JPH10303820A - Apdを用いた光受信器 - Google Patents

Apdを用いた光受信器

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JPH10303820A
JPH10303820A JP9117424A JP11742497A JPH10303820A JP H10303820 A JPH10303820 A JP H10303820A JP 9117424 A JP9117424 A JP 9117424A JP 11742497 A JP11742497 A JP 11742497A JP H10303820 A JPH10303820 A JP H10303820A
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JP
Japan
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apd
signal
level
input
bias voltage
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JP9117424A
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English (en)
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Tomohiro Chiyuuzenji
知広 中善寺
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 APDを用いた光受信器において、異常な信
号が入力しAPDを破損するバイアス電圧がAPDに加
わることを防止する。 【解決手段】 光信号入力を光カプラ1により主信号と
モニタ信号とに分岐し、主信号は前置増幅器6及びAG
C増幅器7を介してタイミン抽出回路9及び識別再生回
路8に出力する。また、AGC増幅器7からその入力信
号レベルに相当する帰還信号を出力しAPDバイアス回
路5を介してAPD2のバイアス電圧としてフィードバ
ックする。光信号レベルの過小によるAGCの過大なバ
イアス電圧及び光信号のレベルの過大によるAPD2の
過度の光電流の何れの場合にもAPD2を破損させるこ
とがないように、レベル検出器4で前記モニタ信号を検
出し、過大又は過小の光信号入力に対してAPDバイア
ス回路5を制御して前記バイアス電圧をAPDを破損し
ない電圧値に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信伝送系にお
けるアヴァランシェ・フォトダイオード(「APD」と
いう。)を用いた光受信器に関する。
【0002】
【従来の技術】APDを用いた光受信器の従来例の一つ
として図2にそのブロック図を示す。
【0003】同図において、光信号入力は、APD
(2)により光/電気変換され、出力の電流信号は前置
増幅器(6)により電圧信号に変換される。前置増幅器
(6)の出力は、AGC増幅器(7)によりデータ識別
に最適な振幅にまで増幅され、識別再生回路(8)とタ
イミング抽出回路(9)に入力される。タイミング抽出
回路(9)はデータ信号のビットレートに対応したクロ
ック信号を生成して出力する。識別再生回路(8)はタ
イミング抽出回路(9)で生成されたクロック信号に同
期したデータ信号を出力する。
【0004】また、AGC増幅器(7)は、入力される
信号のレベルを検出し、APDバイアス回路(5)にそ
の信号(帰還信号)を出力する。APDバイアス回路
(5)は、前記AGC増幅器(7)からの帰還信号によ
りAPD(2)に加わるバイアス電圧を調整する。
【0005】AGC増幅器(7)に入力される信号レベ
ルが小さくデータ識別に最適な振幅にまで増幅するのに
ゲインが不十分であるときは、APD(2)のバイアス
電圧を大きくすることでAPD(2)の増倍率を増加さ
せ、データ識別に十分な振幅が得られるまでAGC増幅
器(7)に入力されるレべルを大きくする。反対にAG
C増幅器(7)に入力されるレベルが大きすぎて、デー
タ識別に最適な振幅にするのにゲインを調整できないと
き、APD(2)に加わるバイアス電圧を小さくするこ
とでAPD(2)の増倍率を下げ、調整可能なレベルの
信号がAGC増幅器(7)に入力されるようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のAPDを用いた
