間伝送を行う光空間伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を用いて情報の光空間伝送を行
う光空間伝送装置においては、レーザ光を送信信号に応
じて変調して外部に出射するとともに、外部から入射し
た変調されたレーザ光を受光して復調することによっ
て、情報の送受信を行っている。
【0003】例えば、図5に示すような一方の光空間伝
送装置101と他方の光空間伝送装置102との間のレ
ーザ光による光空間伝送は、一方の光空間伝送装置10
1(又は102)が発生したレーザ光をレンズ111を
介して出射し、他方の光空間伝送装置102(或いは1
01)がそのレーザ光をレンズ112を介して受光する
ことにより実現する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ光を
用いて長距離の情報伝送を行う場合、伝送媒体である大
気の影響によって、伝送するレーザ光のレベルが大幅に
変動する。そのため、従来から光空間伝送装置では、受
光したレーザ光を光電変換した後得られる信号に対して
AGC(Auto Gain Control)を行うことにより、大気
の影響によるレベル変動を吸収し、信号レベルを一定に
したのち復調を行っていた。
【0005】ここで、大気の影響によってレーザ光のレ
ベルが変動する要因としては、空気温度差による屈折率
の変化、ビームダンシング、錯乱などによる減衰等の影
響によるレーザ光のシンチレーションによるものがあ
る。また、その他の要因としては、レーザ光を伝送する
空間が雨になったり、晴れになったりすることによる影
響、即ち、天候の変化の影響によるものがある。
【0006】例えば、レーザ光のシンチレーションが生
じると、1.2km離れた2点間を伝送するレーザ光に
は、約100倍のレベル変化(電圧換算で±20dB)
が生じる。
【0007】また、天候の変化が生じると、受信側の光
空間伝送装置に入射するレーザ光には、0dBm〜−3
0dBmのパワーの変化が生じる。すなわち、光電変換
効率がη=0.4A/Wとしたとすると、80μV〜8
0mVの電圧変動(60dB:負荷200Ω)が生じ
る。
【0008】ところが、このシンチレーションによる信
号レベルの変化と天候の変化による信号レベルの変化と
をAGCで吸収して信号レベルを一定にしようとする
と、そのゲイン変化幅が100dB(=60dB+40
dB)となり、カバーレンジが広くなってしまう。その
ため、高速応答を実現しようとすると系が不安定となっ
てしまい、安定した光空間伝送を行うことができない。
【0009】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、シンチレーションによる信号レベルの変
化と天候変換による信号レベルの変化を吸収して、安定
した光空間伝送を行うことができる光空間伝送装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明にかかる光空間伝送装置は、レーザ光を変
調して外部に出射することにより情報を送信する送信部
と、外部から入射されたレーザ光を受光して受信信号を
生成しその受信信号を復調することにより情報を受信す
る受信部とを有し、レーザ光を用いた光空間伝送を行う
光空間伝送装置であって、受光したレーザ光を光電変換
して受信信号を生成する光電変換手段と、上記光電変換
手段により生成された受信信号を増幅する第1の増幅手
段と、上記第1の増幅手段により増幅された受信信号を
増幅する第2の増幅手段と、上記第1の増幅手段により
増幅された受信信号の低周波成分を検出し、検出した低
周波成分に基づき上記第1の増幅手段の出力が一定とな
るように上記第1の増幅手段の増幅度を制御する第1の
制御手段と、上記第1の増幅手段により増幅された受信
信号の高周波成分を検出し、検出した高周波成分に基づ
き上記第2の増幅手段の出力が一定となるように上記第
2の増幅手段の増幅度を制御する第2の制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】レーザ光を空間伝送する場合、天候の変化
の影響及びシンチレーションの影響により、伝送するレ
ーザ光のレベルが変動する。天候の変化の影響によるレ
ーザ光のレベルの変動の速度は非常に遅く、受光信号の
低周波成分に含まれている。反対に、シンチレーション
の影響によるレーザ光のレベルの変動の速度は、天候の
変化の影響による変動に対して早く、受光信号の高周波
成分に含まれている。
【0012】光空間伝送されたレーザ光を受光すること
により得られる受信信号を復調する場合、その受光信号
のレベルは一定となっている必要がある。従って、光空
間伝送されたレーザ光を受信する場合、天候の変化の影
響及びシンチレーションの影響により変動したレーザ光
のレベルを、自動調整しなければならない。
【0013】本発明では、天候の変化の影響によるレベ
ル変動を調整する手段と、シンチレーションの影響によ
るレベル変動を調整する手段とをそれぞれ別途設けて、
互いに独立にレーザ光のレベル調整を行う。
【0014】すなわち、本発明では、天候の変化の影響