光受信器は、AGC増幅器からの帰還信号だけでAPD
に加わるバイアス電圧を制御するように構成されてお
り、APDに対する光信号入力レベルが過小もしくは過
大であったときへの対応がなされていない。
【0007】したがって、従来のAPDを用いた光受信
器においては、非常に小さい光信号が入力されたときA
PDの増倍率を上げるために過大なバイアス電圧が加わ
りAPDを破損する危険性がある。また同様に、非常に
大きな光信号が入力された場合も過大な光電流が流れて
APDを破損する危険性があるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、APDを用いた光受信器
において、上記のような異常な信号が入力しAPDを破
損するバイアス電圧がAPDに加わることを防止するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は以下の手段を有する。即ち、AGC制御系を有
するAPDを用いた光受信器において、前記APDの出
力を電圧信号に変換する前置増幅器と、前記前置増幅器
の出力を増幅するAGC増幅器と、前記AGC増幅器か
らの帰還信号に基づき前記APDのバイアス電圧を制御
するAPDバイアス回路と、前記APDへの光信号レベ
ルに基づいて前記APDバイアス回路を制御する制御回
路とを有する。
【0010】前記制御回路は、バイアス電圧がAPDを
破損する電圧にならないようにAPDバイアス回路を制
御する。
【0011】前記制御回路は、第1のリファレンスレベ
ルと前記第1のリファレンスレベルより高い第2のリフ
ァレンスレベルが設定されたコンパレータを有し、各リ
ファレンスレベルは、APDを破損しない光信号レベル
に対応した範囲に設定される。APDに入力された光信
号レベルが前記範囲内である場合には、前記AGC増幅
器からの帰還信号に基づいて前記APDのバイアス電圧
を制御し、前記範囲外の場合には前記APDのバイアス
電圧を固定電圧とする。
【0012】本発明は前記手段により、APDに入力さ
れる光信号のレベルをモニタし、光信号レべルに応じた
バイアス電圧がAPDを破損しない範囲にあるかどうか
を判別する。光信号レベルがAPDを破損しない範囲か
ら外れていると判断した場合、APDに加わるバイアス
電圧があらかじめ設定したAPDを破損しない電圧値に
固定することで、非常に小さいまたは大きい光信号がA
PDに入力された場合にAPDの破損を防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1に示
すブロック図を用いて説明する。
【0014】光信号入力は、光カプラ(1)により分岐
され、一方は主信号としてAPD(2)に、他方はモニ
タ信号としてPINフォトダイオード(「PIN-P
D」という。)(3)に入力される。APD(2)に入
力された信号は光/電気変換され、出力の電流信号は前
置増幅器(6)により電圧信号に変換される。前置増幅
器(6)の出力は、AGC増幅器(7)によりデータ識
別に最適な振幅にまで増幅され、識別再生回路(8)と
タイミング抽出回路(9)に入力される。タイミング抽
出回路(9)からはデータ信号のビットレートに応じた
クロック信号が出力される。識別再生回路(8)からは
タイミング抽出回路(9)からのクロック信号と同期が
とれたデータ信号が出力される。また、AGC増幅器
(7)は、入力信号のレベルに応じた帰還信号をAPD
バイアス回路(5)に出力する。APDバイアス回路
(5)は、前記帰還信号に応じてAPD(2)に加わる
バイアス電圧を調整する。
【0015】PIN-PD(3)は、モニタ信号として
入力された光信号を光/電気変換し、入力レベルに応じ
た信号をレベル検出器(4)に出力する。レベル検出器
(4)は、信号のレベルを検出し、設定された範囲内の
レベルであればLowレベル信号を出力し、範囲外の場
合はHighレベル信号を出力するようにリファレンス
電圧が設定されている。
【0016】入力される光信号のレベルが小さい場合、
AGC増幅器(7)からの帰還信号により、APDバイ
アス回路(5)はバイアス電圧を上げるように制御さ
れ、その結果APD(2)の増倍率が大きくなる。この
とき、入力レベルが過小であるとAPD(2)に過大な
バイアス電圧がかかり破損してしまう可能性がある。ま
た、入力レベルが過大であるとAPD(2)に流れる光
電流が大きくなりすぎて同様にAPD(2)を破損して
しまう可能性がある。前述のレベル検出器(4)のリフ
ァレンス電圧の設定は、このAPD(2)を破損しない