によるレベルの変動成分を調整する第1の増幅手段と、
シンチレーションの影響によるレベルの変動成分を調整
する第2の増幅手段とを備えている。
【0015】そして、第1の増幅手段は、受信信号の低
周波成分の変化に応じて、その増幅度が制御され、出力
する受信信号が一定となるように増幅される。第2の増
幅手段は、受信信号の高周波成分の変化に応じて、その
増幅度が制御され、出力する受信信号が一定となるよう
に増幅される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の光空
間伝送装置について、図面を参照しながら説明する。
【0017】本発明の実施の形態の光空間伝送装置は、
図5に示したような、レーザ光を用いた双方向の光空間
伝送に用いられる。
【0018】本発明の実施の形態の光空間伝送装置の主
要構成図を図1に示す。
【0019】光空間伝送装置1に入力されたメインデー
タ及びサブデータは、送信信号処理部2により送信信号
に変換される。この送信信号は、例えば、497MHz
の中心周波数の搬送波をメインデータでbpsk変調し
た信号と、5.5MHzの中心周波数の搬送波をサブデ
ータでFM変調した信号とが重畳された信号である。メ
インデータには送信側から受信側へ伝達する情報が含ま
れており、サブデータには双方向伝送を行うためのサー
ボ情報等が含まれている。
【0020】送信信号処理部2により生成された送信信
号はドライバ3に送られる。ドライバ3は、送られた送
信信号に応じてレーザ発振器4を駆動する。
【0021】レーザ発振器4は、ドライバ3の駆動に応
じて、例えば、780nm〜820nmの波長の変調さ
れたレーザ光を出射する。レーザ発振器4から出射され
たレーザ光は、レンズ5A、ビームスプリッタ6、レン
ズ7A、レンズ7Bを介して、略並行の状態で本装置の
外部へ出射される。
【0022】このように光空間伝送装置1から出射され
たレーザ光は、大気を伝送媒体として、他の光空間伝送
装置に伝送される。
【0023】また、他の光空間伝送装置から入射したレ
ーザ光は、レンズ7B、レンズ7A、ビームスプリッタ
6、レンズ5Bを介して、フォトダイオード8に照射さ
れる。
【0024】フォトダイオード8は、照射されたレーザ
光を受光して電気信号に変換し、受光したレーザ光に応
じた受光信号を受信信号処理部9に送る。
【0025】受信信号処理部9は、受光信号のレベル調
整及び復調処理を行い、伝送されたメインデータ及びサ
ブデータを検出する。
【0026】このような光空間伝送装置1により検出さ
れたメインデータ及びサブデータは、外部装置に送られ
る。
【0027】つぎに、上記受信信号処理部9の内部回路
についてさらに詳細に説明する。
【0028】受信信号処理部9のブロック図を図2に示
す。
【0029】受信信号処理部9は、この図2に示すよう
に、プリアンプ11A及びアテネータ11Bから構成さ
れる低速オートゲインコントロール(AGC)回路11
と、中間アンプ12と、高速オートゲインコントロール
(AGC)回路13と、復調回路14と、検波制御回路
15とから構成されている。
【0030】受信信号処理部9には、フォトダイオード
8から受信信号が送られる。この受信信号には、空気温
度差による屈折率の変化、ビームダンシング、錯乱など
による減衰等のシンチレーションの揺らぎの影響による
40dB(−20dB〜+20dB)程度のレベル変動
と、伝送媒体となる大気の天候の変化の影響による60
dB(0dB〜+60dB)程度のレベル変動とが含ま
れており、合計で100dB(−20dB〜80db)
のレベル変動が生じる。受信信号処理部9には、例え
ば、電圧レベルで−70dBm〜+10dBm(負荷5
0Ω)で変動する受信信号が入力される。
【0031】フォトダイオード8から送られた受信信号
は、低速AGC回路11に供給される。低速AGC回路
11は、受信信号を電流/電圧変換するとともに、検波
制御部15からの制御信号である低速ゲインコントロー
ル信号に応じて、供給された受信信号の電圧レベルが一
定となるようにゲインを自動調整する。この低速AGC
回路11のゲインの調整幅は、0dB〜+60dBであ
る。
【0032】低速AGC回路11により電圧レベルが調
整された受信信号は、中間アンプ12に供給される。
【0033】中間アンプ12は、受信信号を一定の増幅
率で増幅し、電圧の変動幅が0.5v〜3.5vとなる
ような受信信号を出力する。中間アンプ12により増幅
された受信信号は、高速AGC回路13及び検波制御回
路15に供給される。
【0034】高速AGC回路13は、出力する信号の電
圧レベルが一定となるように、検波制御部15からの制
御信号である高速ゲインコントロール信号に応じて、中
間アンプ12から供給された受信信号のゲインを自動調
整する。この高速AGC回路13のゲインの調整幅は、
−20dB〜+20dBであり、この低速AGC回路1
1から出力される受信信号のレベルは、2v一定とな
る。
【0035】高速AGC回路13により電圧レベルが一
定となるように自動調整された受信信号は、復調回路1
4に供給される。
【0036】復調回路14は、497MHzの搬送波を
中心周波数としてbksk変調されたメインデータを復
調する。また、復調回路14は、5.5MHzの搬送波
を中心周波数としてFM変調されたサブデータを復調す
る。復調回路14は、復調したメインデータ及びサブデ
ータを出力端子16,17を介して外部装置に出力す
る。
【0037】検波制御回路15には、中間アンプ12の
出力端子から受信信号が供給される。この検波制御回路
15は、中間アンプ12から供給された受信信号を低周
波成分と高周波成分とを分離する。検波制御回路15
は、分離した低周波成分を低速ゲインコントロール信号
として低速AGC回路11に供給し、また、分離した高
周波成分を高速ゲインコントロール信号として高速AG
C回路13に供給する。
【0038】受信信号には、大気の天候変化の影響によ
る60dB程度の電圧レベルの変動が生じるが、この大
気の天候変化の影響による変動成分は低周波成分に含ま
れている。そのため、受信信号から低周波成分を検出す
ることにより、受信信号から大気の変動成分を取り出す
ことができる。そして、検波制御回路11が検出した受
信信号の低周波成分を低速ゲインコントロール信号とし
て低速AGC回路11に供給し、低速AGC回路11が
この低速ゲインコントロール信号が一定となるように増
幅率を可変する。このことにより、受信信号処理部9で
は、大気の天候変化の影響による60dB程度の受信信
号の電圧レベルの変動を、低速AGC回路11により吸
収し、受信信号の電圧レベルを一定にすることができ
る。
【0039】また、受信信号には、空気温度差による屈
折率の変化、ビームダンシング、錯乱などによる減衰等
のシンチレーションの揺らぎの影響による40dB(−
20dB〜+20dB)程度の電圧レベルの変動が生じ
るが、このシンチレーションの揺らぎの影響による変動
成分は上記大気の天候変化の影響に対して高周波成分に
含まれている。そのため、受信信号から高周波成分を検
出することにより、受信信号からシンチレーションの変
動成分を取り出すことができる。そして、検波制御回路
11が検出した受信信号の高周波成分を高速ゲインコン
トロール信号として高速AGC回路13に供給し、高速
AGC回路13がこの高速ゲインコントロール信号の変
動に応じて増幅率を可変する。このことにより、受信信
号処理部9では、シンチレーションの影響による±20
dB程度の受信信号の電圧レベルの変動を、高速AGC
回路13により吸収し、受信信号の電圧レベルを一定に
することができる。
【0040】なお、高速AGC回路13は、入力電圧の
変動に応じて出力電圧が一定になるようにゲインを可変
するフィードフォワード制御となっている。そのため、
高速AGC回路13は、入力電圧が低い場合には、ゲイ
ンの制御電圧を高くして、増幅率を高くするように動作
し、また、入力電圧が高い場合には、ゲインの制御電圧
を低くして、増幅率を低くするように動作する。具体的
に、高速AGC回路13の入力電圧とゲインとの関係を
図3に示す。
【0041】次に、検波制御回路15の回路構成の一例
を図4に示す。
【0042】検波制御回路15は、図4に示すように、
中間アンプ12の出力端子から供給される受信信号を整
流するダイオード21と、ダイオード21により整流さ
れた受信信号の低周波成分をフィルタリングするローパ
スフィルタ22と、ローパスフィルタ22の出力を増幅
して低速ゲインコントロール信号を低速AGC回路11
に供給するアンプ23と、ダイオード21により整流さ
れた受信信号の高周波成分をフィルタリングするハイパ
スフィルタ24と、ハイパスフィルタ24の出力を増幅
して高速ゲインコントロール信号を高速AGC回路13
に供給するアンプ25とから構成される。
【0043】ローパスフィルタ22は、上述したように
受信信号の天候の変化の影響による変動成分を検出し、
且つ、シンチレーションの影響による変動成分を除くカ
ットオフ周波数を有していればよい。シンチレーション
の影響による変動成分は一般に2kHz〜200Hzの
周波数帯域に生じる。従って、ローパスフィルタ22の
カットオフ周波数は、例えば100Hz程度として、2
00Hz以上の高域の周波数成分をカットするようにす
る。
【0044】ハイパスフィルタ24は、上述したように
受信信号のシンチレーションの影響による変動成分を検
出し、且つ、天候の変化の影響による変動成分を除くカ
ットオフ周波数を有していればよい。従って、ハイパス
フィルタ24のカットオフ周波数は、例えば200Hz
程度として、100Hz以下の低域の周波数成分をカッ
トするようにする。
【0045】検波制御回路15は、このようにローパス
フィルタ22及びハイパスフィルタ24により受信信号
を分離して、低速AGC回路11と高速AGC回路13
とをそれぞれ独立に制御する。
【0046】以上のように本発明の実施の形態の光空間
伝送装置1では、シンチレーションの影響による受信信
号のレベル変動を吸収する高速AGC回路13と、天候
の変換の影響による受信信号のレベル変動を吸収する低
速AGC回路11とを独立に設けている。
【0047】そのため、この光空間伝送装置1では、そ
れぞれのAGC回路のカバーレンジが低くなり、安定し