光入力レベルに対応した範囲とする。
【0017】すなわち、APD(2)を破損する可能性
のある過大なもしくは過小な光信号が入力された場合
は、レベル検出器(4)はHighレベル信号を出力す
る。破損する可能性がない信号が入力された場合はLo
wレベル信号を出力する。
【0018】APDバイアス回路(5)は、レベル検出
器(4)からの信号がHighレベルである時は、あら
かじめ設定されているAPD(2)を破損しないバイア
ス電圧をAPD(2)に加えるように制御され、逆にL
owレベル信号である時は、AGC増幅器(7)からの
帰還信号により入力レベルに応じてバイアス電圧を調整
するように制御される。
【0019】以上の構成、動作により、過大なもしくは
過小なレベルの光信号が入力された場合でも、過大なバ
イアス電圧が加わることや過大な光電流が流れることで
APD(2)が破壊されてしまうことを防ぐことができ
る。
【0020】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例を図3に示すブ
ロック図を用いて説明する。入力された波長1.55μ
mの光信号は、主信号対モニタ信号の比が10:1の光
カプラ(1)により分岐され、主信号は、超格子APD
(2)に、モニタ信号は、PIN-PD(3)に入力さ
れる。主信号はAPD(2)により光/電気変換され、
その電流信号は前置増幅器(6)により電圧信号に変換
される。前置増幅器(6)の出力は、最大ゲイン20d
BのAGC増幅器(7)によりデータ識別に最適な60
0mVp-p程度の振幅に増幅され、識別再生回路
(8)とタイミング抽出回路(9)に入力される。識別
再生回路(8)から約1Vp-pのデータ信号が、クロ
ック抽出回路(9)から約1Vp-pのクロック信号が
出力される。
【0021】また、AGC増幅器(7)は、入力された
信号をデータ識別に最適な振幅に増幅することができる
ようにAPDバイアス回路(5)にその入力信号レベル
に応じた帰還信号を出力し、これによりAPDバイアス
回路(5)は、APD(2)に加わるバイアス電圧を調
整してAPD(2)の増倍率を変える。
【0022】例えば、AGC増幅器(7)は、データ識
別の最適振幅まで増幅するにはゲインが足りない50m
Vp-p程度の小さい信号が入力した場合は、APDバ
イアス回路(5)はAPD(2)に加わるバイアス電圧
を大きくするように制御しAPD(2)の増倍率を大き
くする。また反対に、AGC増幅器(7)は、最適振幅
にコントロールできない800mVp-p程度の大きな
信号が入力された場合は、APDバイアス回路(5)
は、APD(2)に加わるバイアス電圧を小さくするよ
うに制御しAPD(2)の増倍率を小さくする。
【0023】一方、モニタ信号はPIN-PD(3)に
より光/電気変換され、I/V変換器(10)で電圧信
号に変換される。I/V変換器(10)の出力は前記レ
ベル検出器(4)としてウインドコンパレータ(11)
に入力され、該ウインドコンパレータ(11)により信
号レベルが検出される。
【0024】APD(2)が破損しない光入力レベルが
−33dBm〜−5dBmの範囲とすると、ウインドコ
ンパレータ(11)は、−33dBm以下及び−5dB
m以上のレベルの光信号がAPD(2)に入力する場合
に、その出力がHighレベルを出力するようにリファ
レンス電圧が設定される。
【0025】APDバイアス回路(5)は、ウインドコ
ンパレータ(11)の出力を受け、該出力がLowレベ
ルの場合は、AGC増幅器(7)からの帰還信号により
APD(2)に加わるバイアス電圧を調整し、また、H
ighレベルの場合は、AGC増幅器(7)からの帰還
信号にかかわらずAPD(2)に加える電圧をAPD
(2)を破損しないバイアス電圧に固定する。
【0026】図5(a)は、前記設定による光入力レベ
ルに対するAPDバイアス電圧の制御の一例を示す図で
ある。
【0027】例えば、光カブラ(1)に−35dBmと
非常に小さな光信号が入力された場合は、該入力は前記
設定範囲外であるためウインドコンパレータ(11)は
Highレベル信号を出力する。APDバイアス回路
(5)はこの信号によりAPD(2)に加えるバイアス
電圧を−10V(増倍率=1に相当)に固定するように
動作する。また、光カプラ(1)に−20dBmの光信
号が入力された場合は、前記設定範囲内であるためウイ
ンドコンパレータ(11)はLowレベル信号を出力
し、APDバイアス回路(5)はAGC増幅器(7)の
出力によりAPD(2)に加えるバイアス電圧を調整す
るように動作する。以上のようなAPDバイアス回路
(5)の動作により、APD(2)に加わるバイアス電
圧が調整され、これによりAPD(2)を破損する可能
性があるレベルの光信号に対してAPD(2)を保護す
ることが可能となる。
【0028】次に、図4に示すブロック図を用いて本発
明の第2の実施例を説明する。本実施例は、受信利得制
御の基本的構成と扱う光信号の波長及び信号レベルは第
1の実施例と同様である。また、本実施例は、APD
(2)のバイアス電圧の制御方法及びPIN-PD
(3)、APDバイアス回路(5)、I/V変換器(1
0)、コンパレータA(12)、コンパレータB(1
3)及び判別器(14)からなるAPD(2)のバイア
ス電圧の制御回路の構成が第1の実施例と異なる。即
ち、本実施例は、波長1.55μm光信号入力を光カカ
プラ(1)により主信号とモニタ信号とに分岐し、主信
号は前置増幅器(6)及びAGC増幅器(7)を介して
識別最適レベルとし、タイミング抽出回路(9)でタイ
ミング信号を抽出し識別再生回路(8)でデータ信号を
出力する。また、AGC増幅器(7)からその入力信号
レベルに相当する帰還信号をAPDバイアス回路(5)
に出力し、APD(2)に加わるバイアス電圧を調整し
てAPD(2)の増倍率を変える点で第1の実施例と同
様である。
【0029】本実施例においては、I/V変換器(1
0)の出力はコンパレータA(12)とコンパレータB
(13)に入力され、それぞれで入力信号のレベルが検
出される。APD(2)を破損しない光入力レベルの範
囲を−33dBm〜−5dBmとし、コンパレータA
(12)のリファレンス電圧はAPD(2)に−5dB
mの光信号が入力された場合に相当する電圧が、コンパ
レータB(13)のリファレンス電圧はAPD(2)に
−33dBmの光信号が入力された場合に相当する電圧
が設定される。コンパレータA(12)では、設定され
たリファレンス電圧よりコンパレータA(12)に入力
された信号のレベルが大きい場合、Highレベル信号
を出力し、小さい場合Lowレベル信号を出力する。ま
たコンパレータB(13)では、設定されたリファレン
ス電圧よりコンパレータB(13)に入力された信号の
レベルが大きい場合、Lowレべル信号を出力し、小さ
い場合Highレベル信号を出力する。
【0030】以上の動作により、APD(2)に入力さ
れた光パワが−5dBmより大きい場合、コンパレータ
A(12)よりHighレべル信号、コンパレータB
(13)よりLowレベル信号が、−33dBmより小
さい場合、コンパレータA(12)よりLowレベル信
号、コンパレータB(13)よりHighレベル信号が
出力される。また、−33dBm〜−5dBmの範囲内
である場合、コンパレータA(12)及びコンパレータ
B(13)ともにLowレベル信号が出力される。コン
パレータA(12)及びコンパレータB(13)の出力
は判別器に入力される。判別器では、コンパレータA
(12)及びコンパレータB(13)の出力の論理操作
を行い、APD(2)に入力された光レベルが、過大
(−5dBmより大きい)か、過小(−33dBmより
小さい)か、正常(−33dBm〜−5dBm)かを判
別し、その結果をAPDバイアス回路(5)に出力す
る。APDバイアス回路(5)では、判別器(14)の
判定結果に基づきAPDのバイアス電圧を御する。
【0031】図5(b)は、本実施例における光入力レ
ベルに対するAPDバイアス電圧の制御の一例を示す図
である。
【0032】APDバイアス回路(5)では、判別器
(14)から「正常」という結果が出力された場合、A
GC増幅器(7)からの制御を受けてAPD(2)に加
えるバイアス電圧を調整する。「過大」という結果が出
力された場合、AGC増幅器(7)からの制御は受け
ず、APD(2)に加えるバイアス電圧を−10V(増
倍率=1)に固定する。ただし、バイアス電圧の−10
Vは、非常に大きな光レベルが入力しても光電流を小さ
く抑えられる電圧とする。これにより過大な入力レベル
が入力された時に過大な光電流が流れることでAPD
(2)が破損することを防ぐ。「過小」という結果が出
力された場合、APD(2)に加えるバイアス電圧を−
20Vに固定する。ただし、バイアス電圧の−20Vは
APD(2)のブレーク電圧より数V絶対値が小さい値
とする。これにより過小な入力レベルがAPD(2)に
入力された時でも、増倍率を大きくするためにバイアス
電圧がAPD(2)のブレーク電圧を超えてしまうこと
を防ぐ。
【0033】以上のようにAPDバイアス回路(5)が