た動作をすることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明にかかる光空間伝送装置では、天
候の変化の影響によるレベル変動を調整する手段と、シ
ンチレーションの影響によるレベル変動を調整する手段
とをそれぞれ別途設けて、互いに独立にレーザ光のレベ
ル調整を行う。このことにより、シンチレーションによ
る信号レベルの変化と天候変換による信号レベルの変化
を効率よく吸収して、安定した光空間伝送を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光空間伝送装置のブロッ
ク図である。
【図2】上記光空間伝送装置の受信信号処理部のブロッ
ク図である。
【図3】上記受信信号処理部の高速オートゲインコント
ロール回路のゲイン特性を示す図である。
【図4】上記受信信号処理部の検波制御回路の一例を示
す回路図である。
【図5】レーザ光を用いた情報の光空間伝送を説明する
図である。
【符号の説明】
1 光空間伝送装置、2 送信信号処理部、4 レーザ
発振器、8 フォトディテクタ、9 受信信号処理部、
11 低速オートゲインコントロール回路、13 高速
オートゲインコントロール回路、14 復調回路、15
検波制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/14 10/06 10/04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を変調して外部に出射すること
    により情報を送信する送信部と、外部から入射されたレ
    ーザ光を受光して受信信号を生成しその受信信号を復調
    することにより情報を受信する受信部とを有し、レーザ
    光を用いた光空間伝送を行う光空間伝送装置において、 受光したレーザ光を光電変換して受信信号を生成する光
    電変換手段と、 上記光電変換手段により生成された受信信号を増幅する
    第1の増幅手段と、 上記第1の増幅手段により増幅された受信信号を増幅す
    る第2の増幅手段と、 上記第1の増幅手段により増幅された受信信号の低周波
    成分を検出し、検出した低周波成分に基づき上記第1の
    増幅手段の出力が一定となるように上記第1の増幅手段
    の増幅度を制御する第1の制御手段と、 上記第1の増幅手段により増幅された受信信号の高周波
    成分を検出し、検出した高周波成分に基づき上記第2の
    増幅手段の出力が一定となるように上記第2の増幅手段
    の増幅度を制御する第2の制御手段とを備える光空間伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の制御手段は、レーザ光を伝送
    する空間の天候変化に応じて変化する成分を検出して、
    この天候変化に応じて変化する成分に基づき上記第1の
    増幅手段の出力が一定となるように上記第1の増幅手段
    の増幅度を制御することを特徴とする請求項1記載の光
    空間伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の制御手段は、上記第1の手段
    により増幅された受信信号の100Hz以下の成分を検
    出することを特徴とする請求項2記載の光空間伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第1の制御手段は、0dB〜60d
    Bのゲイン幅で上記第1の増幅手段の増幅度を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の光空間伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の制御手段は、レーザ光のシン
    チレーションに応じて変化する成分を検出して、このシ
    ンチレーションに応じて変化する成分に基づき上記第2
    の増幅手段の出力が一定となるように上記第2の増幅手
    段の増幅度を制御することを特徴とする請求項1記載の
    光空間伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記第2の制御手段は、上記第1の増幅
    手段により増幅された受信信号の200Hz以上の成分
    を検出することを特徴とする請求項5記載の光空間伝送
    装置。
  7. 【請求項7】 上記第2の制御手段は、−20dBから
    20dBのゲイン幅で上記第2の増幅手段の増幅度を制
    御することを特徴とする請求項6記載の光空間伝送装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014165644A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Nec Corp 光受信器および光受信方法
JP2020014227A (ja) * 2014-01-10 2020-01-23 パルマー ラボ,エルエルシー 発散ビーム通信システム

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