制御され、APD(2)に加わるバイアス電圧が調整さ
れる。これによりAPD(2)を破損する可能性のある
光信号が入力されてもAPD(2)の破損を防止するこ
とができる。
【0034】上述の実施例においては、過小及び過大の
光入力レベルのときにAPDの破損を防止するため、A
PDバイアス電圧を、AGC増幅器の帰還信号に基づく
APDバイアス電圧の制御範囲の上限又は下限値をAP
Dバイアス電圧とする例で説明したが、固定電圧値とし
ては当該光入力レベルにおいてAPDが破損しない電圧
値であればよく、APDの特性に応じて適宜前記上限又
は下限より低い電圧に設定しうることは明かである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、APDを用いた光受信器にお
いて、APDに印加されるバイアス電圧の範囲をあらか
じめ設定しておき、光入力信号をモニタしてバイアス電
圧が前記範囲から外れないように制御するようにしてい
るので、APDが破損する可能性があるバイアス電圧が
APDに印加されないようにすることができる。したが
って、光信号入力が非常に小さい場合や、非常に大きい
場合にAPDに過大なバイアス電圧がかかったり、過大
な光電流が流れてAPDが破損するような事態を防止す
ることができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAPDを用いた光受信器の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】従来のAPDを用いた光受信器を示すブロック
図である。
【図3】本発明のAPDを用いた光受信器の第1の実施
例である。
【図4】本発明のAPDを用いた光受信器の第2の実施
例である。
【図5】本発明の実施例のAPDバイアス電圧の制御の
態様を示す図である。
【符号の説明】
1 光カプラ 2 APD 3 PIN-PD 4 レベル検出器 5 APDバイアス回路 6 前置増幅器 7 AGC増幅器 8 識別再生回路 9 タイミング抽出回路 10 I/V変換回路 11 ウインドコンパレータ 12 コンパレータA 13 コンパレータB 14 判別器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03K 17/78 H04B 9/00 Y H04B 1/18 10/28 10/26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AGC制御系を有するAPDを用いた光
    受信器において、 前記APDの出力を電圧信号に変換する前置増幅器と、
    前記前置増幅器の出力を増幅するAGC増幅器と、前記
    AGC増幅器からの帰還信号に基づき前記APDのバイ
    アス電圧を制御するAPDバイアス回路と、前記APD
    への光信号レベルに基づいて前記APDバイアス回路を
    制御する制御回路とを有し、APDの破損を防止するこ
    とを特徴とするAPDを用いた光受信器。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、バイアス電圧がAPD
    を破損する電圧を超えないようにAPDバイアス回路を
    制御することを特徴とする請求項1記載のAPDを用い
    た光受信器。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、光信号レベルを検出し
    光信号レベルが過大又は過小状態のときにバイアス電圧
    を所定値に固定するように前記APDバイアス回路を制
    御することを特徴とする請求項1又は2記載のAPDを
    用いた光受信器、
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、第1のリファレンスレ
    ベルと前記第1のリファレンスレベルより高い第2のリ
    ファレンスレベルが設定されたコンパレータを有し、光
    信号レベルが第1及び第2のリファレンスレベルの範囲
    内に対応したレベルの場合には前記帰還信号に基づき前
    記APDのバイアス電圧を制御し、前記範囲外に対応し
    たレベルの場合には前記APDのバイアス電圧を固定電
    圧にすることを特徴とする請求項1又は2記載のAPD
    を用いた光受信器。
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